PA-8B-ST Basic Rate Interface Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
PA-8B-ST の設定
PA-8B-ST の設定
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

PA-8B-ST の設定

EXEC コマンド インタープリタの使用方法

インターフェイスの設定

インターフェイスのシャットダウン

基本的なインターフェイス設定

設定の確認

show コマンドによる新規インターフェイスのステータス確認

show version または show hardware コマンドの使用

show isdn status コマンドの使用

show diag コマンドの使用

show interfaces コマンドの使用

ping コマンドによるネットワーク接続の確認

PA-8B-ST の設定

PA-8B-ST のインストレーションを進めるには、BRI インターフェイスを設定する必要があります。ここで説明する手順は、サポート対象の全プラットフォームに当てはまります。プラットフォームによって Cisco IOS ソフトウェア コマンドに多少相違点がある場合は、プラットフォーム別に説明します。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「EXEC コマンド インタープリタの使用方法」

「インターフェイスの設定」

「設定の確認」

EXEC コマンド インタープリタの使用方法

ルータの設定を変更するには、EXEC(またはイネーブル モード)と呼ばれるソフトウェア コマンド インタープリタを使用します。 configure コマンドを使用して新しいインターフェイスを設定したり、既存のインターフェイス設定を変更するには、まず enable コマンドを入力して、EXEC コマンド インタープリタの特権レベルを開始する必要があります。パスワードが設定されている場合には、パスワードの入力が必要です。

特権レベルのシステム プロンプトは、最後にかぎカッコ(>)ではなくポンド記号(#)が表示されます。コンソール端末で特権レベルを開始する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ユーザ レベル EXEC プロンプトで、 enable コマンドを入力します。次のように、特権レベル パスワードの入力が要求されます。

Router> enable
Password:

ステップ 2 パスワードを入力します(パスワードは大文字と小文字が区別されます)。セキュリティ保護のため、入力したパスワードは表示されません。

正しいパスワードを入力すると、特権レベルのシステム プロンプト(#)が表示されます。

Router#
 


 

新しいインターフェイスを設定する場合は、次の「インターフェイスの設定」に進んでください。

インターフェイスの設定

新しい PA-8B-ST が正しく搭載されている(イネーブル LED が点灯する)ことを確認してから、特権レベルの configure コマンドを使用して、新しいインターフェイスを設定します。次の情報を用意しておいてください。

新しいインターフェイスで使用するプロトコルおよびカプセル化方式

プロトコル固有の情報(IP ルーティング用のインターフェイスを設定する場合は IP アドレスなど)

ISDN スイッチ タイプ(表4-1 に記載されている ISDN サービス プロバイダのスイッチ タイプを参照)


) EXEC コマンド インタープリタの特権レベルでコンフィギュレーション コマンドを実行するには、通常、パスワードが必要になります。必要に応じて、システム管理者からパスワードを入手してください。


 

表4-1 ISDN サービス プロバイダのスイッチ タイプ

地域キーワード
スイッチ タイプ
オーストラリア

basic-ts013

 

Australian TS013 スイッチ

欧州

basic-1tr6

basic-nwnet3

basic-net3

basic-net5

primary-net5

vn2

vn3

 

German 1TR6 ISDN スイッチ

Norwegian NET3 ISDN スイッチ(phase 1)

NET3 ISDN スイッチ(英国、デンマーク、およびその他の国。Euro-ISDN E-DSSI 信号方式に対応)

NET5 スイッチ(英国および欧州)

European ISDN PRI スイッチ(英国および欧州)

French VN2 ISDN スイッチ

French VN3 ISDN スイッチ

日本

ntt

primary-ntt

 

Japanese NTT ISDN スイッチ

Japanese ISDN PRI スイッチ

北米

basic-5ess

basic-dms100

basic-ni1

primary-4ess

primary-5ess

primary-dms100

 

AT&T basic rate スイッチ

NT DMS-100 basic rate スイッチ

National(North American)ISDN-1 スイッチ

米国向け AT&T 4ESS スイッチ タイプ(ISDN PRI のみ)

