Quality of Service ソリューション ガイド、 Cisco IOS Release 15.1S
RSVP インターフェイスベース レシーバー プ ロキシ
RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/04/24 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ

機能情報の確認

目次

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する前提条件

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する制約事項

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する情報

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能概要

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシのメリット

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定方法

インターフェイス上での RSVP のイネーブル化

アウトバウンド インターフェイス上でのレシーバー プロキシの設定

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ設定の確認

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定例

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定:例

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの確認:例

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能情報

用語集

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ機能を使用すれば、同じインターフェイス経由で転送されるフローごとに宛先アドレスを設定する代わりに、アウトバウンド インターフェイス上でプロキシ ルータを設定できます。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能情報」 を参照してください。

プラットフォームのサポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する前提条件

ネットワーク内の 1 つのリンクを共有する少なくとも 2 つのネイバー ルータ上の 1 つ以上のインターフェイス上で IP アドレスを設定し、Resource Reservation Protocol(RSVP; リソース予約プロトコル)をイネーブルにする必要があります。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する制約事項

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)、アプリケーション ID 、またはその他のメカニズムを使用したフィルタリングがサポートされません。

Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータは、特定のフローのライフタイム中にそのフローのプロキシ ノードから中継ノードに切り替わることができません。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシに関する情報

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ機能を使用するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能概要」

「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシのメリット」

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能概要

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ機能を使用すれば、RSVP をサポートしていないレシーバーの代わりに RSVP を使用して、エンドポイントに向かうパス上の RSVP 対応ルータ上の上流方向で PATH メッセージを終端し、RESV メッセージを生成することによって、予約を通知したり、帯域幅を保証したりできます。この例は、ビデオ サーバからセットトップ ボックスへのビデオ オンデマンド フローです。セットトップ ボックスは、レシーバーとして機能し、ビデオ サーバからの着信ビデオ信号をデコードするコンピュータです。

セットトップ ボックスは RSVP をネイティブでサポートしていない可能性があるため、ビデオ サーバとセットトップ ボックス内でエンドツーエンド RSVP 予約を設定できません。代わりに、そのセットトップ ボックスに最も近いルータ上で RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシをイネーブルにできます。

このルータ上で、複数のセットトップ ボックスのエンドツーエンド セッションが終端され、PATH メッセージのアウトバウンド(または出力)インターフェイス上でアドミッション コントロールが実行されます。ここでは、レシーバー プロキシが、ルータ/セットトップ間のリンク上の Call Admission Control(CAC; コール アドミッション制御)用プロキシとして設定されます。RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシでは、トラフィック フローで使用されるアウトバウンド インターフェイスを調査することによって、終端すべき PATH メッセージが特定されます。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシは、特定の処理(RESV による応答や拒否)を使用して、指定されたインターフェイスから出力される PATH メッセージを終端するように設定できます。最も一般的な用途は、ドメイン間インターフェイス上の管理ドメインのエッジ上でレシーバー プロキシを設定する方法です。この場合は、管理ドメインから出力された PATH メッセージをルータ上で終端しながら、PATH メッセージを同じ管理ドメイン内のルータ経由で中継してダウンストリームを維持できます。

上述したビデオ オンデマンドの例では、RSVP をサポートしているラストホップ レイヤ 3 ルータにレシーバー プロキシが実装されます。その後で、このルータが、レイヤ 2 配信ネットワーク(Digital Subscriber Line Access Multiplexer(DSLAM; デジタル加入者線アクセス多重化装置)やケーブル配信など)に対するインターフェイス上に設定されます。また、RSVP はレシーバー プロキシが実装されたルータ上で動作しながら、CAC を実行しているため、ローカル ポリシーや Common Open Policy Service(COPS)などの RSVP 拡張機能をビデオ フロー CAC 上のより粒度の高い制御用に設定できます。

ルータ上では、さらに下流のリンク(たとえば、DSLAM からセットトップ ボックスまで)が絶対に輻輳しない、または、輻輳した場合でもルータからの音声とビデオのトラフィックが最優先され、帯域幅にアクセスできるという前提の下で、複数のセットトップ ボックスのエンドツーエンド セッションが終端されます。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシのメリット

使いやすさとスケーラビリティの向上

以前は、RSVP ストリームまたはセットトップ ボックスごとにレシーバー プロキシを設定する必要がありました。現在は、アウトバウンド インターフェイス上でプロキシを設定できます。たとえば、プロキシ ルータより下流に 100 台のセットトップ ボックスがあった場合は、100 個のプロキシを設定する必要がありました。この拡張機能では、アウトバウンド インターフェイス上で設定するだけです。加えて、レシーバー プロキシは、コア ネットワーク内のラストホップ上でのみ予約が終端されることが保証されます。一部の PATH メッセージの中継ノードとして機能するが、ネットワーク内の位置によっては他のメッセージもプロキシしなければならないノードでは、フロー単位で正しい機能を実行できます。

