マルチプロトコル ラベル スイッチング コンフィギュ レーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
MPLS VPN:VRF 単位ラベル
MPLS VPN:VRF 単位ラベル
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/07/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 16MB) | フィードバック

目次

MPLS VPN:VRF 単位ラベル

機能情報の確認

目次

VRF 単位ラベル機能の前提条件

VRF 単位ラベル機能の制約事項

VRF 単位ラベル機能に関する情報

MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能

VRF 単位ラベル機能の設定方法

VRF 単位ラベル機能の設定

VRF 単位ラベル機能の設定例

ラベルなしモード(Cisco 6500 ルータのデフォルト):例

混合モード(グローバル プレフィクス単位を使用):例

混合モード(グローバル VRF 単位を使用):例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能情報

MPLS VPN:VRF 単位ラベル

MPLS VPN - VRF 単位ラベル機能(以降、このマニュアルでは「VRF 単位ラベル」機能または「VRF 単位」機能と呼びます)を使用すると、1 つの Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)ラベルを、Cisco 6500 ルータ上の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)ドメイン全体に存在するすべてのローカル ルートに設定できます。この MPLS VPN - VRF 単位ラベル機能により、VRF テーブル内のすべてのローカル ルートに 1 つの(VRF 単位)VPN ラベルが統合されます。

MPLS VPN - VRF 単位ラベル機能は、グローバル コンフィギュレーション モードでイネーブル(またはディセーブル)にできます。この機能は、Cisco 6500 ルータのみで使用可能です。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能情報」を参照してください。

プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

VRF 単位ラベル機能の前提条件

ご使用の VRF ドメインで External/Internal Border Gateway Protocol(EIBGP; 外部および内部ボーダーゲートウェイ プロトコル)マルチパス機能または Carrier Supporting Carrier(CSC)機能がイネーブルになっている場合は、VRF 単位ラベル機能を設定する前に、これらの機能をディセーブルにする必要があります。

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)レイヤ 3 VPN を設定する前に、MPLS、Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル)、Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)をインストールしておく必要があります。Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータを含む、コア内のすべてのルータは、CEF および MPLS 転送をサポートできる必要があります。

VRF 単位ラベル機能の制約事項

VRF 単位ラベル機能をイネーブルにすると、BGP 再コンバージェンスが発生します。これにより、MPLS VPN コアから発信されるトラフィックでのデータ損失につながる場合があります。


) スケジュールされた MPLS メンテナンス ウィンドウの間にこの機能をイネーブルにすることで、ネットワークの中断を最小限に抑えることができます。また、可能であれば、現在アクティブなルータでこの機能をイネーブルにすることは避けます。


最大 511 の VRF を設定してもパフォーマンスは低下しませんが、511 を超える VRF を追加した場合、ご使用のネットワークで軽微なパフォーマンス低下がみられる場合があります(ルータ内に存在する直接接続された VRF プレフィクスのいずれかにより引き起こされる、通常の低下に類似しています)。

VRF 単位ラベル機能をイネーブルにすると、VPN プレフィクス用のプレフィクス単位の MPLS カウンタが失われます。

この機能を CSC および EIBGP マルチパス機能と同時に使用することはできません。

VRF 単位ラベル機能に関する情報

MPLS VPN - VRF 単位ラベル機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能」

MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能

PE には、ローカルおよびリモート ルートが格納されており、各ルートに対するラベル エントリも含まれています。分散プラットフォームでは、プレフィクス単位のラベルによりメモリが消費されます。多数の VRF およびルートが存在する場合、プレフィクス単位のラベルにより消費されるメモリ量が問題となります。

この新しい VRF 単位ラベル機能を使用すると、VRF 全体のローカル ルートに対し、1 つの VPN ラベルのアドバタイズメントが可能になります。ルータは、VRF デコードおよび IP ベースのルックアップに新しい VPN ラベルを使用して、PE または Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)インターフェイスのパケットの転送先を学習します。

VRF 単位ラベル機能を設定する場合、次の条件が適用されます。

VRF は、すべてのローカル ルートに対して 1 つのラベルを使用します。

VRF 単位ラベル機能を イネーブル にした場合、すべての既存の VRF 単位の集約ラベル機能が使用されます。VRF 単位の集約ラベルが存在しない場合は、ソフトウェアにより新しい VRF 単位ラベルが作成されます。

VRF 単位ラベル機能を イネーブル にすると、CE ルータの学習済みローカル ルートにデータ損失が発生します。

VRF 単位ラベル機能をディセーブルにしても、CE でデータ損失は発生しません。これは、VRF 単位ラベル機能をディセーブルにする場合、設定は CE 以外から発信されたローカル ルートからの VRF 単位の集約ラベルを使用する、Cisco 6500 プラットフォームのデフォルトのラベル設定に戻るためです。

