Cisco IOS XR セッション ボーダ コントローラ コンフィギュレーション ガイド Release 3.6
H.248 nt/qualert イベントの実装
H.248 nt/qualert イベントの実装
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

H.248 nt/qualert イベントの実装

この章の構成

H.248 nt/qualert イベントの実装に関する制約事項

H.248 nt/qualert イベントの実装に関する情報

H.248 nt/qualert イベントの設定

その他の関連資料

関連マニュアル

規格

MIB

技術サポート

H.248 nt/qualert イベントの実装

メディア フローが停止したことを判別した vMG(バーチャル メディア ゲートウェイ)は、コールが保留中または保留タイマーの期限が経過した場合を除き、Media Gateway Controller(MGC; メディア ゲートウェイ コントローラ)に 1 つまたは複数の Megaco イベントを発行します。現在、生成されるイベントは、H.248.1 v3 Network Package Quality Alert(nt/qualert)イベントまたは Middlebox(ETSI TS 101 332 V4.1.1)Pin Hole Timer Expired イベントのいずれかです。

Middlebox(ETSI TS 101 332 V4.1.1)Pin Hole Timer Expired イベントは、終端レベルで登録され、デフォルトでイネーブルです。変更はできません。一方、nt/qualert イベントは、終端レベルに加えて、ストリーム レベルでも登録できます。ただし、レポートが行われるのは、ストリームに限られます。

さらに、Middlebox Pin Hole Timer Expired イベントとは対照的に、nt/qualert イベントは変更できます。

H.248 nt/qualert イベント実装の履歴

 

リリース
変更点

Release 3.5.0

Cisco CRS-1 にこのコマンドが初めて導入されました。

Release 3.6.0

変更なし

H.248 nt/qualert イベントの実装に関する制約事項

Network Package Quality Alert イベントを要求する場合は、しきい値を指定できます。vMG はこのパラメータとして任意の有効値(0 ~ 99)を受け入れますが、イベントを発生させる値は 99 だけです。これは、vMG が検出するのは完全なメディア障害だけであり、ネットワークの輻輳などが原因で生じる、部分的なフレーム損失は検出できないからです。

メディアタイムアウト タイマーは、終端またはストリームが最終パケットを受信したときにリスタートします。

DBE はすべての nt/qualert しきい値を同じものとして取り扱います。

MGC が通知メッセージに応答しなかった場合、DBE は 10 秒後にイベント通知の生成を中止します。

DBE は、H.248 アソシエーションの停止中はイベント通知を生成しません。

H.248 アソシエーションがリセットされると、保留中のイベント通知は失われます。

H.248 アソシエーションの停止中に、終端(またはストリーム)でメディア タイムアウトが発生した場合、DBE はコンテキストを削除します。

DBE は、シグナリング ピンホールに nt/qualert イベントを登録しようとする MGC の試みを拒否します。

H.248 nt/qualert イベントの実装に関する情報

イベント登録は、ストリームのライフタイム中であれば、追加または削除が可能であり、ストリームの両側で別々にイベントが監視されます。

vMG がメディア損失を検出したときに、記述済みイベントの一方または両方を生成できることもあれば、両方とも生成できない場合もあります。

新しいイベント サポートによって、次の機能が拡張されます。

CLI を使用して MGC のプロビジョニングを行い、メディア損失発生時に Middlebox-Pin-Hole-Timer-Expired イベントを生成できます。また、この機能をディセーブルにすることもできます。これはデフォルトの動作です。

MGC の追加プロビジョニングによって、メディア損失の検出時に、ストリーム単位または終端単位で、Network Package Quality Alert イベントを生成できます。ただし、イベント レポートは必ず、ストリーム単位で行われます。

H.248 nt/qualert イベントの設定

ここでは、vDBE がメディア損失を検出したときに、Middlebox Pin Hole Timer Expired イベントを生成するかどうかを設定する手順について説明します。

手順の概要

1. configure

2. sbc service-name

3. dbe

4. vdbe

5. h248-media-alert-event

6. commit

7. exit

詳細手順

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

configure

 

RP/0/0/CPU0:router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config)# sbc mysbc

SBC サービス モードを開始します。

service-name 引数を使用して SBC 名を定義します。

ステップ 3

dbe

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc)# dbe

SBC の DBE 機能モードを開始します。

ステップ 4

vdbe

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-dbe)# vdbe

バーチャル DBE(vDBE)パラメータ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

h248-media-alert-event

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-dbe-vdbe)# h248-media-alert-event

vDBE がメディア損失を検出したときに、Middlebox-Pin-Hole-Timer-Expired イベントを生成するかどうかを定義します。

メディア損失検出時の Middlebox Pin Hole Timer Expired イベント生成をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

デフォルトでは、イベントが生成されます。

MGC は、 h248-media-alert-event が設定されているかどうかにかかわらず、Network Package Quality Alert イベントの生成を引き続き要求できます。例: E=1000 {nt/qualert {th=99, ST=2} }

ステップ 6

commit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-dbe-vdbe)# commit

設定変更を保存します。設定変更を実行コンフィギュレーション ファイルに保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、 commit コマンドを使用します。

ステップ 7

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-dbe-vdbe)# exit

現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

その他の関連資料

H.248 nt/qualert イベントの実装に関連する資料を示します。

関連マニュアル

 

内容
マニュアル タイトル

Cisco IOS XR マスター コマンド リファレンス

Cisco IOS XR Master Commands List

Cisco IOS XR SBC インターフェイス設定コマンド

Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference

Cisco IOS XR ソフトウェアを使用するルータを初回に起動し設定するための情報

Cisco IOS XR Getting Started Guide

Cisco IOS XR コマンド モード

Cisco IOS XR Command Mode Reference

規格

規格
タイトル

ETSI TS 101 332 V4.1.1

Middlebox Pin Hole Timer Event Package

ITU-T H.248.1v3

Network Package Quality Alert (nt/qualert) Event

MIB

 

MIB
MIB リンク

--

Cisco IOS XR ソフトウェアが使用している MIB を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator で、Cisco Access Product メニューからプラットフォームを選択します。

http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

技術サポート

 

説明
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