マルチプロトコル ラベル スイッチング コンフィギュ レーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス
MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/07/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 16MB) | フィードバック

目次

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス

機能情報の確認

この章の構成

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの前提条件

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの制約事項

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスに関する情報

BGP によるリンク障害処理のしくみ

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能によるリンク処理のしくみ

リンク障害検出のしくみ

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスのイネーブル化

IPv4 による MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定

前提条件

IPv6 での MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定

前提条件

トラブルシューティングのヒント

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

6VPE/6PE の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの機能情報

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス

このマニュアルでは、Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)から Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)リンク障害のダウンタイムの削減について説明します。また、BGP が再コンバージェンスされる前に、バックアップ パスへの PE 出トラフィックを CE にリルートする方法についても説明します。MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能は「ローカル保護」とも呼ばれます。

このマニュアルでは、PE-CE ローカル コンバージェンスの使用方法について説明します。BGP ローカル コンバージェンス サポートの BGP PIC エッジの使用については、『 BGP PIC Edge for IP and MPLS-VPN 』を参照してください。


) MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能が影響するのは、バーチャル プライベート ネットワークからのトラフィックだけです。したがって、この機能だけではエンドツーエンドのトラフィックを完全には保護できません。


機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの機能情報」を参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの前提条件

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス リンク保護をイネーブルにするには、カスタマー サイトとプロバイダー サイトを複数のパスで接続しておく必要があります。

メイン フォワーディング パスおよび冗長バックアップ パスの両方が Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)内にインストールされていて、BGP が動作パス間でロスレス スイッチオーバーをサポートしている必要があります。

パスが BGP に再配布されるかぎり、PE と CE 間で、サポートされている任意のルーティング プロトコルを使用できます。IPv4 でサポートされているプロトコルは、external BGP(eBGP; 外部 BGP)、Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)、Open Shortest Path First(OSPF)およびスタティック ルーティングです。IPv6 でサポートされているプロトコルは、external BGP(eBGP; 外部 BGP)およびスタティック ルーティングです。

リンクへのバックアップとして機能するすべての PE ルータは、ルート リフレクタが使用可能なすべてのパスをアドバタイズできるように、リンクに関連する各 VRF テーブルに一意のルート識別子を割り当てている必要があります。

必須ではありませんが、バックアップ PE(図 2 の「PE2」)は、CE とのリンクが保護される PE(「PE1」)で実行されている Cisco IOS リリースと同じリリース、つまり、Cisco IOS Release 12.2(33) SRC、12.2(33)SB、Cisco IOS 15.0(1)M、Cisco IOS 15.0(1)S、またはこれらの製品のさらに最新のバージョンを実行することをお勧めします。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの制約事項

この機能が影響するのは、VPN からの出力トラフィックだけです。したがって、この機能だけではエンドツーエンドのトラフィックを完全には保護できません。

このリンク保護は、High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー) 中に 開始できません。ただし、スイッチオーバーの開始 前に この保護が設定されていたリンクは、スイッチオーバー後も保護されます。

このリンク保護を含むイメージから、この機能をサポートしないイメージにインサービス ソフトウェア ダウングレードを実行した場合、BGP ルートがリフレッシュされるとアクティブな保護が停止します。

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)、IP/Layer 2 Tunneling Protocol Version 3(L2TPv3; レイヤ 2 トンネリング プロトコル バージョン 3)および IP/Generic Routing Encapsulation(GRE; 総称ルーティング カプセル化)など、BGP によりサポートされるネクストホップ コア トンネリング テクノロジーは保護用にもサポートされます。PE と CE 間での Carrier Supporting Carrier(CSC)プロトコル PE のイネーブル化もサポートされます。Inter-Autonomous System オプション A(バックツーバックの Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送))は、本質的に両方の自律システムで PE-CE リンク保護を実行することと同じであるため、サポートされます。ただし、Inter-Autonomous System オプション B および C 保護は、サポートされません。

