IPv6 アドレッシングおよび基本的な接続のコンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE Release 3S
IPv6 のアドレッシングと基本接続
IPv6 のアドレッシングと基本接続
発行日;2013/06/17   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

IPv6 のアドレッシングと基本接続

Internet Protocol Version 6(IPv6)は、ネットワーク アドレス ビット数を(IPv4 での)32 ビットから 128 ビットに拡張しているため、地球上のすべてのネットワーク デバイスにグローバルに一意な IP アドレスを十分に提供できます。 IPv6 によってアドレス空間が無制限に提供されるため、シスコは、信頼性があり、ユーザ エクスペリエンスやセキュリティが改善されたより新しいアプリケーションおよびサービスをさらに多く提供できます。

シスコ ソフトウェアでの基本的な IPv6 接続の実装は、個々のデバイス インターフェイスへの IPv6 アドレスの割り当てで構成されます。 IPv6 トラフィックの転送はグローバルにイネーブルにでき、IPv6 のシスコ エクスプレス フォワーディング スイッチングをイネーブルにすることもできます。 ユーザは、ドメイン ネーム システム(DNS)の名前からアドレスおよびアドレスから名前のルックアップ プロセスで AAAA レコード タイプのサポートを設定し、IPv6 ネイバー探索を管理することで基本接続を拡張できます。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、『Bug Search Tool』およびご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/​go/​cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

IPv6 アドレッシングと基本接続の実装の制約事項

  • スイッチは、IPv6 フレームを転送する前にレイヤ 3 パケット情報を確認しないため、IPv6 パケットは、レイヤ 2 LAN スイッチに対して透過的です。 したがって、IPv6 ホストをレイヤ 2 LAN スイッチに直接接続できます。
  • 1 つのインターフェイス上で同じプレフィックス内に複数の IPv6 グローバル アドレスを設定できますが、1 つのインターフェイス上の複数の IPv6 リンクローカル アドレスはサポートされていません。

IPv6 のアドレッシングと基本接続に関する情報

シスコ ソフトウェアの IPv6

以前は IPng(次世代)と呼ばれていた IPv6 は、インターネット プロトコル(IP)の最新バージョンです。 IP は、デジタル ネットワーク上のデータ、音声、およびビデオ トラフィックの交換に使用されるパケットベースのプロトコルです。 IP バージョン 4(IPv4)の 32 ビット アドレッシング方式ではインターネットの成長の需要を十分に満たせないことが明らかになったときに、IPv6 が提案されました。 長い議論のあとで、IP を IPng のベースにするが、はるかに大きなアドレス空間と、簡略化されたメイン ヘッダーや拡張ヘッダーなどの改善を追加することが決定されました。 IPv6 は、Internet Engineering Task Force(IETF)から発行されている RFC 2460、『Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification』で最初に説明されています。 IPv6 でサポートされるアーキテクチャとサービスについては他の RFC で規定されています。

IPv6 のアーキテクチャは、エンドツーエンドのセキュリティ、Quality of Service(QoS)、グローバルに一意なアドレスなどのサービスを提供する一方で、既存の IPv4 ユーザが IPv6 に簡単に移行できるように設計されています。 拡大された IPv6 アドレス空間により、ネットワークのスケーラビリティが可能となり、グローバルな到達可能性が提供されます。 簡素化された IPv6 パケット ヘッダー形式により、パケットの処理効率が向上しています。 IPv6 プレフィックス集約、簡略化されたネットワーク リナンバリング、および IPv6 サイト マルチホーミング機能によって、より効率的なルーティングを実現する IPv6 アドレッシング階層が提供されます。 IPv6 は、Routing Information Protocol(RIP)、Integrated Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)、IPv6 向け Open Shortest Path First(OSPF)、マルチプロトコル ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)などの広く採用されているルーティング プロトコルをサポートしています。 他の使用可能な機能には、ステートレス自動設定、数が増えたマルチキャスト アドレスなどがあります。

一意のアドレスを確保するための大きな IPv6 アドレス空間

グローバルに一意な IP アドレスの需要を満たす必要があることが、IPv6 の主な目的です。 IPv6 は、ネットワーク アドレス ビット数を(IPv4 での)32 ビットの 4 倍の 128 ビットにしているため、地球上のすべてのネットワーク デバイスにグローバルに一意な IP アドレスを十分に提供できます。 IPv6 アドレスをグローバルに一意にすることで、ネットワーク デバイスのグローバルな到達可能性とエンドツーエンドのセキュリティが実現されます。これは、アドレスの需要を喚起するアプリケーションとサービスに不可欠な機能です。 また、柔軟性の高い IPv6 アドレス空間により、プライベート アドレスの必要性が低減されます。したがって、IPv6 を使用すると、ネットワーク エッジにある境界デバイスによる特別な処理を必要としない新しいアプリケーション プロトコルがイネーブルになります。

