マルチプロトコル ラベル スイッチング コンフィギュ レーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
MPLS Traffic Engineering(TE; トラ フィック エンジニアリング):パス保護
MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2011/09/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 16MB) | フィードバック

目次

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護

機能情報の確認

この章の構成

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の前提条件

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の制約事項

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護に関する情報

トラフィック エンジニアリング トンネル

パス保護

拡張されたパス保護

ISSU

NSF/SSO

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の設定方法

標準パス保護の設定作業

セカンダリ パス用の明示パスの設定

プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションの割り当て

MPLS トラフィック エンジニアリングの標準パス保護設定の確認

拡張されたパス保護の設定作業

パス オプション リストの作成

プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て

MPLS TE の拡張されたパス保護設定の確認

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):標準パス保護の設定例

セカンダリ パス用の明示パスの設定:例

プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションの割り当て:例

パス保護の前後でのトンネルの設定:例

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):拡張されたパス保護の設定例

パス オプション リストの作成:例

プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て:例

パス保護の前後でのトンネルの設定:例

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の機能情報

用語集

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護機能は、Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング)トンネルに対して、エンドツーエンドの障害回復メカニズム(完全なパス保護)を提供します。


) Cisco IOS Release 12.3(33)SRE 以降のリリースでは、拡張されたパス保護をサポートしています。この機能では特定のプライマリ パス オプションに対して、最大 8 つのセカンダリ パス オプションを設定できます。


機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の機能情報」を参照してください。

プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の前提条件

ネットワークが MPLS TE、シスコ エクスプレス フォワーディング、および Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)または Open Shortest Path First(OSPF)をサポートしていることを確認する。

MPLS をイネーブルにする。

ルータに TE を設定する。

tunnel mpls traffic-eng path-option コマンドを使用し、プライマリ パス オプションを指定して TE トンネルを設定する。

ルータが Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー)をサポートする場合は、ルータ上でフル モードの Resource Reservation Protocol(RSVP; リソース予約プロトコル)グレースフル リスタートを設定する。

ルータが SSO をサポートする場合は、Cisco NonStop Forwarding(NSF; ノンストップ フォワーディング)動作に対して、デバイスで SSO を設定する必要がある。

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の制約事項

セカンダリ パスで FRR フラグを使用したシグナリングは行われません。

ダイナミックな冗長パスはサポートされません。

ヘッドエンド ルータでは、パス保護によるリンクおよびノード保護を使用しないでください。

自動メッシュ トンネル テンプレートにはパス保護を設定しないでください。これは、宛先が異なっているため、同じパス オプションを使用して複数の宛先に到達できないからです。

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護に関する情報

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「トラフィック エンジニアリング トンネル」

「パス保護」

「拡張されたパス保護」

「ISSU」

「NSF/SSO」

トラフィック エンジニアリング トンネル

MPLS TE を使用すると、ネットワーク全体に Label Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス)を構築してトラフィックを転送できます。

MPLS TE LSP を使用すると、TE トンネルのヘッドエンドで、トラフィックが特定の宛先に届くまでに通過するパスを制御できます。この方式は、宛先アドレスだけに基づいてトラフィックを転送する方式よりも柔軟性が高くなります。

エリア間トンネルを使用すると、次の操作を実行できます。

エリア間に TE トンネルを構築する(エリア間トンネル)。

1 台のルータ上で、同じエリア内に起点と終点を持つ TE トンネルを複数のエリアに構築する(エリア内トンネル)。

トンネルの重要性には差があります。たとえば、VoIP トラフィックを伝送するトンネルと、データ トラフィックを伝送するトンネルが、同じリソースに対して競合する場合があります。MPLS TE を使用すると、一部のトンネルが他のトンネルをプリエンプトするように設定できます。各トンネルにはプライオリティがあり、重要性の高いトンネルが重要性の低いトンネルよりも優先されます。

パス保護

パス保護では、MPLS TE トンネルに対してエンドツーエンドの障害回復メカニズム(完全なパス保護)を提供します。セカンダリ LSP をあらかじめ確立しておくと、トンネルの TE トラフィックを伝送する保護 LSP を障害から保護できます。保護 LSP で障害が発生すると、ヘッドエンド ルータは、トンネルのトラフィックを一時的に伝送するセカンダリ LSP をただちにイネーブルにします。セカンダリ LSP で障害が発生した場合は、セカンダリ パスの障害がクリアされるまでトンネルのパス保護は機能しなくなります。パス保護を使用できるのは、単一のエリア(OSPF や IS-IS)、エリア間(OSPF や IS-IS)、または Inter-AS(Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)、external BGP(eBGP)、およびスタティック)です。

セカンダリ トンネルへのスイッチオーバーをトリガーする障害検出メカニズムには、次のものがあります。

RSVP シグナリングから Path Error または Resv Tear を受信した場合

RSVP Hello から、ネイバーが失われたという通知を受信した場合

Bidirectional Forwarding Detection(BFD; 双方向フォワーディング検出)プロトコルから、ネイバーが失われたという通知を受信した場合

Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)から、隣接が停止したという通知を受信した場合

優先度の高い LSP にシグナリングするためのプリエンプションによって発生する保護トンネルの LSP のローカル ティアダウン、Packet over SONET(POS)アラーム、Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)などの場合

この他の回復メカニズムには Fast Reroute(FRR; 高速リルート)があります。これは、障害ポイントで LSP をローカルに修復し、リンクおよびノードの障害から MPLS TE LSP だけを保護するメカニズムです。

リンクまたはノードの保護ほど高速ではありませんが、セカンダリ プライマリ パス オプションを設定したり、トンネルのヘッドエンド ルータでダイナミックにパスを再計算したりするよりも、セカンダリ LSP にプリシグナリングする方が高速です。実際の回復時間はトポロジによって異なります。また、伝搬遅延やスイッチ ファブリックの遅延などの遅延要素の影響も受けます。

拡張されたパス保護

拡張されたパス保護では、プライマリ パス オプション単位で複数のバックアップ パス オプションをサポートします。特定のプライマリ パス オプションに対して、最大 8 つのバックアップ パス オプションを設定できます。常にアクティブにシグナリングされるのは、設定済みバックアップ パス オプションのうちの 1 つだけです。

mpls traffic-eng path-option list コマンドを入力したあとに、 path-option コマンドの number 引数にバックアップ パス優先度を入力できます。ID が小さいほど優先度は高くなります。優先度は、バックアップ パス オプションごとに設定できます。複数のバックアップ パス オプションと単一のバックアップ パス オプションを同時に設定して、プライマリ パス オプションを保護することはできません。

