IPv6 アドレッシングおよび基本的な接続のコンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE Release 3S
IPv6 ネイバー探索
IPv6 ネイバー探索
発行日;2013/06/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

IPv6 ネイバー探索

IPv6 ネイバー探索プロセスでは、インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)メッセージおよび送信要求ノード マルチキャスト アドレスを使用して、同じネットワーク(ローカル リンク)上のネイバーのリンク層アドレスを判断し、ネイバーに到達可能かどうかを確認し、ネイバー デバイスを追跡します。

機能情報の確認

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IPv6 ネイバー ディスカバリについて

IPv6 ネイバー探索

IPv6 ネイバー探索プロセスでは、ICMP メッセージおよび送信要求ノード マルチキャスト アドレスを使用して、同じネットワーク(ローカル リンク)上のネイバーのリンク層アドレスを判断し、ネイバーに到達可能かどうかを確認し、ネイバー デバイスを追跡します。

ネイバー探索用の IPv6 スタティック キャッシュ エントリ機能により、IPv6 ネイバー キャッシュ内にスタティック エントリを作成できます。 スタティック ルーティングでは、管理者が、各デバイスの各インターフェイスの IPv6 アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および対応するメディア アクセス コントロール(MAC)アドレスをテーブルに入力する必要があります。 スタティック ルーティングによって、より詳細な制御が可能になりますが、テーブルの保守作業が増えます。 ルートが追加または変更されるたびにテーブルを更新する必要があります。

IPv6 ネイバー送信要求メッセージ

ICMP パケット ヘッダーのタイプ フィールドの値 135 は、ネイバー送信要求メッセージを示します。 ネイバー送信要求メッセージは、ノードが同じローカル リンク上の別のノードのリンク層アドレスを判断する必要がある場合にローカル リンクに送信されます(次の図を参照)。 ノードが別のノードのリンク層アドレスを判断する必要がある場合、ネイバー請求メッセージ内の送信元アドレスは、ネイバー請求メッセージを送信するノードの IPv6 アドレスです。 ネイバー送信要求メッセージ内の宛先アドレスは、宛先ノードの IPv6 アドレスに対応する送信要求ノード マルチキャスト アドレスです。 ネイバー送信要求メッセージには、送信元ノードのリンク層アドレスも含まれます。

図 1. IPv6 ネイバー探索 - ネイバー送信要求メッセージ

ネイバー送信要求メッセージを受信した後に、宛先ノードは、ICMP パケット ヘッダーのタイプ フィールドに値 136 を含むネイバー アドバタイズメント メッセージをローカル リンクに送信することで応答します。 ネイバー アドバタイズメント メッセージの送信元アドレスは、ネイバー アドバタイズメント メッセージを送信するノードの IPv6 アドレス(具体的には、ノード インターフェイスの IPv6 アドレス)です。 ネイバー アドバタイズメント メッセージ内の宛先アドレスは、ネイバー送信要求メッセージを送信したノードの IPv6 アドレスです。 ネイバー アドバタイズメント メッセージのデータ部分には、ネイバー アドバタイズメント メッセージを送信するノードのリンク層アドレスが含まれます。

送信元ノードがネイバー アドバタイズメントを受信すると、送信元ノードと宛先ノードが通信できるようになります。

ネイバー送信要求メッセージは、ネイバーのリンク層アドレスが識別された後に、ネイバーの到達可能性の確認にも使用されます。 あるノードがネイバーの到達可能性を検証する場合、ネイバー送信要求メッセージ内の宛先アドレスはネイバーのユニキャスト アドレスです。

ネイバー アドバタイズメント メッセージは、ローカル リンク上のノードのリンク層アドレスが変更されたときにも送信されます。 そのような変更があった場合、ネイバー アドバタイズメントの宛先アドレスは全ノード マルチキャスト アドレスになります。

ネイバー送信要求メッセージは、ネイバーのリンク層アドレスが識別された後に、ネイバーの到達可能性の確認にも使用されます。 ネイバー到達不能検出では、ネイバーの障害またはネイバーへの転送パスの障害が識別されます。この検出は、ホストとネイバー ノード(ホストまたはデバイス)間のすべてのパスで使用されます。 ネイバー到達不能検出は、ユニキャスト パケットだけが送信されるネイバーに対して実行され、マルチキャスト パケットが送信されるネイバーに対しては実行されません。