IPv6 アドレス形式

IPv6 アドレスは、x:x:x:x:x:x:x:x のようにコロン(:)で区切られた一連の 16 ビットの 16 進フィールドで表されます。 次に、IPv6 アドレスの例を 2 つ示します。

2001:DB8:7654:3210:FEDC:BA98:7654:3210

2001:DB8:0:0:8:800:200C:417A

IPv6 アドレスには、通常、連続するゼロの 16 進フィールドが含まれます。 IPv6 アドレスの先頭、中間、または末尾で 2 つのコロン(::)を使用して、ゼロの連続 16 進数フィールドを圧縮することができます(コロンは、ゼロの 16 進数フィールドが連続していることを表します)。 次の表に、圧縮された IPv6 アドレスの形式をリストします。

連続する 16 ビット値がゼロとして指定されている場合は、2 つのコロンを ipv6-address 引数の一部として使用できます。 インターフェイスごとに複数の IPv6 アドレスを設定できますが、設定できるリンクローカル アドレスは 1 つだけです。


(注)  


IPv6 アドレスでは、最も長く連続するゼロの 16 進フィールドを表すために 2 つのコロン(::)を 1 回だけ使用できます。 IPv6 アドレスの 16 進文字は大文字と小文字が区別されません。


表 1 圧縮された IPv6 アドレス形式

IPv6 アドレス タイプ

優先形式

圧縮形式

ユニキャスト

2001:0:0:0:DB8:800:200C:417A

2001::DB8:800:200C:417A

マルチキャスト

FF01:0:0:0:0:0:0:101

FF01::101

ループバック

0:0:0:0:0:0:0:1

::1

未指定

0:0:0:0:0:0:0:0

::

ノードは、上の表に示されているループバック アドレスを使用して、IPv6 パケットを自身に送信できます。 IPv6 のループバック アドレスは、IPv4 のループバック アドレス(127.0.0.1)と同じように機能します。


(注)  


IPv6 ループバック アドレスは、物理インターフェイスに割り当てることができません。 IPv6 ループバック アドレスを送信元アドレスまたは宛先アドレスとするパケットは、そのパケットを作成したノード内に留まっている必要があります。 IPv6 デバイスは、IPv6 ループバック アドレスを送信元アドレスまたは宛先アドレスとするパケットを転送しません。


上の表に示されている未指定アドレスは、IPv6 アドレスがないことを示します。 たとえば、IPv6 ネットワーク上で新しく初期化されたノードは、IPv6 アドレスを受信するまで、パケットで未指定アドレスを送信元アドレスとして使用できます。


(注)  


IPv6 未指定アドレスは、インターフェイスに割り当てることができません。 未指定 IPv6 アドレスを IPv6 パケットまたは IPv6 ルーティング ヘッダーで宛先アドレスとして使用することはできません。


ipv6-prefix/prefix-length 形式の IPv6 アドレス プレフィックスを使用すると、アドレス空間全体のビット単位の連続ブロックを表現できます。 ipv6-prefix は、RFC 2373 に記載された形式で指定する必要があります。この形式では、アドレスは、16 進数値を 16 ビット単位でコロンで区切って指定します。 プレフィックス長は、アドレスの高次の連続ビットのうち、何個がプレフィックス(アドレスのネットワーク部分)を構成しているかを指定する 10 進数値です。 たとえば、2001:DB8:8086:6502::/32 は有効な IPv6 プレフィックスです。

IPv6 アドレスの出力表示

IPv6 または IPv4 コマンドの出力に IPv6 アドレスが表示される場合、長い IPv6 アドレスが隣接フィールドにオーバーフローし、出力が読みにくくなることがあります。 出力フィールドは、考えられる最長の IPv4 アドレス(15 文字)に対応するように設計されました。IPv6 アドレスは最大 39 文字です。 適切な長さの IPv6 アドレスを表示し、必要に応じて以降のフィールドを次の行に移動するために、以下の方式が IPv4 および IPv6 コマンドに採用されました。 移動されるフィールドは、ヘッダー行に位置揃えされます。

次の例では、8 つの接続が表示されています。 最初の 6 つの接続には IPv6 アドレスを使用し、最後の 2 つの接続には IPv4 アドレスを使用しています。

Device# where
Conn Host                Address             Byte  Idle Conn Name
   1 test5               2001:DB8:3333:4::5    6    24 test5
   2 test4               2001:DB8:3333:44::5
                                               6    24 test4
   3 2001:DB8:3333:4::5 2001:DB8:3333:4::5     6    24 2001:DB8:3333:4::5
   4 2001:DB8:3333:44::5
                         2001:DB8:3333:44::5
                                               6    23 2001:DB8:3333:44::5
   5 2001:DB8:3000:4000:5000:6000:7000:8001
                         2001:DB8:3000:4000:5000:6000:7000:8001
                                               6    20 2001:DB8:3000:4000:5000:6000:
   6 2001:DB8:1::1      2001:DB8:1::1          0     1 2001:DB8:1::1
   7 10.1.9.1            10.1.9.1              0     0 10.1.9.1
   8 10.222.111.222      10.222.111.222        0     0 10.222.111.222