ISSU

Cisco In Service Software Upgrade(ISSU)を使用すると、システムによるパケット転送を停止することなく、Cisco IOS ソフトウェアのアップグレードまたはダウングレードを実行できます。ISSU では、Cisco IOS ハイ アベイラビリティ インフラストラクチャ(Cisco NonStop Forwarding(NSF; ノンストップ フォワーディング)/Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー)およびハードウェア冗長性)を活用し、システムを運用したままでの変更を可能にすることで、ソフトウェア アップグレードやバージョン変更に関わるダウンタイムを削減します。Cisco ISSU によって、計画的なメンテナンス作業がネットワーク サービスのアベイラビリティに与える影響が小さくなります。つまり、ダウンタイムが短縮され、重要なシステムへのアクセスが改善されます。

パス保護がイネーブルになっているときに ISSU アップグレードを実行した場合でも、パス保護のパフォーマンスはその他の TE 機能のパフォーマンスとほとんど変わりません。

NSF/SSO

Cisco NSF with SSO を使用すると、ネットワーク プロセッサのハードウェアまたはソフトウェアに障害が発生した場合でも、継続してパケットを転送できます。

SSO は、Route Processor(RP; ルート プロセッサ)の冗長性を利用してネットワークのアベイラビリティを向上させます。これは、RP のいずれかをアクティブ プロセッサとして設定し、他の RP をセカンダリ プロセッサとして指定したあと、その RP 間で重要なステート情報を同期して実現されます。2 つのプロセッサの初回同期後、SSO はこれらの間の RP 状態情報をダイナミックに維持します。アクティブな RP で障害が発生してネットワーキング デバイスから削除されたり、メンテナンスのためにアクティブな RP が手動で停止されたりすると、アクティブなプロセッサからセカンダリ プロセッサへのスイッチオーバーが発生します。

Cisco NSF は SSO と連動して、スイッチオーバー後にユーザがネットワークを利用できなくなる時間を最小限に抑えます。NSF の主な目的は、RP スイッチオーバー後も IP パケットの転送を継続することです。Cisco NSF では SSO 対応デバイスで発生するルーティング フラップを抑えることができるため、ネットワークの安定性が高まります。

MPLS トラフィック エンジニアリング:パス保護機能は SSO 後に通常の状態に戻ります。パス保護用に設定されたトンネルには、同時にシグナリングされた 2 つの LSP が存在する場合があります。このうち、プライマリ LSP はトラフィックを伝送し、セカンダリ LSP はプライマリ パスで障害が発生した場合にトラフィックを伝送します。スタンバイ RP に同期されるのは、これらの LSP のうちで現在トラフィックを伝送中の LSP に関連する情報だけです。スタンバイ RP は、チェックポイントで記録された情報から、LSP がプライマリかセカンダリかを回復時に判断します。

スイッチオーバー時にプライマリ LSP がアクティブだった場合は、プライマリ LSP だけが回復されます。シグナリングされてパス保護を提供したセカンダリ LSP は、TE 回復期間が完了したあとに再びシグナリングされます。セカンダリ LSP はトラフィックを伝送していなかったため、このことはトンネル上のトラフィックに影響しません。

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の設定方法

ここでは、次の設定手順について説明します。

「標準パス保護の設定作業」

「拡張されたパス保護の設定作業」

拡張されたパス保護では、パス オプション リストの作成と割り当てを行います。

標準パス保護の設定作業

ここでは、次の作業について説明します(図 1 を参照)。

「セカンダリ パス用の明示パスの設定」(必須)

「プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションの割り当て」(必須)

「MPLS トラフィック エンジニアリングの標準パス保護設定の確認」(任意)

図 1 ネットワーク トポロジ:パス保護

 

セカンダリ パス用の明示パスの設定

プライマリ パスに関連付けられた共通のリンクまたはノードが停止した場合に、これらのリンクまたはノードを含まないセカンダリ パスを指定するには、次の手順を実行して明示パスを設定します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip explicit-path { name path-name | identifier number } [ enable | disable ]

4. index index command ip-address

5. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip explicit-path { name path-name | identifier number } [ enable | disable ]

 

Router(config)# ip explicit-path name path3441 enable

明示パスを作成または変更し、IP 明示パス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

index index command ip-address

 

Router(cfg-ip-exp1-path)# index 1 next-address 10.0.0.1

指定したインデックスでパス エントリを挿入または変更します。

IP アドレスはノード ID を表します。

(注) このコマンドはルータごとに 1 回入力します。

ステップ 5

exit

 

Router(cfg-ip-exp1-path)# exit

IP 明示パス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションの割り当て

パスでリンクまたはノードの障害が発生し、ネットワーク内のすべてのインターフェイスが保護されなくなった場合のためにセカンダリ パス オプションを割り当てます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface tunnel number

4. tunnel mpls traffic-eng path-option protect number [ attributes lsp-attributes | bandwidth { kbps | subpool kbps } | explicit { identifier path-number | name path-name } | list { name pathlist-name | identifier pathlist-identifier }]

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface tunnel number

 

Router(config)# interface tunnel500

トンネル インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

tunnel mpls traffic-eng path-option protect number [ attributes lsp-attributes | bandwidth { kbps | subpool kbps } | explicit { identifier path-number | name path-name } | list { name pathlist-name | identifier pathlist-identifier }]

 

Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 explicit name path344

MPLS TE トンネルにセカンダリ パス オプションを設定します。

MPLS トラフィック エンジニアリングの標準パス保護設定の確認

標準パス保護の設定を確認するには、次の手順を実行します。ステップ 1 と 2 では、図 2 を参照してください。

図 2 ネットワーク トポロジの確認

 

手順の概要

1. show running interface tunnel tunnel-number

2. show mpls traffic-eng tunnels tunnel tunnel-interface

3. show mpls traffic-eng tunnels tunnel number [ brief ] [ protection ]

4. show ip rsvp high-availability database { hello | link-management { interfaces | system } | lsp [ filter destination ip-address | filter lsp-id lsp-id | filter source ip-address | filter tunnel-id tunnel-id ] | lsp-head [ filter number ] | summary }

手順の詳細


ステップ 1 show running interface tunnel tunnel-number

このコマンドは、プライマリ パスおよび保護パス オプションの設定を表示します。


) 両方の LSP(つまり、プライマリ パスと保護されたパス)のステータスを表示するには、protection キーワードを指定して show mpls traffic-eng tunnels コマンドを使用します。


Router# show running interface tunnel500
Building configuration...