IPv4 の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスは、external BGP(eBGP; 外部 BGP)、Routing Information Protocol(RIP; ルーティング情報プロトコル)、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)、Open Shortest Path First(OSPF)およびスタティック ルーティング プロトコルだけをサポートします。

IPv6 の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスは、eBGP およびスタティック ルーティング プロトコルだけをサポートします。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスに関する情報

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「BGP によるリンク障害処理のしくみ」

「MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能によるリンク処理のしくみ」

「リンク障害検出のしくみ」

BGP によるリンク障害処理のしくみ

レイヤ 3 VPN ネットワーク内では、PE-CE リンクの障害によってカスタマー サイトへの接続が失われる(LoC)場合があり、時間依存型のアプリケーションには好ましくありません。このような機能停止状態が続く場合は、次のいくつかの要因が関係しています。

障害の検出時間

転送のプログラミング

BGP のコンバージェンス(大規模ネットワークの場合、復旧されたトラフィックが宛先に到着するまでの時間はプレフィクスに応じて異なる)

BGP は PE-CE リンクの障害を検出すると、障害発生中のリンクを通るすべての BGP パスを削除します。BGP は影響するプレフィクスで最適パス アルゴリズムを実行し、各プレフィクスに代替パスを選択します。これらの新しいパス(通常はリモート PE を含む)が転送に設定され、ローカル ラベルは削除されて、すべての BGP ネイバーに BGP withdrawal メッセージが送信されます。(通常は間接的にルート リフレクタを使用して)各 BGP ネイバーが withdrawal メッセージを受信すると、最適パス アルゴリズムが呼び出されてプレフィクスが代替パスに切り替えられます。接続はこの時点にかぎって復元されます。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能によるリンク処理のしくみ

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能では、PE-CE リンクで保護されるプレフィクスに、そのリンクを含まないバックアップ パスが少なくとも 1 つ必要です(図 1 を参照)。カスタマー サイトには、プロバイダー サイトへの複数のバックアップ パスが必要です。

図 1 図 1 プライマリ パスとバックアップ パスが設定されたネットワーク

 

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能では、ネットワーク全体のコンバージェンスを待機するのではなく、障害の発生したリンクのトラフィックをバックアップ パス経由で送信して LoC 時間を短縮します(図 2 を参照)。ローカル ラベルは 5 分間維持されて、その間に障害が発生したローカル パスからバックアップ パスへ、プレフィクスが切り替わります。ラベルは通常どおりに解放されないため、転送は引き続き行われます。

最適パス アルゴリズムは、バックアップ パスを選択します。そのため、ローカル ラベルは、障害が発生した BGP 最適パス ラベルに代わって適用されます(これは「ラベル スワッピング」と呼ばれることがあります)。トラフィックはローカルに復元される一方、BGP withdrawal メッセージはネットワークに伝播されます。最終的に、出力 PE ルータが収束され、ローカルの修復箇所がバイパスされます。

図 2 図 2 プライマリ パスで PE-CE リンク障害の発生後にバックアップ パスを使用するネットワーク

 


) ローカル ラベルは、5 分間維持されてから解放されます。リモートであって、Carrier Supporting Carrier ネットワークの一部ではない BGP プレフィクスは、ローカル ラベルがないために削除されます。ローカル ラベルの削除で発生する遅延により、通常の BGP の追加や BGP パスの削除が変更されることはありません。BGP は、新しいバックアップ最適パスを再プログラミングして、従来通りフォワーディングを行います。


リンク障害検出のしくみ

ローカル保護では、BGP を使用してインターフェイス障害を検出します。検出には、インターフェイス ドライバまたはルーティング テーブルが使用されます。インターフェイスまたはルートがダウンすると、ルーティング テーブルの対応するパスが削除され、ルーティング Application Programming Interface(API; アプリケーション プログラミング インターフェイス)を使用して BGP に通知されます。

しかし、ルーティング テーブルで障害を検出できない場合(レイヤ 2 スイッチがダウンした場合など)、BGP はホールドダウン タイマーを使用して、ネイバーがダウンしたことを検出します。ただし、BGP セッション タイムアウトのデフォルト値は 3 分間であるため、この検出には時間がかかる場合があります。

