Cisco IOS マルチプロトコル ラベル スイッチング コ ンフィギュレーション ガイド リリース15.1
Any Transport over MPLS
Any Transport over MPLS
発行日;2012/01/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 14MB) | フィードバック

目次

Any Transport over MPLS

機能情報の確認

この章の構成

Any Transport over MPLS の前提条件

Any Transport over MPLS の制約事項

Any Transport over MPLS の概要

AToM のレイヤ 2 パケットの転送方法

Cisco IOS Release 12.0(25)S よりも前の AToM コンフィギュレーション コマンド

AToM の利点

MPLS トラフィック エンジニアリングの高速リルート

パケット サイズを見積もるための最大伝送ユニットのガイドライン

パケット サイズの見積もり:例

mpls mtu コマンドの変更

Frame Relay over MPLS と DTE、DCE、および NNI 接続

ローカル管理インターフェイスおよび Frame Relay over MPLS

AToM でサポートされている QoS 機能

Any Transport over MPLS の設定方法

擬似回線クラスの設定

カプセル化タイプの変更および擬似回線の削除

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS の設定

制約事項

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS の設定

制約事項

ATM AAL5 over MPLS 用の OAM セル エミュレーションの設定

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定

VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

PVP モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

ポート モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

トラブルシューティングのヒント

ATM Single Cell Relay over MPLS の設定

ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

制約事項

VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

VP モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

ポート モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

VLAN モードの Ethernet over MPLS の設定

ポート モードの Ethernet over MPLS の設定

VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定

Cisco IOS Releases 12.0(29)S 以前のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS を設定するためのガイドライン

Cisco IOS Releases 12.0(30)S 以降のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに対する、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定

Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定

制約事項

DLCI-to-DLCI 接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定

ポート間接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定

HDLC over MPLS および PPP over MPLS の設定

制約事項

トンネル選択の設定

トラブルシューティングのヒント

AToM での EXP ビットの設定

制約事項

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング

制御ワードのイネーブル化

Any Transport over MPLS の設定例

ATM AAL5 over MPLS:例

ATM AAL5 over MPLS の OAM セル エミュレーション:例

ATM Cell Relay over MPLS:例

ATM Single Cell Relay over MPLS:例

Ethernet over MPLS:例

トンネル選択:例

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定:例

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング:例

ATM over MPLS:例

MPLS トラフィック エンジニアリング高速リルートを使用した Ethernet over MPLS:例

Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定:例

xconnect コンフィギュレーション モードでの L2VPN インターワーキング用 MTU 値の設定

擬似回線の削除:例

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

Any Transport over MPLS の機能情報

Any Transport over MPLS

このマニュアルでは、次のような機能を提供する Any Transport over MPLS(AToM)機能について説明します。

Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)バックボーンを介してデータ リンク レイヤ(レイヤ 2)のパケットを転送します。

サービス プロバイダーが、単一の統合されたパケットベースのネットワーク インフラストラクチャ、つまり Cisco MPLS ネットワークを使用して、既存のレイヤ 2 ネットワークでカスタマーのサイトと接続できるようにします。別々のネットワークとネットワーク管理環境を使用する代わりに、サービス プロバイダーは MPLS バックボーンを介したレイヤ 2 接続を提供できます。

サポートされているレイヤ 2 トラフィック タイプをカプセル化して MPLS ネットワーク コア経由で転送する共通フレームワークを提供します。

AToM は、次の like-to-like 転送タイプをサポートします。

ATM Adaptation Layer Type-5(AAL5)over MPLS

ATM Cell Relay over MPLS

Ethernet over MPLS(VLAN およびポート モード)

Frame Relay over MPLS

PPP over MPLS

High-Level Data Link Control(HDLC)over MPLS

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「Any Transport over MPLS の機能情報」を参照してください。

プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

Any Transport over MPLS の前提条件

AToM を設定する前に、次のようにネットワークを設定しておきます。

Provider Edge(PE; プロバイダー エッジ)ルータが IP 経由で互いに到達できるように、コア内に IP ルーティングを設定します。

Label-Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス)が PE ルータ間に存在するように、コア内に MPLS を設定します。

レイヤ 2 回線を設定する前に、シスコ エクスプレス フォワーディングまたは分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにします。

レイヤ 2 トラフィックの発信および終端用のループバック インターフェイスを設定します。PE ルータが他のルータのループバック インターフェイスにアクセスできるようにします。ループバック インターフェイスがすべての場合において必要なわけではないことに注意してください。たとえば、AToM が Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング)トンネルに直接マッピングされている場合、トンネル選択ではループバック インターフェイスは不要です。

AToM は、Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでサポートされています。サポートされているハードウェアの詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.0S』

『Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.4T, Part 2: Platform-Specific Information』

AToM は、Cisco 7600 ルータでサポートされています。サポートされている共有ポート アダプタおよびラインカードの詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『Guide to Supported Hardware for Cisco 7600 Series Routers with Release 12.2SR』

『Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.2SR for the Cisco 7600 Series Routers』

Cisco 7600 ルータには、一部の AToM 機能の設定に関してプラットフォーム固有の手順があります。プラットフォーム固有の設定情報は、次のマニュアルに記載されています。

Cisco 7600 Series Cisco IOS Software Configuration Guide, Release 12.2SR』の「Configuring PFC3BXL and PFC3B Mode Multiprotocol Label Switching」の章

OSM Configuration Note , Release 12.2SR』の「Configuring Multiprotocol Label Switching on the Optical Services Modules」の章

FlexWAN and Enhanced FlexWAN Modules Installation and Configuration Guides of Cisco 7600 Series Routers 』の「Configuring Multiprotocol Label Switching on FlexWAN and Enhanced FlexWAN Modules」の章

Cisco 7600 Series Router SIP, SSC, and SPA Software Configuration Guide』の「Configuring Any Transport over MPLS on a SIP」の項

Cisco 7600 Series Router SIP, SSC, and SPA Software Configuration Guide』の「Configuring AToM VP Cell Mode Relay Support」の項

Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.2SR

AToM は、Cisco 10000 シリーズ ルータでサポートされています。サポートされているハードウェアの詳細については、『 Cisco 10000 Series Router Software Configuration Guide 』の「Configuring Any Transport over MPLS」の項を参照してください。

Cisco 10000 シリーズ ルータには、一部の AToM 機能の設定に関してプラットフォーム固有の手順があります。プラットフォーム固有の設定情報は、『 Cisco 10000 Series Router Broadband Aggregation, Leased-Line, and MPLS Configuration Guide 』の「Configuring Any Transport over MPLS」の項に記載されています。

AToM は、Cisco 12000 シリーズ ルータでサポートされています。ハードウェア要件については、『 Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.0S』を参照してください。

Any Transport over MPLS の制約事項

AToM のすべての転送タイプに関連する一般的な制約事項は、次のとおりです。

アドレス形式:すべての PE ルータの Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル)ルータ ID が /32 マスクのループバック アドレスになるように設定します。このようにしなかった場合、一部の設定が正しく機能しないことがあります。

Layer 2 Virtual Private Network(L2VPN; レイヤ 2 バーチャル プライベート ネットワーク)機能(AToM および Layer 2 Tunnel Protocol Version 3(L2TPv3; レイヤ 2 トンネル プロトコル バージョン 3))は、ATM インターフェイスではサポートされません。

分散シスコ エクスプレス フォワーディングは Cisco 12000 シリーズ ルータでサポートされている唯一のフォワーディング モデルであり、デフォルトでイネーブルになっています。Cisco 12000 シリーズ ルータで分散シスコ エクスプレス フォワーディングをディセーブルにすると、フォワーディングがディセーブルになります。

分散シスコ エクスプレス フォワーディング モードは、Cisco 7500 シリーズ ルータで、フレーム リレー、HDLC、および PPP に対してサポートされています。分散シスコ エクスプレス フォワーディング モードでは、スイッチングをサポートする Versatile Interface Processor(VIP)でスイッチング プロセスが発生します。分散シスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルの場合、VIP ポート アダプタは Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)および隣接関係テーブルの同一コピーを保持します。ポート アダプタはポート アダプタ間でエクスプレス フォワーディングを実行して、Route Switch Processor(RSP; ルート スイッチ プロセッサ)をスイッチングの実行から解放します。分散シスコ エクスプレス フォワーディングは、Interprocess Communication(IPC; プロセス間通信)メカニズムを使用して、RSP とポート アダプタ間の FIB および隣接関係テーブルの同期を保証します。

ATM Cell Relay over MPLS に関連する制約事項は、次のとおりです。

ATM Cell Relay over MPLS では、PE ルータ間に実行中の TE トンネルがある場合、トンネル インターフェイスで LDP をイネーブルにする必要があります。

エンジン 2 の 8 ポート OC-3 STM-1 ATM ラインカードを搭載した Cisco 12000 シリーズ ルータでの ATM Relay over MPLS の設定:Cisco IOS Release 12.0(25)S では、エンジン 2 の 8 ポート OC-3 STM-1 ATM ラインカードを搭載した Cisco 12000 シリーズ ルータで ATM セルリレーを設定する場合に、特別な手順がありました。この特別な設定手順は、Cisco IOS Release 12.0(25)S 以降のリリースには適用されないため、 atm mode cell-relay コマンドを使用する必要はありません。

Cisco IOS Release 12.0(25)S では、Cisco 12000 シリーズ 8 ポート OC-3 STM-1 ATM ラインカードを ATM Cell Relay over MPLS 用に設定した場合、2 つのポートが予約されていました。Cisco IOS Release 12.0(25)S 以降のリリースでは、1 つのポートだけが予約されます。

また、Cisco IOS Release 12.0(25)S では、8 ポート OC-3 STM-1 ATM のポートを ATM AAL5 over MPLS 用に設定してから、そのポートに ATM Single Cell Relay over MPLS を設定した場合、ポートおよび対応するポートの AAL5 用の VC と VP が削除されていました。Cisco IOS Release 12.0(26)S からは、このような動作が発生しなくなっています。ATM AAL5 over MPLS および ATM Single Cell Relay over MPLS は、同じポートでサポートされます。現在、Cisco 12000 シリーズ 8 ポート OC-3 STM-1 ATM ラインカードは、デフォルトで、VP および VC の両方のモードの ATM Single Cell Relay over MPLS 機能と ATM AAL5 over MPLS を同じポートでサポートしています。

F4 エンドツーエンド OAM セルは、ATM セルとともに透過的に転送されます。1 つの PE ルータで Permanent Virtual Path(PVP; 相手先固定パス)または PVC がダウンすると、その PVP または PVC に関連付けられているラベルが削除されます。続いて、ピア PE ルータがラベルの削除を検出して、対応する CE ルータに F4 AIS/RDI 信号を送信します。ピア PE ルータの PVP または PVC は、アップ状態のままになります。

Ethernet over MPLS 機能に関連する制約事項は、次のとおりです。

Ethernet over MPLS は、IEEE 802.1Q 標準に準拠している VLAN パケットをサポートします。802.1Q 仕様では、VLAN メンバシップ情報をイーサネット フレームに挿入するための標準的な方法を規定しています。Inter-Switch Link(ISL; スイッチ間リンク)プロトコルは、PE ルータと CE ルータ間ではサポートされていません。

AToM 制御ワードがサポートされています。ただし、ピア PE で制御ワードがサポートされていない場合、制御ワードはディセーブルになります。このネゴシエーションは、LDP ラベル バインディングによって実行されます。

ハードウェアレベルの Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)エラー、フレーミング エラー、およびサイズ不足パケットを含むイーサネット パケットが、入力で廃棄されます。

Cisco IOS Release 12.2(25)S では、 mpls mtu コマンドの動作が変更されました。インターフェイス MTU が 1524 バイトよりも少ない場合、最大 MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも 24 バイト大きい値に設定できます。たとえば、インターフェイス MTU が 1510 バイトに設定されている場合、最大 MPLS MTU を 1534 バイト(1510 + 24)に設定できます。


注意 MPLS MTU はインターフェイス MTU よりも大きい値に設定できますが、データ破損、パケットのドロップ、および高い CPU 使用率を防ぐには、MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも小さいか等しい値に設定します。

インターフェイス MTU が 1524 バイト以上の場合、最大 MPLS MTU はインターフェイス MTU と同じ大きさに設定できます。たとえば、インターフェイス MTU が 1600 バイトに設定されている場合、MPLS MTU は最大 1600 バイトまで設定できます。MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも大きい値に設定すると、トラフィックがドロップされます。

インターフェイス MTU 値の設定が許可されていないインターフェイスで、インターフェイス MTU が 1500 バイトの場合、MPLS MTU の範囲は 64 ~ 1524 バイトです。

以前のリリースから Cisco IOS Release 12.2(25)S にアップグレードした場合、これらのガイドラインに準拠していない MPLS MTU 設定があると、コマンドが拒否されます。詳細については、「パケット サイズを見積もるための最大伝送ユニットのガイドライン」を参照してください。

Frame Relay over MPLS 機能に関連する制約事項は、次のとおりです。

フレーム リレー トラフィック シェーピングは、AToM スイッチド VC ではサポートされません。

Cisco 12000 シリーズ ルータで Frame Relay over MPLS を設定しており、コア方向のインターフェイスがエンジン 4 または 4+ のラインカードで、エッジ方向のインターフェイスがエンジン 0 または 2 のラインカードの場合、BECN、FECN、Control Word(CW; 制御ワード)、および DE ビット情報が PVC から取り除かれます。

Any Transport over MPLS の概要

AToM を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「AToM のレイヤ 2 パケットの転送方法」

「Cisco IOS Release 12.0(25)S よりも前の AToM コンフィギュレーション コマンド」

「AToM の利点」

「MPLS トラフィック エンジニアリングの高速リルート」

「パケット サイズを見積もるための最大伝送ユニットのガイドライン」

「Frame Relay over MPLS と DTE、DCE、および NNI 接続」

「AToM でサポートされている QoS 機能」

AToM のレイヤ 2 パケットの転送方法

AToM は入力 PE でレイヤ 2 フレームをカプセル化して、2 つの PE ルータ間を接続する擬似回線の反対側に位置する対応した PE に送信します。出力 PE はカプセル化を解除して、レイヤ 2 フレームを送信します。

PE ルータの設定によって、PE ルータ間でレイヤ 2 フレームを正常に転送できるかどうかが決まります。ルータ間に擬似回線と呼ばれる接続を設定します。各 PE ルータに次の情報を指定します。

イーサネット、フレーム リレー、ATM など、擬似回線で転送されるレイヤ 2 データのタイプ

PE ルータ間の通信をイネーブルにする、ピア PE ルータのループバック インターフェイスの IP アドレス

ピア PE IP アドレスと、擬似回線を特定する VC ID の一意の組み合せ

次に、レイヤ 2 パケットの転送をイネーブルにする、PE ルータの基本的な設定手順例を示します。転送タイプによって、多少手順が異なります。

手順 1 では、PE ルータのインターフェイスまたはサブインターフェイスを定義します。

Router# interface interface-type interface-number
 

手順 2 では、dot1q など、インターフェイスのカプセル化タイプを指定します。

Router(config-if)# encapsulation encapsulation-type
 

手順 3 では、次の手順を実行します。

ピア PE ルータの LDP ルータ ID を指定することによって、ピア PE ルータへの接続を作成します。

2 つの PE ルータ間で共有される、VC ID と呼ばれる 32 ビットの固有識別情報を指定します。

ピア ルータ ID と VC ID の組み合せは、ルータ上で一意である必要があります。2 つの回線で同じピア ルータ ID と VC ID の組み合せを使用することはできません。

擬似回線内のデータのカプセル化に使用されるトンネリング方式を指定します。AToM では、トンネリング方式として MPLS を使用します。

Router(config-if)# xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls
 

代わりに、擬似回線クラスを設定して、トンネリング方式および他の特性を指定することもできます。詳細については、「擬似回線クラスの設定」を参照してください。

Cisco IOS Release 12.0(25)S よりも前の AToM コンフィギュレーション コマンド

Cisco IOS 12.0(25)S よりも前のリリースの AToM では、AToM 回線を設定するために mpls l2 transport route コマンドを使用しました。このコマンドは xconnect コマンドに置き換えられました。

今後、 mpls l2transport route コマンドに対する機能拡張は行われません。機能拡張は、 xconnect コマンドまたは pseudowire-class コマンドに対して行われます。そのため、 xconnect コマンドを使用して AToM 回線を設定することを推奨します。

mpls l2transport route コマンドを使用する Cisco IOS 12.0(25)S よりも前のリリースの設定は、そのままサポートされます。

AToM の利点

次に、レイヤ 2 パケットを MPLS ネットワーク内で送信できるようにする利点について説明します。

AToM 製品セットは、Cisco 7200 や 7500 シリーズ ルータなどの複数の Cisco ルータ プラットフォームで、イーサネットおよびフレーム リレーを含む多数のレイヤ 2 パケット タイプに対応しています。そのため、サービス プロバイダーは、バックボーンを介してすべてのトラフィック タイプを転送できるようになり、すべてのタイプのカスタマーに対応できます。

AToM は、MPLS を介したレイヤ 2 パケット転送のために開発された標準を順守しています (AToM が順守している具体的な標準については、「規格」を参照してください)。このことは、ネットワーク内に業界標準の方法論を組み込む必要があるサービス プロバイダーにとって有益です。他のレイヤ 2 ソリューションは非標準であり、サービス プロバイダーのネットワーク拡張機能を制限したり、特定のベンダーの装置だけを使用するようにサービス プロバイダーに強要する可能性があります。

AToM へのアップグレードは、カスタマーには意識されずに実行されます。サービス プロバイダー ネットワークはカスタマー ネットワークとは別であるため、サービス プロバイダーは、カスタマーへのサービスを中断せずに AToM にアップグレードできます。カスタマーからは、従来のレイヤ 2 バックボーンを使用しているように見えます。

MPLS トラフィック エンジニアリングの高速リルート

AToM では、MPLS の Traffic Engineering(TE; トラフィック エンジニアリング)トンネルを Fast Reroute(FRR; 高速リルート)サポートとともに使用できます。AToM VC は、MPLS および IP プレフィクスとともに、障害のあるリンクまたはノードを迂回してリルートされます。

AToM で高速リルートをイネーブルにするために特別なコマンドを使用する必要はありません。標準の高速リルート コマンドを使用できます。入力 PE で AToM トンネルが FRR で保護されている TE トンネルにルーティングされている場合、AToM トンネルは高速リルートによって保護されます。入力 PE では、リンクとノードの両方の保護が AToM VC に対してサポートされています。MPLS TE 高速リルートの設定の詳細については、次のマニュアルを参照してください。

『MPLS Traffic Engineering (TE)--Link and Node Protection, with RSVP Hellos Support』


) AToM VC 非依存機能は Cisco IOS Release 12.0(31)S で導入された機能であり、設定されている VC の数に関係なく、Cisco 12000 シリーズ ルータが 50 ミリ秒未満で高速リルートを実行できるようにします。以前のリリースでは、高速リルート時間は保護されている TE トンネル内の VC の数に依存していました。


