Cisco IOS ワイドエリア ネットワーキング コンフィ ギュレーション ガイド
フレームリレー 64 ビット カウンタ
フレームリレー 64 ビット カウンタ
発行日;2012/02/03 | 英語版ドキュメント(2011/07/31 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

フレームリレー 64 ビット カウンタ

機能概要

利点

制約事項

関連資料

サポートされているプラットフォーム

サポートされている規格、MIB、および RFC

前提条件

設定作業

フレームリレー インターフェイスの 64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化

フレームリレー 64 ビットカウンタの監視および保守

設定例

より低速のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

より低速のフレームリレー サブインターフェイスのみの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

コマンド リファレンス

フレームリレー 64 ビット カウンタ

機能の履歴

リリース
変更点

12.0(17)S

この機能が Cisco 12000 シリーズに追加されました。

12.2(4)T

この機能が Cisco IOS Release 12.2(4)T に統合されました。

12.2(4)T3

Cisco 7500 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

12.0(21)S

frame-relay ifmib-counter64 コマンドが追加されました。

12.3(10)

frame-relay ifmib-counter64 コマンドが、Cisco IOS Release 12.3(10) に統合されました。

12.3(11)T

frame-relay ifmib-counter64 コマンドが、Cisco IOS Release 12.3(11)T に統合されました。

12.2(18)SXE

frame-relay ifmib-counter64 コマンドが、Cisco IOS Release 12.2(18)SXE に統合されました。

このマニュアルでは、Cisco IOS Release 12.2(4)T のフレームリレー 64 ビット カウンタ機能について説明します。次の項で構成されています。

「機能概要」

「サポートされているプラットフォーム」

「サポートされている規格、MIB、および RFC」

「前提条件」

「設定作業」

「フレームリレー 64 ビットカウンタの監視および保守」

「設定例」

「コマンド リファレンス」

機能概要

フレームリレー 64 ビット カウンタ機能は、フレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスで 64 ビットカウンタをサポートします。この機能を使用して、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を介して、OC-3、OC-12、および OC-48 の速度で動作する、より高速のインターフェイスで統計情報を収集できます。

この機能では、Bytes In、Bytes Out、Packets In、および Packets Out カウンタがサポートされます。

show frame-relay pvc コマンドは、64 ビット カウンタを表示できるように変更されました。

利点

32 ビット カウンタの値は、フィールドが小さすぎるためラップすることがあります。ラップすると、このフィールドの値が無意味になります。64 ビット カウンタは、カウンタ値のラップを防ぐことにより、SNMP を使用した信頼性の高い統計情報の収集をサポートします。

制約事項

SNMP は 64 ビット仮想回線(VC)カウンタを取得できません。

関連資料

Cisco IOS ソフトウェアを使用したフレームリレーの設定については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco IOS Wide-Area Networking Configuration Guide , Release 12.2』の「 Configuring Frame Relay 」の章

Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference , Release 12.2』の「 Frame Relay Commands 」の章

Cisco IOS ソフトウェアを使用した SNMP の設定については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide , Release 12.2』の「 Configuring Simple Network Management Protocol 」の章

Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference , Release 12.2』の「 SNMP Commands 」の章

サポートされているプラットフォーム

Cisco 7200 シリーズ

Cisco 7500 シリーズ(Cisco IOS Release 12.2(4)T3 以降のリリース)

Feature Navigator を通したプラットフォーム サポート

Cisco IOS ソフトウェアには、特定のプラットフォームをサポートする機能セットが同梱されています。この機能のプラットフォーム サポートに関する最新情報を入手するには、Feature Navigator にアクセスしてください。Feature Navigator では、新しいプラットフォーム サポートが機能に追加されると、サポート対象プラットフォームのリストが動的に更新されます。

Feature Navigator は、Cisco IOS ソフトウェア イメージでサポートされる特定の機能セットと特定の Cisco IOS イメージでサポートされる機能を簡単に見分けることができる Web ベースのツールです。

Feature Navigator にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウント情報を忘れたり、紛失したりした場合は、空の E メールを cco-locksmith@cisco.com に送信してください。自動チェックによって、E メール アドレスが Cisco.com に登録されているかどうかが確認されます。チェックが正常に終了したら、ランダムな新しいパスワードとともにアカウントの詳細が E メールで届きます。資格のあるユーザは、http://www.cisco.com/register にある指示に従って、Cisco.com 上にアカウントを作成できます。