接続 1 には、アドレス フィールドの最大アドレス長を使用する IPv6 アドレスが含まれます。 接続 2 では、IPv6 アドレスによってアドレス フィールドがオーバーフローし、以降のフィールドが次の行に移動されますが、適切なヘッダーに位置揃えされていることが示されています。 接続 3 には、どの行もラップせずにホスト名フィールドとアドレス フィールドの最大長を充てんする IPv6 が含まれます。 接続 4 は、ホスト名フィールドとアドレス フィールドの両方に長い IPv6 アドレスが含まれる場合の結果を示しています。 出力は、適切な見出し位置を維持したまま、3 行にわたって表示されています。 接続 5 は接続 4 と同様に、ホスト名フィールドとアドレス フィールドの両方に非常に長い IPv6 アドレスが存在する結果を示しています。 実際には、接続名フィールドは切り捨てられています。 接続 6 では、表示の変更が不要な非常に短い IPv6 アドレスが表示されます。 接続 7 および 8 では、短い IPv4 アドレスと長い IPv4 アドレスが表示されます。


(注)  


IPv6 アドレスの出力表示は、IPv6 アドレスを表示するすべてのコマンドに適用されます。


簡易 IPv6 パケット ヘッダー

基本 IPv4 パケット ヘッダーには、合計サイズが 20 オクテット(160 ビット)の 12 のフィールドがあります(次の図を参照)。 この 12 個のフィールドのあとにはオプション フィールドが、さらにそのあとに、通常はトランスポート レイヤ パケットであるデータ部分が続く場合があります。 可変長のオプション フィールドは、IPv4 パケット ヘッダーの合計サイズに加算されます。 次の図に示す IPv4 パケット ヘッダーのグレーのフィールドは、IPv6 パケット ヘッダーに含まれません。

図 1. IPv4 パケット ヘッダー形式

基本 IPv6 パケット ヘッダーには、合計サイズが 40 オクテット(320 ビット)の 8 つのフィールドがあります(次の図を参照)。 IPv6 では、フラグメンテーションはデバイスによって処理されず、チェックサムはネットワーク層で使用されないため、IPv6 ヘッダーからフィールドが除去されました。 代わりに、IPv6 のフラグメンテーションはパケットの送信元によって処理され、チェックサムはデータ リンク層とトランスポート層で使用されます (IPv4 では、UDP トランスポート層でオプションのチェックサムが使用されます。 IPv6 では、内部パケットの整合性をチェックするために UDP チェックサムを使用する必要があります)。また、基本 IPv6 パケット ヘッダーとオプション フィールドは 64 ビットに揃えられるため、IPv6 パケットの処理が簡単になります。

図 2. IPv6 パケット ヘッダー形式

次の表に、基本 IPv6 パケット ヘッダーのフィールドをリストします。

表 2 基本 IPv6 パケット ヘッダー フィールド

フィールド

説明

バージョン

IPv4 パケット ヘッダーのバージョン フィールドに該当しますが、IPv4 で示される数字 4 の代わりに、IPv6 では数字 6 が示されます。

トラフィック クラス

IPv4 パケット ヘッダーのタイプ オブ サービス フィールドと同様です。 トラフィック クラス フィールドは、差別化されたサービスで使用されるトラフィック クラスのタグをパケットに付けます。

フロー ラベル

IPv6 パケット ヘッダーの新しいフィールドです。 フロー ラベル フィールドは、ネットワーク層でパケットを差別化する特定のフローのタグをパケットに付けます。

ペイロード長

IPv4 パケット ヘッダーの合計長フィールドと同様です。 ペイロード長フィールドは、パケットのデータ部分の合計長を示します。

次ヘッダー

IPv4 パケット ヘッダーのプロトコル フィールドと同様です。 次ヘッダー フィールドの値により、基本 IPv6 ヘッダーに続く情報のタイプが決まります。 基本 IPv6 ヘッダーに続く情報のタイプは、上の図に示すように、TCP や UDP パケットなどのトランスポートレイヤ パケット、または拡張ヘッダーです。

ホップ リミット

IPv4 パケット ヘッダーの存続可能時間フィールドと同様です。 ホップ リミット フィールドの値は、IPv6 パケットが無効と見なされる前に通過できるデバイスの最大数です。 各デバイスを通過するたびに、この値が 1 ずつ減少します。 IPv6 ヘッダーにはチェックサムがないため、デバイスは値を減らすたびにチェックサムを再計算する必要がなく、処理リソースが節約されます。

送信元アドレス

IPv4 パケット ヘッダーの送信元アドレス フィールドと同様ですが、IPv4 の 32 ビット送信元アドレスの代わりに、IPv6 では 128 ビットの送信元アドレスが含まれます。

