スイッチ : Cisco Catalyst 3750 シリーズ スイッチ

Catalyst 3750 スイッチ スタートアップ ガイド

クイック スタート ガイド
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2010/03/31 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Catalyst 3750 スイッチ スタートアップ ガイド

このマニュアルについて

必要なコンポーネントの準備

Express Setup を実行するためにお客様が用意する機器

梱包内容

Express Setup の実行

PC の IP アドレスのリフレッシュ

スイッチの管理

デバイス マネージャの使用

Cisco Network Assistant のダウンロード

コマンドライン インターフェイス

その他の管理オプション

スイッチ スタックのプランニング

電源に関する注意事項

ケーブル接続に関する注意事項

垂直スタック構成

並列スタック構成

ラックへの設置

必要な工具

開始する前に

設置に関する警告事項

ブラケットの取り付け

スイッチのラックへの設置

StackWise ケーブルの接続

スイッチ ポートへの接続

10/100 ポートおよび 10/100/1000 ポートへの接続

SFP モジュールの取り付けおよびポートへの接続

ポート接続の確認

XENPAK モジュールの取り付けおよびポートへの接続

問題が発生した場合

Express Setup のトラブルシューティング

スイッチのリセット

ヘルプへのオンライン アクセス

詳細情報

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定保証規定

クイック スタート ガイド

Catalyst 3750 スイッチ スタートアップ ガイド

ライセンスおよび保証を含む

78-16663-04-J

 

このマニュアルについて

このマニュアルでは、Express Setup を使用して Catalyst スイッチを初めて設定する方法について説明します。また、スイッチ管理オプション、基本的なラックマウント手順、スタック構成手順、ポートおよびモジュールの接続手順、電源接続手順、トラブルシューティング ヘルプも記載されています。

Catalyst 3750 スイッチの設置および設定情報の詳細については、Cisco.com で提供されている Catalyst 3750 マニュアルを参照してください。また、システム要件、重要な注意事項、制限事項、未修正および修正済みのバグ、最終更新に含まれていない更新などについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。

オンライン マニュアルの使用時には、スイッチで稼動している Cisco IOS ソフトウェアのバージョンと一致するドキュメントを参照してください。ソフトウェアのバージョンは、スイッチ背面パネルの Cisco IOS ラベルに記載されています。

このマニュアルに記載されている警告の各国語版は、このマニュアルに付属している『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750 Switch』に記載されています。

必要なコンポーネントの準備

以下の手順を実行してください。

1. 出荷ボックスを開梱し、スイッチとアクセサリ キットを取り出します。

2. 梱包材を出荷用ボックスに戻し、後で使用する場合に備えて保管しておきます。

3. p.4 に示す品目が揃っていることを確認してください。欠品または損傷品が見つかった場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。一部のスイッチ モデルには、p.4 に示していない追加品目が含まれている場合があります。


) 発注時に StackWise ケーブルの長さを指定していない場合、付属するケーブルは 0.5 m となります。


Express Setup を実行するためにお客様が用意する機器

お客様は、Express Setup を実行するために次の機器を用意する必要があります。

PC

イーサネット(カテゴリ 5)ストレート型ケーブル(下図)

 

梱包内容

 

Express Setup の実行

スイッチの初回設定時は、Express Setup を使用して初期 IP 情報を入力します。これによって、スイッチをローカル ルータおよびインターネットに接続できるようになります。その後、その IP アドレスでスイッチにアクセスし、その他の設定を実行できるようになります。

Express Setup を実行する方法

 

ステップ 1

スイッチに何も接続されていないことを確認します。

Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバとして動作します。PC に固定 IP アドレスが設定されている場合は、DHCP を一時的に使い始める前に PC の設定を変更してください。

ステップ 2

スイッチの電源コネクタおよびアースした AC 電源コンセントに付属の AC 電源コードを接続し、スイッチに電源を入れます。

ステップ 3

スイッチに電源を投入すると、スイッチは Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)を開始します。POST ではスイッチが正常に機能していることを確認するテストが実行され、その間 LED が点滅します。

