Cisco IOS ワイドエリア ネットワーキング コンフィ ギュレーション ガイド
L2VPN 疑似回線冗長化
L2VPN 疑似回線冗長化
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

L2VPN 疑似回線冗長化

機能情報の検索

マニュアルの内容

の前提条件

の制約事項

について

の概要

の設定方法

疑似回線の設定

の設定

前提条件

バックアップ疑似回線の VC への強制的な手動切り替え

設定の確認

の設定例

L2VPN 疑似回線冗長化と AToM(like-to-like)の例

L2VPN 疑似回線冗長化と L2VPN インターワーキングの例

レイヤ 2 ローカル スイッチングを使用した L2VPN 疑似回線冗長化の例

参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

L2VPN 疑似回線冗長化の機能情報

L2VPN 疑似回線冗長化

L2VPN 疑似回線冗長化機能を使用すると、ネットワーク内の障害を検出して、サービスの提供を続行可能な別のエンドポイントにレイヤ 2(L2)サービスを再ルーティングするようにネットワークを設定できます。この機能を使用すると、リモート Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータまたは PE と Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)ルータの間のリンクの障害から復旧できます。

機能情報の検索

このモジュールに記載されている機能の一部が、ご使用のソフトウェア リリースでサポートされていない場合があります。最新の機能情報および警告については、ご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリースノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能に関する情報を検索したり、各機能がサポートされているリリースに関するリストを参照したりするには、「L2VPN 疑似回線冗長化の機能情報」を参照してください。

プラットフォームのサポート、ならびに Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

L2VPN 疑似回線冗長化の前提条件

この機能モジュールを使用するには、基本的な L2 Virtual Private Networks(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)を設定する方法を理解していることが必要です。そのための情報は、次のドキュメントに記載されています。

『Any Transport over MPLS』

『L2 VPN Interworking』

L2VPN 疑似回線冗長化機能では、ネットワーク内の障害を検出できるように、次のメカニズムが存在することが必要です。

Label-Switched Paths(LSP; ラベル スイッチド パス)ping/traceroute および Any Transport over MPLS Virtual Circuit Connection Verification(AToM VCCV)

Local Management Interface(LMI; ローカル管理インターフェイス)

Operation, Administration, and Maintenance(OAM; 運用管理および保守)

L2VPN 疑似回線冗長化の制約事項

一般的な制約事項

プライマリおよびバックアップ疑似回線では、同じ種類のトランスポート サービスが動作している必要があります。プライマリおよびバックアップ疑似回線では、AToM が設定されている必要があります。

スタティックなオンボックス プロビジョニングだけがサポートされています。

L2VPN 疑似回線冗長化を L2VPN インターワーキングとともに使用する場合、インターワーキング方法は、プライマリ疑似回線とバックアップ疑似回線で同じであることが必要です。

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)疑似回線上での Experimental(EXP)ビットの設定はサポートされています。

MPLS 疑似回線上での異なる疑似回線カプセル化タイプはサポートされていません。

mpls l2transport route コマンドはサポートされていません。代わりに xconnect コマンドを使用してください。

プライマリ疑似回線が動作可能な場合、同時にバックアップ疑似回線を完全に動作可能にはできません。バックアップ疑似回線は、プライマリ疑似回線が障害になった後にだけアクティブにできます。

AToM VCCV 機能は、アクティブな疑似回線でだけサポートされます。

複数のバックアップ疑似回線はサポートされていません。

Layer 2 Tunnel Protocol Version 3(L2TPv3)xconnect 構成の制約事項

インターワーキングはサポートされていません。

疑似回線冗長化によるローカル スイッチング バックアップはサポートされていません。

PPP、HDLC、およびフレームリレー Attachment Circuit(AC; 接続回線)タイプの L2TPv3 疑似回線冗長化はサポートされません。

エッジ インターフェイスでは、Cisco 7600 シリーズ SPA Interface Processor-400(SIP-400; SPA インターフェイス プロセッサ-400)ラインカードと次の Shared Port Adapter(SPA; 共有ポート アダプタ)がサポートされています。