宛先アドレス

IPv4 パケット ヘッダーの宛先アドレス フィールドと同様ですが、IPv4 の 32 ビット宛先アドレスの代わりに、IPv6 では 128 ビットの宛先アドレスが含まれます。

基本 IPv6 パケット ヘッダーの 8 つのフィールドの後に、オプションの拡張ヘッダーおよびパケットのデータ部分が続きます。 存在する場合は、各拡張ヘッダーが 64 ビットに揃えられます。 IPv6 パケットの拡張ヘッダーの数は固定されていません。 拡張ヘッダーがヘッダーのチェーンを形成します。 各拡張ヘッダーは、前のヘッダーの次ヘッダー フィールドによって識別されます。 通常は、最後の拡張ヘッダーに、TCP や UDP などのトランスポートレイヤ プロトコルの次ヘッダー フィールドがあります。 次の図に、IPv6 拡張ヘッダー形式を示します。

図 3. IPv6 拡張ヘッダー形式

次の表に、拡張ヘッダー タイプとその次ヘッダー フィールド値をリストします。

表 3 IPv6 拡張ヘッダー タイプ

ヘッダー タイプ

次ヘッダーの値

説明

ホップバイホップ オプション ヘッダー

0

このヘッダーは、パケットのパス上のすべてのホップで処理されます。 存在する場合、ホップバイホップ オプション ヘッダーは、常に基本 IPv6 パケット ヘッダーの直後に続きます。

宛先オプション ヘッダー

60

宛先オプション ヘッダーは、任意のホップバイホップ オプション ヘッダーの後に続くことがあります。その場合、宛先オプション ヘッダーは、最終的な宛先と、ルーティング ヘッダーで指定された各通過アドレスでも処理されます。 また、宛先オプション ヘッダーは、任意のカプセル化セキュリティ ペイロード(ESP)ヘッダーの後に続くこともあります。その場合、宛先オプション ヘッダーは、最終的な宛先でだけ処理されます。

ルーティング ヘッダー

43

ルーティング ヘッダーは送信元のルーティングに使用されます。

フラグメント ヘッダー

44

フラグメント ヘッダーは、送信元が、送信元と宛先の間のパスの最大伝送単位(MTU)よりも大きいパケットをフラグメント化する必要がある場合に使用されます。 フラグメント ヘッダーは、フラグメント化された各パケットで使用されます。

認証ヘッダー

および

ESP ヘッダー

51

50

認証ヘッダーと ESP ヘッダーは、パケットの認証、整合性、および機密性を提供するために IP セキュリティ プロトコル(IPsec)内で使用されます。 これらのヘッダーは、IPv4 と IPv6 の両方で同一です。

上位層ヘッダー

6(TCP)

17(UDP)

上位層(トランスポート)ヘッダーは、データを転送するためにパケットの内部で使用される典型的なヘッダーです。 2 つの主要なトランスポート プロトコルは TCP と UDP です。

モビリティ ヘッダー

135

バインディングの作成と管理に関連するすべてのメッセージで、モバイル ノード、通信ノード、およびホーム エージェントによって使用される拡張ヘッダーです。

DNS for IPv6

IPv6 では、DNS の名前からアドレスおよびアドレスから名前のルックアップ プロセスでサポートされる DNS レコード タイプがサポートされます。 DNS レコード タイプでは、IPv6 アドレスがサポートされます。 IPv6 では、IPv6 アドレスから DNS 名への逆マッピングもサポートされます。

次の表に、IPv6 DNS レコード タイプをリストします。

表 4 IPv6 DNS レコード タイプ

レコード タイプ

説明

フォーマット

AAAA

ホスト名を IPv6 アドレスにマッピングします (IPv4 の A レコードと同等)。

www.abc.test AAAA 3FFE:YYYY:C18:1::2

PTR

IPv6 アドレスをホスト名にマッピングします (IPv4 の PTR レコードと同等)。

(注)     

シスコ ソフトウェアでは、IP6.INT ドメインの PTR レコードの解決がサポートされます。

2.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.1.0.0.0.8.1.c.0.y.y.y.y.e.f.f.3.ip6.int PTR www.abc.test

Cisco Discovery Protocol IPv6 アドレスのサポート

ネイバー情報の Cisco Discovery Protocol IPv6 アドレス サポート機能により、2 台のシスコ デバイス間で IPv6 アドレッシング情報を転送する機能が追加されます。 IPv6 アドレス向け Cisco Discovery Protocol サポートは、ネットワーク管理製品およびトラブルシューティング ツールに IPv6 情報を提供します。

IPv6 プレフィックス集約

IPv6 アドレス空間の集約可能な特性により、IPv6 アドレッシング階層がイネーブルになります。 たとえば、企業はサービス プロバイダーの単一の IPv6 プレフィックスを複数のより長いプレフィックスに分割して、社内ネットワーク内で使用できます。 反対に、サービス プロバイダーは、カスタマーのすべてのプレフィックスを、サービス プロバイダーが IPv6 インターネット上でアドバタイズできる単一のより短いプレフィックスに集約できます(次の図を参照)。