この検出遅延を短縮するには、BGP セッション タイムアウトの間隔を短くするか(『 Configuring Internal BGP Features 』を参照)、PE と CE 間の eBGP 内で Bidirectional Forwarding Detection(BFD; 双方向フォワーディング検出)プロトコルをイネーブルにします。BFD をイネーブルにする方法の詳細については、『 Bidirectional Forwarding Detection 』を参照してください。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスのイネーブル化

ここでは、次の作業について説明します。

「IPv4 による MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定」(必須)

「IPv6 での MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定」(必須)

IPv4 による MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定

IPv4 MPLS VPN に MPLS VPN to BGP ローカル コンバージェンスを設定するには、次の手順を実行します。


) IPv4 および IPv6 VPN の Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスを設定するには、または既存のシングル プロトコル IPv4 専用 VRF をマルチプロトコル VRF 設定にアップグレードするには、『MPLS VPN--VRF CLI for IPv4 and IPv6 VPNs』マニュアルを参照してください。


前提条件

CE と PE が最低でも 2 つのパスで接続されていることを確認します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip vrf vrf-name

4. rd route-distinguisher

5. protection local-prefixes

6. do show ip vrf detail

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip vrf vrf-name

 

 

Router(config)# ip vrf vpn1

VRF コンフィギュレーション モードを開始します。

指定した VRF に、VRF ルーティング テーブルおよびシスコ エクスプレス フォワーディング テーブルがあらかじめ作成されていなかった場合は、これらのテーブルも作成され、両方のテーブル名が指定した vrf-name (この例での名前は vpn1)になります。

ステップ 4

rd route-distinguisher

 

 

 

 

 

 

 

 

Router(config-vrf)# rd 100:3

(任意)指定した VRF のルート識別子を確立します。

指定した VRF にルート識別子があらかじめ設定されていなかった場合は、このコマンドを入力する必要があります。

route distinguisher には、次のいずれかの値を指定できます。

自律システム番号に続けて、コロンと任意の番号(100:3 など)

または

IP アドレスに続けて、コロンと任意の番号(192.168.122.15:1 など)

ステップ 5

protection local-prefixes

 

Router(config-vrf)# protection local-prefixes

BGP が再コンバージェンスする間にローカル プレフィクスを維持し、PE-CE リンクがダウンした場合に設定済みのバックアップ パスでトラフィックが伝送されるようにします。

ステップ 6

do show ip vrf detail

 

Router(config-vrf)# do show ip vrf detail

(任意)MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスが設定されたことを確認します

IPv6 での MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定

IPv6 MPLS VPN に MPLS VPN to BGP ローカル コンバージェンスを設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

CE と PE が最低でも 2 つのパスで接続されていることを確認します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. vrf definition vrf-name

4. rd route-distinguisher

5. address-family [ ipv4 | ipv6 ]

6. protection local-prefixe s

7. do show ip vrf detail

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

vrf definition vrf-name

 

Router(config)# vrf definition vrf2

VRF 定義コンフィギュレーション モードを開始します。指定した VRF に、VRF ルーティング テーブルおよび Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)テーブルがあらかじめ作成されていなかった場合は、これらのテーブルも作成され、両方のテーブル名が指定した vrf-name (この例での名前は vrf2 )になります。

ステップ 4

rd route-distinguisher

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Router(config-vrf)# rd 200:4

(任意)指定した VRF のルート識別子を確立します。

指定した VRF にルート識別子があらかじめ設定されていなかった場合は、このコマンドを入力する必要があります。

route distinguisher には、次のいずれかの値を指定できます。

自律システム番号に続けて、コロンと任意の番号(100:3 など)

または

IP アドレスに続けて、コロンと任意の番号(192.168.122.15:1 など)

ステップ 5

address-family [ ipv4 | ipv6 ]

 

Router(config-vrf)# address-family ipv6

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始し、IPv4 または IPv6 プロトコルを指定します。

ステップ 6

protection local-prefixes

 

