Cisco IOS IP マルチキャスト コンフィギュレー ション ガイド
IGMP のスタティック グループ範囲サポート
IGMP のスタティック グループ範囲サポート
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/04/17 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

IGMP のスタティック グループ範囲サポート

機能情報の入手方法

この章の構成

IGMP スタティック グループ範囲サポートに関する情報

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの概要

IGMP スタティック グループ範囲サポートのクラス マップ

IGMP スタティック グループ範囲サポートを設定する一般的な手順

IGMP スタティック グループ範囲サポートを設定する場合の追加注意事項

IGMP スタティック グループ範囲サポートの利点

IGMP スタティック グループ範囲サポートの設定方法

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの設定

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの確認

IGMP スタティック グループ範囲サポートの設定例

IGMP スタティック グループ サポートの設定例

IGMP スタティック グループ サポートの確認例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

IGMP スタティック グループ範囲サポートの機能に関する情報

IGMP のスタティック グループ範囲サポート

IGMP のスタティック グループ範囲サポート機能は、クラスマップでグループ範囲を設定し、クラスマップを ip igmp static-group コマンドに添付するための機能を導入します。この機能は、異なる多数の ip igmp static-group コマンド設定を使用して多数のインターフェイスを設定する必要があるデバイスを含んでいるネットワークの管理を簡素化する拡張です。

機能情報の入手方法

ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、ご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリースノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能に関する情報を検索したり、各機能がサポートされているリリースに関するリストを参照したりするには、「IGMP スタティック グループ範囲サポートの機能に関する情報」を参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォーム、Cisco IOS ソフトウェア イメージ、および Cisco Catalyst OS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

IGMP スタティック グループ範囲サポートに関する情報

IGMP スタティック グループ範囲サポート機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「IGMP のスタティック グループ範囲サポートの概要」

「IGMP スタティック グループ範囲サポートのクラス マップ」

「IGMP スタティック グループ範囲サポートの利点」

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの概要

Cisco IOS ソフトウェアに IGMP スタティック グループ範囲サポート機能を導入する前には、 ip igmp static-group コマンドによるグループ範囲を指定するオプションは提供されません。各スタティック グループを ip igmp static-group コマンドで個々に設定する必要があり、これによって、設定が過度に長時間で管理が困難になるため、多くの ip igmp static-group コマンド設定が必要なデバイスの管理は、一部のネットワーク環境で課題に直面します。

IGMP のスタティック グループ範囲サポート機能は、クラスマップでグループ範囲を設定し、クラスマップを ip igmp static-group コマンドに添付するための機能を導入します。この機能は、異なる多数の ip igmp static-group コマンド設定を使用して多数のインターフェイスを設定する必要があるデバイスを含んでいるネットワークの管理を簡素化する拡張です。

IGMP スタティック グループ範囲サポートのクラス マップ

クラスは、その内容に基づいてパケットのセットを指定する方法です。クラスは、クラス マップを介して指定されます。クラス マップは、通常、トラフィック ポリシーの作成に使用されます。トラフィック ポリシーは、Modular Quality of Service(QoS)Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)(MQC; モジュラ QoS コマンドライン インターフェイス)を使用して、設定されます。トラフィック ポリシーを作成する通常の手順では、トラフィック クラスの定義( class-map コマンドを使用)、トラフィック ポリシーの作成( policy-map コマンドを使用)、およびインターフェイスへのポリシーの適用( service-policy コマンドを使用)が必要です。


) この機能では MQC を使用してクラス マップが定義されますが、Internet Group Management Protocol(IGMP; インターネット グループ管理プロトコル)のスタティック グループ クラス マップを設定する手順は、QoS トラフィック ポリシーを設定する場合にクラス マップの作成に使用される通常の手順.とは異なります。詳細については、「IGMP スタティック グループ範囲サポートを設定する一般的な手順」を参照してください。


IGMP スタティック グループ範囲サポート機能では、グループ範囲、グループ アドレス、SSM チャネル、および SSM チャネル範囲の定義に使用されるクラス マップのタイプが導入されます。クラス マップは、一度作成されると、インターフェイスに適用されます。

