Cisco CRS-1 シリーズ キャリア ルーティング システム スタートアップ ガイド
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケー ジの追加およびアクティブ化
Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化

内容

ソフトウェア パッケージの概要

ソフトウェア パッケージ

Package Installation Envelope ファイル

使用可能なパッケージ

オプションの個別パッケージ

Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージ

パッケージのバージョン番号

メジャー リリース

マイナー リリース

メンテナンス リリース

ソフトウェア メンテナンス アップデート

SMU バージョン

複合 SMU

ソフトウェア パッケージの選択と入手

Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール

インストール可能な PIE ファイルの入手場所

フラッシュ disk1:(リムーバブル):インストール PIE ファイルのアーカイブ

ネットワーク サーバ:アップデートされた PIE ファイルのダウンロード

ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要

ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要

内部 disk0: へのソフトウェアの追加

ソフトウェアのアクティブ化

アクティブ ソフトウェア変更のコミット

1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化

カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化

カード タイプに対するアクティブ化

カードに対するアクティブ化

パッケージのアップグレード

パッケージのダウングレード

パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響

ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード

サポートされるファイル転送プロトコル

TFTP ダウンロードの構文

FTP ダウンロードの構文

RCP ダウンロードの構文

ネットワーク プロトコルのコマンド変数

ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除

パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順

非同期コマンドの実行

同期インストール オプション

アクティブ化による影響の確認

パッケージのバージョン変更による影響

前提条件

条件

手順

確認およびトラブルシューティング

アクティブなソフトウェアの表示

コミットされたソフトウェアの表示

コミットされたソフトウェアへのロール バック

Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加およびアクティブ化

Cisco IOS-XR ソフトウェアはモジュール構造のパッケージから構成されています。各パッケージは、ブート機能やそのパッケージ特有の機能を提供します。ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの管理に必要な概念およびタスクについて説明します。

内容

ここでは、次の内容について説明します。

「ソフトウェア パッケージの概要」

「ソフトウェア パッケージ」

「Package Installation Envelope ファイル」

「使用可能なパッケージ」

「パッケージのバージョン番号」

「ソフトウェア メンテナンス アップデート」

「ソフトウェア パッケージの選択と入手」

「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」

「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」

「ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要」

「ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要」

「内部 disk0: へのソフトウェアの追加」

「ソフトウェアのアクティブ化」

「アクティブ ソフトウェア変更のコミット」

「1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化」

「カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化」

「パッケージのアップグレード」

「パッケージのダウングレード」

「パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響」

「ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード」

「ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」

「パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順」

「パッケージのバージョン変更による影響」

「前提条件」

「条件」

「手順」

「例」

「確認およびトラブルシューティング」

「コミットされたソフトウェアへのロール バック」

ソフトウェア パッケージの概要

ここでは、ソフトウェア パッケージに関する次の項目について説明します。

「ソフトウェア パッケージ」

「Package Installation Envelope ファイル」

「使用可能なパッケージ」

「パッケージのバージョン番号」

「ソフトウェア メンテナンス アップデート」

ソフトウェア パッケージ

Cisco IOS-XR ソフトウェア は、モジュール構造の「パッケージ」を備えています。各パッケージには、ルーティング、セキュリティ、またはライン カード サポートなど、ルータ機能の特定の機能セットを実行するコンポーネントが含まれています。

パッケージのルータへの追加は、ルータのストレージ デバイス(内部フラッシュ disk0:)にパッケージ コンポーネントをコピーするだけのため、ルータの操作に影響を与えません。ルータ上でパッケージを機能させるには、1 つ以上のカードに対してパッケージを「アクティブ」にする必要があります。

デフォルトでは、パッケージをアクティブにすると、サポートされるすべてのカードに対してパッケージがアクティブになります。ただし、ルータの内部フラッシュ disk0: に複数のバージョンのパッケージを追加できるため、特定のカードまたはカード タイプに対してパッケージをアクティブにしたり、指定されたカードまたはカード タイプに必要なパッケージ(機能)だけを選択してアクティブにすることもできます。

パッケージをアップグレードするには、1 つ以上のカードで新しいバージョンのパッケージをアクティブにする必要があります。自動互換性チェックにパスすると、新しいバージョンがアクティブになり、古いバージョンは非アクティブとなります。

パッケージをダウングレードするには、古いバージョンのパッケージをアクティブにします。自動互換性チェックにパスすると、古いバージョンがアクティブになり、新しいバージョンは無効となります。

Package Installation Envelope ファイル

Package Installation Envelope(PIE)ファイルは、.pie の拡張子を持つインストール可能なソフトウェア ファイルです。PIE ファイルのソフトウェア コンポーネントは、 install add コマンドを使用してルータ上にコピーします。PIE には、単独のコンポーネント、コンポーネントのグループ(パッケージと呼ばれる)、またはパッケージのセット(複合パッケージと呼ばれる)が含まれます。PIE ファイルに特定のバグ修正ソフトウェアが含まれる場合は、Software Maintenance Update(SMU; ソフトウェア メンテナンス アップデート)と呼ばれます。

使用可能なパッケージ

図 6-1 に、使用可能な Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージを示します。

PIE ファイルの入手については、「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」を参照してください。

図 6-1 Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージ

 

オプションの個別パッケージ

表 6-1 に、個別にアクティブにできるオプションのパッケージを示します。

 

