IP SLA コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS Release 15.1S
Cisco IOS IP SLA HTTP 動作の設定
Cisco IOS IP SLA HTTP 動作の設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco IOS IP SLA HTTP 動作の設定

機能情報の確認

目次

Ip SLA HTTP 動作の制約事項

IP SLA HTTP 動作に関する情報

HTTP 動作

IP SLA HTTP 動作の設定方法

送信元デバイスでの HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング

送信元デバイスでの基本の HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング

送信元デバイスでの省略可能なパラメータを使用した HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング

送信元デバイスでの HTTP RAW 動作の設定およびスケジューリング

IP SLA HTTP 動作の設定例

例:HTTP GET 動作の設定

例:HTTP RAW 動作の設定

例:プロキシ サーバ経由での HTTP RAW 動作の設定

例:認証による HTTP RAW 動作の設定

その他の参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

IP SLA HTTP 動作の機能情報

Cisco IOS IP SLA HTTP 動作の設定

このモジュールでは、シスコ デバイスと HTTP サーバの間で Web ページを取得するための応答時間をモニタするように、Cisco IOS IP Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)HTTP 動作を設定する方法について説明します。IP SLA HTTP 動作は、通常の GET 要求とカスタマー RAW 要求の両方をサポートします。また、このモジュールでは、HTTP 動作の結果を表示および分析して HTTP サーバのパフォーマンスを調べる方法についても説明します。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「IP SLA HTTP 動作の機能情報」 を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Ip SLA HTTP 動作の制約事項

IP SLA HTTP 動作は HTTP/1.0 だけをサポートします。

HTTP/1.1 は、HTTP RAW 要求を含むすべての IP SLA HTTP 動作でサポートされません。

IP SLA HTTP 動作に関する情報

「HTTP 動作」

HTTP 動作

HTTP 動作は、シスコ デバイスと HTTP サーバの間で Web ページを取得するための Round-Trip Time(RTT; ラウンドトリップ時間)を測定します。HTTP サーバ応答時間の測定は次の 3 つの RTT から構成されます。

DNS ルックアップ:ドメイン名ルックアップの実行に要する RTT。

TCP 接続:HTTP サーバへの TCP 接続の実行に要する RTT。

HTTP トランザクション時間:要求を送信し、HTTP サーバからの応答の取得に要する RTT。この動作はホーム HTML ページだけを取得します。

DNS 動作が最初に実行され、DNS RTT が測定されます。ドメイン名が見つかったら、適切な HTTP サーバに対する TCP 接続動作が実行され、この動作の RTT が測定されます。最後の動作は HTTP 要求であり、HTTP サーバからホーム HTML ページを取得するのに要する RTT が測定されます。もうひとつ別の測定が行われ、これは Time To First Byte と呼ばれます。Time To First Byte によって、TCP 接続動作の開始から HTTP 動作により取得された最初の HTML バイトを検出するまでの時間が測定されます。総 HTTP RTT は、DNS RTT、TCP 接続 RTT、および HTTP RTT の合計です。

GET 要求の場合、IP SLA は指定された URL に基づいて要求の形式を設定します。RAW の場合、IP SLA は HTTP 要求の内容全体を必要とします。RAW 要求が設定された場合は、raw コマンドが HTTP RAW コンフィギュレーション モードで指定されます。RAW 要求は柔軟であり、認証などのフィールドの制御を可能にします。HTTP 要求はプロキシ サーバを経由して行うことができます。

HTTP 動作の結果は、Web ページの取得に要する RTT を調べることにより Web サーバのパフォーマンス レベルをモニタする場合に役に立ちます。

IP SLA HTTP 動作の設定方法

「送信元デバイスでの HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング」

「送信元デバイスでの HTTP RAW 動作の設定およびスケジューリング」

送信元デバイスでの HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング


) この動作には、送信先デバイスの IP SLA Responder は必要ありません。


基本の HTTP GET 動作を設定するか、または省略可能なパラメータを使用して HTTP GET 動作を設定するかによって、この項に示す作業のいずれか 1 つを実行します。

「送信元デバイスでの基本の HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング」

「送信元デバイスでの省略可能なパラメータを使用した HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング」