IGMP スタティック グループ範囲サポートを設定する一般的な手順

IGMP スタティック グループ範囲サポート機能を設定するには、次の手順を完了する必要があります。

1. IGMP スタティック グループ マップを作成する( class-map type multicast-flows コマンドを使用)。

2. クラス マップに関連付けられるグループ エントリを定義する( group コマンドを使用)。

3. クラスマップをインターフェイスに適用する( ip igmp static-group コマンドを使用)。

class-map type multicast-flows コマンドは、マルチキャスト フロー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始し、IGMP スタティック グループ クラス マップを作成または変更する場合に使用されます。

数多くの一致基準を指定することによって定義される QoS クラス マップと異なり、IGMP スタティック クラス マップは、マルチキャスト グループ エントリ(グループ アドレス、グループ範囲、Source Specific Multicast(SSM)チャネル、および SSM チャネル範囲)を指定することによって定義されます。マルチキャスト フロー クラス マップ コンフィギュレーション モードから、次の形式のグループ コマンドが入力され、グループ エントリが定義されて、クラス マップと関連付けられます。

group group-address

IGMP スタティック グループ クラス マップに関連付けられるグループ アドレスを定義します。

group group-address to group-address

IGMP スタティック グループ クラス マップに関連付けられるグループ アドレスの範囲を定義します。

group group-address source source-address

IGMP スタティック グループ クラス マップに関連付けられる SSM チャネルを定義します。

group group-address to group-address source source-address

IGMP スタティック グループ クラス マップに関連付けられる SSM チャネルの範囲を定義します。

QoS クラス マップとは異なり、IGMP スタティック グループ範囲クラス マップは、トラフィック ポリシーには設定されません。代わりに、 ip igmp static-group コマンドは、IGMP スタティック グループ範囲をサポートするよう、拡張されました。IGMP スタティック グループ クラス マップを作成後、 class-map キーワードと class-map-name 引数を指定して ip igmp static-group コマンドを使用すると、クラス マップをインターフェイスに適用できます。クラス マップがインターフェイスに適用されると、クラス マップで定義されているすべてのグループ エントリは、インターフェイス上に静的に接続されたメンバになり、IGMP キャッシュおよび IP マルチキャスト ルート(mroute)テーブルに追加されます。

IGMP スタティック グループ範囲サポートを設定する場合の追加注意事項

1 つのインターフェイスには、1 つの IGMP スタティック グループ クラス マップのみを適用できます。

IGMP スタティック グループ クラス マップを変更する場合(つまり、 group コマンドを使用して、クラス マップにグループ エントリを追加するか、または、クラス マップからグループ エントリを削除する場合)、IGMP スタティック グループ クラス マップに追加するグループ エントリ、または、IGMP スタティック グループ クラス マップから削除するグループ エントリは、それぞれ、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルに追加されるか、または、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルから削除されます。

IGMP スタティック グループ クラス マップが、 ip igmp static-group コマンドを使用して別のクラス マップによってインターフェイス上で置き換えられる場合、旧クラス マップに関連付けられているグループ エントリが削除され、新しいクラス マップに定義されているグループ エントリが、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルに追加されます。

クラス マップ設定が存在するかどうかに関係なく、 ip igmp static-group コマンドでは、 class-map-name 引数の IGMP スタティック グループ クラス マップが受け付けられます。インターフェイスに適用されているクラス マップが存在しない場合、クラス マップは非アクティブのままになります。クラス マップが一度設定されると、そのクラス マップに関連付けられているすべてのグループ エントリが、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルに追加されます。

ip igmp static-group コマンドの no 形式を使用して、インターフェイスからクラス マップが削除される場合、クラス マップに定義されているすべてのグループ エントリが、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルから削除されます。

IGMP スタティック グループ範囲サポートの利点

IGMP スタティック グループ範囲サポート機能には、次の利点があります。

多くの異なる ip igmp static-group コマンドで設定される多くのインターフェイスが必要なデバイスの管理を、クラス マップでグループ範囲を設定し、 ip igmp static-group コマンドにクラス マップを適用する機能を導入することによって簡素化できる。

多くの ip igmp static-group コマンド設定が必要なデバイスの管理に必要なコマンド数を削減できる。

IGMP スタティック グループ範囲サポートの設定方法

この手順では、次の作業について説明します。

「IGMP のスタティック グループ範囲サポートの設定」(必須)

「IGMP のスタティック グループ範囲サポートの確認」(任意)

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの設定

IGMP スタティック グループ範囲サポート機能は、多くの異なる ip igmp static-group コマンドで設定される多くのインターフェイスが必要なデバイスの管理が、クラス マップでグループ範囲を設定し、 ip igmp static-group コマンドにクラス マップを適用する機能を導入することによって簡素化される機能拡張です。

