Cisco IOS XR セッション ボーダ コントローラ コンフィギュレーション ガイド Release 3.6
SBC 課金の実装
SBC 課金の実装
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

SBC 課金の実装

この章の構成

課金の実装の前提条件

課金の実装に関する情報

スタンドアロン課金システム

統合課金システム

課金の実装方法

ローカル課金の設定

リモート課金の設定

課金を実装する設定例

ローカル課金の設定例

リモート課金の設定例

その他の関連資料

関連マニュアル

規格

MIB

RFC

技術サポート

関連コマンドのサマリ

SBC 課金の実装

SBC 課金コンポーネントの主要機能には次のものがあります。

既存の課金システムとの互換性 -- プロバイダーの既存の課金アーキテクチャに SBC 課金システムが容易に組み込めるということは、重要な機能要件です。この要件では、課金情報の取得に既存のメカニズムと類似の方法を採用することが必要です。

次世代のテクノロジーおよびソリューションとの統合 -- 既存システムとの互換性と同様に重要なことに、次世代の課金テクノロジーを採用して、分散型環境で SBC、ソフトスイッチ、ボイスメール、統合メッセージング アプリケーションなどからサービス情報を照合し課金できるようにする要件があります。

ハイ アベイラビリティおよび耐障害性

柔軟性なアーキテクチャ

課金コンポーネントの機能は、大きく次の 2 つのモードに分けられます。

スタンドアロンの、レコード ベースのコール ロギング

サードパーティ製の統合型、分散 RADIUS ベースのコールおよびイベント ロギング


) この章で使用されるコマンドの詳細については、『Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference』を参照してください。この章に記載されたその他のコマンドのマニュアルを特定するには、コマンド リファレンスのマスター インデックスを使用するか、またはオンラインで検索してください。


SBC 課金の実装機能の履歴

 

リリース
変更点

Release 3.3.0

Cisco XR 12000 シリーズ ルータにこの機能が追加されました。

Release 3.3.1

cache コマンドが変更されて、キャッシュ名はキャッシュ パスではなく引数として扱うようになりました。

Release 3.4.0

変更なし

Release 3.5.0

変更なし

Release 3.6.0

変更なし

課金の実装の前提条件

次に、SBC 課金を実装するための前提条件を示します。

ユーザは、使用する SBC コマンドに対応した適切なタスク ID が含まれているタスク グループに関連付けられたユーザ グループに属している必要があります。ユーザ グループおよびタスク ID に関する詳細は、『 Cisco IOS XR System Security Configuration Guide 』の「Configuring AAA Services on Cisco IOS XR Software」モジュールを参照してください。

SBC ソフトウェアの Installation Envelope(PIE)をインストールし、アクティブにする必要があります。

PIE のインストール方法の詳細については、『 Cisco IOS XR Getting Started Guide 』の「 Upgrading and Managing Cisco IOS XR Software 」を参照してください。

Signaling Border Element(SBE)に課金を実装するには、ネットワーク管理者から SBE 固有のネットワーク エレメント ID を取得する必要があります。さらに、必要とする課金形式に応じて次のタスクを実行する必要があります。

ハードディスクのレコード ベースのコール ロギングを実装するには、まずファイル ハードウェアを取得し、ファイル処理システム(例:FTP およびバックアップ)を設定する必要があります。

統合型の RADIUS ベース コール ロギングを実装するには、まずファイル キャッシュ ハードウェアを取得し、RADIUS ネットワーク インフラストラクチャをセットアップする必要があります。

課金の実装に関する情報

ここでは、SBC 課金のトポロジについて説明します。SBC の課金設定を行う前に、SBC 課金の特徴と機能をすべて理解しておくことが重要です。

スタンドアロン課金システム

統合課金システム

「課金サポートについての追加情報」では、課金の多くの側面に関して設定面以外の詳細情報について説明します。

EM の転送

CDR

管理および設定

ロギングおよびアラーム

耐障害性

セキュリティ

スタンドアロン課金システム

スタンドアロン課金および課金キャッシングは、統合モデル SBC またはスタンドアロン SBE の両方でサポートされます。スタンドアロン課金システムは、次の動作モードおよびイベント モードから構成されています。

コールが開始すると、SBC はそのコールに対する課金可能なイベントの記録を開始します。

コールが終了すると、SBC は記録を終了し、イベントを収集して 1 つの Call Detail Record(CDR; 呼詳細レコード)にまとめます。

CDR をディスクに格納します。使用可能なディスク スペースにより 格納できる CDR 数は制約されます。次に例を示します。24 時間分のレコードでは、約 10 GB のディスク スペースが消費される可能性があります。

