Cisco IOS Configuration Fundamentals コンフィギュレーション ガイド
再起動とリロード:イメージ ロード特性の設定
再起動とリロード:イメージ ロード特性の設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

再起動とリロード:イメージ ロード特性の設定

再起動手順の概要

ルータは起動時にどのコンフィギュレーション ファイルを使用するか

ルータは起動時にどのイメージを使用するか

再起動作業リスト

起動情報の表示

コンフィギュレーション レジスタのブート フィールドの変更

ルータがブート フィールドを使用する方法

ハードウェアとソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールド

ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドの変更

環境変数の設定

BOOT 環境変数

BOOTLDR 環境変数

CONFIG_FILE 環境変数

環境変数の管理

BOOTLDR 環境変数の設定

システム イメージのリロードのスケジューリング

スケジューリングされたリロードの設定

スケジューリングされたリロードに関する情報の表示

スケジューリングされたリロードの取り消し

ROM モニタ モードの開始

エイリアス ROM モニタリング コマンド

ROM モニタからのシステム イメージの手動ロード

ROMMON 内のフラッシュ メモリからの手動起動

ROMMON 内のネットワーク ファイルからの手動起動

ROMMON 内の ROM からの手動起動

ROMMON 内の MOP を使用した手動起動

ROMMON の終了

再起動とリロード:イメージ ロード特性の設定

この章では、シスコ デバイス(ルータなど)が再起動時に実行する基本手順、手順の変更方法、ROM モニタの使用方法について説明します。

この章で説明する起動コマンドの詳細については、『Release 12.2 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』の「Booting Commands」の章を参照してください。この章で説明される他のコマンドの資料を検索するには、『 Cisco IOS Command Reference Master Index 』を使用するかオンラインで検索します。

特定の機能がサポートされているハードウェアまたはソフトウェアを識別するには、Cisco.com にある Feature Navigator を使用して機能に関する情報を検索するか、または特定のリリースのソフトウェア リリース ノートを参照してください。詳細については、「 About Cisco IOS Software Documentation 」の章の「 Identifying Platform Support for Cisco IOS Software Features 」の項を参照してください。

再起動手順の概要

ここでは、ルータの再起動時に行われることを説明します。

ルータは起動時にどのコンフィギュレーション ファイルを使用するか

ルータは起動時にどのイメージを使用するか

ルータは起動時にどのコンフィギュレーション ファイルを使用するか

クラス A フラッシュ ファイル システムのプラットフォームを除くすべてのプラットフォームの場合:

コンフィギュレーション レジスタが NVRAM を無視するように設定されている場合、ルータはセットアップ モードを開始します。

コンフィギュレーション レジスタが NVRAM を無視するように設定されていない場合、

スタートアップ ソフトウェアは、NVRAM 内の設定情報を確認します。

NVRAM が有効なコンフィギュレーション コマンドを保持している場合、Cisco IOS ソフトウェアは起動時にコマンドを自動的に実行します。

NVRAM または NVRAM に含まれる設定(CRC チェックサム エラー)に関連する問題をソフトウェアが検出した場合は、 セットアップ モードが開始されて、設定を求めるプロンプトが表示されます。

クラス A フラッシュ ファイル システムのプラットフォームの場合:

コンフィギュレーション レジスタが NVRAM を無視するように設定されている場合、ルータはセットアップ モードを開始します。

コンフィギュレーション レジスタが NVRAM を無視するように設定されていない場合、

スタートアップ ソフトウェアは、CONFIG_FILE 環境変数によって指定された設定を使用します。

CONFIG_FILE 環境変数が存在しない、または null である場合(最初のスタートアップ時など)、ルータは NVRAM をデフォルト スタートアップ デバイスとして使用します。

ルータが NVRAM を使用して起動し、システムが NVRAM や NVRAM に含まれる設定に関する問題を検出すると、ルータは セットアップ モードを開始します。

問題には、NVRAM 内の情報のチェックサム不良や、NVRAM が空で設定情報を持たないことなどがあります。トラブルシューティング手順については、マニュアル『 Internetwork Troubleshooting Guide 』の「Troubleshooting Hardware and Booting Problems」の章を参照してください。 setup コマンド ファシリティの詳細については、マニュアルの「Using Setup for Configuration Changes」の章を参照してください。環境変数の詳細については、環境変数の設定の章を参照してください。