IGMP スタティック グループ クラス マップを設定し、クラス マップを ip igmp static-group コマンドに適用する場合は、この作業を実行します。


) IGMP スタティック グループ範囲サポート機能では MQC を使用してクラス マップが定義されますが、インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)のスタティック グループ クラス マップを設定する手順は、QoS トラフィック ポリシーを設定する場合にクラス マップの作成に使用される通常の手順とは異なります。設定上の注意事項を含む、IGMP スタティック グループ クラス マップについての詳細は、「IGMP スタティック グループ範囲サポートのクラス マップ」の項を参照してください。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. class-map type multicast-flows class-map-name

4. group group-address [ to group-address ] [ source source-address ]

5. ステップ 3 のクラス マップにグループ エントリを追加する場合は、ステップ 4 を繰り返します。

6. さらにクラス マップを作成する場合は、ステップ 3 からステップ 5 を繰り返します。

7. exit

8. interface type number

9. ip igmp static-group class-map class-map-name

10. 別のインターフェイスにクラス マップを適用する場合は、ステップ 8 および 9 を繰り返します。

11. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

class-map type multicast-flows class-map-name

 

Router(config)# class-map type multicast-flows static1

マルチキャスト フロー クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始し、IGMP スタティック グループ クラス マップを作成または変更します。

ステップ 4

group group-address [ to group-address ] [ source source-address ]

 

Router(config-mcast-flows-cmap)# group 232.1.1.7 to 232.1.1.20

クラス マップに関連付けられるグループ エントリを定義します。

マルチキャスト グループの範囲を定義する場合は、 to キーワードおよび group-address 引数を指定します。

(S, G) チャネルまたは (S, G) チャネルの範囲を定義する場合は、 source キーワードおよび source-address 引数を指定します。

ステップ 5

ステップ 3 のクラス マップにグループ エントリを追加する場合は、ステップ 4 を繰り返します。

--

ステップ 6

さらにクラス マップを作成する場合は、ステップ 3 からステップ 5 を繰り返します。

--

ステップ 7

exit

 

Router(config-mcast-flows-cmap)# exit

マルチキャスト フロー クラス マップ コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 8

interface type number

 

Router(config)# interface FastEthernet 0/1

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

ip igmp static-group class-map class-map-name

 

Router(config-if)# ip igmp static-group class-map static1

インターフェイスに IGMP スタティック グループ クラス マップを適用します。

クラス マップがインターフェイスに適用されると、クラス マップで定義されているすべてのグループ エントリは、インターフェイス上に静的に接続されたメンバになり、IGMP キャッシュおよび mroute テーブルに追加されます。

ステップ 10

別のインターフェイスにクラス マップを適用する場合は、ステップ 8 および 9 を繰り返します。

--

ステップ 11

end

 

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

IGMP のスタティック グループ範囲サポートの確認

IGMP スタティック グループ クラス マップの内容を確認し、インターフェイスにクラス マップを適用した後に、クラス マップに定義されているすべてのグループ エントリが IGMP キャッシュおよび mroute テーブルに追加されたことを確認する場合は、このオプション作業を実行します。

手順の概要

1. show ip igmp static-group class-map [ interface [ type number ]]

2. show ip igmp groups [ group-name | group-address | interface-type interface-number ] [ detail ]

3. show ip mroute

手順の詳細


ステップ 1 show ip igmp static-group class-map [ interface [ type number ]]

このコマンドを使用して、IGMP スタティック グループ クラス マップの内容およびクラス マップを使用しているインターフェイスを、次のように表示します。

クラス マップを使用しているインターフェイスのみを表示するよう、出力をフィルタリングする場合は、 interface キーワードを指定します。

特定のインターフェイスに適用されているクラス マップのみを表示するよう、出力をフィルタリングする場合は、 interface キーワードと type number 引数を指定します。

次に、 show ip igmp static-group class-map コマンドの出力例を示します。

Router# show ip igmp static-group class-map
 
Class-map static1
Group address range 228.8.8.7 to 228.8.8.9
Group address 232.8.8.7, source address 10.1.1.10
Interfaces using the classmap:
Loopback0
 