Cisco 2 ポート ギガビット イーサネット共有ポート アダプタ(SPA-2X1GE)
Cisco 2 ポート ギガビット イーサネット共有ポート アダプタ、バージョン 2(SPA-2X1GE-V2)
Cisco 5 ポート ギガビット イーサネット共有ポート アダプタ、バージョン 2(SPA-5X1GE-V2)
Cisco 10 ポート ギガビット イーサネット共有ポート アダプタ、バージョン 2(SPA-10X1GE-V2)
Cisco 2 ポート OC3c/STM1c ATM 共有ポート アダプタ(SPA-2XOC3-ATM)
Cisco 4 ポート OC3c/STM1c ATM 共有ポート アダプタ(SPA-4XOC3-ATM)
Cisco 1 ポート OC12c/STM4c ATM 共有ポート アダプタ(SPA-1XOC12-ATM)
Cisco 1 ポート OC-48c/STM-16 ATM 共有ポート アダプタ(SPA-1XOC48-ATM)

L2VPN 疑似回線冗長化について

L2VPN 疑似回線冗長化機能を設定する前に、次の概念について理解してください。

「L2VPN 疑似回線冗長化の概要」

L2VPN 疑似回線冗長化の概要

L2VPN は、ルーティング プロトコルを通じて疑似回線冗長化機能を提供します。エンドツーエンド PE ルータ間の接続が障害になった場合、指示された LDP セッションとユーザ データの代替パスに引き継ぐことができます。ただし、ネットワークの一部は、この再ルーティング メカニズムでサービスの中断から保護されません。図 1 に、サービスの中断に対して脆弱なネットワークの部分を示します。

図 1 L2VPN ネットワーク内の潜在的な障害ポイント

 

L2VPN 疑似回線冗長化機能は、図 1 のすべての障害が発生した場合でも、CE2 ルータが常にネットワークの接続性を維持するための機能を提供します。

L2VPN 疑似回線冗長化機能を使用すると、バックアップ疑似回線を設定できます。図 2図 3、および図 4 に示す冗長な疑似回線(PW)と冗長なネットワーク要素を使用してネットワークを構成できます。

図 2 に、冗長な疑似回線と冗長な接続回線を使用したネットワークを示します。

図 2 冗長な PW と冗長な接続回線を使用した L2VPN ネットワーク

 

図 3 に、冗長な疑似回線、接続回線、CE ルータを使用したネットワークを示します。

図 3 冗長な PW、接続回線、CE ルータを使用した L2VPN ネットワーク

 

図 4 に、冗長な疑似回線、接続回線、CE ルータ、および PE ルータを使用したネットワークを示します。

図 4 冗長な PW、接続回線、CE ルータ、および PE ルータを使用したL2VPN ネットワーク

 

L2VPN 疑似回線冗長化 の設定方法

L2VPN 疑似回線冗長化機能を使用すると、プライマリ疑似回線が障害になった場合に備えてバックアップ疑似回線を設定できます。プライマリ疑似回線が障害になった場合、PE ルータをバックアップ疑似回線に切り替えることができます。プライマリ疑似回線が再度アップ状態になった後で、その使用を再開できます。

Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル)のデフォルトのセッション ホールドダウン タイマーでは、約 180 秒以内に障害を検出できます。ソフトウェアがより早く障害を検出できるように、この時間を設定することができます。詳細については、 mpls ldp holdtime コマンドを参照してください。

次のセクションでは、L2VPN 疑似回線冗長化機能の設定方法について説明します。

「疑似回線の設定」(必須)

「L2VPN 疑似回線冗長化の設定」(必須)

「バックアップ疑似回線の VC への強制的な手動切り替え」(任意)

「L2VPN 疑似回線冗長化設定の確認」(任意)

疑似回線の設定

PE ルータ間でレイヤ 2 フレームを正常に転送するには、PE ルータを設定する必要があります。ルータ間で、疑似回線と呼ぶ接続を設定します。

疑似回線クラス設定グループは、トンネリング メカニズムの次の特性を指定します。

カプセル化タイプ

制御プロトコル

ペイロード固有のオプション

AToM VC が正常に動作するためには、疑似回線クラスの一部として encapsulation mpls コマンドを指定する必要があります。 xconnect コマンドの中で encapsulation mpls コマンドを省略すると、次のエラーが表示されます。

% Incomplete command.
 