ルータは起動時にどのイメージを使用するか

ルータが電源投入または再起動されると、次のようなことが発生します。

ROM モニタが初期化されます。

ROM モニタがコンフィギュレーション レジスタ内のブート フィールド(下位 4 ビット)をチェックします。

ブート フィールドの最終桁が 0(たとえば、0x100)である場合、システムは起動しません。その代わりに、システムは ROM モニタ モードを開始して、ユーザの介入を待ちます。ROM モニタ モードから、 boot または b コマンドを使用して、システムを手動で起動できます。

ブート フィールドの最終桁が 1(たとえば、0x101)である場合、ブート ヘルパー イメージが ROM からロードされます(一部のプラットフォームでは、ブート ヘルパー イメージが BOOTLDR 環境変数によって指定されます)。

ブート フィールドの最終桁が 2 ~ F(たとえば、0x102 ~ 0x10F)である場合、ルータはコンフィギュレーション ファイルによって指定された、または BOOT 環境変数によって指定された最初の有効なイメージを起動します。


) コンフィギュレーション レジスタのブート フィールド値は、16 進で表されます。ブート フィールドにはコンフィギュレーション レジスタ値の最終 4 ビット(最終の 16 進桁)だけが含まれるため、この説明で重要な唯一の桁は最終桁です。このため、0x1(0000 0001)と 0x101(1 0000 0001)は、両方とも最終 4 ビットが 0001 であることから、ブート フィールドの説明上は同等になります。


ブート フィールドが 0x102 ~ 0x10F である場合、ルータは、有効なイメージを起動するまで、各 boot system コマンドを順番に処理します。コンフィギュレーション レジスタ内のビット 13 が設定されている場合は、各コマンドが 1 回試行されます(ビット 13 は、次の 16 進表記の b の位置で示されます:0x b 000)。ビット 13 が設定されない場合、ネットワーク サーバを指定する boot system コマンドが、さらに 5 回まで試行されます。連続した各試行間のタイムアウトは、2、4、16、256、300 秒です。

ルータが有効なイメージを検索できない場合は、次のイベントが発生します。

システム コンフィギュレーション ファイル内のすべてのブート コマンドがネットワーク サーバからの起動を指定して、すべてのコマンドが失敗した場合、システムはフラッシュ メモリ内の最初の有効なファイルを起動しようとします。

コンフィギュレーション レジスタで「boot-default-ROM-software」オプションが設定されている場合、ルータはブート イメージ(ブート ROM に含まれるイメージ、または BOORLDR 環境変数によって指定される ROM)を起動します。

コンフィギュレーション レジスタで「boot-default-ROM-software」オプションが設定されていない場合、システムは ROM モニタ プロンプトでのユーザの介入を待ちます。ルータを手動で起動する必要があります。

完全に機能しているシステム イメージが見つからない場合は、ルータが機能しないため、直接コンソール ポートに接続して再設定する必要があります。


) ブート イメージのデフォルトの場所については、プラットフォームのマニュアルを参照してください。


フラッシュ メモリ内のブート可能ファイルを検索する場合は、次のようなことが発生します。

システムがフラッシュ メモリ内のファイル名を検索します。ファイル名が指定されない場合、ソフトウェアは、フラッシュ メモリ ディレクトリ全体で、最初のファイルだけでなく、ブート可能ファイルを検索します。

システムがフラッシュ メモリ内のファイルを認識しようとします。ファイルが認識された場合、ソフトウェアは次のチェックを実行して、そのファイルがブート可能であるかどうかを判断します。

フラッシュから実行される(run-from-Flash)イメージの場合、ソフトウェアは、そのファイルが正しい実行アドレスにロードされているかどうかを識別します。

RAM から実行される(run-from-RAM)イメージの場合、ソフトウェアは、イメージを実行するだけの十分な RAM がシステムにあるかどうかを識別します。

図 12 に、基本的な起動決定プロセスを示します。

図 12 起動プロセス

 

起動情報の表示

EXEC モードで次のコマンドを使用して、システム ソフトウェア、システム イメージ ファイル、およびコンフィギュレーション ファイルに関する情報を表示します。

 

コマンド
目的

Router# show bootvar

BOOT 環境変数の内容、CONFIG_FILE 環境変数によって指定されているコンフィギュレーション ファイルの名前、および BOOTLDR 環境変数の内容を示します。

Router# more nvram:startup-config

スタートアップ コンフィギュレーション情報を示します。

クラス A フラッシュ ファイル システムを除くすべてのプラットフォームでは、スタートアップ コンフィギュレーションは通常 NVRAM 内にあります。クラス A フラッシュ ファイル システムでは、CONFIG_FILE 環境変数が、NVRAM にデフォルト設定されるスタートアップ コンフィギュレーションを指定します。

