Cisco 7600 シリーズ ルータ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Release 15.0S
IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコアの設定
IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコアの設定
発行日;2012/10/12 | 英語版ドキュメント(2012/10/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 17MB) | フィードバック

目次

IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコアの設定

IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコア

BGP PIC の前提条件

制約事項

IP および MPLS 向け BGP PIC の設定

IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコアの設定

この章では、Cisco 7600 シリーズ ルータ上で、インターネット プロトコル(IP)とマルチ プロトコル ラベル スイッチング(MPLS)向けのボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)Prefix-Independent Convergence(PIC)エッジおよびコアを設定する方法について説明します。

IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコア

IP および MPLS 向け BGP PIC エッジおよびコア機能は、ネットワーク障害発生後のコンバージェンスを改善します。このコンバージェンスは、IP および MPLS ネットワークのコアの障害とエッジの障害の両方に適用されます。この機能を使用して、Routing Information Base(RIB; ルーティング情報ベース)、Forwarding Information Base(FIB; 転送情報ベース)および Cisco Express Forwarding(CEF; シスコ エクスプレス フォワーディング)に代替パスを作成、保存します。障害の検出時には、代替パスがすぐに引き継ぐことで、高速なフェールオーバーが実現されます。

機能の利点は次のとおりです。

フェールオーバー用の代替パスにより、接続の復元を迅速化。

トラフィック損失の削減。

コンバージェンス時間が一定なので、すべてのプレフィックスで切り替え時間が同じ。

BGP PIC の前提条件

BGP PIC 機能には、次の前提条件が適用されます。

BGP および IP または MPLS ネットワークがアクティブであること、およびカスタマー サイトが複数のパスによってプロバイダー サイトと接続されていること(マルチホーム)を確認します。

バックアップ パスまたは代替パスには、最良パスのネクスト ホップと異なる固有のネクスト ホップがあることを確認します。これは BGP PIC エッジにのみ適用され、コアには適用されません。

Bidirectional Forwarding Detection(BFD; 双方向フォワーディング検出)プロトコルをイネーブルにして、直接接続されたネイバーのリンク障害を検出できるようにします。

BGP PIC エッジおよびコアは、複数の VRF のネイティブ IPv4 およびネイティブ IPv6 をサポートします。

BGP IPv6 PIC の拡張性は既存の BGP IPv4 PIC の拡張性と一致する必要があります。

制約事項

BGP PIC 機能の使用時には、次の制約事項に従ってください。

BGP PIC 機能は、BGP マルチパスおよび非マルチパスでサポートされます。

MPLS VPN では、MPLS VPN 相互自律システム オプション B を使った BGP PIC 機能はサポートされていません。

BGP PIC 機能は、IPv4、IPv6、VPNv4、および VPNv6 アドレス ファミリのプレフィックスのみをサポートします。

BGP PIC 機能は、マルチキャストまたは L2VPN 仮想ルーティングおよびフォワーディング(VRF)のアドレス ファミリで設定できません。

2 台の PE ルータが CE ルータへの相互パスまたは代替パスになると、トラフィックは CE ルータが失敗した場合にループする可能性があります。その場合は、どちらのルータも CE ルータに到達せず、トラフィックは存続可能時間(TTL)タイマーが切れるまで 2 つのルータ間で転送され続けます。

BGP PIC は次のアドレス ファミリでサポートされます。

サービス プロバイダー コアのネイティブ IPv6 による IPv6

IPv4 MPLS コアによる IPv6 および VPNv6 とサービス プロバイダー エッジ ルータの 6PE および 6VPE による IPv6 および VPNv6

PIC エッジをイネーブルにすると、ほぼ 2 倍の数の隣接エントリが使用されます。

ロード バランス パスに MPLS TE トンネルがある場合、7600 は BGP PIC コアをサポートしません。

IP および MPLS 向け BGP PIC の設定

BGP PIC エッジおよびコアの設定の詳細については、次の URL の『 MPLS Configuration Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/iproute_bgp/configuration/xe-3s/irg-bgp-mp-pic.html