表 6-1 オプションのパッケージ

名前
説明

Manageability

CORBA エージェント、XML パーサ、HTTP サーバ、SNMP エージェント

MPLS

MPLS-TE、LDP、MPLS-TE リンク管理、MPLS 転送、MPLS 統計、光リンク管理、LMP、OUNI

Multicast

マルチキャスト ルーティング プロトコル(PIM、MSDP、IGMP、Auto-RP)、ツール(SAP、MTrace)、および インフラストラクチャ(MRIB、MURIB、MFWD)

Security

暗号化、復号化、IPSec、SSH、SSL、PKI のサポート

Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージ

表 6-2 に、Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージに含まれる、必須のコア パッケージを示します。

表 6-2 Cisco IOS-XR IP Unicast Routing Core Bundle 複合パッケージに含まれる必須パッケージ

名前
説明

OS

カーネル、およびシステムの初期起動に必要な変更が少ないコア ソフトウェア

Admin

パッケージのインストールおよびルータの管理に必要とされる基本ソフトウェア

Base

CLI プロンプトの出力などに必要とされる基本インフラストラクチャ。アラーム関連付け処理および syslog 機能などが含まれます。

Forwarding

FIB、ACL、パケット転送、および QoS

Line Card

ライン カードのドライバ

Routing

ルーティング プロトコル(BGP, OSPF, ISIS)、RIB、およびルーティング ポリシ エンジン

パッケージのバージョン番号

ソフトウェア パッケージのバージョンは、3 つのパートで構成された数字によって識別します(図 6-2 参照)。例: Manageability PIE hfr-mgbl-1.3.2 では、メジャー リリース バージョンは 1、マイナー リリース バージョンは 3、およびメンテナンス リリース バージョンは 2 であることを表します。

図 6-2 パッケージのバージョン番号

メジャー リリース

メジャー リリースは、1 つのパッケージ、または複数のパッケージにわたる機能セットに対して発生します。メジャー リリースはもっともリリース頻度が低く、一般的にルータのリロードを必要とする大幅な変更を含んでいます。

マイナー リリース

マイナー リリースは、1 つのパッケージのみの機能アップグレード版です。マイナー リリースは通常アプリケーション レベルで発生し、一部のルータ プロセスを再起動させますが、ルータのリロードは必要ありません。

メンテナンス リリース

メンテナンス リリースは、パッケージのバグ修正版です。メンテナンス リリースには、そのパッケージに対するリリース間の SMU が組み込まれています。

ソフトウェア メンテナンス アップデート

ソフトウェア メンテナンス アップデート(SMU)は、特定の障害または複数の障害に対する修正版の .pie ファイルで、他の .pie ファイルと同じ手順でインストールします。

SMU は緊急の問題に対応するように作成されており、一般的にルータの操作に大きな影響を与えない修正か、または新しい機能が含まれています。SMU のバージョンは、SMU がアップグレードするパッケージのバージョンと同期しています。

SMU は、メンテナンス リリースの代替ではありません。SMU は緊急の問題を迅速に解決するものです。SMU によって修正されたバグはすべて、メンテナンス リリースに組み込まれます。

SMU バージョン

SMU バージョンは、SMU と関連するソフトウェア パッケージとその SMU に対応する Distributed Defect Tracking System(DDTS)番号に基づいています。バージョンの表記形式は次のとおりです。

<パッケージ名>-<パッケージ バージョン>.<プライマリ DDTS>-<SMU バージョン番号>


) DDTS は、既存バグやこれらの問題の解決または回避策を追跡するために使用する手段です。


図 6-3 に、SMU のバージョン表示形式を示します。

図 6-3 SMU バージョン

 

次の例は、Base パッケージ バージョン 1.0.3 の DDTS CSCec98765 問題は、この SMU で解消されることを示しています。

 

SMU
SMU ファイル名

base-1.0.3.CSCec98765-1.0.0

hfr-base-1.0.3.CSCec98765.pie

複合 SMU

複合 SMU は、1 つ以上のソフトウェア パッケージに適用する SMU です。これらのファイルには、複合 SMU として識別する追加のプレフィックス「comp-」がついています。バージョン表示形式は次のとおりです。

comp- <複合番号>.<プライマリ DDTS>

図 6-4 に、複合 SMU のバージョン表示形式を示します。

図 6-4 複合 SMU のバージョン表示形式

 

次の例は、SMU の comp-001.CSCec98765 は、DDTS CSCec98765 で指定された複数のパッケージに変更を加えることを示しています。

 

複合 SMU
複合 SMU ファイル名

comp-001.CSCec98765

comp-hfr-001.CSCec98765.pie


) 複合番号は通常「comp-001」となります。これは、SMU がその DDTS に対して最初の SMU であることを意味します。同じ DDTS に対して複数の複合 SMUが必要とされるような稀なケースでは、2 つ目の複合バージョン番号が、「comp-002」としてリリースされます。前の例では、2 つ目の複合 SMU の「comp-002.CSCec98765」が DDTS CSCec98765 に対して作成されます。


ソフトウェア パッケージの選択と入手

ここでは、ソフトウェア パッケージの選択と入手に役立つ情報の詳細について説明します。

「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」

「インストール可能な PIE ファイルの入手場所」

Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール

http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールでは、単一のインターフェイスでソフトウェア アップグレードを表示できます。パッケージ名、リリース、およびプラットフォームでソフトウェアを表示および選択できます。また、ツールには、イメージおよび extensible markup language(XML)形式で提示する機能も含まれています。プラットフォーム、リリース、またはソフトウェア機能の選択は、任意のソフトウェアが見つかるまで、ユーザの選択に基づいて自動的に選択対象が絞られます。