Router# show version

システム ソフトウェアのリリース バージョン、システム イメージ名、コンフィギュレーション レジスタ設定、および他の情報を示します。

これらのコマンドの例については、『Release 12.2 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』を参照してください。

ROM モニタ モードで o コマンド(または、一部のプラットフォームでは confreg コマンド)を使用して、いくつかのプラットフォームのコンフィギュレーション レジスタ設定を示すこともできます。

コンフィギュレーション レジスタのブート フィールドの変更

コンフィギュレーション レジスタのブート フィールドは、ルータが オペレーティング システム イメージをロードするかどうかを指定し、ロードする場合は、このシステム イメージを取得した場所を指定します。この項には次のトピックがあります。

ルータがブート フィールドを使用する方法

ハードウェアとソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールド

ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドの変更

コンフィギュレーション レジスタの詳細については、プラットフォームのマニュアルを参照してください。

ルータがブート フィールドを使用する方法

ブート フィールドは、16 ビット コンフィギュレーション レジスタの下位 4 ビット(ビット 3、2、1、および 0)で構成されます。次のブート フィールド値は、ルータがオペレーティング システムをロードするかどうかを指定し、また、ルータがシステム イメージを取得する場所を指定します。

ブート フィールド全体が 0-0-0-0(0x0)に等しい場合、ルータはシステム イメージをロードしません。代わりに、ルータは ROM モニタ モードまたは「メンテナンス」モードを開始して、ROM モニタ コマンドを入力してシステム イメージを手動でロードできるようになります。ROM モニタ モードの詳細については、ROM モニタからのシステム イメージの手動ロードの項を参照してください。

ブート フィールド全体が 0-0-0-1(0x1)に等しい場合、ルータはブート ヘルパーまたは rxboot イメージをロードします。

ブート フィールド全体が 0-0-1-0(0x2)~ 1-1-1-1(0xF)の値に等しい場合、ルータは、スタートアップ コンフィギュレーション ファイル内の boot system コマンドで指定されるシステム イメージをロードします。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルに boot system コマンドが含まれていない場合、ルータはネットワーク サーバ上に保存されているデフォルト システム イメージをロードしようとします。

ネットワーク サーバからデフォルト システム イメージをロードする場合、ルータはコンフィギュレーション レジスタを使用して、ネットワーク サーバから起動するためのデフォルト システム イメージ ファイル名を決定します。ルータは、cisco で始まり、コンフィギュレーション レジスタ内のブート フィールド番号の 8 進値、さらにハイフン(-)とプロセッサ タイプ名(cisconn-cpu)が続くデフォルト ブート ファイル名を形成します。コンフィギュレーション レジスタおよびデフォルト ファイル名の詳細については、適切なハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

ハードウェアとソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールド

ブート フィールドの変更は、プラットフォームに応じて、ハードウェア コンフィギュレーション レジスタまたはソフトウェア コンフィギュレーション レジスタのいずれかから行います。

ほとんどのプラットフォームでは、ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタが使用されます。プラットフォームのコンフィギュレーション レジスタの詳細については、ハードウェア マニュアルを参照してください。

ハードウェア コンフィギュレーション レジスタは、Dual In-Line Package(DIP)スイッチをルータの後部に置いたプロセッサ カード上だけで変更できます。ハードウェア コンフィギュレーション レジスタの変更の詳細については、適切なハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドの変更

ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドを 変更するには、次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# show version

現行のコンフィギュレーション レジスタ設定を取得します。コンフィギュレーション レジスタは、16 進値として示されます。

ステップ 2

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

Router(config)# config-register value

既存のコンフィギュレーション レジスタ設定を変更して、システム イメージをロードする方法を反映させます。コンフィギュレーション レジスタ値は、「0x」で始まる 16 進形式で指定します。

ステップ 4

Router(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 5

Router# show version

(任意)コンフィギュレーション レジスタ設定が正しいことを確認します。設定が正しくない場合は、ステップ 2 ~ 5 を繰り返します。

ステップ 6

Router# copy running-config startup-config

実行中のコンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存します。

ステップ 7

Router# reload

(任意)ルータを再起動して変更内容を有効にします。

ROM モニタ モードでは、一部のプラットフォーム上で、 o コマンドまたは confreg コマンドを使用すると、ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドの値が表示されます。

