IP ルーティング:BGP コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
BGP 低速ピアの検出と軽減
BGP 低速ピアの検出と軽減
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/11/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

BGP 低速ピアの検出と軽減

機能情報の確認

目次

BGP 低速ピアの検出と軽減について

BGP 低速ピアの問題

BGP 低速ピア機能

BGP 低速ピア検出

アップデート メッセージのタイムスタンプ

BGP 低速ピア検出の利点

ダイナミックまたはスタティック BGP 低速ピアの設定の利点

スタティック低速ピア

ダイナミック低速ピア

BGP 低速ピアの検出と軽減の方法

低速ピアの検出

アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの検出

ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの検出

ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの検出

ピアをスタティック低速ピアとしてマークする

ネイバー レベルでスタティック低速ピアとしてピアをマークする

ピア ポリシー テンプレートを使用して、スタティック低速ピアとしてピアをマークする

ダイナミック低速ピア保護の設定

アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの設定

ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの設定

ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの設定

ダイナミック低速ピアに関する出力の表示

ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復

BGP 低速ピアの検出と軽減の設定例

例:スタティック低速ピア

例:ピア ポリシー テンプレートを使用したスタティック低速ピア

例:ネイバー レベルでのダイナミック低速ピア

例:ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピア

例:ピア グループを使用したダイナミック低速ピア

その他の参考資料

関連資料

MIB

シスコのテクニカル サポート

BGP 低速ピアの検出と軽減のための機能情報

BGP 低速ピアの検出と軽減

ネットワーク管理者は、BGP 低速ピア機能を使用して BGP 低速ピアを検出し、ピアを低速ピアとして静的に設定したり、ダイナミックにマークしたりすることができます。

BGP 低速ピアの検出では、設定した時間内にアップデート メッセージを送信していない BGP ピアを特定します。低速ピアの存在は、ネットワーク輻輳やレシーバが時間内にアップデートを処理しないなどのネットワークに問題があることを示しており、低速ピアがあるかどうかを知ることは、管理者が問題を解決するために役に立ちます。

BGP 低速ピア設定では、ピアをその通常のアップデート グループから低速アップデート グループに移動するか、分割するため、通常のアップデート グループが速度を落とさずに動作し、迅速にコンバージできます。

機能情報の確認

お使いのソフトウェア リリースが、このモジュールで説明されている機能の一部をサポートしていないことがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、「BGP 低速ピアの検出と軽減のための機能情報」を参照してください。

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォーム、および Cisco ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

BGP 低速ピアの検出と軽減について

「BGP 低速ピアの問題」

「BGP 低速ピア機能」

「BGP 低速ピア検出」

「BGP 低速ピア検出の利点」

「ダイナミックまたはスタティック BGP 低速ピアの設定の利点」

「スタティック低速ピア」

「ダイナミック低速ピア」

BGP 低速ピアの問題

BGP アップデート生成では、アップデート グループの概念を使用して、パフォーマンスを最適化しています。アップデート グループは、同じアウトバウンド ポリシーを持つピアの集まりです。アップデートの生成時に、グループ ポリシーを使用して、メッセージがフォーマットされ、グループのメンバーに送信されます。

リソース使用の公平性を維持するため、各アップデート グループに、フォーマット済みのメッセージのクォータが割り当てられ、キャッシュに保存されます。メッセージがグループによってフォーマットされると、キャッシュに追加され、グループのすべてのメンバーに送信されるときに削除されます。

低速ピアとは、Cisco IOS ソフトウェアがアップデート メッセージを生成する速度に追い付いていけず、長時間(数分程度)存続しているピアのことです。ピアが低速になる原因はいくつかあります。

パケットの損失やピアへのリンクの大量のトラフィックがあり、BGP TCP 接続のスループットが著しく低い

ピアの CPU 負荷が高く、必要な頻度で TCP 接続にサービスできない

アップデート グループに低速ピアが存在すると、送信保留中のフォーマット済みのアップデート数が増加します。キャッシュの制限に達すると、グループに新しいメッセージをフォーマットするためのクォータが割り当てられなくなります。新しいメッセージをフォーマットするためには、既存のメッセージの一部を低速ピアで送信し、キャッシュから削除する必要があります。アドバタイズされるか、取り消されることを待機している新しく変更された BGP ネットワークがある場合でも、低速ピアより高速で、フォーマット済みの送信を完了したグループの残りのメンバーには、新しく送信するメッセージがなくなります。いずれかのピアでアップデートの処理が遅い場合に、グループ内のすべてのピアのフォーマットがブロックされるこの影響が「低速ピア」の問題です。

