Quality of Service ソリューション ガイド、 Cisco IOS Release 15.1S
RTP ヘッダー圧縮の設定
RTP ヘッダー圧縮の設定
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/05/10 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

RTP ヘッダー圧縮の設定

目次

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する前提条件

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する情報

可能な RTP ヘッダー圧縮設定

RTP ヘッダー圧縮のキーワード

拡張 RTP ヘッダー圧縮

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮

圧縮パケット ストリームの定期的な更新

(任意)コンテキスト ステータス メッセージのディセーブル化

RTP ヘッダー圧縮の設定方法

インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

制約事項

拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

前提条件

制約事項

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

ヘッダー圧縮設定の指定

ヘッダー圧縮接続数の変更

ヘッダー圧縮接続数の変更による影響

制約事項

ヘッダー圧縮の統計情報の表示

RTP ヘッダー圧縮の設定例

インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

ヘッダー圧縮設定の指定:例

ヘッダー圧縮接続数の変更:例

ヘッダー圧縮の統計情報の表示:例

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

用語集

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する機能情報

RTP ヘッダー圧縮の設定

ヘッダー圧縮は、パケットの IP ヘッダーを圧縮してからパケットを送信するメカニズムです。ヘッダー圧縮によってネットワークのオーバーヘッドが減り、Real-Time Transport Protocol(RTP; リアルタイム トランスポート プロトコル)パケットまたは Transmission Control Protocol(TCP; 伝送制御プロトコル)の送信が高速になります。

シスコは、RTP ヘッダー圧縮と TCP ヘッダー圧縮という 2 種類のヘッダー圧縮を用意しています。ここでは、RTP ヘッダー圧縮の設定に関連する概念と作業について説明します。


) RTP ヘッダー圧縮は、インターフェイス(またはサブインターフェイス)ベースで設定されます。クラスごとに RTP ヘッダー圧縮を設定する場合、『Configuring Class-Based RTP and TCP Header Compression』モジュールを参照してください。


この章で紹介する機能情報の入手方法

お使いの Cisco IOS ソフトウェアが、このモジュールで説明されている機能の一部をサポートしていないことがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている特定の機能に関する説明へのリンク、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「RTP ヘッダー圧縮の設定に関する機能情報」 を参照してください。

プラットフォームと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポート情報の検索

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォーム、Cisco IOS ソフトウェア イメージ、および Cisco Catalyst OS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する前提条件

RTP ヘッダー圧縮を設定する前に、『 Header Compression 』モジュールの情報をお読みください。

ネットワークの両端で RTP ヘッダー フィールドを設定する必要があります。

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する情報

RTP ヘッダー圧縮を設定する前に、次の概念を理解する必要があります。

「可能な RTP ヘッダー圧縮設定」

「RTP ヘッダー圧縮のキーワード」

「拡張 RTP ヘッダー圧縮」

「サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮」

可能な RTP ヘッダー圧縮設定

RTP ヘッダー圧縮を使用すると、圧縮された IP ヘッダーの最大サイズ、フル ヘッダーのパケット送信間の最大時間、およびフル ヘッダー間の圧縮されたパケットの最大サイズを設定できます。これらの設定は、次の 3 つのコマンドを使用して設定されます。

ip header-compression max-header

ip header-compression max-time

ip header-compression max-period

ip header-compression max-header コマンドを使用すると、圧縮されるパケットの IP ヘッダーの最大サイズを定義できます。この最大サイズを超える IP ヘッダーを持つパケットは、圧縮されずに送信されます。

ip header-compression max-time コマンドを使用すると、フル ヘッダーのパケットの送信間の最大時間を指定できます。 ip header-compression max-period コマンドを使用すると、フル ヘッダー間の圧縮されたパケットの最大数を指定できます。 ip header-compression max-time コマンドを使用すると、フル ヘッダーのパケットは指定した間隔で送信され、 ip header-compression max-period コマンドを使用すると、パケットの最大数に達したときにフル ヘッダーのパケットが送信されます。送信されるパケットの間隔と数のカウンタは、フル ヘッダーのパケットが送信された後にリセットされます。

これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference 』を参照してください。

RTP ヘッダー圧縮のキーワード

RTP ヘッダー圧縮を設定すると、RTP パケットを圧縮する状況と、パケットの圧縮時に使用される形式を指定できます。この状況と形式は、次のキーワードで定義されます。

passive

iphc-format

ietf-format

これらのキーワード(後述)は、RTP ヘッダー圧縮の設定に使用される多くの Quality of Service(QoS)コマンドに使用できます。たとえば、 ip rtp header-compression コマンドです。 ip rtp header-compression コマンド、キーワード、および他の QoS コマンドの詳細については、『 Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference 』を参照してください。

passive キーワード

デフォルトで、 ip rtp header-compression コマンドは発信 RTP トラフィックを圧縮します。 passive キーワードを指定すると、発信 RTP トラフィックが圧縮されるのは、 同じ インターフェイスの 着信 RTP トラフィックが圧縮される場合のみです。 passive キーワードを指定しない場合、 すべての RTP トラフィックが圧縮されます。

PPP インターフェイスでは、 passive キーワードは無視されます。

iphc-format キーワード

iphc-format キーワードを指定すると、IP Header Compression(IPHC)形式のヘッダー圧縮が使用されます。PPP および HDLC インターフェイスの場合、 iphc-format キーワードを指定すると、TCP ヘッダー圧縮もイネーブルになります。RTP および TCP 両方のヘッダー圧縮がイネーブルになるため、UDP および TCP パケットの両方が圧縮されます。

iphc-format キーワードには、宛先ポート番号が偶数かどうかの確認、および(シスコ オーディオの場合)16,385 ~ 32,767 の範囲か、または(シスコ ビデオの場合)49,152 ~ 65,535 かの確認が含まれます。基準を満たす有効な RTP パケット(つまり、ポート番号が偶数で指定した範囲内であるパケット)の場合、圧縮 RTP パケット形式を使用して圧縮されます。それ以外の場合、効率が低い圧縮の非 TCP パケット形式を使用してパケットが圧縮されます。

iphc-format キーワードは、フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスには使用できません。


) ヘッダー圧縮形式(この場合は IPHC)は、ネットワークの両端で同じにする必要があります。つまり、ローカル ルータで iphc-format キーワードを指定する場合、リモート ルータでも iphc-format キーワードを指定する必要があります。


ietf-format キーワード

ietf-format キーワードは、Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)形式のヘッダー圧縮が使用されます。HDLC インターフェイスの場合、 ietf-format キーワードで UDP パケットのみが圧縮されます。PPP インターフェイスの場合、 ietf-format キーワードを指定すると、TCP ヘッダー圧縮もイネーブルになります。RTP ヘッダー圧縮と TCP ヘッダー圧縮の両方がイネーブルなので、UDP パケットと TCP パケットの両方が圧縮されます。

ietf-format キーワードを使用する場合、1025 以上の任意の偶数を使用できます。基準を満たす有効な RTP パケット(つまり、ポート番号が偶数で 1025 以上のパケット)の場合、圧縮 RTP パケット形式を使用して圧縮されます。それ以外の場合、効率が低い圧縮の非 TCP パケット形式を使用してパケットが圧縮されます。

ietf-format キーワードは、フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスには使用できません。


) ヘッダー圧縮形式(この場合は IETF)は、ネットワークの両端で同じにする必要があります。つまり、ローカル ルータで ietf-format キーワードを指定する場合、リモート ルータでも ietf-format キーワードを指定する必要があります。


拡張 RTP ヘッダー圧縮

Cisco IOS Release 12.3(11)T は、RTP ヘッダー圧縮の機能を拡張する機能を導入しました。この機能は、遅延、パケット損失、および順番の変更が多いリンク用の Enhanced CRTP(ECRTP; 拡張 CRTP)と呼ばれます。

ECRTP 機能は、拡張 RTP ヘッダー圧縮とも呼ばれます。また、信頼できないポイントツーポイント リンクで堅牢な操作を達成するために、RTP ヘッダー圧縮の変更と拡張が含まれます。そのために、更新が繰り返され、選択したコンテキスト パラメータの差分値に加え、絶対値(非圧縮値)が送信されます。

RTP ストリームの圧縮時には、セッション コンテキストが定義されます。コンテキストごとに、セッションの状態が確立され、コンプレッサとデコンプレッサ間で共有されます。コンテキストの状態は、IP/UDP/RTP ヘッダー全体、一次微分値、リンクのシーケンス番号、世代番号、および差分エンコーディング テーブルから構成されます。コンテキストの状態が確立すると、圧縮パケットを送信できます。