Cisco 12000 シリーズ ルータの場合、高速リルートは TE トンネルの終端位置に応じて 3 つ以上のラベルを使用します。

TE トンネルが PE ルータから PE ルータへの場合、3 つのラベルが使用されます。

TE トンネルが PE ルータからコア ルータへの場合、4 つのラベルが使用されます。

エンジン 0 の ATM ラインカードでは 3 つ以上のラベルがサポートされますが、パフォーマンスは低下します。エンジン 2 のギガビット イーサネット ラインカードおよびエンジン 3 のラインカードでは、3 つ以上のラベルがサポートされ、高速リルート機能との連動が可能です。

debug mpls l2transport fast-reroute コマンドを発行すると、AToM での高速リルートをデバッグできます。


) このコマンドは、AToM 高速リルートがフォワーディング コードで実装されているプラットフォームでは、出力を表示しません。Cisco 10720 インターネット ルータ ラインカードおよび Cisco 12000 シリーズ ラインカードでは出力を表示します。Cisco 7500(Route Processor(RP; ルート プロセッサ)と VIP の両方)シリーズ ルータ、Cisco 7200 シリーズ ルータ、および Cisco 12000 シリーズ RP の場合は、出力を表示しません。


次の例の場合、プライマリ リンクがディセーブルになっているため、バックアップ トンネル(Tunnel 1)がプライマリ パスになります。次の例では、太字の出力がトンネルのステータスを表しています。

Router# execute-on slot 3 debug mpls l2transport fast-reroute
 
========= Line Card (Slot 3) =========
AToM fast reroute debugging is on
SLOT 3:Sep 16 17:58:56.346: AToM SMGR: Processing TFIB FRR event for 10.4.0.1
SLOT 3:Sep 16 17:58:56.346: AToM SMGR: Finished processing TFIB FRR event for 10.4.0.1
SLOT 3:Sep 16 17:58:56.346: AToM SMGR: Processing TFIB FRR event for Tunnel41
SLOT 3:Sep 16 17:58:56.346: AToM SMGR: Finished processing TFIB FRR event for Tunnel41
Sep 16 17:58:58.342: %LINK-3-UPDOWN: Interface POS0/0, changed state to down
Sep 16 17:58:58.342: %OSPF-5-ADJCHG: Process 1, Nbr 10.0.0.1 on POS0/0 from FULL to DOWN, Neighbor Down: Interface down or detached
Sep 16 17:58:59.342: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface POS0/0, changed state to down

パケット サイズを見積もるための最大伝送ユニットのガイドライン

次の計算は、コア ネットワークを通過するパケットのサイズを決定するのに役立ちます。このサイズのパケットに対応するように、P および PE ルータのコア方向のインターフェイスに Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を設定します。MTU は、次の式に含まれる項目の合計バイト数以上である必要があります。

コア MTU >= (エッジ MTU + 転送ヘッダー + AToM ヘッダー + (MPLS ラベル スタック * MPLS ラベル サイズ))

ここでは、等式で使用されている変数について説明します。

エッジ MTU

エッジ MTU は、カスタマー方向のインターフェイスの MTU です。

転送ヘッダー

転送ヘッダーは転送タイプによって決まります。 表 1 に、ヘッダーの具体的なサイズを示します。

表 1 パケットのヘッダー サイズ

転送タイプ
パケット サイズ

AAL5

0 ~ 32 バイト

イーサネット VLAN

18 バイト

イーサネット ポート

14 バイト

フレーム リレー DLCI

シスコのカプセル化では 2 バイト、Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)のカプセル化では 8 バイト

HDLC

4 バイト

PPP

4 バイト

AToM ヘッダー

AToM ヘッダーは 4 バイトです(制御ワード)。制御ワードは、イーサネット、PPP、HDLC、およびセルリレー転送タイプでは任意です。ただし、フレーム リレーおよび ATM AAL5 転送タイプでは必須です。

MPLS ラベル スタック

MPLS ラベル スタック サイズは、コア MPLS ネットワークの設定によって決まります。

AToM は 1 つの MPLS ラベルを使用して、AToM VC(VC ラベル)を識別します。そのため、MPLS ラベル スタックの最小数は、AToM PE(PE ルータ間に P ルータがない PE ルータ)が直接接続される場合の 1 です。

MPLS ネットワークで LDP が使用されている場合、ラベル スタック サイズは 2 になります(LDP ラベルと VC ラベル)。

MPLS ネットワークの PE ルータ間で、LDP の代わりに TE トンネルが使用されている場合、ラベル スタック サイズは 2 になります(TE ラベルと VC ラベル)。

TE トンネルと LDP が MPLS ネットワーク内で使用されている場合(たとえば、P ルータ間または P ルータと PE ルータ間で TE トンネルを使用し、トンネルで LDP を使用している場合)、ラベル スタックは 3 つになります(TE ラベル、LDP ラベル、VC ラベル)。

MPLS ネットワーク内で MPLS 高速リルートを使用する場合は、スタックにラベルを追加します。この場合の最大 MPLS ラベル スタックは 4 になります(FRR ラベル、TE ラベル、LDP ラベル、VC ラベル)。

MPLS VPN Carrier Supporting Carrier 環境でカスタマー キャリアによって AToM が使用されている場合は、スタックにラベルを追加します。プロバイダー キャリア ネットワーク内の最大 MPLS ラベル スタックは 5 になります(FRR ラベル、TE ラベル、LDP ラベル、VPN ラベル、VC ラベル)。

AToM トンネルが、IPv4 Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)を使用して MPLS ラベルを交換する(RFC 3107)さまざまなサービス プロバイダーにまたがっている場合は、スタックにラベルを追加します。最大 MPLS ラベル スタックは 5 になります(FRR ラベル、TE ラベル、Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ラベル、LDP ラベル、VC ラベル)。

その他の状況でも、MPLS ラベル スタック サイズが増える可能性があります。そのため、AToM トンネル エンドポイント間の完全なデータ パスを分析して、ネットワークの最大 MPLS ラベル スタック サイズを決定します。続いて、ラベル スタック サイズに MPLS ラベル サイズを掛けます。

パケット サイズの見積もり:例

次に、パケット サイズの見積もり例を示します。ここで使用する前提は次のとおりです。

エッジ MTU は 1500 バイトです。

転送タイプはイーサネット VLAN で、転送ヘッダーは 18 バイトに指定されています。

制御ワードは使用されないため、AToM ヘッダーは 0 です。

LDP が使用されるため、MPLS ラベル スタックは 2 です。MPLS ラベルは 4 バイトです。

Edge MTU + Transport header + AToM header + (MPLS label stack * MPLS label) = Core MTU
1500 + 18 + 0 + (2 * 4 ) = 1526
 

1526 バイトのパケットを受け入れるように、コア内の P および PE ルータを設定する必要があります。

P および PE ルータに設定する MTU サイズが決まったあと、ルータで mtu コマンドを発行して MTU サイズを設定できます。次に、1526 バイトの MTU を指定する例を示します。

Router(config-if)# mtu 1526

mpls mtu コマンドの変更

一部のインターフェイス(FastEthernet など)では、MTU サイズを変更するために mpls mtu コマンドを使用する必要があります。
Cisco IOS Release 12.2(25)S では、 mpls mtu コマンドの動作が変更されました。

インターフェイス MTU が 1524 バイトよりも少ない場合、最大 MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも 24 バイト大きい値に設定できます。たとえば、インターフェイス MTU が 1510 バイトに設定されている場合、最大 MPLS MTU を 1534 バイト(1510 + 24)に設定できます。


注意 MPLS MTU はインターフェイス MTU よりも大きい値に設定できますが、データ破損、パケットのドロップ、および高い CPU 使用率を防ぐには、MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも小さいか等しい値に設定します。

インターフェイス MTU が 1524 バイト以上の場合、最大 MPLS MTU はインターフェイス MTU と同じ大きさに設定できます。たとえば、インターフェイス MTU が 1600 バイトに設定されている場合、MPLS MTU は最大 1600 バイトまで設定できます。MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも大きい値に設定すると、トラフィックがドロップされます。

インターフェイス MTU 値の設定が許可されていないインターフェイスで、インターフェイス MTU が 1500 バイトの場合、MPLS MTU の範囲は 64 ~ 1524 バイトです。

GRE トンネル インターフェイスの場合は、MPLS MTU 値をデフォルト値またはインターフェイスのプラットフォームでサポートされている最大値のいずれかに設定できます。

mpls mtu コマンドで maximum キーワードを使用すると、MPLS MTU 値を最大値に設定できます。 mpls mtu maximum コマンドを使用すると、基盤となる物理インターフェイスのフラグメンテーションによって、以前にドロップされたパケットが GRE トンネルを通過できるようになります。

MPLS MTU 値に、非 GRE トンネルのインターフェイス MTU 値よりも大きい値は指定できないことに注意してください。

Cisco IOS Release 12.2(25)S にアップグレードした場合、これらのガイドラインに準拠していない MPLS MTU 設定があると、コマンドが拒否されます。

Cisco IOS Release 12.2(27)SBC、12.2(33)SRA、12.4(11)T、12.2(33)SXH、および以降のリリースでは、MPLS MTU をインターフェイス MTU よりも大きい値には設定できません。これにより、パケットのドロップ、データ破損、高い CPU 使用率などの問題がなくなります。詳細については、『 MPLS MTU Command Changes 』を参照してください。

Frame Relay over MPLS と DTE、DCE、および NNI 接続

DTE デバイス、DCE スイッチ、または Network-to-Network Interface(NNI; ネットワーク間インターフェイス)接続でスイッチに接続されているスイッチとしてインターフェイスを設定できます。インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

frame-relay intf-type [ dce | dte | nni ]

表 2 に、キーワードの説明を示します。

表 2 frame-relay intf-type コマンドのキーワード

キーワード
説明

dce

ルータまたはアクセス サーバがルータに接続されているスイッチとして機能できるようにします。

dte

ルータまたはアクセス サーバが DTE デバイスとして機能できるようにします。DTE がデフォルトです。

nni

ルータまたはアクセス サーバがスイッチに接続されているスイッチとして機能できるようにします。

ローカル管理インターフェイスおよび Frame Relay over MPLS

Local Management Interface(LMI; ローカル管理インターフェイス)は、PVC に関するステータス情報を通信するプロトコルです。PVC が追加、削除、または変更されると、LMI はエンドポイントにステータス変更を通知します。また、LMI はリンクがアップしていることを検証するポーリング メカニズムも提供します。

LMI の機能

PVC ステータスを確認するために、LMI は報告しているデバイスからフレーム リレーのエンドユーザ デバイスまで PVC が使用可能かどうかを検査します。PVC が使用可能な場合、LMI は、ステータスは「アクティブ」であると報告します。これは、報告しているデバイスとフレーム リレーのエンドユーザ デバイス間ですべてのインターフェイス、回線プロトコル、およびコア セグメントが動作していることを意味します。これらのコンポーネントのいずれかが使用不可の場合、LMI は「非アクティブ」のステータスを報告します。


) LMI ステータスを報告できるのは、DCE および NNI インターフェイス タイプだけです。


図 1 に、LMI の機能説明に役立つトポロジ例を示します。

図 1 トポロジ例

図 1 では、次の点に注目します。

CE1、PE1、PE2、および CE2 はフレーム リレーの LMI ピアです。

CE1 および CE2 には、フレーム リレーのスイッチまたはエンドユーザ デバイスを指定できます。

各フレーム リレー PVC は複数のセグメントで構成されます。

DLCI 値は各セグメントに対してローカルであり、トラフィックがセグメントからセグメントへと切り替わるごとに変更されます。図 1 には 2 つのフレーム リレー PVC セグメントが存在します。1 つは PE1 と CE1 間で、もう 1 つは PE2 と CE2 間です。

LMI プロトコルの動作は、DLCI-to-DLCI 接続かポート間接続かによって異なります。

DLCI-to-DLCI 接続

DLCI-to-DLCI 接続の場合、LMI は PE と CE デバイス間のフレーム リレー ポートでローカルに実行されます。

CE1 の PVC が使用可能な場合、CE1 は PE1 にアクティブ ステータスを送信します。CE1 がスイッチの場合、LMI は CE1 から CE1 に接続されているユーザ デバイスまで PVC が使用可能かどうかを検査します。

次の条件に一致する場合、PE1 は CE1 にアクティブ ステータスを送信します。

PE1 の PVC が使用可能である。

PE1 がリモート PE ルータから MPLS ラベルを受信している。

PE1 とリモート PE 間に MPLS トンネル ラベルが存在する。

DTE または DCE 設定の場合、ネットワーク(DTE)にアクセスしているフレーム リレー デバイスで PVC ステータスが報告されないという LMI 動作が見られます。ステータスを報告できるのは、ネットワーク デバイス(DCE)または NNI だけです。そのため、DTE 側で問題が発生しても、DCE ではその問題が認識されません。

ポート間接続

ポート間接続の場合、PE ルータは LMI ステータス検査手順には関係しません。LMI が動作するのは CE ルータ間だけです。CE ルータは DCE-DTE または NNI-NNI として設定する必要があります。

設定手順を含む LMI の詳細については、『 Configuring Frame Relay 』の「Configuring the LMI」の項を参照してください。

AToM でサポートされている QoS 機能

Cisco 12000 シリーズ ルータでの QoS 機能の設定については、次の機能の章を参照してください。

『Any Transport over MPLS (AToM): Layer 2 QoS for the Cisco 12000 Series Router (Quality of Service)』

次の表に、Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの AToM でサポートされている QoS 機能を示します。

表 3 「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの Ethernet over MPLS でサポートされている QoS 機能」

表 4 「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの Frame Relay over MPLS でサポートされている QoS 機能」

表 5 「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの ATM Cell Relay over MPLS および ATM AAL5 over MPLS でサポートされている QoS 機能」

表 3 Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの Ethernet over MPLS でサポートされている QoS 機能

QoS 機能
Ethernet over MPLS

サービス ポリシー

適用対象は次のとおりです。

インターフェイス(入力および出力)

サブインターフェイス(入力および出力)

分類

サポートされるコマンドは次のとおりです。

match cos(インターフェイスおよびサブインターフェイス)

match mpls experimental (インターフェイスおよびサブインターフェイス)

match qos-group (インターフェイス)(出力ポリシー)

マーキング

サポートされるコマンドは次のとおりです。

set cos (出力ポリシー)

set discard-class (入力ポリシー)

set mpls experimental (入力ポリシー)(インターフェイスおよびサブインターフェイス)

set qos-group (入力ポリシー)

ポリシング

サポート対象は次のとおりです。

単一レート ポリシング

2 レート ポリシング

カラー対応ポリシング

マルチアクション ポリシング

キューイングおよびシェーピング

サポート対象は次のとおりです。

分散低遅延キューイング(dLLQ)

分散重み付けランダム早期検出(dWRED)

バイトベースの WRED

表 4 Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの Frame Relay over MPLS でサポートされている QoS 機能

QoS 機能
Frame Relay over MPLS

サービス ポリシー

適用対象は次のとおりです。

インターフェイス(入力および出力)

PVC(入力および出力)

分類

サポートされるコマンドは次のとおりです。

match fr-de (インターフェイスおよび VC)

match fr-dlci (インターフェイス)

match qos-group

マーキング

サポートされるコマンドは次のとおりです。

frame-relay congestion management (出力)

set discard-class

set fr-de (出力ポリシー)

set fr-fecn-becn (出力)

set mpls experimental

set qos-group

threshold ecn (出力)

ポリシング

サポート対象は次のとおりです。

単一レート ポリシング

2 レート ポリシング

カラー対応ポリシング

マルチアクション ポリシング

キューイングおよびシェーピング

サポート対象は次のとおりです。

dLLQ

dWRED

分散トラフィック シェーピング

分散クラスベース均等化キューイング(dCBWFQ)

バイトベースの WRED

random-detect discard-class-based コマンド

表 5 Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの ATM Cell Relay over MPLS および ATM AAL5 over MPLS でサポートされている QoS 機能

QoS 機能
ATM Cell Relay over MPLS および ATM AAL5 over MPLS

サービス ポリシー

適用対象は次のとおりです。

インターフェイス(入力および出力)

サブインターフェイス(入力および出力)

PVC(入力および出力)

分類

サポートされるコマンドは次のとおりです。

match mpls experimental (VC)

match qos-group(出力)

マーキング

サポートされるコマンドは次のとおりです。

random-detect discard-class-based(入力)

set clp(出力)(インターフェイス、サブインターフェイス、および VC)

set discard-class(入力)

set mpls experimental(入力)(インターフェイス、サブインターフェイス、および VC)

set qos-group(入力)

ポリシング

サポート対象は次のとおりです。

単一レート ポリシング

2 レート ポリシング

カラー対応ポリシング

マルチアクション ポリシング

キューイングおよびシェーピング

サポート対象は次のとおりです。

dLLQ

dWRED

dCBWFQ

バイトベースの WRED

random-detect discard-class-based コマンド

ATM PVC のクラスベース シェーピング サポート

Any Transport over MPLS の設定方法

ここでは、基本的な AToM の設定方法および次の手順について説明します。

「擬似回線クラスの設定」(必須)

「カプセル化タイプの変更および擬似回線の削除」 (任意)

「PVC 上の ATM AAL5 over MPLS の設定」 (任意)

「VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS の設定」 (任意)

「ATM AAL5 over MPLS 用の OAM セル エミュレーションの設定」 (任意)

「PVC 上の ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定」 (任意)

「VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定」 (任意)

「VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「PVP モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「ポート モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「ATM Single Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定」 (任意)

「VLAN モードの Ethernet over MPLS の設定」 (任意)

「ポート モードの Ethernet over MPLS の設定」 (任意)

「VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定」 (任意)

「Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定」 (任意)

「DLCI-to-DLCI 接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定」 (任意)

「ポート間接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定」 (任意)

「HDLC over MPLS および PPP over MPLS の設定」 (任意)

「トンネル選択の設定」 (任意)

「AToM での EXP ビットの設定」 (任意)

「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定」 (任意)

「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング」 (任意)

「制御ワードのイネーブル化」

擬似回線クラスの設定

PE ルータ間でのレイヤ 2 フレームの正常な転送は、PE ルータの設定によって実現されます。ルータ間に擬似回線と呼ばれる接続を設定します。


) 簡易設定では、この作業は任意です。xconnect コマンドの一部としてトンネリング方式を指定する場合は、擬似回線クラスを指定する必要はありません。


擬似回線クラスの設定グループでは、次のトンネリング メカニズム特性を指定します。

カプセル化タイプ

制御プロトコル

ペイロード固有のオプション

pseudowire-class コマンドの詳細については、『 Layer 2 Tunnel Protocol Version 3 』の機能の章を参照してください。

AToM VC が正しく動作するには、擬似回線クラスまたは xconnect コマンドの一部として encapsulation mpls コマンドを指定する必要があります。 encapsulation mpls コマンドを xconnect コマンドの一部として指定しなかった場合は、次のエラーが表示されます。

% Incomplete command.

