Cisco IOS XE 非同期転送モード コンフィギュレー ション ガイド
ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設 定
ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/07/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定

機能情報の確認

目次

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の前提条件

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の制約事項

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定に関する情報

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の利点

ATM PVC UP トラップ

ATM PVC OAM 障害トラップ

拡張 ATM PVC トラップ

サポートされる MIB オブジェクトとテーブル

ATM OAM AIS-RDI モニタリング

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定方法

拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定

OAM 管理のイネーブル化

OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化

ATM PVC トラップの確認

ATM SNMP トラップと OAM VC 拡張機能のコンフィギュレーション例

拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定:例

拡張 ATM PVC トラップの出力:例

OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化:例

その他の関連資料

関連マニュアル

標準

MIB

シスコのテクニカル サポート

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の機能情報

用語集

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能は、PVC の状態が変更された場合、および PVC の Operations, Administration, and Maintenance(OAM; 保守運用管理)ループバックが失敗した場合に、ATM Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に関する Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)通知を送信する機能を提供します。また、この機能は、ATM PVC トラップ内の Virtual Path Identifier/Virtual Channel Identifier(VPI/VCI; 仮想パス識別子/仮想チャネル識別子)に関する情報を提供します。

ATM OAM AIS-RDI モニタリング機能は、既存の ATM 仮想回線 OAM 機能を拡張して、Alarm Indication Signal-Remote Defect Indication(AIS-RDI; アラーム表示信号-リモート故障表示)のモニタリングを行います。

機能情報の確認

最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポートおよび Cisco IOS XE ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の前提条件

ATM PVC トラップ サポートをイネーブルにする前に、ご使用のルータ上で Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)サポートおよび IP ルーティング プロトコルを設定する必要があります。SNMP サポートの設定の詳細については、『 Cisco IOS XE Network Management Configuration Guide 』の「Configuring SNMP Support」の章を参照してください。

PVC 障害通知を受け取るため、またルータ上の PVC ステータス テーブルへのアクセスを許可するためには、ご使用の Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)アプリケーションで CISCO-IETF-ATM2-PVCTRAP-MIB-EXTN.my と呼ばれる Cisco 拡張 ATM PVC トラップ MIB をコンパイルしておく必要があります。この MIB は、シスコの MIB Web サイトの次の URL にあります。 http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

拡張 ATM PVC トラップを設定する前に、 no snmp-server enable traps atm pvc コマンドを使用してレガシー ATM PVC トラップをディセーブルにする必要があります。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の制約事項

拡張 ATM PVC トラップは、レガシー ATM PVC トラップと同時に使用できません。拡張 ATM PVC トラップを設定する前に、 no snmp-server enable traps atm pvc コマンドを使用してレガシー ATM PVC トラップをディセーブルにする必要があります。

ATM PVC UP トラップは、新しく作成される PVC に対しては生成されません。DOWN 状態から UP 状態に移行する PVC に対してのみ生成されます。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定に関する情報

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能では、ATM Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に関する SNMP 通知と OAM 機能に対して、以下の拡張機能が導入されます。

ATM PVC トラップは、PVC の動作状態が DOWN 状態から UP 状態に変化するときに生成されます。

ATM PVC トラップは、OAM ループバックが失敗した場合に、PVC が DOWN しないで UP 状態のままになった場合に生成されます。

現在、ATM PVC トラップは、Virtual Path Identifier/Virtual Channel Identifier(VPI/VCI; 仮想パス識別子/仮想チャネル識別子)情報、期間内に PVC が実行する状態遷移の数、および最初と最後の PVC 状態遷移のタイム スタンプを含むように拡張されています。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の利点

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能、および ATM OAM AIS-RDI モニタリング機能には次の利点があります。

SNMP を使用して、ダウンした PVC の回復を検出できる。

SNMP を使用して、PVC の OAM ループバックにいつ失敗したかを検出できる。

OAM ループバックが失敗したときに PVC を UP 状態に保ち、データ フローを継続できる。

ATM PVC トラップ内に VPI/VCI 情報を提供し、動作状態が変化した PVC または OAM ループバックの失敗が発生した PVC を通知する。

PVC で発生した状態遷移の回数に関する統計情報を提供する。

VC 上で障害条件が検出されたとき、および OAM VC-AIS セルが生成されたときに、PVC の状態変化を制御する柔軟性が得られる。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能について、次の各項で説明します。