POST が完了するまで待機します。これには数分かかることがあります。

ステップ 4

POST が完了したことを確認します。POST が完了すると、SYST LED はグリーンに点灯したままになります。POST に失敗すると、SYST LED はオレンジに点灯します。

POST エラーは通常、修復不可能です。スイッチが POST にパスしなかった場合は、シスコのテクニカル サポート担当者までお問い合わせください。

ステップ 5

MODE ボタンを 3 秒間押し続けます。MODE ボタンの左にあるすべての LED がグリーンに点灯したら、MODE ボタンを放します。

ボタンを押すと MODE ボタンの左にある LED が点滅し始める場合は、MODE ボタンを放します。LED の点滅は、スイッチがすでに設定されていて、Express Setup モードにすることができないことを意味します。詳細については、「スイッチのリセット」を参照してください。

 

ステップ 6

スイッチが Express Setup モードになったことを確認します。この場合、MODE ボタンの左にあるすべての LED がグリーンに点灯します (モデルによっては、RPS と PoE の LED が消灯したままになる場合があります)。

ステップ 7

カテゴリ 5 イーサネット ケーブルをスイッチの前面パネルの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。

ケーブルのもう一端を PC のイーサネット ポートに接続します。

 

ステップ 8

スイッチおよび PC のイーサネット ポートの LED がグリーンになっていることを確認します。

30 秒間待機します。

ステップ 9

PC で Web ブラウザを起動します。Web ブラウザで IP アドレス 10.0.0.1 を入力し、 Enter キーを押します。

 

ステップ 10

Express Setup ページが表示されます。このページが表示されない場合は、「問題が発生した場合」を参照してください。

 

ステップ 11

[Network Settings] フィールドに次の情報を入力します。

[Management Interface (VLAN ID)] フィールドにデフォルト値の 1 を入力します。スイッチを管理する管理インターフェイスを変更する場合に限り、新しい VLAN ID を入力します。VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。

[IP Address] フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。[IP Subnet Mask] フィールドのドロップダウン矢印をクリックし、IP サブネット マスクを選択します。

[Default Gateway] フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。

[Switch Password] フィールドにパスワードを入力します。パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。ここでは大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Switch Password] フィールドに、もう一度パスワードを入力します。

ステップ 12

(任意) [Optional Settings] フィールドは、ここで次のように情報を入力するか、デバイス マネージャ インターフェイスを使用して後から入力できます。

[Host Name] フィールドにスイッチの名前を入力します。ホスト名は 31 文字までです。スペースは使用できません。

[System Date]、[System Time]、[Time Zone] の各フィールドに、日付、時刻、タイム ゾーンを入力します。夏時間をイネーブルにするには、[Enable] をクリックします。

ステップ 13

(任意)[Express Setup] ウィンドウの [Advanced Settings] タブをクリックし、ここで詳細設定を入力するか、デバイス マネージャ インターフェイスを使用して後から入力できます。

 

ステップ 14

(任意) [Advanced Settings] フィールドに次の情報を入力します。

Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)によってスイッチを管理するために Telnet を使用する場合は、[Telnet Access] フィールドの [Enable] をクリックします。Telnet アクセスをイネーブルにしたら、Telnet パスワードを入力する必要があります。

[Telnet Password] フィールドにパスワードを入力します。Telnet パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Telnet Password] フィールドに Telnet パスワードを再入力します。

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)をイネーブルにするには、[SNMP] フィールドの [Enable] をクリックします。SNMP をイネーブルにするのは、CiscoWorks 2000 またはその他の SNMP ベースのネットワーク管理システムを使用してスイッチを管理する場合に限ります。

SNMP をイネーブルにする場合は、[SNMP Read Community] フィールドまたは [SNMP Write Community] フィールド、あるいはその両方にコミュニティ ストリングを入力する必要があります。SNMP コミュニティ ストリングにより、Management Information Base(MIB; 管理情報ベース)オブジェクトへのアクセスが認証されます。SNMP コミュニティ ストリングでは、スペースを使用できません。SNMP 読み取りコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスできるようになりますが、変更はできません。SNMP 書き込みコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスして変更できるようになります。