Router(config-vrf-af)# protection local-prefixes

BGP が再コンバージェンスする間にローカル プレフィクスを維持し、PE-CE リンクがダウンした場合に設定済みのバックアップ パスでトラフィックが伝送されるようにします。

ステップ 7

do show ip vrf detail

 

Router(config-vrf-af)# do show ip vrf detail

(任意)MPLS VPN to BGP ローカル コンバージェンスが設定されていることを確認します。

ローカル リンク保護がイネーブルになっていることを確認するには、VRF の詳細コマンド show ip vrf detail を入力します。保護がイネーブルになっている場合は、「Local prefix protection enabled」というステータス メッセージが出力に表示されます。

Router# show ip vrf detail

VRF vpn1 (VRF Id = 1); default RD 100:1; default VPNID <not set>
Interfaces:
AT1/0/1.1
VRF Table ID = 1
Export VPN route-target communities
RT:100:1
Import VPN route-target communities
RT:100:1 RT:100:2
No import route-map
No export route-map
VRF label distribution protocol: not configured
VRF label allocation mode: per-prefix
Local prefix protection enabled
 

トラブルシューティングのヒント

PE が安定した状態で、BGP の保護対象プレフィクス w.x.y.z に対し、最低でも 2 つのパスが存在することを確認します。保護された PE を使用するパスは、フェールオーバーが発生する前に BGP の最適パスである必要があります。設定を表示するには、 show ip bgp vpnv4 vrf vpn w . x . y . z コマンドを入力します。

show ip vrf detail コマンドを入力して、保護された PE でローカル保護がイネーブルになっていることを確認します(「例」を参照)。

トポロジにルート リフレクタが存在する場合は、各 VRF に一意のルート識別子があることを確認します。

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

ここでは、次の例について説明します。

「MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例」

「6VPE/6PE の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例」

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

次に、リンク障害発生後に MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスでトラフィック損失を防ぐ方法の例を示します。BGP のコンバージェンス前、コンバージェンス中、およびコンバージェンス後にローカル リンク保護の詳細情報を表示するには、 show bgp vpnv4 コマンドおよび show mpls forwarding-table vrf コマンドを使用します(次の 3 段階の例を参照)。


show bgp vpnv4 unicast コマンドは、show ip bgp vpnv4 コマンドと同じです。


例 1:リンク障害発生前

プライマリ パスとバックアップ パスの両方が設定されています。

Router# show bgp vpnv4 unicast all 172.16.0.1
 
BGP routing table entry for 100:1:172.16.0.1/32, version 2
Paths: (2 available, best #2, table v1)
Flag: 0x820
Advertised to update-groups:
1
100, imported path from 100:2:172.16.0.1/32
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out 16/17
100
172.16.1.1 from 172.16.1.1 (172.16.0.1)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, external, best
Extended Community: RT:100:0
mpls labels in/out 16/nolabel
BGP routing table entry for 100:2:172.16.0.1/32, version 9
Paths: (1 available, best #1, no table)
Flag: 0x820
Not advertised to any peer
100
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out nolabel/17
 

両方のパスのラベル情報を表示できます。

Router1# show bgp vpnv4 unicast all labels
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 100:1 (v1)
172.16.0.1/32 172.16.0.6 16/17
172.16.1.1 16/nolabel
172.16.0.5/32 172.16.0.4 nolabel/23
172.16.0.22/32 0.0.0.0 17/nolabel(v1)
172.16.0.44/32 172.16.0.4 nolabel/24
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.1.0/24 172.16.1.1 18/nolabel
0.0.0.0 18/nolabel(v1)
172.16.5.0/24 172.16.0.4 nolabel/25
172.16.8.0/24 172.16.0.6 19/23
172.16.1.1 19/nolabel
Route Distinguisher: 100:2
172.16.0.1/32 172.16.0.6 nolabel/17
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.8.0/24 172.16.0.6 nolabel/23
 