一時的な低速は低速ピアにならない

BGP テーブルの大規模な変更(接続のリセットなど)を発生させるイベントによって、アップデート生成レートに短時間のスパイクが発生することがあります。そのようなイベントの発生時に一時的に遅延しても、イベント後にすぐに回復するピアは、低速ピアとみなされません。ピアが低速とマークされるのは、長時間(数分程度)、生成されるアップデートの平均速度に追い付いていくことができない場合のみです。

BGP 低速ピア機能

BGP 低速ピア機能には、ネットワーク管理者向けの 3 つのオプションが用意されています。

BGP 低速ピア検出のみを設定できます。この場合、低速ピアが検出され、それに関する情報が提供されるだけです。低速ピアを検出すると、低速ピアの原因となっているネットワークの問題を解決できるため、特に大規模な BGP ピアのネットワークでは重要な機能です。

ダイナミック BGP 低速ピアを設定できます。このような低速ピア保護を設定した場合、デフォルトで低速ピア 検出 がイネーブルになります。低速ピアが通常のアップデート グループから低速アップデート グループに移動されるか「分割」されるため、通常のアップデート グループは速度を落とさずに動作し、低速ピアより速くコンバージできます。( permanent キーワードを指定して)低速ピアを消去するまで低速アップデート グループで低速ピアを維持するか、または状況が改善したら、低速ピアをその通常のアップデート グループにダイナミックに戻せるようにするかを選択できます。低速ピアの状態を解消する前に、 permanent キーワードを使用してネットワークの問題を解決することをお勧めします。

リンクの問題または低速な CPU 処理能力のために、すでにどのピアが低速かわかっている場合は、スタティック BGP 低速ピアを設定できます。検出は不要です。静的設定のために、低速ピアがそこに留まる可能性が高くなります。

BGP 低速ピア検出

低速ピアが低速ピア アップデート グループに移動されるように設定するかどうかに関係なく、BGP 低速ピアを検出することを選択できます。BGP 低速ピアを検出するだけで、アップデート グループを分割しなくても低速ピアに関する有益な情報が得られます。その後、低速ピアの原因となっているネットワークの問題を解決する必要があります。

アップデート メッセージのタイムスタンプ

BGP 低速ピア検出は、アップデート グループ内のアップデート メッセージのタイムスタンプに依存します。アップデート メッセージのタイムスタンプは、フォーマットされるときに設定されます。BGP 低速ピア検出が設定されている場合、ピア キュー内の最も古いメッセージのタイムスタンプが現在の時刻と比較され、ピアが設定された低速ピア時間しきい値よりも遅れているかどうかが判断されます。

たとえば、ピア キュー内の最も古いメッセージが 3 分以上前にフォーマットされているものの、BGP 低速ピア検出のしきい値が 3 分に設定されている場合、そのアップデート メッセージをフォーマットしたピアが低速ピアであると判断されます。

Cisco IOS ソフトウェアは、低速ピアが検出されるか回復された場合(そのアップデート グループがコンバージされ、しきい値の時間より前にフォーマットされたメッセージがない場合)に syslog イベントを生成します。

BGP 低速ピア検出の利点

低速ピア検出により、低速ピアに関する情報が得られ、ピアを別のアップデート グループに移動せずに根本的原因を解決できます。そのため、低速ピア検出で必要とされるのは、ネットワークで何を改善できるかを識別するための 1 つのコマンドだけです。

ダイナミックまたはスタティック BGP 低速ピアの設定の利点

アップデート グループに低速ピアが存在すると、送信保留中のフォーマット済みのアップデート数が増加します。未処理分が減るまで、新しいメッセージをフォーマットして送信することができません。その状況では、BGP アップデート パケットが遅延するため、BGP ネットワークへのアドバタイズが遅延します。この問題は、ダイナミック低速ピアまたはスタティック低速ピアを設定すると、解決したり、防止したりできます。この設定により、低速ピアが新しい低速ピア アップデート グループのメンバーとなるため、低速ピアによる低速でない BGP ピアの遅延を防止できます。