[System Contact] フィールドおよび [System Location] フィールドに、連絡先の名前、およびスイッチを設置するワイヤリング クローゼット、フロア、建物を入力します。

ステップ 15

(任意)スイッチでインターネット プロトコル バージョン 6(IPv6)をイネーブルにすることができます。[Advanced Settings] タブの [Enable IPv6] チェックボックスを選択します。


) Express Setup の完了時に IPv6 をイネーブルにすると、スイッチが再起動されます。


ステップ 16

Express Setup を完了するには、[Basic Settings] タブまたは [Advanced Settings] タブの [Submit] をクリックして設定を保存するか、[Cancel] をクリックして設定をクリアします。

[Submit] をクリックすると、スイッチが設定され、Express Setup モードは終了します。PC に警告メッセージが表示されて、スイッチの新しい IP アドレスによる接続が試行されます。PC と異なるサブネットの IP アドレスでスイッチを設定した場合は、PC とスイッチの間で接続ができなくなります。

ステップ 17

スイッチを PC から外して、スイッチを実稼動ネットワークに設置します。スイッチの設定と管理については、「スイッチの管理」を参照してください。

Express Setup の再実行が必要な場合は、「スイッチのリセット」を参照してください。

PC の IP アドレスのリフレッシュ

Express Setup が完了したら、PC の IP アドレスをリフレッシュします。

動的に割り当てる IP アドレスの場合は、PC をスイッチから外して、ネットワークに接続し直します。ネットワークの DHCP サーバにより、新しい IP アドレスが PC に割り当てられます。

固定 IP アドレスが割り当てられている場合は、以前設定されていた IP アドレスに変更します。

スイッチの管理

Express Setup を完了してネットワークにスイッチを設置したら、ここで説明するデバイス マネージャまたはその他の管理オプションを使用してその他の設定を実行できます。

デバイス マネージャの使用

スイッチを最も簡単に管理するには、スイッチ メモリのデバイス マネージャを使用します。これは使いやすい Web インターフェイスで、簡単な設定とモニタリングが可能です。デバイス マネージャには、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。

以下の手順を実行してください。

1. PC またはワークステーションで Web ブラウザを起動します。

2. スイッチの IP アドレスを Web ブラウザに入力し、 Enter キーを押します。デバイス マネージャのページが表示されます。

3. デバイス マネージャを使用して、スイッチの基本的な設定とモニタリングを実行します。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

4. より詳細に設定するには、Cisco Network Assistant をダウンロードして実行します。これについては、次のセクションで説明します。

Cisco Network Assistant のダウンロード

Cisco Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードして PC 上で実行するソフトウェア プログラムです。スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなど、複数のデバイスの設定とモニタリングを行う詳細オプションが提供されます。Network Assistant は無料であり、ダウンロード、インストール、使用にいっさい料金は発生しません。

以下の手順を実行してください。

1. Web アドレス http://www.cisco.com/go/NetworkAssistant にアクセスします。

これには Cisco.com への登録が必要です(これ以外に必要なアクセス権限はありません)。

2. Network Assistant のインストーラを指定します。

3. Network Assistant のインストーラをダウンロードし、実行します (Web から直接実行するオプションがブラウザにある場合は、これを選択できます)。

4. 画面の指示に従ってインストーラを実行します。最終画面で [Finish] をクリックし、Network Assistant のインストールを完了します。

詳細については、Network Assistant のオンライン ヘルプおよび『Getting Started Guide』を参照してください。

コマンドライン インターフェイス

Cisco IOS コマンドおよびパラメータは CLI によって入力できます。CLI にアクセスするには、PC をスイッチのコンソール ポートに直接接続するか、リモート PC またはワークステーションからの Telnet セッションを経由します。

以下の手順を実行してください。

1. 付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを、PC 標準の 9 ピン シリアル ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチのコンソール ポートに接続します。

2. PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。

3. PC 端末エミュレーション ソフトウェアを次のように設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

パリティなし

1 ストップ ビット

フロー制御なし

4. CLI を使用してコマンドを入力し、スイッチを設定します。詳細については、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。

その他の管理オプション

CiscoWorks Small Network Management Solution(SNMS)や HP OpenView などの SNMP 管理アプリケーションを使用してスイッチを設定および管理できます。また、HP OpenView や SunNet Manager などのプラットフォームが稼動している SNMP 対応ワークステーションからスイッチを管理することもできます。

Cisco IE2100 Series Configuration Registrar は、スイッチのソフトウェアに組み込まれた Cisco Networking Services(CNS)エージェントと連携するネットワーク管理デバイスです。IE2100 を使用して、スイッチの初期設定および設定更新を自動化できます。

サポート ドキュメンテーションのリストについては、「ヘルプへのオンライン アクセス」を参照してください。

スイッチ スタックのプランニング

スタック内の Catalyst 3750 スイッチを接続する前に、プランニングに関する次の注意事項を確認してください。

スイッチのサイズ。スイッチの寸法については、『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』の付録「Technical Specifications」を参照してください。同じサイズのスイッチでまとめてスタックを構成すると、スイッチ同士を簡単に接続できます。

ケーブルの長さ。スイッチ スタックに応じて、異なる長さのケーブルが必要となる場合があります。発注時に StackWise ケーブルの長さを指定していない場合、付属するケーブルは 0.5 m となります。1 m または 3 m のケーブルが必要な場合は、シスコの代理店にご注文ください。ケーブルの番号については、『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』を参照してください。


) スイッチ スタック管理の概念および手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


電源に関する注意事項

スタック内のスイッチに電源を投入する前に、次の注意事項を確認してください。

 

スイッチに最初に電源を投入するシーケンスは、スタック マスターになるスイッチに影響を及ぼします。

特定のスイッチをスタック マスターにしたい場合は、最初にそのスイッチに電源を投入します。これにより、そのスイッチがスタック マスターとして設定され、次回選択が行われるまでそのままスタック マスターとして機能します。その後 20 秒経過してから、スタック内の残りのスイッチに電源を投入します。

スタック マスターにしたいスイッチが特にない場合は、20 秒以内にスタック内のすべてのスイッチに電源を投入します。これらのスイッチは、スタック マスターの候補となります。20 秒経過してから電源が投入されたスイッチは、スタック マスターの選択対象から外されます。

既存のスイッチ スタックに対してスイッチの追加や取り外しを行う場合は、その前に対象スイッチの電源をオフにします。


) Cisco IOS Release 12.2(20)SE3 よりも前のリリースが稼動しているスイッチでは、スタック マスター選択は 10 秒経過後に行われます。

スタック マスター選択の詳細については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Managing Switch Stacks」の章を参照してください。


ケーブル接続に関する注意事項

次の図は、StackWise ケーブル接続に冗長性を持たせてスタックの帯域幅を最適にする、お勧めの Catalyst 3750 スイッチ スタック構成を示しています。その他の構成例については、Cisco.com で提供されている『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』を参照してください。

垂直スタック構成

この例では、スタックが、0.5 メートルの StackWise ケーブルを使用した冗長接続構成となっています。

 

この例では、スタックが、0.5 メートルと 3 メートルの StackWise ケーブルを使用した冗長接続構成となっています。

 

並列スタック構成

この例では、8 台のスイッチが、0.5 メートルと 3 メートルの StackWise ケーブルを使用した冗長接続の並列スタックとして構成されています。

 

この例では、9 台のスイッチが、0.5 メートルと 3 メートルの StackWise ケーブルを使用した冗長接続の並列スタックとして構成されています。

 

 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守してください。ステートメント 1006


 

ラックへの設置

ここでは、基本的な 19 インチ ラックへの設置とスイッチ ポート接続について説明します。例として、Catalyst 3750G-48TS スイッチの図を示します。その他の Catalyst 3750 スイッチも、各図のように設置して接続できます。24 インチ ラックや壁面への設置など、その他のスイッチ設置手順やケーブル接続情報については、Cisco.com で提供されている『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』を参照してください。

