マルチプロトコル ラベル スイッチング コンフィギュ レーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接
MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接
発行日;2012/01/30 | 英語版ドキュメント(2011/09/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 16MB) | フィードバック

目次

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接

機能情報の確認

この章の構成

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の前提条件

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の制約事項

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の概要

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の利点

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の設定方法

MPLS TE 転送隣接に対するトンネル インターフェイスの設定

トンネルでの MPLS TE 転送隣接の設定

MPLS TE 転送隣接の確認

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の設定例

MPLS TE 転送隣接:例

使用方法のヒント

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能情報

用語集

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接

ネットワーク管理者は、MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能を使用して、Shortest Path First(SPF)アルゴリズムに基づき、Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング) Label Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス) トンネルを、Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)ネットワーク内のリンクとして処理できます。

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)と Open Shortest Path First(OSPF)の両方がサポートされています。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能情報」を参照してください。

プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の前提条件

ネットワークが、次の Cisco IOS 機能をサポートしている必要があります。

マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)

IP シスコ エクスプレス フォワーディング

IS-IS

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の制約事項

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能を使用すると、TE トンネルがリンクとしてアドバタイズされることによって、IGP データベースのサイズが大きくなる。

TE トンネル上で MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能がイネーブルになっている場合、リンクは、TE サブ TLV なしの Type, Length Value(TLV; タイプ、長さ、値)22 オブジェクトとして IGP ネットワーク内にアドバタイズされる。

MPLS TE 転送隣接トンネルは、双方向に設定する必要がある。

論理 GRE トンネル インターフェイスを介して MPLS トラフィック エンジニアリングを設定することはできない。

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の概要

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接を設定するには、次の概念を理解する必要があります。

「MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能」

「MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の利点」

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能

ネットワーク管理者は、MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能を使用して、SPF アルゴリズムに基づき、 TE LSP トンネル を、IGP ネットワーク内のリンクとして処理できます。転送隣接は、ネットワーク内でのルータのロケーションに関係なく、ルータとルータの間に作成できます。図 1 に示すように、ルータとルータは、間に何個かホップを入れて配置できます。

図 1 転送隣接のトポロジ

この結果、TE トンネルは IGP 内にリンクとしてアドバタイズされ、リンクのコストが関連付けられます。

TE ドメインの外側にあるルータは、TE トンネルを参照し、その TE トンネルを使用して、ネットワーク内でトラフィックをルーティングするための最短パスを計算します。

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の利点

SPF のために TE トンネル インターフェイスがアドバタイズされる

TE トンネル インターフェイスは、他のリンクと同様に、IGP ネットワーク内にアドバタイズされます。これにより、ルータは、IGP 内のこれらのアドバタイズメントを使用して SPF を計算できるようになります。このことは、これらのアドバタイズメントがいずれかの TE トンネルのヘッドエンドでない場合も同様です。

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「MPLS TE 転送隣接に対するトンネル インターフェイスの設定」(必須)

「トンネルでの MPLS TE 転送隣接の設定」(必須)

「MPLS TE 転送隣接の確認」(任意)

MPLS TE 転送隣接に対するトンネル インターフェイスの設定

MPLS TE 転送隣接に対してトンネル インターフェイスを設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface tunnel number

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface tunnel number

 

Router(config)# interface tunnel 0

転送隣接用のトンネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

トンネルでの MPLS TE 転送隣接の設定

MPLS TE 転送隣接を設定するには、次の手順を実行します。


) 転送隣接は、2 つの LSP トンネル上で双方向に(A から B へ、および B から A へ)設定する必要があります。このようにしない場合、転送隣接はアドバタイズされますが、IGP ネットワーク内で使用されません。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface tunnel number

4. tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency [ holdtime value ]

5. isis metric { metric-value | maximum } { level-1 | level-2 }

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface tunnel number

 

Router(config)# interface tunnel 0

転送隣接用のトンネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency [ holdtime value ]

 

Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency

TE トンネルを IGP ネットワーク内にリンクとしてアドバタイズします。

ステップ 5

isis metric { metric-value | maximum } { level-1 | level-2 }

 
Router(config-if)# isis metric 2 level-1

転送隣接として使用するトンネル インターフェイスの IS-IS メトリックを設定します。

isis metric コマンドには、トラフィック エンジニアリングを実行している IGP レベルと一致するように、レベル 1 またはレベル 2 を指定する必要があります。このようにしない場合、メトリックのデフォルト値は 10 です。

MPLS TE 転送隣接の確認

トンネル上の MPLS TE 転送隣接を確認するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. show mpls traffic-eng forwarding-adjacency [ ip-address ]

