Cisco IOS IP モビリティ コンフィギュレーション ガ イド
Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート
Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート

目次

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの前提条件

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの制約事項

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートに関する情報

NAT トラバーサル サポートの概要

Mobile IP のモバイル ルータにおける NAT トラバーサルのサポートの機能設計

モバイル ルータの RFC 3519 NAT トラバーサル サポートの設定方法

モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの設定

ホーム エージェントの NAT トラバーサル サポートの設定

モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの確認

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの設定例

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート:例

参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの機能情報

用語集

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート機能は、モバイル ルータが NAT 対応デバイスの裏側のプライベート アドレッシング空間にあり、プライベート Collocated Care-of Address(CCoA; 連結型気付アドレス)を使用してパブリック ホーム エージェントに直接登録する必要がある場合に、Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)トラバーサルのサポートをモバイル ルータまで拡張します。

NAT トラバーサルは、RFC 3519 の仕様に基づいており、内部に NAT を導入しているネットワークをトラバースするための Mobile IP の動作が定義されています。NAT トラバーサルは、Mobile IP データ トラフィックをトンネリングするための代替方法を提供することで、Mobile IP が NAT 対応のネットワークと相互運用できるようにします。Mobile IP の登録要求および応答メッセージに、User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)トンネリングを確立する拡張が新たに追加されました。

このモジュール内の機能情報の検索

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースが、このモジュールで説明している機能の一部をサポートしていない場合があります。 このモジュール内に記載されている特定の機能のリンクにアクセスする場合、および各機能がサポートされているリリースのリストを参照する場合は、「Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの機能情報」を参照してください。

プラットフォームと、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージに関するサポート情報の検索

プラットフォームのサポートと、Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/fn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの前提条件

モバイル ルータは、アクセス先のネットワークで CCoA を取得できる必要があります。

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの制約事項

モバイル ノードで選択する UDP ポートとホーム エージェントの UDP ポート 434 間の通信がネットワークで許可されていないと、Mobile IP の登録およびデータ トンネリングは機能しません。

UDP/IP カプセル化だけがサポートされます。

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートに関する情報

Mobile IP のモバイル アクセス ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートを設定する前に、次の概念について理解しておく必要があります。

「NAT トラバーサル サポートの概要」

「Mobile IP のモバイル ルータにおける NAT トラバーサルのサポートの機能設計」

このマニュアルでは、「モバイル ノード」および「モバイル ルータ」という用語を使用しています。このマニュアルのほとんどの概念情報は、モバイル ノードとモバイル ルータの両方に適用されます。また、「モバイル ルータ」という用語は、Cisco 3200 モバイル アクセス ルータに適用されます。これらの用語の定義については、「用語集」を参照してください。

NAT トラバーサル サポートの概要

Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)は、グローバルに固有の IP アドレスの必要性を軽減することによって、アドレス空間を節約するメカニズムです。NAT は、プライベート アドレッシング方式を使用するネットワークと、パブリック ネットワークとのトラフィック交換を可能にします。ただし、NAT は、NAT 対応ルータの裏側にあるモバイル ノード(またはモバイル ルータ)に対する Mobile IP のカプセル化トラフィックの送信と競合する可能性があります。

Mobile IP では、通常 IP-in-IP トンネリングまたは Generic Routing Encapsulation(GRE; 総称ルーティング カプセル化)トンネリングを利用して、ホーム エージェントやモバイル ノード間でトラフィックを直接、または外部エージェント経由で送信します。これらのトンネリング メカニズムには通常、パブリック アドレスから、NAT 対応ルータの裏側にあるモバイル ノードまたは外部エージェントの特定の Care-of Address(CoA; 気付アドレス)への固有な変換を許可するのに十分な情報が含まれていません。特に、プライベート CoA からパブリック アドレスへの固有な変換を許可する TCP/UDP ポート番号が存在しません。このように、モバイル ノードからのトラフィックは、登録に成功した後でもルーティングできず、NAT ゲートウェイで常にドロップされます。