RTP ヘッダー圧縮は、遅延が短期の信頼できるポイントツーポイント リンクのために設計されました。パケット損失、パケットの順序変更、および長い遅延があるリンクの処理には適していません。パケット損失の結果、長い遅延のためにコンテキストの破損が発生し、コンテキストが修復される前にパケットが破棄されます。このようなリンクで RTP ヘッダー圧縮の動作を修正するために、RTP ヘッダー圧縮の機能がいくつか拡張されました。この拡張によって、コンプレッサがデコンプレッサのコンテキストを更新する方法が変わり、コンテキストの破損が減ります。また、更新が繰り返され、コンテキスト パラメータの全体および差分への追加が含まれます。

これらの拡張で、パケット損失、パケットの順番変更、および長い遅延があるリンクでも、RTP ヘッダー圧縮は機能するようになりました。

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮

Cisco IOS Release 12.3(2)T は、サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮という機能を導入しました。サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮機能によって、アップリンクとダウンリンクの接続が個別のインターフェイス上にある非対称リンク(サテライト リンクなど)上で RTP ヘッダー圧縮を使用できます。この機能でネットワークのオーバーヘッドが減り、RTP パケットの送信が高速になるため、システムのパフォーマンスが改善されます。

圧縮パケット ストリームの定期的な更新

RTP ヘッダー圧縮は、パケットの IP ヘッダーを圧縮してからパケットを送信するメカニズムです。圧縮パケット ストリームでパケット チャネルの損失が発生したときに回復するには、RTP ヘッダー圧縮にコンテキスト ステータス フィードバック メカニズムが必要です。アップリンクとダウンリンク間のパケットのラウンドトリップ時間が長い場合、またはフィードバック パスが存在しない場合、パケットがリンクからドロップされたときの損失の伝播の可能性は大幅に増えます。たとえば、フィードバック パスが存在しない場合、圧縮パケット ストリームは回復できないことがあります。この状況は、フル ヘッダーのパケットを使用して圧縮パケット ストリームを定期的に更新できる設定可能なオプションが必要であることを示します。

periodic-refresh キーワード

ヘッダー圧縮を設定する場合、 periodic-refresh キーワードを使用して、圧縮パケット ストリームの定期的な更新を設定できます。 periodic-refresh キーワードは、次のコマンドで使用できます。

ip rtp header-compression

frame-relay ip rtp header-compression

frame-relay map ip rtp header-compression

これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference 』を参照してください。

(任意)コンテキスト ステータス メッセージのディセーブル化

ヘッダー圧縮時に、セッション コンテキストが定義されます。コンテキストごとに、セッションの状態が確立され、コンプレッサとデコンプレッサ間で共有されます。コンテキストの状態は、IP/UDP/RTP ヘッダー全体、一次微分値、リンクのシーケンス番号、世代番号、および差分エンコーディング テーブルから構成されます。この情報は、コンテキスト ステータス メッセージに含まれます。

データ パスのアップリンクおよびダウンリンク部分をパケットが通過するときにかかる時間が、更新間隔よりも長い場合(この場合、コンテキスト ステータス メッセージの送信は役に立ちません)、またはフィードバック パスが存在しない場合、コンテキスト ステータス メッセージの送信をディセーブルにできます。

コンテキスト ステータス メッセージをディセーブルにするには、 ip header-compression disable-feedback コマンドを使用します。このコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference 』を参照してください。

RTP ヘッダー圧縮の設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」(必須)

「フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」(任意)

「拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」(任意)

「サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」(任意)

「ヘッダー圧縮設定の指定」(任意)

「ヘッダー圧縮接続数の変更」(任意)

「ヘッダー圧縮の統計情報の表示」(任意)

インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

インターフェイスで RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、次の手順を実行します。


) フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスで RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、これらの手順をスキップし、代わりに「フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」の手順を実行します。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. encapsulation encapsulation-type

5. ip address ip-address mask [ secondary ]

6. ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

7. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

encapsulation encapsulation-type

 

Router(config-if)# encapsulation ppp

インターフェイスに使用するカプセル化方式を設定します。

カプセル化方式を入力します。

ステップ 5

ip address ip-address mask [ secondary ]

 