Current configuration : 497 bytes
!
interface Tunnel500
ip unnumbered Loopback0
tunnel destination 10.0.0.9
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng autoroute announce
tunnel mpls traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 100
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 explicit name path344
tunnel mpls traffic-eng path-option 20 explicit name path345
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 explicit name path3441
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 20 explicit name path348
end

ステップ 2 show mpls traffic-eng tunnels tunnel-interface

このコマンドは、トンネル パス情報を表示します。

[Common Link(s)] フィールドには、ヘッドエンド ルータからテールエンド ルータまでの、プライマリ パスとセカンダリ パスによって共有されるリンクの数が表示されます。

[Common Node(s)] フィールドには、ヘッドエンド ルータおよびテールエンド ルータを除く、プライマリ パスとセカンダリ パスによって共有されるノードの数が表示されます。

次の出力に示すとおり、共通のリンクまたはノードはありません。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500
 
Name: R1_t500 (Tunnel500) Destination: 10.0.0.9
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit path344 (Basis for Setup, path weight 20)
path option 20, type explicit path345
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type explicit path3441 (Basis for Protect, path weight 20)
path protect option 20, type explicit path348

Config Parameters:
Bandwidth: 100 kb/s (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute: enabled LockDown: disabled Loadshare: 100 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet1/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 19
RSVP Path Info:
My Address: 10.2.0.1
Explicit Route: 10.2.0.2 10.10.0.1 10.10.0.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 20 (TE)
Explicit Route: 10.2.0.1 10.2.0.2 10.10.0.1 10.10.0.2 10.0.0.9
History:
Tunnel:
Time since created: 11 minutes, 17 seconds
Time since path change: 8 minutes, 5 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 19
Current LSP:
Uptime: 8 minutes, 5 seconds

ステップ 3 show mpls traffic-eng tunnels tunnel number [ brief ] [ protection ]

両方の LSP(つまり、プライマリ パスと保護されたパス)のステータスを表示するには、 protection キーワードを指定してこのコマンドを使用します。


) プライマリ パス オプションの削除は、リンクのシャット ダウンと同じ結果になります。トラフィックは、使用中の保護されたパスを通過するようになります。


次に、プライマリ LSP が稼動中であり、セカンダリ LSP も稼動して保護を実行中であることを示すコマンド出力例を示します。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 19
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.2.0.1 10.2.0.2
10.10.0.1 10.10.0.2
10.0.0.9
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
10.0.0.9
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet0/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 27
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits

次に、プライマリ LSP が稼動中であり、セカンダリ LSP も稼動してトラフィック伝送がアクティブであることを示すコマンド出力例を示します。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 27
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: Backup lsp in use.

ステップ 4 show ip rsvp high-availability database { hello | link-management { interfaces [fixed | variable] | system } | lsp [ filter destination ip-address | filter lsp-id lsp-id | filter source ip-address | filter tunnel-id tunnel-id ] | lsp-head [ filter number ] | summary }

show ip rsvp high-availability database コマンドを実行すると、TE で使用される RSVP High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)の読み取りおよび書き込み用データベースの内容が表示されます。 lsp-head キーワードを指定すると、コマンド出力にパス保護情報が表示されます。

Router# show ip rsvp high-availability database lsp-head
 
LSP_HEAD WRITE DB
Tun ID: 500
Header:
State: Checkpointed Action: Add
Seq #: 3 Flags: 0x0
Data:
lsp_id: 5, bandwidth: 100, thead_flags: 0x1, popt: 1
feature_flags: path protection active
output_if_num: 5, output_nhop: 10.0.0.1
RRR path setup info
Destination: 10.0.0.9, Id: 10.0.0.9 Router Node (ospf) flag:0x0
IGP: ospf, IGP area: 0, Number of hops: 5, metric: 2
Hop 0: 10.0.0.1, Id: 10.0.0.1 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 1: 10.0.0.2, Id: 10.0.0.7 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 2: 10.0.1.1, Id: 10.0.0.7 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 3: 10.0.1.2, Id: 10.0.0.9 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 4: 10.0.0.9, Id: 10.0.0.9 Router Node (ospf), flag:0x0


 

拡張されたパス保護の設定作業

ここでは、次の作業について説明します(図 3 を参照)。

「パス オプション リストの作成」(必須)

「プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て」(必須)

「MPLS TE の拡張されたパス保護設定の確認」(任意)

図 3 ネットワーク トポロジ:Cisco IOS Release 12.2(33)SRE の拡張されたパス保護

 

 

パス オプション リストの作成

Cisco IOS Release 12.2(33)SRE で、プライマリ パス オプションにバックアップ パスのパス オプション リストを作成するには、次の作業を実行します。


) 代わりにセカンダリ パスを使用する場合は、「セカンダリ パス用の明示パスの設定」の手順を実行します。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. mpls traffic-eng path-option list [ name pathlist-name | identifier pathlist-number ]

4. path-option number explicit [ name pathoption-name | identifier pathoption-number ]

5. list

6. no [ pathoption-name | pathoption-number ]

7. exit

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

mpls traffic-eng path-option list [ name pathlist-name | identifier pathlist-number ]

 

Router(config)# mpls traffic-eng path-option list name pathlist-01

パス オプション リストを設定し、パス オプション リスト コンフィギュレーション モードを開始します。

入力できるコマンドは、 path-option list no 、および exit です。

ステップ 4

path-option number explicit [ name pathoption-name | identifier pathoption-number ]

 

 

Router(cfg-pathoption-list)# path-option 10 explicit identifier 200

(任意)追加、編集、または削除するパス オプションの名前または ID 番号を指定します。 pathoption-number 値の範囲は 1 ~ 65535 です。

ステップ 5

list

 

Router(cfg-pathoption-list)# list

(任意)パス オプションをすべて表示します。

ステップ 6

no [ pathoption-name | pathoption-number ]

 

 

Router(cfg-pathoption-list)# no 10

(任意)指定されたパス オプションを削除します。

ステップ 7

exit

 

Router(cfg-pathoption-list)# exit

(任意)パス オプション リスト コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て

パスでリンクまたはノードの障害が発生し、ネットワーク内のすべてのインターフェイスが保護されなくなった場合のためにパス オプション リストを割り当てます。図 3 を参照してください。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface tunnel number