2. show isis [ process-tag ] database [ level-1 ] [ level-2 ] [ l1 ] [ l2 ] [ detail ] [ lspid ]

手順の詳細


ステップ 1 show mpls traffic-eng forwarding-adjacency [ ip-address ]

このコマンドを使用して、現在のトンネルを確認します。

Router# show mpls traffic-eng forwarding-adjacency
 
destination 0168.0001.0007.00 has 1 tunnels
Tunnel7 (traffic share 100000, nexthop 192.168.1.7)
(flags:Announce Forward-Adjacency, holdtime 0)
 
Router# show mpls traffic-eng forwarding-adjacency 192.168.1.7
 
destination 0168.0001.0007.00 has 1 tunnels
Tunnel7 (traffic share 100000, nexthop 192.168.1.7)
(flags:Announce Forward-Adjacency, holdtime 0)
 

ステップ 2 show isis [ process-tag ] database [ level-1 ] [ level-2 ] [ l1 ] [ l2 ] [ detail ] [ lspid ]

このコマンドを使用して、IS-IS リンクステート データベースに関する情報を表示します。

Router# show isis database
 
IS-IS Level-1 Link State Database
 
LSPID LSP Seq Num LSP Checksum LSP Holdtime ATT/P/OL
0000.0C00.0C35.00-00 0x0000000C 0x5696 792 0/0/0
0000.0C00.40AF.00-00 0x00000009 0x8452 1077 1/0/0
0000.0C00.62E6.00-00 0x0000000A 0x38E7 383 0/0/0
0000.0C00.62E6.03-00 0x00000006 0x82BC 384 0/0/0
0800.2B16.24EA.00-00 0x00001D9F 0x8864 1188 1/0/0
0800.2B16.24EA.01-00 0x00001E36 0x0935 1198 1/0/0
 
IS-IS Level-2 Link State Database
LSPID LSP Seq Num LSP Checksum LSP Holdtime ATT/P/OL
0000.0C00.0C35.03-00 0x00000005 0x04C8 792 0/0/0
0000.0C00.3E51.00-00 0x00000007 0xAF96 758 0/0/0
0000.0C00.40AF.00-00 0x0000000A 0x3AA9 1077 0/0/0
 


 

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の設定例

ここでは、IS-IS メトリックとして 「MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接」 を使用して MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能を設定する例を示します。

MPLS TE 転送隣接:例

次の出力に、トンネル インターフェイス、転送隣接、および IS-IS メトリックの設定を示します。

Router# configure terminal
 
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 
Router(config)# interface tunnel 7
Router(config-if)# tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency
Router(config-if)# isis metric 2 level-1
 

転送隣接の設定が完了すると、次のサンプル コマンド出力が生成されます。

Router# show running-config
 
Building configuration...
Current configuration :364 bytes
!
interface Tunnel7
ip unnumbered Loopback0
no ip directed-broadcast
tunnel destination 192.168.1.7
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency
tunnel mpls traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 explicit name short
isis metric 2 level 1

) 転送隣接を使用する場合、設定に tunnel mpls traffic-eng autoroute announce コマンドを指定しないでください。


次に、OSPF との転送隣接の設定例を示します。


Router# configure terminal

Router# show running-config

Building configuration...
Current configuration : 310 bytes
interface tunnel 1
!
interface Tunnel1
ip unnumbered Loopback0
ip ospf cost 6
tunnel destination 172.16.255.5
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency tunnel mpls
traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 1000
tunnel mpls traffic-eng path-option 10 dynamic
end
 
Router# show mpls traffic-eng forwarding-adjacency
destination 172.16.255.5, area ospf 172 area 0, has 1 tunnels
Tunnel1 (load balancing metric 2000000, nexthop 172.16.255.5)
(flags: Forward-Adjacency, holdtime 0)
Router#

使用方法のヒント

図 2 では、B が A から F への最短パスであるため、B と F の間、および C と F の間の TE トンネルに転送隣接が設定されていない場合、A から F に転送する必要のあるトラフィックはすべて B を通過します(A から F へのコストは、B を経由する場合は 15 で、C を経由する場合は 20 です)。

図 2 転送隣接の使用

B と F の間、および C と F の間の TE トンネルに転送隣接が設定されていて、F と B の間、および F と C の間の TE トンネルにも転送隣接が設定されている場合、A は SPF アルゴリズムを計算するとき、F への 2 つのパスのコストが等価である(11)と見なします。その結果、A-B リンクと A-C リンクを経由するトラフィックは共有されます。