スタティック低速ピア

ピアが低速であると確信できる場合は、そのピアを低速ピアとして静的に設定できます。低速リンクがあるか、処理能力が低いために低速になることがわかっているピアに対しては、スタティック低速ピアが推奨されます。

スタティック低速ピア設定により、Cisco IOS ソフトウェアで、そのピア用の個別のアップデート グループが作成されます。同じアップデート グループに属する 2 つのピアを低速として設定する場合、これらの 2 つのピアはポリシーが一致するために、単一の低速ピア アップデート グループに移動されます。低速アップデート グループは、最も遅い低速ピアの速度で動作します。

スタティック低速ピアは次の 2 つのいずれかの方法で設定できます。

BGP ネイバー(アドレス ファミリ)レベルで

ピア ポリシー テンプレートを使用して

たとえば、ネットワーク輻輳やレシーバが時間内にアップデートを処理しないなど、ピアが低速になる根本的原因を特定する必要がある場合があります。スタティック低速ピアが元のアップデート グループに自動的に戻されることはありません。スタティック低速ピアを元のアップデート グループに復元するには、 no neighbor slow-peer split-update-group static コマンドまたは no slow-peer split-update-group static コマンドを使用します。

ダイナミック低速ピア

スタティック低速ピアとしてマークする代わりに、ピア キュー内の最も古いメッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅れている時間に基づいて、低速ピアをダイナミックに設定します。デフォルトのしきい値は 300 秒で、これは設定可能です。任意の permanent キーワードを指定することをお勧めします。このキーワードにより、低速ピアの根本的原因を解決する間、ピアが低速ピア グループ内に維持されます。その後、 clear bgp slow コマンドを使用して、ピアを元のグループに戻すことができます。

permanent キーワードを設定しない場合、そのピアが低速でない動作に回復すると、元のグループに戻されます。

ダイナミック低速ピアを設定すると、検出が自動的にイネーブルになります。

ダイナミック低速ピアは次の 3 つの方法で設定できます。

アドレス ファミリ ビュー レベルで

ネイバー トポロジ(つまり、ネイバー アドレスファミリ)レベルで

ピア ポリシー テンプレートを使用して

BGP 低速ピアの検出と軽減の方法

単に BGP 低速ピアを検出するには、次のタスクを実行します。

「低速ピアの検出」

BGP 低速ピアの影響を減らし、アップデート グループの他のピアを低速にならないように動作させるには、次の 1 つ以上のタスクを実行します。

「ピアをスタティック低速ピアとしてマークする」(任意)

「ダイナミック低速ピア保護の設定」(任意)

「ダイナミック低速ピアに関する出力の表示」(任意)

「ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復」(任意)

低速ピアの検出

低速ピアをそのアップデート グループから移動せずに、低速ピアの検出のみを行う必要がある場合があります。そのような検出では、syslog メッセージにより、BGP ピアが設定可能な時間内にアップデート メッセージを送信していないことが通知されます。ピアはそのアップデート グループに留まり、アップデート グループは分割されません。syslog メッセージ レベルは、検出と回復の両方で通知レベルです。

BGP 低速ピアをダイナミックに設定する場合は、「ダイナミック低速ピア保護の設定」を参照してください。タスクには低速ピアを検出する手順が含まれ、必須です。

次のいずれかのタスクを実行して、低速ピアを検出します。

「アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの検出」

「ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの検出」

「ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの検出」

アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの検出

このタスクを実行して、アドレスファミリ レベルですべてのダイナミック低速ピアを検出します( 特定の 低速ピアを検出する場合、ネイバー レベルで、またはピア ポリシー テンプレートを使用して低速ピアを検出します)。

最後の手順は任意です。特定のピアの低速ピア検出をディセーブルにする場合に使用します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. neighbor { ip-address | ipv6-address [ % ] | peer-group-name } remote-as autonomous-system-number

5. address-family ipv4

6. bgp slow-peer detection [ threshold seconds ]

7. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection disable

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

neighbor { ip-address | ipv6-address [ % ] | peer-group-name } remote-as autonomous-system-number

 

Router(config-router)# neighbor 10.4.4.4 remote-as 5

(任意)BGP ネイバーテーブルまたはマルチプロトコル BGP ネイバーテーブルにエントリを追加します。

この手順は、下の手順 7 に示すように、特定のピアのダイナミック低速ピア保護をディセーブルにする場合に必要です。

ステップ 5

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6

bgp slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-af)# bgp slow-peer detection threshold 600