インストール可能な PIE ファイルの入手場所

PIE ファイルは、リムーバブル フラッシュ ディスク(disk1:)やTFTP、FTP、または RCP ファイル サーバのいずれかに格納されます(図 6-5 参照)。

図 6-5 PIE インストール ファイルの置かれている場所および格納場所

 


) .vm の拡張子を持つファイルは、現在の Cisco IOS-XR ソフトウェアをすべて置き換えるためだけに使用されるブート可能なインストール ファイルです。これらのファイルは ROM モニタ(ROMMON)でインストールし、また、ルータのダウンタイムもかなり長くなります。シスコシステムズでは、ソフトウェア パッケージのインストールまたはアップグレードに関して、このマニュアルで説明されているように PIE ファイルだけを使用するようお勧めします。詳細については、付録 A「Cisco CRS-1 シリーズ ルータ ROM モニタ(ROMMON)ガイド」を参照してください。


フラッシュ disk1:(リムーバブル):インストール PIE ファイルのアーカイブ

リムーバブル フラッシュ ディスク(disk1:)は、PIE ファイルの格納に使用します。新しいシステムでは、PIE ファイルのアーカイブはディスクに収録し、内部フラッシュ ディスク(disk0:)への新しいソフトウェアの追加に使用します。

使用可能な PIE ファイルのリストの入手については、「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」 を参照してください。


) 内部フラッシュ ディスク(disk0:)はシステムで使用し、ユーザが操作することはできません。さらに、ハード ディスクはログ ファイルやユーザ ファイルなどのシステム ファイルの格納に使用します。インストール PIE ファイルの格納に使用することもありません。ルータのメモリおよびファイル ストレージ オプションの詳細については、「ファイル ストレージ」を参照してください。


ネットワーク サーバ:アップデートされた PIE ファイルのダウンロード

インストール可能な PIE ソフトウェア パッケージは、TFTP、FTP、または RCP サーバから disk1: 上のアーカイブへとダウンロードすることもできます。ネットワーク サーバの場所および利用については、システム管理者にお問い合わせください。パッケージをコピーまたはインストールするために使用するサポート済みのダウンロード プロトコルおよびコマンド構文については、「ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード」を参照してください。

ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要

ここでは、Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージに関する概念および主な手順について説明します。

ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要

内部 disk0: へのソフトウェアの追加

ソフトウェアのアクティブ化

アクティブ ソフトウェア変更のコミット

1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化

カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化

パッケージのアップグレード

パッケージのダウングレード

パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響

ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード

ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除

ルータでのソフトウェアの追加、アクティブ化、およびコミットの概要

図 6-6 に、ルータへのソフトウェアの追加、パッケージのアクティブ化、およびアクティブなソフトウェアをコミットするプロセスを示します。CLI コマンドは太字で示します。

図 6-6 Cisco IOS-XR ソフトウェア パッケージの追加、アクティブ化、およびコミットのプロセス

 

内部 disk0: へのソフトウェアの追加

install add コマンドは、PIE ファイルのを解凍し、プライマリ RP 上の disk0: へ PIE ファイル内のソフトウェアをコピーします。このプロセスは、ルータの操作に影響を与えません。次のコマンド構文を使用します。

install add pie-file to device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add disk1:/hfr-k9sec-p.pie-1.0.0 to disk0:


) ソフトウェア パッケージの複数のバージョンが、実行時設定に影響を与えることなくストレージ デバイスに追加されますが、パッケージの 1 つのバージョンだけがカードに対してアクティブにすることができます。


ソフトウェアのアクティブ化

ルータ上でソフトウェアを機能させるには、1 つ以上のカードに対してパッケージまたは SMU をアクティブにする必要があります。次のコマンド構文を使用します。

install activate device: package

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0

ソフトウェアをアクティブにする前に、コマンドの最後に test オプションを追加して、アクティブ化による影響を確認する必要があります。デフォルトでは、パッケージでサポートされているすべてのカードに対して、パッケージはアクティブとなります。また、パッケージは特定のカード タイプまたは特定のカードに対してアクティブにすることもできます。詳細については、「パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順」を参照してください。

Cisco IOS-XR ソフトウェアを操作するには、現在アクティブなソフトウェアとの互換性がある必要があります。アクティブ化を試みると、システムは自動的に互換性チェックを実行して、ソフトウェアがルータ上の他のアクティブなソフトウェアと互換性があるかを確認します。アクティブ化は、すべての互換性チェックを通過した後にのみ許可されます。


) アクティブ化による影響を確認するには、test オプションを入力して、ルータに影響を与えずに動作結果を表示します。


パッケージを選択および互換性情報を表示するオンライン リソースについては、「Cisco.com の IOS-XR Software Selector ツール」を参照してください。

アクティブ ソフトウェア変更のコミット

現在のアクティブなソフトウェアをルータのリロードによりシステムに組み込むには、 install commit コマンドを入力します。

install commit コマンドを実行すると、ルータが再度ブートされたときにアクティブ パッケージの現在のセットがアクティブになります。


) 現在のアクティブなソフトウェアが install commit コマンドでシステムで組み込まれる前にシステムが再起動した場合、すでにコミットされているソフトウェアのセットが使用されます。


1 つのコマンドでのパッケージの追加およびアクティブ化

install add コマンドに activate オプションを付けることによって 1 つのコマンドでパッケージを disk0: に追加し、アクティブ化できます。次のコマンド構文を使用します。

install add pie-file to device activate

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add disk1:/hfr-k9sec-p.pie-1.0.0 to disk0: activate