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

インターフェイスに対するプライマリ IP アドレスまたはセカンダリ IP アドレスを設定します。

IP アドレスと関連する IP サブネットのマスクを入力します。

ステップ 6

ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

 

Router(config-if)# ip rtp header-compression

RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

ステップ 7

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスで RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

制約事項

カプセル化タイプを指定するには、 frame-relay interface-dlci コマンドの cisco キーワードまたは ietf キーワードを使用します。 cisco キーワードはシスコ固有のカプセル化方式を指定し、 ietf キーワードは IETF 方式のカプセル化を指定します。ただし、これらのキーワードについては次の点を注意してください。

RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにする場合、フレームリレー インターフェイスは IETF 方式のカプセル化をサポートしません。そのため、 ietf キーワードはフレームリレー インターフェイスで使用できません。また、以下のコマンド構文には示しません。

cisco キーワードは、ポイントツーポイント サブインターフェイスで のみ 使用できます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. encapsulation frame-relay

5. ip address ip-address mask [ secondary ]

6. frame-relay interface-dlci dlci [ cisco ]

7. frame-relay ip rtp header-compression [ active | passive ] [ periodic-refresh ]

または

frame-relay map ip ip-address dlci [ broadcast ] rtp header-compression [ active | passive ] [ periodic-refresh ] [ connections number ]

8. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

encapsulation frame-relay

 

Router(config-if)# encapsulation frame-relay

フレームリレー カプセル化をイネーブルにします。

ステップ 5

ip address ip-address mask [ secondary ]

 

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

インターフェイスに対するプライマリ IP アドレスまたはセカンダリ IP アドレスを設定します。

IP アドレスと関連する IP サブネットのマスクを入力します。

ステップ 6

frame-relay interface-dlci dlci [ cisco ]

 

Router(config-if)# frame-relay interface-dlci 20

Data-Link Connection Identifier(DLCI; データリンク接続識別子)をルータ上の指定したフレームリレー インターフェイスに割り当てます。

ステップ 7

frame-relay ip rtp header-compression [ active | passive ] [ periodic-refresh ]

 

Router(config-if)# frame-relay ip rtp header-compression

物理インターフェイス上のすべてのフレームリレー マップについて RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

または

frame-relay map ip ip-address dlci [ broadcast ] rtp header-compression [ active | passive ] [ periodic-refresh ] [ connections number ]

 

Router(config-if)# frame-relay map ip 10.108.175.220 180 rtp header-compression periodic-refresh

IP マップが関連付けられているインターフェイスの圧縮特性とは異なる IP マップ ヘッダー圧縮の特性に割り当てます。

IP アドレス、DLCI 番号、および任意のオプションのキーワードと引数を入力します。

ステップ 8

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

拡張 RTP ヘッダー圧縮機能(ECRTP とも呼ばれます)には、信頼できないポイントツーポイント リンクで堅牢な操作を達成するための RTP ヘッダー圧縮の変更と拡張が含まれます。拡張 RTP ヘッダー圧縮は、パケット損失、パケットの順序変更、および長い遅延の確率が高いネットワークで使用するために設計されています。拡張 RTP ヘッダー圧縮の詳細については、「拡張 RTP ヘッダー圧縮」を参照してください。

拡張 RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

前提条件

HDLC カプセル化を使用してシリアル リンクを設定するか、PPP カプセル化を使用してインターフェイスを設定します。

RTP ヘッダー圧縮がインターフェイスでイネーブルにされていることを確認します。「インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」を参照してください。

制約事項

拡張 RTP ヘッダー圧縮は、フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスではサポートされません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. encapsulation encapsulation-type

5. ip address ip-address mask [ secondary ]

6. ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

7. ip header-compression recoverable-loss { dynamic | packet-drops }

8. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

encapsulation encapsulation-type

 

Router(config-if)# encapsulation ppp

インターフェイスに使用するカプセル化方式を設定します。

カプセル化方式を入力します。

ステップ 5

ip address ip-address mask [ secondary ]

 

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

インターフェイスに対するプライマリ IP アドレスまたはセカンダリ IP アドレスを設定します。

IP アドレスと関連する IP サブネットのマスクを入力します。

ステップ 6

ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

 

Router(config-if)# ip rtp header-compression ietf-format

RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

ステップ 7

ip header-compression recoverable-loss { dynamic | packet-drops }

 