送信元デバイスでの基本の HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング

省略可能なパラメータを使用せずに HTTP GET 動作をイネーブルにするには、次の作業を実行します。送信元デバイスは、測定統計情報が保存される場所です。


) 動作のグループのスケジューリングについては、『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』の「IP SLAs--Multioperation Scheduling of IP SLAs Operations」モジュールを参照してください。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip sla operation-number

4. http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

5. frequency seconds

6. exit

7. ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

8. exit

9. show ip sla configuration [ operation-number ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip sla operation-number

 

Router(config)# ip sla 10

IP SLA 動作の設定を開始し、IP SLA コンフィギュレーション モードに移行します。

ステップ 4

http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

 

Router(config-ip-sla)# http get http://198.133.219.25

HTTP 動作を定義し、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

frequency seconds

 

Router(config-ip-sla-http)# frequency 90

(任意)指定した IP SLA HTTP 動作を繰り返す間隔を設定します。IP SLA HTTP 動作のデフォルトの最小頻度値は 60 秒です。

ステップ 6

exit

 

Router(config-ip-sla-http)# exit

HTTP コンフィギュレーション サブモードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 7

ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

 

Router(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever

個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

ステップ 8

exit

 

Router(config)# exit

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 9

show ip sla configuration [ operation-number ]

 

Router# show ip sla configuration 10

(任意)すべての IP SLA 動作または指定した IP SLA 動作に関する設定値を、すべてのデフォルト値を含めて表示します。

次に、ただちに開始し、無期限に実行される HTTP GET の IP SLA 動作タイプを設定する例を示します。この動作では、www.cisco.com の Web サイトからホーム ページが取得されます。

ip sla 8
http get url http://198.133.219.25
frequency 90
!
ip sla schedule 8 life forever start-time now

トラブルシューティングのヒント

IP SLA 動作に関する問題をトラブルシューティングするには、 debug ip sla trace コマンドと debug ip sla error コマンドを使用します。

次の作業

IP SLA 動作の結果を表示し、内容を確認するには、 show ip sla statistics コマンドを使用します。サービス レベル契約の基準に対応するフィールドの出力を確認すると、サービス メトリックが許容範囲内であるかどうかを判断する役に立ちます。

送信元デバイスでの省略可能なパラメータを使用した HTTP GET 動作の設定およびスケジューリング

送信元デバイスで HTTP GET 動作をイネーブルにして、省略可能な IP SLA パラメータを設定するには、次の作業を実行します。送信元デバイスは、測定統計情報が保存される場所です。


) 動作のグループのスケジューリングについては、『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』の「IP SLAs--Multioperation Scheduling of IP SLAs Operations」モジュールを参照してください。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip sla operation-number

4. http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

5. history buckets-kept size

6. history distributions-of-statistics-kept size

7. history enhanced [ interval seconds ] [ buckets number-of-buckets ]

8. history filter { none | all | overThreshold | failures }

9. frequency seconds

10. history hours-of-statistics-kept hours

11. http-raw-request

12. history lives-kept lives

13. owner owner-id

14. history statistics-distribution-interval milliseconds

15. tag text

16. threshold milliseconds

17. timeout milliseconds

18. tos number

19. exit

20. ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

21. exit

22. show ip sla configuration [ operation-number ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip sla operation-number

 

Router(config)# ip sla 10

IP SLA 動作の設定を開始し、IP SLA コンフィギュレーション モードに移行します。

ステップ 4

http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

 

Router(config-ip-sla)# http get http://198.133.219.25

HTTP 動作を定義し、IP SLA コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

history buckets-kept size

 

Router(config-ip-sla-http)# history buckets-kept 25

(任意)IP SLA 動作のライフタイム中に保持する履歴バケット数を設定します。

ステップ 6

history distributions-of-statistics-kept size

 

Router(config-ip-sla-http)# history distributions-of-statistics-kept 5

(任意)IP SLA 動作中にホップ単位で保持する統計情報の配信数を設定します。

ステップ 7

history enhanced [ interval seconds ] [ buckets number-of-buckets ]

 

Router(config-ip-sla-http)# history enhanced interval 900 buckets 100

(任意)IP SLA 動作に対する拡張履歴収集をイネーブルにします。

ステップ 8

history filter { none | all | overThreshold | failures }

 

