サービス エクスチェンジ : Cisco Service Control Application for Broadband

Cisco Service Control の使用状況分析およびレポーティング ソリューション ガイド リリース 3.6.x

Cisco Service Control ソリューション ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2011/03/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Service Control の使用状況分析およびレポーティング ソリューション ガイド リリース 3.6.x

このマニュアルについて

ソリューションの概要

SCA Reporter の使用方法

Service Control Application Reporter

前提条件

既定のレポート

Reporter の起動およびレポートの生成

Global Monitoring

Global Bandwidth per Service レポートの作成

サービスの使用度に基づくレポートの表示

ファイル共有による帯域幅使用状況の表示

人口統計データのモニタリング

Global Active Subscriber per Service レポートの作成

Relative Consumption of Top Subscribers レポートの作成

サブスクライバのモニタリング

Top Subscribers レポートの作成

リアルタイムでモニタするサブスクライバのイネーブル化

Subscriber Bandwidth per Service レポートの作成

上位サイトおよびサービス ポートのモニタリング

Top Web Hosts レポートの作成

Top Service Ports レポートの作成

VoIP の使用状況のモニタリング

Top Talkers レポートの作成

Global VoIP MOS レポートの作成

Global VoIP Codec Distribution レポートの作成

悪質トラフィックのモニタリング

Top Scanned or Attacked Ports レポートの作成

有用な SCA Reporter ツール

図の拡大および縮小表示

2 次元の図での拡大表示の方法

拡大表示された図を縮小表示する方法

レポート出力の管理

レポートの印刷

E メールによるレポートの送信

レポートのエクスポート

図に使用する色の設定

凡例項目の色の変更

図のツール チップの表示

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

Cisco Service Control ソリューション ガイド

Cisco Service Control の使用状況分析およびレポーティング ソリューション ガイド リリース 3.6.x

OL-21071-01-J

このマニュアルについて

Cisco Service Control の使用状況分析およびレポーティング ソリューション ガイド 』では、次の内容について説明します。

Cisco Service Control ソリューションの概要と、ネットワーク使用をモニタおよび分析する際にこのソリューションから得られる利点。

Cisco Service Control Application(SCA)Reporter の概要。

SCA Reporter を使用して、ネットワークの帯域幅使用状況に基づくレポートを作成する方法の概要(帯域幅使用状況から、サブスクライバがネットワークをどのように使用しているかがわかります)。

ソリューションの概要

使用状況分析を使用する目的は、運用コストを節約し、既定のビジネス モデルに見合う新しい収益源を生み出すために、ネットワーク リソースを利用する方法を特定することにあります。Cisco Service Control ソリューションは、サービス プロバイダーにとって、複雑なネットワーク環境のサブスクライバ アクティビティや使用パターンを詳細に視覚化するための有効な手段になります。

Cisco Service Control ソリューションには、次の利点があります。

ディープ パケット インスペクションにより、レイヤ 7 までのトラフィック セマンティックのプロトコル情報を再構築し、ポートホッピングまたはマルチフロー アプリケーションにも対応したエンドアプリケーション(Over The Top(OTT; オーバー ザ トップ)ビデオのファイル共有、ブラウジング、VoIP、ゲームなど)にトラフィックを分類できます。

サブスクライバに対応したトラフィック処理により、サブスクライバ単位、グループ単位、またはグローバル レベルでトラフィックをモニタできます。

実用的で有意義な使用状況の統計情報を使用できます。

トラフィック インスペクションおよび使用状況をエクスポートできます(既存のネットワークのパフォーマンスには影響しません)。

シスコまたはサードパーティのネットワークにトランスペアレントに導入できます。Cisco Service Control ソリューションは、インラインまたは受信専用としてインストールできます。

Cisco Service Control ソリューションでは、次のことが可能です。

ネットワーク アクティビティを識別したり、サブスクライバおよびアプリケーションのトラフィックを制御したりできます。また、トラフィック管理サービスを作成することもできます。

詳細な分類が可能になり、ネットワーク アクティビティに関する重要かつ実用的なデータを生成する制御エンジンとして機能します。

Service Control Engine(SCE)、Service Control Application for Broadband(SCA BB)、Collection Manager、および Service Control Application(SCA)Reporter の各コンポーネントを構成に含めることができます。