カード タイプまたはカードに対するソフトウェアのアクティブ化

ここでは、カード タイプまたは特定のカードに対するソフトウェアのアクティブ化または非アクティブ化について説明します。

カード タイプに対するアクティブ化

特定のカード タイプのすべてのカードに対するパッケージまたは SMU をアクティブ化するには、 card-type オプション付きで install activate コマンドを入力します。次のコマンド構文を使用します。

install activate device: package card-type type

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0 card-type OC3-POS-4

カードに対するアクティブ化

特定のカード(ノード)に対してパッケージまたは SMU をアクティブ化するには、 location オプション付きで install activate コマンドを入力します。次のコマンド構文を使用します。

install activate device: package location nodeID

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-rout-1.0.0 location 0/2/CPU0

パッケージのアップグレード

ルータ上で現在アクティブなパッケージをアップグレードするには、現在のバージョンがすでにアクティブとされている 1 つ以上のカードに対して、同じパッケージの新しいバージョンをアクティブにします(図 6-7 参照)。同じソフトウェア パッケージの古い方のバージョンが自動的に非アクティブとなります。これらの動作は、パッケージの互換性チェックを通過した後にのみ許可されます。

非アクティブなパッケージは、ストレージ デバイスから削除されません。非アクティブなパッケージをディスクから削除するには、 install remove コマンドを入力します。詳細については、「ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」を参照してください。


注意 ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードにより、プロセスが再起動または新しいプロセスが起動されます。test オプションを使用して、パッケージのアクティブ化による影響を確認してください。

図 6-7 マイナー リリースのパッケージのアップグレード例

 

パッケージのダウングレード

ソフトウェア パッケージをダウングレードするには、パッケージがすでにアクティブとなっている 1 つ以上のカードで古い方のバージョンをアクティブにします。同じソフトウェア パッケージの新しいバージョンが自動的に非アクティブとなります。これらの動作は、パッケージの互換性チェックに通過した後にのみ実行されます。

非アクティブなパッケージは、ストレージ デバイスから削除されません。非アクティブなパッケージをディスクから削除するには、 install remove コマンドを入力します。詳細については、「ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除」を参照してください。

パッケージのアクティブ化および非アクティブ化による影響

パッケージのアクティブ化または非アクティブ化は、システムにすぐに影響を与える場合があります。システムに与えられる影響は次のとおりです。

新しいプロセスが起動される場合がある。

実行プロセスが停止、または再起動される場合がある。

カードでのプロセスがすべて再起動される場合がある。カードのプロセスの再起動はソフト リセットと同じです。

カードがリロードされる場合がある。

影響なし:カードのプロセスは影響を受けません。


ヒント 実行システムに影響を与えることなく、コマンドによる影響を確認するには、test オプションを使用します。


ネットワーク サーバからのファイルのインストールまたはダウンロード

PIE ソフトウェア パッケージは、ネットワーク サーバから disk1: のアーカイブにダウンロード、または disk0: に直接インストールできます。ここでは、ネットワーク サーバからコピーまたはインストールするために使用するサポート済みダウンロード プロトコルおよびコマンド構文について説明します。

「サポートされるファイル転送プロトコル」

「TFTP ダウンロードの構文」

「FTP ダウンロードの構文」

「RCP ダウンロードの構文」

「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」


) 完全なパッケージのインストール手順については、「パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順」を参照してください。


サポートされるファイル転送プロトコル

PIE ファイルは、TFTP、FTP、または RCP プロトコルを使用してネットワーク サーバからダウンロードまたはインストールできます( 表 6-3 参照)。

 

表 6-3 Cisco IOS-XR ソフトウェアでサポートされるダウンロード プロトコル

プレフィックス
名前
説明

tftp:

トリビアル ファイル転送プロトコル

TFTP は、一般的には、クライアント認証(例えばユーザ名とパスワード)を使用せずに 1 台のコンピュータからもう 1 台のコンピュータへとネットワークを介してファイルを転送できる FTP の簡易バージョンです。


) 一部の Cisco IOS-XR イメージが 32 MB 以上となる場合があり、一部のベンダーによって提供される TFTP サービスは、この大きさのファイルをサポートしない場合があります。32 MB 以上のファイルをサポートする TFTP サーバへのアクセスがない場合は、FTP または RCP を使用してソフトウェア イメージをダウンロードしてください。


ftp:

ファイル転送プロトコル

TCP/IP プロトコル スタックの一部で、ユーザ名およびパスワードを必要とする FTP。

rcp:

リモート コピー プロトコル

RCP プロトコルは、信頼度の高いデータ配信を確実にする TCP を使用します。RCP ダウンロードにはユーザ名が必要です。

TFTP ダウンロードの構文

PIE ファイルを TFTP サーバからダウンロードまたはインストールするには、 表 6-4 に示すコマンドを入力します。

 

表 6-4 TFTP ダウンロードの構文

機能
説明

disk1: へのパッケージのコピー

次のコマンド構文を使用します。

copy tftp:// hostname または ipaddress / directory-path / pie-name target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# copy tftp://10.1.1.1/images/comp-hfr-full.pie disk1:

disk0: へのパッケージのインストール

次のコマンド構文を使用します。

install add tftp:// hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0:

disk0: へのパッケージのインストールとアクティブ化

次のコマンド構文を使用します。

install add tftp:// hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device activate

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0: activate

) 詳細については、「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」を参照してください。


FTP ダウンロードの構文

FTP では、ネットワーク サーバへの各 FTP リクエストでリモート ユーザ名およびパスワードを必要とします。パスワードが入力されない場合、ネットワーク デバイスは匿名 FTP を可能とします。

