サービス エクスチェンジ : Cisco Service Control Collection Manager

Cisco SCMS CM クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

クイック スタート ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/03/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco SCMS CM クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

Collection Manager ソフトウェアの入手

システムの前提条件のチェック(クリーン インストールの場合のみ)

バンドルされた Sybase データベースのインストール(クリーン インストールの場合のみ)

installsyb.sh スクリプトの使用方法

バンドルされた Sybase データベースのインストール

CM のインストール(クリーン インストールの場合のみ)

CM のアップグレード(フル インストールの場合は省略)

CM の設定

データベースの設定(外部データベースのみ)

データベースの起動

使用するアダプタの設定

カテゴライザの設定

CM の起動

時間帯の設定

定期削除の有効化

ヘルス モニタリングの有効化

PRPC ユーザの定義

インストール後の作業

サービス設定の適用

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

クイック スタート ガイド

Cisco SCMS CM クイック スタート ガイド、リリース 3.6.x

OL-21088-01-J

 

Collection Manager ソフトウェアの入手

Collection Manager ソフトウェアのダウンロード方法は次のとおりです。


ステップ 1 Cisco CCO( http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/sccm )にログインします。

プロンプトが表示されたら、Cisco CCO のパスワードを入力します。

ステップ 2 関連パッケージをダウンロードします。


) 各パッケージは複数の要素で構成されています。


scms-cm-v36X-bXYZ-bundle-solaris-tar.partX

scms-cm-v36X-bXYZ-bundle-linux-tar.partX

scms-cm-v36X-bXYZ-unbundled-solaris-linux.tar

ファイル パッケージが 1 つだけの場合は、ステップ 4 に進んでください。

ステップ 3 ファイル名を調べ、連続したファイルが揃っていることを確認します (cm_part1、cm_part2 など)。

ステップ 4 ダウンロードしたファイルをターゲット マシン上に格納し、1 つの tar ファイルに圧縮します。

例:

# cat cm_part1 cm_part2 >/usr/tmp/cm_full_package.tar
 

ステップ 5 一時ディレクトリにパッケージ全体を展開します。

例:

# mkdir /usr/tmp/cm_install_temp
# cd /usr/tmp/cm_install_temp
# tar xvf ../cm_full_package.tar
 

ステップ 6 以前のバージョンからアップグレードする場合は、 「CM のアップグレード(フル インストールの場合は省略)」 に進んでください。


 

システムの前提条件のチェック(クリーン インストールの場合のみ)

Collection Manager(CM)ディストリビューションには、スクリプト check_prerequisites.sh が含まれていて、システムが CM およびバンドルされた Sybase データベースをインストールするための要件に合致しているかどうかを判別できます。

チェックされる主な前提条件は次のとおりです。

CPU の速度:500 MHz 以上(Solaris)または 800 MHz 以上(Linux)の CPU

RAM の容量:各 CPU につき 1 GB 以上の RAM

オペレーティング システムのバージョン:Solaris 9 もしくは 10、32 ビット バージョンの Red Hat Enterprise Linux 4 もしくは 5、または 64 ビット バージョンの Red Hat Enterprise Linux 5

必須パッケージまたは追加パッケージ

CM および Sybase のホーム ディレクトリに使用するディスク容量:最低 18 GB のハードディスクを、CM およびバンドルされた Sybase データベース用に各 1 台ずつ

バンドルされた Sybase データベース用に 18 GB 以上の 2 台目のハードディスク

すべての Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カード)の名前

Sybase カーネルの各種パラメータ

地域および時間帯の形式

# check_prerequisites.sh [--sybhome=SYBHOME] [--cmhome=CMHOME] [--datadir=DATADIR] [--help]
 

check_prerequisites.sh スクリプトの最大共有メモリ チェックが失敗した場合、補助スクリプトの set_shmmax.sh が実行されて最大共有メモリが設定されます。

Solaris では、このスクリプトによって /etc/system with shmsys:shminfo_shmmax = 512000000 がアップデートされます。