図 4. IPv6 プレフィックス集約

IPv6 サイト マルチホーミング

複数の IPv6 プレフィックスをネットワークとホストに割り当てることができます。 複数のプレフィックスをネットワークに割り当てると、グローバル ルーティング テーブルを壊すことなくネットワークを複数の ISP に簡単に接続できるようになります(次の図を参照)。

図 5. IPv6 サイト マルチホーミング

IPv6 データ リンク

IPv6 ネットワークでは、データ リンクは特定のリンクローカル プレフィックスを共有するネットワークです。 データ リンクは、接続しているネットワークのアドレッシングの複雑さをサブネットワークから隠しながらマルチレベルの階層ルーティング構造を提供するために、ネットワーク管理者によって任意にセグメント化されるネットワークです。 IPv6 のサブネットワークの機能は、IPv4 のサブネットワークと同様です。 サブネットワーク プレフィックスは 1 つのデータ リンクに関連付けられ、複数のサブネットワーク プレフィックスを同じデータ リンクに割り当てることができます。

IPv6 では、FDDI、フレーム リレー PVC、Cisco ハイレベル データリンク コントロール(HDLC)、PPP over Packet over SONET、ISDN、シリアル インターフェイスの各データ リンクがサポートされます。

IPv4 と IPv6 の二重プロトコル スタック

デュアル IPv4 および IPv6 プロトコル スタック手法を使用して IPv6 に移行できます。 これにより、ノードで稼働しているアプリケーションに対する段階的な 1 つずつのアップグレードが可能になります。 ノードで稼働しているアプリケーションは、IPv6 プロトコル スタックを使用するようにアップグレードされます。 アップグレードされていないアプリケーション(IPv4 プロトコル スタックだけをサポートするなど)は、1 つのノードでアップグレードされたアプリケーションと共存できます。 新しいアプリケーションとアップグレードされたアプリケーションでは、IPv4 と IPv6 の両方のプロトコル スタックを使用します(次の図を参照)。

図 6. デュアル IPv4 および IPv6 プロトコル スタック手法

1 つのアプリケーション プログラム インターフェイス(API)で、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方および DNS 要求がサポートされます。 アプリケーションを新しい API にアップグレードしても、依然として IPv4 プロトコル スタックだけを使用できます。 シスコ ソフトウェアでは、デュアル IPv4 および IPv6 プロトコル スタック手法がサポートされます。 IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方でインターフェイスが設定されている場合、インターフェイスは IPv4 と IPv6 両方のトラフィックを転送します。

次の図では、デュアル IPv4 および IPv6 プロトコル スタックをサポートするアプリケーションは、宛先ホスト名 www.example.com で使用可能なすべてのアドレスを DNS サーバに要求します。 DNS サーバは、www.example.com で使用可能なすべてのアドレス(IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方)で返信します。 アプリケーションはアドレスを選択し(ほとんどの場合、IPv6 アドレスがデフォルトの選択肢です)、IPv6 プロトコル スタックを使用して送信元ノードを宛先に接続します。

図 7. デュアル IPv4 および IPv6 プロトコル スタック アプリケーション

IPv6 アドレッシングと基本接続の設定方法

IPv6 アドレッシングの設定と IPv6 ルーティングのイネーブル化

IPv6 アドレスを個々のデバイス インターフェイスに割り当て、IPv6 トラフィックの転送をデバイス上でグローバルにイネーブルにするには、次の作業を実行します。 デフォルトでは、IPv6 アドレスは設定されず、IPv6 ルーティングはディセーブルになります。


(注)  


1 つのインターフェイス上で複数の IPv6 リンクローカル アドレスはサポートされません。


手順の概要

    1.    enable

    2.    configure terminal

    3.    interface type number

    4.    次のいずれかを実行します。

    • ipv6 address ipv6-prefix /prefix-length eui-64
    • ipv6 address ipv6-address / prefix-length link-local
    • ipv6 enable

    5.    exit

    6.    ipv6 unicast-routing


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 enable


    例:
    Device> enable
     

    特権 EXEC モードをイネーブルにします。

    • パスワードを入力します(要求された場合)。
     
    ステップ 2 configure terminal


    例:
    Device# configure terminal
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3 interface type number


    例:
    Device(config)# interface gigabitethernet 0/0/0
     

    インターフェイスのタイプと番号を指定し、デバイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。

     
    ステップ 4次のいずれかを実行します。
    • ipv6 address ipv6-prefix /prefix-length eui-64
    • ipv6 address ipv6-address / prefix-length link-local
    • ipv6 enable


    例:
    Device(config-if)# ipv6 address 2001:DB8:0:1::/64 eui-64


    例:
              


    例:
    Device(config-if)# ipv6 address FE80::260:3EFF:FE11:6770 link-local


    例:
    
     


    例:
              


    例:
    Device(config-if)# ipv6 enable
     

    インターフェイスに割り当てられている IPv6 ネットワークを指定し、インターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにします。