PE1(図 1 を参照)転送テーブルには BGP 最適パス情報が格納されています。

Router1# show mpls forwarding-table vrf v1 172.16.0.1 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
16 No Label 172.16.0.1/32[V] 570 Et0/0 172.16.1.1
MAC/Encaps=14/14, MRU=1504, Label Stack{}
AABBCC000B00AABBCC000C000800
VPN route: v1
No output feature configured

例 2:リンク障害発生後、BGP のコンバージェンス前

1 つのパスだけでリンク障害が発生した場合は、バックアップ パスを使用できます(図 2 を参照)。

Router1# show bgp vpnv4 unicast all 172.16.0.1
 
BGP routing table entry for 100:1:172.16.0.1/32, version 19
Paths: (1 available, best #1, table v1)
Not advertised to any peer
100, imported path from 100:2:172.16.0.1/32
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out 16/17
BGP routing table entry for 100:2:172.16.0.1/32, version 9
Paths: (1 available, best #1, no table)
Not advertised to any peer
100
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out nolabel/17
 

バックアップ パス ラベルのラベル情報を表示できます。

Router1# show bgp vpnv4 unicast all labels
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 100:1 (v1)
172.16.0.1/32 172.16.0.6 16/17
172.16.0.5/32 172.16.0.4 nolabel/23
172.16.0.22/32 0.0.0.0 17/nolabel(v1)
172.16.0.44/32 172.16.0.4 nolabel/24
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.1.0/24 172.16.0.6 nolabel/22
172.16.5.0/24 172.16.0.4 nolabel/25
172.16.8.0/24 172.16.0.6 19/23
Route Distinguisher: 100:2
172.16.0.1/32 172.16.0.6 nolabel/17
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.1.0/24 172.16.0.6 nolabel/22
172.16.8.0/24 172.16.0.6 nolabel/23
 

PE1(図 1 を参照)転送テーブルには、新しいラベルと、バックアップ パスにトラフィックを転送するネクストホップ情報が格納されています。

Router1# show mpls forwarding-table vrf v1 172.16.0.1 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
16 17 172.16.0.1/32[V] 0 Et1/0 172.16.3.2
MAC/Encaps=14/22, MRU=1496, Label Stack{21 17}
AABBCC000D00AABBCC000C018847 0001500000011000
VPN route: v1
No output feature configured

例 3:ローカル ラベルの期限切れ後、BGP の再コンバージェンス

ローカル ラベルの保存期間が終了したため、代わりのローカル ラベルが PE1 転送テーブル情報から送信されます。

Router1# show mpls forwarding-table vrf v1 172.16.0.1 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
None 17 172.16.0.1/32[V] 0 Et1/0 172.16.3.2
MAC/Encaps=14/22, MRU=1496, Label Stack{21 17}
AABBCC000D00AABBCC000C018847 0001500000011000
VPN route: v1
No output feature configured
 

新しい BGP 情報は、図 1 に示す設定に戻ります。

Router1# show bgp vpnv4 unicast all 172.16.0.1
 
BGP routing table entry for 100:1:172.16.0.1/32, version 23
Paths: (1 available, best #1, table v1)
Not advertised to any peer
100, imported path from 100:2:172.16.0.1/32
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out nolabel/17
BGP routing table entry for 100:2:172.16.0.1/32, version 9
Paths: (1 available, best #1, no table)
Not advertised to any peer
100
172.16.0.6 (metric 21) from 172.16.0.7 (172.16.0.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:100:0
Originator: 172.16.0.6, Cluster list: 172.16.0.7
mpls labels in/out nolabel/17
 
Router1# show bgp vpnv4 unicast all labels
 
Network Next Hop In label/Out label
Route Distinguisher: 100:1 (v1)
172.16.0.1/32 172.16.0.6 nolabel/17
172.16.0.5/32 172.16.0.4 nolabel/23
172.16.0.22/32 0.0.0.0 17/nolabel(v1)
172.16.0.44/32 172.16.0.4 nolabel/24
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.1.0/24 172.16.0.6 nolabel/22
172.16.5.0/24 172.16.0.4 nolabel/25
172.16.8.0/24 172.16.0.6 nolabel/23
Route Distinguisher: 100:2
172.16.0.1/32 172.16.0.6 nolabel/17
172.16.0.66/32 172.16.0.6 nolabel/21
172.16.1.0/24 172.16.0.6 nolabel/22
172.16.8.0/24 172.16.0.6 nolabel/23