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. pseudowire-class name

4. encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

pseudowire-class name

 

Router(config)# pseudowire-class atom

指定する名前で擬似回線クラスを確立し、擬似回線クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation mpls

 

Router(config-pw-class)# encapsulation mpls

トンネリングのカプセル化を指定します。

カプセル化タイプの変更および擬似回線の削除

カプセル化のタイプを変更するには、 no pseudowire-class コマンドで擬似回線を削除してから、擬似回線を再作成して新しいカプセル化タイプを指定します。

いったん encapsulation mpls コマンドを指定すると、 no encapsulation mpls コマンドでは削除できません。また、 encapsulation l2tpv3 コマンドを使用しても、コマンドの設定は変更できません。このような方法を使用すると、次のエラー メッセージが表示されます。

Encapsulation changes are not allowed on an existing pw-class.
 

擬似回線を削除するには、特権 EXEC コマンドで clear xconnect コマンドを使用します。インターフェイスまたはピア ルータ上のすべての擬似回線または特定の擬似回線を削除できます。

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS の設定

相手先固定接続用の ATM AAL5 over MPLS は、MPLS パケット内の ATM AAL5 Service Data Unit(SDU; サービス データ ユニット)をカプセル化して、MPLS ネットワーク全体に転送します。各 ATM AAL5 SDU は単一パケットとして転送されます。

制約事項

AAL5 over MPLS は SDU モードでだけサポートされます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface typeslot / port

4. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

5. encapsulation aal5

6. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

7. exit

8. exit

9. exit

10. show mpls l2transport vc

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface typeslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 5

encapsulation aal5

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# encapsulation aal5

PVC の ATM AAL5 カプセル化を指定します。

PE および Customer Edge(CE; カスタマー エッジ)ルータに同じカプセル化タイプを指定していることを確認します。

ステップ 6

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ステップ 7

exit

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# exit

L2transport コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 9

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

show mpls l2transport vc

 

Router# show mpls l2transport vc

ATM AAL5 over MPLS が PVC に設定されていることを示す出力を表示します。

次に、 show mpls l2transport vc コマンドの出力例を示します。この例では、ATM AAL5 over MPLS が PVC に設定されていることが示されています。

Router# show mpls l2transport vc
 
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
--------- ------------- ------------ ----- ------
ATM1/0 ATM AAL5 1/100 10.4.4.4 100 UP

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS の設定

AAL5 カプセル化を指定する VC クラスを作成して、カプセル化タイプをインターフェイス、サブインターフェイス、または PVC に対応付けることができます。次の作業では、VC クラスを作成してメイン インターフェイスに対応付けます。

制約事項

AAL5 over MPLS は SDU モードでだけサポートされます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. vc-class atm vc-class-name

4. encapsulation layer - type

5. exit

6. interface typeslot / port

7. class-int vc-class-name

8. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

9. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

10. exit

11. exit

12. exit

13. show atm class - links

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

vc-class atm vc-class-name

 

Router(config)# vc-class atm aal5class

VC クラスを作成し、VC クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation layer-type

 

Router(config-vc-class)# encapsulation aal5

AAL およびカプセル化タイプを設定します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-vc-class)# exit

VC クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

interface typeslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

class-int vc-class-name

 

Router(config-if)# class-int aal5class

VC クラスを ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに適用します。

(注) VC クラスは PVC にも適用できます。

ステップ 8

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 9

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ステップ 10

exit

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# exit

L2transport コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 11

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 12

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 13

show atm class-links

 

Router# show atm class-links

カプセル化のタイプおよび VC クラスがインターフェイスに適用されていることを表示します。

次に、 show atm class-links コマンドのコマンド出力で、ATM AAL5 over MPLS が VC クラスの一部として設定されていることを確認する例を示します。コマンド出力には、カプセル化のタイプおよび VC クラスがインターフェイスに適用されていることが示されています。

Router# show atm class-links 1/100
 
Displaying vc-class inheritance for ATM1/0.0, vc 1/100:
no broadcast - Not configured - using default
encapsulation aal5 - VC-class configured on main interface
 

ATM AAL5 over MPLS 用の OAM セル エミュレーションの設定

PE ルータが Label Switched Path(LSP; ラベル スイッチド パス)を経由する Operation, Administration, and Maintenance(OAM; 保守運用管理)セルの転送をサポートしていない場合、OAM セル エミュレーションを使用すると、OAM セルをローカルに終端またはループ バックできます。両方の PE ルータに OAM セル エミュレーションを設定します。OAM セル エミュレーションは、2 つの単一方向 LSP を形成することで VC をエミュレートします。両方の PE ルータで oam-ac emulation-enable および oam-pvc manage コマンドを使用して、OAM セル エミュレーションをイネーブルにします。

ルータで OAM セル エミュレーションをイネーブルにすると、終端 VC と同じ方法で ATM VC を設定および管理できるようになります。OAM セル エミュレーションで設定された VC では、設定した間隔でループバック セルをローカル CE ルータに送信できます。エンドポイントには、次のいずれかを指定できます。

OAM セルをローカル CE ルータに送信するエンドツーエンド ループバック

PE ルータと CE ルータ間のパスに従ってデバイスへ送信される OAM セルに応答するセグメント ループバック

OAM セルには、次のセルが含まれます。

Alarm indication signal(AIS; アラーム表示信号)

Remote defect indication(RDI; リモート障害表示)

これらのセルは、VC 上の障害を特定して報告します。物理リンクまたはインターフェイスで障害が発生すると、中継ノードは、障害の影響を受けるすべてのダウンストリーム デバイスに OAM AIS セルを挿入します。ルータは、AIS セルを受信すると ATM VC にダウンのマークを付け、RDI セルを送信してリモート エンドに障害を通知します。

ここでは、2 つの作業について説明します。

「PVC 上の ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定」

「VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定」

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定

PVC で ATM AAL5 over MPLS 用の OAM セル エミュレーションを設定するには、次の作業を実行します。


) AAL5 over MPLS の場合、oam-ac emulation-enable コマンドを発行したあとにかぎり、oam-pvc manage コマンドを設定できます。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface typeslot / port

4. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

5. encapsulation aal5

6. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

7. oam-ac emulation-enable [ ais - rate ]

8. oam-pvc manage [ frequency ]

9. exit

10. exit

11. exit

12. show atm pvc

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface typeslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 5

encapsulation aal5

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# encapsulation aal5

PVC の ATM AAL5 カプセル化を指定します。

PE および CE ルータに同じカプセル化タイプを指定していることを確認します。

ステップ 6

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ステップ 7

oam-ac emulation-enable [ ais-rate ]

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# oam-ac emulation-enable 30

AAL5 over MPLS の OAM セル エミュレーションをイネーブルにします。

ais-rate 引数には、AIS セルが送信されるレートを指定します。デフォルトは、毎秒 1 セルです。有効値の範囲は 0 ~ 60 秒です。

ステップ 8

oam-pvc manage [ frequency ]

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# oam-pvc manage

PVC で、仮想回線の接続を検証するエンドツーエンドの OAM ループバック セルを生成できるようにします。

省略可能な frequency 引数は、ループバック セルの送信間隔で、有効値の範囲は 0 ~ 600 秒です。デフォルト値は 10 秒です。

ステップ 9

exit

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# exit

L2transport コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 11

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 12

show atm pvc

 

Router# show atm pvc

OAM セル エミュレーションが ATM PVC でイネーブルになっていることを示す出力を表示します。

次の例の show atm pvc コマンドの出力には、OAM セル エミュレーションが ATM PVC でイネーブルになっていることが示されています。

Router# show atm pvc 5/500
 
ATM4/1/0.200: VCD: 6, VPI: 5, VCI: 500
UBR, PeakRate: 1
AAL5-LLC/SNAP, etype:0x0, Flags: 0x34000C20, VCmode: 0x0
OAM Cell Emulation: enabled, F5 End2end AIS Xmit frequency: 1 second(s)
OAM frequency: 0 second(s), OAM retry frequency: 1 second(s)
OAM up retry count: 3, OAM down retry count: 5
OAM Loopback status: OAM Disabled
OAM VC state: Not ManagedVerified
ILMI VC state: Not Managed
InPkts: 564, OutPkts: 560, InBytes: 19792, OutBytes: 19680
InPRoc: 0, OutPRoc: 0
InFast: 4, OutFast: 0, InAS: 560, OutAS: 560
InPktDrops: 0, OutPktDrops: 0
CrcErrors: 0, SarTimeOuts: 0, OverSizedSDUs: 0
Out CLP=1 Pkts: 0
OAM cells received: 26
F5 InEndloop: 0, F5 InSegloop: 0, F5 InAIS: 0, F5 InRDI: 26
OAM cells sent: 77
F5 OutEndloop: 0, F5 OutSegloop: 0, F5 OutAIS: 77, F5 OutRDI: 0
OAM cell drops: 0
Status: UP

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションの設定

次の手順では、OAM セル エミュレーションを VC クラスの一部として設定する方法を説明します。設定したあと、VC クラスをインターフェイス、サブインターフェイス、または VC に適用できます。VC クラス コンフィギュレーション モードで OAM セル エミュレーションを設定してから VC クラスをインターフェイスに適用すると、サブインターフェイスや VC レベルなどの下位レベルで別の OAM セル エミュレーション値を指定していないかぎり、VC クラス内の設定がインターフェイスのすべての VC に適用されます。たとえば、OAM セル エミュレーションを指定する VC クラスを作成して、AIS セルのレートを 30 秒間隔に設定します。VC クラスをインターフェイスに適用します。次に、1 つの PVC に対して、OAM セル エミュレーションをイネーブルにして AIS セルのレートを 15 秒間隔に設定します。15 秒に設定した 1 つの PVC を除いて、すべてのインターフェイス上の PVC で 30 秒のセル レートが使用されます。

OAM セル エミュレーションを VC クラスの一部としてイネーブルにしてインターフェイスに適用するには、次の作業を実行します。


) AAL5 over MPLS の場合、oam-ac emulation-enable コマンドを発行したあとにかぎり、oam-pvc manage コマンドを設定できます。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. vc-class atm name

4. encapsulation layer-type

5. oam-ac emulation-enable [ ais-rate ]

6. oam-pvc manage [ frequency ]

7. exit

8. interface typeslot / port

9. class-int vc-class-name

10. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

11. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

vc-class atm name

 

Router(config)# vc-class atm oamclass

VC クラスを作成し、VC クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation layer-type

 

Router(config-vc-class)# encapsulation aal5

AAL およびカプセル化タイプを設定します。

ステップ 5

oam-ac emulation-enable [ ais-rate ]

 

Router(config-vc-class)# oam-ac emulation-enable 30

AAL5 over MPLS の OAM セル エミュレーションをイネーブルにします。

ais-rate 引数には、AIS セルが送信されるレートを指定します。デフォルトは、毎秒 1 セルです。有効値の範囲は 0 ~ 60 秒です。

ステップ 6

oam-pvc manage [ frequency ]

 

Router(config-vc-class)# oam-pvc manage

PVC で、仮想回線の接続を検証するエンドツーエンドの OAM ループバック セルを生成できるようにします。

省略可能な frequency 引数は、ループバック セルの送信間隔で、有効値の範囲は 0 ~ 600 秒です。デフォルト値は 10 秒です。

ステップ 7

exit

 

Router(config-vc-class)# exit

VC クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

interface typeslot / port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 9

class-int vc-class-name

 

Router(config-if)# class-int oamclass

VC クラスを ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに適用します。

(注) VC クラスは PVC にも適用できます。

ステップ 10

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 11

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

相手先固定接続で ATM セルリレーを設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / port

4. pvc vpi / vci l2transport

5. encapsulation aal0

6. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

7. exit

8. exit

9. exit

10. show atm vc

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

pvc vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 0/100 l2transport

Virtual Path Identifier(VPI; 仮想パス識別子)および Virtual Circuit Identifier(VCI; 仮想回線識別子)を割り当て、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 5

encapsulation aal0

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# encapsulation aal0

ATM セルリレーの場合、インターフェイスの raw セルのカプセル化を指定します。

PE および CE ルータに同じカプセル化タイプを指定していることを確認します。

ステップ 6

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ステップ 7

exit

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# exit

L2transport コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 9

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

show atm vc

 

Router# show atm vc

OAM セル エミュレーションが ATM VC でイネーブルになっていることを確認します。

show atm vc コマンドの出力には、インターフェイスが VC モードのセルリレー用に設定されていることが示されています。

Router# show atm vc 7
 
ATM3/0: VCD: 7, VPI: 23, VCI: 100
UBR, PeakRate: 149760
AAL0-Cell Relay, etype:0x10, Flags: 0x10000C2D, VCmode: 0x0
OAM Cell Emulation: not configured
InBytes: 0, OutBytes: 0
Status: UP

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

ATM セルリレーのカプセル化を指定する VC クラスを作成して、VC クラスをインターフェイス、サブインターフェイス、または VC に対応付けることができます。次の作業では、ATM セルリレーのカプセル化を指定する VC クラスを作成して、メイン インターフェイスに対応付けます。


) VC クラス コンフィギュレーション モードは VC モードでだけ設定できます。VC クラス コンフィギュレーション モードは VP またはポート モードではサポートされていません。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. vc-class atm name

4. encapsulation layer-type

5. exit

6. interface typeslot / port

7. class-int vc-class-name

8. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

9. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

vc-class atm name

 

Router(config)# vc-class atm cellrelay

VC クラスを作成し、VC クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation layer-type

 

Router(config-vc-class)# encapsulation aal0

AAL およびカプセル化タイプを設定します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-vc-class)# exit

VC クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

interface typeslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

class-int vc-class-name

 

Router(config-if)# class-int cellrelay

VC クラスを ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに適用します。

(注) VC クラスは PVC にも適用できます。

ステップ 8

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 9

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

PVP モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

VP モードでは、ATM インターフェイス上の事前定義済み PVP に着信したセルを、出力 ATM インターフェイス上の事前定義済み PVP に、MPLS バックボーンを介して転送できます。VP モードを使用すると、単一セルまたはパッキングされたセルを MPLS バックボーンを介して送信できます。

VP モードを設定するには、次の内容を指定しておく必要があります。

セルリレーのセルを転送するための VP

ピア PE ルータの IP アドレスおよび VC ID

VP モードの ATM Cell Relay over MPLS を設定する場合は、次のガイドラインを使用します。

VP モードでは encapsulation aal0 コマンドを入力する必要はありません。

1 つの ATM インターフェイスで複数のタイプの ATM 接続に対応できます。VP セルリレー、VC セルリレー、および ATM AAL5 over MPLS は、1 つの ATM インターフェイス上に共存できます。Cisco 12000 シリーズ ルータの場合、このことは、エンジン 0 の ATM ラインカードにだけ当てはまります。

VPI が VP セルリレー用に設定されている場合、同じ VPI を使用して PVC を設定することはできません。

VP トランキング(エミュレートされた 1 つの VC ラベルへの複数の VP のマッピング)はサポートされていません。各 VP はエミュレートされた 1 つの VC にマッピングされます。

各 VP はエミュレートされた 1 つの固有の VC ID に関連付けられます。AToM のエミュレートされた VC のタイプは、ATM VP セル トランスポートです。

AToM 制御ワードがサポートされています。ただし、ピア PE で制御ワードがサポートされていない場合、制御ワードはディセーブルになります。このネゴシエーションは、LDP ラベル バインディングによって実行されます。

VP モード(および VC モード)はアイドル セルをドロップします。

PVP モードで ATM セルリレーを設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot/port

4. atm pvp vpi l2transport

5. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

6. exit

7. exit

8. exit

9. show atm vp

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

インターフェイスを定義し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

atm pvp vpi l2transport

 

Router(config-if)# atm pvp 1 l2transport

PVP を ATM セルの転送専用にすることを指定し、l2transport PVP コンフィギュレーション サブモードを開始します。

l2transport キーワードは、PVP がセルリレー用であることを示します。このサブモードは、レイヤ 2 トランスポート専用です。通常の PVP 用ではありません。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvp)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

ステップ 6

exit

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# exit

L2 トランスポート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 9

show atm vp

 

Router# show atm vp

OAM セル エミュレーションが ATM VP でイネーブルになっていることを示す出力を表示します。

次の例の show atm vp コマンドでは、インターフェイスが VP モード セルリレー用に設定されていることが示されています。

Router# show atm vp 1
 
ATM5/0 VPI: 1, Cell Relay, PeakRate: 149760, CesRate: 0, DataVCs: 1, CesVCs: 0, Status: ACTIVE
 
VCD VCI Type InPkts OutPkts AAL/Encap Status
6 3 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
7 4 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
 
TotalInPkts: 0, TotalOutPkts: 0, TotalInFast: 0, TotalOutFast: 0,
TotalBroadcasts: 0 TotalInPktDrops: 0, TotalOutPktDrops: 0

ポート モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定

ポート モードのセルリレーでは、ATM インターフェイスに着信したセルを MPLS パケットにパッキングして、MPLS バックボーンを介して出力 ATM インターフェイスに転送できます。

ポート モードを設定するには、ATM メイン インターフェイスから xconnect コマンドを発行して、宛先アドレスおよび VC ID を指定します。 xconnect コマンドの構文は、他のすべての転送タイプと同じです。各 ATM ポートは、1 つの固有の擬似回線 VC ラベルに関連付けられます。

ポート モードの ATM Cell Relay over MPLS を設定する場合は、次のガイドラインを使用します。

擬似回線 VC タイプは、ATM 透過セル トランスポート(AAL0)に設定されます。

AToM 制御ワードがサポートされています。ただし、ピア PE で制御ワードがサポートされていない場合、制御ワードはディセーブルになります。このネゴシエーションは、LDP ラベル バインディングによって実行されます。


) AToM 制御ワードは、Cisco 7600 シリーズ ルータのポート モード セルリレーではサポートされません。


ポート モードと VP および VC モードは相互排他的です。セルリレーの ATM メイン インターフェイスをイネーブルにした場合、PVP または PVC コマンドは入力できません。

擬似回線 VC ラベルが、MPLS コア ネットワークの障害により削除されている場合、PE ルータはラインのアラーム表示信号を CE ルータに送信します。

Cisco 7600 シリーズ ルータの場合、SIP400 または SIP200 のインターフェイス ATM スロット、ベイ、およびポートを指定する必要があります。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / port
または
interface atm slot / bay / port

4. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

5. exit

6. exit

7. show atm route

8. show mpls l2transport vc

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atm slot / port

または

interface atm slot / bay / port

 

Router(config)# interface atm1/0

または

Router(config)# interface atm4/3/0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

Cisco 7600 シリーズ ルータの場合、SIP400 または SIP200 のインターフェイス ATM スロット、ベイ、およびポートを指定する必要があります。この例の場合、スロットは 4、ベイは 3、およびポートは 0 です。

ステップ 4

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線をインターフェイスにバインドします。

ステップ 5

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

show atm route

 

Router# show atm route

ポート モードの ATM セルリレーがイネーブルになっていることを示す出力を表示します。

ステップ 8

show mpls l2transport vc

 