ディスク スペースが使用不可能になった場合、SNMP(簡易ネットワーク プロトコル)トラップの形式でアラーム ログが生成され、管理者に対し CDR を削除してディスク スペースを解放するように要求が出されます。ディスク スペースが使用可能になるまで、それ以上 CDR は記録はされませんが、システムはコールの受け入れを継続します。

SBC には複数のしきい値が設定されています。これらのしきい値にはファイル サイズの増加によってトリガーされる段階的なアラームが定義されており、これにより管理者はディスク スペースを使い切る前にスペースを解放することが可能になります。

CDR の形式には Extensible Markup Language(XML)形式が使用されており、解析して目的の課金システムで必要な形式に変換できます。

CDR を生成するためにソフトスイッチ ベンダーが最もよく使用している CDR 形式は Bellcore AMA Format(BAF)です。『 Billing Automatic Message Accounting Format (BAF) Generic Requirements 』(BAF-GR-1100-CORE)に説明が記載されています。残念なことに、BAF 形式は SBC などの次世代 VoIP アプリケーションにとってテレフォニーに特化しすぎており、IP 主体のロギング情報に対してプロビジョニングが十分ではありません。(たとえば、Session Description Protocol [SDP] や RTCP 統計情報のロギングには利用できません)。また、この形式は拡張性がないため、拡張項目を定義してこうしたフィールドを増やすことができません。

XML 形式は望ましい代替形式です。XML は柔軟性のある標準化された方法論であり、異なるプラットフォーム間でデータを変換する場合によく使用されています(SBC と課金サーバの間など)。詳細については、「Cisco XR 12000 シリーズ ルータ上でのエンドツーエンド SBC の設定例」を参照してください。

統合課金システム

統合課金は PacketCable Event Messages アーキテクチャで実現されています(『PacketCable 1.5 Event Messages Specification』PKT-SP-EM1.5-I01-050128 を参照)。SBC がこのアーキテクチャに統合されている例を図15 に示します。この例でわかるように、課金サーバとソフトスイッチの両方が PacketCable Event Messages をサポートしています。

ISP-A では統合モデルの SBC が動作し、課金システムは 3 台の課金サーバから構成される分散課金システムとして展開されています。これらのサーバすべてに同時に送信したり、1 台をプライマリにして 2 台をバックアップで使用したりするなど、複数の方法でサーバへ送信するように SBC を設定できます。

統合モデルでは、システムは次のように動作します。

SBC はイベント メッセージ(EM)を生成します。これのイベント メッセージには課金可能なものや、コール開始、コール終了、メディア タイプの変更などといった他の関連イベントがあります。

SBC(およびシステムの他の要素)は EM を生成すると、RADIUS プロトコルを使用してリアルタイムに(またはネットワークの効率のためバッチで)EM を課金サーバに送信します。

課金サーバは EM を収集して CDR にまとめます。

課金サーバが使用できない場合、EM は未送信としてマークされ、最大 24 時間にわたり格納されます。(EM は Cisco XR 12000 シリーズ ルータのハードディスクに、使用可能なフリー スペースに応じて格納されます)。

アラーム ログが生成され、RADIUS サーバがオンラインに戻ったときに手動による CLI コマンドで EM は RADIUS サーバに再送信されます。

ISP-B では分散モデルの SBC が動作し、課金システムは 1 台の課金サーバとソフトスイッチを使用して展開されています。

分散モデルでは、システムは次のように動作します。

SBE だけが課金サーバと通信します。つまり、DBE が生成するイベント メッセージはありません。すべてのメディア固有情報(例:ゲート要求情報、メディア統計情報)は DBE によって SBE に送信され、そこから必要に応じてイベント メッセージが生成されて課金サーバに送信されます。

課金サーバは SBE とソフトスイッチの両方から課金情報を収集することで、ISP に単一の課金ポイントを提供します。課金サービスとのソフトスイッチだけのインターフェイスは、サービス プロバイダーが課金情報の取得に使用できる手段の 1 つです。これは SBC 課金の説明の範囲外になります。

課金サーバが使用できない場合、EM は未送信としてマークされ、最大 24 時間にわたり格納されます。アラーム ログが生成され、RADIUS サーバがオンラインに戻ったときに課金コンポーネントにより EM が再送信されます。


