Cisco IOS ワイドエリア ネットワーキング コンフィ ギュレーション ガイド
フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション
フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション

マニュアルの内容

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの前提条件

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの制限事項

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションに関する情報

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの利点

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピング

フレームリレー音声適応型フラグメンテーション

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定方法

プライオリティ キューおよび帯域幅キューのクラス ポリシーの設定

クラスデフォルト クラスを使用したフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングの設定

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのマップ クラスの設定

インターフェイスでのフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのイネーブル化

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定例

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの例

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認例

参考資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション機能は、トラフィックのレートを調整し、Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)の音声の存在有無に基づいてフラグメンテーションをアクティブにすることにより、音声品質を保証します。フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングで、パケットがプライオリティ キューで検出されたり、H.323 コール設定シグナリング パケットが検出された場合に、PVC がトラフィックのレートを調整できるようにします。フレームリレー音声適応型フラグメンテーションで、プライオリティキューまたは H.323 シグナリング パケットが検出された際にフラグメンテーションを有効にできるようにします。プライオリティキュー トラフィックおよびシグナリング パケットが存在しないときは、フレームリレー音声適応型フラグメンテーションで、フラグメンテーションを無効にできます。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの機能詳細

機能の履歴
リリース
変更点

12.2(15)T

この機能が追加されました。

サポートされているプラットフォーム

Cisco 1700 シリーズ、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、Cisco 3700 シリーズ、Cisco 4500、Cisco 7200 シリーズ、Cisco 7400 シリーズ、Cisco 7500 シリーズ(多用途インターフェイス プロセッサなし)

プラットフォーム、および Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索するには

プラットフォームのサポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていないか、ユーザ名またはパスワードが不明の場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従ってください。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの前提条件

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングの前提条件

トラフィック シェーピングおよび低遅延キューイングは、Modular QoS CLI(MQC)を使用して設定する必要があります。

フレームリレー音声適応型フラグメンテーションの前提条件

エンドツーエンド フラグメンテーションは、マップ クラスまたはインターフェイスで設定する必要があります。

フレームリレー トラフィック シェーピングまたは MQC を使用したトラフィックシェーピングを設定する必要があります。エンドツーエンド フラグメンテーションをインターフェイスで設定する場合、トラフィック シェーピングを MQC を使用して設定する必要があります。

低遅延キューイングを設定する必要があります。

エンドツーエンド フラグメンテーションを、ピア ルータで設定する必要があります。ピア ルータはルータが行う音声適応型フラグメンテーションから予想される分割パケットを検出できないことがありますが、ピアは、分割パケットに加え、大きな未分割のパケットを処理できます。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの制限事項

この機能は、FRF.12 フラグメンテーションのみをサポートしています。FRF.11 Annex C またはシスコ独自のフラグメンテーションはサポートしていません。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションに関する情報

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの利点」

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピング」

「フレームリレー音声適応型フラグメンテーション」

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの利点

新しい機能の導入前は、ネットワーク輻輳時に送信レートを減少させるためにフレームリレー適応型シェーピングを使用できます。適応型シェーピング メカニズムがネットワーク輻輳により開始されていたため、送信レートが低下したときには既に音声トラフィックは遅延しています。フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション機能は、PVC に存在する音声のレートを調整することにより音声品質を保ちます。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション

ネットワーク輻輳発生時に、Minimum Committed Information Rate(minCIR; 最低認定情報レート)までトラフィック レートが低下したり、音声パケットが PVC に存在するときのフラグメンテーションがオンになることによる音声パケットの遅延を防ぐ。

音声パケットが存在しない場合に、Committed Information Rate(CIR; 認定情報レート)までトラフィック レートを増加させることにより、PVC の利用率を最大化する。

音声パケットが存在しない場合にフラグメンテーションをオフにし、CPU 使用率を減らす。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピング

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングにより、パケット(通常の音声)が低遅延キューイング プライオリティ キューまたは H.323 コール設定シグナリング パケットが存在するときは常に、ルータの PVC 送信レートを minCIR まで低下させることができます。プライオリティ キューにパケットがなく、シグナリング パケットが設定した期間存在しない場合に、ルータは PVC 送信レートを minCIR から CIR まで増加させ、スループットを最大化します。


) 音声トラフィックには、プライオリティ キューが一般的に使用されますが、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングはプライオリティ キューのすべてのパケット(音声またはデータ)に対応します。


フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングは、他のタイプの適応型トラフィック シェーピングと同時に使用できます。例えば、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびインターフェイス輻輳に基づく適応型シェーピングの両方が設定されている場合、ルータはプライオリティ キューにパケットがある場合や、インターフェイス キュー サイズが設定したしきい値を超えた場合に、送信レートを minCIR まで低下させます。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングは、音声適応型フラグメンテーションと一緒に使用することも、別に使用することもできます。

フレームリレー音声適応型フラグメンテーション

フレームリレー音声適応型フラグメンテーションで、パケット(通常の音声)が低遅延キューイング プライオリティ キューまたは H.323 コール設定シグナリング パケットが存在するときは常に、ルータが大きなデータ パケットを分割できるようにします。プライオリティ キューに、設定した期間パケットが存在せず、シグナリング パケットが存在しない場合、フラグメンテーションは停止します。


) 音声トラフィックには、プライオリティ キューが一般的に使用されますが、フレームリレー音声適応型フラグメンテーションはプライオリティ キューのすべてのパケット(音声またはデータ)に対応します。


フレームリレー音声適応型フラグメンテーションは、音声適応型トラフィック シェーピングと一緒に使用することも、別に使用することもできます

音声適応型フラグメンテーションを使用するには、エンドツーエンド フラグメンテーションをマップ クラスまたはインターフェイスで設定する必要があります。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定方法

次の作業は、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションと低遅延キューイングの設定方法を説明しています。


) 次の作業は、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの両方で行えます。この 2 つの機能は、個別に使用することもできます。音声適応型フラグメンテーションを単独で使用する場合、MQC トラフィック シェーピング(この後に続く作業で行います)またはフレームリレー トラフィック シェーピングのいずれかを設定できます。フレームリレー トラフィック シェーピングを使用する場合、エンドツーエンド フラグメンテーションをマップ クラスで設定する必要があります。


「プライオリティ キューおよび帯域幅キューのクラス ポリシーの設定」(必須)

「クラスデフォルト クラスを使用したフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングの設定」(必須)

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのマップ クラスの設定」(必須)

「インターフェイスでのフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのイネーブル化」(必須)

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認」(任意)

プライオリティ キューおよび帯域幅キューのクラス ポリシーの設定

この作業を実行して、プライオリティ クラスおよび他のクラスのポリシー マップを設定します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. policy-map policy-map

4. class class-name

5. priority bandwidth-kbps

6. exit

7. class class-name

8. bandwidth bandwidth-kbps

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

policy-map policy-map

 

Router(config)# policy-map FR-VATS

作成または変更するポリシー マップの名前を指定します。

このコマンドを使用して、プライオリティ キューのキューイング ポリシーを定義します。

ステップ 4

class class-name

 

Router(config-pmap)# class VOICE

サービス ポリシーで作成および使用するクラスの名前を指定します。

このポリシー マップで指定したクラス名は、 class-map コマンドを使用して設定したとおりに、そのクラスの特性と一致基準を定義します。

ステップ 5

priority bandwidth-kbps

 

Router(config-pmap-c)# priority 10

完全プライオリティ クラスを作成し、そのクラスに割り当てる帯域幅の量(kbps)を指定します。

ステップ 6

exit

 

Router(config-pmap-c)# exit

ポリシー マップ コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 7

class class-name

 

Router(config-pmap)# class DATA

サービス ポリシーで作成および使用するクラスの名前を指定します。

このポリシー マップで指定したクラス名は、 class-map コマンドを使用して設定したとおりに、そのクラスの特性と一致基準を定義します。

ステップ 8

bandwidth bandwidth-kbps

 