Router(config-ip-sla-http)# history filter failures

(任意)IP SLA 動作の履歴テーブルに格納する情報のタイプを定義します。

ステップ 9

frequency seconds

 

Router(config-ip-sla-http)# frequency 90

(任意)指定した IP SLA HTTP 動作を繰り返す間隔を設定します。IP SLA HTTP 動作のデフォルトの最小頻度値は 60 秒です。

ステップ 10

history hours-of-statistics-kept hours

 

Router(config-ip-sla-http)# history hours-of-statistics-kept 4

(任意)IP SLA 動作の統計情報を保持する時間数を設定します。

ステップ 11

http-raw-request

 

Router(config-ip-sla-http)# http-raw-request

(任意)IP SLA HTTP 動作の GET 要求のオプションを明示的に指定します。

ステップ 12

history lives-kept lives

 

Router(config-ip-sla-http)# history lives-kept 5

(任意)IP SLA 動作の履歴テーブルに格納するライフ数を設定します。

ステップ 13

owner owner-id

 

Router(config-ip-sla-http)# owner admin

(任意)IP SLA 動作の Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)所有者を設定します。

ステップ 14

history statistics-distribution-interval milliseconds

 

Router(config-ip-sla-http)# history statistics-distribution-interval 10

(任意)IP SLA 動作で維持する各統計情報の配信間隔を設定します。

ステップ 15

tag text

 

Router(config-ip-sla-http)# tag TelnetPollServer1

(任意)IP SLA 動作のユーザ指定 ID を作成します。

ステップ 16

threshold milliseconds

 

Router(config-ip-sla-http)# threshold 10000

(任意)IP SLA 動作によって作成されるネットワーク モニタリング統計情報を計算するための上限しきい値を設定します。

ステップ 17

timeout milliseconds

 

Router(config-ip-sla-http)# timeout 10000

(任意)IP SLA 動作がその要求パケットからの応答を待機する時間を設定します。

ステップ 18

tos number

 

Router(config-ip-sla-http)# tos 160

(任意)IP SLA 動作の IP ヘッダー内の Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)バイトを定義します。

ステップ 19

exit

 

Router(config-ip-sla-http)# exit

HTTP コンフィギュレーション サブモードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 20

ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

 

Router(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever

個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

ステップ 21

exit

 

Router(config)# exit

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 22

show ip sla configuration [ operation-number ]

 

Router# show ip sla configuration 10

(任意)すべての IP SLA 動作または指定した IP SLA 動作に関する設定値を、すべてのデフォルト値を含めて表示します。

次の出力例は、HTTP GET 動作番号 8 に対するすべての IP SLA パラメータ(デフォルト値を含む)の設定を示します。

Router# show ip sla configuration 8
 
Complete Configuration Table (includes defaults)
Entry Number: 8
Owner:
Tag: FLL-LA
Type of Operation to Perform: http
Reaction and History Threshold (milliseconds): 5000
Operation Frequency (seconds): 90
Operation Timeout (milliseconds): 5000
Verify Data: FALSE
Status of Entry (SNMP RowStatus): active
Protocol Type: httpAppl
Target Address:
Source Address: 0.0.0.0
Target Port: 0
Source Port: 0
Request Size (ARR data portion): 1
Response Size (ARR data portion): 1
Control Packets: enabled
Loose Source Routing: disabled
LSR Path:
Type of Service Parameters: 0x0
HTTP Operation: get
HTTP Server Version: 1.0
URL: http://198.133.219.25
Proxy:
Raw String(s):
 
Cache Control: enabled
Life (seconds): infinite - runs forever
Next Scheduled Start Time: Start Time already passed
Entry Ageout (seconds): never
Connection Loss Reaction Enabled: FALSE
Timeout Reaction Enabled: FALSE
Threshold Reaction Type: never
Threshold Falling (milliseconds): 3000
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Reaction Type: none
Verify Error Reaction Enabled: FALSE
Number of Statistic Hours kept: 2
Number of Statistic Paths kept: 1
Number of Statistic Hops kept: 1
Number of Statistic Distribution Buckets kept: 1
Statistic Distribution Interval (milliseconds): 20
Number of History Lives kept: 0
Number of History Buckets kept: 15
Number of History Samples kept: 1
History Filter Type: none