PIE ファイルを FTP サーバからダウンロードまたはインストールするには、 表 6-5 に示すコマンドを入力します。

 

表 6-5 FTP ダウンロードの構文

機能
説明

disk1: へのパッケージのコピー

次のコマンド構文を使用します。

copy ftp:// username : password @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# copy ftp://john:secret@10.1.1.1/images/comp-hfr-full.pie disk1:

disk0: へのパッケージのインストール

次のコマンド構文を使用します。

install add ftp:// username : password @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add ftp://john:secret@10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0:

disk0: へのパッケージのインストールとアクティブ化

次のコマンド構文を使用します。

install add ftp:// username : password @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device activate

例:

RP/0/RP0/CPU0:router#install add ftp://john:secret@10.1.1.1/images/hfr-k9sec-p.pie to disk0: activate

) コマンドの詳細については、「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」を参照してください。


RCP ダウンロードの構文

RCP ダウンロードにはユーザ名が必要です。

PIE ファイルを RCP サーバからダウンロードまたはインストールするには、 表 6-6 に示すコマンドを入力します。

 

表 6-6 RCP ダウンロードの構文

機能
説明

disk1: へのパッケージのコピー

次のコマンド構文を使用します。

copy rcp:// username @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# copy rcp://john@10.1.1.1/images/comp-hfr-full.pie disk1:

disk0: へのパッケージのインストール

次のコマンド構文を使用します。

install add rcp:// username @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add rcp://john@10.1.1.1/images/gsr-k9sec-p.pie to disk0:

disk0: へのパッケージのインストールとアクティブ化

次のコマンド構文を使用します。

install add rcp:// username @ hostname または ipaddress / directory-path / pie-name to target-device activate

例:

RP/0/RP0/CPU0:router# install add rcp://john@10.1.1.1/images/gsr-k9sec-p.pie to disk0: activate

) コマンドの詳細については、「ネットワーク プロトコルのコマンド変数」を参照してください。


ネットワーク プロトコルのコマンド変数

表 6-7 に、ネットワーク サーバからのパッケージのコピーまたはインストールに使用するコマンド変数を示します。

 

表 6-7 Cisco CRS-1 シリーズ ルータへの PIE ファイルのダウンロードまたはインストールに使用する変数

変数
説明

location

インストールする PIE ファイル(複合パッケージ)の場所。location オプションは次のとおりです。

disk1:

ftp://username:password@hostname または ipaddress/directory-path/

rcp://username@hostname または ipaddress/directory-path/

tftp://hostname または ipaddress/directory-path/

pie-file

インストールする PIE ファイル(パッケージ)の名前。使用可能な PIE ファイルの詳細については、「使用可能なパッケージ」を参照してください。

username

FTP および RCP だけに必要とされ、FTP サーバまたは RCP サーバ上の有効なユーザ名。

password

FTP だけに必要。パスワードが入力されない場合、ネットワーク デバイスは匿名 FTP を可能とします。

hostname または ipaddress

サーバのアドレス。

directory-path

指定されたディレクトリは、ユーザのホーム ディレクトリの下のディレクトリである必要があります。この項の RCP および FTP の例では、ダウンロードされるファイルがユーザ「john」のホーム ディレクトリ内の「images」というサブディレクトリにあります。


) FTP および RCP サービスの場合、<directory-path> は <username> のホーム ディレクトリに関連するディレクトリとなります。ディレクトリの絶対パスを指定する場合、サーバ アドレスの後に「/」を追加する必要があります。


target-device

disk0: PIE ファイルは、 install add コマンドで内部フラッシュ メモリ カード disk0: にインストールされます。disk0: は、インストールされたアクティブなソフトウェアだけに使用されます。

disk1: PIE ファイルは、 copy コマンドで disk1: のリムーバブル フラッシュ メモリ カードにコピーされます。disk1: は、インストール PIE ファイルのアーカイブの格納に使用されます。ファイルは disk1: にコピーされてから、disk0: にインストールされます。

ストレージ デバイスからの非アクティブなソフトウェアの削除

ストレージ デバイスからソフトウェア パッケージまたは SMU を削除するには、まずパッケージを非アクティブにして、そのパッケージが含まれないように新しいアクティブなソフトウェア セットをコミットします。

ソフトウェアを最初に非アクティブにし、新しいアクティブなソフトウェア セットをコミットする例を次に示します。新しいソフトウェア セットがコミットされると、パッケージをストレージ デバイスから削除できます。ストレージ デバイスから非アクティブなソフトウェアを削除する 3 ステップの手順を次に示します。

1. install deactivate package

2. install commit

3. install remove package

パッケージは、すべてのカードに対して非アクティブにされた場合に限り削除できます。Cisco IOS-XR ソフトウェアは、アクティブなパッケージの動作に必要とされるパッケージは非アクティブにできません。非アクティブ化を試みると、システムは他のアクティブなソフトウェアがそのパッケージのバージョンを必要としていないかを確認する自動チェックを実行します。非アクティブ化は、すべての互換性チェックを通過した場合にのみ許可されます。非アクティブ化による影響を確認するには、 test オプションを入力して、ルータに影響を与えずに動作結果を表示します。

パッケージの追加、アクティブ化、アップグレード、またはダウングレードの手順

次のタスクを実行する前に、「ソフトウェアの追加、アクティブ化、および非アクティブ化の概要」に記載されている概要を確認してください。さらに、次の情報を確認してパッケージのアクティブ化、アップグレード、またはダウングレードによる潜在的影響について理解してください。