上述したビデオ オンデマンドの例では、エッジ ルータ経由で別の(近くの)エッジ ルータに中継される PATH メッセージは終端されないのに対して、実際に集約ネットワークから出力され、アクセス ネットワークに中継される全く同じ PATH メッセージは終端されます。これによって、ネットワーク内の CAC がより正確になり、設定要件が簡略化および削減されます。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定方法

ここでは、次の手順について説明します。

「インターフェイス上での RSVP のイネーブル化」(必須)

「アウトバウンド インターフェイス上でのレシーバー プロキシの設定」(必須)

「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ設定の確認」(任意)

インターフェイス上での RSVP のイネーブル化

インターフェイス上で RSVP をイネーブルにするには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface interface number

4. ip rsvp bandwidth [ interface-kbps] [single-flow-kbps] [sub-pool [sub-pool-kbps]]

5. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface interface number

 

Router(config)# interface Ethernet0/0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

ip rsvp bandwidth [ interface-kbps ] [ single-flow-kbps ] [ sub-pool [sub-pool-kbps]]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Router(config-if)# ip rsvp bandwidth 7500 7500

インターフェイス上で RSVP をイネーブルにします。

オプションの interface-kbps 引数と single-flow-kbps 引数は、それぞれ複数の RSVP フローまたは単一のフローによって割り当てることができる帯域幅を指定します。有効な値は、1 ~ 10000000 です。

オプションの sub-pool キーワードと sub-pool-kbps 引数は、サブプール トラフィックと RSVP フローで割り当て可能な帯域幅を指定します。有効な値は、1 ~ 10000000 です。

(注) RSVP をイネーブルにする各インターフェイスに対してこのコマンドを繰り返します。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

(任意)特権 EXEC モードに戻ります。

アウトバウンド インターフェイス上でのレシーバー プロキシの設定

アウトバウンド インターフェイス上でレシーバー プロキシを設定するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface interface number

4. ip rsvp listener outbound { reply | reject }

5. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface interface number

 

Router(config)# interface Ethernet0/0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

ip rsvp listener outbound { reply | reject }

 

Router(config-if)# ip rsvp listener outbound reject

指定されたインターフェイス経由で送信される PATH メッセージをリッスンするように RSVP ルータを設定します。

reply キーワードまたは reject キーワードを入力して PATH メッセージ対する応答を指定します。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

(任意)特権 EXEC モードに戻ります。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ設定の確認

設定を確認するには次の手順を実行します。


) 次の show コマンドは、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで使用できます。


手順の概要

1. enable

2. show ip rsvp listeners [ dst | any | vrf { * | vrf-name } ] [ udp | tcp | any | protocol ] [ dst-port | any ]

3. show ip rsvp sender [ vrf { * | vrf-name }] [ detail ] [ filter [ destination ip-addr | hostname ] [ source ip-addr | hostname ] [ dst-port port ] [ src-port port ]]

4. show ip rsvp reservation [ vrf { * | vrf-name }] [ detail ] [ filter [ destination ip-addr | hostname ] [ source ip-addr | hostname ] [ dst-port port ] [ src-port port ]]

5. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

(任意)特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

コマンドをユーザ EXEC モードで使用している場合は、この手順を省略します。

ステップ 2

show ip rsvp listeners [ dst | any | vrf { * | vrf-name }] [ udp | tcp | any | protocol ] [ dst-port | any ]
 
Router# show ip rsvp listeners

指定したポートまたはプロトコルの RSVP リスナーを表示します。

ステップ 3

show ip rsvp sender [ vrf { * | vrf-name }] [ detail ] [ filter [ destination ip-addr | hostname ] [ source ip-addr | hostname ] [ dst-port port ] [ src-port port ]]
 
Router# show ip rsvp sender detail

現在データベース上に存在する RSVP PATH 関連の送信側情報を表示します。

オプションの detail キーワードは、追加出力を表示します。

キーワードは、Cisco IOS Release 12.0S および 12.2S のみでサポートされています。

ステップ 4

show ip rsvp reservation [ vrf { * | vrf-name }] [ detail ] [ filter [ destination ip-addr | hostname ] [ source ip-addr | hostname ] [ dst-port port ] [ src-port port ]]
 
Router# show ip rsvp reservation detail

データベース内に存在する RSVP 関連受信側情報を表示します。

オプションの detail キーワードは、追加出力を表示します。

キーワードは、Cisco IOS Release 12.0S および 12.2S のみでサポートされています。

ステップ 5

exit

 