ネイバーは、(以前にネイバーに送信されたパケットが受信され、処理されたことを示す)肯定確認応答がネイバーから返された場合に、到達可能と見なされます。 到達可能であるという確認は、接続が動作中(宛先に到達中)であることを示す上位層プロトコル(TCP など)からの情報や、ネイバー送信要求メッセージに対するネイバー アドバタイズメント メッセージを受信することで行われます。 パケットがピアに到達している場合、それらのパケットは送信元のネクストホップ ネイバーにも到達しています。 したがって、転送の進行により、ネクストホップ ネイバーが到達可能であることも確認されます。

ローカル リンク上にない宛先の場合、転送の進行は、ファーストホップ デバイスが到達可能であることを暗に意味します。 上位層プロトコルからの確認応答がない場合、ノードは、ユニキャスト ネイバー送信要求メッセージを使用してネイバーを探し、転送パスがまだ機能していることを確認します。

ネイバーから返信された請求ネイバー アドバタイズメント メッセージは、転送パスがまだ機能しているという肯定確認応答です(請求フラグが値 1 に設定されたネイバー アドバタイズメント メッセージは、ネイバー請求メッセージへの返信としてだけ送信されます)。 非送信要求メッセージでは、送信元ノードから宛先ノードへの一方向パスだけが確認されます。送信要求ネイバー アドバタイズメント メッセージは、両方向のパスが機能していることを示します。


(注)  


送信要求フラグが値 0 に設定されたネイバー アドバタイズメント メッセージは、転送パスがまだ機能していることを示す肯定確認応答とは見なされません。


ネイバー送信要求メッセージは、ユニキャスト IPv6 アドレスがインターフェイスに割り当てられる前にそのアドレスが一意であることを確認するために、ステートレス自動設定プロセスでも使用されます。 新規のリンクローカル IPv6 アドレスに対しては、アドレスがインターフェイスに割り当てられる前に、最初に重複アドレス検出が実行されます(重複アドレス検出の実行中、新規アドレスは一時的な状態のままです)。 具体的には、ノードは未指定の送信元アドレスと一時的なリンクローカル アドレスをメッセージの本文に含むネイバー送信要求メッセージを送信します。 そのアドレスが別のノードですでに使用されている場合、ノードは一時的なリンクローカル アドレスを含むネイバー アドバタイズメント メッセージを返します。 別のノードが同じアドレスの一意性を同時に検証している場合は、そのノードもネイバー送信要求メッセージを返します。 ネイバー送信要求メッセージの返信としてネイバー アドバタイズメント メッセージが受信されず、同じ一時アドレスの検証を試行している他のノードからのネイバー送信要求メッセージも受信されない場合、最初のネイバー送信要求メッセージを送信したノードは、一時的なリンクローカル アドレスを一意であると見なし、そのアドレスをインターフェイスに割り当てます。

リンク上のすべての IPv6 ユニキャスト アドレス(グローバルまたはリンクローカル)が一意であることを検証する必要がありますが、リンクローカル アドレスの一意性が確認されるまでは、リンクローカル アドレスに関連付けられている他の IPv6 アドレスに対して重複アドレス検出は実行されません。 シスコ ソフトウェアでの重複アドレス検出のシスコ実装では、64 ビット インターフェイス識別子から生成されるエニーキャスト アドレスまたはグローバル アドレスの一意性は確認されません。

IPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ

ルータ アドバタイズメント(RA)メッセージは、ICMP パケット ヘッダーのタイプ フィールドが値 134 であり、IPv6 ルータの設定済みの各インターフェイスへ定期的に送信されます。 ステートレス自動設定が正しく機能するには、RA メッセージでアドバタイズされたプレフィックス長が常に 64 ビットである必要があります。

RA メッセージは、全ノード マルチキャスト アドレスに送信されます(次の図を参照)。

図 2. IPv6 ネイバー探索 -- RA メッセージ

通常、RA メッセージには次の情報が含まれます。

  • ローカル リンク上のノードがその IPv6 アドレスの自動設定に使用できる 1 つ以上のオンリンク IPv6 プレフィックス
  • アドバタイズメントに含まれる各プレフィックスのライフタイム情報
  • 完成可能な自動設定のタイプ(ステートレスまたはステートフル)を示すフラグのセット
  • デフォルト ルータ情報(アドバタイズメントを送信しているルータをデフォルト ルータとして使用する必要があるかどうか、また使用する必要がある場合はルータをデフォルト ルータとして使用する必要のある秒単位での時間)
  • ホストが発信するパケットで使用する必要のあるホップ リミットや MTU など、ホストに関する詳細情報

