Cisco 7600 シリーズ ルータ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 15.0S
L2TPv3 の設定
L2TPv3 の設定
発行日;2012/10/11 | 英語版ドキュメント(2012/10/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 17MB) | フィードバック

目次

L2TPv3 の設定

L2TPv3 の概要

L2TPv3 の制約事項

L2TPv3 の設定

L2TPv3 の概要

Layer 2 Tunneling Protocol version 3(L2TPv3; レイヤ 2 トンネリング プロトコル バージョン 3)機能は、L2TPv3 と疑似回線(PW)テクノロジーを使用してイーサネット トラフィックにトンネリング サービスを提供します。この機能は、RFC3985 Pseudowire Emulation Edge-to-Edge(PWE3)アーキテクチャで推奨されるネットワーク トポロジのプロバイダー エッジ(PE)ルータとして機能する SUP720-3B/3BXL および RSP720 ルータ用に開発されました。また、L2TPv3 は、Cisco 7600 ルータと、標準準拠のシスコ デバイスまたは非シスコ デバイスとの間の相互運用性をサポートします。

L2TPv3 トンネルは、2 台の PE ルータ間の制御接続です。1 つの L2TPv3 トンネルが複数のデータ接続を持つことができ、各データ接続は L2TPv3 セッションと呼ばれます。制御接続は、セッションの確立、維持、および解放に使用されます。各セッションは、ルータ全体で固有のセッション ID によって識別されます。

図 19-1 L2TPv3 対応のネットワーク トポロジ

 

図 19-1 では、接続仮想回線(VC)が、カスタマー エッジ(CE)デバイスとプロバイダー エッジ(PE)デバイスを接続する物理または論理ポートを表しています。疑似回線は、2 つの接続 VC を接続する VC として定義され、各方向に 1 つずつ、計 2 つの L2TPv3 トンネル パスで構成されます。

L2TPv3 の制約事項

L2TPv3 には、次の制約事項が適用されます。

レイヤ 2 相対ラインカードは L2TPv3 対応ラインカードにする必要があります。

レイヤ 2 相対ラインカードごとに 1 つ以上の異なる L2TPv3 トンネルが必要です。

Cisco 7600 ルータの L2TPv3 機能は、ES+ および SIP 400 ラインカードでサポートされます。

Cisco 7600 ルータは、レイヤ 2 フレーム対応の IPv4 トンネリングのみサポートします。

L2TPv3 機能は、カプセル化する PE での EoL2TPv3oMPLS などの設定はサポートしません。

L2TPv3 機能は、最大 16,000 の疑似回線をサポートします。

L2TPv3 は EVC 機能と同時にサポートされません。L2TPv3 は、EVC と同じポートに存在します。つまり、一方のサブインターフェイスが L2TP を介した dot1q タグ付きトラフィックのトンネリングに使用され、もう一方のサブインターフェイスは EVC 機能の実行に使用されます。

Cisco IOS Release 15.1(3)S では、ES+ ラインカードで 4000 の IP トンネルがサポートされます。

L2TPv3 機能は SSO をサポートしません。HA セットアップで L2TPv3 セッションに対するクッキーをイネーブルにする必要があります。