トラブルシューティングのヒント

IP SLA 動作に関する問題をトラブルシューティングするには、 debug ip sla trace コマンドと debug ip sla error コマンドを使用します。

次の作業

IP SLA 動作の結果を表示し、内容を確認するには、 show ip sla statistics コマンドを使用します。サービス レベル契約の基準に対応するフィールドの出力を確認すると、サービス メトリックが許容範囲内であるかどうかを判断する役に立ちます。

送信元デバイスでの HTTP RAW 動作の設定およびスケジューリング

送信元デバイスで HTTP RAW 動作をイネーブルにするには、次の作業を実行します。RAW 要求を実行するには、IP SLA では HTTP 要求の内容全体を指定する必要があります。HTTP RAW コンフィギュレーション モードを開始した後で、HTTP RAW 要求を完了するように HTTP 1.0 コマンドを指定できます。この動作には、送信先デバイスの IP SLA Responder は必要ありません。


) 動作のグループのスケジューリングについては、『Cisco IOS IP SLAs Configuration Guide』の「IP SLAs--Multioperation Scheduling of IP SLAs Operations」モジュールを参照してください。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip sla operation-number

4. http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

5. http-raw-request

6. 必要な HTTP 1.0 コマンド構文を入力します。

7. exit

8. ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

9. exit

10. show ip sla configuration [ operation-number ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip sla operation-number

 

Router(config)# ip sla 10

IP SLA 動作の設定を開始し、IP SLA コンフィギュレーション モードに移行します。

ステップ 4

http { get | raw } url [ name-server ip-address ] [ version version-number ] [ source-ip { ip-address | hostname }] [ source-port port-number ] [ cache { enable | disable }] [ proxy proxy-url ]

 

Router(config-ip-sla)# http raw http://198.133.219.25

HTTP 動作を定義します。

ステップ 5

http-raw-request

 

Router(config-ip-sla)# http-raw-request

HTTP RAW コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6

必要な HTTP 1.0 コマンド構文を入力します。

 

Router(config-ip-sla-http)# GET /en/US/hmpgs/index.html HTTP/1.0\r\n\r\n

必要なすべての HTTP 1.0 コマンドを入力します。

ステップ 7

exit

 

Router(config-ip-sla-http)# exit

HTTP RAW コンフィギュレーション サブモードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 8

ip sla schedule operation-number [ life { forever | seconds }] [ start-time { hh : mm [: ss ] [ month day | day month ] | pending | now | after hh : mm : ss ] [ ageout seconds ] [ recurring ]

 

Router(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever

個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

ステップ 9

exit

 

Router(config)# exit

(任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 10

show ip sla configuration [ operation-number ]

 

Router# show ip sla configuration 10

(任意)すべての IP SLA 動作または指定した IP SLA 動作に関する設定値を、すべてのデフォルト値を含めて表示します。

次に、HTTP RAW 動作番号 8 に対するすべての IP SLA パラメータ(デフォルト値を含む)の設定出力例を示します。

Router# show ip sla configuration 8
 
Complete Configuration Table (includes defaults)
Entry Number: 8
Owner:
Tag:
Type of Operation to Perform: http
Reaction and History Threshold (milliseconds): 5000
Operation Frequency (seconds): 90
Operation Timeout (milliseconds): 5000
Verify Data: FALSE
Status of Entry (SNMP RowStatus): active
Protocol Type: httpAppl
Target Address:
Source Address: 0.0.0.0
Target Port: 0
Source Port: 0
Request Size (ARR data portion): 1
Response Size (ARR data portion): 1
Control Packets: enabled
Loose Source Routing: disabled
LSR Path:
Type of Service Parameters: 0x0
HTTP Operation: raw
HTTP Server Version: 1.0
URL: http://198.133.219.25
Proxy:
Raw String(s):
GET /en/US/hmpgs/index.html HTTP/1.0\r\n\r\n
 
