IP アプリケーション サービス コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 15.1S
IRDP の設定
IRDP の設定
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

IRDP の設定

機能情報の確認

この章の構成

IRDP について

IRDP の概要

IRDP の設定方法

IRDP の設定

IRDP の設定例

例:IRDP の設定

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

IRDP の機能情報

IRDP の設定

ICMP Router Discovery Protocol(IRDP)を使用すると、IPv4 ホストが他の(ローカルではない)IP ネットワークに対する IPv4 接続を提供するルータを特定できるようになります。この章で説明する IPv4 アドレッシング コマンドの詳細については、『 Cisco IOS IP Application Services Command Reference 』を参照してください。この章で説明するその他のコマンドについて詳細が記載されている資料を探すには、コマンド リファレンス マスター インデックス、またはオンライン検索を使用してください。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「IRDP の機能情報」 を参照してください。

プラットフォーム サポートとシスコ ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

IRDP について

「IRDP の概要」

IRDP の概要

ICMP Router Discovery Protocol(IRDP)を使用すると、ホストが、他のネットワーク上にある IP ベースのデバイスに到達するためにゲートウェイとして使用できるルータを特定できるようになります。IRDP を実行しているデバイスがルータとして動作する場合、ルータ検出パケットを生成します。IRDP を実行しているデバイスがホストとして動作する場合、ルータ検出パケットを受信します。Cisco IRDP の実装は、RFC 1256( http://www.ietf.org/rfc/rfc1256.txt )に概説されているルータ ディスカバリ プロトコルに完全に適合しています。

IRDP の設定方法

「IRDP の設定」

IRDP の設定

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. no shutdown

5. ip address ip-address mask

6. ip irdp

7. ip irdp multicast

8. ip irdp holdtime seconds

9. ip irdp maxadvertinterval seconds

10. ip irdp minadvertinterval seconds

11. ip irdp preference number

12. ip irdp address address number

13. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number

 

Router(config)# interface fastethernet 0/0

インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

no shutdown

 

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをアクティブ(イネーブル)にします。

ステップ 5

ip address ip-address mask

 

Router(config-if)# ip address 172.16.16.1 255.255.240.0

インターフェイスの IP アドレスを設定します。

ステップ 6

ip irdp

 

Router(config-if)# ip irdp

インターフェイスで IRDP をイネーブルにします。

ステップ 7

ip irdp multicast

 

Router(config-if)# ip irdp multicast

(任意)指定のインターフェイス上にある全システムのマルチキャスト アドレス(224.0.0.1)に IRDP アドバタイズメントを送信します。

ステップ 8

ip irdp holdtime seconds

 

Router(config-if)# ip irdp holdtime 120

(任意)アドバタイズメントが有効である IRDP 期間を設定します。

ステップ 9

ip irdp maxadvertinterval seconds

 

Router(config-if)# ip irdp maxadvertinterval 60

(任意)アドバタイズメントの IRDP 最大間隔を設定します。

ステップ 10

ip irdp minadvertinterval seconds

 

Router(config-if)# ip irdp minadvertinterval 10

(任意)アドバタイズメントの IRDP 最小間隔を設定します。

ステップ 11

ip irdp preference number

 

Router(config-if)# ip irdp preference 900

(任意)デバイスの IRDP プリファレンス レベルを設定します。

ステップ 12

ip irdp address address number

 

Router(config-if)# ip irdp address 192.168.10.2 90

(任意)プロキシ アドバタイズを行うための IRDP アドレスとプリファレンスを設定します。

ステップ 13

end

 

Router(config-if)# end

現在のコンフィギュレーション モードを終了して、特権 EXEC モードに戻ります。

IRDP の設定例

「例:IRDP の設定」

例:IRDP の設定

次に、ルータ上で IRDP を設定する方法の例を示します。

Router(config)# interface fastethernet 0/1
Router(config-if)# no shutdown
Router(config-if)# ip address 172.16.10.1 255.255.255.0
Router(config-if)# ip irdp
Router(config-if)# ip irdp multicast
Router(config-if)# ip irdp holdtime 120
Router(config-if)# ip irdp maxadvertinterval 60
Router(config-if)# ip irdp minadvertinterval 10
Router(config-if)# ip irdp preference 900
Router(config-if)# ip irdp address 192.168.10.2 90

その他の参考資料

関連資料

内容
参照先

Cisco IOS コマンド

Cisco IOS Master Commands List, All Releases

IP アプリケーション サービス コマンド

『Cisco IOS IP Application Services Command Reference』

規格

規格
タイトル

この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能がサポートする新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

--

RFC

RFC
タイトル

RFC 1256

『ICMP Router Discovery Messages』 http://www.ietf.org/rfc/rfc1256.txt

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

IRDP の機能情報

表 1 に、この章に記載されている機能を示します。

プラットフォーム サポートとソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートするソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 に、特定のソフトウェア リリース トレイン内の機能に対するサポートが導入されたソフトウェア リリースだけを示します。特に断りのないかぎり、そのソフトウェア リリース トレイン以降のリリースでもその機能がサポートされます。


 

表 1 IRDP の機能情報

機能名
リリース
機能情報

ICMP Router Discovery Protocol

10.0
12.2(33)SRA

ICMP Router Discovery Protocol(IRDP)を使用すると、IPv4 ホストが他の(ローカルではない)IP ネットワークに対する IPv4 接続を提供するルータを特定できるようになります。

コマンド ip irdp が導入または変更されました。