Linux では、このスクリプトによって /etc/sysctl.conf with kernel.shmmax = 512000000 がアップデートされます。

このスクリプトの実行中に問題が発生した場合は、 『Cisco SCMS Collection Manager User Guide』 「Installing the Collection Manager」 の章の 「System Requirements」 の項を参照してください。

バンドルされた Sybase データベースのインストール(クリーン インストールの場合のみ)

ここでは、バンドルされた Sybase データベースのインストール方法を説明します。

ファイル名に Linux または Solaris が含まれている CM ディストリビューション パッケージには、それぞれのプラットフォームに適した Sybase データベースが同梱されています。このデータベースは、installsyb.sh スクリプトを実行することで簡単にインストールできます。


) Sybase データベースのインストールには、最長で 3 時間かかります。



) バンドルされた Sybase データベースを使用する場合、CM をインストールするサーバは、最大 4 個の CPU コアを内蔵できます。


Sybase データベースをインストールしない場合は、 「CM のインストール(クリーン インストールの場合のみ)」 に進んでください。

installsyb.sh スクリプトの使用方法

スクリプトの使用方法は、次のとおりです。

installsyb.sh --sybhome=SYBHOME --datadir=DATADIR [ --y | --n ]
 

SYBHOME は Sybase ユーザのホーム ディレクトリです(1 GB の空き容量が必要)。スクリプトの実行前に、同名のディレクトリが存在していないことを確認する必要があります。

以下のデータ ロケーション オプションを選択します。

--datadir=DATADIR を指定します。 DATADIR は、すべての Sybase データが格納されるディレクトリです。

このディレクトリを含むパーティションには 15 GB 以上の空き容量が必要であり、スクリプトを実行する前に用意しておかなくてはなりません。

[ --y | --n ] は、省略可能なインストレーション入力パラメータ フィールドで、それぞれがスクリプト使用方法のコンテンツを表します。

--y を使用すると、インストール中のすべての質問(Halt on No エラー)に自動的に「Yes」と回答されます。

--n を使用すると、インストール中のすべての質問(Halt on All エラー)に自動的に「No」と回答されます。

Sybase のインストール中に問題が発生した場合は、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Installing the Collection Manage r の章の 「Installing the Sybase Database」 の項を参照してください。

バンドルされた Sybase データベースのインストール

バンドルされた Sybase データベースのインストール方法は次のとおりです。


ステップ 1 ディストリビューション キットのルートにある sybase ディレクトリに移動します。

ステップ 2 installsyb.sh スクリプトを実行します。

# installsyb.sh
 

ステップ 3 スクリプトの実行が完了したら、Sybase ユーザのパスワードを設定します。

passwd コマンドの使用方法は次のとおりです。

# passwd sybase
 


 

CM のインストール(クリーン インストールの場合のみ)

ここでは、CM のインストール手順を説明します。

CM のインストール中に問題が発生した場合は、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Installing the Collection Manager」 の章の 「Installing the Collection Manager Software」 の項を参照してください。

CM のインストール方法は次のとおりです。


ステップ 1 ディストリビューション キットのルートの下にある install-scripts ディレクトリに移動します。

ステップ 2 install-cm.sh スクリプトを実行します。

# install-cm.sh -d <CM home dir>
 

ステップ 3 スクリプトの実行が完了したら、scmscm ユーザのパスワードを設定します。

passwd コマンドの使用方法は次のとおりです。

# passwd scmscm
 

設定したパスワードを記録します。


 

CM のアップグレード(フル インストールの場合は省略)

ここでは、CM のアップグレード手順を説明します。

CM のアップグレード中に問題が発生した場合は、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Installing the Collection Manager」 の章の 「Installing the Collection Manager Software」 の項を参照してください。