Router# show mpls l2transport vc

接続回線およびインターフェイスを表示します。

次の例の show atm route コマンドは、ポート モードのセルリレーの状態を表示します。次の例では、atm インターフェイス 1/0 がセルリレー用であり、VC ID が 123 で、トンネルがダウンしていることが示されています。

Router# show atm route
 
Input Intf Output Intf Output VC Status
ATM1/0 ATOM Tunnel 123 DOWN
 

次の例の show mpls l2transport vc コマンドも設定情報を表示します。

Router# show mpls l2transport vc
 
Local intf Local circuit Dest address VC ID Status
------------- -------------------- --------------- ---------- ----------
AT1/0 ATM CELL ATM1/0 10.1.1.121 1121 UP
 

トラブルシューティングのヒント

debug atm l2transport および debug mpls l2transport vc はトラブルシューティング情報を表示します。

ATM Single Cell Relay over MPLS の設定

単一セルリレー機能では、各 MPLS パケットに 1 つの ATM セルを挿入できます。単一セルリレーは、VP および VC モードの両方で使用できます。次に、VC モードの単一セルリレーを設定する手順を示します。VP モードについては、「PVP モードの ATM Cell Relay over MPLS の設定」を参照してください。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / port

4. pvc vpi / vci l2transport

5. encapsulation aal0

6. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

pvc vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/100 l2transport

VPI および VCI を割り当て、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 5

encapsulation aal0

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# encapsulation aal0

インターフェイスの raw セルのカプセル化を指定します。

PE および CE ルータに同じカプセル化タイプを指定していることを確認します。

ステップ 6

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

パッキングされたセルリレー機能では、1 つの MPLS パケットに複数の連結された ATM セルを挿入できます。各 ATM セルは 52 バイトで、各 AToM パケットは 64 バイト以上であるため、パッキングされたセルリレー機能は、単一セルリレーよりも効率的です。

パッキングされたセルリレーの高度な設定には、次の手順が含まれます。

1. セルが MPLS パケットにパッキングされるまで PE ルータが待機する時間を指定します。デフォルトでは、それぞれに異なる時間を指定した 3 つのタイマーを設定できます。

2. パッキングされたセルリレーをイネーブルにし、各 MPLS パケットにパッキングするセルの数を指定して、セルのパッキング プロセス中に使用するタイマーを選択します。

制約事項

cell-packing コマンドは、VC モードで AAL0 カプセル化を使用している場合にだけ有効です。ATM AAL5 カプセル化で設定した場合には、無効になります。

1 つの MPLS パケットにパッキングできるのは、同じ VC、VP、またはポートのセルだけです。異なる接続のセルは、同じ MPLS パケットには連結できません。

セルパッキング アトリビュートを変更したり、イネーブルまたはディセーブルにしたりすると、ATM VC、VP、またはポートと、MPLS のエミュレートされた VC が再作成されます。

パッキングされたセルリレーが PE ルータでサポートされていない場合、PE ルータは MPLS パケットごとに 1 つのセルだけを送信します。

パッキングされるセルの数は、PE ルータ間で一致している必要はありません。2 つの PE ルータは、2 つの値のうち下位の値で一致します。たとえば、PE1 では MPLS パケットごとに 10 セルのパッキングが許可されていて、PE2 では MPLS パケットごとに 20 セルのパッキングが許可されている場合、2 つの PE ルータはパケットごとに 10 より多い数のセルは送信しないことで一致します。

ピア PE ルータでパッキングされるセルの数が制限を超えた場合、パケットはドロップされます。

ATM インターフェイスで atm mcpt-timers コマンドを発行してから、 cell-packing コマンドを発行します。

設定の詳細については、次の項を参照してください。

「VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定」

「VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定」

「VP モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定」

「ポート モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定」

VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

VC モードで ATM Packed Cell Relay over MPLS 機能を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot/port

4. shutdown

5. atm mcpt-timers [ timer1 - timeout timer2 - timeout timer3 - timeout ]

6. no shutdown

7. pvc vpi / vci l2transport

8. encapsulation aal0

9. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

10. cell-packing [ cells ] [ mcpt-timer timer ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

インターフェイスを定義し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

shutdown

 

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 5

atm mcpt-timers [timer1-timeout timer2-timeout timer3-timeout]

 

Router(config-if)# atm mcpt-timers 100 200 250

 

セルパッキング タイマーを設定します。このタイマーでは、セルが MPLS パケットにパッキングされるまで PE ルータが待機する時間を指定します。

最大 3 つのタイマーを設定できます。タイマーごとに、Maximum Cell-Packing Timeout(MCPT; 最大セルパッキング タイムアウト)を指定します。この値は、セルパッキング機能に対して、完了までの制限時間を与えます。最大数のセルが AToM パケットにパッキングされる前にタイマーが期限切れになった場合でも、パケットは送信されます。タイムアウトのデフォルト値および指定できる値の範囲は、ATM リンク速度によって異なります。

PA-A3 ポート アダプタの個々のデフォルト値は次のとおりです。

OC-3:30、60、および 90 マイクロ秒

T3:100、200、および 300 マイクロ秒

E3:130、260、および 390 マイクロ秒

マイクロ秒数を指定するか、またはデフォルト値を使用できます。

PA-A3 ポート アダプタの個々の値の範囲は次のとおりです。

OC-3:10 ~ 4095 マイクロ秒

T3:30 ~ 4095 マイクロ秒

E3:40 ~ 4095 マイクロ秒

ステップ 6

no shutdown

 

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 7

pvc vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/100 l2transport

VPI および VCI を割り当て、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 8

encapsulation aal0

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# encapsulation aal0

インターフェイスの raw セルのカプセル化を指定します。

PE ルータに同じカプセル化タイプを指定していることを確認します。

ステップ 9

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls
 
Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

ステップ 10

cell-packing [cells] [mcpt-timer timer]
 
Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# cell-packing 10 mcpt-timer 1

セル パッキングをイネーブルにして、セルパッキング パラメータを指定します。

cells 引数は、MPLS パケットにパッキングされるセルの最大数を示します。有効値の範囲は 2 ~ インターフェイスの MTU を 52 で割った値です。デフォルトは MTU/52 です。

timer 引数を使用すると、使用するタイマーを指定できます。デフォルトはタイマー 1 です。

詳細については、 cell-packing コマンドのページを参照してください。

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

ATM セルリレーのカプセル化およびセル パッキング パラメータを指定する VC クラスを作成して、VC クラスをインターフェイス、サブインターフェイス、または VC に対応付けることができます。次の作業では、ATM セルリレー カプセル化およびセル パッキングを指定する VC クラスを作成して、メイン インターフェイスに対応付けます。


) VC クラス コンフィギュレーション モードは VC モードでだけ設定できます。VC クラス コンフィギュレーション モードは VP またはポート モードではサポートされていません。


VC クラス コンフィギュレーション モードでセル パッキングを設定してから VC クラスをインターフェイスに適用すると、サブインターフェイスや VC レベルなどの下位レベルで別のセル パッキング値を指定していないかぎり、VC クラス内の設定がインターフェイスのすべての VC に適用されます。たとえば、3 セルがパッキングされるように指定する VC クラスを作成します。VC クラスをインターフェイスに適用します。次に、1 つの PVC に対して、2 セルがパッキングされるように指定します。2 セルに設定された 1 つの PVC を除いて、インターフェイス上のすべての PVC で 3 セルがパッキングされます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. vc-class atm name

4. encapsulation layer - type

5. cell-packing [ cells ] [ mcpt - timer timer ]

6. exit

7. interface typeslot / port

8. shutdown

9. atm mcpt-timers [ timer1 - timeout timer2 - timeout timer3 - timeout ]

10. no shutdown

11. class-int vc-class-name

12. pvc [ name ] vpi / vci l2transport

13. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

vc-class atm name

 

Router(config)# vc-class atm cellpacking

VC クラスを作成し、VC クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation layer-type

 

Router(config-vc-class)# encapsulation aal0

AAL およびカプセル化タイプを設定します。

ステップ 5

cell-packing [cells] [mcpt-timer timer]

 

Router(config-vc-class)# cell-packing 10 mcpt-timer 1

セル パッキングをイネーブルにして、セルパッキング パラメータを指定します。

cells 引数は、MPLS パケットにパッキングされるセルの最大数を示します。有効値の範囲は 2 ~ インターフェイスの MTU を 52 で割った値です。デフォルトは MTU/52 です。

timer 引数を使用すると、使用するタイマーを指定できます。デフォルトはタイマー 1 です。

詳細については、 cell-packing コマンドのページを参照してください。

ステップ 6

exit

 

Router(config-vc-class)# exit

VC クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

interface typeslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

タイプ、スロット、およびポート番号でインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

shutdown

 

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 9

atm mcpt-timers [timer1-timeout timer2-timeout timer3-timeout]

 

Router(config-if)# atm mcpt-timers 100 200 250

 

セルパッキング タイマーを設定します。このタイマーでは、セルが MPLS パケットにパッキングされるまで PE ルータが待機する時間を指定します。

最大 3 つのタイマーを設定できます。タイマーごとに、MCPT を指定します。この値は、セルパッキング機能に対して、完了までの制限時間を与えます。最大数のセルが AToM パケットにパッキングされる前にタイマーが期限切れになった場合でも、パケットは送信されます。タイムアウトのデフォルト値および指定できる値の範囲は、ATM リンク速度によって異なります。

PA-A3 ポート アダプタの個々のデフォルト値は次のとおりです。

OC-3:30、60、および 90 マイクロ秒

T3:100、200、および 300 マイクロ秒

E3:130、260、および 390 マイクロ秒

マイクロ秒数を指定するか、またはデフォルト値を使用できます。

PA-A3 ポート アダプタの個々の値の範囲は次のとおりです。

OC-3:10 ~ 4095 マイクロ秒

T3:30 ~ 4095 マイクロ秒

E3:40 ~ 4095 マイクロ秒

ステップ 10

no shutdown

 

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 11

class-int vc-class-name

 

Router(config-if)# class-int cellpacking

VC クラスを ATM メイン インターフェイスまたはサブインターフェイスに適用します。

(注) VC クラスは PVC にも適用できます。

ステップ 12

pvc [ name ] vpi/vci l2transport

 

Router(config-if)# pvc 1/200 l2transport

ATM PVC に名前を割り当てるかまたは名前を作成し、L2transport VC コンフィギュレーション モードを開始します。

l2transport キーワードは、PVC が終端 PVC ではなく、スイッチド PVC であることを指定します。

ステップ 13

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if-atm-l2trans-pvc)# xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

VP モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

VP モードで ATM セルパッキング機能を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / port

4. shutdown

5. atm mcpt-timers [ timer1 - timeout timer2 - timeout timer3 - timeout ]

6. no shutdown

7. atm pvp vpi l2transport

8. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

9. cell-packing [ cells ] [ mcpt-timer timer ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

インターフェイスを定義し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

shutdown

 

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 5

atm mcpt-timers [timer1-timeout timer2-timeout timer3-timeout]

 

Router(config-if)# atm mcpt-timers 100 200 250

 

セルパッキング タイマーを設定します。このタイマーでは、セルが MPLS パケットにパッキングされるまで PE ルータが待機する時間を指定します。

最大 3 つのタイマーを設定できます。タイマーごとに、MCPT を指定します。この値は、セルパッキング機能に対して、完了までの制限時間を与えます。最大数のセルが AToM パケットにパッキングされる前にタイマーが期限切れになった場合でも、パケットは送信されます。タイムアウトのデフォルト値および指定できる値の範囲は、ATM リンク速度によって異なります。

PA-A3 ポート アダプタの個々のデフォルト値は次のとおりです。

OC-3:30、60、および 90 マイクロ秒

T3:100、200、および 300 マイクロ秒

E3:130、260、および 390 マイクロ秒

マイクロ秒数を指定するか、またはデフォルト値を使用できます。

PA-A3 ポート アダプタの個々の値の範囲は次のとおりです。

OC-3:10 ~ 4095 マイクロ秒

T3:30 ~ 4095 マイクロ秒

E3:40 ~ 4095 マイクロ秒

ステップ 6

no shutdown

 

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 7

atm pvp vpi l2transport

 

Router(config-if)# atm pvp 1 l2transport

PVP を ATM セルの転送専用にすることを指定し、L2transport PVP コンフィギュレーション サブモードを開始します。

l2transport キーワードは、PVP がセルリレー用であることを示します。このサブモードは、レイヤ 2 トランスポート専用です。通常の PVP 用ではありません。

ステップ 8

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(cfg-if-atm-l2trans-pvp)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

ステップ 9

cell-packing [cells] [mcpt-timer timer]

 

Router(cfg-if-atm-l2trans-pvp)# cell-packing 10 mcpt-timer 1

セル パッキングをイネーブルにして、セルパッキング パラメータを指定します。

cells 引数は、MPLS パケットにパッキングされるセルの最大数を示します。有効値の範囲は 2 ~ インターフェイスの MTU を 52 で割った値です。デフォルトは MTU/52 です。

timer 引数を使用すると、使用するタイマーを指定できます。デフォルトはタイマー 1 です。

詳細については、 cell-packing コマンドのページを参照してください。

ポート モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS の設定

ポート モードで ATM Packed Cell Relay over MPLS を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface atm slot / port

4. shutdown

5. atm mcpt-timers [ timer1 - timeout timer2 - timeout timer3 - timeout ]

6. no shutdown

7. cell-packing [ cells ] [ mcpt-timer timer ]

8. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

9. exit

10. exit

11. show atm cell-packing

12. show atm vp

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface atmslot/port

 

Router(config)# interface atm1/0

ATM インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

shutdown

 

Router(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 5

atm mcpt-timers [timer1-timeout timer2-timeout timer3-timeout]

 

Router(config-if)# atm mcpt-timers 100 200 250

セルパッキング タイマーを設定します。このタイマーでは、セルが MPLS パケットにパッキングされるまで PE ルータが待機する時間を指定します。

最大 3 つのタイマーを設定できます。タイマーごとに、MCPT を指定します。この値は、セルパッキング機能に対して、完了までの制限時間を与えます。最大数のセルが AToM パケットにパッキングされる前にタイマーが期限切れになった場合でも、パケットは送信されます。タイムアウトのデフォルト値および指定できる値の範囲は、ATM リンク速度によって異なります。

PA-A3 ポート アダプタの個々のデフォルト値は次のとおりです。

OC-3:30、60、および 90 マイクロ秒

T3:100、200、および 300 マイクロ秒

E3:130、260、および 390 マイクロ秒

マイクロ秒数を指定するか、またはデフォルト値を使用できます。

PA-A3 ポート アダプタの個々の値の範囲は次のとおりです。

OC-3:10 ~ 4095 マイクロ秒

T3:30 ~ 4095 マイクロ秒

E3:40 ~ 4095 マイクロ秒

ステップ 6

no shutdown

 

Router(config-if)# no shutdown

インターフェイスをイネーブルにします。

ステップ 7

cell-packing [cells] [mcpt-timer timer]

 

Router(config-if)# cell-packing 10 mcpt-timer 1

セル パッキングをイネーブルにして、セルパッキング パラメータを指定します。

cells 引数は、MPLS パケットにパッキングされるセルの最大数を示します。有効値の範囲は 2 ~ インターフェイスの MTU を 52 で割った値です。デフォルトは MTU/52 です。

timer 引数を使用すると、使用するタイマーを指定できます。デフォルトはタイマー 1 です。

詳細については、cell-packing コマンドのページを参照してください。

ステップ 8

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線をインターフェイスにバインドします。

ステップ 9

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 11

show atm cell-packing

 

Router# show atm cell-packing

セルパッキングの統計情報を表示します。

ステップ 12

show atm vp

 

Router#show atm vp

セルパッキングの情報を表示します。

次の例の show atm cell-packing コマンドは、次のような統計情報を表示します。

ローカルおよびピア ルータ上で MPLS パケットにパッキングされるセルの数

送受信されたセルの平均数

ローカル ルータに関連付けられているタイマーの値

 
Router# show atm cell-packing
 
average average
circuit local nbr of cells peer nbr of cells MCPT
type MNCP rcvd in one pkt MNCP sent in one pkt (us)
==============================================================================
atm 1/0 vc 1/200 20 15 30 20 60
atm 1/0 vp 2 25 21 30 24 100
 

次の例の show atm vp コマンドは、出力の最後にセル パッキング情報を表示します。

Router# show atm vp 12
 
ATM5/0 VPI: 12, Cell Relay, PeakRate: 149760, CesRate: 0, DataVCs: 1, CesVCs: 0, Status: ACTIVE
 
VCD VCI Type InPkts OutPkts AAL/Encap Status
6 3 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
7 4 PVC 0 0 F4 OAM ACTIVE
 
TotalInPkts: 0, TotalOutPkts: 0, TotalInFast: 0, TotalOutFast: 0,
TotalBroadcasts: 0 TotalInPktDrops: 0, TotalOutPktDrops: 0
Local MNCP: 5, average number of cells received: 3
Peer MNCP: 1, average number of cells sent: 1
Local MCPT: 100 us

トラブルシューティングのヒント

ATM セル パッキングをデバッグするには、 debug atm cell-packing コマンドを発行します。

VLAN モードの Ethernet over MPLS の設定

VLAN は、ユーザの物理的なロケーションに関係なく、機能、プロジェクト チーム、またはアプリケーション単位で論理的にセグメント化されたスイッチド ネットワークです。Ethernet over MPLS を使用すると、異なるロケーションにある 2 つの VLAN ネットワークを接続できます。MPLS バックボーンの両端に PE ルータを設定して、ポイントツーポイント VC を追加します。MPLS バックボーンの入力および出力ポイントにある 2 つの PE ルータだけが、レイヤ 2 VLAN トラフィックを転送するための専用の VC を認識します。他のルータはいずれも、これらの VC のテーブル エントリを保持しません。VLAN モードの Ethernet over MPLS は送信元の 802.1Q VLAN から宛先の 802.1Q VLAN に、コア MPLS ネットワークを介してイーサネット トラフィックを転送します。


) Ethernet over MPLS(VLAN モード)はサブインターフェイス上に設定する必要があります。


手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface gigabitethernet slot / interface . subinterface

4. encapsulation dot1q vlan-id

5. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface gigabitethernet slot/interface . subinterface

 

Router(config)# interface gigabitethernet4/0.1

ギガビット イーサネット サブインターフェイスを指定し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

隣接している CE ルータのサブインターフェイスが、この PE ルータと同じ VLAN にあることを確認します。

ステップ 4

encapsulation dot1q vlan-id

 

Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100

サブインターフェイスが 802.1Q VLAN パケットを受信できるようにします。

Ethernet over MPLS を実行している CE と PE ルータ間のサブインターフェイスは、同じサブネット内にある必要があります。他のすべてのサブインターフェイスおよびバックボーン ルータについては、その必要はありません。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-subif)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

ポート モードの Ethernet over MPLS の設定

ポート モードでは、インターフェイスに着信したフレームを MPLS パケットにパッキングして、MPLS バックボーンを介して出力インターフェイスに転送できます。プリアンブルまたは FCS を除くイーサネット フレーム全体が、単一のパケットとして転送されます。ポート モードを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで xconnect コマンドを使用して、宛先アドレスおよび VC ID を指定します。 xconnect コマンドの構文は、他のすべての転送タイプと同じです。各インターフェイスは、1 つの固有の擬似回線 VC ラベルに関連付けられます。