グローバル低速ピア検出を設定し、ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いアップデート メッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅れてもかまわない時間を秒単位で指定します。

このしきい値の範囲は 120 ~ 3600 です。コマンドを設定する場合、デフォルトは 300 です。

ステップ 7

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection disable

 

Router(config-router-af)# neighbor 10.4.4.4 slow-peer detection disable

(任意)特定のピアの低速ピア検出をディセーブルにします。

手順 5 でグローバル低速ピア検出を設定しており、特定のピアまたはピア ウループに対して低速ピア検出をディセーブルにする場合にのみ、このコマンドを使用します。

ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの検出

特定のネイバー アドレスにあるか、または特定のピア グループに属するダイナミック低速ピアを検出するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. address-family ipv4

5. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection [ threshold seconds ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-af)# neighbor 172.60.2.3 slow-peer detection threshold 1200

(任意)ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いメッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅延してもかまわない時間を秒単位で指定します。

しきい値の範囲は 120 秒から 3600 秒です。このコマンドを設定する場合、デフォルトは 300 秒です。

ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの検出

ピア ポリシー テンプレートを使用して BGP 低速ピアを検出するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. template peer-policy policy-template-name

5. slow-peer detection [ threshold seconds ]

6. exit

7. address-family ipv4

8. neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

template peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router)# template peer-policy global

ポリシー テンプレート コンフィギュレーション モードを開始し、ピア ポリシー テンプレートを作成します。

ステップ 5

slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-ptmp)# slow-peer detection threshold 600

ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いアップデート メッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅延してもかまわない時間を秒単位で指定します。

このしきい値の範囲は 120 ~ 3600 です。コマンドを設定する場合、デフォルトは 300 です。

ステップ 6

exit

 

Router(config-router-ptmp)# exit

上位のコンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 7

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router-af)# neighbor 10.0.0.1 inherit peer-policy global

ネイバーが設定を継承できるように、ピア ポリシー テンプレートをこのネイバーに送信します。

ピアをスタティック低速ピアとしてマークする

低速ピアを静的に設定する方法は 2 つあります。低速ピアを静的に設定するには、このセクションのいずれかのタスクを実行します。

「ネイバー レベルでスタティック低速ピアとしてピアをマークする」

「ピア ポリシー テンプレートを使用して、スタティック低速ピアとしてピアをマークする」

ネイバー レベルでスタティック低速ピアとしてピアをマークする

特定のネイバー アドレスにあるか、または特定のピア グループに属するスタティック低速ピアを設定するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. address-family ipv4

5. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group static

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group static

 

Router(config-router-af)# neighbor 172.16.1.1 slow-peer split-update-group static

指定したアドレスのネイバーを低速ピアとして設定します。

ピアを元の低速でないアップデート グループに復元する場合は、 no neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group static コマンドを使用します。

ピア ポリシー テンプレートを使用して、スタティック低速ピアとしてピアをマークする

ピア ポリシー テンプレートを使用してスタティック低速ピアを設定するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. template peer-policy policy-template-name

5. slow-peer split-update-group static

6. exit

7. address-family ipv4

8. neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

template peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router)# template peer-policy global

ポリシー テンプレート コンフィギュレーション モードを開始し、ピア ポリシー テンプレートを作成します。

ステップ 5

slow-peer split-update-group static

 

Router(config-router-ptmp)# slow-peer split-update-group static

指定したアドレスのネイバーを低速ピアとして設定します。

ピアを通常の状態に復元する場合は、 no slow-peer split-update-group static コマンドを使用します。

ステップ 6

exit

 

Router(config-router-ptmp)# exit

上位のコンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 7

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router-af)# neighbor 10.0.0.1 inherit peer-policy global

ネイバーが設定を継承できるように、ピア ポリシー テンプレートをこのネイバーに送信します。

ダイナミック低速ピア保護の設定

低速ピア保護とも呼ばれる低速ピアをダイナミックに設定する方法は 3 つあります。ダイナミック低速ピアを設定するには、このセクションの 1 つ以上のタスクを実行します。

「アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの設定」

「ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの設定」

「ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの設定」

アドレスファミリ レベルでのダイナミック低速ピアの設定

アドレスファミリ レベルでダイナミック低速ピアを設定すると、指定したアドレス ファミリのすべてのピアに適用されます( 特定の 低速ピアを設定する場合、ネイバー レベルで、またはピア ポリシー テンプレートを使用して次のタスクを実行します)。