RA は、ルータ送信要求メッセージへの返信としても送信されます。 ICMP パケット ヘッダーのタイプ フィールドの値が 133 であるルータ送信要求メッセージは、システム始動時にホストによって送信されるため、ホストは次のスケジュールされた RA メッセージを待機することなくすぐに自動設定できます。 ルータ送信要求メッセージが通常システム起動時にホストによって送信される(ホストにユニキャスト アドレスが設定されていない)場合、ルータ送信要求メッセージの送信元アドレスは、通常は未指定の IPv6 アドレス(0:0:0:0:0:0:0:0)です。 ホストに設定済みのユニキャスト アドレスがある場合、ルータ送信要求メッセージを送信するインターフェイスのユニキャスト アドレスが、メッセージ内の送信元アドレスとして使用されます。 ルータ送信要求メッセージの宛先アドレスは、スコープがリンクである全ルータ マルチキャスト アドレスです。 RA がルータ送信要求への返信として送信される場合、RA メッセージ内の宛先アドレスは、ルータ送信要求メッセージの送信元のユニキャスト アドレスです。

次の RA メッセージ パラメータを設定できます。

  • RA メッセージが定期的に送信される時間の間隔
  • (特定のリンク上のすべてのノードで使用される)デフォルト ルータとしてのルータの実用性を示す「ルータ ライフタイム」値
  • 特定のリンクで使用されているネットワーク プレフィックス
  • (特定のリンクで)ネイバー送信要求メッセージが再送信される時間の間隔
  • ノードによってネイバーが到達可能である(特定のリンク上のすべてのノードで使用できる)と見なされるまでの時間

設定されたパラメータはインターフェイスに固有です。 RA メッセージ(デフォルト値を含む)の送信は、ipv6 unicast-routing コマンドの設定時に FDDI インターフェイスで自動的にイネーブルになります。 その他のインターフェイス タイプの場合は、no ipv6 nd ra suppress コマンドを使用して、RA メッセージの送信を手動で設定する必要があります。 個々のインターフェイスで、ipv6 nd ra suppress コマンドを使用して、RA メッセージの送信をディセーブルにできます。

トラフィック エンジニアリングのデフォルト ルータ プリファレンス

ホストは、ルータ アドバタイズメント(RA)をリスニングすることでデフォルト デバイスを検出し、選択します。 通常のデフォルト デバイス選択メカニズムは、トラフィック エンジニアリングが必要な場合など、特定のケースでは次善のメカニズムです。 たとえば、リンク上の 2 台のデバイスが、同等だが等しくはないコストのルーティングを提供している場合や、ポリシーによってデバイスの一方を優先することが指示されている場合があります。 次に例をいくつか示します。

  • 異なるプレフィックス セットへルーティングする複数のデバイス:リダイレクト(宛先に対して最適でないデバイスによって送信される)は、ホストが任意のデバイスを選択でき、システムが機能することを意味します。 ただし、トラフィック パターンが、デバイスの 1 つを選択することによって、リダイレクト数が大きく削減されることを意味する場合があります。
  • 新しいデバイスの誤った展開:新しいデバイスを完全に設定する前に展開すると、ホストによって新しいデバイスがデフォルト デバイスとして採用され、トラフィックが消える可能性があります。 ネットワーク管理者は、一部のデバイスが他のデバイスよりも優先されることを指定できます。
  • マルチホーム環境:複数の物理リンクと IPv6 トランスポートでのトンネリングの使用により、マルチホーム環境はより一般的になる可能性があります。 一部のデバイスは、6-to-4 プレフィックスにだけルーティングするか、企業イントラネットにだけルーティングするため、完全なデフォルト ルーティングを提供しないことがあります。 このような状況は、単一リンク上でだけ機能するリダイレクトでは解決できません。

