Cisco IOS IP アドレッシング サービス コンフィギュ レーション ガイド
ネットワーク アドレス変換機能の設定ロード マップ
ネットワーク アドレス変換機能の設定ロードマップ
発行日;2012/02/05 | 英語版ドキュメント(2011/07/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

ネットワーク アドレス変換機能の設定ロードマップ

ネットワーク アドレス変換機能の設定ロードマップ

このロードマップは、ネットワーク アドレス変換に関するモジュールで説明する機能をリストし、その機能を説明するモジュールと関連付けて示したものです。

ロードマップの変更履歴

このモジュールの初版の発行日は 2005/05/02 で、最終更新日は 2008/11/19です。

機能およびリリース サポート

表 1 は、次の Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインでサポートされるネットワーク アドレス変換機能をリストします。

Cisco IOS Release 12.2T、12.3、12.3T、12.4、および 12.4T

この表には、Cisco IOS Release 12.2(1) 以降のリリースで導入または変更された機能だけを示します。 ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、機能の中に一部サポートされていないものがあります

Cisco IOS ソフトウェア イメージは、Cisco IOS ソフトウェア リリース、機能セット、プラットフォームそれぞれに固有です。Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていないか、ユーザ名またはパスワードが不明な場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従ってください。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していない限り、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

表 1 サポートされるネットワーク アドレス変換機能

リリース
機能名
機能の説明
説明している章
Cisco IOS Release 12.2T、12.3、12.3T、12.4、および 12.4T

12.2(2)T

H.323 v2 RAS における NAT のサポート

Cisco IOS NAT は、RAS プロトコルで送信されたメッセージを含めて、すべての H.225 および H.245 のメッセージ タイプをサポートしています。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.2(4)T

12.2(4)T2

NAT:ハイ アベイラビリティを実現する HSRP を使用したスタティック マッピング サポート

HSRP のスタティック マッピング サポートにより、NAT アドレスが設定されているルータについての ARP 着信時に、HSRP アクティブ ルータだけが応答するオプションが使用可能になります。

「Configuring NAT for High Availability」

12.2(4)T

12.2(4)T2

NAT:外部 IP アドレスだけを変換

外部 IP アドレスだけを変換する NAT 変換機能を使用すると、任意のアプリケーションおよびトラフィック タイプに組み込まれているすべての IP アドレスを無視するように NAT を設定できます。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.2.(4)T

ルート マップにスタティック変換を使用するための NAT の機能

ダイナミック変換のコマンドを使用すると、アクセス リストではなくルート マップが処理されるように指定できます。ルート マップは、アクセスリスト、ネクストホップ IP アドレス、出力インターフェイスの任意の組み合わせを照合することで、使用するプールを判別できます。スタティック変換でルート マップを使用する機能があることで、スタティック アドレス変換による NAT マルチホーミングが可能になります。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.2(8)T

NAT による SIP サポート機能

NAT による SIP サポートにより、VoIP ソリューション間で SIP に基づいて Cisco IOS NAT を展開できるようになります。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.2(8)T

NAT による SIP サポート機能

NAT による SIP サポートにより、VoIP ソリューション間で SIP に基づいて Cisco IOS NAT を展開できるようになります。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.2(13)T

NAT を通じた IPSec ESP のサポート

NAT を通じた IPSec ESP のサポートにより、IP Security(IPSec; IP セキュリティ)を使用する複数の Encapsulating Security Payload(ESP)トンネル、あるいは、オーバーロードに設定済みまたは Port Address Translation(PAT; ポート アドレス変換)モードに設定済みの複数の Cisco IOS Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)デバイスを同時にサポートする機能が提供されます。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.2(13)T

ネットワーク アドレス変換(NAT)と MPLS VPN との統合

この機能を使用すると、複数の Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)の Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)を単一のデバイス上に設定して一緒に動作させることができます。