Cache Control: enabled
Life (seconds): infinite - runs forever
Next Scheduled Start Time: Start Time already passed
Entry Ageout (seconds): never
Connection Loss Reaction Enabled: FALSE
Timeout Reaction Enabled: FALSE
Threshold Reaction Type: never
Threshold Falling (milliseconds): 3000
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Reaction Type: none
Verify Error Reaction Enabled: FALSE
Number of Statistic Hours kept: 2
Number of Statistic Paths kept: 1
Number of Statistic Hops kept: 1
Number of Statistic Distribution Buckets kept: 1
Statistic Distribution Interval (milliseconds): 20
Number of History Lives kept: 0
Number of History Buckets kept: 15
Number of History Samples kept: 1
History Filter Type: none

トラブルシューティングのヒント

IP SLA 動作に関する問題をトラブルシューティングするには、 debug ip sla trace コマンドと debug ip sla error コマンドを使用します。

次の作業

IP SLA 動作の結果を表示し、内容を確認するには、 show ip sla statistics コマンドを使用します。サービス レベル契約の基準に対応するフィールドの出力を確認すると、サービス メトリックが許容範囲内であるかどうかを判断する役に立ちます。

IP SLA HTTP 動作の設定例

「例:HTTP GET 動作の設定」

「例:HTTP RAW 動作の設定」

「例:プロキシ サーバ経由での HTTP RAW 動作の設定」

「例:認証による HTTP RAW 動作の設定」

例:HTTP GET 動作の設定

次に、動作番号 8 を作成し、HTTP GET 動作として設定する例を示します。送信先 URL IP アドレスは www.cisco.com の Web サイトを表します。図 1 は HTTP GET 動作を示しています。

図 1 HTTP 動作

 

ルータ B の設定

ip sla 8
http get url http://198.133.219.25
!
ip sla schedule 8 start-time now

例:HTTP RAW 動作の設定

次に、HTTP RAW 動作を設定する例を示します。RAW コマンドを使用するには、IP SLA コンフィギュレーション モードで http-raw-request コマンドを使用して HTTP RAW コンフィギュレーション モードを開始します。IP SLA HTTP RAW コンフィギュレーション モードは(config-ip-sla-http)ルータ プロンプトによって示されます。

ip sla 8
http raw url http://198.133.219.25
http-raw-request
GET /en/US/hmpgs/index.html HTTP/1.0\r\n
\r\n
end
ip sla schedule 8 life forever start-time now

例:プロキシ サーバ経由での HTTP RAW 動作の設定

次に、プロキシ サーバを経由して HTTP RAW 動作を設定する例を示します。プロキシ サーバは www.proxy.cisco.com であり、HTTP サーバは www.yahoo.com です。

ip sla 8
http raw url http://www.proxy.cisco.com
http-raw-request
GET http://www.yahoo.com HTTP/1.0\r\n
\r\n
end
ip sla schedule 8 life forever start-time now

例:認証による HTTP RAW 動作の設定

次に、HTTP RAW 動作を認証により設定する例を示します。

ip sla 8
http raw url http://site-test.cisco.com
http-raw-request
GET /lab/index.html HTTP/1.0\r\n
Authorization: Basic btNpdGT4biNvoZe=\r\n
\r\n
end
ip sla schedule 8 life forever start-time now

その他の参考資料

関連資料

内容
参照先

Cisco IOS SLA コマンド:コマンド構文の詳細、デフォルト設定、コマンド モード、コマンド履歴、コマンド使用に関する注意事項、および例

『Cisco IOS IP SLAs Command Reference』

規格

規格
タイトル

この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能による既存規格のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

CISCO-RTTMON-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能がサポートする新規 RFC または改訂 RFC はありません。また、この機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert の受信登録
- Field Notice の受信登録
- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

IP SLA HTTP 動作の機能情報

表 1 に、この章に記載されている機能および具体的な設定情報へのリンクを示します。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポート情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 には、一連のソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入されたソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連のソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

表 1 IP SLA HTTP 動作の機能情報

機能名
リリース
機能情報

IP SLA HTTP 動作

12.2(31)SB2
12.2(33)SRB1
12.2(33) SXH
12.3(14)T
15.0(1)S
Cisco IOS XE 3.1.0SG

Cisco IOS IP SLA Hypertext Transfer Protocol(HTTP; ハイパーテキスト転送プロトコル)動作を使用すると、Web ページを取得する場合のシスコ デバイスと HTTP サーバの間のネットワーク応答時間を測定できます。