デフォルト ルータ プリファレンス(DRP)機能は、基本的なプリファレンス メトリック(低、中、高)をデフォルト デバイスに提供します。 デフォルト デバイスの DRP は、RA メッセージ内の未使用ビットで通知されます。 この拡張は、デバイス(DRP ビットの設定)とホスト(DRP ビットの解釈)の両方に対して下位互換性があります。 これらのビットは、DRP 拡張を実装しないホストでは無視されます。 同様に、DRP 拡張を実装しないデバイスによって送信される値は、DRP 拡張を実装するホストによって「中」のプリファレンスが指定されたものと解釈されます。 DRP は手動で設定する必要があります。

IPv6 ネイバー リダイレクト メッセージ

ICMP パケット ヘッダーのタイプ フィールドの値 137 は、IPv6 ネイバー リダイレクト メッセージを示します。 デバイスは、ネイバー リダイレクト メッセージを送信して、宛先へのパス上のより適切なファーストホップ ノードをホストに通知します(次の図を参照)。

図 3. IPv6 ネイバー探索 - ネイバー リダイレクト メッセージ


(注)  


リダイレクト メッセージ内のターゲット アドレス(最終的な宛先)によって隣接デバイスのリンクローカル アドレスが確実に識別されるように、デバイスは各隣接デバイスのリンクローカル アドレスを判断できる必要があります。 スタティック ルーティングの場合、ネクストホップ デバイスのアドレスは、デバイスのリンクローカル アドレスを使用して指定する必要があります。ダイナミック ルーティングの場合は、すべての IPv6 プロトコルが隣接デバイスのリンクローカル アドレスを交換する必要があります。


パケットの転送後に、次の条件が満たされる場合、デバイスはパケットの送信元にリダイレクト メッセージを送信する必要があります。

  • パケットの宛先アドレスがマルチキャスト アドレスではない。
  • パケットがデバイスにアドレッシングされていなかった。
  • パケットが、そのパケットを受信したインターフェイスから送信されようとしている。
  • デバイスが、パケットにより適したファーストホップ ノードはパケットの送信元と同じリンク上にあると判断した。
  • パケットの送信元アドレスが、同じリンク上のネイバーのグローバル IPv6 アドレス、またはリンクローカル アドレスである。

ネイバー リダイレクト メッセージなどのすべての IPv6 ICMP エラー メッセージをデバイスが生成するレートを制限するには、ipv6 icmp error-interval コマンドを使用します。これにより、リンク層の輻輳が最終的に低減されます。


(注)  


デバイスはネイバー リダイレクト メッセージを受信してもそのルーティング テーブルを更新せず、ホストはネイバー リダイレクト メッセージを発信しません。


IPv6 ネイバー探索の設定方法

IPv6 ネイバー探索のパラメータ調整

手順の概要

    1.    enable

    2.    configure terminal

    3.    interface type number

    4.    ipv6 nd nud retry base interval max-attempts

    5.    ipv6 nd cache expire expire-time-in-seconds [refresh]

    6.    ipv6 nd na glean


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 enable


    例:
    Device> enable 
     

    特権 EXEC モードをイネーブルにします。

    • パスワードを入力します(要求された場合)。
     
    ステップ 2 configure terminal


    例:
    Device# configure terminal
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3 interface type number


    例:
    Device(config)# interface GigabitEthernet 1/0/0
     

    インターフェイスのタイプと番号を指定し、デバイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

     
    ステップ 4 ipv6 nd nud retry base interval max-attempts


    例:
    Device(config-if)# ipv6 nd nud retry 1 1000 3
     

    NUD がネイバー送信要求に再送信する回数を設定します。

     
    ステップ 5 ipv6 nd cache expire expire-time-in-seconds [refresh]


    例:
    Device(config-if)# ipv6 nd cache expire 7200
     

    IPv6 ND キャッシュ エントリの期限が切れるまでの時間を設定します。

     
    ステップ 6 ipv6 nd na glean


    例:
    Device(config-if)# ipv6 nd na glean
     

    非請求 NA からのエントリを収集するように ND を設定します。

     

    IPv6 ICMP レート制限のカスタマイズ

    手順の概要

      1.    enable

      2.    configure terminal

      3.    ipv6 icmp error-interval milliseconds [bucketsize]


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 enable


      例:
      Device> enable
       

      特権 EXEC モードをイネーブルにします。

      • パスワードを入力します(要求された場合)。
       
      ステップ 2 configure terminal


      例:
      Device# configure terminal
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 ipv6 icmp error-interval milliseconds [bucketsize]