6VPE/6PE の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの設定例

Cisco IOS VPN IPv6 Provider Edge(6VPE; VPN IPv6 プロバイダー エッジ)ルータおよび Cisco IOS IPv6 Provider Edge(6PE; IPv6 プロバイダー エッジ)ルータ over MPLS の BGP のローカル コンバージェンス前、コンバージェンス中、およびコンバージェンス後にローカル リンク保護の詳細情報を表示するには、 show bgp vpnv6 および show mpls forwarding-table vrf コマンドを使用します(次の 3 段階の例を参照)。

図 3 に、BGP ローカル コンバージェンスが設定された MPLS VPN を示します。PE to CE ルーティング プロトコルは、eBGP です。PE to Route Reflector(RR; ルート リフレクタ)は、BGP VPNv6 です。保護されるプレフィクスは、CE1 ループバック(2001:0DB8::/128)です。プライマリ パスは、PE1 から CE1 です。セカンダリ パスは、PE1 から P および PE3 を介して CE1 です。

図 3 MPLS VPN BGP ローカル コンバージェンス

例 1:リンク障害発生前

プレフィクス 2001:0DB8::/128 では、プライマリ パスとバックアップ パスの両方が設定されています。2 つのパスの inlabel/outlabel 設定は、28/28 および 28/nolabel です。

Router1# show bgp vpnv6 unicast all 2001:0DB8::/128
 
BGP routing table entry for [1:1]2001:0DB8::/128, version 5
Paths: (2 available, best #2, table v1)
Advertised to update-groups:
2
100, imported path from [2:2]2001:0DB8::/128
::FFFF:10.6.6.6 (metric 21) from 10.7.7.7 (10.7.7.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal
Extended Community: RT:1:1
Originator: 10.6.6.6, Cluster list: 10.7.7.7
mpls labels in/out 28/28
100
2001:0DB8:0:ABCD::1 (FE80::A8BB:CCFF:FE00:B00) from 2001:0DB8:0:ABCD::1 (10.1.1.1)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, external, best
Extended Community: RT:1:1
mpls labels in/out 28/nolabel
BGP routing table entry for [2:2]2001:0DB8::/128, version 11
Paths: (1 available, best #1, no table)
Not advertised to any peer
100
::FFFF:10.6.6.6 (metric 21) from 10.7.7.7 (10.7.7.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:1:1
Originator: 10.6.6.6, Cluster list: 10.7.7.7
mpls labels in/out nolabel/28
 

PE1 転送テーブルには、新しいラベルと、バックアップ パスにトラフィックを転送するネクストホップ情報が格納されています。

Router1# show mpls forwarding-table vrf v1 2001:0DB8::/128 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
28 No Label 2001:0DB8::/128[V] 804 Et0/0 FE80::A8BB:CCFF:FE00:B00
MAC/Encaps=14/14, MRU=1504, Label Stack{}
AABBCC000B00AABBCC000C0086DD
VPN route: v1
No output feature configured
 

例 2:リンク障害発生後

リンク障害後、バックアップ パスはまだ使用可能で、オリジナル パスは BGP から削除され、バックアップ パスがアクティブになります。

Router1#show mpls forwarding-table vrf v1 2001:0DB8::/128 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
28 28 2001:0DB8::/128[V] 0 Et1/0 10.3.0.2
MAC/Encaps=14/22, MRU=1496, Label Stack{23 28}
AABBCC000D00AABBCC000C018847 000170000001C000
VPN route: v1
No output feature configured
 

設定された時間が経過すると、ローカル ラベルの有効期限が切れます。 show mpls forwarding-table コマンドの出力でも、ローカル ラベルの有効期限が切れたことを確認できます。