ポート モードの Ethernet over MPLS を設定する場合は、次のガイドラインを使用します。

擬似回線 VC タイプはイーサネットに設定されます。

ポート モードとイーサネット VLAN モードは相互排他的です。ポート間トランスポートのメイン インターフェイスをイネーブルにしている場合、サブインターフェイスではコマンドの入力もできません。

Cisco IOS Release 12.2(33)SRE 以降のリリースでは、Ethernet over MPLS(EOMPLS)を使用した L2VPN ルーテッド インターワーキングはサポートされなくなりました。擬似回線コンフィギュレーション モードで interworking ip コマンドを設定すると、 xconnect コマンドはディセーブルになります。L2VPN ルーテッド インターワーキングを設定するには、Ethernet over MPLS(EOMPLS)または Switched Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)ベースの EOMPLS を使用します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface gigabitethernet slot / interface

4. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

5. exit

6. exit

7. show mpls l2transport vc

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface gigabitethernetslot/interface

 

Router(config)# interface gigabitethernet4/0

ギガビット イーサネット インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

隣接している CE ルータのインターフェイスが、この PE ルータと同じ VLAN にあることを確認します。

ステップ 4

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

ステップ 5

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

exit

 

Router(config)# exit

ルータ コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

show mpls l2transport vc

 

Router# show mpls l2transport vc

Ethernet over MPLS ポート モードの情報を表示します。

次に、 show mpls l2transport vc detail コマンドの出力例を示します。

Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Gi4/0.1 up, line protocol up, Eth VLAN 2 up
Destination address: 10.1.1.1, VC ID: 2, VC status: up
.
.
.
Local interface: Gi8/0/1 up, line protocol up, Ethernet up
Destination address: 10.1.1.1, VC ID: 8, VC status: up

VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定

VLAN ID の書き換え機能を使用すると、トンネルの両端で異なる VLAN ID を持つ VLAN インターフェイスを使用できます。

Cisco 12000 シリーズ ルータでは、次の項で説明するように、VLAN ID の書き換えを手動で設定する必要があります。

次のルータは、ディスポジション PE ルータで自動的に VLAN ID の書き換えを実行します。設定は必要ありません。

Cisco 7200 シリーズ ルータ

Cisco 7500 シリーズ ルータ

Cisco 10720 シリーズ ルータ

Cisco IOS Release 12.4(11)T でサポートされているルータ (プラットフォームのサポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します)

次の項では、VLAN ID の書き換え機能を設定する方法について説明します。

「Cisco IOS Releases 12.0(29)S 以前のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS を設定するためのガイドライン」

「Cisco IOS Releases 12.0(30)S 以降のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに対する、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定」

Cisco IOS Releases 12.0(29)S 以前のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS を設定するためのガイドライン

12.0(29)S 以前の Cisco IOS リリースの Cisco 12000 シリーズ ルータで VLAN ID の書き換え機能を使用する場合のガイドラインは、次のとおりです。

IP Service Engine(ISE; IP サービス エンジン)の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカードは、エッジ方向のラインカードのディスポジション側で VLAN ID の書き換えを実行します。

エンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードは、エッジ方向のラインカードのインポジション側で VLAN ID の書き換えを実行します。

VLAN ID の書き換え機能では、Ethernet over MPLS 接続の両端が同じラインカードでプロビジョニングされている必要があります。仮想回線のエッジ方向の両端で、エンジン 2 または ISE イーサネット ライン カードのいずれかを使用していることを確認します。次に、VLAN ID の書き換え機能を使用する場合のシステム フロー例を示します。

ISE の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカードの場合:

トラフィックは、CE1 の VLAN1 から CE2 の VLAN2 に流れます。フレームがディスポジション ルータ PE2 のエッジ方向のラインカードに到達すると、dot1Q ヘッダーの VLAN ID が、VLAN2 に割り当てられている VLAN ID に変更されます。

エンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードの場合:

トラフィックは、CE1 の VLAN1 から CE2 の VLAN2 に流れます。フレームがインポジション ルータ PE1 のエッジ方向のラインカードに到達すると、dot1Q ヘッダーの VLAN ID が、VLAN2 に割り当てられている VLAN ID に変更されます。

Cisco 12000 シリーズ ルータでエンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードを使用する場合は、Ethernet over MPLS の VLAN ID の書き換え設定の一部として remote circuit id コマンドを発行する必要があります。

Cisco IOS Releases 12.0(30)S 以降のリリースの Cisco 12000 シリーズ ルータに対する、VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定

Cisco IOS Release 12.0(30)S では、VLAN ID の書き換えに対して次の変更が実装されました。

ISE の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカードは、エッジ方向のルータのインポジション側およびディスポジション側の両方で VLAN ID の書き換えを実行できます。

両方の PE ルータで Cisco IOS Release 12.0(30)S が稼動しているかぎり、Ethernet over MPLS の VLAN ID の書き換え設定の一部として remote circuit id コマンドを使用する必要はありません。VLAN ID の書き換え機能は、Ethernet over MPLS の設定時に自動的に実装されます。

Cisco IOS Release 12.0(30)S の VLAN ID の書き換え機能は、以前のリリースが稼動しているルータと相互運用できます。回線の一端に以前の Cisco IOS リリースと remote circuit id コマンドを使用している PE ルータがある場合、もう 1 つの PE で Cisco IOS Release 12.0(30)S を稼動すると、そのまま VLAN ID の書き換えを実行できます。

次の表に示すように、PE ルータのラインカードを混在できます。

表 6 VLAN ID の書き換え機能でサポートされているラインカード

PE1 で使用するラインカード
PE2 で使用できるラインカード

エンジン 2 の 3 ポートギガビット イーサネット ラインカード
または
ISE の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカード

エンジン 2 の 3 ポートギガビット イーサネット ラインカード
または
ISE の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカード

ISE の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカード

任意の Cisco 12000 シリーズ ルータ ラインカード

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface gigabitetherne t slot / port . subinterface

4. encapsulation dot1q vlan-id

5. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpl s

6. remote circuit id remote-vlan-id

7. exit

8. exit

9. exit

10. show controllers eompls forwarding-table

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface gigabitethernetslot/interface.subinterface

 

Router(config)# interface gigabitethernet4/0.1

ギガビット イーサネット サブインターフェイスを指定し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

Ethernet over MPLS を実行している CE と PE ルータ間のサブインターフェイスが同じサブネット内にあることを確認します。他のすべてのサブインターフェイスおよびバックボーン ルータについては、同じサブネット内にある必要はありません。

ステップ 4

encapsulation dot1q vlan-id

 

Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100

サブインターフェイスが 802.1Q VLAN パケットを受信できるようにします。

隣接している CE ルータのサブインターフェイスが、この PE ルータと同じ VLAN にあることを確認します。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-subif)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドし、xconnect コンフィギュレーション モードを開始します。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。

ステップ 6

remote circuit id remote-vlan-id

 

Router(config-subif-xconn)# remote circuit id 101

トンネルの両端で異なる VLAN ID を持つ VLAN インターフェイスを使用できるようにします。

このコマンドは、Cisco 12000 シリーズ ルータでエンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードを使用する場合にだけ必要です。

ステップ 7

exit

 

Router(config-subif-xconn)# exit

xconnect コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

exit

 

Router(config-subif)# exit

サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 9

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

show controllers eompls forwarding-table

 

Router# execute slot 0 show controllers eompls forwarding-table

VLAN ID の書き換えに関する情報を表示します。

次の例の show controllers eompls forwarding-table コマンドの出力には、エンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードを搭載した Cisco 12000 シリーズ ルータに設定されている VLAN ID の書き換えが示されています。次の例では、太字のコマンド出力が VLAN ID の書き換え情報を表しています。

PE1 の場合

Router# execute slot 0 show controllers eompls forwarding-table 0 2
 
Port # 0, VLAN-ID # 2, Table-index 2
EoMPLS configured: 1
tag_rew_ptr = D001BB58
Leaf entry? = 1
FCR index = 20
**tagrew_psa_addr = 0006ED60
**tagrew_vir_addr = 7006ED60
**tagrew_phy_addr = F006ED60
[0-7] loq 8800 mtu 4458 oq 4000 ai 3 oi 04019110 (encaps size 4)
cw-size 4 vlanid-rew 3
gather A30 (bufhdr size 32 EoMPLS (Control Word) Imposition profile 81)
2 tag: 18 18
counters 1182, 10 reported 1182, 10.
Local OutputQ (Unicast): Slot:2 Port:0 RED queue:0 COS queue:0
Output Q (Unicast): Port:0 RED queue:0 COS queue:0

PE2 の場合

Router# execute slot 0 show controllers eompls forwarding-table 0 3
 
Port # 0, VLAN-ID # 3, Table-index 3
EoMPLS configured: 1
tag_rew_ptr = D0027B90
Leaf entry? = 1
FCR index = 20
**tagrew_psa_addr = 0009EE40
**tagrew_vir_addr = 7009EE40
**tagrew_phy_addr = F009EE40
[0-7] loq 9400 mtu 4458 oq 4000 ai 8 oi 84000002 (encaps size 4)
cw-size 4 vlanid-rew 2
gather A30 (bufhdr size 32 EoMPLS (Control Word) Imposition profile 81)
2 tag: 17 18
counters 1182, 10 reported 1182, 10.
Local OutputQ (Unicast): Slot:5 Port:0 RED queue:0 COS queue:0
Output Q (Unicast): Port:0 RED queue:0 COS queue:0

Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定

Cisco IOS Release 12.2(33)SRC では、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで MTU 値を指定する機能が導入されています。xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを使用して MTU 値を設定する場合、インターフェイスが変更不可能な MTU 値を個別に持つ状況に適した擬似回線接続を確立します。

サポートされている MTU 値(64 バイト~インターフェイスでサポートされている最大バイト数)の範囲外の MTU 値を xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで指定すると、コマンドが拒否されることがあります。xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで範囲外の MTU 値を指定すると、ルータはサブインターフェイス コンフィギュレーション モードでコマンドを開始します。

制約事項

xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで MTU 値を設定する場合には、次の制約事項があります。

次の機能は、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードでの MTU 値をサポートしていません。

Layer 2 Tunnel Protocol Version 3(L2TPv3; レイヤ 2 トンネル プロトコル バージョン 3)

Virtual Private LAN Services(VPLS; バーチャル プライベート LAN サービス)

L2VPN 擬似回線スイッチング

MTU 値は、次のインターフェイスおよびサブインターフェイスにかぎり、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定できます。

イーサネット

FastEthernet

ギガビット イーサネット

ルータは、LDP を通じて確立されたリモート VC の MTU 検証プロセスを使用します。このプロセスは、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定された MTU 値を、リモート カスタマー インターフェイスの MTU 値と比較します。MTU 値が xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定されていない場合、検証プロセスは、ローカル カスタマー インターフェイスの MTU 値を、明示的に設定されているリモート xconnect の MTU 値か、または基盤となるインターフェイスやサブインターフェイスから継承されたリモート xconnect の MTU 値と比較します。

xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで MTU 値を設定する場合、指定される MTU 値がデータプレーンによって設定されることはありません。データプレーンは、インターフェイス(ポート モード)またはサブインターフェイス(VLAN モード)の MTU 値を設定します。

インターフェイス MTU が xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定した MTU 値よりも大きいことを確認します。カスタマー方向のサブインターフェイスの MTU 値がコア方向のインターフェイスの MTU 値よりも大きい場合、トラフィックは擬似回線を通過できないことがあります。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface gigabitethernet slot / interface

4. mtu mtu-value

5. interface gigabitethernet slot / interface . subinterface

6. encapsulation dot1q vlan-id

7. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

8. mtu mtu-value

9. end

10. show mpls l2transport binding

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface gigabitethernet slot/interface

 

Router(config)# interface gigabitethernet4/0

ギガビット イーサネット インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

mtu mtu-value

 

Router(config-if)# mtu 2000

インターフェイスの MTU 値を指定します。

インターフェイス レベルで指定された MTU 値は、サブインターフェイスで継承できます。

ステップ 5

interface gigabitethernet slot /interface . subinterface

 

Router(config-if)# interface gigabitethernet4/0.1

ギガビット イーサネット サブインターフェイスを指定し、サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

隣接している CE ルータのサブインターフェイスが、この PE ルータと同じ VLAN にあることを確認します。

ステップ 6

encapsulation dot1q vlan-id

 

Router(config-subif)# encapsulation dot1q 100

サブインターフェイスが 802.1Q VLAN パケットを受信できるようにします。

Ethernet over MPLS を実行している CE と PE ルータ間のサブインターフェイスは、同じサブネット内にある必要があります。他のすべてのサブインターフェイスおよびバックボーン ルータについては、その必要はありません。

ステップ 7

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-subif)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

このコマンドの構文は、他のすべてのレイヤ 2 トランスポートと同じです。xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

mtu mtu-value

 

Router(config-if-xconn)# mtu 1400

VC の MTU を指定します。

ステップ 9

end

 

Router(config-if-xconn)# end

xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 10

show mpls l2transport binding

 

Router# show mpls l2transport binding

ローカルおよびリモート インターフェイスに割り当てられた MTU 値を表示します。

DLCI-to-DLCI 接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定

フレーム リレー over MPLS はフレーム リレー PDU を MPLS パケットにカプセル化して、MPLS ネットワーク全体に転送します。フレーム リレーでは、Data-Link Connection Identifier(DLCI; データリンク接続識別子)間接続またはポート間接続を設定できます。DLCI-to-DLCI 接続の場合、PE ルータは、ヘッダーを削除し、ラベルを追加して、ヘッダーから PDU に制御ワード要素をコピーすることで、パケットを操作します。

DLCI-to-DLCI 接続を使用した Frame Relay over MPLS を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. frame-relay switching

4. interface serial slot / port

5. encapsulation frame-relay [ cisco | ietf ]

6. frame-relay intf-type dce

7. exit

8. connect connection-name interface dlci l2transport

9. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

frame-relay switching

 

Router(config)# frame-relay switching

フレーム リレー デバイスの PVC スイッチングをイネーブルにします。

ステップ 4

interface serialslot/port

 

Router(config)# interface serial3/1

シリアル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

encapsulation frame-relay [cisco | ietf]

 

Router(config-if)# encapsulation frame-relay ietf

インターフェイスのフレーム リレー カプセル化を指定します。

さまざまなカプセル化タイプを指定できます。1 つのインターフェイスをシスコのカプセル化に設定し、もう 1 つのインターフェイスを IETF のカプセル化に設定できます。

ステップ 6

frame-relay intf-type dce

 

Router(config-if)# frame-relay intf-type dce

インターフェイスが DCE スイッチであることを指定します。

また、Network-to-Network Interface(NNI; ネットワーク間インターフェイス)および DTE 接続をサポートするようにインターフェイスを指定することもできます。

ステップ 7

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

connect connection-name interface dlci l2transport

 

Router(config)# connect fr1 serial5/0 1000 l2transport

フレーム リレー PVC 間の接続を定義し、接続コンフィギュレーション サブモードを開始します。

l2transport キーワードを使用して、PVC がローカルにスイッチングされずに、バックボーン ネットワーク上でトンネリングされるように指定します。

connection-name 引数は、指定するテキスト文字列です。

interface 引数は、PVC 接続が定義されるインターフェイスです。

dlci 引数は、接続される PVC の DLCI 番号です。

ステップ 9

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-fr-pw-switching)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

レイヤ 2 パケットを転送するための VC を作成します。

DLCI-to-DLCI 接続タイプでは、Frame Relay over MPLS は xconnect コマンドを接続コンフィギュレーション サブモードで使用します。

ポート間接続を使用した Frame Relay over MPLS の設定

フレーム リレー over MPLS はフレーム リレー PDU を MPLS パケットにカプセル化して、MPLS ネットワーク全体に転送します。フレーム リレーでは、DLCI-to-DLCI 接続またはポート間接続を設定できます。ポート間接続の場合、HDLC モードを使用して、フレーム リレーのカプセル化済みパケットを転送します。HDLC モードの場合、HDLC パケット全体が転送されます。HDLC フラグと FCS ビットだけが削除されます。パケットの内容は、Backward Explicit Congestion Notification(BECN; 逆方向明示的輻輳通知)、Forward Explicit Congestion Notification(FECN; 順方向明示的輻輳通知)、および Discard Eligibility(DE; 廃棄適性)ビットを含めて、使用も変更も行われません。

フレーム リレーのポート間接続を設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface serial slot / port

4. encapsulation hdlc

5. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface serialslot/port

 

Router(config)# interface serial5/0

シリアル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation hdlc

 

Router(config-if)# encapsulation hdlc

フレーム リレー PDU が HDLC パケットにカプセル化されることを指定します。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

HDLC over MPLS および PPP over MPLS の設定

HDLC over MPLS では、HDLC パケット全体が転送されます。入力 PE ルータは、HDLC フラグおよび FCS ビットだけを削除します。パケットの内容は、使用も変更も行われません。

PPP over MPLS の場合、入力 PE ルータはフラグ、アドレス、制御フィールド、および FCS を削除します。

制約事項

HDLC over MPLS 機能に関連する制約事項は、次のとおりです。

非同期インターフェイスはサポートされません。

HDLC over MPLS はルータ インターフェイスだけに設定する必要があります。HDLC over MPLS はサブインターフェイスには設定できません。

PPP over MPLS 機能に関連する制約事項は、次のとおりです。

1 つのルータでのゼロ ホップはサポートされません。ただし、バックツーバックの PE ルータを使用できます。

非同期インターフェイスはサポートされません。バックボーンの両端にある CE と PE ルータ間の接続は、類似したリンク レイヤ特性を備えている必要があります。CE と PE ルータ間の接続は、ともに同期している必要があります。

Multilink PPP(MLP; マルチリンク PPP)はサポートされていません。

PPP はルータ インターフェイスだけに設定する必要があります。PPP はサブインターフェイスには設定できません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface serial slot / port

4. encapsulation encapsulation-type

5. xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface serialslot/port

 

Router(config)# interface serial5/0

シリアル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

HDLC over MPLS および PPP over MPLS はルータ インターフェイスだけに設定する必要があります。HDLC over MPLS はサブインターフェイスには設定できません。

ステップ 4

encapsulation ppp

または

encapsulation hdlc

 

Router(config-if)# encapsulation ppp

または

例:

Router(config-if)# encapsulation hdlc

HDLC または PPP のカプセル化を指定して、接続コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

xconnect peer-router-id vcid encapsulation mpls

 

Router(config-fr-pw-switching)# xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

トンネル選択の設定

トンネル選択機能を使用すると、トラフィックが使用するパスを指定できます。MPLS TE トンネルまたは宛先 IP アドレスか Domain Name Server(DNS; ドメイン ネーム サーバ)名のいずれかを指定できます。