NAT トラバーサルでは、Mobile IP データ トラフィックをトンネリングするためのカプセル化メカニズムとして UDP トンネリングを使用して、ホーム エージェントと外部エージェント間、またはホーム エージェントとモバイル ノード間の転送トンネリングおよび反転トンネリングを実現することにより、この問題を解決します。UDP トンネリングは、UDP トンネリングを要求する最初の Mobile IP 登録要求および応答交換に、新規のメッセージ拡張を使用することによって確立されます。登録要求および応答には、UDP トンネリングは使用されません。

モバイル ノードによって送信された UDP トンネリング パケットには、登録要求メッセージと同じポートが使用されます。送信元ポートは、新規の登録要求間では異なりますが、すべてのトンネリングされたデータと再登録については同一となります。宛先ポートは常に 434 です。ホーム エージェントによって送信された UDP トンネリング パケットには同じポートが使用されますが、送信元と宛先は逆になります。

登録要求パケットが NAT 対応ルータをトラバースすると、ホーム エージェントはパケットの送信元 IP アドレスと要求内の CoA を比較することによって、トラバーサルを検出します。2 つのアドレスが異なる場合、ホーム エージェントは NAT ゲートウェイが中央に存在することを検出します。ホーム エージェントは、NAT トラバーサルを受け入れるように設定されると、登録要求を受け入れ、UDP トンネリングの使用をイネーブルにします。そして、データ トラフィックは NAT ゲートウェイを通過します。それ以降、ホーム エージェントからモバイル ノードへのトラフィックは UDP トンネルを通じて送信されます。外部エージェントが存在する場合、UDP トンネリングを有効にするには、外部エージェントにも NAT トラバーサルを設定する必要があります。モバイル ルータがプライベート CCoA を使用してホーム エージェントに登録する場合の詳細については、「Mobile IP のモバイル ルータにおける NAT トラバーサルのサポートの機能設計」を参照してください。

UDP トンネリング要求に強制ビットを設定すると、モバイル ノードまたはモバイル ルータは、ホーム エージェントの NAT 検出結果を問わず、Mobile IP UDP トンネリングの確立を要求します。この機能は、TCP および UDP トラフィックを許可するが、NAT 変換をサポートしていないファイアウォールやその他のフィルタリング デバイスを備えたネットワークに役立ちます。モバイル ノードまたはモバイル ルータが UDP トンネリングを受信するかどうかは、最終的に、ホーム エージェントがそのような要求を受け入れるように設定されているかどうかによって決まります。

NAT デバイスは、トラフィックがトンネル上で一定時間非アクティブであった場合に、変換ステートをドロップするように設計されています。NAT トラバーサルのサポートには、UDP トンネルを通過しているアクティブな Mobile IP データ トラフィックがない場合に、NAT デバイスで NAT 変換エントリが期限切れにならないようにするキープアライブ メカニズムが実装されています。キープアライブ メッセージを送信すると、セッションに関連付けられたステート情報が NAT で保持され、トンネルが開いたままになります。

キープアライブ タイマー インターバルは、ホーム エージェント、モバイル ルータ、および外部エージェントで設定できますが、登録応答で送信されるホーム エージェントのキープアライブ インターバル値によって制御されます。ホーム エージェントから登録応答でキープアライブ値が送信されてきた場合、モバイル ノード、モバイル ルータ、または外部エージェントはその値をキープアライブ タイマー インターバルとして使用する必要があります。

外部エージェントまたはモバイル ルータに設定されているキープアライブ タイマー インターバルは、ホーム エージェントが登録応答でキープアライブ インターバル値としてゼロを返した場合のみ使用されます。

Mobile IP のモバイル ルータにおける NAT トラバーサルのサポートの機能設計

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート機能は、モバイル ルータが NAT 対応ルータの裏側にあり、プライベート CCoA アドレスを使用してホーム エージェントに直接登録する必要がある場合を想定して設計されています。