Router(config-pmap-c)# bandwidth 10

クラスに割り当てる帯域幅の量(kbps)または使用可能な帯域幅のパーセントを指定します。帯域幅は kbps またはパーセントで指定します。単位はクラス内で統一します (プライオリティ キューの帯域幅は kbps で指定)。

ステップ 9

end

 

Router(config-pmap-c)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

クラスデフォルト クラスを使用したフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングの設定

次の作業を実行して、シェーピング ポリシーを、フレームリレー 音声適応型トラフィック シェーピングを含め、クラスデフォルト クラスで設定します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. policy-map policy-map

4. class class-default

5. shape [ average | peak ] mean-rate [[ burst-size ] [ excess-burst-size ]]

6. shape adaptive mean-rate-lower-bound

7. shape fr-voice-adapt [ deactivation seconds ]

8. service-policy policy-map-name

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

policy-map policy-map

 

Router(config)# policy-map SHAPE

作成または変更するポリシー マップの名前を指定します。

このコマンドを使用して、シェーピング ポリシーを定義します。

ステップ 4

class class-default

 

Router(config-pmap)# class class-default

ポリシーを設定または変更できるようにデフォルト クラスを指定します。

ステップ 5

shape [ average | peak ] mean-rate [[ burst-size ] [ excess-burst-size ]]

 

Router(config-pmap-c)# shape average 60000

指定されたアルゴリズムに従い、示されたビット レートにトラフィックを整形します。

ステップ 6

shape adaptive mean-rate-lower-bound

 

Router(config-pmap-c)# shape adaptive 30000

(任意)フレームリレー インターフェイスまたはポイントツーポイント サブインターフェイスを、トラフィック シェーピングがアクティブなときに使用可能な帯域幅を予測するために設定します。

ステップ 7

shape fr-voice-adapt [ deactivation seconds ]

 

Router(config-pmap-c)# shape fr-voice-adapt deactivation 10

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングをイネーブルにします。

ステップ 8

Service-policy policy-map-name

 

Router(config-pmap-c)#service-policy FR-VATS

一致基準として使用されるポリシー マップの名前を指定します(トラフィック ポリシーの他のポリシーへのネスティング(階層型トラフィック ポリシー)のため)。

このコマンドを使用してプライオリティ キューと帯域幅キュー(子ポリシー)のポリシー マップをシェーピング ポリシー(親ポリシー)に追加します。

ステップ 9

end

(任意)特権 EXEC モードに戻ります。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのマップ クラスの設定

次の作業を実行して、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのマップ クラスを設定します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. map-class frame-relay map-class-name

4. frame-relay fragment fragment_size

5. service-policy output policy-map-name

6. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

map-class frame-relay map-class-name

 

Router(config)# map-class frame-relay VOICE-CLASS

作成または変更するフレームリレー マップ クラス名を指定します。

ステップ 4

frame-relay fragment fragment_size

 

Router(config-map-class)# frame-relay fragment 80

フレームリレー フラグメンテーションをイネーブルにします。

(注) 音声適応型フラグメンテーションを動作させるには、マップ クラスのフラグメンテーションをここでイネーブルにする必要があります。または、インターフェイスで直接設定することもできます。

ステップ 5

service-policy output policy-map-name

 

Router(config-map-class)# service-policy output SHAPE

ポリシー マップを出力インターフェイスに適用し、このインターフェイスでサービス ポリシーとして使用されるようにします。

このコマンドを使用して、シェーピング ポリシーをマップ クラスに適用します。

ステップ 6

end

 

Router(config-map-class)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

インターフェイスでのフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションのイネーブル化

次の作業を実行して、インターフェイスでフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションをイネーブル化します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. encapsulation frame-relay

5. frame-relay fragmentation voice-adaptive [ deactivation seconds ]

6. frame-relay fragment fragment-size end-to-end

7. frame-relay interface-dlci dlci [ ietf | cisco ] [ voice-cir cir ]

8. class name

9. end

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number

 