Router# exit

(任意)特権 EXEC モードを終了し、ユーザ EXEC モードに戻ります。

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定:例」

「RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの確認:例」

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの設定:例

図 1 内の 4 ルータ ネットワークには、次の設定が含まれています。

「テールエンド ルータの代わりのミドル ルータ上でのレシーバー プロキシ(リスナー)の設定」

「レシーバー プロキシをテストするためのヘッドエンド ルータからテールエンド ルータへの PATH メッセージの設定」

図 1 インターフェイスベース レシーバー プロキシが設定されたサンプル ネットワーク

テールエンド ルータの代わりのミドル ルータ上でのレシーバー プロキシ(リスナー)の設定

次の例では、2 つのテールエンド ルータ(ルータ 3 と 4)の代わりにミドル ルータ(ルータ 2)上で、リスナーとも呼ばれるレシーバー プロキシを設定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface ethernet 2/0
Router(config-if)# ip rsvp listener outbound reply
Router(config-if)# exit
Router(config)# interface ethernet 3/0
Router(config-if)# ip rsvp listener outbound reject
Router(config-if)# end

レシーバー プロキシをテストするためのヘッドエンド ルータからテールエンド ルータへの PATH メッセージの設定


) RSVP PATH メッセージを生成する別のヘッドエンド ルータが使用できない場合は、レシーバー プロキシなどの RSVP 機能をテストする専用のルータをネットワーク内に設定します。これらのコマンドは、最終的な展開では要求(またはサポート)されないことに注意してください。


次の例では、ヘッドエンド ルータ(ルータ 1)からテールエンド ルータ(ルータ 3 と 4)への 4 つの PATH メッセージを設定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# ip rsvp sender-host 10.0.0.5 10.0.0.1 TCP 2 2 100 10
Router(config)# ip rsvp sender-host 10.0.0.5 10.0.0.1 UDP 1 1 100 10
Router(config)# ip rsvp sender-host 10.0.0.7 10.0.0.1 TCP 4 4 100 10
Router(config)# ip rsvp sender-host 10.0.0.7 10.0.0.1 UDP 3 3 100 10
Router(config)# end

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの確認:例

ここでは、次の確認例を示します。

「データベース内の PATH メッセージの確認」

「実行設定の確認」

「リスナー(プロキシ)の確認」

「予約の確認」

「アウトバウンド インターフェイス上での CAC の確認」

データベース内の PATH メッセージの確認

次の例では、設定した PATH メッセージがデータベース内に存在することを確認します。

Router# show ip rsvp sender
 
To From Pro DPort Sport Prev Hop I/F BPS
10.0.0.5 10.0.0.1 TCP 2 2 none none 100K
10.0.0.5 10.0.0.1 UDP 1 1 none none 100K
10.0.0.7 10.0.0.1 TCP 4 4 none none 100K
10.0.0.7 10.0.0.1 UDP 3 3 none none 100K

 

次の例では、レシーバー プロキシを応答するように設定することによって、PATH メッセージが終端されていることを確認します。


) レシーバー プロキシを拒否するように設定した場合は、RSVP データベース内にどの状態も保存されません。そのため、この show コマンドはこれらの PATH を表示しません。1 つの PATH メッセージだけが表示されます。


Router# show ip rsvp sender detail
 
PATH:
Destination 10.0.0.5, Protocol_Id 17, Don't Police , DstPort 1
Sender address: 10.0.0.1, port: 1
Path refreshes:
arriving: from PHOP 10.1.2.1 on Et0/0 every 30000 msecs
Traffic params - Rate: 100K bits/sec, Max. burst: 10K bytes
Min Policed Unit: 0 bytes, Max Pkt Size 2147483647 bytes
Path ID handle: 01000402.
Incoming policy: Accepted. Policy source(s): Default
Status: Proxy-terminated
Output on Ethernet2/0. Policy status: NOT Forwarding. Handle: 02000401
Policy source(s):
Path FLR: Never repaired

実行設定の確認

次の例では、イーサネット インターフェイス 2/0 に関する設定を確認します。

Router# show running-config interface Ethernet2/0
 
Building configuration...
 
Current configuration : 132 bytes
!
interface Ethernet2/0
ip address 172.16.0.1 255.0.0.0
no cdp enable
ip rsvp bandwidth 2000
ip rsvp listener outbound reply
end

 

次の例では、イーサネット インターフェイス 3/0 に関する設定を確認します。

Router# show running-config interface Ethernet3/0
 
Building configuration...
 