現在のコンフィギュレーション レジスタ設定を変更して、システム イメージをロードする方法を反映させます。上記の手順を実行するには、最下位の 16 進の桁を、次のいずれかに変更します。

0:ROM モニタ モードで boot コマンドを使用して、システム イメージを手動でロードします。

1:システム イメージをブート ROM からロードします。Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズでは、この設定により、システムがブートフラッシュからシステム イメージを自動的にロードするように設定されます。

2 ~ F:スタートアップ コンフィギュレーション ファイル内の boot system コマンドから、またはネットワーク サーバ上に保存されたデフォルト システム イメージからシステム イメージをロードします。

たとえば、現在のコンフィギュレーション レジスタ設定が 0x101 で、スタートアップ コンフィギュレーション ファイル内の boot system コマンドからシステム イメージをロードする場合、コンフィギュレーション レジスタ設定を 0x102 に変更することがあります。

ソフトウェア コンフィギュレーション レジスタ ブート フィールドの変更例

次に、 show version コマンドによって、ルータが自動的にオペレーティング システム イメージをロードしないように現在のレジスタが設定されていることが表示される例を示します。代わりに、ルータが ROM モニタ モードを開始して、ユーザによる ROM モニタ コマンドの入力を待機します。新しい設定は、ルータにスタートアップ コンフィギュレーション ファイル内のコマンドから、またはネットワーク サーバ上に保存したデフォルト システム イメージからシステムイメージをロードするように指示します。

Router1# show version
 
Cisco IOS (tm) Software
4500 Software (C4500-J-M), Version 11.1(10.4), RELEASE SOFTWARE
Copyright (c) 1986-1997 by Cisco Systems, Inc.
Compiled Mon 07-Apr-97 19:51 by lmiller
Image text-base: 0x600088A0, data-base: 0x60718000
 
ROM: System Bootstrap, Version 5.1(1), RELEASE SOFTWARE (fc1)
FLASH: 4500-XBOOT Bootstrap Software, Version 10.1(1), RELEASE SOFTWARE (fc1)
 
Router1 uptime is 6 weeks, 5 days, 2 hours, 22 minutes
System restarted by error - a SegV exception, PC 0x6070F7AC
System image file is "c4500-j-mz.111-current", booted via flash
 
cisco 4500 (R4K) processor (revision 0x00) with 32768K/4096K bytes of memory.
Processor board ID 01242622
R4600 processor, Implementation 32, Revision 1.0
G.703/E1 software, Version 1.0.
Bridging software.
SuperLAT software copyright 1990 by Meridian Technology Corp).
X.25 software, Version 2.0, NET2, BFE and GOSIP compliant.
TN3270 Emulation software (copyright 1994 by TGV Inc).
Basic Rate ISDN software, Version 1.0.
2 Ethernet/IEEE 802.3 interfaces.
2 Token Ring/IEEE 802.5 interfaces.
4 ISDN Basic Rate interfaces.
128K bytes of non-volatile configuration memory.
8192K bytes of processor board System flash (Read/Write)
4096K bytes of processor board Boot flash (Read/Write)
 
Configuration register is 0x2100
 
Router1# configure terminal
Router1(config)# config-register 0x210F
Router1(config)# end
Router1# reload

環境変数の設定

多数のプラットフォームが複数の場所からイメージを起動できるため、これらのシステムは特別な ROM モニタ環境変数を使用して、ルータによって使用されるイメージの場所およびファイル名を指定します。さらに、クラス A フラッシュ ファイル システムは複数の場所からコンフィギュレーション ファイルをロードでき、また、環境変数を使用してスタートアップ コンフィギュレーションを指定できます。

これらの特別な環境変数は次のとおりです。

BOOT 環境変数

BOOTLDR 環境変数

CONFIG_FILE 環境変数

BOOT 環境変数

BOOT 環境変数は、さまざまなファイル システム上のブート可能なシステム イメージのリストを指定します。『 Configuration Fundamentals Configuration Guide 』の「Loading and Maintaining System Images and Microcode」の章の「Specify the Startup System Image in the Configuration File」の項を参照してください。BOOT 環境変数をスタートアップ コンフィギュレーションに保存すると、ルータは起動時に変数を確認して、起動対象のイメージのデバイスおよびファイル名を識別します。

ルータは、BOOT 環境変数リスト内の最初のイメージを起動しようとします。ルータがイメージの起動に失敗した場合は、リスト内で指定された次のイメージを起動しようとします。ルータは、イメージの起動に成功するまで、リスト内の各イメージを起動しようとします。ルータが BOOT 環境変数リスト内のどのイメージも起動できない場合、ルータはブート イメージを起動しようとします。