NAT トラバーサルが設定されている場合、モバイル ルータは登録応答で UDP トンネリングを要求します。ホーム エージェントは、NAT トラバーサルが設定されている場合、UDP トンネリングを受け入れることを示す登録応答を送信します。この応答を受信すると、モバイル ルータは合意に基づくカプセル化タイプを使用して UDP トンネルを作成します。また、モバイル ルータは、モバイル ルータとホーム エージェント間の定期的なキープアライブ メッセージをイネーブルにします。キープアライブ障害が発生した場合、または、3 つ以上の成功した登録要求に対してホーム エージェントからキープアライブ応答がない場合、モバイル ルータは UDP トンネルを終了し、登録処理を再始動します。図 1に、ホーム エージェントとモバイル ルータ間に設定された UDP トンネルを示します。

図 1 ホーム エージェントおよびモバイル ルータ間の UDP トンネルを示すトポロジ

モバイル ルータの RFC 3519 NAT トラバーサル サポートの設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの設定」(必須)

「ホーム エージェントの NAT トラバーサル サポートの設定」(必須)

「モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの確認」(任意)

モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの設定

この作業では、モバイル ルータに NAT トラバーサル サポートを設定する方法を示します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. ip mobile router-service collocated registration nat traversal [ keepalive seconds ] [ force ]

5. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number

 

Router(config)# interface FastEthernet 0/0

インターフェイス タイプを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

ip mobile router-service collocated registration nat traversal [ keepalive seconds ] [force]

 

Router(config-if)# ip mobile router-service collocated registration nat traversal keepalive 45 force

モバイル ルータに対して NAT トラバーサル サポートをイネーブルにします。キーワードと引数は次のとおりです。

keepalive seconds :(任意)ホーム エージェントが特定の値ではなく、ゼロだけを返した場合にモバイル ルータで使用するキープアライブ インターバル(秒単位)を設定します。値の範囲は 0 ~ 65535 です。デフォルト値は 110 です。

引数をゼロに設定すると、キープアライブ タイマーがディセーブルになります。ホーム エージェントが登録応答でゼロを返さない限り、モバイル ルータはキープアライブ インターバルを使用しません。

force :(任意)ホーム エージェントに対して、HA と MR 間のパス上で NAT の検出を行わずに NAT UDP トンネルを割り当てるよう、モバイル ルータが強制できるようにします。

(注) UDP トンネルの割り当てをホーム エージェントに強制するようにモバイル ルータを設定しても、UDP トンネリングを施行するようにホーム エージェントを設定していない場合、ホーム エージェントは強制 UDP トンネリングの要求を拒否します。UDP トンネリングを施行するかどうかの決定は、ホーム エージェントで制御されます。

ステップ 5

end

 

Router(config-if)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ホーム エージェントの NAT トラバーサル サポートの設定

この作業では、モバイル エージェントに NAT トラバーサル サポートを設定する方法を示します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ip mobile home-agent nat traversal [ keepalive seconds] [forced {accept | reject}]

4. exit

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip mobile home-agent nat traversal [ keepalive seconds] [forced {accept | reject}]

 

Router(config)# ip mobile home-agent nat
traversal keepalive 45 forced accept

モバイル エージェントに対して NAT トラバーサル サポートをイネーブルにします。キーワードと引数は次のとおりです。

keepalive seconds:(任意)NAT 変換タイマーを更新するために、キープアライブ メッセージを UDP エンドポイント間で送信する時間間隔(秒単位)。指定できる範囲は 0 ~ 65535 です。デフォルト値は 110 です。

forced :(任意)NAT 検出結果に関係なく、モバイル ノードからの強制 UDP トンネリングをホーム エージェントで許可または拒否できるようにします。

accept :UDP トンネリングを許可します。

reject :UDP トンネリングを拒否します。これがデフォルトの動作です。

ステップ 4

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートの確認

モバイル ルータの NAT トラバーサル サポートを確認するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. show ip mobile binding [ home-agent ip-address | nai string [ session-id string ] | summary ]

3. show ip mobile globals

4. show ip mobile tunnel [ interface ]

5. show ip mobile router interface

6. show ip mobile router registration

7. show ip mobile router

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

show ip mobile binding [ home-agent ip-address | nai string [ session-id string ] | summary ]

 

Router# show ip mobile binding

ホーム エージェントのモビリティ バインディングを表示します。

ステップ 3

show ip mobile globals

 

Router# show ip mobile globals

モバイル エージェントのグローバル情報を表示します。

ステップ 4

show ip mobile tunnel [ interface ]