4. tunnel mpls traffic-eng path-option protect number [ attributes lsp-attributes | bandwidth { kbps | subpool kbps } | explicit { identifier path-number | name path-name } | list { name pathlist-name | identifier pathlist-identifier }]

5. exit

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface tunnel number

 

Router(config)# interface tunnel500

トンネル インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

tunnel mpls traffic-eng path-option protect number [ attributes lsp-attributes | bandwidth { kbps | subpool kbps } | explicit { identifier path-number | name path-name } | list { name pathlist-name | identifier pathlist-identifier }]

 

Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 list name pathlist-01

プライマリ パス オプション 10 を保護するパス オプション リストを設定します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-if)# exit

(任意)インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

MPLS TE の拡張されたパス保護設定の確認

MPLS TE の拡張されたパス保護の設定を確認するには、図 4 図 4 を参照して次の手順を実行します。

図 4 拡張されたパス保護のネットワーク トポロジ確認

手順の概要

1. show running interface tunnel tunnel-number

2. show mpls traffic-eng tunnels tunnel-number

3. show mpls traffic-eng tunnels tunnel number [ brief ] [ protection]

4. show ip rsvp high-availability database { hello | link-management { interfaces [fixed | variable] | system } | lsp [ filter destination ip-address | filter lsp-id lsp-id | filter source ip-address | filter tunnel-id tunnel-id ] | lsp-head [ filter number ] | summary }

手順の詳細


ステップ 1 show running interface tunnel tunnel-number

このコマンドは、パス オプションおよびバックアップ パス オプションの設定を表示します。


) 両方の LSP(つまり、プライマリ パスと保護されたパス)のステータスを表示するには、protection キーワードを指定して show mpls traffic-eng tunnels コマンドを使用します。


Router# show running interface tunnel2

Building configuration..

Current configuration : 296 bytes
!
interface Tunnel2
ip unnumbered Loopback0
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel destination 10.10.0.2
tunnel mpls traffic-eng autoroute announce
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 explicit name primary1
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 list name pathlist-01
end

ステップ 2 show mpls traffic-eng tunnels tunnel number

このコマンドは、トンネル パス情報を表示します。

[Common Link(s)] フィールドには、ヘッドエンド ルータからテールエンド ルータまでの、プライマリ パスとセカンダリ パスによって共有されるリンクの数が表示されます。

[Common Node(s)] フィールドには、ヘッドエンド ルータおよびテールエンド ルータを除く、プライマリ パスとセカンダリ パスによって共有されるノードの数が表示されます。

次の出力に示すとおり、共通のリンクまたはノードはありません。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel2
 
Name: iou-100_t2 (Tunnel2) Destination: 10.10.0.2
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit primary1 (Basis for Setup, path weight 10)
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type list name secondary-list
Inuse path-option 10, type explicit secondary1 (Basis for Protect, path weight 20)
 
Config Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute announce: enabled LockDown: disabled Loadshare: 0 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet7/0, implicit-null
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 10.10.0.2, Tun_Id 2, Tun_Instance 188
RSVP Path Info:
My Address: 10.1.0.1
Explicit Route: 10.1.0.2 10.10.0.2
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 10 (TE)
Explicit Route: 10.1.0.1 10.1.0.2 10.10.0.2
History:
Tunnel:
Time since created: 1 hours, 34 minutes
Time since path change: 1 minutes, 50 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 188
Current LSP:
Uptime: 1 minutes, 50 seconds
Prior LSP:
ID: path option 10 [44]
Removal Trigger: label reservation removed

ステップ 3 show mpls traffic-eng tunnels tunnel number [ brief ] [ protection]

両方の LSP(つまり、プライマリ パスと保護されたパス)のステータスを表示するには、 protection キーワードを指定してこのコマンドを使用します。

次に、プライマリ LSP が稼動中であり、セカンダリ LSP も稼動して保護を実行中であることを示すコマンド出力例を示します。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel2 protection
 
iou-100_t2
LSP Head, Tunnel2, Admin: up, Oper: up
Src 100.100.100.100, Dest 10.10.0.2, Instance 188
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.1.0.1 10.1.0.2
10.10.0.2
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
10.10.0.2
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet5/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 10.10.0.2, Tun_Id 2, Tun_Instance 189
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.10.0.2
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
 

次に、プライマリ LSP が稼動中であり、セカンダリ LSP も稼動してトラフィック伝送がアクティブであることを示すコマンド出力例を示します。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 27
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: Backup lsp in use.

ステップ 4 show ip rsvp high-availability database { hello | link-management { interfaces [fixed | variable}] | system } | lsp [ filter destination ip-address | filter lsp-id lsp-id | filter source ip-address | filter tunnel-id tunnel-id ] | lsp-head [ filter number ] | summary }

show ip rsvp high-availability database コマンドを実行すると、TE で使用される RSVP HA の読み取りおよび書き込み用データベースの内容が表示されます。 lsp-head キーワードを指定すると、コマンド出力にパス保護情報が表示されます。

Router# show ip rsvp high-availability database lsp-head
 
LSP_HEAD WRITE DB
Tun ID: 2
Header:
State: Checkpointed Action: Add
Seq #: 2 Flags: 0x0
Data:
lsp_id: 6, bandwidth: 0, thead_flags: 0x1, popt: 10
feature flags: none
output_if_num: 31, output_nhop: 10.1.0.2
RRR path setup info
Destination: 10.10.0.2, Id: .10.10.0.2 Router Node (ospf) flag:0x0
IGP: ospf, IGP area: 0, Number of hops: 3, metric: 10
Hop 0: 10.1.0.1, Id: 10.100.100.100 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 1: 10.1.0.2, Id: 10.10.0.2 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 2: 10.103.103.103, Id: 10.10.0.2 Router Node (ospf), flag:0x0


 

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):標準パス保護の設定例

ここでは、MPLS TE 標準パス保護について次の設定例を示します。

「パス オプション リストの作成:例」

「プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て:例」

「パス保護の前後でのトンネルの設定:例」

セカンダリ パス用の明示パスの設定:例

図 5 に、プライマリ パスおよびセカンダリ パスを示します。障害が発生すると、セカンダリ パスが使用されます。

図 5 プライマリ パスとセカンダリ パス

 

次の例では、明示パスの名前は path3441 です。 index コマンドはルータごとに実行します。障害が発生すると、セカンダリ パスが使用されます。

Router(config)# ip explicit-path name path3441 enable
Router(cfg-ip-expl-path)# index 1 next 10.0.0.1
Explicit Path name path3441:
1: next-address 10.0.0.1
 