ATM PVC UP トラップ

ATM PVC OAM 障害トラップ

拡張 ATM PVC トラップ

サポートされる MIB オブジェクトとテーブル

ATM PVC UP トラップ

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能が導入されるまでは、PVC が失敗したとき、または UP 動作状態のままになったときに生成される ATM PVC 障害トラップが、ATM PVC に関する唯一の SNMP 通知でした。ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能では、PVC が DOWN 状態から UP 状態に変化したときに生成される ATM PVC UP トラップが導入されます。

ATM PVC OAM 障害トラップ

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能では、ATM PVC OAM 障害トラップが導入されました。OAM ループバックは、OAM エンドツーエンド ループバック コマンド/応答セルを送信することにより、接続が UP か DOWN かを検出するメカニズムです。OAM ループバック障害は、PVC が接続を失ったことを示しています。ATM PVC OAM 障害トラップは、PVC の OAM ループバックが失敗したときに生成され、通知間隔の最後に送信されます。

PVC の OAM ループバックが失敗すると、その PVC は atmStatusChangePVclRangeTable または atmCurrentStatusChangePVclTable に入れられ、また ATM PVC OAM 障害トラップに入れられます。

この機能が導入される前は、OAM ループバックが失敗すると、PVC は DOWN 状態にされました。ATM PVC OAM 障害トラップがイネーブルの場合は、OAM ループバックが失敗した場合にも PVC は UP のままとなり、したがって継続的なデータフローが保証されます。


) ATM PVC トラップは、通知間隔の最後に生成されます。同じ通知間隔の最後に、3 つのタイプの ATM PVC トラップ(ATM PVC 障害トラップ、ATM PVC UP トラップ、および ATM PVC OAM 障害トラップ)を生成できます。ただし、各 PVC に対しては、1 つのタイプのトラップが生成されます。


拡張 ATM PVC トラップ

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能では、拡張 ATM PVC トラップが導入されます。拡張トラップには、影響を受ける PVC の VPI/VCI 情報、期間内に PVC が実行した UP から DOWN および DOWN から UP への遷移の数、および最初と最後の PVC 状態遷移のタイム スタンプが含まれます。


) 拡張 ATM PVC トラップは、レガシー ATM PVC トラップと同時に使用できません。拡張 ATM PVC トラップを設定する前に、no snmp-server enable traps atm pvc コマンドを使用してレガシー ATM PVC トラップをディセーブルにする必要があります。


サポートされる MIB オブジェクトとテーブル

ATM PVC トラップは、ATM PVC トラップ MIB に定義されています。ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能では、次の MIB オブジェクトとテーブルが導入されます。

atmInterfaceExt2Table テーブルには ATM PVC のステータスが表示され、また ifIndex によって索引が付けられています。このテーブルには、次のオブジェクトが含まれています。

atmIntfCurrentlyDownToUpPVcls

atmIntfOAMFailedPVcls

atmIntfCurrentlyOAMFailingPVcls

atmCurrentStatusChangePVclTable テーブルには、動作状態が変化した ATM PVC に関する情報が表示され、また ifIndex、atmVclVpi、および atmVclVci によって索引が付けられています。このテーブルには、次のオブジェクトが含まれています。

atmPVclStatusTransition

atmPVclStatusChangeStart

atmPVclStatusChangeEnd

atmStatusChangePVclRangeTable テーブルには、ATM PVC 範囲に関する情報が表示され、また ifIndex、atmVclVpi、および rangeIndex によって索引が付けられています。このテーブルには、次のオブジェクトが含まれています。

atmPVclLowerRangeValue

atmPVclHigherRangeValue

atmPVclRangeStatusChangeStart

atmPVclRangeStatusChangeEnd

ATM PVC UP トラップ「atmIntfPvcUpTrap」には、次のオブジェクトが含まれています。

ifindex

atmIntfCurrentlyDownToUpPVcls

ATM PVC OAM 障害トラップ「atmIntfPvcOAMFailureTrap」には、次のオブジェクトが含まれています。

ifindex

atmIntfOAMFailedPVcls

atmIntfCurrentlyOAMFailingPVcls

ATM OAM AIS-RDI モニタリング

ATM OAM AIS-RDI モニタリング機能は、既存の ATM VC OAM 機能を拡張して、AIS-RDI のモニタリングを行います。この機能をイネーブルにすると、VC 上で OAM AIS-RDI がモニタされます。受信した連続する OAM AIS-RDI セルの数が設定値よりも大きい場合、VC は DOWN 状態になります。設定可能な間隔内に OAM AIS-RDI セルが受信されない場合、VC は UP 状態になります。

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定方法

次の各項では、ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定作業について説明します。

「拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定」(必須)

「OAM 管理のイネーブル化」(必須)

「OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化」(必須)