VRF 単位ラベル機能を ディセーブル にする場合、設定は Cisco 6500 ルータのデフォルト設定に戻ります。

VRF 単位ラベルのフォワーディング エントリは、VRF または BGP 設定が削除された場合のみ、削除されます。

ラベル割り当てモードの要約

表 1 に、さまざまなルート タイプで使用されるラベル割り当てを定義します。

表 1 ラベル割り当てモード

ルート タイプ
ラベル モード:
Cisco 6500 デフォルト
ラベル モード:
VRF 単位ラベル機能

PE のローカル(接続済み、NULL0 へのスタティック ルート、BGP 集約)、BGP への再配布

VRF 単位の集約ラベル

VRF 単位のラベル

CE からローカルで学習(EBGP またはその他の PE または CE プロトコルを使用)

プレフィクス単位のラベル

VRF 単位のラベル

VRF 単位ラベル機能の設定方法

ここでは、次の必須作業について説明します。

「VRF 単位ラベル機能の設定」

VRF 単位ラベル機能の設定

VRF 単位ラベル機能を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. mpls label mode { vrf vrf-name | all-vrfs } protocol bgp-vpnv4 { per-prefix | per-vrf }

4. end

5. show ip vrf detail

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

mpls label mode { vrf vrf-name | all-vrfs } protocol bgp-vpnv4 { per-prefix | per-vrf }

 

Router(config)# mpls label mode all-vrfs protocol bgp-vpnv4 per-vrf

VRF 単位ラベル機能を設定します。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 5

show ip vrf detail

 

Router# show ip vrf detail

VRF ラベル モードを表示します。

次に、VRF 単位ラベルの設定を確認するコマンド例を示します。

この出力例では、 太字 のテキストはラベル モードを示しています。

Router# show ip vrf detail
 
VRF vpn1; default RD 1:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 1
Interfaces:
Ethernet0/0 Serial5/0 Loopback1
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:1:1
Import VPN route-target communities
RT:1:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 19)
VRF vpn2; default RD 2:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 2
Interfaces:
Ethernet2/0 Loopback2
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:2:1
Import VPN route-target communities
RT:2:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 20)
VRF vpn3; default RD 3:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 3
Interfaces:
Ethernet3/0 Loopback3
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:3:1
Import VPN route-target communities
RT:3:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 23)
 
Router# show ip bgp vpnv4 all labels
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 1:1 (vpn1)
127.0.0.1/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:19/nolabel
127.0.0.5/32 127.0.0.4 nolabel/19
192.168.1.0/24 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:19/nolabel
0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:19/aggregate(vpn1)
192.168.4.0/24 127.0.0.4 nolabel/20
172.16.0.0/16 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:19/aggregate(vpn1)
172.16.128.0/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:19/nolabel
Route Distinguisher: 2:1 (vpn2)
127.0.2.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:20/aggregate(vpn2)
127.0.0.6/32 192.168.5.1 IPv4 VRF Aggr:20/nolabel
192.168.5.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:20/aggregate(vpn2)
172.17.128.0/32 192.168.5.1 IPv4 VRF Aggr:20/nolabel
Route Distinguisher: 3:1 (vpn3)
127.0.3.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:23/aggregate(vpn3)
127.0.0.8/32 192.168.7.1 IPv4 VRF Aggr:23/nolabel
192.168.7.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:23/aggregate(vpn3)
172.16.128.0/32 192.168.7.1 IPv4 VRF Aggr:23/nolabel
 
Router# show mpls forwarding-table
 
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Pop tag 192.168.3.0/24 0 Et1/0 192.168.2.3
17 Pop tag 127.0.0.3/32 0 Et1/0 192.168.2.3
18 17 127.0.0.4/32 0 Et1/0 192.168.2.3
19 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1
20 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn2
23 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn3
PE1#
 