Router(config-if)# ip header-compression recoverable-loss dynamic

インターフェイスで ECRTP をイネーブルにします。

引数を入力して、許容するパケットの連続ドロップ数を指定します。

ステップ 8

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化

サテライト リンクで RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. ip address ip-address mask [ secondary ]

5. ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

6. ip header-compression disable-feedback

7. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

ip address ip-address mask [ secondary ]

 

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

インターフェイスに対するプライマリ IP アドレスまたはセカンダリ IP アドレスを設定します。

IP アドレスと関連する IP サブネットのマスクを入力します。

ステップ 5

ip rtp header-compression [ passive | iphc-format | ietf-format ] [ periodic-refresh ]

 

Router(config-if)# ip rtp header-compression ietf-format periodic-refresh

RTP ヘッダー圧縮をイネーブルにします。

キーワードを使用します。

ステップ 6

ip header-compression disable-feedback

 

Router(config-if)# ip header-compression disable-feedback

(任意)インターフェイスまたはリンクからのコンテキスト ステータス フィードバック メッセージをディセーブルにします。

ステップ 7

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ヘッダー圧縮設定の指定

RTP ヘッダー圧縮を使用する場合、圧縮 IP ヘッダーの最大サイズ、フル ヘッダーのパケットを自動再送信する間隔、および新しいフル ヘッダーのパケットを送信する前に送信するパケット数を設定できます。

これらのヘッダー圧縮設定を指定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. ip header-compression max-header max-header-size

または

ip header-compression max-time length-of-time

または

ip header-compression max-period number-of-packets

5. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

ip header-compression max-header max-header-size

 

Router(config-if)# ip header-compression max-header 100

圧縮された IP ヘッダーの最大サイズを指定します。

圧縮された IP ヘッダーの最大サイズをバイト単位で入力します。

または

ip header-compression max-time length-of-time

 

Router(config-if)# ip header-compression max-time 30

圧縮された IP ヘッダーを更新する前に待機する最大時間を指定します。

時間を秒単位で入力します。

または

ip header-compression max-period number-of-packets

 

Router(config-if)# ip header-compression max-period 160

フル ヘッダーの間に送信する圧縮されたパケットの最大数を指定します。

フル ヘッダーの間に送信する圧縮されたパケットの最大数を入力します。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ヘッダー圧縮接続数の変更

PPP および HDLC インターフェイスの場合、デフォルトの圧縮接続数は 16 です。フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスの場合、デフォルトの圧縮接続数は 256 です。

ヘッダー圧縮接続のデフォルト数を変更するには、次の手順を実行します。

ヘッダー圧縮接続数の変更による影響

各ヘッダー圧縮接続によって、接続のキャッシュ エントリが設定され、結果として、キャッシュ エントリの最大数とキャッシュのサイズを指定することになります。指定したインターフェイスのキャッシュ エントリが少なすぎるとパフォーマンスが低下し、キャッシュ エントリが多すぎると、メモリが無駄になる可能性があります。ネットワーク要件に従って、ヘッダー圧縮の接続数を選択します。

制約事項

HDLC およびフレームリレー インターフェイスでのヘッダー圧縮接続

HDLC インターフェイスおよびフレームリレー インターフェイス(つまり、フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイス)の場合、ネットワークの 両側 で、ヘッダー圧縮接続数が一致する必要があります。つまり、ローカル ルータに使用するために設定した数は、リモート ルータに使用するために設定した数と一致する必要があります。

PPP インターフェイスでのヘッダー圧縮設定

PPP インターフェイスで、ネットワークの両側のヘッダー圧縮接続数が一致しない場合、使用される数は「自動ネゴシエーション」されます。つまり、ローカル ルータとリモート ルータ間でヘッダー圧縮接続数が一致しない場合、2 つの数のうち、低い方に合わせて自動的にネゴシエーションされます。たとえば、ローカル ルータが 128 のヘッダー圧縮接続数を使用するように設定され、リモート ルータが 64 ヘッダー圧縮接続数を使用するように設定されている場合、ネゴシエーションされる数は 64 です。


) この自動ネゴシエーション機能は PPP インターフェイスにのみ適用されます。HDLC インターフェイスおよびフレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスの場合、自動ネゴシエーションは発生しません。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number [ name-tag ]