「ATM SNMP トラップと OAM VC 拡張機能のコンフィギュレーション例」(任意)

拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定

拡張 ATM PVC トラップ サポートを設定するには、次の作業を行います。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. snmp-server enable traps atm pvc extension { up | down | oam failure [ aisrdi | loopback ]}

4. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

必要に応じてパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

snmp-server enable traps atm pvc extension { up | down | oam failure [ aisrdi | loopback ]}

 

Router(config)# snmp-server enable traps atm pvc extension oam failure loopback

拡張 ATM PVC トラップの送信をイネーブルにします。キーワードは次のとおりです。

up :PVC が DOWN 状態から UP 状態に変化するときに生成される ATM PVC UP トラップをイネーブルにします。

down :PVC が UP 状態から DOWN 状態に変化するときに生成される ATM PVC 障害トラップをイネーブルにします。

oam failure :OAM 障害が発生したときに生成される ATM PVC OAM 障害トラップをイネーブルにします。

aisrdi :AIS/RDI OAM 障害が発生したときに生成される AIS/RDI OAM 障害トラップをイネーブルにします。

loopback :OAM ループバック障害が発生したときに生成される OAM 障害ループバック トラップをイネーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

グローバル コンフィギュレーション モードを終了して、特権 EXEC モードに戻ります。

OAM 管理のイネーブル化

PVC トラップ サポートを設定するときは、PVC 上で OAM 管理もイネーブルにする必要があります。OAM 管理をイネーブルにするには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / subslot / port [ .subinterface-number { multipoint | point-to-point }]

4. pvc [ name ] vpi / vci

5. oam-pvc manage

6. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

必要に応じてパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atm slot / subslot / port [ . subinterface-number { multipoint | point-to-point }]

 

Router(config)# interface atm 0/2/0

ATM インターフェイスを定義します。コマンド構文は次のようになります。

interface-number :(物理)ATM インターフェイスを指定します(たとえば、0/2/0)。

. subinterface-number :サブインターフェイス番号を指定します。ドット(.)を使用して、インターフェイス番号とサブインターフェイス番号を区切る必要があります(たとえば、0/2/0.1)。

multipoint :サブインターフェイスの作成対象となるインターフェイス タイプとして、マルチポイントを指定します。

point-to-point :サブインターフェイスの作成対象となるインターフェイス タイプとして、ポイントツーポイントを指定します。

ステップ 4

pvc [ name ] vpi / vci

 

Router(config-if)# pvc oam 0/5

PVC をイネーブルにします。

ステップ 5

oam-pvc manage

 

Router(config-if-atm-vc)# oam-pvc manage

ATM PVC のエンドツーエンド OAM 管理をイネーブルにします。

ステップ 6

end

 

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに戻ります。

OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化

VC 上で OAM AIS-RDI モニタリングをイネーブルにするには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / subslot / port [ .subinterface-number { multipoint | point-to-point }]

4. pvc [ name ] vpi / vci

5. oam ais-rdi [ down-count [ up-count ]]

6. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

必要に応じてパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atm slot / subslot / port [ . subinterface-number { multipoint | point-to-point }]

 

Router(config)# interface atm 2/0/0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

pvc [ name ] vpi / vci

 

Router(config-if)# pvc 0/400

PVC をイネーブルにし、ATM VC コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

oam ais-rdi [ down-count [ up-count ]]

 

Router(config-if-atm-vc)# oam ais-rdi 1 3

PVC 上で指定された数の OAM AIS/RDI セルを受信した後、ATM PVC が DOWN 状態になるように設定するか、または指定された間隔で OAM AIS/RDI セルを受信した場合には UP 状態になるように設定します。

ステップ 6

end

 

Router(config-if-atm-vc)# end

ATM VC コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ATM PVC トラップの確認

ATM PVC トラップのコンフィギュレーションを確認するには、 show running-config コマンドを使用します。次に、 show atm vc コマンドからの出力例を示します。

show atm vc コマンドの出力例は、次のようになります。

Router# show atm vc
 
Codes: DN - DOWN, IN - INACTIVE
 
VCD / Peak Av/Min Burst
Interface Name VPI VCI Type Encaps SC Kbps Kbps Cells St
0/2/0 oam 0 5 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 7 0 10 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 2 0 40 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 1 0 100 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 name 1 1 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 4 2 200 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 vpi/vci 3 100 PVC SNAP UBR 0 IN
0/2/0 8 4 100 PVC SNAP UBR 0 IN

