Cisco IOS XR セッション ボーダ コントローラ コンフィギュレーション ガイド Release 3.6
コンテキスト アトリビュート記述子の サポート
コンテキスト アトリビュート記述子のサポート
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

コンテキスト アトリビュート記述子のサポート

この章の構成

コンテキスト アトリビュート記述子サポートに関する制約事項

コンテキスト アトリビュート記述子のサポートに関する情報

その他の関連資料

関連マニュアル

規格

MIB

技術サポート

コンテキスト アトリビュート記述子のサポート

コンテキスト アトリビュート記述子は、終端ではなくコンテキスト上で使用する H.248 機能です。コンテキスト全体に適用されるプロパティ(パッケージで定義)を指定します。リソースが使用可能な場合、DBE はプライオリティおよび緊急性のインジケータに関係なく、あらゆる Megaco 要求を到着順に処理します。コンテキスト アトリビュート記述子機能を使用するのは、リソースが限られていて、使用可能なフローがないために、プライオリティまたは緊急性の高いコールを処理できない場合です。このような場合、プライオリティの低い既存コールは切断され、コンテキスト アトリビュートのプライオリティが高いコールが優先されます。

プライオリティおよび緊急インジケータは、どのコールに転送リソースを与えるかを決定する目的で、MPF スタブでも使用できます。Add、Modify、Subtract、および Audit 動作は、現在の呼処理と同じです。Emergency(緊急)コンテキスト アトリビュートでマーキングされたコールは、通常のコールおよびプライオリティ アトリビュートが設定されたコールより優先されます。次の ITU-T E.106 「International Emergency Preference Scheme (IEPS) for disaster relief operations」規格では、他のコールのプリエンプトに IEPS トークンの存在は使用されません。現在サポートされるフラグは、PR(プライオリティ)、EG(緊急)、および EGO(緊急性オフ)です。現在のデフォルトは EGO です。


) SBC は現在、Cisco CRS-1 では IEPS をサポートしません。


コンテキスト アトリビュート記述子サポートの履歴

 

リリース
変更点

Release 3.5.1

Cisco XR 12000 シリーズ ルータおよびCisco CRS-1に、この機能が追加されました。

Release 3.6.0

変更なし

コンテキスト アトリビュート記述子サポートに関する制約事項

IEPS 機能がオンの場合(現在のデフォルトはオフ)、IEPS が Priority コンテキスト アトリビュートに優先します。IEPS プロパティが設定されたコールは、すべて等しいプライオリティとみなされ、それ以上のプライオリティ処理は行われません。

IEPS プロパティを H.248.1 v2 または v1 アソシエーションを介して使用することはできません。ただし、IEPS トークンのあるコールは、バージョンに関係なく受け付けられて処理されます。

緊急トークンのあるコールは、H.248.1 のバージョンに関係なく受け付けられて処理されます。

緊急フラグ(EGO ではなく EG)を使用すると、EG が設定されたコンテキストのプライオリティが必ず、EGO のコンテキストより高くなります。EG コンテキスト間では同じ PR マッピングが適用されます。

コンテキスト アトリビュート記述子のサポートに関する情報

コンテキストのアトリビュートを示します。

ContextID。コンテキストを作成すると、固有の ID 番号が割り当てられます。

Topology Descriptor(だれが聞いて何を見るか)。コンテキストのトポロジは、コンテキスト内の終端間のメディア フローを規定します。逆に、終端の Mode Property(「SendOnly」/「RecvOnly」)は、メディア ゲートウェイの入出力におけるメディア フローを規定します。

Priority。コンテキストに関するプライオリティの取り扱い情報を MG に提供する目的で、コンテキストにプライオリティを使用します。MGC でもプライオリティを使用して、複数のコンテキストを同時に処理しなければならない場合に、(リスタートなどの)特定の状況で MG のトラフィック優先順位を自律的に制御し、円滑化を図ることができます。プライオリティは 0(最低)~ 15(最高)です。H.248 のプライオリティ値と MG 内部プライオリティ値間のマッピングは、次のとおりです。

 

