Cisco 7600 シリーズ ルータ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 15.0S
IPv4 トランスポートを介した VRF 対応 IPv6 トンネルの設定
IPv4 トランスポートを介した VRF 対応 IPv6 トンネルの設定
発行日;2012/10/11 | 英語版ドキュメント(2012/10/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 17MB) | フィードバック

目次

IPv4 トランスポートを介した VRF 対応 IPv6 トンネルの設定

VRF 対応 IPv6 トンネルの概要

VRF 対応 IPv6 トンネルの制約事項

VRF 対応 IPv6 トンネルの設定

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの概要

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの制約事項

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの設定

IPv4 トランスポートを介した VRF 対応 IPv6 トンネルの設定

この章では、Cisco IOS Software Release 15.2(2)S で IPv4 トランスポートを介した VRF 対応 IPv6 トンネルを設定する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「VRF 対応 IPv6 トンネルの概要」

「VRF 対応 IPv6 トンネルの設定」

「IPv6 over IPv4 GRE トンネルの概要」

「IPv6 over IPv4 GRE トンネルの設定」

VRF 対応 IPv6 トンネルの概要

c7600 の現行の IPv6 トンネリング機能は、仮想ルーティングおよびフォワーディング(VRF)認識をサポートしません。IPv6 オーバーレイ アドレスと IPv4 トランスポート アドレスの転送テーブル ルックアップは、グローバル ルーティング テーブルで実行されます。この機能は、VRF の IPv6 オーバーレイ アドレスのトンネリング サポートを拡張します。

次のシナリオで、VRF 対応 IPv6 トンネル機能について説明します。

VRF の IPv6 オーバーレイ アドレスおよびグローバル ルーティング テーブル(RT)の IPv4 トランスポート アドレス。

VRF の IPv6 オーバーレイ アドレスおよび VRF の IPv4 トランスポート アドレス。

図 67-1 に、VRF の IPv6 オーバーレイ アドレス用トポロジと VRF の IPv4 トランスポート アドレスを示します。

図 67-1 VRF 対応 IPv6 トンネルのトポロジ

VRF 対応 IPv6 over IPv4 トンネルは、コア側に対してラインカードを持つことができます。

 

VRF 対応 IPv6 トンネルの制約事項

次の制約事項が VRF 対応 IPv6 トンネル機能に適用されます。

この機能は、IPv6IP および 6to4 トンネル モードをサポートします。

EARL 制限により、VRF 間で送信元が同じトンネルはサポートされません。

トンネルの送信元と宛先は、同じ VRF インスタンスにある必要があります。

トンネルの IPv4 トランスポート アドレスとトンネル トラフィックが終了する物理インターフェイスは、同じ VRF インスタンスにある必要があります。

着信 IPv6 インターフェイスとトンネルは、同じ VRF インスタンスにある必要があります。

この機能は、IPv6IP の自動トンネルと ISATAP をサポートしません。

VRF 対応 IPv6 トンネルの設定

VRF 対応 IPv6 トンネルの設定の詳細については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7600/install_config/ES40_config_guide/es40_chap13.html#wp1524288

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの概要

IPv6 トラフィックは、標準的な総称ルーティング カプセル化(GRE)トンネリング技術を使用する IPv4 GRE トンネル経由で伝送されます。GRE トンネルは、手動で設定された IPv6 トンネルと同様、リンクごとに個別のトンネルが設定された 2 つのポイント間のリンクです。GRE トンネルは、2 つのエッジ ルータ間またはエッジ ルータとエンド システム間に、定期的でセキュアな通信を必要とする安定した接続を実現します。この機能は、c7600 の VRF 対応 IPv6 over IPv4 GRE トンネルをサポートし、ラインカードの ES+ ファミリにのみ適用できます。

図 67-2 VRF 対応 IPv6 over IPv4 GRE のトポロジ

VRF 対応 IPv6 over IPv4 GRE トンネルには、コア側に対する ES+ ラインカードが必要です。

 

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの制約事項

次の制約事項が IPv6 over IPv4 GRE トンネルに適用されます。

IPv4 トンネル側インターフェイスは、ES+ ラインカード上にある必要があります。

GRE トンネル キーは、ハードウェアでサポートされません。

トンネルをカプセル化した後の IPv4 フラグメンテーションは、ハードウェアでサポートされません。

トンネルのカプセル開放用にフラグメント化された IPv4 パケットは、ハードウェアでサポートされません。

IPv4 GRE キープアライブはサポートされますが、IPv6 GRE キープアライブはサポートされません。

vrf forwarding コマンドと tunnel vrf コマンドを使用して設定された VRF インスタンスが異なる場合、キープアライブはサポートされません。

EARL 制限により、VRF 間で送信元が同じトンネルはサポートされません。

この機能は、SSO 準拠ではありません。

拡張された設定を使用して、トンネル モードを IPv6 over GRE から IPv6IP に変更するときに mls mpls tunnel-recirc コマンドをイネーブルにすると トレースバックを含むエラー メッセージが表示されます。

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの設定

IPv6 over IPv4 GRE トンネルの設定の詳細については、次の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/7600/install_config/ES40_config_guide/es40_chap13.html#wp1525107