    または

    インターフェイスに割り当てられている IPv6 アドレスを指定し、そのインターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにします。

    または

    インターフェイスで IPv6 リンクローカル アドレスを自動的に設定し、インターフェイスで IPv6 処理もイネーブルにします。 リンクローカル アドレスは、同じリンク上のノードとの通信にだけ使用できます。

    • ipv6 address eui-64 コマンドを指定して、IPv6 アドレスの下位 64 ビットにインターフェイス識別子(ID)を持つグローバル IPv6 アドレスを設定します。 指定する必要があるのはアドレスの 64 ビット ネットワーク プレフィックスだけです。最後の 64 ビットはインターフェイス ID から自動的に計算されます。
    • ipv6 address link-local コマンドを指定して、IPv6 がインターフェイスでイネーブルになっている場合に自動的に設定されるリンクローカル アドレスの代わりに使用されるリンクローカル アドレスを、インターフェイスに設定します。
     
    ステップ 5 exit


    例:
    Device(config-if)# exit
     

    インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、デバイスをグローバル コンフィギュレーション モードに戻します。

     
    ステップ 6 ipv6 unicast-routing


    例:
    Device(config)# ipv6 unicast-routing
     

    IPv6 ユニキャスト データグラムの転送をイネーブルにします。

     

    IPv6 アドレスへのホスト名のマッピング

    hostname-to-address マッピング

    ネーム サーバを使用して、ドメイン名に関連付けられている情報を追跡します。 ネーム サーバでは、ホスト名からアドレスへのマッピングのデータベースを維持できます。 各名前は、1 つ以上の IPv4 アドレス、IPv6 アドレス、または両方のアドレス タイプにマッピングできます。 このサービスを使用してドメイン名を IPv6 アドレスにマッピングするには、ネーム サーバを指定し、DNS をイネーブルにする必要があります。DNS は、ネットワーク デバイスを一意に識別するインターネットのグローバルな命名体系です。

    シスコ ソフトウェアは、connecttelnet、ping の各コマンド、関連する Telnet サポート操作、およびコマンド出力を生成する他の多くのコマンドで使用するために、ホスト名からアドレスへのマッピングのキャッシュを維持します。 このキャッシュによって、名前からアドレスへの変換が高速になります。

    IPv4 と同様に、IPv6 で使用されるネーミング方式では、ドメインに対して提供する階層名前空間内の場所によってネットワーク デバイスを識別できます。 ドメイン名は、ピリオド(.)を区切り文字として結合されます。 たとえば、シスコは com ドメイン名で識別される商業組織であるため、ドメイン名は cisco.com です。 このドメイン内の特定のデバイス、たとえば FTP サーバは、ftp.cisco.com として識別されます。

    手順の概要

      1.    enable

      2.    configure terminal

      3.    ipv6 host name [port] ipv6-address1 [ipv6-address2...ipv6-address4]

      4.    次のいずれかを実行します。

      • ip domain name [vrf vrf-name] name
      • ip domain list [vrf vrf-name] name

      5.    ip name-server [vrf vrf-name] server-address1 [server-address2...server-address6]

      6.    ip domain-lookup


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 enable


      例:
      Device> enable
       

      特権 EXEC モードをイネーブルにします。

      • パスワードを入力します(要求された場合)。
       
      ステップ 2 configure terminal


      例:
      Device# configure terminal
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 ipv6 host name [port] ipv6-address1 [ipv6-address2...ipv6-address4]


      例:
      Device(config)#  ipv6 host cisco-sj 2001:DB8:20:1::12
       

      ホスト名からアドレスへのスタティック マッピングをホスト名キャッシュに定義します。

      • 通常は、数字のアドレスではなくシンボリック名でネットワーク デバイスを参照する方が簡単です(Telnet などのサービスでは、ホスト名またはアドレスを使用できます)。 ホスト名と IPv6 アドレスは、静的または動的な手段で相互に関連付けることができます。
      • ダイナミック マッピングが使用可能でない場合は、ホスト名をアドレスに手動で割り当てると便利です。
       
      ステップ 4次のいずれかを実行します。
      • ip domain name [vrf vrf-name] name
      • ip domain list [vrf vrf-name] name


      例:
      Device(config)# ip domain-name cisco.com


      例:
                


      例:
      Device(config)# ip domain list cisco1.com
       

      (任意)非修飾ホスト名を完成させるためにシスコ ソフトウェアで使用されるデフォルトのドメイン名を定義します。

      または

      (任意)非修飾ホスト名を完成させるためのデフォルト ドメイン名のリストを定義します。

      • ドメイン名要求を完成させるためにシスコ ソフトウェアで使用されるデフォルトのドメイン名を指定できます。 単一のドメイン名またはドメイン名のリストを指定できます。 完全なドメイン名を含まないホスト名では、名前が検索される前に、指定したデフォルト ドメイン名が付加されます。
      (注)     

      ip domain name コマンドと ip domain list コマンドは、IPv4 と IPv6 の両方で使用できるデフォルト ドメイン名の指定に使用されます。