Cisco Service Control ソリューションをインストールすると、各コンポーネントで次の処理が行われます。

1. SCE は、ネットワーク使用に関する未加工の情報が含まれた Raw Data Record(RDR; 未加工データ レコード)を作成します。

2. Collection Manager は、RDR をデータベースに収集します。

3. SCA Reporter(SCA BB Console の一部またはスタンドアロン アプリケーションとして機能します)は、Collection Manager データベースの照会を行って、レポートを作成します。

詳細については、『 Cisco Service Control Product Overview 』を参照してください。

SCA Reporter の使用方法

この章では、SCA Reporter を使用して、サービスやサブスクライバによるネットワーク使用を主な内容とする有意義なレポートを作成する方法について説明します。

Service Control Application Reporter

Cisco SCA Reporter は、SCE プラットフォーム上で実行されたトラフィック分析に基づいてレポートを生成できる、Cisco Service Control Application ツールです。情報は、SCE プラットフォームから送信され、データベースに保存されます。SCA Reporter は、データベースに情報を照会して取得し、結果をグローバル モニタリング、サブスクライバ モニタリング、ファイル共有と OTT ビデオ、トラフィック ディスカバリ統計情報などのさまざまなレポートに出力できます。

前提条件

先に進む前に、次の前提条件が満たされていることを確認します。

SCE プラットフォーム、SCA BB Console、SCA Reporter、および Collection Manager がすべてインストールされている。詳細については、『 Cisco Service Control Product Installation Guide 』を参照してください。

SCE がトラフィックを処理している。

Collection Manager がセットアップされており、RDR を収集している。

SCA Reporter が Collection Manager データベースに接続されている。

既定のレポート

レポートには、いくつかのカテゴリがあります。ただし、この章では、アプリケーション、サブスクライバ、およびサービスによって使用されるすべての帯域幅を包括的に示すことができる、次のレポートに焦点を当てます。

Global Monitoring レポート

Global Bandwidth per Service レポート:アプリケーションでの帯域幅消費量に関する情報が表示されます。このレポートは、特定のアプリケーション グループでの帯域幅使用状況を表示するために使用できます。

Demographic Data and Service Popularity レポート

Global Active Subscriber per Service レポート:サブスクライバやパッケージに関係なく、すべてのトラフィックに対してシステムで定義された各種サービス間のサブスクライバの分布が表示されます。

Relative Consumption of Top Subscribers レポート:特定数のサブスクライバの消費が、その他のサブスクライバと比較して表示されます。

Subscriber Monitoring レポート

Top Subscriber レポート:特定日時における上位サブスクライバのボリューム消費のリストが表示されます。

Subscriber Bandwidth per Service レポート:特定のサブスクライバによるサービスの相対的な消費が表示されます。

Web and Streaming レポートおよび Traffic Discovery - Statistics レポート

Top Web Hosts レポート:サブスクライバ ベースで最も使用されているサイトに関する情報が表示されます。

Top Service Ports レポート:特定の 1 つのサービスまたは複数のサービスで最も使用されているサーバ ポートが表示されます。

VoIP レポート

Top Talkers レポート:特定の VoIP サービスに対する、特定日時における上位トーカーのボリューム消費、セッション数、分数が表示されます。

Global VoIP MOS レポート:VoIP 品質のグローバルな評価(Mean-Opinion-Score(MOS; 平均オピニオン評点))が表示されます。

Global VoIP MOS Distribution レポート:VoIP 品質のグローバルな評価の分布が表示されます。

Global VoIP Codec Distribution レポート:使用中の VoIP コーデックの分布が表示されます。

Malicious Traffic レポート

Top Scanned or Attacked ports レポート:スキャンまたは攻撃された上位ポートが表示されます。

Reporter の起動およびレポートの生成


ステップ 1 [Start] > [All Programs] > [Cisco SCA] > [SCA BB Console 3.6.0] > [SCA BB Console 3.6.0] を選択し、SCA BB Console を起動します。

Cisco Service Control SCAS BB Console のスプラッシュ画面が表示されます。Console がロードされると、Console のメイン ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 Console のメイン メニューで、[Tools] > [Reporter] を選択します。

Reporter が起動し、[Templates] タブが表示されます。


 

Global Monitoring

Global Monitoring は、最もよく使用されるレポート グループで、ネットワークの帯域幅使用状況をモニタするための起点となります。サービス単位で帯域幅をモニタするには、Global Bandwidth per Service レポート テンプレートを使用します。Global Bandwidth per Service レポートには、ネットワーク経由で実行されているアプリケーションと、そのアプリケーションの帯域幅消費量が表示されます。