必要な工具

スイッチをラックに搭載する場合は、No. 2 プラス ドライバが必要になります。

開始する前に

スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項が守られていることを確認してください。

 

スイッチの周囲および通気口を通過するエアーフローが妨げられない。

スイッチの周辺温度が 113°F(45°C)を超えないこと。

スイッチの周辺湿度が 85% を超えないこと。

設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。

スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにクリアランスを確保すること。

前面パネルの LED が見やすいこと。

ポートに無理なくケーブルを接続できること。

AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチの背面パネル上のコネクタに届くこと。

ラックの背面に、StackWise ケーブルをスタック構成のスイッチに接続するための十分な余裕があること。

ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。

10/100 ポートおよび 10/100/1000 ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328 フィート(100 メートル)以内にする必要があります。

Small Form-factor Pluggable(SFP)モジュールのケーブル長については、モジュールに付属しているドキュメントを参照してください。

XENPAK モジュールのケーブル長については、モジュールに付属しているマニュアルを参照してください。

設置に関する警告事項

ここでは、基本的な設置に関する警告事項について説明します。警告の各国語版は、スイッチに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750 Switch』に記載されています。このマニュアルは Cisco.com からも入手できます。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 148



警告 過熱防止のため、室温が 113°F(45℃)を超える環境ではスイッチを使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074


 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守してください。ステートメント 1006


 


警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。通常の使用時には必ずホストがアースされているようにしてください。ステートメント 39



警告 Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)がスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265



警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



警告 この装置が設置された建物の外部と接続する場合は、10/100/1000 イーサネット ポートを集積回路保護付きの認定ネットワーク終端装置を通して接続する必要があります。ステートメント 1044



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE; パワー オーバー イーサネット)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072


ブラケットの取り付け

4 本のフラットヘッド ネジを使用して、ブラケットの長い面を Catalyst 3750 スイッチの 3 つのマウント位置のいずれかに取り付けます。

 

スイッチのラックへの設置

黒の小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。4 本の No. 12 小ネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けます。

 

StackWise ケーブルの接続

次の手順で、StackWise ポートに StackWise ケーブルを接続します。

 

ステップ 1

StackWise ケーブルと StackWise ポートからダスト カバーを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2

StackWise ケーブルの一端をスイッチ背面の StackWise ポートに差し込みます。

 

ステップ 3

StackWise ケーブルの窓を使用して、コネクタを正しい位置に合わせます。ネジをしっかり締めて固定してください。

ステップ 4

ケーブルの反対側を接続先スイッチのコネクタに差し込み、ネジを締めて固定します。


注意 StackWise ケーブルの取り外しや取り付けを行うと、ケーブルの耐用期間が短くなる場合があります。必要な場合以外には、ケーブルの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。


) スイッチの相互接続には必ずシスコ認定の StackWise ケーブルを使用してください。


スイッチ ポートへの接続

ここでは、固定スイッチ ポート、SFP モジュール ポート、および XENPAK モジュール ポートにデバイスを接続する方法について説明します。

10/100 ポートおよび 10/100/1000 ポートへの接続

以下の手順を実行してください。

 

ステップ 1

サーバ、ワークステーション、IP Phone、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、ストレート ケーブル、4 ツイストペア ケーブル、カテゴリ 5 ケーブルをスイッチの 10/100 ポートまたは 10/100/1000 ポートに差し込みます。

また、別のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、クロス ケーブル、4 ツイストペア ケーブル、カテゴリ 5 ケーブルを使用します。

 

ステップ 2

別のデバイスの RJ-45 コネクタにケーブルのもう一端を差し込みます。

Catalyst 3750 Power over Ethernet(PoE)スイッチの固定ポートでは、IEEE 802.3af 準拠の装置の PoE をサポートし、Cisco IP Phone および Cisco Aironet アクセス ポイントのシスコ独自規格 PoE もサポートします。