疑似回線クラスを設定するには次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. pseudowire-class name

4. encapsulation mpls

5. interworking { ethernet | ip }

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

pseudowire-class name

 

Router(config)# pseudowire-class atom

指定した名前の疑似回線クラスを確立します。疑似回線クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation mpls

 

Router(config-pw-class)# encapsulation mpls

トンネリング カプセル化を指定します。AToM の場合、カプセル化タイプは mpls です。

ステップ 5

interworking { ethernet | ip }

 

Router(config-pw-class)# interworking ip

(任意)異なるレイヤ 2 カプセル化の間の変換をイネーブルにします。

L2VPN 疑似回線冗長化の設定

L2VPN 疑似回線冗長化機能を設定するには、次の手順を使用します。

前提条件

xconnect コマンドの設定方法は、転送タイプごとに若干異なります。次の設定手順では、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定する Ethernet VLAN over MPLS を使用しています。他の転送タイプに対して xconnect コマンドを設定する方法については、『 Any Transport over MPLS 』を参照してください。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface gigabitethernet slot /subslot/ interface . subinterface

4. encapsulation dot1q vlan-id

5. xconnect peer-router-id vcid { encapsulation mpls | pw-class pw-class-name }

6. backup peer peer-router-ip-addr vcid [ pw-class pw-class-name ]

7. backup delay enable-delay { disable-delay | never }

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface gigabitethernetslot /subslot/ interface . subinterface

 

Router(config)# interface gigabitethernet0/0/0.1

ギガビット イーサネット サブインターフェイスを指定し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

隣接 CE ルータ上のサブインターフェイスが、この PE ルータと同じ VLAN 上にあることを確認します。

ステップ 4

encapsulation dot1q vlan-id

 

Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100

802.1Q VLAN パケットを受け付けるようにサブインターフェイスをイネーブルにします。

Ethernet over MPLS が動作する CE ルータと PE ルータの間のサブインターフェイスは同じサブネット上にある必要があります。その他すべてのサブインターフェイスとバックボーン ルータは、同じサブネット上にある必要はありません。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid { encapsulation mpls | pw-class pw-class-name}

 

Router(config-subif)# xconnect 10.0.0.1 123 pw-class atom

接続回線を疑似回線の VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

xconnect コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6

backup peer peer-router-ip-addr vcid [ pw-class pw-class-name ]

 

Router(config-if-xconn)# backup peer 10.0.0.3 125 pw-class atom

疑似回線 VC の冗長ピアを指定します。

疑似回線クラス名は、疑似回線クラスを作成したときに指定した名前と同じである必要がありますが、プライマリ xconnect コマンドで使用した名前とは異なる pw-class を backup peer コマンドで使用できます。

ステップ 7

backup delay e nable-delay { disable-delay | never }

 

Router(config-if-xconn)# backup delay 5 never

プライマリ疑似回線の VC がダウンしてから、バックアップ疑似回線の VC に引き継ぐまでの待ち時間(秒単位)を指定します。値の範囲は 0 ~ 180 です。

プライマリ疑似回線がアクティブになってから、バックアップ疑似回線の VC を引き継ぐまでの待ち時間を指定します。値の範囲は 0 ~ 180 秒です。 never キーワードを指定した場合、プライマリ疑似回線の VC はバックアップを引き継ぎません。

バックアップ疑似回線の VC への強制的な手動切り替え

バックアップまたはプライマリ疑似回線にルータを強制的に切り替えるには、特権 EXEC モードで xconnect backup force switchover コマンドを入力します。切り替え先のプライマリ接続回線(AC)のインターフェイスか、ピア ルータの IP アドレスと VC ID を指定できます。

手動切り替えができるのは、コマンドで指定するインターフェイスまたはピアが実際に使用できる場合であり、コマンドを実行すると、xconnect は完全にアクティブな状態に移行します。

手順の概要

1. enable

2. xconnect backup force-switchover interface {interface-info | peer ip-address vcid }

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

xconnect backup force-switchover { interface interface-info | peer ip-address vcid}

 

Router# xconnect backup force-switchover peer 10.10.10.1 123

ルータをバックアップ疑似回線またはプライマリ疑似回線に切り替えることを指定します。

L2VPN 疑似回線冗長化設定の確認

L2VPN 疑似回線冗長化機能が正しく設定されていることを確認するには、次のコマンドを使用します。

手順の概要

1. show mpls l2transport vc

2. show xconnect all

3. xconnect logging redundancy

手順の詳細


ステップ 1 show mpls l2transport vc

この例で、プライマリ接続回線はアップです。バックアップ接続回線は使用可能ですが、現在選択されていません。 show の出力は次のように表示されます。

Router# show mpls l2transport vc
 
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- ----------------------- --------------- ---------- ----------
Et0/0.1 Eth VLAN 101 10.0.0.2 101 UP
Et0/0.1 Eth VLAN 101 10.0.0.3 201 DOWN
 
Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Et0/0.1 up, line protocol up, Eth VLAN 101 up
Destination address 10.0.0.2 VC ID: 101, VC status UP
.
.
.
Local interface: Et0/0.1 down, line protocol down, Eth VLAN 101 down
Destination address 10.0.0.3 VC ID: 201, VC status down
.
.
.
 

