Cisco IOS XR セッション ボーダー コントローラ コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS XR Software Release 3.5
ファクス サポート
ファクス サポート
発行日;2013/09/18 | 英語版ドキュメント(2013/05/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

ファクス サポート

内容

ファクス サポートに関する情報

G.711 パススルー

T.38 パススルー

ファクス サポートの制約事項

その他の関連資料

関連資料

標準

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

ファクス サポート

SBC のメディア コンポーネントによって Fax VoIP コールが可能になります。SBC は次のタイプの Fax over IP コールを、SIP または H.323 を使用してサポートします。

G.711 Fax パススルー

次のプロトコルだけを介した T.38 Fax パススルー

RTP:Real-Time Transport Protocol(リアルタイム トランスポート プロトコル)

UDP-TL:User Datagram Protocol(ユーザ データグラム プロトコル)上で実行される、Fax メディアのためのライトウェイト トランスポート プロトコル

NTE と Cisco NSE の両方によりシグナリングされる Fax。SBC 自体はこれらのイベントを検出しませんが、両方のインバンド シグナリング形式のパススルーを許可します。

ファクス サポートの機能履歴

 

リリース
変更内容

リリース 3.4.1

この機能は、Cisco XR 12000 シリーズ ルータで導入されました。

リリース 3.5.0

変更なし。

ファクス サポートに関する情報

SBC は、G.711 パススルーおよび T.38 パススルーの 2 つのタイプの Fax over IP をサポートします。パススルーは、VoIP ネットワーク経由で FAX PCM ストリームを渡す方式です。この中では、高帯域幅コーデック(G711)の選択、無音圧縮のディセーブル化、およびエコー キャンセレーションのイネーブル化が行われます。Fax パススルーは、プロトコル スタック H323 および SIP により通知されます。

G.711 パススルー

G.711 は、高ビット レート(64 Kbps)の国際電気通信連合(ITU)規格コーデックです。これは、現代のデジタル電話ネットワークのネイティブ言語といえます。G.711 は、ほとんどの VoIP プロバイダーによってサポートされています。VoIP に G.711 を使用すると最良の音声品質が得られます。G.711 は圧縮を採用しておらず、PSTN ネットワークおよび ISDN 回線で使用されているものと同じコーデックなので、一般の電話や ISDN 電話で話しているように聞こえます。また、処理能力に負担がかかる圧縮の必要がないので、遅延(ラグ)も最小になっています。G.711 の Fax パススルーは最もシンプルな Fax 方式で、Fax は通常の G.711 コールの RTP ストリームで送信されます。


) コールの Fax 特性により、SBC のコール課金記録では何も明示的に表示されません。音声コールと同じように、コールに対する標準メトリックが報告されるだけです。


T.38 パススルー

T.38 は IP ネットワーク間の Fax 送信をリアルタイム モードで実行するための ITU 標準です。SBC では、T.38 Fax コールは(汎用音声コーデックでなく)Fax 固有のコーデックを使用してインバンドで送信されます。T.38 ファクスは、個別にネゴシエーションされたストリームを使用します。これは、コールの開始時にネゴシエーションされるか(帯域幅はこの時点で確保されます)、コール中に再ネゴシエーションされます(失敗する可能性があります)。

T.38 Fax パススルーは SIP と H.323 の両方でサポートされます。

ファクス サポートの制約事項

次に、SBC のファクス サポートに関する制約事項を示します。

T.38/G.711 インターワーキングはサポートされていません。

シスコ独自の Fax はサポートされませんが、パススルー モードで機能することができます。これは、SBC は RTP ペイロード タイプをポリシングしないで、帯域幅のみをポリシングしており、シスコ独自の Fax は RTP を使用するためです。

コールエージェント送信のアップスピードはサポートされません。

その他の関連資料

次の各項では、SBC のファクス サポートに関連する参考資料を示します。

関連資料

 

関連項目
マニュアル タイトル

Cisco IOS XR マスター コマンド リファレンス

『Cisco IOS XR Master Commands List』

Cisco IOS XR SBC インターフェイス コンフィギュレーション コマンド

『Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference』

Cisco IOS XR ソフトウェアを使用するルータを初回に起動し設定するための情報

『Cisco IOS XR Getting Started Guide』

Cisco IOS XR コマンド モード

『Cisco IOS XR Command Mode Reference』

標準

標準
タイトル

この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。

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MIB

 

MIB
MIB のリンク

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Cisco IOS XR ソフトウェアを使用して MIB の場所を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用して、[Cisco Access Products] メニューからプラットフォームを選択します。

http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

RFC

 

RFC
タイトル

RFC 2543

『Session Initiation Protocol』

RFC 3261

『SIP: Session Initiation Protocol』

シスコのテクニカル サポート

 

説明
リンク

シスコのテクニカル サポート Web サイトでは、製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクなどの、数千ページに及ぶ技術情報が検索可能です。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html