       
      ステップ 5 ip name-server [vrf vrf-name] server-address1 [server-address2...server-address6]


      例:
      Device(config)# ip name-server 2001:DB8::250:8bff:fee8:f800 2001:DB8:0:f004::1
       

      名前情報を提供する 1 つ以上のホストを指定します。

      • DNS に名前情報を提供するネーム サーバとして機能できる 1 つ以上(6 つまで)のホストを指定します。
      (注)     

      server-address 引数には、IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスを指定できます。

       
      ステップ 6 ip domain-lookup


      例:
      Device(config)# ip domain-lookup
       

      DNS ベースのアドレス変換をイネーブルにします。

      • DNS はデフォルトでイネーブルになっています。
       

      IPv6 リダイレクト メッセージの表示

      手順の概要

        1.    enable

        2.    show ipv6 interface [brief] [type number] [prefix]

        3.    show ipv6 neighbors [interface-type interface-number | ipv6-address | ipv6-hostname ] statistics

        4.    show ipv6 route [ipv6-address | ipv6-prefix/prefix-length | protocol | interface-type interface-number]

        5.    show ipv6 traffic

        6.    show hosts [vrf vrf-name | all | hostname | summary]

        7.    enable

        8.    show running-config


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 enable


        例:
        Device# enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 2 show ipv6 interface [brief] [type number] [prefix]


        例:
        Device# show ipv6 interface gigabitethernet 0/0/0
         

        IPv6 向けに設定されたインターフェイスの使用状況を表示します。

         
        ステップ 3 show ipv6 neighbors [interface-type interface-number | ipv6-address | ipv6-hostname ] statistics


        例:
        Device# show ipv6 neighbors gigabitethernet 2/0/0
         

        IPv6 ネイバー探索キャッシュ情報を表示します。

         
        ステップ 4 show ipv6 route [ipv6-address | ipv6-prefix/prefix-length | protocol | interface-type interface-number]


        例:
        Device# show ipv6 route
         

        (任意)IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。

         
        ステップ 5 show ipv6 traffic


        例:
        Device# show ipv6 traffic
         

        (任意)IPv6 トラフィックの統計情報を表示します。

         
        ステップ 6 show hosts [vrf vrf-name | all | hostname | summary]


        例:
        Device# show hosts
         

        デフォルトのドメイン名、名前ルックアップ サービス、ネーム サーバ ホストのリスト、およびホスト名とアドレスのキャッシュされたリストを表示します。

         
        ステップ 7 enable


        例:
        Device> enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 8 show running-config


        例:
        Device# show running-config
         

        デバイスで実行されている現在の設定を表示します。

         

        IPv6 アドレッシングと基本接続の設定例

        例:IPv6 アドレッシングと IPv6 ルーティングの設定

        次の例では、IPv6 は、デバイス上で IPv6 プレフィックス 2001:DB8:c18:1::/64 に基づくリンクローカル アドレスとグローバル アドレスの両方でイネーブルになっています。 EUI-64 インターフェイス ID が、両方のアドレスの下位 64 ビットで使用されます。 show ipv6 interface コマンドからの出力は、インターフェイス ID(260:3EFF:FE47:1530)がギガビット イーサネット インターフェイス 0/0/0 のリンクローカル プレフィックス FE80::/64 にどのように追加されるかを示します。

        ipv6 unicast-routing
        interface gigabitethernet 0/0/0
          ipv6 address 2001:DB8:c18:1::/64 eui-64
        Device# show ipv6 interface gigabitethernet 0/0/0
        Gigabitethernet0/0/0 is up, line protocol is up
         IPv6 is enabled, link-local address is FE80::260:3EFF:FE47:1530
          Global unicast address(es):
            2001:DB8:C18:1:260:3EFF:FE47:1530, subnet is 2001:DB8:C18:1::/64
          Joined group address(es):
            FF02::1
            FF02::2
            FF02::1:FF47:1530
            FF02::9
          MTU is 1500 bytes
          ICMP error messages limited to one every 500 milliseconds
          ND reachable time is 30000 milliseconds
          ND advertised reachable time is 0 milliseconds
          ND advertised retransmit interval is 0 milliseconds
          ND router advertisements are sent every 200 seconds
          ND router advertisements live for 1800 seconds
          Hosts use stateless autoconfig for addresses.