      例:
      Device(config)# ipv6 icmp error-interval 50 20
       

      IPv6 ICMP エラー メッセージの間隔とバケット サイズをカスタマイズします。

       

      IPv6 リダイレクト メッセージの表示

      手順の概要

        1.    enable

        2.    show ipv6 interface [brief] [type number] [prefix]

        3.    show ipv6 neighbors [interface-type interface-number | ipv6-address | ipv6-hostname ] statistics

        4.    show ipv6 route [ipv6-address | ipv6-prefix/prefix-length | protocol | interface-type interface-number]

        5.    show ipv6 traffic

        6.    show hosts [vrf vrf-name | all | hostname | summary]

        7.    enable

        8.    show running-config


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 enable


        例:
        Device# enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 2 show ipv6 interface [brief] [type number] [prefix]


        例:
        Device# show ipv6 interface gigabitethernet 0/0/0
         

        IPv6 向けに設定されたインターフェイスの使用状況を表示します。

         
        ステップ 3 show ipv6 neighbors [interface-type interface-number | ipv6-address | ipv6-hostname ] statistics


        例:
        Device# show ipv6 neighbors gigabitethernet 2/0/0
         

        IPv6 ネイバー探索キャッシュ情報を表示します。

         
        ステップ 4 show ipv6 route [ipv6-address | ipv6-prefix/prefix-length | protocol | interface-type interface-number]


        例:
        Device# show ipv6 route
         

        (任意)IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。

         
        ステップ 5 show ipv6 traffic


        例:
        Device# show ipv6 traffic
         

        (任意)IPv6 トラフィックの統計情報を表示します。

         
        ステップ 6 show hosts [vrf vrf-name | all | hostname | summary]


        例:
        Device# show hosts
         

        デフォルトのドメイン名、名前ルックアップ サービス、ネーム サーバ ホストのリスト、およびホスト名とアドレスのキャッシュされたリストを表示します。

         
        ステップ 7 enable


        例:
        Device> enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 8 show running-config


        例:
        Device# show running-config
         

        デバイスで実行されている現在の設定を表示します。

         

        IPv6 ネイバー探索の設定例

        例:IPv6 ネイバー探索のパラメータのカスタマイズ

        次の例では、IPv6 ND NA グリーニングをイネーブルにし、IPv6 ND キャッシュの有効期限を 7200 秒(2 時間)に設定しています。

        interface Port-channel189
         no ip address
         ipv6 address FC07::789:1:0:0:3/64
         ipv6 nd reachable-time 2700000
         ipv6 nd na glean
         ipv6 nd cache expire 7200
         no ipv6 redirects
         standby version 2
         standby 2 ipv6 FC07::789:1:0:0:1/64
         standby 2 priority 150
         standby 2 preempt

        例:IPv6 ICMP レート制限の設定

        次の例は、50 ミリ秒の間隔と 20 トークンのバケット サイズが IPv6 ICMP エラー メッセージに対して設定されていることを示します。

        ipv6 icmp error-interval 50 20

        例:ICMP レート制限カウンタに関する情報の表示

        次の例では、ICMP レート制限カウンタに関する情報が表示されます。

        Device# show ipv6 traffic
        
        ICMP statistics:
          Rcvd: 188 input, 0 checksum errors, 0 too short
                0 unknown info type, 0 unknown error type
                unreach: 0 routing, 0 admin, 0 neighbor, 0 address, 0 port
                parameter: 0 error, 0 header, 0 option
                0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,0 too big
                0 echo request, 0 echo reply
                0 group query, 0 group report, 0 group reduce
                1 router solicit, 175 router advert, 0 redirects
                0 neighbor solicit, 12 neighbor advert
          Sent: 7376 output, 56 rate-limited
                unreach: 0 routing, 15 admin, 0 neighbor, 0 address, 0 port
                parameter: 0 error, 0 header, 0 option
                0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,0 too big
                15 echo request, 0 echo reply
                0 group query, 0 group report, 0 group reduce
                0 router solicit, 7326 router advert, 0 redirects
                2 neighbor solicit, 22 neighbor advert