Global Bandwidth per Service レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Global Monitoring] グループを展開します。

ステップ 3 [Global Bandwidth per Service] をダブルクリックします。

[New Report Wizard] ウィンドウが表示されます( 図 1 を参照)。このウィンドウでは、新しいレポートを設定できます。

図 1 New Report Wizard

 

ステップ 4 [Finish] をクリックします。このレポートには、[Hierarchy] タブにリストされているすべてのサービスが表示されます( 図 2 を参照)。

図 2 Global Bandwidth per Service レポート

 

サービスの使用度に基づくレポートの表示

デフォルトでのレポートの生成および表示は、設定済みのサービス ツリーに基づいて行われます。ただし、サービスの使用度(帯域幅消費量)に基づくレポートを表示すると、多くの場合、有用な情報が得られます。


ステップ 1 Global Bandwidth per Service レポートを作成します。 「Global Bandwidth per Service レポートの作成」 を参照してください。

ステップ 2 サービスを使用度に基づいて表示するには、[Hierarchy] タブにある ボタン([Based on service popularity] ボタン)をクリックします。

レポートが再描画され、サービスが使用度に基づいて表示されます( 図 3 を参照)。

図 3 使用度に基づく Global Bandwidth per Service

 

サービスを展開するには、[Hierarchy] タブのサービス名の隣にある [expand] をクリックします。レポートが再描画され、レポート期間中に使用されたすべてのサービスが、その使用度に基づいて表示されます( 図 4 を参照)。

図 4 レポート期間中の使用度に基づく Global Bandwidth per Service

 


 

ファイル共有による帯域幅使用状況の表示

Reporter を使用すると、特定のサービス グループをドリル ダウンして表示することができます。また、帯域幅消費量を表示することもできます。


) サービス グループ(インターネット ビデオ、ゲームなど)で使用された帯域幅を表示するには、次の手順を実行します。



ステップ 1 Global Bandwidth per Service レポートを作成します。 「Global Bandwidth per Service レポートの作成」 を参照してください。

ステップ 2 [Hierarchy] タブにある ボタン([Based on service popularity] ボタン)をクリックします。

ステップ 3 [File Sharing] チェックボックス以外のすべてのグループのチェックボックスをオフにします。レポートに、ファイル共有による帯域幅使用状況だけが表示されます ( 図 5 を参照)。

図 5 Global Bandwidth per Service(ファイル共有のみ)

 

ステップ 4 レポートを表示するには、[File Sharing] チェックボックスをオンにして展開します。

このレポートには、レポート期間中に帯域幅を消費した各ファイル共有サービスが表示されます ( 図 6 を参照)。

図 6 Global Bandwidth per Service(ファイル共有サービス)

 


 

人口統計データのモニタリング

人口統計データを表示するには、Demographic Data and Service Popularity レポートを使用します。Global Active Subscriber per Service レポートには、サブスクライバやパッケージに関係なく、すべてのトラフィックに対してシステムで定義された各種サービス間のサブスクライバの分布が表示されます。Relative Consumption of Top Subscribers レポートには、特定数のサブスクライバの消費が、その他のサブスクライバと比較して表示されます。

Global Active Subscriber per Service レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Demographic Data and Service Popularity] グループを展開します。

ステップ 3 [Global Active Subscriber per Service] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

このレポートには、アクティブなサブスクライバの数と、指定した期間におけるサブスクライバの総数が表示されます( 図 7 を参照)。

図 7 Global Active Subscribers per Service

 


 

Relative Consumption of Top Subscribers レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Demographic Data and Service Popularity] グループを展開します。

ステップ 3 [Relative Consumption of Top Subscribers] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Specific Time] 行で右側のカラムをクリックすると、[Browse] ボタンが表示されます。このボタンをクリックします。カレンダーが表示されます。

ステップ 5 レポートを作成するトラフィックが含まれている日付と時間を選択します。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

ステップ 7 [Finish] をクリックします。

レポートに、上位サブスクライバの消費が、その他のサブスクライバの消費と比較して表示されます ( 図 8 を参照)。

図 8 Relative Consumption of Top Subscribers

 


 