また、優先パスが到達不能の場合に、VC でデフォルト パス(LDP がシグナリングに使用するパス)を使用するかどうかを指定することもできます。このオプションは、デフォルトではイネーブルになっているため、明示的にディセーブルにする必要があります。

トンネル選択は、擬似回線クラスを設定するときに設定します。 preferred-path コマンドを使用して、トンネル選択をイネーブルにします。次に、AToM パケットを転送するように設定されているインターフェイスに擬似回線クラスを適用します。

次のガイドラインでは、トンネル選択の設定に関する詳細を提供します。

preferred-path コマンドは、擬似回線のカプセル化タイプが MPLS の場合にだけ使用できます。

このトンネル選択機能は、擬似回線サブモードを終了したときにイネーブルになります。

選択するパスは、ピア PE ルータを宛先とする LSP である必要があります。

選択するトンネルは、MPLS TE トンネルである必要があります。

トンネルを選択する場合、トンネルの末端はリモート PE ルータである必要があります。

IP アドレスを指定する場合、そのアドレスは、リモート PE ルータ上のループバック インターフェイスの IP アドレスである必要があります。アドレスは /32 マスクを使用している必要があります。選択したアドレスを宛先とする LSP が存在している必要があります。LSP は TE トンネルである必要はありません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. pseudowire-class name

4. encapsulation mpls

5. preferred-path { interface tunnel tunnel-number | peer { ip-address | host-name }} [ disable-fallback ]

6. exit

7. interface slot / port

8. encapsulation encapsulation-type

9. xconnect peer-router-id vcid pw-class name

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

pseudowire-class name

 

Router(config)# pseudowire-class ts1

指定した名前で擬似回線クラスを作成し、擬似回線コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation mpls

 

Router(config-pw-class)# encapsulation mpls

トンネリングのカプセル化を指定します。

AToM の場合、カプセル化タイプは mpls です。

ステップ 5

preferred-path {interface tunnel tunnel-number | peer {ip-address | host-name}} [disable-fallback]

 

Router(config-pw-class)# preferred path peer 10.18.18.18

優先パスとして使用される MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルまたは IP アドレスかホスト名を指定します。

ステップ 6

exit

 

Router(config-pw-class)# exit

擬似回線コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

interface slot/port

 

Router(config)# interface atm1/1

インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

encapsulation encapsulation-type

 

Router(config-if)# encapsulation aal5

インターフェイスのカプセル化を指定します。

ステップ 9

xconnect peer-router-id vcid pw-class name

 

Router(config-if)# xconnect 10.0.0.1 123 pw-class ts1

接続回線を擬似回線 VC にバインドします。

次に、 show mpls l2transport vc コマンドによって次のような VC 情報が表示される例を示します。

VC 101 は、Tunnel1 という名前の優先パスに割り当てられています。優先パスによって、優先パスで障害が発生した場合にデフォルト パスを使用しないように指定されているため、デフォルト パスはディセーブルになっています。

VC 150 は、PE2 のループバック アドレスの IP アドレスに割り当てられています。優先パスで障害が発生した場合、デフォルト パスを使用できます。

次の例では、太字のコマンド出力が優先パス情報を表しています。

Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Gi0/0/0.1 up, line protocol up, Eth VLAN 222 up
Destination address: 10.16.16.16, VC ID: 101, VC status: up
Preferred path: Tunnel1, active
Default path: disabled
Tunnel label: 3, next hop point2point
Output interface: Tu1, imposed label stack {17 16}
Create time: 00:27:31, last status change time: 00:27:31
Signaling protocol: LDP, peer 10.16.16.16:0 up
MPLS VC labels: local 25, remote 16
Group ID: local 0, remote 6
MTU: local 1500, remote 1500
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
VC statistics:
packet totals: receive 10, send 10
byte totals: receive 1260, send 1300
packet drops: receive 0, send 0
 
Local interface: AT1/0/0 up, line protocol up, ATM AAL5 0/50 up
Destination address: 10.16.16.16, VC ID: 150, VC status: up
Preferred path: 10.18.18.18, active
Default path: ready
Tunnel label: 3, next hop point2point
Output interface: Tu2, imposed label stack {18 24}
Create time: 00:15:08, last status change time: 00:07:37
Signaling protocol: LDP, peer 10.16.16.16:0 up
MPLS VC labels: local 26, remote 24
Group ID: local 2, remote 0
MTU: local 4470, remote 4470
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
VC statistics:
packet totals: receive 0, send 0
byte totals: receive 0, send 0
packet drops: receive 0, send 0

トラブルシューティングのヒント

debug mpls l2transport vc event コマンドを使用すると、トンネル選択をトラブルシューティングできます。たとえば、優先パスに使用されているトンネル インターフェイスがシャットダウンされている場合、デフォルト パスがイネーブルになります。 debug mpls l2transport vc event コマンドを使用すると、次のような出力が表示されます。

AToM SMGR [10.2.2.2, 101]: Processing imposition update, vc_handle 62091860, update_action 3, remote_vc_label 16
AToM SMGR [10.2.2.2, 101]: selected route no parent rewrite: tunnel not up
AToM SMGR [10.2.2.2, 101]: Imposition Programmed, Output Interface: Et3/2

AToM での EXP ビットの設定

MPLS AToM はラベル内の 3 つの EXP ビットを使用して、パケットのキューを確認します。LSP トンネル ラベルは最後から 2 番めのルータで削除されることがあるため、VC ラベルおよび LSP トンネル ラベルの両方で EXP ビットをスタティックに設定します。次の項では、トランスポート固有の EXP ビットの実装について説明します。


) Cisco IOS Release 12.0(30)S の Cisco 12000 シリーズ ルータで EXP ビットを設定する方法については、『AToM: L2 QoS』の機能の章を参照してください。


設定手順および例については、「AToM での EXP ビットの設定」を参照してください。

制約事項

EXP ビットを使用した ATM AAL5 over MPLS には、次の制約事項が適用されます。

ATM AAL5 over MPLS を使用すると、EXP ビットをスタティックに設定できます。

EXP ビットに値を割り当てなかった場合、ヘッダーの「タグ制御情報」フィールドにある優先順位ビットがゼロに設定されます。

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、EXP ビットを設定する前に、分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにしておく必要があります。

EXP ビットを使用した ATM Cell Relay over MPLS には、次の制約事項が適用されます。

ATM Cell Relay over MPLS を使用すると、VC、PVP、およびポート モードで EXP ビットをスタティックに設定できます。

EXP ビットに値を割り当てなかった場合、ヘッダーの「タグ制御情報」フィールドにある優先順位ビットがゼロに設定されます。

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、EXP ビットを設定する前に、分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにしておく必要があります。

EXP ビットを使用した Ethernet over MPLS には、次の制約事項が適用されます。

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの場合

Ethernet over MPLS では、次のいずれかの方法で EXP ビットを設定できます。

優先順位ビットを EXP ビット フィールドに書き込みます。これがデフォルトです。

set mpls exp コマンドとともに match any コマンドを使用します。

EXP ビットに値を割り当てなかった場合、802.1Q ヘッダーの「タグ制御情報」フィールドにある優先順位ビットが EXP ビット フィールドに書き込まれます。

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、EXP ビットを設定する前に、分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにしておく必要があります。

Cisco 10720 インターネット ルータの場合

表 7 に、Cisco 10720 インターネット ルータで Ethernet over MPLS 用にサポートされているコマンドを示します。文字 Y は、コマンドがそのインターフェイスでサポートされていることを意味します。ダッシュ(--)は、コマンドがそのインターフェイスでサポートされていないことを意味します。


match cos コマンドは、サブインターフェイスだけでサポートされています。メイン インターフェイスではサポートされていません。


 

表 7 Cisco 10720 ルータで Ethernet over MPLS 用にサポートされているコマンド

コマンド
インポジション
ディスポジション
トラフィック マッチング コマンド
入力
出力
入力
出力

match any

Y

Y

Y

Y

match cos

Y

--

--

--

match input-interface

--

--

Y

Y

match mpls exp

--

Y

Y

--

match qos-group

--

Y

--

Y

トラフィック アクション コマンド
入力
出力
入力
出力

set cos

--

--

--

Y

set mpls exp

Y

--

--

--

set qos-group

Y

--

Y

--

set srp-priority

--

Y

--

--

Frame Relay over MPLS および EXP ビットには、次の制約事項が適用されます。

EXP ビットに値を割り当てなかった場合、ヘッダーの「タグ制御情報」フィールドにある優先順位ビットがゼロに設定されます。

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、EXP ビットを設定する前に、分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにしておく必要があります。

HDLC over MPLS および PPP over MPLS と EXP ビットには、次の制約事項が適用されます。

EXP ビットに値を割り当てなかった場合、EXP ビット フィールドにゼロが書き込まれます。

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、EXP ビットを設定する前に、分散シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにします。

VC ラベルおよび LSP トンネル ラベルの両方で EXP ビットを設定します。LSP トンネル ラベルは最後から 2 番めのルータで削除されることがあるため、VC ラベルで EXP ビットを設定します。EXP ビットを設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. class-map class-name

4. match any

5. exit

6. policy-map policy-name

7. class class-name

8. set mpls experimental value

9. exit

10. exit

11. interface slot / port

12. service-policy input policy-name

13. exit

14. exit

15. show policy-map interface interface-name [ vc [ vpi /] vci ] [ dlci dlci ] [ input | output ]

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

class-map class-name

 

Router(config)# class-map class1

トラフィック クラスのユーザ定義名を指定し、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

match any

 

Router(config-cmap)# match any

マッチングするすべてのパケットを指定します。

any キーワードだけを使用します。他のキーワードを使用すると、予期しない結果になる可能性があります。

ステップ 5

exit

 

Router(config-cmap)# exit

クラスマップ コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

policy-map policy-name

 

Router(config)# policy-map policy1

設定するトラフィック ポリシーの名前を指定し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 7

class class-name

 

Router(config-pmap)# class class1

class-map コマンドで設定され、指定されたトラフィック ポリシーにトラフィックを分類するために使用された定義済みトラフィックの名前を指定し、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 8

set mpls experimental value

 

Router(config-pmap-c)# set mpls experimental 7

パケットが指定されたポリシー マップに一致した場合に、MPLS ビットが設定される値を指定します。

ステップ 9

exit

 

Router(config-pmap-c)# exit

ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 10

exit

 

Router(config-pmap)# exit

ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 11

interface slot / port

 

Router(config)# interface atm4/0

インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 12

service-policy input policy-name

 

Router(config-if)# service-policy input policy1

インターフェイスにトラフィック ポリシーを対応付けます。

ステップ 13

exit

 

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 14

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 15

show policy-map interface interface-name [ vc [ vpi / ] vci] [ dlci dlci ] [ input | output ]

 

Router# show policy-map interface serial3/0

インターフェイスに対応付けられたトラフィック ポリシーを表示します。

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定

フレーム リレー フレームのアドレス フィールドで DE ビットを使用すると、輻輳したフレーム リレー ネットワークでフレームの優先順位を付けることができます。フレーム リレー DE ビットは 1 ビットしかないため、0 または 1 の 2 つの設定しか指定できません。フレーム リレー ネットワークで輻輳が発生した場合、DE ビットが 0 に設定されているフレームよりも前に、DE ビットが 1 に設定されているフレームが廃棄されます。そのため、重要なトラフィックは DE ビットを 0 に設定し、あまり重要ではないトラフィックは DE ビットを 1 に設定して転送する必要があります。DE ビットのデフォルト設定は 0 です。 set fr-de コマンドを使用すると、DE ビットの設定を 1 に変更できます。


set fr-de コマンドは、出力サービス ポリシーにだけ使用できます。


Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでフレーム リレー DE ビットを設定するには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. policy-map policy-name

4. class class-name

5. set fr-de

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

policy-map policy-name

 

Router(config)# policy-map policy1

設定するトラフィック ポリシーの名前を指定し、ポリシーマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

名前には、40 文字までの英数字を使用できます。

ステップ 4

class class-name

 

Router(config-pmap)# class class1

定義済みのトラフィック クラスの名前を指定し、ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 5

set fr-de

 

Router(config-pmap-c)# set fr-de

指定されたトラフィック クラスに一致するすべてのパケットのフレーム リレー DE ビット設定を、0 から 1 に設定します。

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング

match fr-de コマンドを使用すると、DE ビットが 1 に設定されているフレームを定義済みクラスのメンバとして見なし、サービス ポリシーに設定されている仕様に応じて転送できるようになります。

FR DE ビットが 1 に設定されているフレームのマッチングを行うには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. class-map class-map-name

4. match fr-de

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

class-map class-map-name

 

Router(config)# class-map de-bits

定義済みのトラフィック クラスの名前を指定し、クラスマップ コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

match fr-de

 

Router(config-cmap)# match fr-de

DE ビットが 1 に設定されているすべてのフレームを分類します。

制御ワードのイネーブル化

擬似回線クラスのダイナミックおよびスタティックな擬似回線に対して、制御ワードをイネーブルにできます。 control-word コマンドを使用して、制御ワードをイネーブルまたはディセーブルにしたり、制御ワードを自動感知モードに設定したりします。制御ワードをイネーブルにしない場合、自動感知が制御ワードのデフォルト モードです。

制御ワードをイネーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. pseudowire-c lass cw_enable

4. encapsulation mpls

5. control-word

6. exit

7. exit

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

pseudowire-class cw_enable

 

Router(config)# pseudowire-class cw_enable

擬似回線クラス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

encapsulation mpls

 

Router(config-pw-class)# encapsulation mpls

トンネリングのカプセル化を指定します。

AToM の場合、カプセル化タイプは mpls です。

ステップ 5

control-word

 

Router(config-pw-class)# control-word

制御ワードをイネーブルにします。

ステップ 6

exit

 

Router(config-pw-class)# exit

擬似回線クラス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

ステップ 7

exit

 

Router(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

Any Transport over MPLS の設定例

ここでは、次の設定例を示します。

「ATM AAL5 over MPLS:例」

「ATM AAL5 over MPLS の OAM セル エミュレーション:例」

「ATM Cell Relay over MPLS:例」

「ATM Single Cell Relay over MPLS:例」

「Ethernet over MPLS:例」

「Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定:例」

「トンネル選択:例」

「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定:例」

「Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング:例」

「ATM over MPLS:例」

「MPLS トラフィック エンジニアリング高速リルートを使用した Ethernet over MPLS:例」

「Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定:例」

「xconnect コンフィギュレーション モードでの L2VPN インターワーキング用 MTU 値の設定」

「擬似回線の削除:例」

ATM AAL5 over MPLS:例

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS

次に、ATM PVC で ATM AAL5 over MPLS をイネーブルにする例を示します。

enable
configure terminal
interface atm1/0
pvc 1/200 l2transport
encapsulation aal5
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM AAL5 over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスがインターフェイスに適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm aal5class
encapsulation aal5
interface atm1/0
class-int aal5class
pvc 1/200 l2transport
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
 

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM AAL5 over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスが PVC に適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm aal5class
encapsulation aal5
interface atm1/0
pvc 1/200 l2transport
class-vc aal5class
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

ATM AAL5 over MPLS の OAM セル エミュレーション:例

PVC 上の ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーション

次に、ATM PVC で OAM セル エミュレーションをイネーブルにする例を示します。

interface ATM 1/0/0
pvc 1/200 l2transport
encapsulation aal5
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
oam-ac emulation-enable
oam-pvc manage
 

次に、AIS セルが 30 秒間隔で送信されるようにレートを設定する例を示します。

interface ATM 1/0/0
pvc 1/200 l2transport
encapsulation aal5
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
oam-ac emulation-enable 30
oam-pvc manage

VC クラス コンフィギュレーション モードでの ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーション

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションを設定する例を示します。このあと、VC クラスがインターフェイスに適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm oamclass
encapsulation aal5
oam-ac emulation-enable 30
oam-pvc manage
interface atm1/0
class-int oamclass
pvc 1/200 l2transport
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
 

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションを設定する例を示します。このあと、VC クラスが PVC に適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm oamclass
encapsulation aal5
oam-ac emulation-enable 30
oam-pvc manage
interface atm1/0
pvc 1/200 l2transport
class-vc oamclass
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
 

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM AAL5 over MPLS 用 OAM セル エミュレーションを設定する例を示します。このあと、VC クラスがインターフェイスに適用されます。1 つの PVC は、AIS レートが 10 の OAM セル エミュレーションで設定されます。この PVC は、30 ではなく 10 の AIS レートを使用します。

enable
configure terminal
vc-class atm oamclass
encapsulation aal5
oam-ac emulation-enable 30
oam-pvc manage
interface atm1/0
class-int oamclass
pvc 1/200 l2transport
oam-ac emulation-enable 10
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

ATM Cell Relay over MPLS:例

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Cell Relay over MPLS

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM Cell Relay over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスがインターフェイスに適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm cellrelay
encapsulation aal0
interface atm1/0
class-int cellrelay
pvc 1/200 l2transport
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
 

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM Cell Relay over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスが PVC に適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm cellrelay
encapsulation aal0
interface atm1/0
pvc 1/200 l2transport
class-vc cellrelay
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

PVP モードの ATM Cell Relay over MPLS

次に、単一の ATM セルを仮想パスで転送する例を示します。

pseudowire-class vp-cell-relay
encapsulation mpls
interface atm 5/0
atm pvp 1 l2transport
xconnect 10.0.0.1 123 pw-class vp-cell-relay

ポート モードの ATM Cell Relay over MPLS

次に、ATM セルリレー パケットを転送するように設定されたインターフェイス ATM 5/0 の例を示します。

pseudowire-class atm-cell-relay
encapsulation mpls
interface atm 5/0
xconnect 10.0.0.1 123 pw-class atm-cell-relay
 

次に、Cisco 7600 シリーズ ルータで ATM セルリレー パケットを転送するように設定されたインターフェイス ATM 9/0/0 の例を示します。ここでは、インターフェイス ATM のスロット、ベイ、およびポートを指定する必要があります。

pseudowire-class atm-cell-relay
encapsulation mpls
interface atm 9/0/0
xconnect 10.0.0.1 500 pw-class atm-cell-relay

ATM Single Cell Relay over MPLS:例

VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS

次に、ATM PVC 1/100 が AToM セルリレー PVC であることを示す例を示します。3 つのタイマーが設定されており、それぞれに 1000 ミリ秒、800 ミリ秒、および 500 ミリ秒の値が設定されています。 cell-packing コマンドでは、MPLS パケットに 5 つの ATM セルがパッキングされることを指定しています。また、 cell-packing コマンドでは、タイマー 1 を使用することも指定しています。

interface atm 1/0
shutdown
atm mcpt-timer 1000 800 500
no shutdown
pvc 1/100 l2transport
encapsulation aal0
xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls
cell-packing 5 mcpt-timer 1

VC クラス コンフィギュレーション モードを使用した VC モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードでセル パッキングを使用した ATM Cell Relay over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスがインターフェイスに適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm cellpacking
encapsulation aal0
cell-packing 10 mcpt-timer 1
interface atm1/0
shutdown
atm mcpt-timers 100 200 250
no shutdown
class-int cellpacking
pvc 1/200 l2transport
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls
 

