PA-T3+ Serial Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
インストレーションの準備
インストレーションの準備
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

インストレーションの準備

必要な工具および機器

ソフトウェアおよびハードウェアの要件

ハードウェアおよびソフトウェアの互換性の確認

75 Ω インライン同軸減衰器

安全に関する推奨事項

安全上の警告

電気製品を扱う場合の注意事項

電話回線を扱う場合の注意事項

静電破壊の防止

インストレーションの準備

この章では、PA-T3+ Port Adapter を取り付けるために必要な機器、安全上の注意、および設置場所の準備について説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「必要な工具および機器」

「ソフトウェアおよびハードウェアの要件」

「ハードウェアおよびソフトウェアの互換性の確認」

「75 Ω インライン同軸減衰器」

「安全に関する推奨事項」

必要な工具および機器

PA-T3+ または PA-2T3+ を取り付けるには、次の工具および部品が必要です。追加の機器が必要な場合には、製品を購入された代理店に発注方法をお問い合わせください。

PA-T3+ または PA-2T3+

Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュール

Versatile Interface Processor(VIP)(Cisco 7000 シリーズまたは Cisco 7500 シリーズのシャーシに取り付ける場合のみ)PA-T3+ をサポートしている VIP モデルの詳細については、「ソフトウェアおよびハードウェアの要件」を参照してください。

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード(Cisco 7304 ルータに搭載)

75 Ω 同軸シリアル インターフェイス ケーブル

No.1 プラス ドライバおよび 3/16 インチ マイナス ドライバ(VIP に搭載する場合)

No.2 プラス ドライバ

すべてのアップグレード キット、Field Replaceable Unit(FRU)、およびスペア製品に付属の使い捨て静電気防止用リストストラップ、または任意の静電気防止用器具

静電気防止用マット

静電気防止用コンテナ

減衰器キット(任意)

ソフトウェアおよびハードウェアの要件

表2-1 に、サポート対象のルータ プラットフォーム上で 1 ポート PA-T3+ および 2 ポート PA-2T3+ を使用する場合に、最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースを示します。

 

表2-1 PA-T3+ のソフトウェア要件

ルータ プラットフォーム
推奨する最低限の Cisco IOS リリース(PA-T3+[=] および PA-2T3+[=])
Catalyst 6000 ファミリー FlexWAN モジュールを搭載した Catalyst 6000 ファミリー スイッチ
 

Catalyst 6000 ファミリー MSFC 1

Cisco IOS Release 12.1(1)EX 以上

スーパーバイザ エンジン ソフトウェア

Catalyst 6000 ファミリー スーパーバイザ エンジン ソフトウェア リリース 5.4(1) 以上

Cisco 7200 シリーズおよび Cisco 7200 VXR ルータ

Cisco 7202、Cisco 7204、および Cisco 7206

Cisco IOS Release 11.1(24)CC 以上の Cisco IOS Release 11.1CC リリース
Cisco IOS Release 12.2(4)B 以上の Cisco IOS Release 12.2B リリース

Cisco 7204 VXR および Cisco 7206 VXR

Cisco IOS Release 12.0(3)T 以上の Cisco IOS Release 12.0T リリース
Cisco IOS Release 12.2(4)B 以上の Cisco IOS Release 12.2B リリース

Cisco 7201 ルータ

Cisco IOS Release 12.4(4)XD7 以上の Cisco IOS Release 12.4XD リリース
Cisco IOS Release 12.2(31)SB5 以上の Cisco IOS Release 12.2SB リリース

Cisco 7301 ルータ

Cisco IOS Release 12.2(11)YZ 以上の Cisco IOS Release 12.2YZ リリース

Cisco 7304 ルータ

Cisco 7304 ポート アダプタ キャリア カードを搭載

Cisco IOS Release 12.2(14)SZ 以上の Cisco IOS Release12.2SZ リリース

Cisco 7401 ASR ルータ

Cisco IOS Release 12.2(1)DX 以上の Cisco IOS Release 12.2DX リリース
Cisco IOS Release 12.2(4)B 以上の Cisco IOS Release 12.2B リリース

Cisco 7000 シリーズおよび Cisco 7500 シリーズ ルータに搭載されている VIP 2 3 4

Cisco IOS Release 11.1(24)CC 以上の Cisco IOS Release 11.1CC リリース

Cisco IOS Release 12.0(3)T 以上の Cisco IOS Release 12.0 リリース

Cisco IOS Release 12.0(10)S 以上の Cisco IOS Release 12.0(10)S リリース

1.MFSC = マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード

2.PA-T3+ は、広帯域幅ポート アダプタとされています。RSP7000 および RSP7000CI を使用しているすべての Cisco 7000 シリーズ ルータに搭載の PA-T3+ に推奨される VIP2 モデルは、VIP2-15(1 MB の SRAM および 8 MB の DRAM)です。VIP2-10(512 KB の SRAM および 8 MB の DRAM)に PA-T3+ を搭載することは推奨できません。

3.PA-T3+ は、広帯域幅ポート アダプタとされています。RSP7000 および RSP7000CI を使用しているすべての Cisco 7000 シリーズ ルータに搭載の PA-T3+ に推奨される VIP2 モデルは、VIP2-15(1 MB の SRAM および 8 MB の DRAM)です。VIP2-10(512 KB の SRAM および 8 MB の DRAM)に PA-T3+ を搭載することは推奨できません。