Router(config)# interface serial0

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation frame-relay

 

Router(config-if)# encapsulation frame-relay

フレームリレーのカプセル化をイネーブルにします。

ステップ 5

frame-relay fragmentation voice-adaptive [ deactivation seconds ]

 

Router(config-if)# frame-relay fragmentation voice-adaptive deactivation 50

フレームリレー音声適応型フラグメンテーションをイネーブルにします。

ステップ 6

frame-relay fragment fragment-size end-to-end

 

Router(config-if)# frame-relay fragment 80 end-to-end

インターフェイスでのフレームリレー フラグメンテーションをイネーブルにします。

(注) 音声適応型フラグメンテーションを動作させるには、インターフェイスでのフラグメンテーションを、ここでイネーブルにする必要があります。または、マップ クラスで設定することもできます。

フラグメンテーションがインターフェイスでイネーブルの場合、メイン インターフェイスおよびサブインターフェイス上のすべての PVC で、設定された同じフラグメント サイズでフラグメンテーションがイネーブルになります。

プライオリティ キュー トラフィックで低遅延および低ジッタを維持するには、フラグメント サイズを、予想される高優先順位フレームの最大値よりも大きくしてください。

ステップ 7

frame-relay interface-dlci dlci [ ietf | cisco ] [ voice-cir cir ]

 

Router(config-if)#

設定する PVC を指定します。

ステップ 8

class name

 

Router(config-fr-dlci)#

マップ クラスを指定した Data-Link Connection Identifier(DLCI; データリンク接続識別子)に関連付けます。

このコマンドを使用して、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングを使用して設定されたマップ クラスを PVC に割り当てます。

ステップ 9

end

 

Router(config-fr-dlci)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認

この作業を実行して、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定と動作を確認します。

手順の概要

1. enable

2. show policy-map [ policy-map ]

3. show policy-map interface interface-name [ dlci dlci ] [ input | output ]

4. show frame-relay pvc [ interface interface ] [ dlci ] [ 64-bit ]

手順の詳細

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

show policy-map [ policy-map ]

 

Router# show policy-map

指定したサービス ポリシー マップまたは既存のすべてのポリシー マップでのすべてのクラスの設定を表示します。

ステップ 3

show policy-map interface interface-name [ dlci dlci ] [ input | output ]

 

Router# show policy interface Serial3/1.1

指定したインターフェイスまたはサブインターフェイス、あるいはインターフェイスの特定の Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)のいずれかにおいて、すべてのサービス ポリシーに設定されたパケット統計情報を表示します。

ステップ 4

show frame-relay pvc [ interface interface ] [ dlci ] [ 64-bit ]

 

Router# show frame-relay pvc 202

フレームリレー インターフェイスの Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)に関する統計情報を表示します。

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定例

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの例」

「フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認例」

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの例

次は、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの設定例です。最初は、PVC 100 に関連付けられたマップ クラスで設定したエンドツーエンド フラグメンテーションの例です。2 番目は、エンドツーエンド フラグメンテーションをインターフェイスで直接設定した例です。

両方の例の設定で、PVC 100 へのプライオリティキュー パケットまたは H.323 コール設定シグナリング パケットは、送信レートが CIR から minCIR に低下し、FRF.12 エンドツーエンド フラグメンテーションがアクティブになります。シグナリング パケットおよびプライオリティキュー パケットが 50 秒間検出されない場合、送信レートは CIR まで回復し、フラグメンテーションが非アクティブになります。

エンドツーエンド フラグメンテーションがマップ クラスで設定されたフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション

interface serial0
encapsulation frame-relay
frame-relay fragmentation voice-adaptive deactivation 50
frame-relay interface-dlci 100
class voice_adaptive_class
!
map-class frame-relay voice_adaptive_class
frame-relay fragment 80
service-policy output shape
 
class-map match-all voice
match access-group 102
class-map match-all data
match access-group 101
 
policy-map vats
class voice
priority 10
class data
bandwidth 10
 
policy-map shape
class class-default
shape average 60000
shape adaptive 30000
shape fr-voice-adapt deactivation 50
service-policy vats