Router1#show mpls forwarding-table vrf v1 2001:0DB8::/128 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
None 28 2001:0DB8::/128[V] 0 Et1/0 10.3.0.2
MAC/Encaps=14/22, MRU=1496, Label Stack{23 28}
AABBCC000D00AABBCC000C018847 000170000001C000
VPN route: v1
No output feature configured
例 3: リンク復元後

リンクが復元されると、オリジナル パスが BGP に追加され、トラフィックがこのパスに戻されます。

Router1# show bgp vpnv6 unicast all 2001:0DB8::/128
 
BGP routing table entry for [1:1]2001:0DB8::/128, version 28
Paths: (2 available, best #1, table v1)
Advertised to update-groups:
2
100
2001:0DB8:0:ABCD::1 (FE80::A8BB:CCFF:FE00:B00) from 2001:0DB8:0:ABCD::1 (10.1.1.1)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, external, best
Extended Community: RT:1:1
mpls labels in/out 16/nolabel
100, imported path from [2:2]2001:0DB8::/128
::FFFF:10.6.6.6 (metric 21) from 10.7.7.7 (10.7.7.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal
Extended Community: RT:1:1
Originator: 10.6.6.6, Cluster list: 10.7.7.7
mpls labels in/out 16/28
BGP routing table entry for [2:2]2001:0DB8::/128, version 11
Paths: (1 available, best #1, no table)
Not advertised to any peer
100
::FFFF:10.6.6.6 (metric 21) from 10.7.7.7 (10.7.7.7)
Origin incomplete, metric 0, localpref 100, valid, internal, best
Extended Community: RT:1:1
Originator: 10.6.6.6, Cluster list: 10.7.7.7
mpls labels in/out nolabel/28
 
Router1#show mpls for vrf v1 2001:0DB8::/128 detail
 
Local Outgoing Prefix Bytes Label Outgoing Next Hop
Label Label or Tunnel Id Switched interface
16 No Label 2001:0DB8::/128[V] 0 Et0/0 FE80::A8BB:CCFF:FE00:B00
MAC/Encaps=14/14, MRU=1504, Label Stack{}
AABBCC000B00AABBCC000C0086DD
VPN route: v1
No output feature configured

その他の参考資料

ここでは、MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス機能の関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

BGP 設定

『Configuring a Basic BGP Network』

IP および MPLS-VPN 向け BGP PIC エッジの設定

『BGP PIC Edge for IP and MPLS-VPN』

内部 BGP 機能の設定

『Configuring Internal BGP Features』

IPv4 および IPv6 VPN の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスの設定

『MPLS VPN--VRF CLI for IPv4 and IPv6 VPNs』

障害が発生した転送パスをすばやく検出するプロトコル

『Bidirectional Forwarding Detection』

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco ソフトウェア リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

RFC 2547

『BGP/MPLS VPNs』

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの機能情報

表 1 に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連のソフトウェア リリースのうち、特定の機能のサポートが初めて導入されたソフトウェア リリースだけが記載されています。その機能は、特に断りがないかぎり、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。


 

表 1 MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスの機能情報

機能名
リリース
機能情報

MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス

12.2(33)SRC
12.2(33)SB
15.0(1)M

この機能は、BGP の再コンバージェンス前に、PE 出トラフィックを CE へのバックアップ パスにリルートして、PE-CE リンク障害によるダウンタイムを短縮します。

この機能は、12.2(33)SRC で Cisco 7200 および Cisco 7600 に導入されました。

この機能は、12.2(33)SB で、Cisco 7300 シリーズおよび Cisco 10000 シリーズ ルータに導入されました。

この機能は、Cisco IOS Release 15.0(1)M に統合されました。

導入されたコマンドは protection local-prefixes です。

6VPE/6PE の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンス

15.0(1)S

この機能は、Cisco IOS 6VPE および Cisco IOS 6PE over MPLS の MPLS VPN - BGP ローカル コンバージェンスを実装します。

Cisco IOS Release 15.0(1)S では、Cisco 10000 シリーズ ルータのサポートが追加されました。

変更されたコマンドは protection local-prefixes です。