「非同期コマンドの実行」

「アクティブ化による影響の確認」

「パッケージのバージョン変更による影響」

「前提条件」

「条件」

「手順」

非同期コマンドの実行

1 回に実行できる install コマンドは 1 つだけです。デフォルトでは、インストール操作が完了する前に CLI プロンプトが画面に表示され、インストール コマンド以外のコマンドを入力することができます。

最初の操作が完了する前に追加のインストール要求を試行した場合、そのインストール要求は実行されません。 show install request コマンドを入力して、実行している現在のインストール要求を表示してください。

同期インストール オプション

インストール操作が完了するまで CLI プロンプトの表示を遅らせるには、synchronous オプション付きで install コマンドを入力します。

例:

install add pie-file to device synchronous

install activate device: package synchronous

アクティブ化による影響の確認

パッケージのアクティブ化による影響を確認するには、 test オプション付きで install activate コマンドを入力します。 test は、ルータに影響を与えることなく操作結果を表示します。また、このオプションはその動作に対して「request ID」を割り当て、 show install log requestID コマンドでテスト操作の詳細を表示できます。

例:

1. install activate device: package test

2. show install log < requestID >

RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.2.0.CSCdy321- 1.0.0 test
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 9: Install operation 'activate disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy321-1.0.0 test' assigned request id: 9 Install 9: WARNING! No changes will occur due to 'test' option. Install 9: WARNING! The following is the predicted output for this install command. Install 9: Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks Install 9: [OK] Install 9: Checking API compatibility in software configurations... Install 9: [OK] Install 9: Updating software configurations.
Install 9: RP,LC:
Install 9: Activating hfr-mcast-1.2.0.CSCdy321-1.0.0
Install 9: WARNING! No incompatible configuration will be removed due to the 'test' option Install 9: Checking running configuration version compatibility with newly activated software ... Install 9: No incompatibilities found between the activated software and router running configuration. Install 9: Node 0/2/CPU0: No processes affected Install 9: Node 0/3/CPU0: No processes affected Install 9: Node 0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0 removed, 1 impacted)
Install 9: : 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1
updated, 0 added, 0 removed, 0 impacted)
Install 9: Activation operation successful.
Install 9: NOTE: The changes made to software configurations will not be Install 9: persistent across RP reloads. Use the command 'install commit' Install 9: to make changes persistent. Install 9: WARNING! No changes have occured due to 'test' option. Install 9: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations
 
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install o
perations until this operation is complete.
RP/0/RP0/CPU0:router#Install 6: Install operation 'activate disk0:hfr-r
out-1.0.0 test' assigned request id: 6
Install 6: WARNING! No changes will occur due to 'test' option.
Install 6: WARNING! The following is the predicted output for this install comma
nd.
Install 6: Activation request FAILED.
Install 6: 'Install Manager' detected the 'fatal' condition 'An attempt was made
to activate an active package.'
Install 6: WARNING! No changes have occured due to 'test' option.
 
RP/0/RP0/CPU0:router# show install log 9
 
Request id 9 by user_a at Fri Jun 04 05:28:38 2004:
1 package activated: disk0:hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.0.0 test
 
Summary:
Node 0/2/CPU0: No processes affected
Node 0/3/CPU0: No processes affected
Node 0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0 removed, 1 impacted)
: 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1 updated, 0 added, 0 removed, 0 impacted)
 
Status Information Logs:
 
WARNING! No changes will occur due to 'test' option.
WARNING! The following is the predicted output for this install command.
Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks
[OK]
Checking API compatibility in software configurations...
[OK]
Updating software configurations.
RP,LC:
Activating hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123-1.0.0
WARNING! No incompatible configuration will be removed due to the 'test' option
Checking running configuration version compatibility with newly activated software ...
No incompatibilities found between the activated software and router running configuration.
Node 0/2/CPU0: No processes affected
Node 0/3/CPU0: No processes affected
Node 0/RP0/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 0 added, 0 removed, 1 impacted)
: 1 hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123 processes affected (1 updated, 0 added, 0 removed, 0 impacted)
Activation operation successful.
NOTE: The changes made to software configurations will not be
persistent across RP reloads. Use the command 'install commit'
to make changes persistent.
WARNING! No changes have occured due to 'test' option.
 
Installation changes:
 
Installation changes on node 0/2/CPU0:
Replacing file: package_compatibility
 
Installation changes on node 0/3/CPU0:
Replacing file: package_compatibility
 
Installation changes on node 0/RP0/CPU0:
Replacing executable: clear_pim_client
Replacing and restarting process: pim
Replacing executable: show_ltrace_pim
Replacing executable: show_pim_client
Replacing file: package_compatibility
Replacing DLL: libpim_register_api.dll
Replacing DLL: pim_bag_desc.dll
Replacing file: pim_cmds.parser
Replacing file: ipv4_pim_action.schema
Replacing file: ipv4_pim_cfg.schema
Replacing file: ipv4_pim_oper.schema
Restarting process: msdp
 
Installation impact details:
 
Output format:
<Level> (<Impact>:<Note>) <Name> <Type>[package:component]
Level : the distance from the process along the DLL dependency
chain
Impact : a one character indication of how this server or DLL is
impacted:
C modified; A added; R removed; I impacted by its dependencies
Note : blank, or one of these annotations:
d duplicate (this DLL has already been listed previously for this
process)
s self-managing (this server self-manages changes in its dependencies
Name : the name of this server or DLL
Type : "server" or "DLL"
Package : the Package containing this server or DLL
Component: the source code component containing this server or DLL
Node class: YYY-XXXIface
2 node(s): 0/2/CPU0 0/3/CPU0
 