ATM SNMP トラップと OAM VC 拡張機能のコンフィギュレーション例

ここでは、次の設定例について説明します。

「拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定:例」

「拡張 ATM PVC トラップの出力:例」

「OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化:例」

拡張 ATM PVC トラップ サポートの設定:例

次の例は、ルータ上でイネーブルになっている 3 つの拡張 ATM PVC トラップを示しています。PVC 0/1 が UP 状態または DOWN 状態でなくなった場合、または OAM ループバック障害が発生した場合には、ホスト 172.16.61.90 が SNMP 通知を受け取ります。

! Configure SNMP support and an IP routing protocol on your router:
Router(config)# snmp-server community public ro
Router(config)# snmp-server host 172.16.61.90 public
Router(config)# ip routing
Router(config)# router igrp 109
Router(config-router)# network 172.16.0.0
!
! Enable extended ATM PVC trap support and OAM management:
Router(config)# snmp-server enable traps atm pvc extension down
Router(config)# snmp-server enable traps atm pvc extension up
Router(config)# snmp-server enable traps atm pvc extension oam failure loopback
Router(config)# interface atm 0/1/0.1
Router(config-if)# pvc 0/1
Router(config-if-atm-vc)# oam-pvc manage
 

拡張 ATM PVC トラップの出力:例

ここでは、拡張 ATM PVC トラップの出力例を示します。

拡張 ATM PVC 障害トラップの出力

次の例は、PVC 1/100、1/102、および 1/103 に対する拡張 ATM PVC 障害トラップの出力を示しています。同じインターフェイスまたはサブインターフェイスに関連付けられたすべての PVC に対して、トラップが 1 つだけ生成されることに注意してください(各 PVC に対して個別のトラップが生成されるレガシー ATM PVC 障害トラップとは対象的です)。VPI/VCI 情報とタイミングは、トラップに関連付けられたオブジェクト内に配置されています。

00:23:56:SNMP:Queuing packet to 1.1.1.1
00:23:56:SNMP:V2 Trap, reqid 2, errstat 0, erridx 0
sysUpTime.0 = 143636
snmpTrapOID.0 = atmIntfPvcFailuresTrap
ifEntry.1.19 = 19
atmIntfPvcFailures.2 = 7
atmIntfCurrentlyFailingPVcls.2 = 3
atmPVclLowerRangeValue.19.1.2 = 102
atmPVclHigherRangeValue.19.1.2 = 103
atmPVclRangeStatusChangeStart.19.1.2 = 140643
atmPVclRangeStatusChangeEnd.19.1.2 = 140698
atmPVclStatusTransition.19.1.100 = 1
atmPVclStatusChangeStart.19.1.100 = 140636
atmPVclStatusChangeEnd.19.1.100 = 140636
00:23:56:SNMP:Packet sent via UDP to 1.1.1.1

拡張 ATM PVC UP トラップの出力

次の例は、PVC 1/100、1/102、および 1/103 に対する拡張 ATM PVC UP トラップの出力を示しています。

00:31:29:SNMP:Queuing packet to 1.1.1.1
00:31:29:SNMP:V2 Trap, reqid 2, errstat 0, erridx 0
sysUpTime.0 = 188990
snmpTrapOID.0 = atmIntfPvcUpTrap
ifEntry.1.19 = 19
atmIntfCurrentlyDownToUpPVcls.2 = 3
atmPVclLowerRangeValue.19.1.2 = 102
atmPVclHigherRangeValue.19.1.2 = 103
atmPVclRangeStatusChangeStart.19.1.2 = 186005
atmPVclRangeStatusChangeEnd.19.1.2 = 186053
atmPVclStatusTransition.19.1.100 = 1
atmPVclStatusChangeStart.19.1.100 = 185990
atmPVclStatusChangeEnd.19.1.100 = 185990
00:31:30:SNMP:Packet sent via UDP to 1.1.1.1

OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化:例

次の例は、ATM VC コンフィギュレーション モードで OAM ASI-RDI モニタリングをイネーブルにする方法を示しています。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# interface atm 2/0/0
Router(config-if)# pvc 0/400
Router(config-if-atm-vc)# oam ais-rdi 25 5
Router(config-if-atm-vc)# end

 

次の例は、ATM VC-Class コンフィギュレーション モードで OAM ASI-RDI モニタリングをイネーブルにする方法を示しています。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# vc-class atm vctest
Router(config-vc-class)# oam ais-rdi 14 5