        例:IPv6 インターフェイス統計情報の表示

        次の例では、show ipv6 interface コマンドを使用して、IPv6 アドレスが FastEthernet インターフェイス 1/0 に対して正しく設定されていることを確認します。 IPv6 ネイバー リダイレクト メッセージ、IPv6 ネイバー探索メッセージ、ステートレス自動設定、および MTU サイズのステータスに関する情報も表示されることがあります。

        Device# show ipv6 interface fastethernet 1/0
        
        Ethernet0 is up, line protocol is up
          IPv6 is stalled, link-local address is FE80::1 
          Global unicast address(es):
            2001:DB8:2000::1, subnet is 2001:DB8:2000::/64
            2001:DB8:3000::1, subnet is 2001:DB8:3000::/64
          Joined group address(es):
            FF02::1
            FF02::2
            FF02::1:FF00:1
          MTU is 1500 bytes
          ICMP error messages limited to one every 100 milliseconds
          ICMP redirects are enabled
          ND DAD is enabled, number of DAD attempts: 1
          ND reachable time is 30000 milliseconds
          ND advertised reachable time is 0 milliseconds
          ND advertised retransmit interval is 0 milliseconds
          ND router advertisements are sent every 200 seconds
          ND router advertisements live for 1800 seconds
          Hosts use stateless autoconfig for addresses.

        その他の関連資料

        関連資料

        関連項目

        マニュアル タイトル

        IPv6 のアドレッシングと接続

        『IPv6 Configuration Guide』

        Cisco IOS コマンド

        『Cisco IOS Master Commands List, All Releases』

        IPv6 コマンド

        『Cisco IOS IPv6 Command Reference』

        Cisco IOS IPv6 機能

        『Cisco IOS IPv6 Feature Mapping』

        標準および RFC

        標準/RFC

        タイトル

        IPv6 に関する RFC

        『IPv6 RFCs』

        MIB

        MIB

        MIB のリンク

        この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

        選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

        http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

        シスコのテクニカル サポート

        説明

        リンク

        シスコのサポートおよびドキュメンテーション Web サイトでは、ダウンロード可能なマニュアル、ソフトウェア、ツールなどのオンライン リソースを提供しています。 これらのリソースは、ソフトウェアをインストールして設定したり、シスコの製品やテクノロジーに関する技術的問題を解決したりするために使用してください。 この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

        http:/​/​www.cisco.com/​cisco/​web/​support/​index.html

        IPv6 ネイバー探索の機能情報

        次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

        プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/​go/​cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

        表 1 IPv6 ネイバー探索の機能情報

        機能名

        リリース

        機能情報

        IPv6 ネイバー探索

        12.0(22)S

        12.2(2)T

        12.2(14)S

        12.2(17a)SX1

        12.2(25)SG

        12.2(28)SB

        12.2(33)SRA

        Cisco IOS XE Release 2.1

        12.2(50)SY

        15.0(1)SY

        3.2.0SG

        IPv6 ネイバー探索プロセスでは、ICMP メッセージおよび送信要求ノード マルチキャスト アドレスを使用して、同じネットワーク(ローカル リンク)上のネイバーのリンク層アドレスを判断し、ネイバーに到達可能かどうかを確認し、ネイバー デバイスを追跡します。

        ipv6 nd cache expireipv6 nd na gleanipv6 nd nud retry の各コマンドが追加または変更されています。

        IPv6:ネイバー探索重複アドレス検出

        12.0(22)S

        12.2(4)T

        12.2(17a)SX1

        12.2(14)S

        12.2(25)SG

        12.2(28)SB

        12.2(33)SRA

        12.2(50)SY

        15.0(1)SY

        15.1(1)SY

        15.3(1)S

        Cisco IOS XE Release 2.1

        新規のリンクローカル IPv6 アドレスに対しては、アドレスがインターフェイスに割り当てられる前に、最初に IPv6 ネイバー探索重複アドレス検出が実行されます(重複アドレス検出の実行中、新規アドレスは一時的な状態のままです)。

        追加または変更されたコマンドはありません。

        IPv6 ネイバー探索ノンストップ フォワーディング

        12.2(33)SRE

        15.0(1)S

        15.0(1)SY

        15.1(1)SY

        IPv6 ネイバー探索ノンストップ フォワーディング機能は、IPv6 ハイ アベイラビリティのサポートを提供します。

        追加または変更されたコマンドはありません。