Catalyst 3750-24PS スイッチの各 10/100 ポート、または Catalyst 3750G-24PS スイッチの 10/100/1000 ポートは、最大 15.4 W の PoE を供給できます。Catalyst 3750-48PS または 3750G-48PS スイッチでは、48 の 10/100 または 10/100/1000 ポートのうち任意の 24 ポートによる 15.4 W の PoE 供給、またはポートの任意の組み合わせによる平均 7.7 W の PoE の同時供給が可能です。最大供給電力は、スイッチの最大出力電力の 370 W 以内です。

デフォルトでは、Catalyst 3750 スイッチの PoE ポートは、有効な受電装置が接続されているときに自動的に電源供給を行います。PoE ポートの設定とモニタリングについては、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。PoE 問題のトラブルシューティングについては、Cisco.com で提供されている『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』を参照してください。


) Cisco IOS Release 12.2(18)SE 以上が作働するスイッチでは、デフォルトで Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX; 自動メディア依存型インターフェイス クロスオーバー)機能がイネーブルに設定されます。Auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチ上の 10/100、10/100/1000、または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレートケーブルのいずれも使用できます。


SFP モジュールの取り付けおよびポートへの接続

以下の手順を実行してください。

 

ステップ 1

モジュールの両端を持ってスイッチのスロットに差し込み、コネクタを適切にはめ込みます。

 

ステップ 2

適切なケーブルをモジュールのポートに差し込みます。ケーブルのもう一端を別のデバイスに差し込みます。

 

サポートされるモジュールのリストについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。SFP モジュールの取り付け、取り外し、接続の詳細な手順については、SFP モジュールに付属のマニュアルを参照してください。


注意 SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

ポート接続の確認

スイッチのポートに接続すると、スイッチがリンクを確立する間、ポート LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかります。次に、この LED は、スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、グリーンに点灯します。ポート LED が点灯しない場合は、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。オンライン サポートについては、「問題が発生した場合」を参照してください。

XENPAK モジュールの取り付けおよびポートへの接続

Catalyst 3750G-16TD スイッチの前面パネルの XENPAK モジュール スロットに XENPAK モジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。

 

ステップ 1

XENPAK モジュール スロット カバーから 2 つのプラスネジをはずして、あとで使用できるよう保管しておきます。カバーを取り外します。

 

ステップ 2

XENPAK モジュールをモジュール スロット内部のガイド レールに合わせて、XENPAK モジュールの前面プレートがスイッチの前面プレートにぴったり重なるまで、スロットにモジュールを押し込みます。

 

ステップ 3

2 つの非脱落型ネジを締めて、XENPAK モジュールを正しい位置で固定します。ネジをきつく締めすぎないようにしてください。

ステップ 4

XENPAK モジュール ポートと光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 5

ケーブルの SC コネクタを XENPAK モジュール コネクタに合わせて、送信側(TX)が受信側(RX)と合うように、また RX が TX に合うようにします。

 

XENPAK モジュール ポートが外部デバイスへのリンクを確立したことの確認手順については、「ポート接続の確認」を参照してください。

問題が発生した場合

何らかの問題が発生した場合は、本セクションおよび Cisco.com をまず参照してください。ここでは、Express Setup のトラブルシューティング、スイッチのリセット方法、ヘルプにオンラインでアクセスする方法、詳細情報の検索方法について説明します。

Express Setup のトラブルシューティング

Express Setup を実行できない場合、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合は、次の指示に従ってください。

 

Express Setup の起動前に POST が正常に実行されたことを確認しましたか。

確認していない場合は、SYST LED と STAT LED だけがグリーンに点灯していることを確認してから、MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始してください。

スイッチが POST を実行している間に MODE ボタンを押しましたか。

その場合は、POST が完了するまで待機します。スイッチの電源を再投入します。POST が完了するまで待機します。SYST LED と STAT LED がグリーンに点灯していることを確認してから、MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始します。

スイッチが Express Setup モードになったことを確認せずに作業を続けようとしましたか。

MODE ボタンの上にあるすべての LED がグリーンに点灯していることを確認します (RPS LED は消灯)。必要に応じて MODE ボタンを押し、Express Setup モードを開始します。