BOOT 環境変数リスト内のエントリでデバイスが指定されていない場合、ルータはそのデバイスが tftp であると想定します。BOOT 環境変数リスト内のエントリが有効なデバイスを指定している場合、ルータはそのエントリをスキップします。

BOOTLDR 環境変数

BOOTLDR 環境は、有効なシステム イメージを検索できなかった場合、ROM モニタが使用するブート イメージを含んでいるフラッシュ ファイル システムおよびファイル名を指定します。さらに、ブート イメージは、イメージを持つルータをネットワーク サーバから起動する必要があります。

ブート ROM ではなく、ソフトウェア ブート イメージを使用するプラットフォーム上で BOOTLDR 環境変数を変更できます。これらのプラットフォームでは、ブート ROM を置き換えなくても、ブート イメージを変更できます。

この環境変数を使用すると、複数のブート イメージを持つことができます。BOOTLDR 環境変数をスタートアップ コンフィギュレーションに保存すると、ルータは起動時に変数を確認して、システムがロードできない場合にどのブート イメージを使用するかを決定します。


) ブート イメージのデフォルトの場所については、プラットフォームのマニュアルを参照してください。


CONFIG_FILE 環境変数

クラス A フラッシュ ファイル システムの場合、CONFIG_FILE 環境変数は、ファイル システムおよび、初期化(起動)に使用するコンフィギュレーション ファイルのファイル名を指定します。有効なファイル システムには、 nvram: bootflash: slot0: 、および slot1: を含めることができます。デバイスの詳細については、「 Managing Configuration Files 」の章を参照してください。CONFIG_FILE 環境変数をスタートアップ コンフィギュレーションに保存すると、ルータは起動時に変数を確認して、初期化に使用するコンフィギュレーション ファイルの場所とファイル名を決定します。

CONFIG_FILE 環境変数が存在しない、または null である場合(最初のスタートアップ時など)、初期化中にルータは NVRAM コンフィギュレーションを使用します。ルータが NVRAM の問題またはチェックサム エラーを検出した場合、ルータは セットアップ モードを開始します。 setup コマンド ファシリティの詳細については、マニュアルの「Using Setup for Configuration Changes」の章を参照してください。

環境変数の管理

環境変数は ROM モニタによって管理されますが、特定のコマンドで作成、変更または表示できます。BOOT、BOOTLDR、および CONFIG_FILE 環境変数を作成または変更するには、それぞれ boot system boot bootldr 、および boot config グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。

BOOT 環境変数の設定の詳細については、マニュアルの「 Loading and Maintaining System Images 」の章の「Specify the Startup System Image in the Configuration File」の項を参照してください。CONFIG_FILE 変数の設定の詳細については、このマニュアルの「 Managing Configuration Files 」の章の「Specify the Startup Configuration File」の項を参照してください。


) この 3 つのグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用すると、実行コンフィギュレーションだけが影響を受けます。情報を ROM モニタの管理下にして、環境変数を想定どおりに機能させるには、環境変数設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存する必要があります。環境変数を実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションに保存するには、copy system:running-config nvram:startup-config コマンドを使用します。


show bootvar コマンドを発行することによって、BOOT、BOOTLDR、および CONFIG_FILE 環境変数の内容を表示できます。実行コンフィギュレーション設定がスタートアップ コンフィギュレーション設定と異なる場合、このコマンドはこれらの変数の設定を、スタートアップ コンフィギュレーションおよび実行コンフィギュレーション内に存在するとおりに表示します。

CONFIG_FILE 環境変数によって指定されるコンフィギュレーション ファイルの内容を表示するには、 more nvram:startup-config コマンドを使用します。

BOOTLDR 環境変数の設定

BOOTLDR 環境変数を設定するには、特権 EXEC モードの開始時に次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# dir [ flash-filesystem : ]

内部フラッシュまたはブートフラッシュに、ブート ヘルパー イメージが含まれていることを確認します。

ステップ 2

Router# configure terminal

端末からコンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

Router(config)# boot bootldr file-url

BOOTLDR 環境変数がフラッシュ デバイスおよびブート ヘルパー イメージのファイル名を指定するように設定します。この手順で、実行時の BOOTLDR 環境変数を変更します。