        例:デュアル プロトコル スタックの設定

        次の例では、デバイスで IPv6 ユニキャスト データグラムの転送をグローバルにイネーブルにし、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方でギガビット イーサネット インターフェイス 0/0/0 を設定します。

        ipv6 unicast-routing
        interface gigabitethernet0/0/0
          ip address 192.168.99.1 255.255.255.0
         ipv6 address 2001:DB8:c18:1::3/64

        例:ホスト名からアドレスへのマッピングの設定

        次の例では、ホスト名キャッシュに 2 つの静的なホスト名からアドレスへのマッピングを定義し、未修飾のホスト名を完成させるための複数の代替ドメイン名でドメイン リストを設定します。また、ホスト 2001:DB8::250:8bff:fee8:f800 とホスト 2001:DB8:0:f004::1 をネーム サーバとして指定し、DNS サービスを再びイネーブルにします。

        ipv6 host cisco-sj 2001:DB8:700:20:1::12
        ipv6 host cisco-hq 2001:DB8:768::1 2001:DB8:20:1::22
        ip domain list domain1-list.com
        ip domain list serviceprovider2-name.com
        ip domain list college2-name.edu
        ip name-server 2001:DB8::250:8bff:fee8:f800 2001:DB8:0:f004::1
        ip domain-lookup

        その他の関連資料

        関連資料

        関連項目

        マニュアル タイトル

        IPv6 のアドレッシングと接続

        『IPv6 Configuration Guide』

        IPv4 サービスの設定

        『IP Application Services Configuration Guide』

        Cisco IOS コマンド

        『Cisco IOS Master Commands List, All Releases』

        IPv6 コマンド

        『Cisco IOS IPv6 Command Reference』

        Cisco IOS IPv6 機能

        『Cisco IOS IPv6 Feature Mapping』

        標準および RFC

        標準/RFC

        タイトル

        IPv6 に関する RFC

        『IPv6 RFCs』

        MIB

        MIB

        MIB のリンク

        なし。

        選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

        http:/​/​www.cisco.com/​go/​mibs

        シスコのテクニカル サポート

        説明

        リンク

        シスコのサポートおよびドキュメンテーション Web サイトでは、ダウンロード可能なマニュアル、ソフトウェア、ツールなどのオンライン リソースを提供しています。 これらのリソースは、ソフトウェアをインストールして設定したり、シスコの製品やテクノロジーに関する技術的問題を解決したりするために使用してください。 この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

        http:/​/​www.cisco.com/​cisco/​web/​support/​index.html

        IPv6 アドレッシングと基本接続の機能情報

        次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

        プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/​go/​cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。

        表 5 IPv6 アドレッシングと基本接続の機能情報

        機能名

        リリース

        機能情報

        Internet Protocol Version 6(IPv6)

        12.0(22)S

        12.2(2)T

        12.2(14)S

        12.2(17a)SX1

        12.2(25)SEA

        12.2(28)SB

        12.2(33)SRA

        Cisco IOS XE Release 2.1

        Cisco IOS XE Release 3.9S

        IPv6 は、ネットワーク アドレス ビット数を 32 ビットから 128 ビットに拡張しているため、地球上のすべてのネットワーク デバイスにグローバルに一意な IP アドレスを十分に提供できます。

        Cisco IOS XE Release 3.9S では、Cisco ISR 4400 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

        Cisco IOS XE Release 3.9S では、Cisco CSR 1000V のサポートが追加されました。

        コマンド ip addressip domain listip domain-lookup ip domain nameip name-serveripv6 addressipv6 address anycastipv6 address eui-64ipv6 address link-localipv6 enableipv6 hostipv6 unicast-routing が追加または変更されました。

        IPv6 データ リンク:Cisco スイッチ間リンクを使用した VLAN

        12.2(2)T

        12.2(18)SXE

        12.2(25)SEA

        12.2(25)SG

        12.2(33)SRA

        15.0(2)SG

        3.2.0SG

        IPv6 は、この機能をサポートします。

        追加または変更されたコマンドはありません。

        IPv6 データ リンク:IEEE 802.1Q カプセル化を使用した VLAN

        12.2(2)T

        12.2(18)SXE

        12.2(25)SEA

        12.2(25)SG

        12.2(33)SRA

        15.0(2)SG

        3.2.0SG

        Cisco IOS XE Release 3.9S

        IPv6 は、この機能をサポートします。

        追加または変更されたコマンドはありません。

        Cisco IOS XE Release 3.9S では、Cisco ISR 4400 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

        Cisco IOS XE Release 3.9S では、Cisco CSR 1000V のサポートが追加されました。

        IPv6 サービス:Cisco Discovery Protocol:ネイバー情報の IPv6 アドレス ファミリ サポート

        12.2(8)T

        12.2(14)S

        12.2(18)SXE

        12.2(25)SEE

        12.2(25)SG

        12.2(33)SRA

        Cisco IOS XE Release 2.1

        Cisco IOS XE Release 3.8S

        Cisco IOS XE Release 3.9S

        ネイバー情報の Cisco Discovery Protocol IPv6 アドレス サポート機能により、2 台のシスコ デバイス間で IPv6 アドレッシング情報を転送する機能が追加されます。

        Cisco IOS XE Release 3.8S では、Cisco ISR 4400 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

        Cisco IOS XE Release 3.9S では、Cisco CSR 1000V のサポートが追加されました。

        追加または変更されたコマンドはありません。