最後の手順は任意です。特定のピアの低速ピア保護をディセーブルにする場合にのみ実行してください。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. neighbor { ip-address | ipv6-address [ % ] | peer-group-name } remote-as autonomous-system-number

5. address-family ipv4

6. bgp slow-peer detection [ threshold seconds ]

7. bgp slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

8. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group disable

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

neighbor { ip-address | ipv6-address [ % ] | peer-group-name } remote-as autonomous-system-number

 

Router(config-router)# neighbor 10.4.4.4 remote-as 5

(任意)BGP ネイバーテーブルまたはマルチプロトコル BGP ネイバーテーブルにエントリを追加します。

この手順は、下の手順 8 に示すように、特定のピアのダイナミック低速ピア保護をディセーブルにする場合に必要です。

ステップ 5

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6

bgp slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-af)# bgp slow-peer detection threshold 600

(任意)ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いアップデート メッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅延してもかまわない時間を秒単位で指定します。

次の手順のように、ダイナミック低速ピアを設定すると、この検出が自動的にイネーブルになります。

このしきい値の範囲は 120 ~ 3600 です。デフォルト値は 300 です。

ステップ 7

bgp slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

 

Router(config-router-af)# bgp slow-peer split-update-group dynamic permanent

ダイナミックに検出した低速ピアを低速アップデート グループに移動します。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在する(スタティック低速ピアのため)場合、ダイナミック低速ピアはスタティック低速ピア アップデート グループに移動されます。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在しない場合、新しい低速ピア アップデート グループが作成され、ピアがそのグループに移動されます。

permanent キーワードを使用することをお勧めします。 permanent キーワードを使用すると、ピアが元のアップデート グループに自動的に移動されることはありません。ネットワーク輻輳などの低速の根本的原因を特定した後は、 clear bgp slow コマンドを使用して、ピアを元のアップデート グループに移動することができます。ダイナミック低速ピアを元のアップデート グループに戻すには、「ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復」を参照してください。

permanent キーワードを使用しない場合、低速ピアが通常のピアになる(コンバージする)と、通常の元のアップデート グループに戻されます。

ステップ 8

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group dynamic disable

 

Router(config-router-af)# neighbor 10.4.4.4 slow-peer split-update-group dynamic disable

(任意)特定のピアのダイナミック低速ピア保護をディセーブルにする場合にのみ、次の手順を実行します。

ネイバー レベルでのダイナミック低速ピアの設定

特定のネイバー アドレスにあるか、または特定のピア グループに属するダイナミック低速ピアを設定するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. address-family ipv4

5. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection [ threshold seconds ]

6. neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-af)# neighbor 172.60.2.3 slow-peer detection threshold 1200

(任意)ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いアップデート メッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅延してもかまわない時間を秒単位で指定します。

次の手順のように、ダイナミック低速ピアを設定すると、この検出が自動的にイネーブルになります。

このしきい値の範囲は 120 ~ 3600 です。デフォルト値は 300 です。

ステップ 6

neighbor { neighbor-address | peer-group-name } slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

 

Router(config-router-af)# neighbor 172.60.2.3 slow-peer split-update-group dynamic permanent

ダイナミックに検出した低速ピアを低速アップデート グループに移動します。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在する(スタティック低速ピアのため)場合、ダイナミック低速ピアはスタティック低速ピア アップデート グループに移動されます。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在しない場合、新しい低速ピア アップデート グループが作成され、ピアがそのグループに移動されます。

permanent キーワードを使用することをお勧めします。 permanent キーワードを使用すると、ピアが元のアップデート グループに自動的に移動されることはありません。ネットワーク輻輳などの低速の根本的原因を特定した後は、 clear bgp slow コマンドを使用して、ピアを元のアップデート グループに移動することができます。ダイナミック低速ピアを元のアップデート グループに戻すには、「ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復」を参照してください。

permanent キーワードを使用しない場合、低速ピアが通常のピアになる(コンバージする)と、通常の元のアップデート グループに戻されます。

ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピアの設定

ピア ポリシー テンプレートを使用して BGP 低速ピアを設定するには、次のタスクを実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. router bgp autonomous-system-number

4. template peer-policy policy-template-name

5. slow-peer detection [ threshold seconds ]

6. slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

7. exit

8. address-family ipv4

9. neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

router bgp autonomous-system-number

 