ステップ 4

Router# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 5

Router# copy system:running-config nvram:startup-config

実行したコンフィギュレーションをシステム スタートアップ コンフィギュレーションに保存します。

ステップ 6

Router# show bootvar

(任意)BOOTLDR 環境変数の内容を確認します。

次に、ブート ヘルパー イメージの場所が内部フラッシュからスロット 0 に変更されるように BOOTLDR 環境を設定する例を示します。

Router# dir bootflash:
-#- -length- -----date/time------ name
1 620 May 04 1995 26:22:04 rsp-boot-m
2 620 May 24 1995 21:38:14 config2
 
7993896 bytes available (1496 bytes used)
Router# configure terminal
Router (config)# boot bootldr slot0:rsp-boot-m
Router (config)# end
Router# copy system:running-config nvram:startup-config
[ok]
Router# show bootvar
BOOT variable = slot0:rsp-boot-m
CONFIG_FILE variable = nvram:
Current CONFIG_FILE variable = slot0:router-config
 
Configuration register is 0x0

システム イメージのリロードのスケジューリング

ルータでのシステム イメージのリロードが後で実行されるようにスケジューリングする場合(たとえば、ルータが使用されない夜中または週末)や、リロードをネットワーク全体で同期させる場合(たとえば、ネットワーク内のすべてのルータでソフトウェア アップグレードを実行する)があります。


) スケジューリングされたリロードは、約 24 日以内に実行される必要があります。


スケジューリングされたリロードの設定

Cisco IOS ソフトウェアを後でリロードするようにルータを設定するには、特権 EXEC コマンド モードで次のいずれかのコマンドを使用します。

 

コマンド
目的
Router# reload in [ hh : ] mm [ text ]

ソフトウェアのリロードが今から mm 分(または hh 時間と mm 分)後に有効になるようにスケジューリングします。

Router# reload at hh : mm [ month day | day month ] [ text ]

ソフトウェアのリロードが(24 時間制で)指定された時間に有効になるようにスケジューリングします。 月日が指定されている場合は、リロードが指定された日時に行われるようにスケジューリングされます。月日が指定されていない場合は、リロードが(指定された時間が現在の時間よりも遅い場合は)現在の日の指定された時間、または(指定された時間が現在の時間よりも早い場合は)翌日の指定された時間に行われます。00:00 に指定すると、リロードが真夜中にスケジューリングされます。


at キーワードを使用できるのは、ルータでシステム クロックが(NTP、ハードウェア カレンダー、または手動で)設定されている場合だけです。この時間は、ルータの設定された時間帯と相対的です。リロードが複数のルータで同時に行われるようにスケジューリングするには、各ルータの時間が NTP と同期している必要があります。NTP の設定手順については、『Cisco IOS Network Management Configuration Guide, Release 12.4Performing Basic System Management」の章を参照してください。


次に、 reload コマンドを使用して、ルータでソフトウェアを現在の日の午後 7 時 30 分にリロードする例を示します。

Router# reload at 19:30
Reload scheduled for 19:30:00 UTC Wed Jun 5 1996 (in 2 hours and 25 minutes)
Proceed with reload? [confirm]
 

次に、 reload コマンドを使用して、ルータでソフトウェアを将来リロードする例を示します。

Router# reload at 02:00 jun 20
Reload scheduled for 02:00:00 UTC Thu Jun 20 1996 (in 344 hours and 53 minutes)
Proceed with reload? [confirm]

スケジューリングされたリロードに関する情報の表示

以前にスケジューリングされたリロードに関する情報を表示したり、ルータでリロードがスケジューリングされているどうかを判断したりするには、EXEC コマンド モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的
Router# show reload

リロードがスケジューリングされる時間、およびリロードの理由(リロードがスケジューリングされたときに指定済みである場合)を含むリロード情報を表示します。

スケジューリングされたリロードの取り消し

以前にスケジューリングされたリロードを取り消すには、特権 EXEC コマンド モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的
Router# reload cancel

以前にスケジューリングされたソフトウェアのリロードを取り消します。

次に、 reload cancel コマンドを使用して、スケジューリングされたリロードを中止する例を示します。

Router# reload cancel
Router#
***
*** --- SHUTDOWN ABORTED ---
***

ROM モニタ モードの開始

起動時の最初の 60 秒以内に、ルータの起動を強制的に中止できます。ルータが ROM モニタ モードを開始したら、コンフィギュレーション レジスタ値の変更、または手動でのルータの起動を実行できます。

起動を中止して ROM モニタ モードを開始するには、EXEC モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router# reload

 

Press the Break1 key during the first 60 seconds while the system is booting.