Router(cfg-ip-expl-path)# index 2 next 10.0.0.2
Explicit Path name path3441:
1: next-address 10.0.0.1
2: next-address 10.0.0.2
 
Router(cfg-ip-expl-path)# index 3 next 10.0.1.1
Explicit Path name path3441:
1: next-address 10.0.0.1
2: next-address 10.0.0.2
3: next-address 10.0.1.1
 
Router(cfg-ip-expl-path)# index 4 next 10.0.1.2
Explicit Path name path3441:
1: next-address 10.0.0.1
2: next-address 10.0.0.2
3: next-address 10.0.1.1
4: next-address 10.0.1.2
 
Router(cfg-ip-expl-path)# exit

プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションの割り当て:例

次の例では、トラフィック エンジニアリング トンネルが設定されています。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config-if)# interface tunnel500
Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 explicit name path344
 

次の show running interface コマンド出力は、パス保護が設定されていることを示しています。トンネル 500 には、(path344 を使用し、path3441 によって保護される)パス オプション 10、および(path345 を使用し、path348 によって保護される)パス オプション 20 が設定されています。

Router# show running interface tunnel500
 
Router# interface tunnel 500
 
Building configuration...

Current configuration : 497 bytes
!
interface Tunnel500
ip unnumbered Loopback0
tunnel destination 10.0.0.9
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng autoroute announce
tunnel mpls traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 100
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 explicit name path344
tunnel mpls traffic-eng path-option 20 explicit name path345
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 explicit name path3441
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 20 explicit name path348
end

パス保護の前後でのトンネルの設定:例

show mpls traffic-eng tunnels コマンドを実行すると、プライマリ(保護された)パスに関する情報が表示されます。次の出力例は、パス保護が設定されていることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500
 
Name: R1_t500 (Tunnel500) Destination: 10.0.0.9
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit path344 (Basis for Setup, path weight 20)
path option 20, type explicit path345
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type explicit path3441 (Basis for Protect, path weight 20)
path protect option 20, type explicit path348

Config Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute: enabled LockDown: disabled Loadshare: 100 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet1/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 43
RSVP Path Info:
My Address: 10.2.0.1
Explicit Route: 10.2.0.2 10.10.0.1 10.10.0.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 20 (TE)
Explicit Route: 10.0.0.1 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2
10.0.0.9
History:
Tunnel:
Time since created: 18 minutes, 22 seconds
Time since path change: 19 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 43
Current LSP:
Uptime: 22 seconds
Selection: reoptimization
Prior LSP:
ID: path option 10 [27]
Removal Trigger: reoptimization completed

 

次の show mpls traffic-eng tunnels コマンド出力は、セカンダリ パスに関する情報を示しています。Tunnel500 が保護されています。保護パスが使用されており、プライマリ パスが停止しています。コマンド出力は、プライマリ LSP およびセカンダリ LSP の IP 明示パスを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 43
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.2.0.1 10.2.0.2
10.10.0.1 10.10.0.2
10.0.0.9
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
10.0.0.9
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet0/0, 17
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 44
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
R1#
 

次の shutdown コマンドを実行すると、パス保護を使用するインターフェイスがシャットダウンされます。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface e1/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# end
Router#


次の show mpls traffic-eng tunnels コマンドは、保護パスが使用されており、プライマリ パスが停止していることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500
 
Name: R1_t500 (Tunnel500) Destination: 10.0.0.9
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path protect option 10, type explicit path3441 (Basis for Protect, path weight 20)
path option 10, type explicit path344
path option 20, type explicit path345
Path Protection: Backup lsp in use.
path protect option 10, type explicit path3441 (Basis for Protect, path weight 20)
path protect option 20, type explicit path348

Config Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute: enabled LockDown: disabled Loadshare: 100 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet0/0, 17
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 44
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 20 (TE)
Explicit Route: 10.0.0.1 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
History:
Tunnel:
Time since created: 23 minutes, 28 seconds
Time since path change: 50 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 44
Current LSP:
Uptime: 5 minutes, 24 seconds
Selection:
Prior LSP:
ID: path option 10 [43]
Removal Trigger: path error
Last Error: PCALC:: Explicit path has unknown address, 10.2.0.1
R1#

 

protection キーワードを指定した show mpls traffic-eng tunnels コマンドの [Oper] フィールドにある up 値は、保護がイネーブルであることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 44
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: Backup lsp in use.
R1#

 

次のコマンド シーケンスで no shutdown コマンドを実行すると、インターフェイスが再度起動してプライマリ パスがアクティブになります。

Router> enable
Router# configure terminal
 
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface ethernet1/0
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)# end
 

次のコマンド出力は、パス保護が再確立され、プライマリ パスが使用されていることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500
 
Name: R1_t500 (Tunnel500) Destination: 10.0.0.9
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit path344 (Basis for Setup, path weight 20)
path option 20, type explicit path345
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type explicit path3441 (Basis for Protect, path weight 20)
path protect option 20, type explicit path348

Config Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute: enabled LockDown: disabled Loadshare: 100 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet1/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 52
RSVP Path Info:
My Address: 10.2.0.1
Explicit Route: 10.2.0.2 10.10.0.1 10.10.0.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 20 (TE)
Explicit Route: 10.0.0.1 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
History:
Tunnel:
Time since created: 25 minutes, 26 seconds
Time since path change: 23 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 52
Current LSP:
Uptime: 26 seconds
Selection: reoptimization
Prior LSP:
ID: path option 10 [44]
Removal Trigger: reoptimization completed
R1#

次に、 show mpls traffic-eng tunnels コマンド出力の例を示します。Tunnel500 が保護されています。障害発生後もプライマリ LSP は保護されます。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel500 protection
 
R1_t500
LSP Head, Tunnel500, Admin: up, Oper: up
Src 10.1.1.1, Dest 10.0.0.9, Instance 52
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.2.0.1 10.2.0.2
10.10.0.1 10.10.0.2
10.0.0.9
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
10.0.0.9
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 100 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet0/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 10.1.1.1, Dst 10.0.0.9, Tun_Id 500, Tun_Instance 53
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 10.0.0.9
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=100 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=100 kbits
R1#

 

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):拡張されたパス保護の設定例

ここでは、MPLS TE パス保護の次の設定例を示します。

「パス オプション リストの作成:例」

「プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て:例」

「パス保護の前後でのトンネルの設定:例」

パス オプション リストの作成:例

図 6 に、拡張されたパス保護のネットワーク トポロジを示します。

図 6 拡張されたパス保護のネットワーク トポロジ

 