「Integrating NAT with MPLS VPNs」

12.2(13)T

ネットワーク アドレス変換の NAT ステートフル フェールオーバー

ネットワーク アドレス変換の NAT ステートフル フェールオーバー機能は、ステートフル フェールオーバー機能のフェーズ I を表します。これは、2 つ以上のネットワーク アドレス変換を 1 つの変換グループとして動作させる機能をサポートしています。

「Configuring NAT for High Availability」

12.2(15)T

IPSec ESP の NAT サポート:フェーズ II の機能

IPSec ESP の NAT サポートのフェーズ II の機能により、NAPT を設定した Cisco IOS ルータを通じてトンネル モードでカプセル化しなくても Internet Key Exchange(IKE; インターネット キー エクスチェンジ)および ESP をサポートできます。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.3(4)T

レート制限 NAT 変換

レート制限 NAT 変換機能は、ルータ上で同時に実行するネットワーク アドレス変換(NAT)操作の最大数を制限する機能を提供します。レート制限 NAT 変換機能は、ユーザによる NAT アドレスの使用状態の制御強化だけでなく、ウィルス、ワーム、サービス拒絶攻撃の影響を制限するのにも使用できます。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.3(7)T

NAT スタティック IP サポート

NAT スタティック IP サポート機能は、スタティック IP アドレスを使用するユーザに対し、Public Wireless LAN(PWLAN; パブリック ワイヤレス LAN)環境で IP セッションを確立するためのサポートを提供します。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.3(7)T

NBAR を使用した NAT RTSP サポート

Real Time Streaming Protocol(RTSP)は、マルチメディア アプリケーションの配信をサポートするクライアント サーバ型マルチメディア プレゼンテーション制御プロトコルです。RTSP を使用するアプリケーションには、Microsoft の Windows Media Services(WMS)、Apple Computer の QuickTime、RealNetworks の RealSystem G2 などがあります。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.3(7)T

非対称の外部から内部 ALG サポート用 NAT ステートフル フェールオーバー

非対称の外部から内部およびアプリケーション レイヤ ゲートウェイ(ALG)サポート用 NAT ステートフル フェールオーバー機能は、外部から内部の複数のルーティング パスを許可し、パケットごとのロード バランシングを改善することで非対称パスの処理能力を改善します。この機能は、埋め込み IP アドレッシングを含むトラフィックのあるシームレスなフェールオーバー変換済み IP セッションも提供します。このような IP アドレッシングには、Voice over IP、FTP、Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)アプリケーションなどがあります。

「Configuring NAT for High Availability」

12.3(11)T

NAT H.245 トンネリング サポート

NAT H.245 トンネリング サポート機能により、H.323 アプリケーション レベル ゲートウェイ(ALG)で H.245 トンネリングが実現します。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.3(13)T

NAT デフォルト内部サーバ

NAT デフォルト内部サーバ機能は、外部から指定の内部ローカル アドレスにパケットを転送する必要がある場合に使用できます。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.3(14)T

NAT 仮想インターフェイス(NVI)

NAT Virtual Interface(NVI; NAT 仮想インターフェイス)機能を使用すると、インターフェイスをネットワーク アドレス変換(NAT)内部または NAT 外部として設定する必要性がなくなります。インターフェイスは、NAT を使用するようにも、使用しないようにも設定できます。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.3(14)T

NAT ルート マップの外部から内部へのサポート

NAT ルート マップの外部から内部へのサポート機能は、外部から内部に IP セッションを開始できるようにする NAT ルートマップ設定の展開をイネーブルにします。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.4(2)T

SDP を使用した NAT 最適化 SIP メディア パス

SDP を使用した NAT 最適化 SIP メディア パス機能を使用すると、SIP メッセージの Session Descriptor Protocol(SDP; セッション記述プロトコル)で、エンドポイント IP アドレッシング情報を配信することで、Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)メディア チャネルにより短いパスを作成できます。この機能によって、エンドポイントは標準のルーティングで直接通信ができるようになり、アップストリームの NAT ルータを通過する必要がなくなります。