) スタンドアロン課金および課金キャッシングは、統合モデル SBC またはスタンドアロン SBE の両方でサポートされます。



) 『PacketCable 1.5 Event Messages Specification』では、発信側 INVITE と応答側 SDP の識別情報(BCID および FEID)を送信して 2 組の課金データ間で相互に関連付ける方法が説明されています。SBC は、ドメイン内伝送用でもドメイン間伝送用でもこのメカニズムをサポートしていません。課金サーバは代替方式を使用して相互に関連付けを行う必要があります(例:発信側電話番号とコール時間)


図15 統合課金の導入

 

課金の実装方法

SBE はローカル課金またはリモート課金を実行できます。課金においては、キャッシュの長時間チェックと物理的な位置が重要な設定対象です。ローカル課金またはリモート課金を実装するには、次に示す手順に従ってください。

ローカル課金の設定

リモート課金の設定

ローカル課金の設定

次に示すタスクは、ローカル課金コンフィギュレーションを設定します。

手順の概要

1. configure

2. sbc service-name

3. sbe

4. billing local

5. local address

6. ldr-check HH:MM

7. cache name

8. minor-alarm-threshold value

9. major-alarm-threshold value

10. critical-alarm-threshold value

11. show service sbc sbc name sbe billing local

12. commit

詳細手順

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

configure

 

RP/0/0/CPU0:router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config)# sbc mysbc

SBC サービス モードを開始します。

サービス名を定義するには、 service-name 引数を使用します。

ステップ 3

sbe

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 4

billing local

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# billing local

SBE で課金ポリシーを設定するために使用するローカル課金モードを開始します。

ステップ 5

local-address ipv4 ipv4_IP_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# local-address

ローカル課金用の IPv4 アドレスを設定します。

ステップ 6

ldr-check HH:MM

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# ldr-check 22:30

24 時間を超えるレポートに必要な長時間レコード チェックを実行するための日時(現地時間)を設定します。

HH:MM 変数の範囲は 00:00 ~ 23:59 です。

ステップ 7

cache name

 

RP/0/RP0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)#

cache mybillingrecords

ローカル課金が使用される場合に課金情報を格納するディレクトリを設定します。

ステップ 8

minor-alarm-threshold value

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# minor-alarm-threshold 50

CDR ファイルが指定のサイズに達した場合にマイナー アラームが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 9

major-alarm-threshold value

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# major-alarm-threshold 500

CDR ファイルが指定のサイズに達した場合にメジャー アラームが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 10

critical-alarm-threshold value

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# major-alarm-threshold 1000

CDR ファイルが指定のサイズに達した場合にクリティカル アラームが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 11

show service sbc sbc name sbe billing local

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# show service sbc mysbc sbe billing local

現在の設定パラメータを表示します。

ステップ 12

commit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-lclbill)# commit

設定変更を保存します。設定変更を実行コンフィギュレーション ファイルに保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、 commit コマンドを使用します。

リモート課金の設定

次に示すタスクは、リモート課金コンフィギュレーションを設定します。

手順の概要

1. configure

2. sbc service-name

3. sbe

4. control address aaa ipv4 IP_address

5. network-id id

6. billing remote

7. ldr-check HH:MM

8. cache name

9. local-address ipv4 path

10. minor-alarm-threshold threshold

11. major-alarm-threshold threshold

12. critical-alarm-threshold threshold

13. commit

14. exit

15. radius accounting SET-name

16. server server-name

17. address ipv4 ipv4_ip_address

18. priority pri

19. key key

20. exit

21. server server-name

22. address ipv4 ipv4_ip_address

23. priority pri

24. key key

25. exit

26. activate

27. exit

28. radius accounting SET-name

29. server server-name

30. address ipv4 ipv4_ip_address

31. priority pri

32. key key

33. exit

34. server server-name

35. address ipv4 ipv4_ip_address

36. priority pri

37. key key

38. exit

39. activate

40. exit

41. show

詳細手順

 

コマンドまたはアクション
説明

ステップ 1

configure

 

RP/0/0/CPU0:router# configure

グローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。

ステップ 2

sbc service-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config)# sbc mysbc

SBC サービス モードを開始します。

サービス名を定義するには、 service-name 引数を使用します。

ステップ 3

sbe

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc)# sbe

SBC サービス内で SBE エンティティ モードを開始します。

ステップ 4

control address aaa ipv4 IP_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# control address aaa ipv4 192.168.113.2

認証サーバまたは課金サーバに接続する際、指定した IPv4 AAA 制御アドレスを使用するように SBE を設定します。このアドレスは SVI 内で固有のアドレスです。