PC に固定 IP アドレスがありますか。

PC に固定 IP アドレスがある場合は、スイッチに接続する前に、DHCP を一時的に使用するように PC の設定を変更します。

スイッチのポートと PC のイーサネット ポートの間で、ストレート イーサネット ケーブルの代わりにクロス ケーブルを接続しましたか。

クロス ケーブルを接続した場合は、スイッチと PC のイーサネット ポートにストレート ケーブルを接続します。30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。

スイッチの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートの代わりに、コンソール ポートにイーサネット ケーブルを接続しましたか。

その場合は、コンソール ポートからケーブルを取り外します。次に、スイッチと PC のイーサネット ポートにケーブルを接続します。30 秒間待ってからブラウザに 10.0.0.1 と入力してください。

スイッチと PC を接続した後、30 秒待機してからブラウザに IP アドレスを入力しましたか。

そうでない場合は 30 秒待機し、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力して Enter キーを押します。

誤ったアドレスをブラウザに入力したか、エラー メッセージが表示されますか。

その場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力して Enter キーを押します。

スイッチのリセット

ここでは、Express Setup を再実行してスイッチをリセットする方法について説明します。次のような理由から、スイッチをリセットする場合があります。

スイッチをネットワークに設置したが、誤った IP アドレスを割り当てたため、スイッチに接続できない。

すべての設定をスイッチからクリアし、新しい IP アドレスを割り当てる必要がある。

Express Setup モードを開始しようとして MODE ボタンを押すと、スイッチの LED が点滅し始める(つまり、スイッチがすでに IP 情報で設定されている)。


注意 スイッチをリセットすると、設定が削除されてスイッチが再起動されます。

スイッチをリセットする方法

MODE ボタンを押し続けます。約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。そのまま MODE ボタンを押し続けます。7 秒経過すると LED の点滅が停止し、スイッチが再起動されます。

これで、このスイッチは未設定のスイッチと同様に動作します。「Express Setup の実行」で説明したように、Express Setup を使用してスイッチの IP 情報を入力できます。

ヘルプへのオンライン アクセス

最初に、Cisco.com で提供されているハードウェア インストレーション ガイドまたはソフトウェア コンフィギュレーション ガイドのトラブルシューティング セクションで、問題の解決方法を探します。シスコの Technical Support and Documentation Web サイトには、ハードウェアの既知の問題や、トラブルシューティングに関するさまざまなドキュメンテーションのリストがあります。

詳細情報

スイッチの詳細については、Cisco.com で提供されている次のドキュメントを参照してください。

『Catalyst 3750 Switch Hardware Installation Guide』

『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750 Switch』

『Catalyst 3750、3560、および 2960 スイッチのリリース ノート』

『Catalyst 3750 Switch Software Configuration Guide』

『Catalyst 3750 Switch Command Reference』

『Catalyst 3750, 3560, 2975, 2970, and 2960 Switch System Message Guide』

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew4/whatsnew.html

What's New in Cisco Product Documentation 』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定保証規定

保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証を含む正式な保証書は、Cisco.com で提供しています。次の手順を実行して、Cisco.com から Cisco Information Packet 、および保証とライセンス契約書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。

1. ブラウザを起動し、次の URL に進みます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。

a. [Information Packet Number] フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03A0 が選択されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書を PDF 形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。


3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. [Warranty Document Number] フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-6310-02C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書を PDF 形式でダウンロードし、印刷することもできます。

また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml

ハードウェア保証期間

シスコ製ハードウェアは購入したエンドユーザが製品を所有または使用している限り、ファンおよび電源装置は 5 年間保証されます。製品の製造が中止された場合は、シスコでは製造中止の通知から 5 年間保証します。

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA; 返品許可)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

Return Materials Authorization(RMA; 返品許可)番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合わせください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合わせください。

次の項目を記入して、参照用に保管してください。

 

製品の購入先:

購入先の電話番号:

製品モデル番号:

製品シリアル番号:

メンテナンス契約番号: