Cisco IOS Configuration Fundamentals コンフィ ギュレーション ガイド
コンソール アクセス用予約メモリ
コンソール アクセス用予約メモリ
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2011/02/10 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

コンソール アクセス用予約メモリ

この章の構成

について

コンソール アクセス用のメモリ増設の利点

コンソール アクセスの予約メモリ増設に関するガイドライン

の設定方法

コンソール アクセス用の予約メモリの設定

の設定例

コンソール アクセス用の予約メモリの設定:例

その他の関連資料

関連資料

規格

MIB

RFC

シスコのテクニカル サポート

コマンド リファレンス

の機能情報

コンソール アクセス用予約メモリ

コンソール アクセス機能の予約メモリは、Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)およびソフトウェア拡張機能を実装しており、これにより、ルータ コンソールへのログインや、管理作業およびトラブルシューティングを実行するために十分なメモリを予約できます。これらの拡張機能によって、管理者はどのような状況でも、ルータのメモリが不足しているときでさえ、ルータにログインできるようになります。

この章で紹介する機能情報の入手方法

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 この章に記載されている特定の機能に関する説明へのリンク、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「コンソール アクセス用予約メモリの機能情報」を参照してください。

プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージのサポート情報の入手方法

Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていないか、ユーザ名またはパスワードが不明な場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従ってください。

コンソール アクセス用予約メモリについて

コンソール アクセス用に予約されたメモリの容量を増やす前に、次の概念を理解しておく必要があります。

「コンソール アクセス用のメモリ増設の利点」

「コンソール アクセスの予約メモリ増設に関するガイドライン」

コンソール アクセス用のメモリ増設の利点

Cisco IOS 12.0(22)S ソフトウェアのリリースよりも前では、ルータがメモリ不足であったり、非常に小さくフラグメント化されたりしている場合はルータ コンソールにアクセスできませんでした。ルータを最適なパフォーマンス レベルに維持するには、必要な場合にコンソールにアクセスしてトラブルシューティングを実行できる必要があります。

コンソール アクセスの予約メモリ機能のリリースに伴う利点は、ルータがメモリ不足であったり、非常に小さくフラグメント化されたりしても、どのような状況でもルータ コンソールにログインして管理作業やトラブルシューティングを実行するための十分なメモリを予約できることです。

コンソール アクセスの予約メモリ増設に関するガイドライン

Cisco IOS ソフトウェアでは、デフォルトでコンソール アクセス用に 256 KB のメモリが予約されています。この予約メモリは、コンソール アクセス用予約メモリ機能で提供される memory reserved console コマンドを使用して増設できます。

このコマンドの使用上のガイドラインとして、NVRAM の使用バイト数の 3 倍を超える値を設定することを推奨します。 dir nvram: コマンドの出力から、NVRAM の使用バイト数を取得できます。たとえば、コマンド dir nvram: の出力で表示される NVRAM の使用バイト数の合計が 129016 バイトである場合は、四捨五入されて近似値が 129 KB になります。この値に 3 を掛けて 387 KB になります。ガイドラインに従って、 memory reserved console コマンドの number-of-kilobytes 引数の値として、387 を入力します。コンソール アクセス用の予約メモリは、最大 4096 KB まで増設できます。

コンソールに予約されたメモリの現在の使用可能サイズを表示するには、 show memory console reserved コマンドを使用できます。

コンソール アクセス用予約メモリの設定方法

ここでは、次の手順について説明します。

「コンソール アクセス用の予約メモリの設定」

コンソール アクセス用の予約メモリの設定

コンソール アクセス用の予約メモリを設定するには、次の作業を実行します。ルータがメモリ不足であったり、非常に小さくフラグメント化されたりしている場合は、コンソール アクセス用に予約されたメモリの容量を増設する必要があることがあります。メモリを増設すると、ルータ コンソールにアクセスしてトラブルシューティングや他の管理作業を実行して、ルータを最適なパフォーマンス レベルに維持できます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. memory reserve console number-of-kilobytes

4. exit

5. show memory console reserved

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

memory reserved console number-of-kilobytes

 

Router(config)# memory reserved console 512

コンソール アクセス用に予約されたメモリの容量を増やします。

number-of-kilobytes 引数は、予約されたメモリの容量です(KB 単位)。有効な値は 1 ~ 4096 KB です。

ステップ 4

exit

 

Router(config)# exit

 

特権 exit モードを終了します。

ステップ 5

show memory console reserved

 

Router# show memory console reserved

予約されているメモリの容量を表示します。

次に、 show memory console reserved コマンドの出力例を示します。

Router# show memory console reserved
 
Memory reserved for console is 201400

コンソール アクセス用予約メモリの設定例

ここでは、次の設定例について説明します。

「コンソール アクセス用の予約メモリの設定:例」

コンソール アクセス用の予約メモリの設定:例

次に、コンソール アクセス用の予約メモリを 1024 KB まで増やす例を示します。

enable
!
configure terminal
!
memory reserved console 1024
end
 

次に、コンソール アクセス用の予約メモリの増設をディセーブルにする例を示します。

enable
!
configure terminal
!
no memory reserved console
end
 

その他の関連資料

ここでは、コンソール アクセス用予約メモリ機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

関連項目
参照先

Cisco IOS コンフィギュレーションの基本コマンド

Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2

Cisco IOS コンフィギュレーションの基本コンフィギュレーション作業および基本概念

Cisco IOS Configuration Fundamentals Configuration Guide, Release 12.2

規格

規格
タイトル

この機能によりサポートされた新規標準または改訂標準はありません。またこの機能による既存標準のサポートに変更はありません。

--

MIB

MIB
MIB リンク

この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、および機能セットの MIB を検索してダウンロードする場合は、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC

RFC
タイトル

この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能で既存 RFC のサポートに変更はありません。

--

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

シスコのテクニカル サポートおよびドキュメンテーション Web サイトでは、製品、テクノロジー、ソリューション、テクニカル ティップス、ツールへのリンクなど、技術的なコンテンツを検索可能な形で大量に提供しています。Cisco.com 登録ユーザの場合は、次のページからログインしてさらに多くのコンテンツにアクセスできます。

http://www.cisco.com/techsupport

コマンド リファレンス

次に示すコマンドは、このモジュールに記載されている機能または機能群において、新たに導入または変更されたものです。これらのコマンドの詳細については、『 Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/ios/fundamentals/command/reference/cf_book.html )を参照してください。すべての Cisco IOS コマンドの詳細については、 http://tools.cisco.com/Support/CLILookup にある Command Lookup Tool を使用するか、または『 Cisco IOS Master Commands List 』を参照してください。

memory reserved console

show memory console reserved

コンソール アクセス用予約メモリの機能情報

表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあります。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照してください。

Cisco IOS ソフトウェア イメージは、Cisco IOS ソフトウェア リリース、機能セット、プラットフォームそれぞれに固有です。Cisco Feature Navigator を使用すると、プラットフォームおよび Cisco IOS ソフトウェア イメージの各サポート情報を検索できます。 http://www.cisco.com/go/fn にある Cisco Feature Navigator にアクセスしてください。アクセスには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていないか、ユーザ名またはパスワードが不明な場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従ってください。


表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。その機能は、特に断りがない限り、以降の Cisco IOS ソフトウェアのメンテナンス リリースでもサポートされます。


 

表 1 コンソール アクセス用予約メモリの機能情報

機能名
リリース
機能情報

コンソール アクセス用予約メモリ

12.0(22)S
12.2(28)SB
12.4(15)T

コンソール アクセス機能の予約メモリは、Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)およびソフトウェア拡張機能を実装しており、これにより、ルータ コンソールへのログインや、管理作業およびトラブルシューティングを実行するために十分なメモリを予約できます。これらの拡張機能によって、管理者はどのような状況でも、ルータのメモリが不足しているときでさえ、ルータにログインできるようになります。

この機能は、12.0(22)S で初めて導入されました。

この機能は、12.2(28)SB で Cisco IOS 12.2SB リリースに統合されました。

この機能は、12.4(15)T で Cisco IOS 12.2T リリースに統合されました。

この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。

「コンソール アクセス用のメモリ増設の利点」

「コンソール アクセスの予約メモリ増設に関するガイドライン」

「コンソール アクセス用の予約メモリの設定」

この機能により、 memory reserved console および show memory console reserved コマンドが変更されました。