4. ip rtp compression-connections number

または

frame-relay ip rtp compression-connections number

5. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number [ name-tag ]

 

Router(config)# interface serial0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

インターフェイス タイプとインターフェイス番号を入力します。

ステップ 4

ip rtp compression-connections number

 

Router(config-if)# ip rtp compression-connections 150

インターフェイスに存在できる RTP ヘッダー圧縮接続の合計数を指定します。

圧縮接続の数を入力します。

(注) このコマンドは、PPP インターフェイス、HDLC インターフェイス、またはフレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスに使用できます。

または

frame-relay ip rtp compression-connections number

 

Router(config-if)# frame-relay ip rtp compression-connections 150

フレームリレー インターフェイス(つまり、フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイス)に存在できる RTP ヘッダー圧縮接続の最大数を指定します。

圧縮接続の数を入力します。

使用できます。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ヘッダー圧縮の統計情報の表示

送信、受信、および圧縮されるパケットの数など、ヘッダー圧縮の統計情報を表示するには、 show ip rtp header-compression コマンドまたは show frame-relay ip rtp header-compression コマンドを使用します。

ヘッダー圧縮の統計情報を表示するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. show ip rtp header-compression [ interface-type interface-number ] [ detail ]

または

show frame-relay ip rtp header-compression [ interface type number ]

3. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

show ip rtp header-compression [ interface-type interface-number ] [ detail ]

 

Router# show ip rtp header-compression

 

1 つまたはすべてのインターフェイスに関する RTP ヘッダー圧縮の統計情報を表示します。

または

show frame-relay ip rtp header-compression [ interface type number ]

 

Router# show frame-relay ip rtp header-compression

1 つまたはすべてのインターフェイスに関する フレームリレー RTP ヘッダー圧縮の統計情報を表示します。

ステップ 3

end

 

Router# end

(任意)特権 EXEC モードを終了します。

RTP ヘッダー圧縮の設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例」

「フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例」

「拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例」

「サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例」

「ヘッダー圧縮設定の指定:例」

「ヘッダー圧縮接続数の変更:例」

「ヘッダー圧縮の統計情報の表示:例」

インターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

次に、RTP ヘッダー圧縮がシリアル インターフェイス 0 でイネーブルにされている例を示します。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# encapsulation ppp

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

Router(config-if)# ip rtp header-compression

Router(config-if)# end

 

フレームリレー カプセル化を使用するインターフェイスでの RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

次に、RTP ヘッダー圧縮がシリアル インターフェイス 0 でイネーブルにされている例を示します。フレームリレー カプセル化は、 encapsulation frame-relay コマンドを使用してこのインターフェイスでイネーブルにされました。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# encapsulation frame-relay

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

Router(config-if)# frame-relay interface-dlci 20

Router(config-if)# frame-relay ip rtp header-compression

Router(config-if)# end

 

拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

次に、ECRTP がシリアル インターフェイス 0 でイネーブルにされている例を示します。PPP カプセル化がインターフェイスでイネーブルにされています(シリアル インターフェイスで ECRTP を設定する前提条件)。また、ダイナミックな損失回復が ip header-compression recoverable-loss コマンドの dynamic キーワードを使用して指定されました。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# encapsulation ppp

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

Router(config-if)# ip rtp header-compression ietf-format

Router(config-if)# ip header-compression recoverable-loss dynamic

Router(config-if)# end

 

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化:例

次に、RTP ヘッダー圧縮がシリアル インターフェイス 0 でイネーブルにされている例を示します。この例では、シリアル インターフェイス 0 はネットワーク トポロジのサテライト リンクです。 periodic-refresh キーワードが指定されました。これは、圧縮 IP ヘッダーが定期的に更新されることを示します。また、コンテキスト ステータス メッセージは無効(ディセーブル)にされました。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# ip address 209.165.200.225 255.255.255.224

Router(config-if)# ip rtp header-compression ietf-format periodic-refresh

Router(config-if)# ip header-compression disable-feedback

Router(config-if)# end

 

ヘッダー圧縮設定の指定:例

次に、 ip header-compression max-header コマンドを使用して、圧縮された IP ヘッダーの最大サイズ(100 バイト)を指定した例を示します。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# ip header-compression max-header 100

Router(config-if)# end

 