特権 EXEC モードから ROM モニタ モードを開始します。

ステップ 2

?

ROM モニタ コマンドを表示します。

1.このキーは、Cisco 7000 上では、少なくとも Cisco IOS Release 10 ブート ROM がない限り動作しません。


ワンポイント アドバイス ROM モニタ モードを定期的に使用したり、ユーザに ROM モニタ コマンドを使用してロードさせたりする場合は、デフォルトで ROMMON になるようにシステムを設定できます。システムを自動的に ROM モニタ モードで起動するには、config-register 0x0 コンフィギュレーション コマンドを使用して、コンフィギュレーション レジスタを 0x0 にリセットします。新しいコンフィギュレーション レジスタ値の 0x0 は、ルータまたはアクセス サーバが reload コマンドで再起動された後に有効になります。コンフィギュレーションを 0x0 に設定する場合は、ルータまたはアクセス サーバをリロードするたびにコンソールからシステムを手動で起動する必要があります。


ROMMON モードを終了するには、continue コマンドを使用します。コンフィギュレーションを変更した場合は、 copy running-config startup-config コマンドを使用した後、 reload コマンドを発行してコンフィギュレーションの変更内容を保存します。

エイリアス ROM モニタリング コマンド

ROM モニタは、Korn シェルに組み込まれたエイリアス機能に基づくコマンド エイリアスをサポートしています。エイリアス名を設定および表示するには、 alias コマンドを使用します。この機能により、ユーザはコマンド名に文字または単語のエイリアスを指定できます。エイリアスは、コマンド名を短くしたり、コマンド オプションを自動的に呼び出したりする場合によく使用されます。

エイリアスは NVRAM に保存され、電源が切断されている間も保持されます。次に、いくつかの設定済みエイリアスを示します。

b :boot

h :history

i :intialize/reset

r :repeat

k :stack

? :help

次の例は、ROMMON コマンドのエイリアス設定済みのメニュー型リストです。

> ?
$ state Toggle cache state (? for help)
B [filename] [TFTP Server IP address | TFTP Server Name]
Load and execute system image from ROM or from TFTP server
C [address] Continue execution [optional address]
D /S M L V Deposit value V of size S into location L with modifier M
E /S M L Examine location L with size S with modifier M
G [address] Begin execution
H Help for commands
I Initialize
K Stack trace
L [filename] [TFTP Server IP address | TFTP Server Name]
Load system image from ROM or from TFTP server, but do not
begin execution
O Show configuration register option settings
P Set the break point
S Single step next instruction
T function Test device (? for help)
Deposit and Examine sizes may be B (byte), L (long) or S (short).
Modifiers may be R (register) or S (byte swap).
Register names are: D0-D7, A0-A6, SS, US, SR, and PC
 

オプションが上記のメニュー型形式で表示された場合は、一覧表示されたエイリアス コマンドを使用できます。ルータまたはアクセス サーバを初期化するには、 i コマンドを使用します。 i コマンドを使用すると、ブートストラップ プログラムがハードウェアの再初期化、メモリ内容のクリア、およびシステム起動を実行します。システム イメージ ファイルを起動するには、 b コマンドを使用します。

ROM モニタ ソフトウェアの特性は、プラットフォームにより異なります。ROM モニタ モード コマンドの詳細については、適切なハードウェア インストレーション ガイドを参照するか、Cisco.com で検索を実行してください。

ROM モニタからのシステム イメージの手動ロード

ルータが有効なシステム イメージを検出しない場合、そのコンフィギュレーション ファイルが起動時に破損した場合、または ROM モニタ モードを開始するようにコンフィギュレーション レジスタが設定されている場合は、システムが ROM モニタ モードを開始します。このモードでは、次の場所からシステム イメージを手動でロードできます。

内部フラッシュ メモリ、またはフラッシュ メモリ PC カード

ネットワーク サーバ ファイル

ROM

Xmodem プロトコルまたは Ymodem プロトコルを使用したローカル コンピュータまたはリモート コンピュータ(Cisco 1600 シリーズ ルータおよび Cisco 3600 シリーズ ルータ限定)

起動できるのは、ルータがイメージを保存できる場所からだけです。したがって、すべてのプラットフォームについてこれらの場所から手動でロードできるわけではありません。

ルータを再起動して Break キーを押すか、または起動時の最初の 60 秒以内に Telnet セッションから「send break」コマンドを発行することでも、ROM モニタ モードを開始できます。