次に、VC クラス コンフィギュレーション モードで ATM Cell Relay over MPLS を設定する例を示します。このあと、VC クラスが PVC に適用されます。

enable
configure terminal
vc-class atm cellpacking
encapsulation aal0
cell-packing 10 mcpt-timer 1
interface atm1/0
shutdown
atm mcpt-timers 100 200 250
no shutdown
pvc 1/200 l2transport
class-vc cellpacking
xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

VP モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS

次に、PVP モード用に設定されているインターフェイスで、パッキングされたセルリレーをイネーブルにする例を示します。 cell-packing コマンドでは、MPLS パケットに 10 個の ATM セルがパッキングされることを指定しています。また、 cell-packing コマンドでは、タイマー 2 を使用することも指定しています。

interface atm 1/0
shutdown
atm mcpt-timer 1000 800 500
no shutdown
atm pvp 100 l2transport
xconnect 10.0.0.1 234 encapsulation mpls
cell-packing 10 mcpt-timer 2

ポート モードの ATM Packed Cell Relay over MPLS

次に、ポート モード用に設定されているインターフェイスで、パッキングされたセルリレーをイネーブルにする例を示します。 cell-packing コマンドでは、MPLS パケットに 10 個の ATM セルがパッキングされることを指定しています。また、 cell-packing コマンドでは、タイマー 2 を使用することも指定しています。

interface atm 5/0
shutdown
atm mcpt-timer 1000 800 500
no shutdown
cell-packing 10 mcpt-timer 2
xconnect 10.0.0.1 123 encapsulation mpls

Ethernet over MPLS:例

ポート モードの Ethernet over MPLS

次に、イーサネット ポート モードで VC 123 を設定する例を示します。

pseudowire-class ethernet-port
encapsulation mpls
int gigabitethernet1/0
xconnect 10.0.0.1 123 pw-class ethernet-port

VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS

次に、エンジン 2 の 3 ポート ギガビット イーサネット ラインカードを搭載した Cisco 12000 シリーズ ルータで、ピア PE ルータに VLAN ID の書き換えを設定する例を示します。

PE1
PE2
interface GigabitEthernet0/0.2
encapsulation dot1Q 2
no ip directed-broadcast
no cdp enable
xconnect 10.5.5.5 2 encapsulation mpls
remote circuit id 3
interface GigabitEthernet3/0.2
encapsulation dot1Q 3
no ip directed-broadcast
no cdp enable
xconnect 10.3.3.3 2 encapsulation mpls
remote circuit id 2

トンネル選択:例

次に、PE1 に 2 つの優先パスを設定する例を示します。1 つの優先パスには、MPLS トラフィック エンジニアリング トンネルを指定します。もう 1 つの優先パスには、PE2 のループバック アドレスの IP アドレスを指定します。PE1 には、TE トンネルを使用して PE2 の IP アドレスに到達するように設定されたスタティック ルートがあります。

PE1 の設定

mpls label protocol ldp
mpls traffic-eng tunnels
tag-switching tdp router-id Loopback0
pseudowire-class pw1
encapsulation mpls
preferred-path interface Tunnel1 disable-fallback
!
pseudowire-class pw2
encapsulation mpls
preferred-path peer 10.18.18.18
!
interface Loopback0
ip address 10.2.2.2 255.255.255.255
no ip directed-broadcast
no ip mroute-cache
!
interface Tunnel1
ip unnumbered Loopback0
no ip directed-broadcast
tunnel destination 10.16.16.16
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 1500
tunnel mpls traffic-eng path-option 1 explicit name path-tu1
!
interface Tunnel2
ip unnumbered Loopback0
no ip directed-broadcast
tunnel destination 10.16.16.16
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng priority 7 7
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 1500
tunnel mpls traffic-eng path-option 1 dynamic
!
interface gigabitethernet0/0/0
no ip address
no ip directed-broadcast
no negotiation auto
!
interface gigabitethernet0/0/0.1
encapsulation dot1Q 222
no ip directed-broadcast
xconnect 10.16.16.16 101 pw-class pw1
!
interface ATM1/0/0
no ip address
no ip directed-broadcast
no atm enable-ilmi-trap
no atm ilmi-keepalive
pvc 0/50 l2transport
encapsulation aal5
xconnect 10.16.16.16 150 pw-class pw2
!
interface Ethernet2/0/1
ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
tag-switching ip
mpls traffic-eng tunnels
ip rsvp bandwidth 15000 15000
!
router ospf 1
log-adjacency-changes
network 10.0.0.0 0.0.0.255 area 0
network 10.2.2.2 0.0.0.0 area 0
mpls traffic-eng router-id Loopback0
mpls traffic-eng area 0
!
ip route 10.18.18.18 255.255.255.255 Tunnel2
!
ip explicit-path name path-tu1 enable
next-address 10.0.0.1
index 3 next-address 10.0.0.1

PE2 の設定

mpls label protocol ldp
mpls traffic-eng tunnels
mpls ldp router-id Loopback0
interface Loopback0
ip address 10.16.16.16 255.255.255.255
no ip directed-broadcast
no ip mroute-cache
!
interface Loopback2
ip address 10.18.18.18 255.255.255.255
no ip directed-broadcast
!
interface Ethernet3/1
ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
mpls traffic-eng tunnels
mpls ip
no cdp enable
ip rsvp bandwidth 15000 15000
!
interface Ethernet3/3
no ip address
no ip directed-broadcast
no cdp enable
!
interface Ethernet3/3.1
encapsulation dot1Q 222
no ip directed-broadcast
no cdp enable
mpls l2transport route 10.2.2.2 101
!
interface ATM5/0
no ip address
no ip directed-broadcast
no atm enable-ilmi-trap
no atm ilmi-keepalive
pvc 0/50 l2transport
encapsulation aal5
xconnect 10.2.2.2 150 encapsulation mpls
!
router ospf 1
log-adjacency-changes
network 10.0.0.0 0.0.0.255 area 0
network 10.16.16.16 0.0.0.0 area 0
mpls traffic-eng router-id Loopback0
mpls traffic-eng area 0

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー廃棄適性ビットの設定:例

次に、set-de という名前のサービス ポリシーを設定してインターフェイスに対応付ける例を示します。この例では、data という名前のクラス マップで、インターフェイスを終了するすべてのパケットについて、IP precedence 値が 1 であるかどうかを検証します。終了パケットが 1 の IP precedence 値でマーク付けされている場合、パケットの DE ビットは 1 に設定されます。

class-map data
match ip precedence 1
 
policy-map set-de
class data
set fr-de
interface Serial0/0/0
encapsulation frame-relay
interface Serial0/0/0.1 point-to-point
ip address 192.168.249.194 255.255.255.252
frame-relay interface-dlci 100
service output set-de

Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータでのフレーム リレー DE ビットのマッチング:例

次に、match-de という名前のサービス ポリシーを設定してインターフェイスに対応付ける例を示します。この例では、data という名前のクラス マップで、インターフェイスを開始するすべてのパケットについて、DE ビット設定が 1 であるかどうかを検証します。開始パケットの DE ビット値が 1 になっている場合、パケットの EXP ビット値は 3 に設定されます。

class-map data
match fr-de
policy-map match-de
class data
set mpls exp 3
ip routing
ip cef distributed
mpls label protocol ldp
interface Loopback0
ip address 10.20.20.20 255.255.255.255
interface Ethernet1/0/0
ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
mpls ip
interface Serial4/0/0
encapsulation frame-relay
service input match-de
connect 100 Serial4/0/0 100 l2transport
xconnect 10.10.10.10 100 encapsulation mpls

ATM over MPLS:例

例 1 に、2 つの PE ルータでの ATM over MPLS の設定を示します。

例 1 ATM over MPLS の設定例

PE1
PE2

mpls label protocol ldp

mpls ldp router-id Loopback0 force

!

interface Loopback0

ip address 10.16.12.12 255.255.255.255

!

interface ATM4/0

pvc 0/100 l2transport

encapsulation aal0

xconnect 10.13.13.13 100 encapsulation mpls

!

interface ATM4/0.300 point-to-point

no ip directed-broadcast

no atm enable-ilmi-trap

pvc 0/300 l2transport

encapsulation aal0

xconnect 10.13.13.13 300 encapsulation mpls

mpls label protocol ldp

mpls ldp router-id Loopback0 force

!

interface Loopback0

ip address 10.13.13.13 255.255.255.255

 

interface ATM4/0

pvc 0/100 l2transport

encapsulation aal0

xconnect 10.16.12.12 100 encapsulation mpls

!

interface ATM4/0.300 point-to-point

no ip directed-broadcast

no atm enable-ilmi-trap

pvc 0/300 l2transport

encapsulation aal0

xconnect 10.16.12.12 300 encapsulation mpls

MPLS トラフィック エンジニアリング高速リルートを使用した Ethernet over MPLS:例

次の設定例および図 2 では、AToM PE ルータで高速リルートを使用する Ethernet over MPLS の設定を示します。

ルータ PE1 および PE2 には次の特性があります。

L1 という名前のリンクを経由する明示パスを使用して、Tunnel41 という名前の TE トンネルが PE1 と PE2 間に設定されています。AToM VC は、FRR で保護されたトンネル Tunnel41 を通過するように設定されています。

リンク L1 は FRR によって保護されており、バックアップ トンネルは Tunnel1 です。

PE2 は、AToM トラフィックを L2 リンク経由で PE1 に転送するように設定されています。

図 2 高速リルートの設定

PE1 の設定
mpls label protocol ldp
mpls traffic-eng tunnels
mpls ldp router-id Loopback1 force
!
pseudowire-class T41
encapsulation mpls
preferred-path interface Tunnel41 disable-fallback
!
pseudowire-class IP1
encapsulation mpls
preferred-path peer 10.4.0.1 disable-fallback
!
interface Loopback1
ip address 10.0.0.27 255.255.255.255
!
interface Tunnel1
ip unnumbered Loopback1
tunnel destination 10.0.0.1
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng priority 1 1
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 10000
tunnel mpls traffic-eng path-option 1 explicit name FRR
!
interface Tunnel41
ip unnumbered Loopback1
tunnel destination 10.0.0.4
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng priority 1 1
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 1000
tunnel mpls traffic-eng path-option 1 explicit name name-1
tunnel mpls traffic-eng fast-reroute
!
interface POS0/0
description pe1name POS8/0/0
ip address 10.1.0.2 255.255.255.252
mpls traffic-eng tunnels
mpls traffic-eng backup-path Tunnel1
crc 16
clock source internal
pos ais-shut
pos report lrdi
ip rsvp bandwidth 155000 155000
!
interface POS0/3
description pe1name POS10/1/0
ip address 10.1.0.14 255.255.255.252
mpls traffic-eng tunnels
crc 16
clock source internal
ip rsvp bandwidth 155000 155000
!
interface gigabitethernet3/0.1
encapsulation dot1Q 203
xconnect 10.0.0.4 2 pw-class IP1
!
interface gigabitethernet3/0.2
encapsulation dot1Q 204
xconnect 10.0.0.4 4 pw-class T41
!
router ospf 1
network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 0
mpls traffic-eng router-id Loopback1
mpls traffic-eng area 0
!
ip classless
ip route 10.4.0.1 255.255.255.255 Tunnel41
!
ip explicit-path name xxxx-1 enable
next-address 10.4.1.2
next-address 10.1.0.10

P の設定

ip cef
mpls traffic-eng tunnels
!
interface Loopback1
ip address 10.0.0.1 255.255.255.255
!
interface FastEthernet1/0/0
ip address 10.4.1.2 255.255.255.0
mpls traffic-eng tunnels
ip rsvp bandwidth 10000 10000
!
interface POS8/0/0
description xxxx POS0/0
ip address 10.1.0.1 255.255.255.252
mpls traffic-eng tunnels
pos ais-shut
pos report lrdi
ip rsvp bandwidth 155000 155000
!
interface POS10/1/0
description xxxx POS0/3
ip address 10.1.0.13 255.255.255.252
mpls traffic-eng tunnels
ip rsvp bandwidth 155000 155000
!
router ospf 1
network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 0
mpls traffic-eng router-id Loopback1
mpls traffic-eng area 0

PE2 の設定

ip cef
mpls label protocol ldp
mpls traffic-eng tunnels
mpls ldp router-id Loopback1 force
!
interface Loopback1
ip address 10.0.0.4 255.255.255.255
!
interface loopback 2
ip address 10.4.0.1 255.255.255.255
!
interface Tunnel27
ip unnumbered Loopback1
tunnel destination 10.0.0.27
tunnel mode mpls traffic-eng
tunnel mpls traffic-eng autoroute announce
tunnel mpls traffic-eng priority 1 1
tunnel mpls traffic-eng bandwidth 1000
tunnel mpls traffic-eng path-option 1 explicit name xxxx-1
!
interface FastEthernet0/0.2
encapsulation dot1Q 203
xconnect 10.0.0.27 2 encapsulation mpls
!
interface FastEthernet0/0.3
encapsulation dot1Q 204
xconnect 10.0.0.27 4 encapsulation mpls
!
interface FastEthernet1/1
ip address 10.4.1.1 255.255.255.0
mpls traffic-eng tunnels
ip rsvp bandwidth 10000 10000
!
router ospf 1
network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 0
mpls traffic-eng router-id Loopback1
mpls traffic-eng area 0
!
ip explicit-path name xxxx-1 enable
next-address 10.4.1.2
next-address 10.1.0.10
 

Ethernet over MPLS 用のサブインターフェイスごとの MTU の設定:例

図 3 に、VC エンドポイント間の MTU 値のマッチングをイネーブルにする設定を示します。

図 3 に示すように、PE1 は、PE2 とのエンドツーエンド VC を確立するために、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで 1500 バイトの MTU 値を指定して設定されており、PE2 の MTU 値も 1500 バイトに設定されています。PE1 を 1500 バイトの MTU 値で設定しなかった場合、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードでは、インターフェイスに設定されている 2000 バイトの MTU 値がサブインターフェイスによって継承されます。これにより、VC エンドポイント間で MTU 値の不一致が発生し、VC はアップ状態になりません。

図 3 xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードでの MTU 値の設定

次に、図 3 のルータ設定例を示します。

CE1 の設定

interface gigabitethernet0/0
mtu 1500
no ip address
!
interface gigabitethernet0/0.1
encapsulation dot1Q 100
ip address 10.181.182.1 255.255.255.0

PE1 の設定

interface gigabitethernet0/0
mtu 2000
no ip address
!
interface gigabitethernet0/0.1
encapsulation dot1Q 100
xconnect 10.1.1.152 100 encapsulation mpls
mtu 1500
!
interface gigabitethernet0/0.2
encapsulation dot1Q 200
ip address 10.151.100.1 255.255.255.0
mpls ip

PE2 の設定

interface gigabitethernet1/0
mtu 2000
no ip address
!
interface gigabitethernet1/0.2
encapsulation dot1Q 200
ip address 10.100.152.2 255.255.255.0
mpls ip
!
interface fastethernet0/0
no ip address
!
interface fastethernet0/0.1
description default MTU of 1500 for FastEthernet
encapsulation dot1Q 100
xconnect 10.1.1.151 100 encapsulation mpls

CE2 の設定

interface fastethernet0/0
no ip address
interface fastethernet0/0.1
encapsulation dot1Q 100
ip address 10.181.182.2 255.255.255.0
 

show mpls l2transport binding コマンドをルータ PE1 から発行すると、ローカル ルータとリモート ルータの両方の MTU 値が 1500 バイトで一致していることが示されます。

Router# show mpls l2transport binding
 
Destination Address: 10.1.1.152, VC ID: 100
Local Label: 100
Cbit: 1, VC Type: Ethernet, GroupID: 0
MTU: 1500, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: CW [1], RA [2]
CV Type: LSPV [2]
Remote Label: 202
Cbit: 1, VC Type: Ethernet, GroupID: 0
MTU: 1500, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: RA [2]
CV Type: LSPV [2]

 

Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Gi0/0.1 up, line protocol up, Eth VLAN 100 up
Destination address: 10.1.1.152, VC ID: 100, VC status: up
Output interface: Gi0/0.2, imposed label stack {202}
Preferred path: not configured
Default path: active
Next hop: 10.151.152.2
Create time: 1d11h, last status change time: 1d11h
Signaling protocol: LDP, peer 10.1.1.152:0 up
Targeted Hello: 10.1.1.151(LDP Id) -> 10.1.1.152
MPLS VC labels: local 100, remote 202
Group ID: local 0, remote 0
MTU: local 1500, remote 1500
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
VC statistics:
packet totals: receive 41, send 39
byte totals: receive 4460, send 5346
packet drops: receive 0, send 0
 

次の例では、xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードで 1501 の MTU を指定していますが、この値は範囲外であるため、ルータは、この値が受け入れられるサブインターフェイス コンフィギュレーション モードでコマンドを開始します。

Router# configure terminal
router(config)# interface gigabitethernet0/2.1
router(config-subif)# xconnect 10.10.10.1 100 encapsulation mpls
router(config-subif-xconn)# mtu ?
<64 - 1500> MTU size in bytes
router(config-subif-xconn)# mtu 1501
router(config-subif)# mtu ?
<64 - 17940> MTU size in bytes
 

MTU 値が xconnect サブインターフェイス コンフィギュレーション モードでもサブインターフェイス コンフィギュレーション モードでも受け入れられない場合、コマンドは次の例のように拒否されます。

Router# configure terminal
router(config)# interface gigabitethernet0/2.1
router(config-subif)# xconnect 10.10.10.1 100 encapsulation mpls
router(config-subif-xconn)# mtu ?
<64 - 1500> MTU size in bytes
router(config-subif-xconn)# mtu 63
% Invalid input detected at ^ marker

xconnect コンフィギュレーション モードでの L2VPN インターワーキング用 MTU 値の設定

次に、L2VPN インターワーキングの例を示します。PE1 ルータには、1492 バイトの MTU 値で設定されているシリアル インターフェイスがあります。PE2 ルータは xconnect コンフィギュレーション モードを使用して、1492 バイトに一致する MTU を設定します。これにより、2 つのルータで VC インターワーキングを形成できるようになります。PE2 ルータが xconnect コンフィギュレーション モードで MTU 値を設定していない場合、インターフェイスはデフォルトで 1500 バイトに設定され、VC はアップ状態になりません。

PE1 の設定

pseudowire-class atom-ipiw
encapsulation mpls
interworking ip
!
interface Loopback0
ip address 10.1.1.151 255.255.255.255
!
interface Serial2/0
mtu 1492
no ip address
encapsulation ppp
no fair-queue
serial restart-delay 0
xconnect 10.1.1.152 123 pw-class atom-ipiw
!
interface Serial4/0
ip address 10.151.100.1 255.255.255.252
encapsulation ppp
mpls ip
serial restart-delay 0
!
router ospf 1
log-adjacency-changes
network 10.1.1.151 0.0.0.0 area 0
network 10.151.100.0 0.0.0.3 area 0
!
mpls ldp router-id Loopback0