「NAT Optimized SIP Media Path with SDP」

12.4(2)T

SDP を使用しない NAT 最適化 SIP メディア パス

SDP を使用しない NAT 最適化 SIP メディア パス機能を使用すると、NAT を使用した場合に SIP VoIP セッションが取るメディア パスが最適化されます。NAT は、VoIP トラフィックがネットワークでのホップを少なくとも 1 つ余分に取るように強制します。通常、この結果、2 つの IP ホスト間のパスに複数のホップが追加されます。

「NAT Optimized SIP Media Path Without SDP」

12.4(3)、12.4(4)T

ステートフル NAT のスケーラビリティ

ステートフル NAT のスケーラビリティ機能により、NAT 情報がすべて交換されるまでの間、Stateful Network Address Translation(SNAT; ステートフル ネットワーク アドレス変換)で、Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)ステートの変更を制御できます。デフォルトの TCP モードから User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)モードに変更する機能および、非対称キューイングをディセーブルにする機能が追加されています。UDP モードが使用されている場合、SNAT が専用確認応答/再送信メカニズムを使用して UDP モードでメッセージを送信します。

「Scalability of Stateful NAT」

12.4(6)T

NAT ARP Ping

ARP Ping 機能は、認証後に IP アドレスが変更されないネットワークにスタティック IP クライアントが存在するときに、NAT エントリおよびセキュアな ARP エントリが削除されないようにします。

「Configuring NAT for IP Address Conservation」

12.4(6)T

NAT SCCP フラグメンテーション サポート

NAT SCCP フラグメンテーション サポート機能は、NAT Skinny ALG でスキニー コントロール メッセージの再構成が可能なため、TCP セグメンテーションの状況下でスキニー コントロール メッセージの交換が失敗するのを防止します。IP またはポートの変換が必要な断片化されたペイロードがドロップされることはなくなります。

「Using Application Level Gateways with NAT」

12.4(9)T

セッション ボーダー コントローラの Cisco IOS ホステッド NAT トラバーサル フェーズ I

セッション ボーダー コントローラの Cisco IOS ホステッド NAT トラバーサル機能は、NAT 外部ドメイン上にあるプロキシ デバイスを使用する際の透過性をサポートします。

「Configuring Hosted NAT Traversal for Session Border Controller」

12.4(9)T

SIP セッション ボーダー コントローラのアドレス限定フィールドのサポートとしての NAT

SIP セッション ボーダー コントローラのアドレス限定フィールドのサポートとしての NAT 機能は、SIP のアドレス限定フィールドの変換をサポートします。

「Configuring Hosted NAT Traversal for Session Border Controller」

12.4(9)T

SIP セッション ボーダー コントローラのメディア フローとしての NAT

SIP セッション ボーダー コントローラのメディア フローとしての NAT 機能は、SBC の内部ドメイン上の電話間での RTP/RTCP 交換におけるメディア フローのサポートを提供します。

「Configuring Hosted NAT Traversal for Session Border Controller」

12.4(11)T

ユーザが定義する PAT 用の送信元ポートの範囲

ユーザが定義する PAT 用の送信元ポートの範囲用の送信元ポートの範囲の機能を使用すると、PAT を行うための送信元ポートの範囲を、セッション開始プロトコル(SIP)、H.323、Skinny Real-Time Transport Protocol(RTP; リアルタイム転送プロトコル)および RTP Control Protocol(RTCP)のそれぞれについて指定できます。

「User Defined Source Port Ranges for PAT」

12.4(15)T

セッション ボーダー コントローラのホステッド NAT サポート フェーズ II

セッション ボーダー コントローラのホステッド NAT サポート フェーズ II 機能により、登録スロットル、メディア フロー通過、および SNAT サポートが追加されます。

「Configuring Hosted NAT Traversal for Session Border Controller」