Cisco IOS ネットワーク管理コンフィギュレーション ガイド
DSP 動作状態通知
DSP 動作状態通知
発行日;2012/01/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

DSP 動作状態通知

この章の構成

DSP 動作状態通知の前提条件

DSP 動作状態通知について

CISCO-DSP-MGMT-MIB

DSP 動作状態通知

DSP 動作状態通知の利点

DSP 動作状態通知をイネーブルにする方法

CLI からの DSP 動作状態通知のイネーブル化

SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化

DSP 動作状態通知の設定例

CLI を使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例

SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例

その他の参考資料

関連資料

MIB

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

DSP 動作状態通知

DSP 動作状態通知機能を使用すると、Digital Signaling Processor(DSP; デジタル シグナリング プロセッサ)の障害および回復イベントの発生時に通知を行えます。これらの通知は、トラブルシューティングを円滑に行い、ダウンタイムを短縮するために役立ちます。

この章では、DSP 動作状態通知をイネーブルにして、発生させるための、Cisco DSP Management MIB(CISCO-DSP-MGMT-MIB; Cisco DSP 管理 MIB)の更新について説明します。また、command-line interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用するか、ネットワーク管理デバイスで設定を変更して、機能をイネーブルにする方法も説明します。

DSP 動作状態通知機能の履歴

リリース
変更点

12.4(4)T

この機能が導入されました。

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージのサポート情報の入手

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていないか、ユーザ名またはパスワードが不明の場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従ってください。

DSP 動作状態通知の前提条件

CISCO-DSP-MGMT-MIB および Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)に精通している。

DSP 動作状態通知について

DSP に障害が発生した場合や回復時に DSP 動作状態通知をイネーブルにするには、次の概念を理解しておく必要があります。

「CISCO-DSP-MGMT-MIB」

「DSP 動作状態通知」

「DSP 動作状態通知の利点」

CISCO-DSP-MGMT-MIB

CISCO-DSP-MGMT-MIB は DSP のリソースと状態を監視します。

DSP 動作状態通知

DSP 通知は、影響を受けた DSP を示す DSP ID と DSP に障害が発生したか、回復されたかを示す動作状態によって構成されます。

この機能が snmp-server enable traps dsp oper-state コマンドを使用して設定されると、すべての DSP に障害が発生した後ではなく 1 つの DSP に障害が発生したときに、通知が行われます。たとえば、1 つの DSP に障害が発生して、音声が失われた場合などです。DSP 障害通知で、問題が特定されます。DSP 障害通知が行われないと、Network Management Station(NMS; ネットワーク管理ステーション)は問題を診断するために、設定と状態情報についてルータをポーリングする必要があります。

DSP 動作状態通知の利点

DSP 動作状態通知機能を使用すると、DSP の障害および回復イベントの発生時に通知の発生をイネーブルにできます。NMS は問題を診断するために、設定と状態情報についてルータをポーリングする必要がないため、これらの通知はトラブルシューティングを円滑に行い、ダウンタイムを短縮するために役立ちます。

DSP 動作状態通知をイネーブルにする方法

DSP 動作状態通知は 2 つの方法で設定できます。これらの通知を設定するには、次の作業のいずれかを行います。

「CLI からの DSP 動作状態通知のイネーブル化」

「SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化」

CLI からの DSP 動作状態通知のイネーブル化

CLI から DSP 動作状態通知をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. snmp-server enable traps [ notification type ][ vrrp ]

4. end

5. exit

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

snmp-server enable traps [ notification-type ][ vrrp ]

 

Router(config)# snmp-server enable traps dsp oper-state

影響を受けた DSP を示す DSP ID と DSP に障害が発生したか、回復されたかを示す動作状態によって構成された DSP 通知の生成をイネーブルにします。

ステップ 4

end

 

Router(config)# end

デバイスを特権 EXEC モードに戻します。

ステップ 5

exit

 

Router# exit

デバイスをユーザ EXEC モードに戻します。

SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化

SNMP アプリケーションを使用して DSP 動作状態通知をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. setany -v2c 1.4.198.75 test cdspEnableOperStateNotification.0 -i 1

手順の詳細


ステップ 1 setany -v2c 1.4.198.75 test cdspEnableOperStateNotification.0 -i 1

この SNMP コマンドは、イネーブル動作状態通知 Object Identifier(OID; オブジェクト ID)を true に設定します。

このコマンドを入力した後、システムは次の応答を返します。cdspEnableOperStateNotification.0 = true(1)。


 

DSP 動作状態通知の設定例

「CLI を使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例」

「SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例」

CLI を使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例

次の設定コード例は、CLI を使用して DSP 動作状態通知をイネーブルにする方法を示しています。

Router> enable
Router# configure terminal
Router(config)# snmp-server enable traps dsp oper-state
 

次に、一般的な DSP 障害通知の例を示します。

*Jun 1 02:37:05.720:SNMP:V1 Trap, ent cdspMIBNotificationPrefix, addr 1.4.198.75, gentrap 6, spectrap 2
cdspOperState.37 = 2
entPhysicalEntry.7.37 = DSP (C549) 1/2/0
 

次に、一般的な DSP 回復通知の例を示します。

*Jun 1 02:37:10.820:SNMP:V1 Trap, ent cdspMIBNotificationPrefix, addr 1.4.198.75, gentrap 6, spectrap 2
cdspOperState.37 = 1
entPhysicalEntry.7.37 = DSP (C549) 1/2/0

SNMP アプリケーションを使用した DSP 動作状態通知のイネーブル化:例

次の設定コード例は、SNMP アプリケーションから DSP 動作状態通知をイネーブルにする方法を示しています。

SNMP アプリケーションで次のコマンドを入力します。

setany -v2c 1.4.198.75 test cdspEnableOperStateNotification.0 -i 1

アプリケーションは次の応答を示します。

cdspEnableOperStateNotification.0 = true(1)

その他の参考資料

ここでは、DSP 動作状態通知機能の関連資料について説明します。

関連資料

関連トピック
参照先

ネットワーク管理コマンド

『Cisco IOS Network Management Command Reference』

MIB

MIB
MIB リンク

CISCO-DSP-MGMT-MIB

CISCO-DSP-MGMT-CAPABILITY-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS Release、およびフィーチャ セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのテクニカル サポート Web サイトには、数千ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport

コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、この章に記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Network Management Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/netmgmt/command/reference/nm_book.html )を参照してください。Cisco IOS の全コマンドを参照する場合は、Command Lookup Tool( http://tools.cisco.com/Support/CLILookup )を使用するか、または『 Cisco IOS Master Commands List 』にアクセスしてください。

snmp-server enable traps

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