ステップ 2 show xconnect all

この例で、トポロジは接続回線 1 から疑似回線 1 であり、疑似回線 2 がバックアップとして使用されています。

Router# show xconnect all
 
Legend: XC ST=Xconnect State, S1=Segment1 State, S2=Segment2 State
UP=Up, DN=Down, AD=Admin Down, IA=Inactive, NH=No Hardware
XC ST Segment 1 S1 Segment 2 S2
------+---------------------------------+--+---------------------------------+--
UP pri ac Et0/0(Ethernet) UP mpls 10.55.55.2:1000 UP
IA sec ac Et0/0(Ethernet) UP mpls 10.55.55.3:1001 DN
 

この例で、トポロジは接続回線 1 から接続回線 2 であり、疑似回線が接続回線 2 のバックアップとして使用されています。

Router# show xconnect all
 
Legend: XC ST=Xconnect State, S1=Segment1 State, S2=Segment2 State
UP=Up, DN=Down, AD=Admin Down, IA=Inactive, NH=No Hardware
XC ST Segment 1 S1 Segment 2 S2
------+---------------------------------+--+---------------------------------+--
UP pri ac Se6/0:150(FR DLCI) UP ac Se8/0:150(FR DLCI) UP
IA sec ac Se6/0:150(FR DLCI) UP mpls 10.55.55.3:7151 DN
 

ステップ 3 xconnect logging redundancy

show mpls l2transport vc コマンドと show xconnect コマンドに加え、 xconnect logging redundancy コマンドを使用して、xconnect 冗長性グループのステータスを追跡できます。

Router(config)# xconnect logging redundancy
 

このコマンドを設定すると、切り替えが発生したときに次のメッセージが生成されます。

プライマリ メンバーをアクティブ化する場合

00:01:07: %XCONNECT-5-REDUNDANCY: Activating primary member 10.55.55.2:1000
 

バックアップ メンバーをアクティブ化する場合

00:01:05: %XCONNECT-5-REDUNDANCY: Activating secondary member 10.55.55.3:1001
 

L2VPN 疑似回線冗長化の設定例

次のセクションでは、L2VPN 疑似回線冗長化機能の例を示します。これらの設定例は、AToM(like-to-like)、L2VPN インターワーキング、およびレイヤ 2 ローカル スイッチング機能を使用して L2VPN 疑似回線冗長化機能を設定する方法を示しています。

「L2VPN 疑似回線冗長化と AToM(like-to-like)の例」

「L2VPN 疑似回線冗長化と L2VPN インターワーキングの例」

「レイヤ 2 ローカル スイッチングを使用した L2VPN 疑似回線冗長化の例」

各設定例は、次の疑似回線クラスのいずれかを参照しています。

AToM(like-to-like)疑似回線クラス

pseudowire-class mpls
encapsulation mpls
 

L2VPN IP インターワーキング

pseudowire-class mpls-ip
encapsulation mpls
interworking ip

L2VPN 疑似回線冗長化と AToM(like-to-like)の例

次の例は、バックアップ疑似回線を使用した High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク コントロール)接続回線 xconnect を示します。

interface Serial4/0
xconnect 10.55.55.2 4000 pw-class mpls
backup peer 10.55.55.3 4001 pw-class mpls
 

次の例は、バックアップ疑似回線を使用したフレームリレー接続回線 xconnect を示します。

connect fr-fr-pw Serial6/0 225 l2transport
xconnect 10.55.55.2 5225 pw-class mpls
backup peer 10.55.55.3 5226 pw-class mpls

L2VPN 疑似回線冗長化と L2VPN インターワーキングの例

次の例は、L2VPN IP インターワーキングとバックアップ疑似回線を使用したイーサネット接続回線 xconnect を示します。

interface Ethernet0/0
xconnect 10.55.55.2 1000 pw-class mpls-ip
backup peer 10.55.55.3 1001 pw-class mpls-ip
 

次の例は、L2VPN IP インターワーキングとバックアップ疑似回線を使用したイーサネット Virtual LAN(VLAN)接続回線 xconnect を示します。

interface Ethernet1/0.1
encapsulation dot1Q 200
no ip directed-broadcast
xconnect 10.55.55.2 5200 pw-class mpls-ip
backup peer 10.55.55.3 5201 pw-class mpls-ip
 

次の例は、L2VPN IP インターワーキングとバックアップ疑似回線を使用したフレームリレー接続回線 xconnect を示します。

connect fr-ppp-pw Serial6/0 250 l2transport
xconnect 10.55.55.2 8250 pw-class mpls-ip
backup peer 10.55.55.3 8251 pw-class mpls-ip
 