その他の関連資料

ここでは、MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能の関連資料を示します。

関連資料

関連項目
参照先

MPLS トラフィック エンジニアリング コマンド

『Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Command Reference』

スイッチング サービス コマンド

『Cisco IOS IP Switching Command Reference』

IS-IS TLV

Intermediate System-to-Intermediate System (IS-IS) TLVs 』(ホワイト ペーパー)

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変更された規格はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存規格のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能によってサポートされる新しい RFC または変更された RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/techsupport

コマンド リファレンス

次のコマンドは、この章に記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mpls/command/reference/mp_book.html )を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/allreleasemcl/all_book.html にある『 Cisco IOS Master Command List, All Releases 』を参照してください。

debug mpls traffic-eng forwarding-adjacency

show mpls traffic-eng forwarding-adjacency

tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェア イメージおよび Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

表 1 MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接の機能情報

機能名
リリース
機能情報

MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接

12.0(15)S
12.0(16)ST
12.2(18)S
12.2(18)SXD
12.2(27)SBC
12.2(28)SB
12.4(20)T

ネットワーク管理者は、MPLS トラフィック エンジニアリング転送隣接機能を使用して、SPF アルゴリズムに基づき、TE LSP トンネルを、IGP ネットワーク内のリンクとして処理できます。

この機能は、12.0(15)S で導入されました。

この機能は、12.0(16)ST で統合されました。

この機能は、12.2(18)S で統合されました。

この機能は、12.2(18)SXD で統合されました。

この機能は、12.2(27)SBC で統合されました。

この機能は、12.2(28)SB で統合されました。

この機能は、12.4(20)T で統合されました。次のコマンドが変更されました。 debug mpls traffic-eng forwarding-adjacency show mpls traffic-eng forwarding-adjacency tunnel mpls traffic-eng forwarding-adjacency

用語集

IGP :Interior Gateway Protocol(内部ゲートウェイ プロトコル)。自律システム内でのルーティング情報の交換に使用されるインターネット プロトコル。一般的な IGP には、Interior Gateway Routing Protocol(IGRP)、 Open Shortest Path First( OSPF)、Routing Information Protocol(RIP)などがあります。

IS-IS :Intermediate System-to-Intermediate System。Open System Interconnection(OSI; オープン システム インターコネクション)リンクステート階層型ルーティング プロトコル。Intermediate System(IS)ルータは、単一のメトリックに基づいてルーティング情報を交換して、ネットワーク トポロジを決定します。

Label Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス) :一連のホップ(R0...R n )。パケットはラベル スイッチング メカニズムを使用して R0 から R n まで伝送されます。スイッチド パスは、通常のルーティング メカニズムに基づいて、または設定を介して、ダイナミックに選択できます。

Label Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス)トンネル :パケットの伝送にラベル スイッチングが使用される、2 台のルータ間に設定された接続。

MPLS :Multiprotocol Label Switching(マルチプロトコル ラベル スイッチング)。ラベルを使用して IP トラフィックを転送するスイッチング方式。このラベルによって、ネットワーク内のルータおよびスイッチが、事前に確立された IP ルーティング情報に基づくパケットの転送先を指示されます。

OSPF :Open Shortest Path First。インターネット コミュニティの RIP の後継アルゴリズムとして提案された、リンクステート階層型の IGP ルーティング アルゴリズム。OSPF 機能には、最小コストによるルーティング、マルチパスのルーティング、およびロード バランシングが含まれます。OSPF は、IS-IS プロトコルの初期バージョンから派生したものです。IS-IS を 参照してください

SPF :Shortest Path First。OSPF 操作の基礎として使用されるルーティング アルゴリズム。SPF ルータは、電源が投入されると、ルーティングプロトコル データ構造を初期化し、そのインターフェイスが動作している下位レイヤ プロトコルからの指示を待機します。

TLV :Type Length Value(タイプ、長さ、値)。Cisco Discovery Protocol アドバタイズメントに埋め込まれた情報のブロック。

シスコ エクスプレス フォワーディング :インターネットおよび企業ネットワークの将来のパフォーマンス要件を満たす設計となっている、分散型のレイヤ 3 スイッチング ソリューション。

転送隣接 :IS-IS または OSPF へのトラフィック エンジニアリング リンク(または LSP)。

トラフィック エンジニアリング :ルーティングされたトラフィックが、標準のルーティング方式が適用された場合に選択されるパスとは異なるパスを経由してネットワークを通過するように設定する手法およびプロセス。

トラフィック エンジニアリング トンネル :トラフィック エンジニアリングに使用されるラベル スイッチド トンネル。このようなトンネルは、通常のレイヤ 3 ルーティング以外の手段によって設定されます。このトンネルによって、トラフィックは、レイヤ 3 ルーティングでトンネルに選択されるパスとは異なるパスを経由します。