Class-map static
Group address range 232.7.7.7 to 232.7.7.9, source address 10.1.1.10
Group address 227.7.7.7
Group address range 227.7.7.7 to 227.7.7.9
Group address 232.7.7.7, source address 10.1.1.10
Interfaces using the classmap:
Ethernet3/1

次に、キーワード interface を指定した show ip igmp static-group class-map コマンドの出力例を示します。

Router# show ip igmp static-group class-map interface
 
Loopback0
Class-map attached: static1
 
Ethernet3/1
Class-map attached: static
 

次に、キーワード interface と引数 type number を指定した show ip igmp static-group class-map コマンドの出力例を示します。

Router# show ip igmp static-group class-map interface Ethernet 3/1
 
Ethernet3/1
Class-map attached: static
 

ステップ 2 show ip igmp groups [ group-name | group-address | interface-type interface-number ] [ detail ]

ルータに直接接続され、IGMP を介して認識されるレシーバが使用されているマルチキャスト グループを表示する場合は、このコマンドを使用します。

IGMP スタティック グループ範囲設定を確認するときには、クラス マップの適用後にこのコマンドを使用し、クラス マップに定義されているグループ エントリが IGMP キャッシュに追加されていることを確認します。

次に、 show ip igmp groups コマンドの出力例を示します。

Router# show ip igmp groups
 
IGMP Connected Group Membership
Group Address Interface Uptime Expires Last Reporter
232.7.7.7 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
232.7.7.9 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
232.7.7.8 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.7 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.9 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.8 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
224.0.1.40 Ethernet3/2 01:44:50 00:02:09 10.2.2.5
224.0.1.40 Loopback0 01:45:22 00:02:32 10.3.3.4
 

ステップ 3 show ip mroute

mroute テーブルの内容を表示する場合は、このコマンドを使用します。

IGMP スタティック グループ範囲設定を確認するときには、クラス マップの適用後にこのコマンドを使用し、クラス マップに定義されているグループ エントリが mroute テーブルに追加されていることを確認します。

次に、 show ip mroute コマンドの出力例を示します。

Router# show ip mroute
 
IP Multicast Routing Table
Flags: D - Dense, S - Sparse, B - Bidir Group, s - SSM Group, C - Connected,
L - Local, P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag,
T - SPT-bit set, J - Join SPT, M - MSDP created entry,
X - Proxy Join Timer Running, A - Candidate for MSDP Advertisement,
U - URD, I - Received Source Specific Host Report, Z - Multicast Tunnel
Y - Joined MDT-data group, y - Sending to MDT-data group
Outgoing interface flags: H - Hardware switched, A - Assert winner
Timers: Uptime/Expires
Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode
 
(10.1.1.10, 232.7.7.7), 00:00:17/00:02:42, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:17/00:02:42
 
(10.1.1.10, 232.7.7.9), 00:00:17/00:02:42, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:17/00:02:42
 
(10.1.1.10, 232.7.7.8), 00:00:18/00:02:41, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.7), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.9), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.8), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 224.0.1.40), 00:01:40/00:02:23, RP 10.2.2.6, flags: SJCL
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Loopback0, Forward/Sparse-Dense, 00:01:40/00:02:23


 

IGMP スタティック グループ範囲サポートの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「IGMP スタティック グループ サポートの設定例」

「IGMP スタティック グループ サポートの確認例」

IGMP スタティック グループ サポートの設定例

次に、クラス マップを設定し、クラス マップをインターフェイスに適用する例を示します。この例では、クラス マップの名前付きスタティックが設定され、イーサネット インターフェイス 3/1 に適用されます。

class-map type multicast-flows static
group 227.7.7.7
group 232.7.7.7 to 232.7.7.9 source 10.1.1.10
group 232.7.7.7 source 10.1.1.10
group 227.7.7.7 to 227.7.7.9
.
.
.
!
interface Ethernet3/1
ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
ip pim sparse-dense-mode
ip igmp static-group class-map static
!