H.248 のプライオリティ値
MG 内部のプライオリティ値

0

0

1、2

2

3、4、5

5

6、7、8

8

9、10

10

11、12

12

13、14、15

15

プライオリティ フラグ(PR)に関する制約事項

PR の範囲は 0 ~ 15(0 が最低で 15 が最高のプライオリティ)です。

PR=1 および PR=2 は同じプライオリティ レベルを共有

PR=3、PR=4、および PR=5 は同じプライオリティ レベルを共有

PR=6、PR=7、および PR=8 は同じプライオリティ レベルを共有

PR=9 および PR=10 は同じプライオリティ レベルを共有

PR=11 および PR=12 は同じプライオリティ レベルを共有

PR=13、PR=14、および PR=15 は同じプライオリティ レベルを共有

Priority のマッピング テーブルを示します。「Call priority」は、 media-flow-stats コマンドの出力に含まれます。PR と Call Priority 間のマッピング

0 Unspecified

1 Routine

2 Routine

3 Priority

4 Priority

5 Priority

6 Immediate

7 Immediate

8 Immediate

9 Flash

10 Flash

11 Flash_Override

12 Flash_Override

13 Critical

14 Critical

15 Critical

次に例を示します。

RP/0/RP0/CPU0:SBC-CRS-16(config-sbc-dbe)#do sh serv sbc crs16 dbe media-flow-s$
SBC Service "crs16"
Media Flow:
State of Media Flow: Allocated
Call Established time: Tue Aug 14 14:25:29.589 2007
Call Priority: Unspecified <================== the PR=0
ContextID: 1
StreamID: 1
Class of service: Voice
Side A:
Name: ntt/voice/gn/0/1/0/1/ac/1
No media timeout remaining: 0 s
Reserved Bandwidth: 9450 (bytes/second)
Status: In Service
VRF Name:
Local Address: 88.116.1.101
Local Port: 16384
Remote Address: 200.200.200.136
Remote Port: 17384
RTP Packets Received: 0
RTP Packets Sent: 0
RTP Packets Discarded: 0
RTP Data Received: 0 (bytes)
RTP Data Sent: 0 (bytes)
RTP Data Discarded: 0 (bytes)
RTCP Packets Sent: Not known
RTCP Packets Received: Not known
RTCP Packets Lost: Not known
Gm Discarded Packets: 0
DTMF Interworking: No
Media Flowing: No
Affected by Routing Error: No
Unexpected SrcAddr Packets: No
Billing ID: 0x000000000000000000000000000000000000000000000000
Media directions allowed: sendrecv
Side B:
Name: ntt/voice/gn/0/1/0/1/bb/2
No media timeout remaining: 0 s
Reserved Bandwidth: 9450 (bytes/second)
Status: In Service
VRF Name:
Local Address: 88.116.1.101
Local Port: 16388
Remote Address: 200.200.200.136
Remote Port: 22384
RTP Packets Received: 0
RTP Packets Sent: 0
RTP Packets Discarded: 0
RTP Data Received: 0 (bytes)
RTP Data Sent: 0 (bytes)
RTP Data Discarded: 0 (bytes)
RTCP Packets Sent: Not known
RTCP Packets Received: Not known
RTCP Packets Lost: Not known
Gm Discarded Packets: 0
DTMF Interworking: No
Media Flowing: No
Affected by Routing Error: No
Unexpected SrcAddr Packets: No
Billing ID: 0x000000000000000000000000000000000000000000000000
Media directions allowed: sendrecv
 

MG でプリファレンスを処理できるように、緊急コールのインジケータも提供されます。

E.106 の機能および技法を実現できるように、IEPS コールのインジケータが提供されます。

Ia プロファイルは、次のアトリビュートをサポートする必要があります。

Emergency Indicator

Priority Indicator

SBC は Ia および Cisco の両方のプロファイルについて、Emergency Indicator および IEPS Indicator をサポートするようになりました。Priority Indicator は以前から SBC でサポートされていました。IEPS 機能は、デフォルトで OFF になります。DBE は IEPS インジケータを受け付けます。デフォルト動作では、DBE はこのインジケータを無視します。

その他の関連資料

コンテキスト アトリビュート記述子のサポートに関連する参考資料を示します。

関連マニュアル

 

内容
マニュアル タイトル

Cisco IOS XR マスター コマンド リファレンス

Cisco IOS XR Master Commands List

Cisco IOS XR SBC インターフェイス設定コマンド

Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference

Cisco IOS XR ソフトウェアを使用するルータを初回に起動し設定するための情報

Cisco IOS XR Getting Started Guide

Cisco IOS XR コマンド モード

Cisco IOS XR Command Mode Reference

規格

規格
タイトル

この機能によりサポートされた新規規格または改訂規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

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MIB

 

MIB
MIB リンク

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Cisco IOS XR ソフトウェアが使用している MIB を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator で、Cisco Access Product メニューからプラットフォームを選択します。

http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

技術サポート

 

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