米国向け AT&T 5ESS スイッチ タイプ(ISDN PRI のみ)

米国向け NT DMS-100 スイッチ タイプ(ISDN PRI のみ)

ニュージーランド

basic-nznet3

 

New Zealand NET3 スイッチ

新しい PA-8B-ST を取り付けた場合、または既存のインターフェイスの設定を変更する場合には、コンフィギュレーション モードを開始して、新しいインターフェイスを設定する必要があります。設定済みの PA-8B-ST を交換した場合は、システムが新しいインターフェイスを認識して、既存の設定で新しいインターフェイスを起動します。

使用できるコンフィギュレーション オプションの概要、および PA-8B-ST 上のインターフェイスの設定手順については、「関連資料」の該当するコンフィギュレーション マニュアルを参照してください。

EXEC コマンド インタープリタの特権レベルでコンフィギュレーション コマンドを実行するには、通常、パスワードが必要になります。必要に応じて、システム管理者からパスワードを入手してください(EXEC コマンド インタープリタの特権レベルについては、EXEC コマンド インタープリタの使用方法を参照してください)。

ここでは、次の内容について説明します。

「インターフェイスのシャットダウン」

「基本的なインターフェイス設定」

インターフェイスのシャットダウン

インターフェイスを交換せずに取り外す場合、またはポート アダプタを交換する場合は、新規あるいは設定変更したポート アダプタを取り付けたときに異常が生じないようにするため、事前に shutdown コマンドを使用してインターフェイスをシャットダウン(ディセーブルに)してください。インターフェイスをシャットダウンすると、 show コマンドの出力に administratively down として表示されます。

次の手順で、インターフェイスをシャットダウンします。


ステップ 1 EXEC コマンド インタープリタの特権レベル(別名イネーブル モード)を開始します(手順についてはEXEC コマンド インタープリタの使用方法を参照)。

ステップ 2 特権レベルのプロンプトからコンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの送信元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
 

ステップ 3 interface bri サブコマンド(続けて、インターフェイスのインターフェイス アドレス)を入力し、さらに shutdown コマンドを入力することによって、インターフェイスをシャットダウンします。

作業を終えたら、 Ctrl-Z を入力する( Control キーを押しながら Z を押す)か、 end または exit と入力して、コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC コマンド インタープリタに戻ります。

表4-2 に、サポートしているプラットフォームの shutdown コマンド構文を示します。

 

表4-2 サポートしているプラットフォームの shutdown コマンド構文

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7120 シリーズ ルータ

interface 、続けて type bri )および slot/port (ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

shutdown

例では、ポート アダプタ スロット 3 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 およびインターフェイス 1 を指定しています。

Router(config-if)# interface bri 3/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# interface bri 3/1
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

Cisco 7140 シリーズ ルータ

interface 、続けて type bri )および slot/port (ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

shutdown

例では、ポート アダプタ スロット 4 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 およびインターフェイス 1 を指定しています。

Router(config-if)# interface bri 4/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# interface bri 4/1
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ

interface 、続けて type bri )および slot/port (ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

shutdown

例では、ポート アダプタ スロット 6 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 およびインターフェイス 1 を指定しています。

Router(config-if)# interface bri 6/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# interface bri 6/1
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

Cisco 7301 ルータ

interface 、続けて type bri )および slot/port (ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

shutdown

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 およびインターフェイス 1 を指定しています。

Router(config-if)# interface bri 1/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# interface bri 1/1
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

Cisco 7401ASR ルータ

interface 、続けて type bri )および slot/port (ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

shutdown

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 およびインターフェイス 1 を指定しています。

Router(config-if)# interface bri 1/0
Router(config-if)# shutdown
Router(config-if)# interface bri 1/1
Router(config-if)# shutdown
Ctrl-Z
Router#

) 他のインターフェイスもシャットダウンする場合は、ポート アダプタ上の各インターフェイスごとに、interface briコマンド(続けて、インターフェイスのインターフェイス アドレス)を入力します。インターフェイスをイネーブルにするには、no shutdown コマンドを使用します。


ステップ 4 次の手順で、新しい設定を NVRAM に保存します。

Router# copy running-config startup-config
[OK]
Router#
 

NVRAM に設定が保存されると、OK メッセージが表示されます。

ステップ 5 show interfaces コマンド(続けて、インターフェイスのインターフェイス タイプおよびインターフェイス アドレス)を使用して、特定のインターフェイスを表示し、新しいインターフェイスが正しいステート(シャットダウン)になっていることを確認します。

表4-3 に、サポートしているプラットフォームの show interfaces bri コマンドの例を示します。

 

表4-3 サポートしているプラットフォームの show interfaces bri コマンドの例

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7120 シリーズ ルータ

show interfaces bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 3 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 を指定しています。

Router# show interfaces bri 3/0
 
BRI 3/0 is administratively down, line protocol is down
 
(テキスト出力は省略)

Cisco 7140 シリーズ ルータ

show interfaces bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 4 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 を指定しています。

Router# show interfaces bri 4/0
 
BRI 4/0 is administratively down, line protocol is down
 
(テキスト出力は省略)

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ

show interfaces bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 6 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 を指定しています。

Router# show interfaces bri 6/0
 
BRI 6/0 is administratively down, line protocol is down
 
(テキスト出力は省略)

Cisco 7301 ルータ

show interfaces bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 を指定しています。

Router# show interfaces bri 1/0
 
BRI 1/0 is administratively down, line protocol is down
 
(テキスト出力は省略)

Cisco 7401ASR ルータ

show interfaces bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタのインターフェイス 0 を指定しています。

Router# show interfaces bri 1/0
 
BRI 1/0 is administratively down, line protocol is down
 
(テキスト出力は省略)

ステップ 6 次の手順で、インターフェイスを再びイネーブルにします。

a. インターフェイスを再びイネーブルにするにはステップ 3 の手順を繰り返します。ただし、 shutdown コマンドの代わりに no shutdown コマンドを使用します。

b. ステップ 4 を繰り返して、新しい設定をメモリに保存します。 copy running-config startup-config コマンドを使用します。

c. ステップ 5 を繰り返して、インターフェイスが正しいステートになっていることを確認します。 show interfaces コマンドを使用して、続けて、インターフェイスのインターフェイス タイプおよびインターフェイス アドレスを入力します。


 

ソフトウェア コンフィギュレーション コマンドの詳細については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

基本的なインターフェイス設定

次にインターフェイスの有効化および IP ルーティングの指定を含む基本的な設定手順を示します。ただし、システム コンフィギュレーションの要件や、インターフェイス上で使用するルーティング プロトコルによっては、他のコンフィギュレーション サブコマンドを使用しなければならない場合もあります。 BRI インターフェイスに使用できるコンフィギュレーション サブコマンドおよびコンフィギュレーション オプションの詳細は、該当するソフトウェア マニュアルを参照してください。

次の手順では、特に明記されていないかぎり、各ステップの最後に Return キーを押してください。次のようにプロンプトに disable と入力すると、いつでも特権レベルを終了し、ユーザ レベルに戻ることができます。

Router# disable
 
Router>
 

ステップ 1 コンフィギュレーション モードを開始し、コンフィギュレーション サブコマンドの送信元としてコンソール端末を指定します。

Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)#
 

ステップ 2 ISDN スイッチ タイプを指定します。次の例では、スイッチ タイプとして basic-net3 スイッチ(欧州連合向けスイッチ)が指定されています。

Router(config)# isdn switch-type basic-net3

) 指定した ISDN スイッチ タイプは、ルータ内のすべての ISDN インターフェイス ポートに適用されます。


ステップ 3 interface bri サブコマンド、続けて設定対象のインターフェイスのインターフェイス アドレスを入力して、最初に設定するインターフェイスを指定します。

表4-4 に、サポートしているプラットフォームの interfaces bri サブコマンドの例を示します。

 

表4-4 サポートしているプラットフォームの interfaces bri コマンドの例

プラットフォーム
コマンド

Cisco 7120 シリーズ ルータ

interface bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 3 に搭載したポート アダプタの最初のインターフェイスを指定しています。

Router(config)# interface bri 3/0
Router(config-if)#

Cisco 7140 シリーズ ルータ

interface bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 4 に搭載したポート アダプタの最初のインターフェイスを指定しています。

Router(config)# interface bri 4/0
Router(config-if)#

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ

interface bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 6 に搭載したポート アダプタの最初のインターフェイスを指定しています。

Router(config)# interface bri 6/0
Router(config-if)#

Cisco 7301 ルータ

interface bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタの最初のインターフェイスを指定しています。

Router(config)# interface bri 1/0
Router(config-if)#

Cisco 7401ASR ルータ

interface bri 、続けて slot/port
(ポート アダプタ スロット番号/
インターフェイス ポート番号)

例では、ポート アダプタ スロット 1 に搭載したポート アダプタの最初のインターフェイスを指定しています。

Router(config)# interface bri 1/0
Router(config-if)#

ステップ 4 (IP ルーティングがイネーブルに設定されているシステムでは)次のように ip address サブコマンドを入力し、インターフェイスに IP アドレスおよびサブネット マスクを割り当てます。

Router(config-if)# ip address 10.0.0.0 10.255.255.255
 

ステップ 5 ルーティング プロトコルをイネーブルにするために必要なコンフィギュレーション サブコマンドを追加し、インターフェイス特性を設定します。

ステップ 6 no shutdown コマンドを使用して、インターフェイスを再びイネーブルにします(インターフェイスのシャットダウンを参照)。

ステップ 7 他の必要なポート アダプタ インターフェイスをすべて設定します。

ステップ 8 コンフィギュレーション サブコマンドをすべて入力し、設定が完了したら、 Ctrl-Z を入力する( Control キーを押しながら Z を押す)か、 end または exit と入力して、コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC コマンド インタープリタ プロンプトに戻ります。

ステップ 9 次の手順で、新しい設定を NVRAM に保存します。

Router# copy running-config startup-config
[OK]
Router#
 


 

これで基本的な設定作業は完了です。

設定の確認

新しいインターフェイスを設定したあとで、 show コマンドを使用して新しいインターフェイスまたは全インターフェイスのステータスを表示し、 ping コマンドを使用して接続状態を確認します。ここでは次の内容について説明します。

「show コマンドによる新規インターフェイスのステータス確認」

「ping コマンドによるネットワーク接続の確認」

show コマンドによる新規インターフェイスのステータス確認

新規インターフェイスが正しく設定され正常に動作しているかどうか、また、出力に PA-8B-ST が正しく表示されているかどうかなど、 show コマンドを使用した設定確認方法を 表4-5 に示します。また、一部の show コマンドについては出力例も紹介します。コマンドの詳細および使用例については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

アップに設定したインターフェイスがシャットダウンになっている場合、またはハードウェアが正しく動作していないというメッセージが表示された場合には、インターフェイスが正しく接続され、終端されているかどうかを確認してください。それでもインターフェイスがアップにならない場合は、製品を購入した代理店に連絡してください。ここでは次の内容について説明します。

「show version または show hardware コマンドの使用」

「show isdn status コマンドの使用」

「show diag コマンドの使用」

「show interfaces コマンドの使用」

 

表4-5 show コマンドの使用

コマンド
機能

show version または
show hardware

システムのハードウェア コンフィギュレーション、タイプ別の搭載インターフェイス数、Cisco IOS ソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前/ソース、およびブート イメージを表示します。

Router# show version

show controllers

現在のインターフェイス プロセッサおよびそのインターフェイスをすべて表示します。

Router# show controllers

show diag slot

システムに搭載されているポート アダプタのタイプと共に、特定のポート アダプタ スロット、インターフェイス プロセッサ スロット、またはシャーシ スロットの情報を表示します。

Router# show diag 2

show interfaces type 3 /interface-port-
number

Cisco 7120 シリーズ ルータ上の特定のインターフェイス タイプ(BRI など)について、ステータス情報を表示します。

Router# show interfaces bri 3/1

show interfaces type 4 /interface-port-
number

Cisco 7140 シリーズ ルータ上の特定のインターフェイス タイプ(BRI など)について、ステータス情報を表示します。

Router# show interfaces bri 4/1

show interfaces type port-adapter-slot-number/
interface-port-number

Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7301 ルータおよび Cisco 7401ASR ルータ上の特定のインターフェイス タイプ(BRI など)のステータス情報を表示します。

Router# show interfaces bri 1/0

show isdn status

ISDN スイッチ タイプなど、すべての ISDN インターフェイスのステータス情報を表示します。

Router# show isdn status

show protocols

システム全体および特定のインターフェイスに設定されているプロトコルを表示します。

Router# show protocols

show running-config

実行コンフィギュレーション ファイルを表示します。

Router# show running-config

show startup-config

NVRAM に保存されている設定を表示します。

Router# show startup-config

使用システムに当てはまる項目を選択してください。 show コマンドでの作業が終了したら、「ping コマンドによるネットワーク接続の確認」に進んでください。

show version または show hardware コマンドの使用

システムのハードウェア構成、搭載されている各インターフェイス タイプの数、Cisco IOS ソフトウェアのバージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、およびブート イメージを表示するには、 show version (または show hardware )コマンドを使用します。


) このマニュアルで紹介する出力例は、実際にコマンドを実行した場合に得られる出力とは異なる場合があります。このマニュアルに収録されている出力は、あくまでも例にすぎません。


Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- show version コマンドの出力例

次に、PA-8B-ST を搭載した Cisco 7200 シリーズ ルータでの show version コマンドの出力例を示します。

Router# show version
 
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) 7200 Software (C7200-J-M), Version 11.1(9)CA1
Copyright (c) 1986-1996 by cisco Systems, Inc.
Compiled Sun 04-Aug-96 06:00 by rmontino
Image text-base: 0x600088A0, data-base: 0x605A4000
 
ROM: System Bootstrap, Version 11.1(5) RELEASED SOFTWARE
ROM: 7200 Software (C7200-BOOT-M), RELEASED SOFTWARE 11.1(9)CA1
 
Router uptime is 4 hours, 22 minutes
System restarted by reload
System image file is "c7200-j-mz", booted via slot0
cisco 7206 (NPE150) processor with 12288K/4096K bytes of memory.
R4700 processor, Implementation 33, Revision 1.0 (Level 2 Cache)
Last reset from power-on
Bridging software.
X.25 software, Version 2.0, NET2, BFE and GOSIP compliant.
Basic Rate ISDN software, version 1.0.
Chassis Interface.
12 Ethernet/IEEE 802.3 interfaces.
1 FastEthernet/IEEE 802.3 interface.
8 ISDN Basic Rate interfaces.
1 Compression port adapter.
Integrated NT1 for ISDN Basic Rate interface
125K bytes of non-volatile configuration memory.
1024K bytes of packet SRAM memory.
 
20480K bytes of Flash PCMCIA card at slot 0 (Sector size 128K).
8192K bytes of Flash internal SIMM (Sector size 256K).
Configuration register is 0x2
 

show isdn status コマンドの使用

show isdn status コマンドを使用すると、ルータに搭載されているすべての ISDN インターフェイスおよびこれらのインターフェイスの ISDN スイッチ タイプが表示されます。


) このマニュアルで紹介する出力例は、実際にコマンドを実行した場合に得られる出力とは異なる場合があります。このマニュアルに収録されている出力は、あくまでも例にすぎません。


次に示すのは、ポート アダプタ スロット 1 に搭載され、ISDN スイッチ タイプとして basic-5ess が設定されている PA-8B-ST での show isdn status コマンドの出力例です。