 
Node class: RP
1 node(s): 0/RP0/CPU0
 
2 Changed or Impacted Servers that will be restarted
0 (I: ) msdp server
[hfr-mcast:ipv4-msdp]
1 (C: ) libpim_register_api.dll DLL
[hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123:ipv4-pim]
0 (C: ) pim server
[hfr-mcast-1.2.0.CSCdy123:ipv4-pim]

パッケージのバージョン変更による影響

各パッケージのアップグレードは、パッケージのタイプおよびアップグレードがメジャー、マイナー、またはメンテナンス リリースであるかどうかによって、ルータの操作に異なる影響を与えます。

メジャー、マイナー、およびメンテナンス リリースによる一般的な影響の詳細については、「パッケージのバージョン番号」を参照してください。

アップグレードによる影響に関する特定の情報については、パッケージ リリースのリリース ノートを参照、および install active コマンドに test オプションを追加してパッケージのアクティブ化による影響をテストしてください。

また、IOS-XR Software Selector ツールには、互換性のあるパッケージのバージョンに関する情報があります。オンラインの互換性情報については、「ソフトウェア パッケージの選択と入手」を参照してください。

前提条件

パッケージの最初のアクティブ化は、サポートされるカード タイプのデフォルト セットに対して必ず行い、適切なルータ操作に必要なコンポーネントがサポートされるすべてのカードに含まれていることを確認する必要があります。その後、そのパッケージのリリース ノートに記載されているとおりに、カード タイプまたは個々のカードに対してパッケージのアップグレードまたはダウングレードを実行する必要があります。

条件

アクティブ化または非アクティブ化するパッケージに対して満たす必要がある条件を次に示します。

すべてのパッケージの最初のアクティブ化は、サポートされるカード タイプのデフォルト セットに対して実行する必要があります。

ROM モニタのアップグレードが対象ソフトウェア パッケージで必要な場合、ROM モニタのアップグレードをパッケージがアクティブになる前に完了している必要があります。ROM モニタのアップグレード要件については、 http://www.cisco.com にある Cisco IOS-XR Software Selector ツールを参照してください。ROM モニタのアップグレード手順については、 付録 B「Cisco CRS-1 での ROM モニタ ソフトウェア の アップグレードおよびダウングレード」 を参照してください。

ソフトウェア パッケージの複数のバージョンをストレージ デバイスに追加できますが、どのようなカードでもアクティブにできるパッケージのバージョンは 1 つだけです。

パッケージはカード(パッケージがアクティブ化される対象のカード)と互換性がある必要があります。

一部のパッケージは、他のパッケージのアクティブ化または非アクティブ化を必要とします。

アクティブ化されるパッケージは、現在のアクティブなソフトウェア セットと互換性がある必要があります。

ソフトウェア パッケージがアクティブ化されている間は、他の要求をシステム上で実行できません。各インストール要求には requestID が割り当てられ、その後のイベントの確認に使用できます。パッケージのアクティブ化は、次のメッセージが表示されたときに完了します。

Install 1: Activation operation successful.
 

アクティブ化は、パッケージの互換性チェックを通過した後にのみ実行されます。競合が検出された場合、画面上にエラー メッセージが表示されます。

手順

ここでは、ソフトウェア パッケージのインストールおよびアクティブ化の手順について説明します。

手順の概要

1. show install active

2. install add pie-file to device

3. (オプション) install activate device: package test

4. (オプション) show install log requestID

5. install activate device: package

6. show install active

7. install commit

手順の詳細

 

コマンドまたは操作
目的

ステップ 1

現在システムでアクティブなパッケージのリストを表示して、追加対象のパッケージ、バージョン、または SMU を識別できます。

ステップ 2

install add pie-file to device
 
 
RP/0/RP0/CPU0:router# install add disk1:gsr-k9sec-p.pie to disk0:

ターゲット デバイス(通常は disk0:)にパッケージを追加します。

このコマンドは *.pie ファイルからパッケージを解凍して、ターゲット デバイスにコピーします。ルータの操作には影響を与えません。

ディスクにパッケージを追加すると、次の手順に示すコマンドのアクティブ化で使用するパッケージ名が画面上に表示されます。

ステップ 3

install activate device: package test

 

 

RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-k9sec-1.0.0 test

パッケージのアクティブ化をテストします。このオプションのコマンドを使用して、パッケージがシステム上で正しくアクティブ化されるかどうかを判断します。

アクティブにするパッケージの名前を表示するには、 show install log または show install log requestID コマンドを入力してパッケージの名前を表示します。

ステップ 4

show install log requestID

 