VRF 単位ラベル機能の設定例

ここでは、3 つの異なる設定の例を示します。

「ラベルなしモード(Cisco 6500 ルータのデフォルト):例」

「混合モード(グローバル プレフィクス単位を使用):例」

「混合モード(グローバル VRF 単位を使用):例」

ラベルなしモード(Cisco 6500 ルータのデフォルト):例

次に、Cisco 6500 ルータのデフォルトのラベル モード設定(ラベルなしモード)の例を示します。

この出力例では、 太字 のテキストはラベル モードを示しています。

Router# show ip vrf detail
 
VRF vpn1; default RD 1:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 1
Interfaces:
Ethernet0/0 Serial5/0 Loopback1
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:1:1
Import VPN route-target communities
RT:1:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 19)
VRF vpn2; default RD 2:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 2
Interfaces:
Ethernet2/0 Loopback2
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:2:1
Import VPN route-target communities
RT:2:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 20)
VRF vpn3; default RD 3:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 3
Interfaces:
Ethernet3/0 Loopback3
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:3:1
Import VPN route-target communities
RT:3:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 23)
Router# show ip bgp vpnv4 all labels
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 1:1 (vpn1)
127.0.0.1/32 192.168.1.1 27/nolabel
127.0.0.5/32 127.0.0.4 nolabel/19
192.168.1.0/24 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:19/nolabel
0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:19/aggregate(vpn1)
192.168.4.0/24 127.0.0.4 nolabel/20
172.16.0.0/16 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:19/aggregate(vpn1)
172.16.128.0/32 192.168.1.1 28/nolabel
Route Distinguisher: 2:1 (vpn2)
127.0.2.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:20/aggregate(vpn2)
127.0.0.6/32 192.168.5.1 21/nolabel
192.168.5.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:20/aggregate(vpn2)
172.17.128.0/32 192.168.5.1 22/nolabel
Route Distinguisher: 3:1 (vpn3)
127.0.3.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:23/aggregate(vpn3)
127.0.0.8/32 192.168.7.1 24/nolabel
192.168.7.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:23/aggregate(vpn3)
172.16.128.0/32 192.168.7.1 25/nolabel
 
Router# show mpls forwarding-table
 
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Pop tag 192.168.3.0/24 0 Et1/0 192.168.2.3
17 Pop tag 127.0.0.3/32 0 Et1/0 192.168.2.3
18 17 127.0.0.4/32 0 Et1/0 192.168.2.3
19 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1
20 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn2
21 Untagged 127.0.0.6/32[V] 0 Et2/0 192.168.5.1
22 Untagged 172.17.128.0/32[V]0 Et2/0 192.168.5.1
23 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn3
24 Untagged 127.0.0.8/32[V] 0 Et3/0 192.168.7.1
25 Untagged 172.16.128.0/32[V]0 Et3/0 192.168.7.1
27 Untagged 127.0.0.1/32[V] 0 Et0/0 192.168.1.1
28 Untagged 172.16.128.0/32[V]0 Et0/0 192.168.1.1

混合モード(グローバル プレフィクス単位を使用):例

この例では、次のコマンドにより VPN 1 は VRF 単位ラベル モード、VPN 2 はプレフィクス単位ラベル モード、その他すべての VPN は(グローバルに)プレフィクス単位に設定されます。

この出力例では、 太字 のテキストはラベル モードを示しています。

Router# mpls label mode vrf vpn1 protocol bgp-vpnv4 per-vrf
Router# mpls label mode vrf vpn2 protocol bgp-vpnv4 per-prefix
 

次の show コマンドを使用して、ラベル モードの設定を表示します。

Router# show ip vrf detail
 
VRF vpn1; default RD 1:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 1
Interfaces:
Ethernet0/0 Serial5/0 Loopback1
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:1:1
Import VPN route-target communities
RT:1:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 26)
VRF vpn2; default RD 2:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 2
Interfaces:
Ethernet2/0 Loopback2
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:2:1
Import VPN route-target communities
RT:2:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 27)
VRF vpn3; default RD 3:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 3
Interfaces:
Ethernet3/0 Loopback3
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:3:1
Import VPN route-target communities
RT:3:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 28)
 
Router# show ip bgp vpnv4 all label
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 1:1 (vpn1)
127.0.0.1/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
127.0.0.5/32 127.0.0.4 nolabel/19
192.168.1.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:26/aggregate(vpn1)
192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
192.168.4.0/24 127.0.0.4 nolabel/20
172.16.0.0/16 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:26/aggregate(vpn1)
172.16.128.0/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
Route Distinguisher: 2:1 (vpn2)
127.0.2.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:27/aggregate(vpn2)
127.0.0.6/32 192.168.5.1 20/nolabel
192.168.5.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:27/aggregate(vpn2)
172.17.128.0/32 192.168.5.1 21/nolabel
Route Distinguisher: 3:1 (vpn3)
127.0.3.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:28/aggregate(vpn3)
127.0.0.8/32 192.168.7.1 22/nolabel
192.168.7.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:28/aggregate(vpn3)
172.16.128.0/32 192.168.7.1 23/nolabel
 
Router# show mpls forwarding-table
 
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Pop tag 192.168.3.0/24 0 Et1/0 192.168.2.3
17 Pop tag 127.0.0.3/32 0 Et1/0 192.168.2.3
18 17 127.0.0.4/32 0 Et1/0 192.168.2.3
20 Untagged 127.0.0.6/32[V] 0 Et2/0 192.168.5.1
21 Untagged 172.17.128.0/32[V]0 Et2/0 192.168.5.1
22 Untagged 127.0.0.8/32[V] 0 Et3/0 192.168.7.1
23 Untagged 172.16.128.0/32[V]0 Et3/0 192.168.7.1
26 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1
27 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1
28 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1