エンドツーエンド フラグメンテーションがインターフェイスで設定されたフレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーション

interface serial0
encapsulation frame-relay
frame-relay fragmentation voice-adaptive deactivation 50
frame-relay interface-dlci 100
class voice_adaptive_class
frame-relay fragment 80 end-to-end
!
map-class frame-relay voice_adaptive_class
service-policy output shape
class-map match-all voice
match access-group 102
class-map match-all data
match access-group 101
policy-map vats
class voice
priority 10
class data
bandwidth 10
 
policy-map shape
class class-default
shape average 60000
shape adaptive 30000
shape fr-voice-adapt deactivation 50
service-policy vats
 

フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションの確認例

show policy-map コマンドの出力サンプル

次は、 show-policy map コマンドの出力例で、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングがポリシーマップ「MQC-SHAPE-LLQ1」で、クラスデフォルト クラスで設定され、非アクティブ化タイマーが 30 秒に設定されていることを示します。

Router# show policy-map
 
Policy Map VSD1
Class VOICE1
Strict Priority
Bandwidth 10 (kbps) Burst 250 (Bytes)
Class SIGNALS1
Bandwidth 8 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
Class DATA1
Bandwidth 15 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
 
Policy Map MQC-SHAPE-LLQ1
Class class-default
Traffic Shaping
Average Rate Traffic Shaping
CIR 63000 (bps) Max. Buffers Limit 1000 (Packets)
Adapt to 8000 (bps)
Voice Adapt Deactivation Timer 30 Sec
service-policy VSD1

show policy interface コマンドの出力サンプル

次は、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングがアクティブで、非アクティブ化タイマーが 29 秒残っている出力例です。これは、DLCI 201 の現在の送信レートは minCIR ですが、音声パケットが 29 秒間検出されないと、送信レートが CIR に回復します。

Router# show policy interface Serial3/1.1
 
Serial3/1.1:DLCI 201 -
 
Service-policy output:MQC-SHAPE-LLQ1
Class-map:class-default (match-any)
1434 packets, 148751 bytes
30 second offered rate 14000 bps, drop rate 0 bps
Match:any
Traffic Shaping
Target/Average Byte Sustain Excess Interval Increment
Rate Limit bits/int bits/int (ms) (bytes)
63000/63000 1890 7560 7560 120 945
Adapt Queue Packets Bytes Packets Bytes Shaping
Active Depth Delayed Delayed Active
BECN 0 1434 162991 26 2704 yes
Voice Adaptive Shaping active, time left 29 secs
 
Service-policy :VSD1
 
Class-map:VOICE1 (match-all)
9 packets, 621 bytes
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match:access-group 111
Match:not access-group 112
Queueing
Strict Priority
Output Queue:Conversation 24
Bandwidth 10 (kbps) Burst 250 (Bytes)
(pkts matched/bytes matched) 18/1242
(total drops/bytes drops) 0/0
Class-map:SIGNALS1 (match-all)
0 packets, 0 bytes
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match:access-group 112
Queueing
Output Queue:Conversation 25
Bandwidth 8 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
(pkts matched/bytes matched) 0/0
(depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
 
Class-map:DATA1 (match-all)
1424 packets, 148096 bytes
30 second offered rate 14000 bps, drop rate 0 bps
Match:access-group 113
Queueing
Output Queue:Conversation 26
Bandwidth 15 (kbps) Max Threshold 64 (packets)
(pkts matched/bytes matched) 1442/149968
(depth/total drops/no-buffer drops) 0/0/0
 
Class-map:class-default (match-any)
1 packets, 34 bytes
30 second offered rate 0 bps, drop rate 0 bps
Match:any

show frame-relay pvc コマンドの出力サンプル

次は、フレームリレー音声適応型フラグメンテーションが DLCI 202 でアクティブになっており、非アクティブ化タイマーが 29 秒残っている出力例です。パケットがプライオリティ キューで検出されず、H.323 シグナリング パケットが今後 29 秒間で検出されない場合、フラグメンテーションは停止します。