サブスクライバのモニタリング

サブスクライバが使用した帯域幅(トラフィックのボリューム)に関する統計情報を表示するには、Subscriber Monitoring レポート グループを使用します。このレポートは、サブスクライバが消費した総ボリュームに対して、サービス使用カウンタごとに作成されます。Top Subscribers レポートでは、トラフィックのボリュームを最も消費したサブスクライバが特定されます。Subscriber Bandwidth per Service レポートには、特定のサブスクライバが各サービスに対して使用した帯域幅が表示されます。

Top Subscribers レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Subscriber Monitoring] グループを展開します。

ステップ 3 [Top Subscribers] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Specific Time] 行で右側のカラムをクリックすると、[Browse] ボタンが表示されます。このボタンをクリックします。カレンダーが表示されます。

ステップ 5 レポートを作成するトラフィックが含まれている日付と時間を選択します。

ステップ 6 [OK] をクリックします。

ステップ 7 [Finish] をクリックします。

このレポートには、指定した時間の上位サブスクライバが表示されます ( 図 9 を参照)。

図 9 指定した期間の上位サブスクライバ

 


 

リアルタイムでモニタするサブスクライバのイネーブル化

Real-Time Subscriber Usage RDR の生成をイネーブルにすると、SCE コマンドライン インターフェイスを使用して、特定のサブスクライバのレポートを作成することができます。

次の例では、サブスクライバ jane_smith に対する Real-Time Subscriber Usage RDR の生成をイネーブルにする方法について説明します。

SCE> enable 10
Password:<cisco>
SCE# config
SCE(config)# interface linecard 0
SCE(config if)# subscriber name jane_smith property monitor value 1
SCE(config if)#

Subscriber Bandwidth per Service レポートの作成

リアルタイムにモニタするサブスクライバをイネーブルにすると、そのサブスクライバに固有のレポートを作成できます。


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Subscriber Monitoring] グループを展開します。

ステップ 3 [Subscriber Bandwidth per Service] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Name of subscriber to focus on] 行で右側のカラムをクリックして、表示するサブスクライバの ID を入力します。

ステップ 5 [Finish] をクリックします。

このレポートには、指定したサブスクライバが使用したサービスによって消費された帯域幅が表示されます ( 図 10 を参照)。

図 10 Subscriber Bandwidth per Service

 


 

上位サイトおよびサービス ポートのモニタリング

定義済みのさまざまなシステム サービス(ブラウジング、ストリーミング、ダウンロードなど)およびユーザ定義サービスにおいて、最も使用されているサーバまたはホストを示す統計情報を編集するには、Web and Streaming レポート グループのテンプレートを使用します。Top Web Hosts レポートには、サブスクライバ ベースで最も使用されている Web ホストが表示されます。

Traffic Discovery - Statistics レポート グループのテンプレートを使用すると、送信元 IP アドレスおよび宛先 IP アドレスから編集された統計情報と、システム トラフィックのポートを表示できます。Top Service Ports レポートには、特定の 1 つのサービスまたは複数のサービスで最も使用されているサーバ ポートが表示されます。

Top Web Hosts レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Web and Streaming] グループを展開します。

ステップ 3 [Top Web Hosts] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

このレポートには、[Hierarchy] タブにリストされているすべての Web ホストが表示されます ( 図 11 を参照)。

図 11 Top Web Hosts

 


 

Top Service Ports レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Traffic Discovery - Statistics] グループを展開します。

ステップ 3 [Top Service Ports] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

このレポートには、上位サービス、上位サービスで使用されたポート、およびサービスで使用されたトラフィックのボリュームのリストが表形式で表示されます ( 図 12 を参照)。

図 12 Top Service Ports

 


 

VoIP の使用状況のモニタリング

レポートの VoIP グループでは、VoIP トラフィックの統計情報を表示できます。

Top Talkers レポート:特定の VoIP サービスに対する、特定日時における上位トーカーのボリューム消費、セッション数、分数が表示されます。

Global VoIP MOS レポート:グローバル VoIP の品質評価を表示します。

Global VoIP MOS Distribution レポート:グローバル VoIP の品質評価の分布を表示します。

Global VoIP Codec Distribution レポート:使用されている VoIP コーデックの分布を表示します。

Top Talkers レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[VoIP] グループを展開します。

ステップ 3 [Top Talkers] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Items to Focus on] プロパティ グループで、レポートの対象とするサービスを選択します。