次の例では、 secondary1 および secondary2 という名前の 2 つの明示パスを設定します。

Router(config)# ip explicit-path name secondary1
Router(cfg-ip-expl-path)# index 1 next 10.0.0.2
Explicit Path name secondary1:
1: next-address 10.0.0.2
Router(cfg-ip-expl-path)# index 2 next 10.0.1.2
Explicit Path name secondary1:
1: next-address 10.0.0.2
2: next-address 10.0.1.2
 
Router(cfg-ip-expl-path)# ip explicit-path name secondary2
Router(cfg-ip-expl-path)# index 1 next 10.2.0.2
Explicit Path name secondary2:
1: next-address 10.2.0.2

Router(cfg-ip-expl-path)# index 2 next 10.10.0.2
Explicit Path name secondary2:
1: next-address 10.2.0.2
2: next-address 10.10.0.2
 
Router(cfg-ip-expl-path)# exit
 

次の例では、バックアップ パスのパス オプション リストを作成します。パス オプション リストは、明示パスを使用して定義します。

Router(config)# mpls traffic-eng path-option list name pathlist-01
Router(cfg-pathoption-list)# path-option 10 explicit name secondary1
path-option 10 explicit name secondary1
Router(cfg-pathoption-list)# path-option 20 explicit name secondary2
path-option 10 explicit name secondary1
path-option 20 explicit name secondary2
Router(cfg-pathoption-list)# exit

プライマリ パス オプションを保護するパス オプション リストの割り当て:例

次の例では、トラフィック エンジニアリング トンネルが設定されています。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface tunnel 2
Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 list name secondary-list

 

次の show running interface コマンド出力は、パス保護が設定されていることを示しています。トンネル 2 には、パス primary1 を使用して、セカンダリ リストで保護されるパス オプション 10 が設定されています。

Router# show running-config interface tunnel 2

Building configuration...
 
Current configuration : 296 bytes
!
interface Tunnel2
ip unnumbered Loopback0
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel destination 103.103.103.103
tunnel mpls traffic-eng autoroute announce
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 explicit name primary1
tunnel mpls traffic-eng path-option protect 10 list name secondary-list

パス保護の前後でのトンネルの設定:例

show mpls traffic-eng tunnels コマンドを実行すると、プライマリ(保護された)パスに関する情報が表示されます。次の出力例は、パス保護が設定されていることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2
 
Name: Router_t2 (Tunnel2) Destination: 103.103.103.103
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit primary1 (Basis for Setup, path weight 10)
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type list name secondary-list
Inuse path-option 10, type explicit secondary1 (Basis for Protect, path weight 20)
 
Config Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute announce: enabled LockDown: disabled Loadshare: 0 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet7/0, implicit-null
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 103.103.103.103, Tun_Id 2, Tun_Instance 11
RSVP Path Info:
My Address: 10.1.0.1
Explicit Route: 10.1.0.2 103.103.103.103
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 10 (TE)
Explicit Route: 10.1.0.1 10.1.0.2 103.103.103.103
History:
Tunnel:
Time since created: 24 minutes, 15 seconds
Time since path change: 23 minutes, 30 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 11
Current LSP:
Uptime: 23 minutes, 30 seconds
 

次の show mpls traffic-eng tunnels コマンド出力は、セカンダリ パスに関する情報を示しています。トンネル 2 が保護されています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2 protection

Router_t2
LSP Head, Tunnel2, Admin: up, Oper: up
Src 100.100.100.100, Dest 103.103.103.103, Instance 11
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.1.0.1 10.1.0.2
103.103.103.103
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
103.103.103.103
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet5/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 103.103.103.103, Tun_Id 2, Tun_Instance 20
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 103.103.103.103
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
 

次の shutdown コマンドを実行すると、パス保護を使用するインターフェイスがシャットダウンされます。

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# interface e7/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# end

次の show mpls traffic-eng tunnels コマンドは、保護パスが使用されており、プライマリ パスが停止していることを示しています。

 
Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2

Name: Router_t2 (Tunnel2) Destination: 103.103.103.103
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path protect option 10, type list name secondary-list
Inuse path-option 10, type explicit secondary1 (Basis for Protect, path weight 20)
path option 10, type explicit primary1
Path Protection: Backup lsp in use.
path protect option 10, type list name secondary-list
Inuse path-option 10, type explicit secondary1 (Basis for Protect, path weight 20)
 
Config Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute announce: enabled LockDown: disabled Loadshare: 0 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: list path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet5/0, 16
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 103.103.103.103, Tun_Id 2, Tun_Instance 20
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 103.103.103.103
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 20 (TE)
Explicit Route: 10.0.0.1 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 103.103.103.103

History:
Tunnel:
Time since created: 32 minutes, 27 seconds
Time since path change: 1 minutes, 7 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 20
Current LSP:
Uptime: 8 minutes, 56 seconds
Selection:
Prior LSP:
ID: path option 10 [11]
Removal Trigger: path error
Last Error: PCALC:: No addresses to connect 100.100.100.100 to 10.1.0.2

protection キーワードを指定した show mpls traffic-eng tunnels コマンドの [Oper] フィールドにある up 値は、保護がイネーブルであることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2 protection

Router_t2
LSP Head, Tunnel2, Admin: up, Oper: up
Src 100.100.100.100, Dest 103.103.103.103, Instance 20
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: Backup lsp in use.
 

次のコマンド シーケンスで no shutdown コマンドを実行すると、インターフェイスが再度起動してプライマリ パスがアクティブになります。

Router# configure terminal

Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config-if)# interface ethernet7/0
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)# end

次のコマンド出力は、パス保護が再確立され、プライマリ パスが使用されていることを示しています。

Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2

Name: Router_t2 (Tunnel2) Destination: 103.103.103.103
Status:
Admin: up Oper: up Path: valid Signalling: connected
path option 10, type explicit primary1 (Basis for Setup, path weight 10)
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
path protect option 10, type list name secondary-list
Inuse path-option 10, type explicit secondary1 (Basis for Protect, path weight 20)
 
Config Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
AutoRoute announce: enabled LockDown: disabled Loadshare: 0 bw-based
auto-bw: disabled
Active Path Option Parameters:
State: explicit path option 10 is active
BandwidthOverride: disabled LockDown: disabled Verbatim: disabled