CM のアップグレード方法は次のとおりです。


ステップ 1 「Collection Manager ソフトウェアの入手」 の説明に従って、CM ソフトウェアを入手します。

ステップ 2 ディストリビューション キットのルートの下にある install-scripts ディレクトリに移動します。

ステップ 3 scmscm ユーザとして、CM サーバを停止します。

$ ~scmscm/cm/bin/cm stop
 

ステップ 4 root ユーザとして、 install-cm.sh スクリプトを実行します。

# ./install-cm.sh -o
 

ステップ 5 scmscm ユーザとして、CM サーバを起動します。

$ ~scmscm/cm/bin/cm start

) バージョン 3.0.5 または 3.0.6 からのアップグレードの場合は、Proprietary Remote Procedure Call(PRPC)ユーザ ファイルが削除されます。CM にログインし、PRPC ユーザを再定義してください。



 

CM の設定

ここでは、CM ソフトウェアの設定方法を説明します。

データベースの設定(外部データベースのみ)

サポートされる外部データベースは次のとおりです。

Sybase:バージョン 12.5.1 以降

Oracle:バージョン 9.2、10g、および 11g

MySQL:バージョン 4.1 以降

データベースを設定するには、~scmscm/scripts/dbconf.sh スクリプトを使用します。詳細については、 『Cisco Service Control Management Suite Collection Manager User Guide』 「Managing the Collection Manager」 の章の 「Configuring Databases」 の項を参照してください。

データベースの起動

外部データベースを使用する場合は、データベース ベンダー提供の取り扱い説明書に従って起動します。

バンドルされた Sybase データベース起動の詳細については、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Managing the Collection Manager」 の章の 「How to Monitor the Collection Manager」 の項を参照してください。

データベースの起動方法は次のとおりです。


ステップ 1 root ユーザとして、 sybase start コマンドを実行します。

# ~scmscm/setup/sybase start
 

ステップ 2 数分待機して、 alive.sh スクリプトを実行します。

# ~scmscm/setup/alive.sh
 

出力に、「Sybase not functioning」という文言が含まれていないことを確認します。


 

使用するアダプタの設定

cm.conf ファイルの該当行の先頭にあるコメント記号を削除することで、CM 起動時にアダプタをオンに定義することができます。このコンフィギュレーション ファイルは、 ~scmscm/cm/config/ ディレクトリにあります。

詳細については、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Managing the Collection Manager」 の章の 「Configuring the Collection Manager」 の項を参照してください。

使用するアダプタの設定方法は次のとおりです。


ステップ 1 cm.conf コンフィギュレーション ファイルを開きます。

ステップ 2 コンフィギュレーション ファイルで adapter セクションを検索します。

ステップ 3 使用するアダプタを設定します。

adapter.1 = com.cisco.scmscm.adapters.jdbc.JDBCAdapter
adapter.2 = com.cisco.scmscm.adapters.topper.TAAdapter
#adapter.3 = com.cisco.scmscm.adapters.CSVAdapter
#adapter.4 = com.cisco.scmscm.adapters.rag.RAGAdapter
 

adapter.<number> の値は、対応するアダプタの queue.conf ファイルに定義されている adapter_id パラメータ値と一致していなければなりません。「カテゴライザの設定」を参照してください。


ステップ 4 変更を保存します。


 

カテゴライザの設定

Raw Data Record(RDR)タグをアダプタの tags パラメータ(カンマで区切った RDR タグの一覧)に追加することで、RDR を特定のアダプタにルーティングできます。この設定は、 ~scmscm/cm/config/ ディレクトリ にある queue.conf ファイルで行います。

カテゴライザの設定方法は次のとおりです。


ステップ 1 queue.conf ファイルを開きます。

ステップ 2 アダプタに送信される RDR タグを設定します。

次に、RDR タグ 4042321920 および 4042321922 を Topper/Aggregator(TA)アダプタに送信するように設定する例を示します。

# Topper/Aggregator Adapter
[topper-hi]
adapter_id=3
priority=3
warning_size=40000
maximum_size=50000
tags=4042321920,4042321922

adapter_id パラメータの値は、対応するアダプタの cm.conf ファイルに定義されている adapter.<number> と一致している必要があります。「使用するアダプタの設定」を参照してください。