Current configuration : 133 bytes
!
interface Ethernet3/0
ip address 172.16.0.2 255.0.0.0
no cdp enable
ip rsvp bandwidth 2000
ip rsvp listener outbound reject
end

リスナー(プロキシ)の確認

次の例では、2 つのテールエンド ルータ(ルータ 3 と 4)の代わりにミドル ルータ(ルータ 2)上で設定したリスナー(プロキシ)を確認します。

 
To Protocol DPort Description Action OutIf
10.0.0.0 0 0 RSVP Proxy reply Et2/0
10.0.0.0 0 0 RSVP Proxy reject Et3/0

予約の確認

次の例では、ヘッドエンド ルータ(ルータ 1)から見て、テールエンド ルータ(ルータ 3 と 4)の代わりにミドルエンド ルータ(ルータ 2)によって設定された予約を表示します。

Router# show ip rsvp reservation
 
To From Pro DPort Sport Next Hop I/F Fi Serv BPS
10.0.0.7 10.0.0.1 TCP 4 4 10.0.0.2 Et1/0 FF RATE 100K
10.0.0.7 10.0.0.1 UDP 3 3 10.0.0.2 Et1/0 FF RATE 100K

 

次の例では、予約がローカルに生成(プロキシ)されていることを確認します。1 つの予約だけが表示されます。

Router# show ip rsvp reservation detail
 
RSVP Reservation. Destination is 10.0.0.7, Source is 10.0.0.1,
Protocol is UDP, Destination port is 1, Source port is 1
Next Hop: 10.2.3.3 on Ethernet2/0
Reservation Style is Fixed-Filter, QoS Service is Guaranteed-Rate
Resv ID handle: 01000405.
Created: 09:24:24 EST Fri Jun 2 2006
Average Bitrate is 100K bits/sec, Maximum Burst is 10K bytes
Min Policed Unit: 0 bytes, Max Pkt Size: 0 bytes
Status: Proxied
Policy: Forwarding. Policy source(s): Default

アウトバウンド インターフェイス上での CAC の確認

次の例では、プロキシされた予約がローカル アウトバウンド インターフェイス上で CAC を実行したことを確認します。

Router# show ip rsvp installed
 
RSVP: Ethernet3/0 has no installed reservations
RSVP: Ethernet2/0
BPS To From Protoc DPort Sport
100K 10.0.0.7 10.0.0.1 UDP 1 1

その他の関連資料

ここでは、RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

内容
参照先

QoS コマンド:コマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、および例

『Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference』

RSVP に関連した QoS 設定タスク

Configuring RSVP 』モジュール

インターネット ドラフト

RSVP Proxy Approaches , Internet draft, October 2006』 [draft-lefaucheur-tsvwg-rsvp-proxy-00.txt]

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

RFC 2205

『Resource ReSerVation Protocol (RSVP)』

シスコのテクニカル サポート

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- Field Notice の受信登録
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・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでもその機能はサポートされます。


 

表 1 RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシの機能情報

機能名
リリース
機能情報

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ

12.2(28)SXF5 12.2(33)SRB、15.0(1)M

RSVP インターフェイスベース レシーバー プロキシ機能を使用すれば、同じインターフェイス経由で転送されるフローごとに宛先アドレスを設定する代わりに、アウトバウンド インターフェイス上でプロキシ ルータを設定できます。

Cisco IOS Release 12.2(33)SRB で、Cisco 7600 シリーズ ルータに対するサポートが追加されました。

この機能は、Cisco IOS Release 15.0(1)M に統合されました。

ip rsvp bandwidth ip rsvp listener outbound show ip rsvp listeners show ip rsvp reservation show ip rsvp sender コマンドが導入または変更されました。

用語集

PE ルータ :Provider Edge(プロバイダー エッジ)ルータ。サービス プロバイダーのネットワークの一部で、Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)に接続されたルータ。

RSVP :Resource Reservation Protocol(リソース予約プロトコル)。アプリケーション フローに対してサービス品質保証を提供するためにネットワーク リソースを予約するプロトコル。

セットトップ ボックス :レシーバーとして機能し、サテライト ディッシュ、ケーブル ネットワーク、または電話回線からの着信信号をデコードするコンピュータ。

フロー :ネットワーク上の 2 つのエンドポイント間(2 台の LAN ステーション間など)を流れるデータのストリーム。単一の回線上で複数のフローを転送できます。

プロキシ :ローカルに開始または終了された状態のすべてを管理する RSVP のコンポーネント。

レシーバー プロキシ :ルータでローカル宛先またはリモート宛先用の RSVP RESV メッセージをプロキシできるようにする設定可能な機能。