ステップ 5 [Specific Time] 行で右側のカラムをクリックすると、[Browse] ボタンが表示されます。このボタンをクリックします。カレンダーが表示されます。

ステップ 6 レポートを作成するトラフィックが含まれている日付と時間を選択します。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 [Finish] をクリックします。

レポートに、選択した期間とサービスの上位トーカーが表示されます ( 図 13 を参照)。

図 13 Top Talkers

 


 

Global VoIP MOS レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[VoIP] グループを展開します。

ステップ 3 Global VoIP MOS レポートを作成するには、[Global VoIP MOS] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

レポートに、グローバル VoIP の品質評価が表示されます ( 図 14 を参照)。

図 14 Global VoIP MOS

 

ステップ 5 Global VoIP MOS Distribution レポートを作成するには、[Global VoIP MOS Distribution] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 6 [Finish] をクリックします。

レポートに、グローバル VoIP の品質評価の分布が表示されます ( 図 15 を参照)。

図 15 Global VoIP MOS Distribution

 


 

Global VoIP Codec Distribution レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[VoIP] グループを展開します。

ステップ 3 [Global VoIP Codec Distribution] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

レポートに、使用されている VoIP コーデックの分布が表示されます ( 図 16 を参照)。

図 16 Global VoIP Codec Distribution

 


 

悪質トラフィックのモニタリング

Malicious Traffic レポート グループのテンプレートを使用すると、システムで発生した悪質イベントの統計情報を表示できます。Top Scanned or Attacked Ports レポートは、スキャンまたは攻撃された上位ポートを表示します。

Top Scanned or Attacked Ports レポートの作成


ステップ 1 SCA Reporter を起動します。 「Reporter の起動およびレポートの生成」 を参照してください。

ステップ 2 [Templates] 画面で、[Malicious Traffic] グループを展開します。

ステップ 3 [Top Scanned or Attacked Ports] をダブルクリックします。[New Report Wizard] ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、新しいレポートを設定できます。

ステップ 4 [Finish] をクリックします。

レポートに、スキャンまたは攻撃された上位ポートが表示されます ( 図 17 を参照)。

図 17 Top Scanned or Attacked Ports

 


 

有用な SCA Reporter ツール

SCA Reporter の機能を使用すると、次のことが可能になります。

レポートの拡大および縮小表示

図のツール チップの表示

図の色の編集

レポートの各種形式へのエクスポート

図の拡大および縮小表示

ここでは、図の表示を拡大または縮小する方法について説明します。

2 次元の図での拡大表示の方法


ステップ 1 レポートを生成します。レポートを表示するレポート画面が開いて、[Properties] 画面に図の表示プロパティが表示されます。

ステップ 2 2 次元で図を表示するには、[3D] プロパティをクリックします。[3D] プロパティの値が [True] から [False] に切り替わり、[Look/3D] カテゴリが [Properties] ビューから削除されます。

ステップ 3 図の上でマウスをドラッグして、長方形を描きます。カーソルがプラス(+)のアイコンに変わります。

ステップ 4 マウス ボタンを放します。表示が拡大されます。


 

拡大表示された図を縮小表示する方法


ステップ 1 図の上で、 Shift キーを押しながらマウスをドラッグして、長方形を描きます。カーソルがマイナス(-)のアイコンに変わります。

ステップ 2 マウス ボタンを放します。表示が縮小されます。


 

レポート出力の管理

レポート出力は、さまざまな方法で管理できます。

レポートの印刷、E メールによる送信、または PDF 形式へのエクスポートを行うことができます。

図を複数のグラフィック形式に保存できます。

表を CSV または Quoted CSV 形式に保存して、スプレッドシートで開くことができます。

複数のレポートを 1 回の送信操作で、印刷、送信、またはエクスポートできます。

レポートの印刷


ステップ 1 1 つ以上のレポート インスタンスを実行した後で、[File] > [Print Reports] を選択します。[Print Reports] ウィザードが開きます ( 図 18 を参照)。

図 18 [Print Reports] ウィザード

 

ステップ 2 印刷するレポートごとに 1 つまたは複数の形式を選択します。

ステップ 3 [Finish] をクリックします。選択したレポートが、指定された形式で印刷されます。


) PDF および CSV 形式の場合は、印刷機能でデスクトップ インターフェイスが使用され、関連付けられたアプリケーションがデスクトップから印刷できる場合に限り、印刷が可能です。アプリケーションを開かなくてもデスクトップから印刷できる場合は、印刷機能が動作しています。