RP/0/RP0/CPU0:router# show install log 6

パッケージのアクティブ化のテストの詳細を表示します。これは、上記の test オプションが実行されている場合に可能です。

また、このコマンドからの出力には、変更されているファイルおよび影響が与えられたプロセスの詳細が結果として表示されます。

ステップ 5

ルータ上でパッケージ機能をアクティブにします。

パッケージ アップグレードのシナリオでは、パッケージの新しいバージョンがアクティブとなり、古いバージョンは自動的に非アクティブとなります。

パッケージ ダウングレードのシナリオでは、パッケージの古いバージョンがアクティブとなり、新しいバージョンは自動的に非アクティブとなります。

実際のアクティブ化は、すべての互換性チェックを通過した後に行われます。

ステップ 6

パッケージが正しく、アクティブであることを確認します。

ステップ 7

現在のアクティブなソフトウェアをコミットして、ルータのリロード中にシステムに組み込みます。

Manageability パッケージがシステムに追加され、アクティブ化される例を次に示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# install add tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie to disk0:
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 1: Install operation 'add /tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie to disk0:' assigned request id: 1 Install 1: Downloading PIE file from /tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie
Install 1: Transferred 981322 Bytes
Install 1: Downloaded the package to the router
Install 1: Verifying the package
Install 1: Verification of the package successful [OK]
Install 1: Going ahead to install the package...
Install 1: [OK]
Install 1: Add of '/tftp://255.255.255.255/files/hfr-mcast-p.pie'
completed.
Install 1: Add successful.
Install 1: The following package(s) and/or SMU(s) are now available to be
activated:
Install 1: disk0:hfr-mcast-1.2.0
Install 1: Please carefully follow the instructions in the release notes when activating any software Install 1: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations
 
RP/0/RP0/CPU0:router# install activate disk0:hfr-mcast-1.2.0
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 2: Install operation 'activate disk0:hfr-mcast-1.2.0' assigned request id: 2 Install 2: Performing Inter-Package Card/Node/Scope Version Dependency Checks Install 2: [OK] Install 2: Checking API compatibility in software configurations... Install 2: [OK] Install 2: Updating software configurations.
Install 2: RP,DRP,LC:
Install 2: Activating hfr-mcast-1.2.0
Install 2: Checking running configuration version compatibility with newly activated software ... Install 2: No incompatibilities found between the activated software and router running configuration. Install 2: Node 0/2/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 1 added, 0 removed, 0 impacted) Install 2: Node 0/3/CPU0: 1 hfr-mcast processes affected (0 updated, 1 added, 0 removed, 0 impacted) Install 2: Node 0/RP0/CPU0: 9 hfr-mcast processes affected (0 updated, 9 added, 0 removed, 0 impacted) Install 2: Activation operation successful. Install 2: NOTE: The changes made to software configurations will not be Install 2: persistent across RP reloads. Use the command 'install commit' Install 2: to make changes persistent. Install 2: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations
 
RP/0/RP0/CPU0:router# install commit
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install operations Install 3: Install operation 'commit' assigned request id: 3 Install 3: Committing uncommitted changes in software configuratons. Install 3: Commit operation successful. Install 3: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations

確認およびトラブルシューティング

ここでは、ソフトウェアがアクティブ化およびコミットされたことを確認するコマンドについて説明します。

「アクティブなソフトウェアの表示」

「コミットされたソフトウェアの表示」

show install コマンドの詳細については、『 Cisco IOS-XR Software in Cisco IOS-XR System Management Command Reference 』の「Software Package Management Commands」を参照してください。

アクティブなソフトウェアの表示

show install active コマンドを入力して、正しいパッケージが各カード(ノード)でアクティブであることを確認します。

単一ノード(カード)上のアクティブなパッケージを表示する例を次に示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# show install active location 0/1/cpu0
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 

システムのすべてのカードに対してアクティブなパッケージを表示する例を次に示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# show install active
Node 0/1/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/2/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/2/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/3/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/3/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/RP0/CPU0 [RP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/mbihfr-rp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-mgbl-1.0.0
disk0:hfr-mpls-1.0.0
disk0:hfr-mcast-1.0.0
disk0:hfr-rout-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/SM0/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0

コミットされたソフトウェアの表示

show install committed コマンドを入力して、パッケージの任意のセットがコミットされていることを確認します。

コミットされたパッケージを表示する例を次に示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# show install committed
Node 0/1/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/1/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/2/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/2/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/3/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/3/CPU0 [LC]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/lc/mbihfr-lc.vm
Active Packages:
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/RP0/CPU0 [RP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/mbihfr-rp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-rout-1.0.0
disk0:hfr-lc-1.0.0
disk0:hfr-fwdg-1.0.0
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0
 
Node 0/SM0/SP [SP]
Boot Image: /disk0/hfr-os-mbi-1.0.0/sp/mbihfr-sp.vm
Active Packages:
disk0:hfr-admin-1.0.0
disk0:hfr-base-1.0.0
disk0:hfr-os-mbi-1.0.0

コミットされたソフトウェアへのロール バック

すでにコミットされているソフトウェアにロール バックするには、EXEC モードで install rollback コマンドを入力します。

システムを前のインストールのコミット操作にロール バックする例を次に示します。

RP/0/RP0/CPU0:router# install rollback
Install: The idle timeout on this line will be suspended for synchronous install operations
Install: Starting install operation. Do not insert or remove cards until the operation completes.
Install: Now operating in asynchronous mode. Do not attempt subsequent install operations until this operation is complete. RP/0/RP0/CPU0:router#Install 14: Install operation 'rollback' assigned request
id: 14
Install 14: Updating software configurations.
Install 14: Checking running configuration version compatibility with newly activated software ... Install 14: No incompatibilities found between the activated software and router running configuration. Install 14: Node 0/RP0/CPU0: 2 hfr-mcast processes affected (1 updated, 0 added, 0 removed, 1 impacted) Install 14: Rollback operation successful. Install 14: NOTE: The changes made to software configurations will not be Install 14: persistent across RP reloads. Use the command 'install commit' Install 14: to make changes persistent. Install 14: Idle timeout on this line will now be resumed for synchronous install operations