ヘッダー圧縮接続数の変更:例

次に、 ip rtp compression-connections コマンドを使用して、ヘッダー圧縮接続の数を 150 に変更した例を示します。

Router> enable

Router# configure terminal

Router(config)# interface serial0

Router(config-if)# ip rtp compression-connections 150

Router(config-if)# end

 

ヘッダー圧縮の統計情報の表示:例

show ip rtp header-compression コマンドを使用して、受信、送信、および圧縮したパケットの数など、ヘッダー圧縮の統計情報を表示します。次に、 show ip rtp header-compression コマンドの出力例を示します。この例では、シリアル インターフェイス 0 で ECRTP がイネーブルにされました。

Router# show ip rtp header-compression serial0
 
RTP/UDP/IP header compression statistics:
Interface Serial0 (compression on, IETF, ECRTP)
Rcvd: 1473 total, 1452 compressed, 0 errors, 0 status msgs
0 dropped, 0 buffer copies, 0 buffer failures
Sent: 1234 total, 1216 compressed, 0 status msgs, 379 not predicted
41995 bytes saved, 24755 bytes sent
2.69 efficiency improvement factor
Connect: 16 rx slots, 16 tx slots,
6 misses, 0 collisions, 0 negative cache hits, 13 free contexts
99% hit ratio, five minute miss rate 0 misses/sec, 0 max

その他の関連資料

ここでは、RTP ヘッダー圧縮の設定に関連する関連資料を紹介します。

関連資料

内容
参照先

QoS コマンド:コマンド構文、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上のガイドライン、および例

『Cisco IOS Quality of Service Solutions Command Reference』

フレームリレー

Frame Relay Queueing and Fragmentation at the Interface 』モジュール

ヘッダー圧縮の概要

Header Compression 』モジュール

TCP ヘッダー圧縮

Configuring TCP Header Compression 』モジュール

クラスベースの RTP および TCP ヘッダー圧縮

Configuring Class-Based RTP and TCP Header Compression 』モジュール

IPHC プロファイルおよびヘッダー圧縮

Configuring Header Compression Using IPHC Profiles 』モジュール

規格

規格
タイトル

新しい規格または変更された規格はサポートされていません。また、既存の規格に対するサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

新しい MIB または変更された MIB はサポートされていません。また、既存の MIB に対するサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

RFC 2507

『IP Header Compression』

RFC 2508

『Compressing IP/UDP/RTP Headers for Low-Speed Serial Links』

RFC 3544

『IP Header Compression over PPP』

RFC 3545

『Enhanced Compressed RTP (CRTP) for Links with High Delay, Packet Loss and Reordering』

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのテクニカル サポート Web サイトには、数千ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

用語集

DLCI :Data-Link Connection Identifier(データリンク接続識別子)。フレームリレー ネットワークで、Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)または Switched Virtual Circuit(SVC; 相手先選択チャネル)を指定する値です。基本のフレームリレー仕様の場合、DLCI はローカルで重要です(接続デバイスは異なる値を使用して同じ接続を指定できます)。Local Management Interface(LMI; ローカル管理インターフェイス)拡張仕様の場合、DLCI はグローバルで重要です(DLCI は個々のエンド デバイスを指定します)。

ECRTP :Enhanced Compressed Real-Time Transport Protocol。遅延が長い信頼できないポイントツーポイント リンク用に設計された圧縮プロトコルです。

HDLC :High-Level Data Link Control(ハイレベル データリンク コントロール)。International Organization for Standardization(ISO; 国際標準化機構)によって開発された、ビット指向の同期データ リンク レイヤ プロトコルです。HDLC は Synchronous Data Link Control(SDLC; 同期データ リンク制御)から派生したもので、フレーム文字とチェックサムを使用して同期シリアル リンクのデータのカプセル化する方法を指定します。

IETF :Internet Engineering Task Force(インターネット技術特別調査委員会)。インターネット規格を開発する役割を持つ 80 を超えるワーキング グループから構成される特別調査委員会です。

IPHC :IP Header Compression(IP ヘッダー圧縮)。TCP および UDP 両方のヘッダーを圧縮できるプロトコル。

ISDN :Integrated Services Digital Network。電話交換網でデータ、音声、およびその他のソースのトラフィックの伝送が許可された電話会社によって提供される通信プロトコル。

PPP :Point-to-Point Protocol(ポイントツーポイント プロトコル)。同期回線および非同期回線上で、ルータ間の接続、およびホストからネットワークへの接続を提供するプロトコルです。