Router# show isdn status
The current ISDN Switchtype = basic-5ess
ISDN BRI1/0 interface
Layer 1 Status:
ACTIVE
Layer 2 Status:
TEI = 94, State = MULTIPLE_FRAME_ESTABLISHED
Layer 3 Status:
1 Active Layer 3 Call(s)
Activated dsl 0 CCBs = 1
CCB:callid=8001, sapi=0, ces=1, B-chan=1
ISDN BRI1/1 interface
Layer 1 Status:
DEACTIVATED
Layer 2 Status:
Layer 2 NOT Activated
Layer 3 Status:
No Active Layer 3 Call(s)
Activated dsl 1 CCBs = 0
(テキスト出力は省略)
 

show diag コマンドの使用

show diag slot コマンド( slot は、Cisco 7100 シリーズ ルータ、Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7301 ルータ、および Cisco 7401 ASR ルータの ポート アダプタ スロット )を使用すると、ご使用のシステムに搭載されているポート アダプタのタイプ(および各ポート アダプタ固有の情報)が表示されます。


) このマニュアルで紹介する出力例は、実際にコマンドを実行した場合に得られる出力とは異なる場合があります。このマニュアルに収録されている出力は、あくまでも例にすぎません。


Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- show diag コマンンドの出力例

次に、Cisco 7200 シリーズ ルータのポート アダプタ スロット 1 に搭載された PA-8B-ST に対する show diag コマンドの出力例を示します。

Router# show diag 1
Slot 1:
BRI (S/T) port adapter, 8 ports
Port adapter is analyzed
Port adapter insertion time 04:34:56 ago
Hardware revision 255.255 Board revision UNKNOWN
Serial number 4294967295 Part number 255-65535-255
Test history 0xFF RMA number 255-255-255
EEPROM format version 1
EEPROM contents (hex):
0x20: 01 3E FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
0x30: FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF FF
 

show interfaces コマンドの使用

show interfaces コマンドを使用すると、指定したインターフェイスのステータス情報(物理スロット、インターフェイス アドレスなど)が表示されます。

個々のプラットフォームで使用可能なインターフェイスのサブコマンドおよび設定オプションの完全な説明については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。


) このマニュアルで紹介する出力例は、実際にコマンドを実行した場合に得られる出力とは異なる場合があります。このマニュアルに収録されている出力は、あくまでも例にすぎません。


Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- show interfaces コマンンドの出力例

次の show interfaces bri コマンドの出力例には、ポート アダプタ スロット 1 に搭載された PA-8B-ST のインターフェイス ポート 0 に関するすべての情報が含まれています。

Router# show interfaces bri 1/0
BRI1/0 is administratively down, line protocol is down
Hardware is BRI
MTU 1500 bytes, BW 64 Kbit, DLY 20000 usec, rely 255/255, load 1/255
Encapsulation HDLC, loopback not set
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0 (size/max/drops); Total output drops: 0
Queueing strategy: weighted fair
Output queue: 0/64/0 (size/threshold/drops)
Conversations 0/0 (active/max active)
Reserved Conversations 0/0 (allocated/max allocated)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored, 0 abort
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
0 carrier transitions
 

ping コマンドによるネットワーク接続の確認

ping コマンドを使用することにより、インターフェイス ポートが正常に動作しているかどうかを確認できます。ここでは、ping コマンドの概要について説明します。コマンドの詳細および使用例については、「関連資料」に記載されているマニュアルを参照してください。

ping コマンドは、指定した宛先 IP アドレスのリモート デバイスに対してエコー要求パケットを送信します。エコー要求の送信後、システムは指定された時間だけ、リモート デバイスからの応答を待機します。各エコー応答は、コンソール端末に感嘆符(!)で表示されます。タイムアウトまでに戻されなかった各要求は、ピリオド(.)で表示されます。連続する感嘆符(!!!!!)は正常な接続状態を示します。連続するピリオド(.....)、[timed out]、または [failed] メッセージが表示された場合は、接続に失敗したことを意味します。

次に、アドレス 10.0.0.10 のリモート サーバに対して ping コマンドを実行し、接続が正常であることが確認された例を示します。

Router# ping 10.0.0.10 <Return>
Type escape sequence to abort.
Sending 5, 100-byte ICMP Echoes to 10.0.0.10, timeout is 2 seconds:
!!!!!
Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/15/64 ms
Router#
 

接続に失敗した場合は、宛先の IP アドレスが正しいこと、およびデバイスがアクティブである(電源がオンになっている)ことを確認し、再度 ping コマンドを実行してください。