4.VIP4 は、CPU メモリ(「プログラム メモリ」とも呼ばれる)として 64 MB または 256 MB の 100 MHz SDRAM、パケット メモリとして 64 MB の 100 MHz SDRAM を提供します。


注意 VIP を使用するには、ホストの Cisco 7000 シリーズ ルータに RSP7000 および RSP7000CI を搭載する必要があります。ホストの Cisco 7000 シリーズ ルータに Route Processor(RP; ルート プロセッサ)、Switch Processor(SP)、または Silicon Switch Processor(SSP)が搭載されている場合、VIP は正常に動作しません。

Cisco 7200 シリーズのコンフィギュレーション ガイドラインについては、次の URL の『 Cisco 7200 Series Port Adapter Hardware Configuration Guidelines 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps2033/products_configuration_guide_book09186a00801056ef.html

ハードウェアおよびソフトウェアの互換性の確認

ご使用のルータに搭載されたハードウェアに最低限必要な Cisco IOS ソフトウェアは、Cisco.com のSoftware Advisorツールで確認できます。このツールではシステムに搭載されたモジュールの互換性は確認できませんが、個別のハードウェア モジュールまたはコンポーネントに最低限必要な IOS は確認できます。


) このツールにアクセスするには、Cisco.com のログイン アカウントが必要です。


Software Advisor にアクセスするには、Cisco.com の Log In をクリックして、Support > Tools and Resources に移動します。ツールには、ご使用のブラウザで
http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_most_requested_tools.html と入力してもアクセスできます。

特定のハードウェアに最小限必要なソフトウェア リリースを調べるには、製品ファミリーを選択するか、製品番号を入力してください。

75 Ω インライン同軸減衰器

ポート アダプタに Line Code Violation(LCV)が発生した場合、PA-T3+ と遠端機器との間の信号を調整するために、75 Ω インライン同軸減衰器が必要になることがあります。LCV は、遠端機器からの送信信号が、PA-T3+ のフロントエンド受信器の許容量を超えた場合に発生します。

シスコは、3 ~ 20 dB 範囲の固定値を設定した 5 種類の減衰器をセットにした減衰器キット(ATTEN-KIT-PA=)を提供しています。減衰器キットの詳細については、次の URL の『Installing the 75-Ohm In-Line Coaxial Attenuator on Cisco Port Adapters』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps2033/prod_module_installation_guide09186a00800a85c0.html

安全に関する推奨事項

電源または電話配線に接続する機器を取り扱う際は、安全のために次の注意事項に従ってください。

安全上の警告

誤って行うと危害が生じる可能性がある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。


警告 安全上の重要事項

危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。

注:これらの注意事項を保存しておいてください。

注:このマニュアルは、製品に付属のインストレーション ガイドと併せて利用してください。詳細については、インストレーション ガイド、コンフィギュレーション ガイド、またはその他の添付資料を参照してください。


電気製品を扱う場合の注意事項

電気機器を取り扱う際には、次の基本的な注意事項に従ってください。

シャーシ内部の作業を行う前に、室内の緊急電源遮断スイッチがどこにあるかを確認しておきます。

シャーシを移動する前に、すべての電源コードおよび外付けケーブルを外してください。危険を伴う作業は一人では行わないでください。

回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。また、床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードや保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

電話回線を扱う場合の注意事項

電話回線または他のネットワーク配線に接続する機器を取り扱う際は、次のガイドラインに従ってください。

雷が発生しているときには、電話線の接続を行わないでください。

防水設計されていない電話ジャックは、湿気の多い場所に取り付けないでください。

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外、絶縁されていない電話ケーブルや端子には、触れないでください。

電話回線の設置または変更は、十分注意して行ってください。

静電破壊の防止

ESD により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊は電子部品の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。ポート アダプタおよびプロセッサ モジュールの金属フレーム内には、プリント基板が組み込まれています。EMI(電磁波干渉)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。基板は金属フレームによって ESD から保護されていますが、取り扱うときは、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト/アンクル ストラップを肌に密着させて着用してください。

ストラップの装置側をシャーシ フレームの塗装されていない面に接続します。

コンポーネントを取り付けるときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バス コネクタをバックプレーンまたはミッドプレーンに適正に固定してください。イジェクト レバーや非脱落型ネジは、ボードの脱落を防ぐだけでなく、システムに適切なアースを提供し、バス コネクタを確実に固定させるために必要です。

コンポーネントを取り外すときは、イジェクト レバーまたは非脱落型ネジを使用して、バックプレーンまたはミッドプレーンからバス コネクタを取り外してください。

フレームを取り扱う際は、ハンドルまたは端だけを持ち、プリント基板またはコネクタには触れないようにしてください。

取り外したコンポーネントは基板側を上にして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用容器に保管します。コンポーネントを返却する場合には、取り外した基板をただちに静電気防止用容器に入れてください。

プリント基板に衣服が接触しないように注意してください。リスト ストラップは体内の静電気からコンポーネントを保護するだけです。衣服の静電気によって静電破壊が生じることがあります。

プリント基板は、金属フレームから取り外さないでください。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ~ 10 MΩ でなければなりません。