Feature Navigator は、主要な Cisco IOS ソフトウェア リリースまたはテクノロジー リリースが実施されたときに更新されます。2001 年 5 月現在、Feature Navigator は M、T、E、S、および ST のリリースをサポートしています。次の URL から Feature Navigator にアクセスできます。

http://www.cisco.com/go/fn

サポートされている規格、MIB、および RFC

規格

この機能によってサポートされる新しい規格や変更された規格はありません。

MIB

frame-relay ifmib-counter64 コマンドは、より低速のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスを 64 ビット インターフェイス MIB カウンタに含めることができるようにすることで、インターフェイス MIB(IF-MIB)を変更します。

プラットフォームおよび Cisco IOS リリースでサポートされている MIB のリストを入手するには、Cisco.com の Cisco MIB Web サイト(次の URL)にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

RFC

この機能によってサポートされる新しい RFC や変更された RFC はありません。

前提条件

このマニュアルでは、Cisco IOS ソフトウェアを使用した、フレームリレーおよび SNMP サポートの設定方法について理解していることを前提としています。

設定作業

ここでは、次の作業について説明します。

フレームリレー インターフェイスの 64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化

フレームリレー インターフェイスの 64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化


) この作業は、Cisco IOS Release 12.0(21)S、12.3(10)、12.3(11)T、12.2(18)SXE およびそれ以降でサポートされています。


回線速度が 20 Mbps を超えるフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスは、デフォルトで、64 ビット インターフェイス MIB カウンタに含まれています。回線速度が 20 Mbps 未満のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加をイネーブルにするには、次の作業を実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

Router(config)# interface serial interface-number

設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

Router(config-if)# encapsulation frame-relay

フレームリレーのカプセル化をイネーブルにします。

ステップ 5

Router(config-if)# frame-relay ifmib-counter64 [ if | subif ]

回線速度が 20 Mbps 未満のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加をイネーブルにします。

このコマンドで、回線速度が 20 Mbps 未満のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスを、次の 64 ビット インターフェイス MIB カウンタに追加できます。

ifHCinOctets

ifHCOutOctets

ifHCinUcastPkts

ifHCOutUcastPkts

フレームリレー 64 ビットカウンタの監視および保守

フレームリレー 64 ビット カウンタの値を表示するには、次のコマンドを EXEC モードで使用します。

 

コマンド
目的
Router# show frame-relay pvc 64-bit [ interface interface ] [ dlci ]

フレームリレー インターフェイスの Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に関する統計情報を表示します。

設定例

ここでは、次の例について説明します。

より低速のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

より低速のフレームリレー サブインターフェイスのみの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

より低速のフレームリレー インターフェイスおよびサブインターフェイスの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

次の例で、 frame-relay ifmib-counter64 コマンドは if キーワードを指定して使用し、シリアル インターフェイス 6/0/1:0、6/0/2:0、および 6/0/3:0 と、関連するサブインターフェイスの 64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加をイネーブルにします。また、この例では、 show frame-relay pvc コマンドに対応する出力と、64 ビット インターフェイス MIB カウンタの対応する統計情報についても示しています。

interface Serial6/0/1:0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
encapsulation frame-relay
no ip route-cache cef
no ip route-cache
frame-relay interface-dlci 101
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 if
 
interface Serial6/0/2:0
no ip address
encapsulation frame-relay
no ip route-cache cef
no ip route-cache
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 if
!
interface Serial6/0/2:0.1 point-to-point
ip address 2.1.1.1 255.255.255.0
no ip route-cache
frame-relay interface-dlci 201
!
interface Serial6/0/3:0
ip address 3.1.1.1 255.255.255.0
encapsulation frame-relay
frame-relay interface-dlci 301
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 if
 
interface Serial6/0/3:0.1 point-to-point
ip address 3.1.2.1 255.255.255.0
frame-relay interface-dlci 302

 

次の例では、 64-bit キーワードを指定した show frame-relay pvc コマンドに対応する出力例を示しています。 frame-relay ifmib-counter64 コマンドは show frame-relay pvc コマンドには影響しないことに注意してください。

Router# show frame-relay pvc 101 64-bit
 
DLCI = 101, INTERFACE = Serial6/0/1:0
input pkts 231 output pkts 228
in bytes 23604 out bytes 23502
Router#
Router# show frame-relay pvc 201 64-bit
 
DLCI = 201, INTERFACE = Serial6/0/2:0.1
input pkts 1453 output pkts 1408
in bytes 335024 out bytes 327272
Router#
Router# show frame-relay pvc 301 64-bit
 
DLCI = 301, INTERFACE = Serial6/0/3:0
input pkts 510 output pkts 508
in bytes 52690 out bytes 52622
Router#
Router# show frame-relay pvc 302 64-bit
 
DLCI = 302, INTERFACE = Serial6/0/3:0.1
input pkts 957 output pkts 912
in bytes 283246 out bytes 275493
Router#