 

Router# show ip mobile tunnel

アクティブ トンネルを表示します。

ステップ 5

show ip mobile router interface

 

Router# show ip mobile router interface

ローミング用に設定されたインターフェイスの情報を表示します。

ステップ 6

show ip mobile router registration

 

Router# show ip mobile router registration

モバイル ルータの保留中の登録、許可された登録、またはその両方を表示します。

ステップ 7

show ip mobile router

 

Router# show ip mobile router

モバイル ルータに関する設定情報とモニタリング統計情報を表示します。

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート:例」

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート:例

次に、ホーム エージェントとモバイル ルータ間に NAT トラバーサルを設定する例を示します。

ホーム エージェントの設定

interface Loopback1
ip address 198.168.2.1. 255.255.255.255
!
router mobile
!
! The following command sets the UDP keepalive interval to 60 seconds and enables the HA ! to accept forced UDP tunneling registration requests.
!
ip mobile home-agent nat traversal keepalive 60 forced accept
ip mobile home-agent
ip mobile virtual-network 10.99.100.0 255.255.255.0
ip mobile host 10.99.100.1 10.99.100.100 virtual-network 10.99.100.0 255.255.255.0
ip mobile mobile-networks 10.99.100.2
description MAR-3200
register
!
ip mobile secure host 10.99.100.1 10.99.100.100 spi 100 key hex
12345678123456781234567812345678 algorithm md5 mode prefix-suffix

モバイル ルータの設定

interface Loopback1
! Description MR's home address.
ip address 10.99.100.2 255.255.255.255
!
interface FastEthernet0/0
description Wi-Fi Link
ip address 10.5.3.32 255.255.255.0
! The following command sets the UDP keepalive interval to 60 seconds and enables the ! mobile router to request UDP tunneling.
ip mobile router-service collocated registration nat traversal keepalive 60 force
ip mobile router-service roam priority 120
!
ip mobile router
address 10.99.100.2 255.255.255.0
collocated single-tunnel
home-agent 10.1.1.1 priority 110
mobile-network Vlan210
reverse-tunnel

 

参考資料

ここでは、Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート機能に関する参考資料を紹介します。

関連資料

関連項目
参照先

Mobile IP 情報および設定作業

Cisco IOS IP Mobility Configuration Guide , Release 12.4』

Mobile IP コマンド:コマンド構文の詳細、コマンド モード、コマンド履歴、デフォルト、使用上の注意事項、および例

Cisco IOS IP Mobility Command Reference , Release12.4 T』

Mobile IP の NAT トラバーサル サポートに関する情報

Mobile IP Support for RFC 3519 NAT Traversal 』Cisco IOS Release 12.3(8)T フィーチャ モジュール

Cisco 3200 シリーズ モバイル アクセス ルータのマニュアル

『Cisco 3200 Series Mobile Access Router Software Configuration Guide』

規格

規格
タイトル

この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能で変更された既存規格のサポートはありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能がサポートする新しい MIB または変更された MIB はありません。また、この機能で変更された既存の MIB のサポートはありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索しダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能による新規または変更された RFC のサポートはありません。また、この機能による既存の RFC サポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトには、数千ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、ツール、技術マニュアルへのリンクもあります。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

コマンド リファレンス

このモジュールに記載されている 1 つ以上の機能で、次のコマンドが追加または変更されています。これらのコマンドについては、 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/ipmobility/command/reference/imo_book.html の『 Cisco IOS IP Mobility Command Reference 』を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドについては、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にアクセスしてコマンド検索ツールを使用するか、『 Cisco IOS Master Commands List 』を参照してください。

ip mobile router-service collocated registration nat traversal

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースでは、一部のコマンドが使用できない場合があります。特定のコマンドのリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS と Catalyst OS のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/fn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 に、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリース群で特定の機能をサポートする Cisco IOS ソフトウェア リリースだけを示します。特に明記されていない限り、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 1 Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートの機能情報