PE2 の設定

pseudowire-class atom-ipiw
encapsulation mpls
interworking ip
!
interface Loopback0
ip address 10.1.1.152 255.255.255.255
!
interface Ethernet0/0
no ip address
xconnect 10.1.1.151 123 pw-class atom-ipiw
mtu 1492
!
interface Serial4/0
ip address 10.100.152.2 255.255.255.252
encapsulation ppp
mpls ip
serial restart-delay 0
!
router ospf 1
log-adjacency-changes
network 10.1.1.152 0.0.0.0 area 0
network 10.100.152.0 0.0.0.3 area 0
!
mpls ldp router-id Loopback0
 

show mpls l2transport binding コマンドを使用すると、ローカルおよびリモート ルータの MTU 値が 1492 バイトであることが示されます。

PE1 の設定

Router# show mpls l2transport binding
 
Destination Address: 10.1.1.152, VC ID: 123
Local Label: 105
Cbit: 1, VC Type: PPP, GroupID: 0
MTU: 1492, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: CW [1], RA [2]
CV Type: LSPV [2]
Remote Label: 205
Cbit: 1, VC Type: Ethernet, GroupID: 0
MTU: 1492, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: RA [2]
CV Type: LSPV [2]
 
Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Se2/0 up, line protocol up, PPP up
MPLS VC type is PPP, interworking type is IP
Destination address: 10.1.1.152, VC ID: 123, VC status: up
Output interface: Se4/0, imposed label stack {1003 205}
Preferred path: not configured
Default path: active
Next hop: point2point
Create time: 00:25:29, last status change time: 00:24:54
Signaling protocol: LDP, peer 10.1.1.152:0 up
Targeted Hello: 10.1.1.151(LDP Id) -> 10.1.1.152
Status TLV support (local/remote) : enabled/supported
Label/status state machine : established, LruRru
Last local dataplane status rcvd: no fault
Last local SSS circuit status rcvd: no fault
Last local SSS circuit status sent: no fault
Last local LDP TLV status sent: no fault
Last remote LDP TLV status rcvd: no fault
MPLS VC labels: local 105, remote 205
Group ID: local n/a, remote 0
MTU: local 1492, remote 1492
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
VC statistics:
packet totals: receive 30, send 29
byte totals: receive 2946, send 3364
packet drops: receive 0, send 0

PE2 の設定

Router# show mpls l2transport binding
 
Destination Address: 10.1.1.151, VC ID: 123
Local Label: 205
Cbit: 1, VC Type: Ethernet, GroupID: 0
MTU: 1492, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: RA [2]
CV Type: LSPV [2]
Remote Label: 105
Cbit: 1, VC Type: Ethernet, GroupID: 0
MTU: 1492, Interface Desc: n/a
VCCV: CC Type: CW [1], RA [2]
CV Type: LSPV [2]
 
Router# show mpls l2transport vc detail
 
Local interface: Et0/0 up, line protocol up, Ethernet up
MPLS VC type is Ethernet, interworking type is IP
Destination address: 10.1.1.151, VC ID: 123, VC status: up
Output interface: Se4/0, imposed label stack {1002 105}
Preferred path: not configured
Default path: active
Next hop: point2point
Create time: 00:25:19, last status change time: 00:25:19
Signaling protocol: LDP, peer 10.1.1.151:0 up
Targeted Hello: 10.1.1.152(LDP Id) -> 10.1.1.151
Status TLV support (local/remote) : enabled/supported
Label/status state machine : established, LruRru
Last local dataplane status rcvd: no fault
Last local SSS circuit status rcvd: no fault
Last local SSS circuit status sent: no fault
Last local LDP TLV status sent: no fault
Last remote LDP TLV status rcvd: no fault
MPLS VC labels: local 205, remote 105
Group ID: local n/a, remote 0
MTU: local 1492, remote 1492
Remote interface description:
Sequencing: receive disabled, send disabled
VC statistics:
packet totals: receive 29, send 30
byte totals: receive 2900, send 3426
packet drops: receive 0, send 0
 

擬似回線の削除:例

次に、すべての xconnect を削除する例を示します。

Router# clear xconnect all
 
02:13:56: Xconnect[ac:Et1/0.1(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=1
02:13:56: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234000]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=2
02:13:56: Xconnect[ac:Et1/0.2(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=2
02:13:56: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234001]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=1
02:13:56: Xconnect[ac:Et1/0.3(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=1
02:13:56: Xconnect[mpls:10.1.2.2:1234002]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=2
02:13:56: Xconnect[ac:Et1/0.4(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=2
02:13:56: Xconnect[mpls:10.1.2.2:1234003]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=1
02:13:56: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234000, VC DOWN, VC state DOWN
02:13:56: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC DOWN, VC state DOWN
02:13:56: MPLS peer 10.1.2.2 vcid 1234002, VC DOWN, VC state DOWN
02:13:56: MPLS peer 10.1.2.2 vcid 1234003, VC DOWN, VC state DOWN
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.3, 1003]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.3, 1003]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:13:56: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:13:56: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:13:56: XC AUTH [10.1.2.2, 1234003]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:13:56: XC AUTH [10.1.2.2, 1234003]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:13:56: XC AUTH [Et1/0.3, 1003]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:13:56: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:13:56: XC AUTH [10.1.2.2, 1234003]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:13:56: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC UP, VC state UP
02:13:56: MPLS peer 10.1.2.2 vcid 1234003, VC UP, VC state UP
02:13:56: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234000, VC UP, VC state UP
02:13:56: MPLS peer 10.1.2.2 vcid 1234002, VC UP, VC state UP
 

次に、ピア ルータ 10.1.1.2 に関連付けられているすべての xconnect を削除する例を示します。

Router# clear xconnect peer 10.1.1.2 all
 
02:14:08: Xconnect[ac:Et1/0.1(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=1
02:14:08: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234000]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=2
02:14:08: Xconnect[ac:Et1/0.2(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=2
02:14:08: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234001]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=1
02:14:08: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234000, VC DOWN, VC state DOWN
02:14:08: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC DOWN, VC state DOWN
02:14:08: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:14:08: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:14:08: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:14:08: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:14:08: XC AUTH [Et1/0.1, 1001]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:14:08: XC AUTH [10.1.1.2, 1234001]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:14:08: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC UP, VC state UP
02:14:08: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234000, VC UP, VC state UP
 

次に、ピア ルータ 10.1.1.2 および VC ID 1234001 に関連付けられている xconnect を削除する例を示します。

Router# clear xconnect peer 10.1.1.2 vcid 1234001
 
02:14:23: Xconnect[ac:Et1/0.2(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=1
02:14:23: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234001]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=2
02:14:23: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC DOWN, VC state DOWN
02:14:23: XC AUTH [Et1/0.2, 1002]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:14:23: XC AUTH [Et1/0.2, 1002]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:14:23: XC AUTH [Et1/0.2, 1002]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END
02:14:23: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234001, VC UP, VC state UP

次に、インターフェイス イーサネット 1/0.1 に関連付けられている xconnect を削除する例を示します。

Router# clear xconnect interface eth1/0.1
 
02:14:48: Xconnect[ac:Et1/0.1(Eth VLAN)]: provisioning fwder with fwd_type=1, sss_role=2
02:14:48: Xconnect[mpls:10.1.1.2:1234000]: provisioning fwder with fwd_type=2, sss_role=1
02:14:48: MPLS peer 10.1.1.2 vcid 1234000, VC DOWN, VC state DOWN
02:14:48: XC AUTH [10.1.1.2, 1234000]: Event: start xconnect authorization, state changed from IDLE to AUTHORIZING
02:14:48: XC AUTH [10.1.1.2, 1234000]: Event: found xconnect authorization, state changed from AUTHORIZING to DONE
02:14:48: XC AUTH [10.1.1.2, 1234000]: Event: free xconnect authorization request, state changed from DONE to END

 

その他の関連資料

ここでは、Any Transport over MPLS 機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

Cisco IOS コマンド

『Cisco IOS Master Commands List, All Releases』

MPLS コマンド

Cisco IOS Multiprotocol Label Switching Command Reference

Any Transport over MPLS

Cisco Any Transport over MPLS 』の「Overview」の項

Cisco 10000 シリーズ ルータ用 Any Transport over MPLS

Cisco 10000 Series Router Broadband Aggregation, Leased-Line, and MPLS Configuration Guide

レイヤ 2 トンネル プロトコル バージョン 3(L2TPv3)

Layer 2 Tunnel Protocol Version 3 (L2TPv3)

L2VPN インターワーキング

L2VPN Interworking

規格

規格
タイトル

draft-martini-l2circuit-trans-mpls-08.txt

『Transport of Layer 2 Frames Over MPLS』

draft-martini-l2circuit-encap-mpls-04.txt

『Encapsulation Methods for Transport of Layer 2 Frames Over MPLS』

MIB

MIB
MIB リンク

ATM AAL5 over MPLS および ATM Cell Relay over MPLS:

『MPLS LDP MIB』(MPLS-LDP-MIB.my)

『ATM MIB』(ATM-MIB.my)

『CISCO AAL5 MIB』(CISCO-AAL5-MIB.my)

『Cisco Enterprise ATM Extension MIB』(CISCO-ATM-EXT-MIB.my)

『Supplemental ATM Management Objects』(CISCO-IETF-ATM2-PVCTRAP-MIB.my)

『Interfaces MIB』(IF-MIB.my)

Ethernet over MPLS:

CISCO-ETHERLIKE-CAPABILITIES.my

『Ethernet MIB』(ETHERLIKE-MIB.my)

『Interfaces MIB』(IF-MIB.my)

『MPLS LDP MIB』(MPLS-LDP-MIB.my)

Frame Relay over MPLS:

『Cisco Frame Relay MIB』(CISCO-FRAME-RELAY-MIB.my)

『Interfaces MIB』(IF-MIB.my)

『MPLS LDP MIB』(MPLS-LDP-MIB.my)

HDLC および PPP over MPLS:

『MPLS LDP MIB』(MPLS-LDP-MIB.my)

『Interface MIB』(IF-MIB.my)

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://tools.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

RFC 3032

『MPLS Label Stack Encoding』

RFC 3036

『LDP Specification』

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。

テクニカル サポートを受ける

ソフトウェアをダウンロードする

セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

ツールおよびリソースへアクセスする

Product Alert の受信登録

Field Notice の受信登録

Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する

トレーニング リソースへアクセスする

TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

Any Transport over MPLS の機能情報

表 8 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェア イメージおよび Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 8 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。


 

表 8 Any Transport over MPLS の機能情報

機能名
リリース
機能情報

Any Transport over MPLS

12.0(10)ST
12.1(8a)E
12.0(21)ST
12.0(22)S
12.0(23)S
12.2(14)S
12.2(15)T
12.0(25)S
12.0(26)S
12.0(27)S
12.2(25)S
12.0(29)S
12.0(30)S
12.0(31)S
12.0(32)S
12.2(28)SB
12.4(11)T
12.2(33)SRB
12.2(33)SXH
12.2(33)SRC
12.2(33)SRD
12.2(1)SRE

Any Transport over MPLS の ATM AAL5 over MPLS は、Cisco IOS Release 12.0(10)ST で Cisco 12000 シリーズ ルータに導入されました。

Ethernet over MPLS は、Cisco IOS Release 12.1(8a)E で Cisco 7600 シリーズ インターネット ルータに導入されました。

Any Transport over MPLS の Ethernet over MPLS は、Cisco IOS Release 12.0(21)ST で Cisco 12000 シリーズ ルータに導入されました。ATM AAL5 over MPLS が更新されました。

Ethernet over MPLS は、Cisco IOS Release 12.0(22)S でこのリリースに統合されました。Cisco 10720 インターネット ルータのサポートが追加されました。ATM AAL5 over MPLS が、Cisco 12000 シリーズ ルータのこのリリースに統合されました。

Cisco IOS Release 12.0(23)S では、Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータに次の新機能が導入され、これらのサポートが追加されました。

ATM Cell Relay over MPLS(単一セルリレー、VC モード)

Frame Relay over MPLS

HDLC over MPLS

PPP over MPLS

Cisco IOS Release 12.0(23)S では、次の機能に対するサポートも Cisco 12000、7200、および 7500 シリーズ ルータに追加されました。

ATM AAL5 over MPLS

Ethernet over MPLS(VLAN モード)

AToM 機能が Cisco IOS Release 12.2(14)S に統合されました。

AToM 機能が Cisco IOS Release 12.2(15)T に統合されました。

次の新機能は、Cisco IOS Release 12.0(25)S で導入されました。

AToM を設定する新しいコマンド

Ethernet over MPLS:ポート モード

ATM Cell Relay over MPLS:パッキングされたセルリレー

ATM Cell Relay over MPLS:VP モード

ATM Cell Relay over MPLS:ポート モード

Frame Relay、PPP、および HDLC over MPLS 用の分散シスコ エクスプレス フォワーディング モード

AToM での高速リルート

トンネル選択

トラフィック ポリシング

QoS のサポート

次の新機能は、Cisco IOS Release 12.0(26)S で導入されました。

異種接続回線の接続サポート 詳細については、『L2VPN Interworking』を参照してください。

Cisco 7200 シリーズ ルータの AToM での QoS 機能

Frame Relay over MPLS を使用した FECN および BECN マーキングのサポート (詳細については、『 BECN and FECN Marking for Frame Relay over MPLS』を参照してください)。

Cisco IOS Release 12.0(27)S では、次の新機能が導入されました。

ATM Cell Relay over MPLS:Cisco 12000 シリーズ ルータの VC、PVP、およびポート モードのパッキングされたセルリレー

Cisco 12000 シリーズ 4 ポート OC-12X/STM-4 ATM ISE ラインカードの ATM over MPLS のサポート

この機能は、Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(25)S に統合されました。

「Any Transport over MPLS のシーケンス サポート」機能は、Cisco IOS Release 12.0(29)S で Cisco 7200 および 7500 シリーズ ルータに追加されました。詳細については、『 Any Transport over MPLS (AToM) Sequencing Support 』を参照してください。

次の新機能は、Cisco IOS Release 12.0(30)S で導入されました。

ATM VC クラスのサポート:VC クラスの一部として、AAL5 および AAL0 のカプセル化を指定できます。また、VC クラスの一部としてセル パッキングおよび OAM エミュレーションもイネーブルにできます。VC クラスはインターフェイス、サブインターフェイス、または VC に対応付けできます。ATM VC クラスのサポート機能が記載されている項へのリンクについては、「Any Transport over MPLS の設定方法」を参照してください。

VLAN ID の書き換え:この機能は拡張され、IP Service Engine(ISE; IP サービス エンジン)の 4 ポート ギガビット イーサネット ラインカードでは、エッジ方向のルータのインポジション側およびディスポジション側の両方で VLAN ID の書き換えを実行できるようになりました。詳細については、「VLAN ID の書き換えを使用した Ethernet over MPLS の設定」を参照してください。

次の機能拡張は、Cisco IOS Release 12.0(31)S で Cisco 12000 シリーズ ルータに導入されました。

AToM VC 非依存:この機能拡張では、設定されている VC の数に関係なく、高速リルートが 50 ミリ秒未満で実行されます。詳細については、「MPLS トラフィック エンジニアリングの高速リルート」を参照してください。

2.5G ISE SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)上の ISE ラインカードのサポート

次の転送タイプに対するエンジン 5 ラインカードのサポートは、Cisco IOS Release 12.0(32)S で Cisco 12000 シリーズ ルータに追加されました。

Ethernet over MPLS

Frame Relay over MPLS

HDLC over MPLS

PPP over MPLS

この機能は、Cisco 10000 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(28)SB に統合されました。プラットフォーム固有の設定情報は、『 Cisco 10000 Series Router Broadband Aggregation, Leased-Line, and MPLS Configuration Guide 』の「Configuring Any Transport over MPLS」の項に記載されています。

Any Transport over MPLS は、次の機能に対するサポートとともに Cisco IOS Release 12.4(11)T に統合されました。

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS:ポート モード

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS:VLAN モード

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS:VLAN ID の書き換え

Any Transport over MPLS:Frame Relay over MPLS

Any Transport over MPLS:AAL5 over MPLS

Any Transport over MPLS:ATM OAM エミュレーション

この機能は、Cisco 7600 ルータの次の機能をサポートするために、Cisco IOS Release 12.2(33)SRB に統合されました。

Any Transport over MPLS:Frame Relay over MPLS

Any Transport over MPLS:ATM Cell Relay over MPLS:パッキングされたセルリレー

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS

AToM Static Pseudowire Provisioning

プラットフォーム固有の設定情報は、次のマニュアルに記載されています。

Cisco 7600 Series Cisco IOS Software Configuration Guide , Release 12.2SR』の「Configuring PFC3BXL and PFC3B Mode Multiprotocol Label Switching」の章

OSM Configuration Note , Release 12.2SR』の「Configuring Multiprotocol Label Switching on the Optical Services Modules」の章

FlexWAN and Enhanced FlexWAN Modules Configuration Guide 』の「Configuring Multiprotocol Label Switching on FlexWAN and Enhanced FlexWAN Modules」の章

Cisco 7600 Series Router SIP, SSC, and SPA Software Configuration Guide 』の「Configuring Any Transport over MPLS on a SIP」の項

Cisco 7600 Series Router SIP, SSC, and SPA Software Configuration Guide 』の「Configuring AToM VP Cell Mode Relay Support」の項

Cross-Platform Release Notes for Cisco IOS Release 12.2SR for the Cisco 7600 Series Routers

この機能は、Cisco IOS Release 12.2(33)SXH に統合されており、次の機能をサポートします。

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS:ポート モード

Any Transport over MPLS:AAL5 over MPLS

Any Transport over MPLS:ATM OAM エミュレーション

Any Transport over MPLS:単一セルリレー:VC モード

Any Transport over MPLS:ATM Cell Relay over MPLS:VP モード

Any Transport over MPLS:パッキングされたセルリレー:VC/VP モード

Any Transport over MPLS:Ethernet over MPLS

ATM Port Mode Packed Cell Relay over AToM

AToM トンネル選択

次の機能が、Cisco IOS Release 12.2(33)SRC に統合されました。

Cisco 7200 および Cisco 7300 ルータ用の AToM トンネル選択

Ethernet over MPLS(EoMPLS)用のサブインターフェイスごとの MTU

Cisco 7600 シリーズ ルータでのポート モードの ATM Cell Relay over MPLS に対するサポートは、Cisco IOS Release 12.2(33)SRD で追加されました。

ダイナミック擬似回線の制御ワードに対するサポートは、Cisco IOS Release 12.2(1)SRE で追加されました。 clear xconnect コマンドが導入されました。

この機能により、次のコマンドが導入または変更されました。 cell-packing control-word encapsulation(Any Transport over MPLS)、 oam-ac emulation-enable

GRE トンネル用の MPLS MTU コマンド

15.1(1)T

この機能を使用すると、GRE トンネルの MPLS MTU サイズを、現在のデフォルト サイズだけでなく最大サイズにも設定できます。

次のコマンドがこのリリース用に変更されました。

mpls mtu