 

次の、SNMP 問い合せからの出力は、64 ビット インターフェイス MIB カウンタに、上記で設定されたインターフェイスが含まれていることを示しています。

ifHCInOctets.5 = 0x000000000
ifHCInOctets.16 = 0x000000000
ifHCInOctets.17 = 0x003360d33
ifHCInOctets.18 = 0x000000000
ifHCInOctets.19 = 0x000000000
ifHCInOctets.20 = 0x000000000
ifHCInOctets.24 = 0x000000000
ifHCInOctets.25 = 0x000000000
ifHCInOctets.26 = 0x0001a7afc !! This is serial interface 6/0/1:0
ifHCInOctets.28 = 0x0001a7370 !! This is serial interface 6/0/2:0
ifHCInOctets.34 = 0x00006a45a !! This is serial interface 6/0/3:0
ifHCInOctets.36 = 0x000051cb0 !! This is serial subinterface 6/0/2:0.1
ifHCInOctets.37 = 0x00004526e !! This is serial subinterface 6/0/3:0.1

より低速のフレームリレー サブインターフェイスのみの、64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加のイネーブル化の例

次の例で、 frame-relay ifmib-counter64 コマンドは subif キーワードを指定して使用し、シリアル インターフェイス 6/0/1:0、6/0/2:0、および 6/0/3:0 に関連するサブインターフェイスの 64 ビット インターフェイス MIB カウンタへの追加をイネーブルにします。より低速なメイン インターフェイスは含まれません。また、この例では、64 ビット インターフェイス MIB カウンタに対応する統計情報も示しています。

interface Serial6/0/1:0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.0
encapsulation frame-relay
no ip route-cache cef
no ip route-cache
frame-relay interface-dlci 101
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 subif
 
interface Serial6/0/2:0
no ip address
encapsulation frame-relay
no ip route-cache cef
no ip route-cache
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 subif
 
interface Serial6/0/2:0.1 point-to-point
ip address 2.1.1.1 255.255.255.0
no ip route-cache
frame-relay interface-dlci 201
!
interface Serial6/0/3:0
ip address 3.1.1.1 255.255.255.0
encapsulation frame-relay
frame-relay interface-dlci 301
no frame-relay inverse-arp
frame-relay ifmib-counter64 subif
 
interface Serial6/0/3:0.1 point-to-point
ip address 3.1.2.1 255.255.255.0
frame-relay interface-dlci 302

 

次の例では、 64-bit キーワードを指定した show frame-relay pvc コマンドに対応する出力例を示しています。 frame-relay ifmib-counter64 コマンドは show frame-relay pvc コマンドには影響しないことに注意してください。

Router# show frame-relay pvc 101 64-bit
 
DLCI = 101, INTERFACE = Serial6/0/1:0
input pkts 231 output pkts 228
in bytes 23604 out bytes 23502
Router#
Router# show frame-relay pvc 201 64-bit
 
DLCI = 201, INTERFACE = Serial6/0/2:0.1
input pkts 1453 output pkts 1408
in bytes 335024 out bytes 327272
Router#
Router# show frame-relay pvc 301 64-bit
 
DLCI = 301, INTERFACE = Serial6/0/3:0
input pkts 510 output pkts 508
in bytes 52690 out bytes 52622
Router#
Router# show frame-relay pvc 302 64-bit
 
DLCI = 302, INTERFACE = Serial6/0/3:0.1
input pkts 957 output pkts 912
in bytes 283246 out bytes 275493

 

次の、SNMP 問い合せからの出力は、64 ビット インターフェイス MIB カウンタに、上記で設定されたサブインターフェイスが含まれていることを示しています。

ifHCInOctets.5 = 0x000000000
ifHCInOctets.16 = 0x000000000
ifHCInOctets.17 = 0x00337a158
ifHCInOctets.18 = 0x000000000
ifHCInOctets.19 = 0x000000000
ifHCInOctets.20 = 0x000000000
ifHCInOctets.24 = 0x000000000
ifHCInOctets.25 = 0x000000000
ifHCInOctets.36 = 0x000051cb0 !! This is serial subinterface 6/0/2:0.1
ifHCInOctets.37 = 0x00004526e !! This is serial subinterface 6/0/3:0.1

コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/wan/command/reference/wan_book.html )を参照してください Cisco IOS の全コマンドを参照する場合は、参照先( http://tools.cisco.com/Support/CLILookup )の Command Lookup Tool を使用するか、または『 Cisco IOS Master Commands List 』にアクセスしてください。

frame-relay ifmib-counter64

show frame-relay pvc