RTP :Real-Time Transport Protocol。ユニキャストまたはマルチキャスト ネットワーク サービスで、リアルタイム データ(オーディオ、ビデオ、シミュレーション データなど)を送信するアプリケーションに、エンドツーエンド ネットワーク送信機能を提供するように設計されたプロトコルです。RTP は、ペイロード タイプの識別、シーケンス番号付け、タイムスタンプ処理、配信のモニタリングなどのサービスをリアルタイム アプリケーションに提供します。

圧縮 :データ セットの保存に必要な容量、またはデータ セットの送信に必要な帯域幅を減らすアルゴリズムによるデータ セットの処理。

カプセル化 :特定のプロトコル ヘッダーにデータをラップする方式。たとえば、イーサネット データは、ネットワークで送信される前に、特定のイーサネット ヘッダーでラップされます。また、類似点のないネットワークがブリッジされる場合、一方のネットワークからの全体のフレームは、もう一方のネットワークのデータ リンク レイヤ プロトコルに使用されるヘッダーに配置されるだけです。

コンテキスト :コンプレッサがヘッダーの圧縮に使用し、デコンプレッサがヘッダーの圧縮解除に使用する状態。コンテキストは、送信された最終ヘッダーの非圧縮バージョンであり、パケットの圧縮と圧縮解除に使用する他の情報が含まれます。

コンテキスト状態パケット :同期が失われた(TCP または非 TCP/RTP の)コンテキスト識別子(CID)のリストを通信するために、デコンプレッサからコンプレッサに送信される特殊なパケット。このパケットは単一のリンクでのみ送信されるため、IP ヘッダーは必要ありません。

サブヘッダー :IPv6 ベースのヘッダー、IPv6 拡張ヘッダー、IPv4 ヘッダー、UDP ヘッダー、RTP ヘッダー、または TCP ヘッダーなどです。

損失が多いシリアル リンク :パケット損失が発生しやすいネットワークのリンク。

パケット ストリーム :ヘッダーが類似し、コンテキストを共有するパケットのシーケンス。たとえば、RTP パケット ストリームのヘッダーは送信元と最終的な宛先のアドレスが同じで、RTP ヘッダーのポート番号は同じです。

標準ヘッダー :通常の圧縮されていないヘッダー。標準ヘッダーは、Context Identifier(CID)または生成の関連付けを伝送しません。

フル ヘッダー(ヘッダーのリフレッシュ) :パケット ストリームのコンテキストを更新またはリフレッシュする非圧縮ヘッダー。コンテキストの識別に使用される CID を伝送します。非 TCP パケット ストリームのフル ヘッダーでは、更新またはリフレッシュするコンテキストの生成についても伝送します。

ヘッダー :一連のサブヘッダー。

RTP ヘッダー圧縮の設定に関する機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

ここで説明していないこのテクノロジーの機能については、『 Header-Compression Features Roadmap 』モジュールを参照してください。

Cisco IOS ソフトウェア イメージは、Cisco IOS ソフトウェア リリース、機能セット、プラットフォームそれぞれに固有です。プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでもその機能はサポートされます。


 

表 1 RTP ヘッダー圧縮の設定に関する機能情報

機能名
リリース
機能情報

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮

12.3(2)T

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮機能によって、アップリンクとダウンリンクの接続が個別のインターフェイス上にある非対称リンク(サテライト リンクなど)上で RTP ヘッダー圧縮を使用できます。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮」

「サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」

遅延、パケット損失、および順番の変更が多いリンク用の拡張 CRTP

12.3(11)T

遅延、パケット損失、および順番の変更が多いリンク用の拡張 CRTP(ECRTP)には、信頼できないポイントツーポイント リンクで堅牢な動作を達成するために、CRTP の変更と拡張が含まれています。そのために、更新が繰り返され、選択したコンテキスト パラメータの差分値に加え、絶対値(非圧縮値)が送信されます。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「拡張 RTP ヘッダー圧縮」

「拡張 RTP ヘッダー圧縮のイネーブル化」

RTP ヘッダー圧縮

サテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮

15.0(1)S

RTP ヘッダー圧縮機能とサテライト リンク上の RTP ヘッダー圧縮機能は、Cisco IOS Release 15.0(1)S リリースに統合されました。