ステップ 5

network-id id

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# network-id 5678

ネットワーク ID を設定します。16 進数に変換前の id 変数の値の範囲は 0 ~ 99999 です。ネットワーク ID は SBE の識別番号です。任意の値を選択できます。

ステップ 6

billing remote

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# billing remote

SBE で課金ポリシーを設定するために使用するリモート課金モードを開始します。

ステップ 7

ldr-check HH:MM

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# ldr-check 22:30

24 時間を超えるレポートに必要な長時間レコード チェックを実行するための日時(現地時間)を設定します。

HH:MM 変数の範囲は 00:00 ~ 23:59 です。

ステップ 8

cache name

 

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# cache mybillingrecords

リモート課金が使用される場合に課金情報を格納するディレクトリを設定します。

ステップ 9

local-address ipv4 ipv4_IP_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# local-address ipv4 192.168.113.2

ローカル IPv4 アドレスを設定します。この IP アドレスにはシグナリングやメディアには使用されない SVI サブネットの 1 つを指定する必要があります。SBC が RADIUS サーバと通信をするために使用します。

ステップ 10

minor-alarm-threshold threshold

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# minor-alarm-threshold 50

マイナー アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 11

major-alarm-threshold threshold

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# major-alarm-threshold 500

メジャー アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 12

critical-alarm-threshold threshold

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# critical-alarm-threshold 1000

クリティカル アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ステップ 13

commit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# commit

設定変更を保存します。設定変更を実行コンフィギュレーション ファイルに保存し、コンフィギュレーション セッションを継続するには、 commit コマンドを使用します。

ステップ 14

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# exit

rmtbill モードを終了し、 sbe モードに戻ります。

ステップ 15

radius accounting SET-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# radius accounting set1

RADIUS クライアントをアカウンティングの用途に設定するためのモードを開始します。

ステップ 16

server server-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# server Cisco-AR1-PC

アカウンティング サーバを設定するためのモードを開始します。

ステップ 17

address ipv4 ipv4_ip_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# address ipv4 200.200.200.152

アカウンティング サーバのアドレスを設定します。

ステップ 18

priority pri

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# priority 2

アカウンティング サーバの優先順位を設定します。 pri 引数は 1(最高) ~ 10(最低)の範囲にする必要があります。

ステップ 19

key key

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# key cisco

アカウンティング サーバの RADIUS 認証鍵または共有秘密を設定します。

ステップ 20

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# exit

server モードを終了し、 acc モードに戻ります。

ステップ 21

server server-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# server Cisco-AR2-SUN

アカウンティング サーバを設定するためのモードを開始します。

ステップ 22

address ipv4 ipv4_ip_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# address ipv4 200.200.200.153

アカウンティング サーバのアドレスを設定します。

ステップ 23

priority pri

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# priority 2

アカウンティング サーバの優先順位を設定します。 pri 引数は 1(最高) ~ 10(最低)の範囲にする必要があります。

ステップ 24

key key

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# key cisco

アカウンティング サーバの RADIUS 認証鍵または共有秘密を設定します。

ステップ 25

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# exit

server モードを終了し、 acc モードに戻ります。

ステップ 26

activate

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# activate

SBC サービスを開始します。

ステップ 27

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# exit

acc モードを終了し、 sbe モードに戻ります。

ステップ 28

radius accounting SET-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# radius set2

RADIUS クライアントをアカウンティングの用途に設定するためのモードを開始します。

ステップ 29

server server-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# server CompanyB-iPhoneEx1

アカウンティング サーバを設定するためのモードを開始します。

ステップ 30

address ipv4 ipv4_ip_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# address ipv4 200.200.200.154

アカウンティング サーバのアドレスを設定します。

ステップ 31

priority pri

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# priority 1

アカウンティング サーバの優先順位を設定します。 pri 引数は 1(最高) ~ 10(最低)の範囲にする必要があります。

ステップ 32

key key

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# key CompanyBip

アカウンティング サーバの RADIUS 認証鍵または共有秘密を設定します。

ステップ 33

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# exit

server モードを終了し、 acc モードに戻ります。

ステップ 34

server server-name

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# server CompanyB-RKS2

アカウンティング サーバを設定するためのモードを開始します。

ステップ 35

address ipv4 ipv4_ip_address

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# address ipv4 200.200.200.182