ROMMON 内のフラッシュ メモリからの手動起動

フラッシュ メモリから手動で起動するには、ROM モニタ モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ROMMON > boot flash [ filename ]

ROMMON > boot flash partition-number : [ filename ]

ROMMON > boot flash flash: [ partition-number : ] [ filename ]

ROMMON > boot [ flash-fs : ][ partition-number : ][ filename ] (Cisco 1600 series and Cisco 3600 series)

ROMMON >

boot device : [ filename ] (Cisco 7000 family)

フラッシュ メモリからルータを手動で起動します。使用するこのコマンドの正しい形式については、ハードウェア マニュアルを参照してください。

ファイル名が指定されていない場合は、デバイスやパーティションで検索された最初のブート可能ファイルが使用されます。

次に、ルータがフラッシュ メモリから手動で起動される例を示します。オプションの filename 引数がないため、フラッシュ メモリ内の最初の有効なファイルがロードされます。

> boot flash
F3: 1858656+45204+166896 at 0x1000
 
Booting gs7-k from flash memory RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR [OK -
1903912/13765276 bytes]
F3: 1858676+45204+166896 at 0x1000
 
Restricted Rights Legend
 
Use, duplication, or disclosure by the Government is
subject to restrictions as set forth in subparagraph
(c) of the Commercial Computer Software - Restricted
 

次に、ファイル名 gs7-k(ロードされたファイルの名前)を指定して boot flash コマンドが使用される例を示します。

> boot flash gs7-k
F3: 1858656+45204+166896 at 0x1000
 
Booting gs7-k from flash memory RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRR [OK - 1903912/13765276 bytes]
F3: 1858676+45204+166896 at 0x1000
 
Restricted Rights Legend
 
Use, duplication, or disclosure by the Government is
subject to restrictions as set forth in subparagraph
(c) of the Commercial Computer Software - Restricted
System Bootstrap, Version 4.6(1012) [mlw 99], INTERIM SOFTWARE
Copyright (c) 1986-1992 by cisco Systems
RP1 processor with 16384 Kbytes of memory
 

次のコマンドは、内部フラッシュ メモリの最初のパーティション内にある最初のファイルを起動するように ROM モニタに指示します。

> boot flash:
 

このコマンドは、スロット 0 のフラッシュ メモリ カードの 2 番目のパーティション内にある最初のファイルを起動するように ROM モニタに指示します。

> boot slot0:2:
 

次に、ROM モニタが、スロット 0 のフラッシュ メモリ カードの 3 番目のパーティションから image name の名前が付いたファイルを起動する例を示します。

> boot slot0:3:imagename
 

次のコマンドでは有効なデバイス タイプ( flash: slot0: 、または slot1: )が指定されていないため、ROM モニタがブート ヘルパーを呼び出してシステム イメージを起動します。

> boot flash

ROMMON 内のネットワーク ファイルからの手動起動

ネットワーク ファイルから手動で起動するには、ROM モニタ モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ROMMON > boot filename [ ip-address ]

ルータをネットワーク ファイルから手動で起動します。

次に、ルータがネットワーク ファイル network1 から手動で起動される例を示します。

>boot network1

ROMMON 内の ROM からの手動起動

ルータを ROM から手動で起動するには、ROM モニタ モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ROMMON > boot

ルータを ROM から手動で起動します。

Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズでは、 boot コマンドによって、最初の bootflash 内にあるブート可能イメージがロードされます。

次に、ルータが ROM から手動で起動される例を示します。

>boot

ROMMON 内の MOP を使用した手動起動

MOP を使用してシステム ソフトウェアをインタラクティブに起動できます。通常は、システム ソフトウェア イメージを自動的に起動するようにルータを設定する前に、システム ソフトウェアが MOP ブート サーバ上にインストールされているかを確認するためにこれを実行します。

MOP を使用してルータを手動で起動するには、ROM モニタ モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ROMMON > boot system mop filename [ mac-address ] [ interface ]

MOP を使用したルータの手動起動

Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズは、 boot mop コマンドをサポートしません。

次に、ルータが MOP サーバから手動で起動される例を示します。

> boot mop network1

ROMMON の終了

ROM モニタから EXEC モードに戻るには、デフォルト システム イメージからのロードを継続する必要があります。ROMMON モードを終了してロードを再開するには、ROM モニタ モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

ROMMON > continue

スタートアップ コンフィギュレーション ファイルのロードを再開して、ユーザは EXEC モードに戻ります。