InLabel : -
OutLabel : Ethernet7/0, implicit-null
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 103.103.103.103, Tun_Id 2, Tun_Instance 39
RSVP Path Info:
My Address: 10.1.0.1
Explicit Route: 10.1.0.2 103.103.103.103
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
Shortest Unconstrained Path Info:
Path Weight: 10 (TE)
Explicit Route: 10.1.0.1 10.1.0.2 103.103.103.103
History:
Tunnel:
Time since created: 40 minutes, 59 seconds
Time since path change: 1 minutes, 24 seconds
Number of LSP IDs (Tun_Instances) used: 39
Current LSP:
Uptime: 1 minutes, 27 seconds
Selection: reoptimization
Prior LSP:
ID: path option 10 [20]
Removal Trigger: reoptimization completed
Router# show mpls traffic-eng tunnels tunnel 2 protection

Router_t2
LSP Head, Tunnel2, Admin: up, Oper: up
Src 100.100.100.100, Dest 103.103.103.103, Instance 39
Fast Reroute Protection: None
Path Protection: 0 Common Link(s), 0 Common Node(s)
Primary lsp path:10.1.0.1 10.1.0.2
103.103.103.103
Protect lsp path:10.0.0.1 10.0.0.2
10.0.1.1 10.0.1.2
103.103.103.103
Path Protect Parameters:
Bandwidth: 0 kbps (Global) Priority: 7 7 Affinity: 0x0/0xFFFF
Metric Type: TE (default)
InLabel : -
OutLabel : Ethernet5/0, 17
RSVP Signalling Info:
Src 100.100.100.100, Dst 103.103.103.103, Tun_Id 2, Tun_Instance 40
RSVP Path Info:
My Address: 10.0.0.1
Explicit Route: 10.0.0.2 10.0.1.1 10.0.1.2 103.103.103.103
Record Route: NONE
Tspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
RSVP Resv Info:
Record Route: NONE
Fspec: ave rate=0 kbits, burst=1000 bytes, peak rate=0 kbits
 

次のコマンドを実行すると、TE で使用される RSVP ハイ アベイラビリティの読み取りおよび書き込み用データベースの内容が表示されます。

Router# show ip rsvp high-availability database lsp-head

LSP_HEAD WRITE DB
Tun ID: 2
Header:
State: Checkpointed Action: Modify
Seq #: 17 Flags: 0x0
Data:
lsp_id: 39, bandwidth: 0, thead_flags: 0x1, popt: 10
feature flags: none
output_if_num: 31, output_nhop: 10.1.0.2
RRR path setup info
Destination: 103.103.103.103, Id: 103.103.103.103 Router Node (ospf) flag:0x0
IGP: ospf, IGP area: 0, Number of hops: 3, metric: 10
Hop 0: 10.1.0.1, Id: 100.100.100.100 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 1: 10.1.0.2, Id: 103.103.103.103 Router Node (ospf), flag:0x0
Hop 2: 103.103.103.103, Id: 103.103.103.103 Router Node (ospf), flag:0x0

LSP_HEAD READ DB

その他の関連資料

ここでは、MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護機能の関連資料について説明します。

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

 

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

 

RFC
タイトル

この機能によってサポートされる新しい RFC または変更された RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/techsupport

MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェア イメージおよび Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

 

表 1 MPLS トラフィック エンジニアリング(TE):パス保護の機能情報

機能名
リリース
機能情報

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護

12.0(30)S
12.2(18)SXD1
12.2(33)SRC
12.4(20)T
12.2(33)SRE

MPLS Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング):パス保護機能は、MPLS TE トンネルに対して、エンドツーエンドの障害回復メカニズム(完全なパス保護)を提供します。

この機能は、Cisco IOS Release 12.0(30)S で導入されました。

この機能は、Cisco IOS Release 12.2(18)SXD で統合されました。

Cisco IOS Release 12.2(33)SRC では、In Service Software Upgrade(ISSU)および Cisco NonStop Forwarding with Stateful Switchover(NSF/SSO)のサポートが追加されました。この機能により、 show ip rsvp high-availability database コマンドが変更されました。 tunnel mpls traffic-eng path-option protect コマンドが追加されました。

この機能は、Cisco IOS Release 12.4(20)T で統合されました。ISSU はサポートされませんでした。また、NSF with SSO はサポートされませんでした。次のコマンドが変更されました。 show ip rsvp high-availability database tunnel mpls traffic-eng path-option 、および tunnel mpls traffic-eng path-option protect

Cisco IOS Release 12.2(33)SRE では、拡張されたパス保護のサポートが追加されました。次のコマンドが追加または変更されました。 mpls traffic-eng path option list show mpls traffic-eng path-option list show mpls traffic-eng tunnels 、および tunnel mpls traffic-eng path-option protect

用語集

BGP :Border Gateway Protocol(ボーダー ゲートウェイ プロトコル)。個別のルーティング ポリシーが含まれた個別のルーティング ドメイン(自律システム)間のループフリー ルーティングを提供するように設計されたドメイン間ルーティング プロトコル。

IS-IS :Intermediate System-to-Intermediate System。このリンクステート階層型ルーティング プロトコルでは、Intermediate System(IS)ルータを呼び出して、単一のメトリックに基づいてルーティング情報を交換することにより、ネットワーク トポロジを決定します。

ISSU :In Service Software Upgrade。ISSU プロセスを使用すると、パケット転送を継続しながらルータ レベルで Cisco IOS ソフトウェアをアップグレードまたは変更できます。ラインカード レベルでは、enhanced Fast Software Upgrade(eFSU)プロセスにより、アップグレード時のラインカードのダウンタイムが 30 ~ 90 秒と最小限に抑えられます。これは、アクティブ ルート プロセッサからスタンバイ ルート プロセッサへの ISSU スイッチオーバーが発生する前に、新しいラインカード イメージをプリロードすることで実現されます。

LSP :Label Switched Path(ラベル スイッチド パス)。2 つのルータ間に設定された接続。この接続では、パケットを伝送するためにラベル スイッチングが使用されます。LSP の目的は、データ パケットを伝送することです。

MPLS :Multiprotocol Label Switching(マルチプロトコル ラベル スイッチング)。ネットワーク コアにおいて使用されるパケット転送テクノロジー。これにより、スイッチング ノードにデータの転送方法を指示するためのデータ リンク層ラベルが適用されるため、ネットワーク レイヤ ルーティングで通常行われる転送よりも高速でスケーラブルな転送が行われます。