IGMP スタティック グループ サポートの確認例

次に、 show ip igmp static-group class-map コマンドの出力例を示します。この例では、IGMP スタティック グループ クラス マップ名前付きスタティック(「IGMP スタティック グループ サポートの設定例」の項で設定されるクラス マップ)の内容が表示されます。

Router# show ip igmp static-group class-map
 
Class-map static
Group address range 227.7.7.7 to 227.7.7.9
Group address 232.7.7.7, source address 10.1.1.10
Group address range 232.7.7.7 to 232.7.7.9, source address 10.1.1.10
Group address 227.7.7.7
Interfaces using the classmap:
Ethernet3/1
 

次に、 show ip igmp groups コマンドの出力例を示します。この例では、クラス マップ名前付きスタティック(「IGMP スタティック グループ サポートの設定例」の項で設定されるクラス マップ)で定義されているグループ エントリが、IGMP キャッシュに追加されたことを確認するために、コマンドが実行されます。

Router# show ip igmp groups
 
IGMP Connected Group Membership
Group Address Interface Uptime Expires Last Reporter
232.7.7.7 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
232.7.7.9 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
232.7.7.8 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.7 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.9 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
227.7.7.8 Ethernet3/1 00:00:09 stopped 0.0.0.0
224.0.1.40 Ethernet3/2 01:44:50 00:02:09 10.2.2.5
224.0.1.40 Loopback0 01:45:22 00:02:32 10.3.3.4
 

次に、 show ip mroute コマンドの出力例を示します。この例では、クラス マップ名前付きスタティック(「IGMP スタティック グループ サポートの設定例」の項で設定されるクラス マップ)で定義されているグループ エントリが、mroute テーブルに追加されたことを確認するために、コマンドが実行されます。

Router# show ip mroute
 
IP Multicast Routing Table
Flags: D - Dense, S - Sparse, B - Bidir Group, s - SSM Group, C - Connected,
L - Local, P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag,
T - SPT-bit set, J - Join SPT, M - MSDP created entry,
X - Proxy Join Timer Running, A - Candidate for MSDP Advertisement,
U - URD, I - Received Source Specific Host Report, Z - Multicast Tunnel
Y - Joined MDT-data group, y - Sending to MDT-data group
Outgoing interface flags: H - Hardware switched, A - Assert winner
Timers: Uptime/Expires
Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode
 
(10.1.1.10, 232.7.7.7), 00:00:17/00:02:42, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:17/00:02:42
 
(10.1.1.10, 232.7.7.9), 00:00:17/00:02:42, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:17/00:02:42
 
(10.1.1.10, 232.7.7.8), 00:00:18/00:02:41, flags: sTI
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.5
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.7), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.9), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 227.7.7.8), 00:00:18/00:02:41, RP 10.2.2.6, flags: SJC
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Ethernet3/1, Forward/Sparse-Dense, 00:00:18/00:02:41
 
(*, 224.0.1.40), 00:01:40/00:02:23, RP 10.2.2.6, flags: SJCL
Incoming interface: Ethernet3/2, RPF nbr 10.2.2.6
Outgoing interface list:
Loopback0, Forward/Sparse-Dense, 00:01:40/00:02:23

その他の参考資料

ここでは、IGMP スタティック グループ範囲サポート機能の参考資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

IP マルチキャスト コマンド:コマンド構文の詳細、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト設定、使用に関する注意事項、および例

『Cisco IOS IP Multicast Command Reference』

規格

規格
タイトル

この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能で変更された既存規格のサポートはありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能がサポートする新しい MIB または変更された MIB はありません。また、この機能で変更された既存 MIB のサポートはありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能がサポートする新しい RFC または変更された RFC はありません。また、この機能で変更された既存 RFC のサポートはありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/techsupport

IGMP スタティック グループ範囲サポートの機能に関する情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ここに記載されていないこのテクノロジーの機能情報については、『 IP Multicast Features Roadmap 』を参照してください。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator により、どの Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージが特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートするか調べることができます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 に、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリース群で特定の機能をサポートする Cisco IOS ソフトウェア リリースだけを示します。特に明記されていない限り、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 1 IGMP スタティック グループ範囲サポートの機能に関する情報

機能名
リリース
機能情報

IGMP のスタティック グループ範囲サポート

12.2(18)SXF5
15.0(1)M
12.2(33)SRE

IGMP のスタティック グループ範囲サポート機能は、クラスマップでグループ範囲を設定し、クラスマップを ip igmp static-group コマンドに添付するための機能を導入します。この機能は、多数の ip igmp static-group コマンドを使用して多数のインターフェイスを設定する必要があるデバイスを含んでいるネットワークの管理を簡素化する拡張です。

この機能により、 class-map type multicast-flows group (multicast-flows) ip igmp static-group show ip igmp static-group class-map の各コマンドが導入または変更されました。