Router(config-if-atm-vc)# end

その他の関連資料

ここでは、ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の関連資料について説明します。

関連マニュアル

内容
参照先

ATM SPA の概要

Configuring ATM

ATM コマンド:コマンド構文の詳細、デフォルト、コマンド モード、コマンド履歴、使用上の注意事項、および例

Cisco IOS Asynchronous Transfer Mode Command Reference

SNMP コマンド:コマンド構文の詳細、デフォルト、コマンド モード、コマンド履歴、使用上の注意事項、および例

Cisco IOS Network Management Command Reference

標準

標準
タイトル

なし

--

MIB

MIB
MIB リンク

ATM PVC MIB

CISCO-IETF-ATM2-PVCTRAP-MIB-EXTN

選択したプラットフォーム、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース、およびフィーチャ セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の機能情報

表 1 に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。

プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS XE のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 に、特定の Cisco IOS XE ソフトウェア リリース群で特定の機能をサポートする Cisco IOS XE ソフトウェア リリースだけを示します。特に明記されていない限り、Cisco IOS XE ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 1 ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定の機能情報

機能名
リリース
機能情報

ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能

Cisco IOS XE Release 2.3

この機能は、ATM Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に関する Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)通知の拡張機能、および Operations, Administration, and Maintenance(OAM; 保守運用管理)機能に対する拡張機能を提供します。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定に関する情報」

「ATM SNMP トラップと OAM 拡張機能の設定方法」

次のコマンドが追加または修正されています。 snmp-server enable traps atm pvc extension oam-pvc manage

ATM OAM AIS-RDI モニタリング

Cisco IOS XE Release 2.3

ATM OAM AIS-RDI モニタリング機能は、既存の ATM 仮想回線 OAM 機能を拡張して、AIS-RDI のモニタリングを行います。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「ATM OAM AIS-RDI モニタリング」

「OAM AIS-RDI モニタリングのイネーブル化」

次のコマンドが追加または修正されています。 oam ais-rdi

用語集

MIB :Management Information Base(管理情報ベース)。SNMP などのネットワーク管理プロトコルで使用され、管理されるネットワーク管理情報のデータベース。MIB オブジェクトの値は、一般には Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)を通して、SNMP コマンドを使用して変更または取得することができます。MIB オブジェクトはツリー構造であり、ツリーにはパブリック(標準)ブランチとプライベート(独自)ブランチを含みます。

NMS :Network Management System(ネットワーク管理システム)。SNMP を使用してネットワークをモニタするように設計された、アプリケーションまたはアプリケーション群。CiscoView は、NMS の 1 つの例です。

OAM :Operation, Administration, and Maintenance(保守運用管理)。ATM フォーラムは、仮想回線のモニタに使用される OAM セルを規定しています。OAM セルは、仮想回線レベルのループバックを提供します。ルータは、そこでセルに応答して、回線が UP 状態であり、ルータが動作していることを示します。

PVC :Permanent Virtual Circuit(相手先固定接続)。永続的に確立された仮想回線。PVC は、特定の仮想回線が常時存在しなければならない状況で、回線の確立とティアダウンに関連する帯域幅を節約します。ATM 用語では、PVC は Permanent Virtual Connection の略にもなっています。

SNMP :Simple Network Management Protocol(簡易ネットワーク管理プロトコル)。SNMP マネージャとエージェント間の通信用のメッセージ形式を提供するアプリケーション レイヤ プロトコルであり、TCP/IP ネットワークで排他的に使用されます。SNMP は、ネットワーク デバイスを監視し制御する手段、およびコンフィギュレーション、統計情報収集、パフォーマンス、およびセキュリティを管理する手段を提供します。

VCI :Virtual Channel Identifier(仮想チャネル識別子)。ATM セルのヘッダー内の 16 ビット フィールド。VCI は、その宛先への途中で一連の ATM スイッチを通過する際に、セルの次の宛先を識別するために VPI と共に使用されます。ATM スイッチは、VPI/VCI フィールドを使用して、最終宛先への途中でセルが中継を必要とする次のネットワーク VCL を識別します。

VCL :Virtual Channel Link(仮想チャネル リンク)。2 つの ATM デバイス間の接続。

VPI :Virtual Path Identifier(仮想パス識別子)。ATM セルのヘッダー内の 8 ビット フィールド。VPI は、その宛先への途中で一連の ATM スイッチを通過する際に、セルの次の宛先を識別するために VCI と共に使用されます。ATM スイッチは、VPI/VCI フィールドを使用して、最終宛先への途中でセルが中継を必要とする次の VCL を識別します。VPI の機能は、フレーム リレーにおける DLCI の機能に似ています。

通知 :配信情報要求を含む SNMP トラップ メッセージ。

トラップ :SNMP マネージャに対してネットワークの状況を警告する SNMP エージェントからのメッセージ。