Router# show frame-relay pvc 202
PVC Statistics for interface Serial3/1 (Frame Relay DTE)
DLCI = 202, DLCI USAGE = LOCAL, PVC STATUS = STATIC, INTERFACE = Serial3/1.2
input pkts 0 output pkts 479 in bytes 0
out bytes 51226 dropped pkts 0 in pkts dropped 0
out pkts dropped 0 out bytes dropped 0
in FECN pkts 0 in BECN pkts 0 out FECN pkts 0
out BECN pkts 0 in DE pkts 0 out DE pkts 0
out bcast pkts 0 out bcast bytes 0
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 5000 bits/sec, 5 packets/sec
pvc create time 00:23:36, last time pvc status changed 00:23:31
fragment type end-to-end fragment size 80 adaptive active, time left 29 secs

参考資料

ここでは、フレームリレー音声適応型トラフィック シェーピングおよびフラグメンテーションに関する参考資料について説明します。

「関連資料」

「規格」

「MIB」

「RFC」

「シスコのテクニカル サポート」

関連資料

関連項目
参照先

トラフィック シェーピング、フレームリレーの低遅延キューイング、およびモジュラ QoS CLI 設定作業

Cisco IOS Quality of Service Configuration Guide , Release 12.2

トラフィック シェーピング、フレームリレーの低遅延キューイング、およびモジュラ QoS CLI コマンド

Cisco IOS Quality of Service Command Reference , Release 12.2 T

フレームリレー フラグメンテーション設定作業

Cisco IOS Wide-Area Networking Configuration Guide , Release 12.2』

フレームリレー フラグメンテーション コマンド

Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference , Release 12.2 T』

フレームリレー インターフェイス キューイングおよびフラグメンテーション設定作業とコマンド

「Frame Relay Queueing and Fragmentation at the Interface」(Cisco IOS リリース 12.2(13)T 機能モジュール)

インターフェイス輻輳時の適応型フレームリレー トラフィック シェーピングの設定作業とコマンド

「Adaptive Frame Relay Traffic Shaping for Interface Congestion」(Cisco IOS リリース 12.2(4)T 機能モジュール)

規格

規格
タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格や変更された規格はありません。既存の規格のサポートは、この機能によって変更されていません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。既存の MIB のサポートは、この機能によって変更されていません。

プラットフォームおよび Cisco IOS リリースでサポートされている MIB のリストを入手するには、Cisco.com の Cisco MIB Web サイト(次の URL)にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB の場所を検索してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://tools.cisco.com/ITDIT/MIBS/servlet/index

Cisco MIB Locator で必要な MIB 情報がサポートされていない場合、サポート対象 MIB のリストを取得し、次の URL にある Cisco MIB ページから MIB をダウンロードすることもできます。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

Cisco MIB Locator にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウント情報を忘れたり、紛失したりした場合は、空の E メールを cco-locksmith@cisco.com に送信してください。自動チェックによって、E メール アドレスが Cisco.com に登録されているかどうかが確認されます。チェックが正常に終了したら、ランダムな新しいパスワードとともにアカウントの詳細が E メールで届きます。資格のあるユーザは、Cisco.com のアカウントを作成できます。次の URL にある指示に従ってください。

http://www.cisco.com/register

RFC

RFC
タイトル

この機能によってサポートされる新しい RFC や変更された RFC はありません。既存の RFC のサポートは、この機能によって変更されていません。

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シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

TAC のホームページには、3 万ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。

http://www.cisco.com/public/support/tac/home.shtml

コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/wan/command/reference/wan_book.html )を参照してください。Cisco IOS の全コマンドを参照する場合は、参照先( http://tools.cisco.com/Support/CLILookup )の Command Lookup Tool を使用するか、または『 Cisco IOS Master Commands List 』にアクセスしてください。

frame-relay fragmentation voice-adaptive

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show frame-relay pvc

show policy-map

show policy-map interface