アカウンティング サーバのアドレスを設定します。

ステップ 36

priority pri

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# priority 2

アカウンティング サーバの優先順位を設定します。 pri 引数は 1(最高) ~ 10(最低)の範囲にする必要があります。

ステップ 37

key key

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# key CompanyBip

アカウンティング サーバの RADIUS 認証鍵または共有秘密を設定します。

ステップ 38

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc-ser)# exit

server モードを終了し、 acc モードに戻ります。

ステップ 39

activate

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-acc)# activate

SBC サービスを開始します。

ステップ 40

exit

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe-rmtbill)# exit

rmtbill モードを終了し、 sbe モードに戻ります。

ステップ 41

show

 

RP/0/0/CPU0:router(config-sbc-sbe)# show

現在のコンフィギュレーション ステータスを表示します。

課金を実装する設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

ローカル課金の設定例

リモート課金の設定例

ローカル課金の設定例

次に、ローカル課金を設定する例を示します。

configure
sbc mysbc
sbe
billing local
ldr-check 22:30
cache my_billing_record
minor-alarm-threshold 50
major-alarm-threshold 500
major-alarm-threshold 1000
commit

リモート課金の設定例

次に、リモート課金を設定する例を示します。

sbc a
sbe
control address aaa ipv4 192.168.113.2
network-id 5678
billing remote
ldr-check 10:55
cache cache my_billing_records
local-address ipv4 192.168.113.2
minor-alarm-threshold 1
major-alarm-threshold 2
critical-alarm-threshold 3
commit
exit
radius accounting SET1
server Cisco-AR1-PC
address ipv4 200.200.200.152
priority 3
key cisco
exit
server Cisco-AR2-SUN
address ipv4 200.200.200.153
priority 2
key cisco
exit
activate
exit
radius accounting SET2
server CompanyC-iPhonEX1
address ipv4 200.200.200.154
priority 1
key CompanyCip
exit
server CompanyB-RKS2
address ipv4 200.200.200.182
priority 2
key CompanyB
exit
activate
exit

その他の関連資料

ここでは、SBC 課金の実装に関する関連資料について説明します。

関連マニュアル

 

内容
マニュアル タイトル

Cisco IOS XR マスター コマンド リファレンス

Cisco IOS XR Master Commands List

Cisco IOS XR SBC インターフェイス設定コマンド

Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference

Cisco IOS XR ソフトウェアを使用するルータを初回に起動し設定するための情報

Cisco IOS XR Getting Started Guide

Cisco IOS XR コマンド モード

Cisco IOS XR Command Mode Reference

規格

 

規格
タイトル

PKT-SP-EM1.5-I01-050128

PacketCable 1.5 Event Messages Specification

BAF-GR-1100-CORE

Billing Automatic Message Accounting Format (BAF) Generic Requirements

MIB

 

MIB
MIB リンク

--

Cisco IOS XR ソフトウェアが使用している MIB を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator で、Cisco Access Product メニューからプラットフォームを選択します。

http://cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

RFC

 

RFC
タイトル

この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

技術サポート

 

説明
リンク

シスコのテクニカル サポート Web サイトでは、製品、テクノロジー、ソリューション、テクニカル ティップス、ツールへのリンクなど、技術的なコンテンツを検索可能な形で大量に提供しています。Cisco.com 登録ユーザの場合は、次のページからログインしてさらに多くのコンテンツにアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport

関連コマンドのサマリ

ここでは、Cisco XR 12000 シリーズ ルータ上で課金を設定するための関連コマンドをアルファベット順に説明します。コマンドの詳細については、『 Cisco IOS XR Session Border Controller Command Reference 』を参照してください。

 

コマンド
説明

billing { local | remote }

SBE で課金ポリシーを設定するために使用するモードを開始します。

cache name

課金情報キャッシュが格納されるディレクトリ名を設定します。

control address aaa ipv4 IP_address

課金サーバに接続する際、指定した IPv4 AAA 制御アドレスを使用するように SBE を設定します。このアドレスは SVI 内で固有のアドレスです。

critical-alarm-threshold value

クリティカル アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

ldr-check HH:MM

24 時間を超えるレポートに必要な長時間レコード チェックを実行するための日時(現地時間)を設定します。

local-address ipv4 path

ローカル IPv4 アドレスを設定します。

major-alarm-threshold value

メジャー アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

minor-alarm-threshold value

マイナー アラーム イベント メッセージが生成されるしきい値(単位は MB)を設定します。

network-id id

ネットワーク ID を設定します。16 進数に変換前の id 変数の値の範囲は 0 ~ 99999 です。