NHOP :Next Hop(ネクストホップ)。LSP のパス上の次のダウンストリーム ノード。

NHOP バックアップ トンネル :ネクストホップ バックアップ トンネル。障害ポイントの先にある LSP のネクストホップで終端し、障害ポイントのすぐアップストリームにあるホップを起点とするバックアップ トンネル。このバックアップ トンネルは、障害の発生したリンクをバイパスし、障害発生前にこのリンクを使用していたプライマリ LSP を保護するために使用されます。

NNHOP :Next-Next HOP(ネクストネクストホップ)。LSP のパス上の次のダウンストリーム ノードの後ろのノード。

NNHOP バックアップ トンネル :ネクストネクストホップ バックアップ トンネル。障害ポイントの先にある LSP のネクストネクストホップで終端し、障害ポイントのすぐアップストリームにあるホップを起点とするバックアップ トンネル。このバックアップ トンネルは、障害の発生したリンクまたはノードをバイパスし、障害発生前にこのリンクまたはノードを使用していたプライマリ LSP を保護するために使用されます。

NSF :Cisco NonStop Forwarding。Cisco NSF は常に Stateful Switchover(SSO; ステートフル スイッチオーバー)とともに実行され、レイヤ 3 トラフィックの冗長性を確保します。NSF は SSO と連動して、スイッチオーバー後にユーザがネットワークを利用できなくなる時間を最小限に抑えます。NSF の主な目的は、スーパーバイザ エンジンのスイッチオーバー後も IP パケットの転送を継続することです。

OSPF :Open Shortest Path First。IS-IS プロトコルから派生した、リンクステート階層型の内部ゲートウェイ プロトコル ルーティング アルゴリズム。OSPF 機能には、最小コストによるルーティング、マルチパスのルーティング、およびロード バランシングが含まれます。

RP :Route Processor(ルート プロセッサ)。シャーシに搭載される、集中化されたコントロール ユニットの総称です。

RSVP :Resource Reservation Protocol(リソース予約プロトコル)。カスタマーがインターネット サービスのために要求をシグナリング(予約をセットアップ)する際に使用する IETF プロトコル。これにより、カスタマーはそのネットワーク部分を経由してデータを伝送することを許可されます。

SRLG :Shared Risk Link Group(共有リスク リンク グループ)。(たとえば、基礎となるファイバが同じであるために)一緒に停止する可能性の高いリンクのセット。

TE :Traffic Engineering(トラフィック エンジニアリング)。ネットワーク上で、標準的なルーティング方法が使用された場合に選択されるパスとは異なるパスを経由してトラフィックがルーティングされるようにするために使用する技術やプロセス。

VoIP :Voice over IP。IP ネットワーク経由で音声トラフィック(電話やファックスなど)を伝送するルータの機能。シスコの音声サポートは、音声パケット テクノロジーを使用して実装されています。

インターフェイス :ネットワーク接続。

グレースフル リスタート :ノード障害の発生後に RP の再起動を補助するプロセス。

高速リルート :ヘッドエンドで新しい LSP を確立しながら、障害のあるリンクまたはノード周囲の一時ルーティングをイネーブルにする手順。

自動トンネル メッシュ グループ :自動トンネル メッシュ グループ(メッシュ グループと呼びます)は、ネットワーク内のエッジ LSR 間の接続セットです。

シスコ エクスプレス フォワーディング :ルート参照を保存することにより、ルータ内のパケットの転送を短時間で行うための手段。

ステート :ルータが各 LSP に関して保守する必要のある情報。この情報は、トンネルをリルートする場合に使用されます。

セカンダリ LSP:障害発生前に保護インターフェイスを介してシグナリングされていた LSP。セカンダリ LSP は、セカンダリ パス オプションまたはパス オプション リストを設定するとシグナリングされます。

セカンダリ パス :プライマリ パスを保護するために TE トンネルが使用するパス。

セカンダリ パス オプション :保護を提供するパス オプションの設定。

テールエンド :LSP が終端するルータ。これは、LSP のパス上の最後のルータです。

トポロジ :企業ネットワーキング構造内のネットワーク ノードおよびメディアの物理的な配置。

トラフィック エンジニアリング :ネットワーク上で、標準的なルーティング方法が使用された場合に選択されるパスとは異なるパスを経由してトラフィックがルーティングされるようにするために使用する技術やプロセス。

トンネル :2 つのピア(2 つのルータなど)の間のセキュアな通信パス。

ノード :ネットワーク接続のエンドポイント、つまりネットワーク内の複数の回線に共通する接合部。複数のノードをリンクで相互接続することができます。これらのノードは、ネットワーク内のコントロール ポイントとなります。ノードは、プロセッサ、コントローラ、またはワークステーションです。

パス オプション :TE トンネルが宛先に到達するために使用するパス。

パス オプション リスト :プライマリ パス オプションを保護するセカンダリ パス オプションとしてのバックアップ パスのリスト。

バックアップ LSP :パス保護を提供するためにシグナリングされる LSP。バックアップ LSP は、プライマリ LSP で障害が発生した場合にだけトラフィックを伝送します。

バックアップ トンネル :リンクまたはノードの障害発生時に他の(プライマリ)トンネルのトラフィックを保護するために使用される MPLS TE トンネル。

プライマリ LSP :当初、障害発生前に保護インターフェイスを介してシグナリングされていた最後の LSP。プライマリ LSP は、プライマリ パス オプションを設定するとシグナリングされます。

プライマリ トンネル :障害が発生した場合に高速リルートされる LSP に割り当てられたトンネル。バックアップ トンネルをプライマリ トンネルにすることはできません。

プライマリ パス オプション:TE トンネルがパケットを転送するために最初に使用するパス。

ヘッドエンド :特定の LSP の起点となり、その LSP を管理するルータ。これは、LSP パス上の最初のルータです。

保護インターフェイス :1 つ以上のバックアップ トンネルが関連付けられたインターフェイス。

ホップ :2 つのネットワーク ノード間(たとえば、2 つのルータ間)のデータ パケットの通路。

リンク :隣接するノード間のポイントツーポイント接続。隣接するノード間に複数のリンクが存在することがあります。リンクとは、送信者と受信者の間の回線または伝送パスおよびすべての関連装置からなるネットワーク通信チャネルのことです。回線または伝送リンクと呼ばれることもあります。

ルータ :1 つまたは複数のメトリックを使用して、ネットワーク トラフィックを転送する最適なパスを決定するネットワーク レイヤ デバイス。ルータは、ネットワーク レイヤ情報に基づいて、ネットワーク間でパケットを転送します。