ステップ 3 変更を保存します。


 

CM の起動

CM の起動方法は次のとおりです。


ステップ 1 scmscm ユーザとして、 cm start コマンドを実行します。

$ ~scmscm/cm/bin/cm start
 

ステップ 2 データベース テーブルがすべて作成されるまで、1 ~ 2 分間待ちます。

次のコマンドを実行して、すべてのデータ テーブルが作成されていることを確認できます。

$ ~scmscm/scripts/dbtables.sh
 

詳細については、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Managing Databases and the Comma Separated Value Repository」 の章の 「Listing Database Tables」 の項を参照してください。


 

時間帯の設定

Service Control Engine(SCE; サービス コントロール エンジン)の設置場所の時間帯に合わせて、CM の時間帯を設定する必要があります。

時間帯の設定方法は次のとおりです。


ステップ 1 jselect-sce-tz.sh スクリプトを使用して、CM の時間帯を設定します。

たとえば、SCE デバイスの設置場所の時間帯が GMT+2 の場合は、scmscm ユーザとして次のコマンドを実行します。

$ ~scmscm/cm/bin/jselect-sce-tz.sh --offset=120


 

定期削除の有効化

定期削除はデータ量を削減するためのメカニズムであり、データベースが満杯になるのを防止します。このメカニズムは、バンドルされた Sybase データベースと外部データベースの両方でサポートされます。

詳細については、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Installing the Collection Manager」 の章の 「Installing Collection Manager Software」 の項を参照してください。

定期削除を有効化する方法は次のとおりです。


ステップ 1 CM を起動し( 「CM の起動」 を参照)、scmscm ユーザとして create_periodic_del_procs.sh スクリプトを実行します。

$ ~scmscm/db_maint/create_periodic_del_procs.sh
 

ステップ 2 定期削除プロシージャの自動呼び出しを有効化します。

次のコマンドを実行します。

$ ~scmscm/scripts/dbperiodic.sh --load

~scmscm/db_maint/dbperiodic.conf スクリプト で定義されたデフォルトのデータ保持設定がロードされます。

詳細については、 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 「Managing Databases and the Comma Separated Value Repository」 の章の 「Managing the Periodic Deletion of Old Records」 の項を参照してください。


 

ヘルス モニタリングの有効化

CM に含まれるスクリプト( ~scmscm/setup/monitor/setup-monitor.sh )を利用すると、システムを監視し、事前の定義に基づいて潜在的な問題に対するアラートを発行できます。

ヘルス モニタリングを有効化する方法は次のとおりです。


ステップ 1 scmscm ユーザとして、 setup-monitor.sh スクリプトを実行します。

次に、実行可能なすべてのテストを 12 時間おきに実行し、テスト結果を OS システム ログ サブシステムに送信する例を示します。

$ ~scmscm/setup/monitor/setup-monitor.sh -a install -i 12h
 

詳細については、『 Cisco SCMS Collection Manager User Guide 』の「 Managing the Collection Manager 」の章の「 Monitoring System Health 」の項を参照してください。


 

PRPC ユーザの定義

PRPC は、ユーザが SCA BB コンソールから CM で処理を実行する場合に使用します。たとえば、CM のオンライン ステータスを確認する場合などがあります。

PRPC ユーザの追加方法は次のとおりです。


ステップ 1 p3rpc CLU コマンドを使用して PRPC ユーザを追加します。

$ ~scmscm/cm/bin/p3rpc --set-user --username=cisco --password=password
 


 

インストール後の作業

ここでは、CM のインストール後に必要な作業を説明します。

サービス設定の適用

CM データベースからレポートを生成するには、SCE にサービス設定を適用して、RDR フォーマッタから CM に Raw Data Record(RDR)が送信されるよう設定します。


) サービス設定を適用しない場合、CM データベース内のデータに基づいたレポート機能を利用できません。


マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

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