) 印刷するレポートを複数選択した場合は、レポートをプリンタに送信している間、アプリケーションがしばらくフリーズすることがあります。



 

E メールによるレポートの送信


ステップ 1 1 つ以上のレポート インスタンスを実行した後で、[File] > [Send Reports] を選択します。[Send Reports] ウィザードが表示されます ( 図 19 を参照)。

図 19 [Send Reports] ウィザード

 

ステップ 2 送信するレポートごとに 1 つまたは複数の形式を選択します。

ステップ 3 [Finish] をクリックします。


 

レポートのエクスポート


ステップ 1 1 つ以上のレポート インスタンスを実行した後で、[File] > [Export] を選択します。

[Export] ウィザードが表示されます ( 図 20 を参照)。

図 20 [Export] ウィザード

 

ステップ 2 次のいずれかを選択します。

Export chart to an image file

Export report to a PDF file

Export table to a CSV file

ステップ 3 [Next] をクリックします。

[Export] ウィザードの [Tables and Destination] ページが表示されます ( 図 21 を参照)。

図 21 [Charts and Destination] ウィンドウ

 

ステップ 4 [Available reports] の 1 つまたは複数のチェックボックスをオンにします。

ステップ 5 (オプション)[Output folder] を変更するには、[Browse] をクリックします。

ステップ 6 次のいずれかを実行します。

ステップ 2 でレポートを選択した場合は、 ステップ 8 に進みます。

ステップ 2 で図または表を選択した場合は、[Next] をクリックします。

[Export] ウィザードの [Format] ページが開きます (この画面は、 ステップ 2 で図と表のどちらを選択したかによって異なります)。

ステップ 7 必要な情報を入力します。次のいずれかを実行します。

図の場合

[File type] ドロップダウン リストから、ファイル タイプを選択します。

[Image width] および [Image height] フィールドに、ピクセル単位の値を入力します。

表の場合

[File type] ドロップダウン リストから、ファイル タイプを選択します。

(オプション)[Open the exported CSV file in the system's default CSV editor] チェックボックスをオフにします。

ステップ 8 [Finish] をクリックします。選択した各レポートが別々のファイルに保存されます。


 

図に使用する色の設定

あらかじめ定義された色が SCA BB Templates パッケージに用意されています。Reporter の一部としてインストールされたデフォルトの色セットを図に使用する代わりに、独自の色セットを定義することもできます。

これにより、次のような Reporter の異なるセッション間で色を統一させることができます。

同じ Reporter の異なるセッション間

色ファイルをエクスポートおよびインポートすることで同じ SCE プラットフォームのデータを使用する、異なる Reporter 間

異なる SCE プラットフォームのデータを使用する、異なる Reporter 間

異なるバージョンの Reporter 間

凡例項目の色の変更


ステップ 1 メイン メニューで、[Preferences] > [Reporter] を選択します。[Preferences] ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 2 [Preferences] ツリーで、[Reporter] > [Charts Colors] を選択します。[Charts Colors] 設定ページが開きます。

ステップ 3 色ツリーから凡例項目を選択します。


) 凡例項目のカテゴリは、[Direction]、[Hostname]、[Host IP]、[Protocol]、[MOS]、[Range]、[Codec]、[Port Number]、[Newsgroup]、[Protocol]、[Service]、[Measure]、および [Subscriber] です。

凡例項目に色が割り当てられると、カテゴリと凡例項目は [Charts Colors] ペインだけに表示されます。レポート インスタンスが最初に実行されるときに、図の凡例項目に色が割り当てられます。


凡例項目の現在の色が [Charts Colors] ペインの右上に表示されます。

ステップ 4 表示された色をクリックします。色パレットのダイアログ ボックスが表示されます。

ステップ 5 凡例項目に使用する新しい色を選択し、[OK] をクリックします。[Color] ダイアログボックスが閉じます。

選択した色が凡例項目に適用されます。

ステップ 6 [OK] をクリックします。


 

図のツール チップの表示


ステップ 1 表示されている図の上にマウスポインタを置きます。マウスポインタを置いた場所に応じて、図に関する情報を示すツール チップが表示されます ( 図 22 を参照)。

図 22 Global Bandwidth per Service:ツール チップ

 


 

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

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