混合モード(グローバル VRF 単位を使用):例

この例では、次のコマンドにより VPN 1 は VRF 単位ラベル モード、VPN 2 はプレフィクス単位ラベル モード、その他すべての VPN は(グローバルに)VRF 単位に設定されます。

この出力例では、 太字 のテキストはラベル モードを示しています。

Router# mpls label mode vrf vpn1 protocol bgp-vpnv4 per-vrf
Router# mpls label mode vrf vpn2 protocol bgp-vpnv4 per-prefix
Router# mpls label mode all-vrfs protocol bgp-vpnv4 per-vrf
 
Router# show ip vrf detail
 
VRF vpn1; default RD 1:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 1
Interfaces:
Ethernet0/0 Serial5/0 Loopback1
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:1:1
Import VPN route-target communities
RT:1:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 26)
VRF vpn2; default RD 2:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 2
Interfaces:
Ethernet2/0 Loopback2
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:2:1
Import VPN route-target communities
RT:2:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-prefix
per-vrf-aggr for connected and BGP aggregates (Label 27)
VRF vpn3; default RD 3:1; default VPNID <not set>
VRF Table ID = 3
Interfaces:
Ethernet3/0 Loopback3
Connected addresses are not in global routing table
Export VPN route-target communities
RT:3:1
Import VPN route-target communities
RT:3:1
No import route-map
No export route-map
CSC is not configured.
VRF label allocation mode: per-vrf (Label 28)
 
Router# show ip bgp vpnv4 all label
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 1:1 (vpn1)
127.0.0.1/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
127.0.0.5/32 127.0.0.4 nolabel/19
192.168.1.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:26/aggregate(vpn1)
192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
192.168.4.0/24 127.0.0.4 nolabel/20
172.16.0.0/16 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:26/aggregate(vpn1)
172.16.128.0/32 192.168.1.1 IPv4 VRF Aggr:26/nolabel
Route Distinguisher: 2:1 (vpn2)
127.0.2.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:27/aggregate(vpn2)
127.0.0.6/32 192.168.5.1 20/nolabel
192.168.5.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:27/aggregate(vpn2)
172.17.128.0/32 192.168.5.1 21/nolabel
Route Distinguisher: 3:1 (vpn3)
127.0.3.2/32 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:28/aggregate(vpn3)
127.0.0.8/32 192.168.7.1 IPv4 VRF Aggr:28/nolabel
192.168.7.0/24 0.0.0.0 IPv4 VRF Aggr:28/aggregate(vpn3)
172.16.128.0/32 192.168.7.1 IPv4 VRF Aggr:28/nolabel
 
Router# show mpls forwarding-table
 
Local Outgoing Prefix Bytes tag Outgoing Next Hop
tag tag or VC or Tunnel Id switched interface
16 Pop tag 192.168.3.0/24 0 Et1/0 192.168.2.3
17 Pop tag 127.0.0.3/32 0 Et1/0 192.168.2.3
18 17 127.0.0.4/32 0 Et1/0 192.168.2.3
20 Untagged 127.0.0.6/32[V] 0 Et2/0 192.168.5.1
21 Untagged 172.17.128.0/32[V]0 Et2/0 192.168.5.1
26 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn1
27 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn2
28 Pop Label IPv4 VRF[V] 0 aggregate/vpn3

その他の参考資料

ここでは、VRF 単位ラベル機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

MPLS VPN

『Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Configuration Guide, Release 12.4』
「Part 4: MPLS Virtual Private Networks

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

RFC 2547

BGP/MPLS

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

コマンド リファレンス

次のコマンドは、この章に記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mpls/command/reference/mp_book.html )を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/allreleasemcl/all_book.html にある『 Cisco IOS Master Command List, All Releases 』を参照してください。

debug ip bgp vpnv4 unicast

mpls label mode

MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能情報

表 2 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドのリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 2 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その Cisco IOS ソフトウェア リリース トレインの以降のリリースでもその機能はサポートされます。


 

表 2 MPLS VPN:VRF 単位ラベルの機能情報

機能名
リリース
機能情報

MPLS VPN:VRF 単位ラベル

12.2(33)SRD

この機能を使用すると、1 つの VPN ラベルを、Cisco 6500 ルータ上の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)ドメイン全体に存在するすべてのローカル ルートに設定できます。この機能により、VRF テーブル内のすべてのローカル ルートに 1 つの(VRF 単位)VPN ラベルが統合されます。

MPLS VPN - VRF 単位ラベル機能は、新しい(非表示)コマンドを使用してグローバル コンフィギュレーション モードでイネーブル(またはディセーブル)にできます。この機能は、Cisco 6500 ルータのみで使用可能です。

この機能は、12.2(33)SRD で統合されました。