Router(config)# router bgp 5

BGP ルーティング プロセスを設定します。

ステップ 4

template peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router)# template peer-policy global

ポリシー テンプレート コンフィギュレーション モードを開始し、ピア ポリシー テンプレートを作成します。

ステップ 5

slow-peer detection [ threshold seconds ]

 

Router(config-router-ptmp)# slow-peer detection threshold 600

(任意)ピアが低速ピアとして判断される前に、ピア キュー内の最も古いメッセージのタイムスタンプが現在の時刻から遅延してもかまわない時間を秒単位で指定します。

次の手順のように、ダイナミック低速ピアを設定すると、この検出が自動的にイネーブルになります。

このしきい値の範囲は 120 ~ 3600 です。デフォルト値は 300 です。

ステップ 6

slow-peer split-update-group dynamic [ permanent ]

 

Router(config-router-ptmp)# slow-peer split-update-group dynamic permanent

ダイナミックに検出した低速ピアを低速アップデート グループに移動します。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在する(スタティック低速ピアのため)場合、ダイナミック低速ピアはスタティック低速ピア アップデート グループに移動されます。

スタティック低速ピア アップデート グループが存在しない場合、新しい低速ピア アップデート グループが作成され、ピアがそのグループに移動されます。

permanent キーワードを使用することをお勧めします。 permanent キーワードを使用すると、ピアが元のアップデート グループに自動的に移動されることはありません。ネットワーク輻輳などの低速の根本的原因を特定した後は、コマンドを使用して、ピアを元のアップデート グループに移動することができます。ダイナミック低速ピアを元のアップデート グループに戻すには、「ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復」を参照してください。

permanent キーワードを使用しない場合、低速ピアが通常のピアになる(コンバージする)と、通常の元のアップデート グループに戻されます。

ステップ 7

exit

 

Router(config-router-ptmp)# exit

上位のコンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 8

address-family ipv4

 

Router(config-router)# address-family ipv4

アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

neighbor ip-address inherit peer-policy policy-template-name

 

Router(config-router-af)# neighbor 10.0.0.1 inherit peer-policy global

ネイバーが設定を継承できるように、ピア ポリシー テンプレートをこのネイバーに送信します。

ダイナミック低速ピアに関する出力の表示

このタスクで 1 つ以上の show コマンドを使用して、ダイナミックに設定された BGP 低速ピアに関する出力を表示します。

手順の概要

1. enable

2. show ip bgp [ ipv4 { multicast | unicast } | vpnv4 all | vpnv6 unicast all | topology { * | routing-topology-instance-name }] [ update-group ] summary slow

3. show ip bgp [ ipv4 { multicast | unicast } | vpnv4 all | vpnv6 unicast all ] neighbors slow

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

show ip bgp [ ipv4 { multicast | unicast } | vpnv4 all | vpnv6 unicast all | topology { * | routing-topology-instance-name }] [ update-group ] summary slow

 

Router# show ip bgp summary slow

概要フォームにダイナミック BGP 低速ピアに関する情報を表示します。

ステップ 3

show ip bgp [ ipv4 { multicast | unicast } | vpnv4 all | vpnv6 unicast all ] neighbors slow

 

Router# show ip bgp neighbors slow

ダイナミック BGP 低速ピア ネイバーに関する情報を表示します。

ダイナミック低速ピアを通常のピアとして回復

ネットワーク管理者として、低速ピアの根本的原因(ネットワーク輻輳やレシーバが時間内にアップデートを処理していないなど)を解決したら、次のタスクで clear コマンドを使用して、ピアを元のグループに戻します。両方のコマンドは同じ機能を実行します。


静的に設定された低速ピアは、このような clear コマンドに影響を受けません。静的に設定された低速ピアを元のアップデート グループに復元するには、「ピアをスタティック低速ピアとしてマークする」のいずれかのタスクに示すコマンドの no 形式を使用します。


手順の概要

1. enable

2. clear ip bgp {[ af ] * | neighbor-address | peer-group group-name } slow

3. clear bgp af { * | neighbor-address | peer-group group-name } slow

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

clear ip bgp {[ af ] * | neighbor-address | peer-group group-name } slow

 