機能名
リリース
機能情報

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート

12.4(6)XE

12.4(11)T

Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポート機能は、モバイル ルータが NAT 対応デバイスの裏側のプライベート アドレッシング空間にあり、プライベート CCoA を使用してパブリック ホーム エージェントに直接登録する必要がある場合に、NAT トラバーサルのサポートをモバイル ルータまで拡張します。

Cisco IOS Release 12.4(11)T では、機能名が Mobile IP の Cisco 3200 Mobile Router における RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートから、Mobile IP のモバイル ルータにおける RFC 3519 NAT トラバーサルのサポートに変更されました。

用語集

CDPD :Cellular Digital Packet Data。高周波数の携帯電話チャネルを介した双方向ワイヤレス データ通信のオープン スタンダード。リモートの携帯電話リンクと NAP 間のデータ伝送を可能にします。19.2 kbps で動作します。

GPRS :General Packet Radio Service。European Telecommunication Standards Institute(ETSI; 欧州通信規格協会)によって定義され、標準化されたサービス。GPRS は、Global System for Mobile Communications(GSM)ネットワークに対する IP パケットベースのデータ サービスです。

エージェント アドバタイズメント :ICMP Router Discovery Protocol(IRDP)に特別な拡張子を付けることによって作成されるアドバタイズメント メッセージ。

外部エージェント :モバイル ノードがアクセスした外部ネットワーク上のルータ。モバイル ノードが登録されている間、そのモバイル ノードにルーティング サービスを提供します。外部エージェントは、モバイル ノードのホーム エージェントによってトンネリングされたパケットのトンネリングを解除して、モバイル ノードまたはモバイル ルータに送信します。パケットがモバイル ノードから送信された場合、外部エージェントは登録モバイル ノードのデフォルト ルータとして動作できます。

気付アドレス :モバイル ノードまたはモバイル ルータへのトンネルの終端ポイント。これを連結型気付アドレスにすることによって、モバイル ノードまたはモバイル ルータはローカル アドレスを取得して、それぞれのパケットのトンネリングを解除できます。または、外部エージェント気付アドレスにすることによって、外部エージェントはパケットのトンネリングを解除し、モバイル ノードまたはモバイル ルータに転送することができます。

登録 :モバイル ノードがホームから離れているときに、そのモバイル ノードがホーム エージェント上の気付アドレスと関連付けられるプロセス。登録は、モバイル ノードからホーム エージェントに対して直接行うことも、外部エージェントを介して行うこともできます。

トンネル :パケットがホーム エージェントからモバイル ノードまでカプセル化されているときにたどる経路。モデルとしては、カプセル化されたパケットが、認識可能なカプセル化解除エージェントにルーティングされ、そこでカプセル化が解除されて最終的な宛先に正しく配信されます。

ホーム エージェント :モバイル ノードのホーム ネットワーク上のルータ。モバイル ノードまたはモバイル ルータがホームから離れているときに、それらへのパケットをトンネリングします。 モビリティ バインディング と呼ばれる登録モバイル ノードの現在の位置情報を維持します。

ホーム ネットワーク :ネットワーク プレフィクスがモバイル ノードのホーム アドレスのネットワーク プレフィクスと等しいネットワークまたは仮想ネットワーク。

モバイル ネットワーク :モバイル ルータとともに移動するネットワーク。モバイル ネットワークは、相互に固定されていながら、インターネット全体に対しては 1 つの単位として移動可能な、ホストおよびルートの集合です。

モバイル ノード :接続ポイントがネットワーク間またはサブネット間で変化するホストまたはルータ。モバイル ノードは、自分の IP アドレスを変更せずに自分の位置を変更できます。接続ポイントへのリンクレイヤ接続が有効であれば、場所を問わず自分のホーム IP アドレスを使用したまま、他のインターネット ノードと通信できます。

モバイル ルータ :ルータの役割を持つモバイル ノード。航空機、船、電車、自動車、自転車、カヤック上などでまとまって移動する 1 つまたは複数のネットワーク全体にモビリティを提供します。モバイル ルータが提供するネットワークに接続するノードは、固定ノードにすることも、モバイル ノード、またはルータにすることもできます。


) この用語集に記載されていない用語については、『Internetworking Terms and Acronyms』を参照してください。