Cisco IOS ワイドエリア ネットワーキング コンフィ ギュレーション ガイド
フレームリレー MIB 拡張
フレームリレー MIB 拡張
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

フレームリレー MIB 拡張

機能概要

利点

関連資料

サポートされているプラットフォーム

サポートされている規格、MIB、および RFC

前提条件

設定作業

PVC の負荷間隔の設定

負荷間隔の確認

設定例

PVC の負荷間隔の設定の例

コマンド リファレンス

フレームリレー MIB 拡張

機能の履歴

リリース
変更点

12.2(2)T

この機能が追加されました。

このマニュアルは、フレームリレー MIB 拡張機能について説明します。次の項で構成されています。

「機能概要」

「サポートされているプラットフォーム」

「サポートされている規格、MIB、および RFC」

「前提条件」

「設定作業」

「設定例」

「コマンド リファレンス」

機能概要

Cisco Frame Relay MIB では、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用して、ユーザがフレームリレーの動作をリモートで監視できるようにする、管理対象オブジェクトを記述します。フレームリレー MIB 拡張機能は、次に示すフレームリレー機能を監視する MIB オブジェクトを追加することで、Cisco Frame Relay MIB を拡張します。

フレームリレー フラグメンテーション

フレームリレー - ATM ネットワーク インターワーキング(FRF.5)

フレームリレー - ATM サービス インターワーキング(FRF.8)

フレームリレー スイッチング

個々の Virtual Circuit(VC; 仮想回線)の入出力レート

表 1 で、フレームリレー MIB 拡張で追加される MIB テーブルおよびオブジェクトについて説明します。MIB の完全な説明については、次の URL の Cisco.com から入手できる、Cisco Frame Relay MIB ファイルの CISCO-FRAME-RELAY-MIB.my を参照してください。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

 

表 1 フレームリレー MIB 拡張で追加される MIB テーブルおよびオブジェクト

テーブルまたはオブジェクト
説明

cfrFragTable

フレームリレー フラグメンテーション情報のテーブルです。

cfrFRF5ConnectionTable

フレームリレー - ATM ネットワーク インターワーキング接続情報のテーブルです。

cfrFRF8ConnectionTable

フレームリレー - ATM サービス インターワーキング接続情報のテーブルです。

cfrSwitchingTable

フレームリレー スイッチング エントリのテーブルです。

cfrExtCircuitTxDataRate

バイト/秒単位で、データが回線に転送される平均レートです。

cfrExtCircuitTxPktRate

1 秒あたりに回線に送信されるパケット数の平均です。

cfrExtCircuitRcvDataRate

バイト/秒単位で、データを回線で受信する平均レートです。

cfrExtCircuitRcvPktRate

1 秒あたりに回線で受信するパケット数の平均です。

また、フレームリレー MIB 拡張機能は、Permanent Virtual Circuit(PVC; 相手先固定接続)単位の負荷間隔を設定できるよう load-interval コマンドを変更します。負荷間隔は、データが負荷統計情報の演算に使用される時間の長さで、負荷統計情報には bps および pps 単位での入出力レート、負荷、信頼性が含まれます。この機能を導入する前に、インターフェイスのみの負荷間隔を設定できます。

利点

フレームリレー MIB 拡張により、SNMP を使用して次を監視できます。

フレームリレー フラグメンテーション

フレームリレー - ATM ネットワーク インターワーキング(FRF.5)

フレームリレー - ATM サービス インターワーキング(FRF.8)

フレームリレー スイッチング

個々の Virtual Circuit(VC; 仮想回線)の入出力レート

関連資料

Cisco IOS ソフトウェアを使用したフレームリレーの設定については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco IOS Wide-Area Networking Configuration Guide , Release 12.2』の「 Configuring Frame Relay 」の章

Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference , Release 12.2』の「 Frame Relay Commands 」の章

Cisco IOS ソフトウェアを使用した SNMP の設定については、次のマニュアルを参照してください。

Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide , Release 12.2』の「 Configuring Simple Network Management Protocol 」の章

Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference , Release 12.2』の「 SNMP Commands 」の章

サポートされているプラットフォーム

この MIB 機能はプラットフォームに依存せず、フレームリレーおよび SNMP をサポートするすべてのイメージでサポートされます。

Feature Navigator を使用したプラットフォーム サポートの判別

MIB の導入とアップデートは、Feature Navigator でトラッキングされません。その代わり、http://www.cisco.com/go/mibs にある MIB Locator ツールを使用してください。

サポートされている規格、MIB、および RFC

規格

この機能によってサポートされる新しい規格や変更された規格はありません。

MIB

この機能は、Cisco Frame Relay MIB を拡張するものです。MIB ファイルの CISCO-FRAME-RELAY-MIB.my は、Cisco.com の、Cisco MIB Web サイトの次の URL からダウンロードできます。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

プラットフォームおよび Cisco IOS リリースでサポートされている MIB のリストを入手するには、Cisco.com の Cisco MIB Web サイト(次の URL)にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

RFC

この機能によってサポートされる新しい RFC や変更された RFC はありません。

前提条件

このマニュアルの作業は、フレームリレーおよび SNMP を、デバイスに設定済みであることを前提としています。

フレームリレー MIB 拡張で追加された情報にアクセスするには、お使いの Network Management System(NMS; ネットワーク管理システム)アプリケーションでコンパイルされた CISCO-FRAME-RELAY-MIB.my という MIB ファイルに、Cisco Frame Relay MIB が存在する必要があります。この MIB は、シスコの Web サイトで、次の URL の MIB Web サイトにあります。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml

設定作業

フレームリレー MIB 拡張機能の設定作業については、次の項を参照してください。列記した作業は、それぞれ必須の作業か任意の作業かわかるようになっています。

PVC の負荷間隔の設定(任意)

負荷間隔の確認(任意)

Cisco Frame Relay MIB を使用できるようにするために完了しなければならない作業や、設定しなければならない機能については、このマニュアルの前の項「前提条件」を参照してください。

PVC の負荷間隔の設定

負荷統計情報の演算に使用されるデータ セット全体の期間を変更できます。ダイヤル バックアップなどは、この統計情報に基づいて決定されます。負荷間隔を小さくすると、平均統計情報がより短い期間で演算され、トラフィックのバーストによく反応します。

PVC の負荷統計情報の演算に使用するデータ セットの時間の長さを変更するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用してください。

 

コマンド
目的

ステップ 1

Router(config-if)# frame-relay interface-dlci dlci

特定の PVC を DLCI1 に割り当て、フレームリレー DLCI コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

router(config-fr-dlci)# load-interval seconds

負荷統計情報の計算に使用するデータの時間の長さを変更します。

seconds 引数は 30 の倍数でなければなりません。値の範囲は 30 ~ 300 秒です。デフォルト値は 300 秒です。

1.DLCI = Data-Link Connection Identifier(データリンク接続識別子)

負荷間隔の確認

show running-config コマンドを使用して、負荷間隔が正しく設定されたことを確認します。

設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

PVC の負荷間隔の設定の例

PVC の負荷間隔の設定の例

次の例では、DLCI 100 に割り当てたフレームリレー PVC の負荷間隔は 60 秒に設定されます。

interface serial 1/1
frame-relay interface-dlci 100
load-interval 60

コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Wide-Area Networking Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/wan/command/reference/wan_book.html )を参照してください。Cisco IOS の全コマンドを参照する場合は、参照先( http://tools.cisco.com/Support/CLILookup )の Command Lookup Tool を使用するか、または『 Cisco IOS Master Commands List 』にアクセスしてください。

load-interval