次の例は、L2VPN IP インターワーキングとバックアップ疑似回線を使用した PPP 接続回線 xconnect を示します。

interface Serial7/0
encapsulation ppp
xconnect 10.55.55.2 2175 pw-class mpls-ip
backup peer 10.55.55.3 2176 pw-class mpls-ip

レイヤ 2 ローカル スイッチングを使用した L2VPN 疑似回線冗長化の例

次の例は、イーサネット セグメント E2/0.2 に対する疑似回線バックアップを使用したイーサネット VLAN-VLAN ローカル スイッチング xconnect を示します。E2/0.2 に関連付けられているサブインターフェイスがダウンすると、バックアップ疑似回線がアクティブ化されます。

connect vlan-vlan Ethernet1/0.2 Ethernet2/0.2
backup peer 10.55.55.3 1101 pw-class mpls
 

次の例は、フレームリレー セグメント S8/0 150 に対する疑似回線バックアップを使用した、フレームリレー相互間ローカル スイッチング接続を示します。S8/0 上の Data-Link Connection Identifier(DLCI; データリンク接続識別子)150 がダウンした場合、バックアップ疑似回線がアクティブ化されます。

connect fr-fr-ls Serial6/0 150 Serial8/0 150
backup peer 10.55.55.3 7151 pw-class mpls

参考資料

ここでは、L2VPN 疑似回線冗長化機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

Any Transport over MPLS

『Any Transport over MPLS』

AToM のハイ アベイラビリティ

『AToM Graceful Restart』

L2VPN インターワーキング

『L2VPN Interworking』

レイヤ 2 ローカル スイッチング

『Layer 2 Local Switching』

PWE3 MIB

『Pseudowire Emulation Edge-to-Edge MIBs for Ethernet and Frame Relay Services』

パケット シーケンシング

『Any Transport over MPLS (AToM) Sequencing Support』

規格

規格
タイトル

なし

--

MIB

MIB
MIB リンク

なし

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

なし

--

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コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mpls/command/reference/mp_book.html )を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドについては、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup で Command Lookup Tool を使用するか、 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/mcl/allreleasemcl/all_book.html にある『 Cisco IOS Master Command List, All Releases 』を参照してください。

backup delay(L2VPN ローカル スイッチング)

backup peer

show xconnect

xconnect backup force-switchover

xconnect logging redundancy

L2VPN 疑似回線冗長化の機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートする Cisco IOS および Catalyst OS のソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 1 に、特定の Cisco IOS ソフトウェア リリース群で特定の機能をサポートする Cisco IOS ソフトウェア リリースだけを示します。特に明記されていない限り、Cisco IOS ソフトウェア リリース群の後続のリリースでもこの機能をサポートします。


 

表 1 L2VPN 疑似回線冗長化の機能情報

機能名
リリース
機能情報

L2VPN 疑似回線冗長化

12.0(31)S
12.2(28)SB
12.4(11)T
12.2(33)SRB
12.2(22)SXI

この機能を使用すると、ネットワーク内の障害を検出して、サービスの提供を続行可能な別のエンドポイントにレイヤ 2 サービスを再ルーティングするようにネットワークを設定できます。

Cisco IOS リリース 12.0(31)S では、L2VPN 疑似回線冗長化機能が、Cisco 12000 シリーズ ルータ上の Any Transport over MPLS(AToM)に対して導入されました。

この機能は、Cisco IOS リリース 12.2(28)SB
に統合されました。

この機能は、Cisco IOS リリース 12.4(11)T
に統合されました。

この機能は、Cisco IOS リリース 12.2(33)SRB
に統合されました。

この機能は、Cisco IOS リリース 12.2(33)SXI
に統合されました。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「L2VPN 疑似回線冗長化の概要」

「疑似回線の設定」

「L2VPN 疑似回線冗長化の設定」

「バックアップ疑似回線の VC への強制的な手動切り替え」

「L2VPN 疑似回線冗長化設定の確認」

backup delay (L2VPN local switching) backup peer show xconnect xconnect backup force-switchover xconnect logging redundancy の各コマンドが追加または変更されています。

L2TPv3 に対する L2VPN 疑似回線冗長化

12.2(33)SRE

この機能は、L2TPv3 xconnect 構成に対し、L2VPN 疑似回線冗長化を提供します。

この機能は、Cisco IOS リリース 12.2(33)SRE で、Cisco 7600 シリーズ ルータに実装されました。