Router# clear ip bgp * slow

(任意)ネイバーを低速アップデート ピア グループから元のアップデート ピア グループに復元します。

af は、 ipv4 vpnv4 、または vpnv6 のアドレス ファミリのいずれかです。IPv4、VPNv4、または VPNv6 アドレス ファミリのすべてのピアを元のアップデート グループに戻します。

* はすべてのピアを元のアップデート グループに戻します。

ステップ 3

clear bgp af { * | neighbor-address | peer-group group-name } slow

 

Router# clear bgp ipv4 * slow

(任意)ネイバーを低速アップデート ピア グループから元のアップデート ピア グループに復元します。

af は、 ipv4 vpnv4 、または vpnv6 のアドレス ファミリのいずれかです。IPv4、VPNv4、または VPNv6 アドレス ファミリのピアを元のアップデート グループに戻します。

* はアドレス ファミリのすべてのピアを元のアップデート グループに戻します。

BGP 低速ピアの検出と軽減の設定例

ここでは、次の BGP 低速ピア設定例について説明します。

「例:スタティック低速ピア」

「例:ピア ポリシー テンプレートを使用したスタティック低速ピア」

「例:ネイバー レベルでのダイナミック低速ピア」

「例:ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピア」

「例:ピア グループを使用したダイナミック低速ピア」

例:スタティック低速ピア

次の例では、192.168.12.10 のネイバーをスタティック低速ピアとしてマークします。

router bgp 5
address-family ipv4
neighbor 192.168.12.10 slow-peer split-update-group static

例:ピア ポリシー テンプレートを使用したスタティック低速ピア

次の例では、ipv4_ucast_pp2 というピア ポリシー テンプレートを使用して、スタティック低速ピアを設定します。10.0.101.4 のネイバーがポリシーを継承します。

 
router bgp 13
template peer-policy ipv4_ucast_pp2
slow-peer split-update-group static
exit-peer-policy
!
no bgp default route-target filter
no bgp enforce-first-as
bgp log-neighbor-changes
neighbor 10.0.101.4 remote-as 13
 
address-family ipv4
neighbor 10.0.101.4 inherit peer-policy ipv4_ucast_pp2
 
RouterA# show ip bgp template peer-policy ipv4_ucast_pp2
Template:ipv4_ucast_pp2, index:2.
Local policies:0x180000000, Inherited polices:0x0
Local disable policies:0x0, Inherited disable policies:0x0
Locally configured policies:
slow-peer split-update-group static
Inherited policies:

例:ネイバー レベルでのダイナミック低速ピア

次の例では、ネイバー レベルで低速ピアを設定します。10.0.101.3 のネイバーは、300 秒のデフォルトのしきい値で、ダイナミック低速ピア保護で設定されます。

router bgp 13
no bgp default route-target filter
no bgp enforce-first-as
bgp log-neighbor-changes
neighbor 10.0.101.3 remote-as 13
 
address-family ipv4
neighbor 10.0.101.3 slow-peer split-update-group dynamic

例:ピア ポリシー テンプレートを使用したダイナミック低速ピア

次の例では、ルータ A が ipv4_ucast_pp1 というピア ポリシー テンプレートを使用して、120 秒の検出しきい値を設定します。 permanent キーワードを指定すると、ネットワーク管理者が clear ip bgp slow コマンドを使用してピアを元のアップデート グループに移動するまで、低速ピアが低速アップデート グループに留まります。10.0.101.2 のネイバーはピア ポリシーを継承します。これは、そのネイバーが低速であると判断された場合に、低速アップデート グループに移動されることを意味します。

router bgp 13
template peer-policy ipv4_ucast_pp1
slow-peer detection threshold 120
slow-peer split-update-group dynamic permanent
exit-peer-policy
!
no bgp default route-target filter
no bgp enforce-first-as
bgp log-neighbor-changes
neighbor 10.0.101.2 remote-as 13
!
address-family ipv4
neighbor 10.0.101.2 activate
neighbor 10.0.101.2 inherit peer-policy ipv4_ucast_pp1
 

次の出力に、ローカルに設定されたポリシーを示します。

RouterA# show ip bgp template peer-policy ipv4_ucast_pp1
 
Template:ipv4_ucast_pp1, index:1.
Local policies:0x300000000, Inherited polices:0x0
Local disable policies:0x0, Inherited disable policies:0x0
Locally configured policies:
slow-peer detection threshold is 120
slow-peer split-update-group dynamic permanent
Inherited policies:

例:ピア グループを使用したダイナミック低速ピア

次の例では、2 つのピア グループ ipv4_ucast_pg1 と ipv4_ucast_pg2 を設定します。10.0.101.1 のネイバーは ipv4_ucast_pg1 に属し、低速ピア検出が 120 秒に設定されます。10.0.101.5 のネイバーは ipv4_ucast_pg2 に属し、低速ピア検出が 140 秒に設定されます。

router bgp 13
no bgp default route-target filter
no bgp enforce-first-as
bgp log-neighbor-changes
neighbor ipv4_ucast_pg1 peer-group
neighbor ipv4_ucast_pg2 peer-group
neighbor ipv4_ucast_pg1 remote-as 13
neighbor ipv4_ucast_pg2 remote-as 13
neighbor 10.0.101.1 peer-group ipv4_ucast_pg1
neighbor 10.0.101.5 peer-group ipv4_ucast_pg2
 
address-family ipv4
neighbor ipv4_ucast_pg1 slow-peer detection threshold 120
neighbor ipv4_ucast_pg1 slow-peer split-update-group dynamic
neighbor ipv4_ucast_pg2 slow-peer detection threshold 140
neighbor ipv4_ucast_pg2 slow-peer split-update-group dynamic
 

次の出力に、ピア グループ ipv4_ucast_pg1 に関する情報を示します。

RouterA# show ip bgp peer-group ipv4_ucast_pg1
BGP peer-group is ipv4_ucast_pg1, remote AS 13
BGP version 4
Neighbor sessions:
0 active, is multisession capable
Default minimum time between advertisement runs is 0 seconds
 
For address family: IPv4 Unicast
BGP neighbor is ipv4_ucast_pg1, peer-group internal, members:
10.0.101.1
Index 0
Slow-peer detection is enabled, threshold value is 120
Slow-peer split-update-group dynamic is enabled
Update messages formatted 0, replicated 0
Number of NLRIs in the update sent: max 0, min 0
 
 

次の出力に、ピア グループ ipv4_ucast_pg2 に関する情報を示します。

 
RouterA# show ip bgp peer-group ipv4_ucast_pg2
BGP peer-group is ipv4_ucast_pg2, remote AS 13
BGP version 4
Neighbor sessions:
0 active, is multisession capable
Default minimum time between advertisement runs is 0 seconds
 
For address family: IPv4 Unicast
BGP neighbor is ipv4_ucast_pg2, peer-group internal, members:
10.0.101.5
Index 0
Slow-peer detection is enabled, threshold value is 140
Slow-peer split-update-group dynamic is enabled
Update messages formatted 0, replicated 0
Number of NLRIs in the update sent: max 0, min 0

その他の参考資料

関連資料

関連項目
参照先

Syslog メッセージと logging console コマンド

『Cisco IOS XE Network Management Command Reference』

BGP ピア ポリシー テンプレート

Cisco IOS XE IP Routing: BGP Configuration Guide 』の「 Configure a Basic BGP Network 」モジュール

MIB

MIB
MIB リンク

なし

選択したプラットフォーム、Cisco ソフトウェア リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

BGP 低速ピアの検出と軽減のための機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連のソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入されたソフトウェア リリースだけが記載されています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。


 

表 1 BGP 低速ピアの機能情報

機能名
リリース
機能情報

BGP 低速ピア

Cisco IOS 15.0(1)S

ネットワーク管理者は、BGP 低速ピア機能を使用して BGP 低速ピアを検出し、ピアを低速ピアとして静的に設定したり、ダイナミックにマークしたりすることができます。

BGP 低速ピアの検出では、設定した時間内にアップデート メッセージを送信していない BGP ピアを特定します。低速ピアの存在は、ネットワークの問題があることを示しており、低速ピアがあるかどうかを知ることは、管理者が問題を解決するために役に立ちます。

BGP 低速ピア設定では、ピアをその通常のアップデート グループから低速アップデート グループに移動するため、通常のアップデート グループが速度を落とさずに動作し、迅速にコンバージできます。

次のコマンドが変更されました。

clear ip bgp

show ip bgp neighbors

show ip bgp summary

次のコマンドが導入されました。

bgp slow-peer detection

bgp slow-peer split-update-group dynamic

neighbor slow-peer detection

neighbor slow-peer split-update-group dynamic

neighbor slow-peer split-update-group static

slow-peer detection

slow-peer split-update-group dynamic

slow-peer split-update-group static

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