PA-MC-T3 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
ポート アダプタの取り外しおよび 取り付け
ポート アダプタの取り外しおよび取り付け
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

ポート アダプタの取り扱い

活性挿抜

警告および注意事項

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け手順

Catalyst RSM/VIP2 -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

FlexWAN モジュール -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り外し

Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り付け

Cisco 7201 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7301 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7401ASR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

VIP -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

PA-MC-T3 ケーブルの接続

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

この章では、サポート対象のプラットフォームでの PA-MC-T3 Port Adapter の取り外し手順、および新規または交換用ポート アダプタの取り付け手順を説明します。この章で説明する内容は、次のとおりです。

「ポート アダプタの取り扱い」

「活性挿抜」

「警告および注意事項」

「ポート アダプタの取り外しおよび取り付け手順」

「PA-MC-T3 ケーブルの接続」


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。


ポート アダプタの取り扱い


注意 ポート アダプタを取り扱う際は、常にフレームのエッジおよびハンドル部分だけを持ってください。ポート アダプタのコンポーネントまたはコネクタ ピンには絶対に触れないでください(図3-1 を参照)。


注意 各ポート アダプタの金属フレームには、静電破壊を受けやすいプリント基板が組み込まれています。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。手または金属製の工具が直接ミッドプレーンに接触しないようにしてください。感電する危険性があります。



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。


図3-1 ポート アダプタの取り扱い

 

活性挿抜

一部のプラットフォームでは、ポート アダプタの活性挿抜(online insertion and removal; OIR)がサポートされています。Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco uBR7200 シリーズ ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、または Cisco 7401ASR ルータでは、PA-MC-T3 の取り外しや取り付けの際にルータの電源を切る必要はありません。

Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、および VIP は活性挿抜に対応していますが、個々のポート アダプタは活性挿抜に対応していません。ポート アダプタを交換する場合は、まず Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、または VIP をルータから取り外したあと、必要に応じてポート アダプタの取り付けまたは取り外しを行ってください。新しいポート アダプタを取り付ける Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、または VIP にブランク ポート アダプタが取り付けてある場合は、先にルータから Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、または VIP を取り外してから、ブランク ポート アダプタを取り外してください。

アクティブ トラフィックが通過中のポート アダプタを取り外す場合は、まずシステムをシャットダウンしてください。トラフィックがポートを流れている最中にポート アダプタを取り外すと、システムに障害を引き起こす可能性があります。ポート アダプタを取り付けると、ただちにポートは使用可能な状態に戻ります。


注意 問題の発生を防ぐため、システムの動作中に Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、または VIP からポート アダプタを取り外したり、他のポート アダプタを取り付けたりしないでください。ポート アダプタの取り付けや交換を行う場合は、最初にルータから Catalyst RSM/VIP2、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、または VIP を取り外します。


) ルータまたはスイッチからポート アダプタを取り外すと、活性挿抜により、ポート アダプタのアクティブなインターフェイスはすべて管理上のシャットダウンになります。


活性挿抜によりルータの動作中でもポート アダプタの取り付けおよび取り外しが可能です。取り外し作業中は当該ポート アダプタにトラフィックを流すことはできませんが、ソフトウェアに通知したり、システムの電源を落としたりする必要はありません。活性挿抜はネットワーク上のエンド ユーザに対して影響を与えることがなく、すべてのルーティング情報を保全し、セッションを維持します。

ここでは、活性挿抜に関する基礎的な事項のみを説明します。特定のサポート対象プラットフォームにおけるポート アダプタの取り付けおよび取り外し手順については、「ポート アダプタの取り外しおよび取り付け手順」を参照してください。

各ポート アダプタには、ルータに接続するためのバス コネクタが 1 つあります。このコネクタには 3 種類の長さの階段状のピンがあり、ポート アダプタと接触すると特定の信号をシステムに送ります。システムは受信した信号とその順番を評価して、ポート アダプタが取り外し中なのか、取り付け中なのかを判定します。これらの信号から、システムは新しいインターフェイスを再初期化するか、取り外されたインターフェイスをシャットダウンするかを決定します。

例えばポート アダプタを取り付ける場合は、接触するのは一番長いピンが最初で、一番短いピンが最後になります。システムはそれらの信号と受信した順番を認識します。

ポート アダプタの取り外しまたは取り付けを行う際、ピンは信号を送ってシステムに変化を知らせます。ルータは次の一連の処理を実行します。

1. システムを迅速に走査し、コンフィギュレーションの変更を確認します。

2. 新たに取り付けられたポート アダプタを初期化するか、または空になったインターフェイスを管理上のシャットダウンにします。

3. ポート アダプタ上の設定済みだったインターフェイスを、すべて以前の状態に戻します。新たに取り付けられたインターフェイスは、起動時には存在しても設定されていないものとして、すべて管理上のシャットダウン状態に置かれます。同様のタイプのポート アダプタを再びスロットに取り付けた場合、ポート アダプタのポートは、最大で最初のポート アダプタが持っていたポートの数まで設定され、オンラインになります。


) インストレーションを開始する前に、第 2 章「インストレーションの準備」を参照し、必要な部品および工具を確認してください。


警告および注意事項

ポート アダプタの取り付けまたは取り外しを行う際は、次の警告および注意に従ってください。


注意 各ポート アダプタの金属フレームには、静電破壊を受けやすいプリント基板が組み込まれています。


警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。



注意 ルータの電源を落とした場合、電源の再投入は最低 30 秒待ってから行ってください。


注意 必要なすべてのケーブルを接続するまでは、ポート アダプタをスロット内に完全に挿入しないでください。そうしないと、ルータまたはスイッチの正常な動作が妨げられます。

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け手順

ここでは、ポート アダプタの取り外しおよび取り付けの手順を、図とともに詳しく説明します。次の図が記載されています。

「Catalyst RSM/VIP2 -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「FlexWAN モジュール -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り外し」

「Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り付け」

「Cisco 7201 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7301 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7401ASR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「VIP -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」


) PA-MC-T3 Port Adapter は、Catalyst RSM/VIP2 マザーボード、Catalyst 6000 ファミリ FlexWAN モジュール、または VIP のポート アダプタ スロット 0 または 1、および他のすべてのシステムで使用可能な任意のポート アダプタ スロットに搭載できます。



注意 各ポート アダプタの金属フレームには、静電破壊を受けやすいプリント基板が組み込まれています。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。手または金属製の工具が直接ミッドプレーンに接触しないようにしてください。感電する危険性があります。



ヒント ポート アダプタ レバーまたは他の固定機構をロック位置に動かせない場合、ポート アダプタはミッドプレーンに完全に装着されていません。ポート アダプタをスロットから半分ほど注意深く引き抜き、再び挿入してから、ポート アダプタのレバー(または他の機構)をロック位置にしてください。



注意 フレームがポート アダプタ スロットの上下のエッジの間で動かなくなるのを避け、ポート アダプタ背面のエッジ コネクタが、ポート アダプタ スロット奥のコネクタとしっかりかみ合うようにするため、このあとに示す拡大図を参照して、フレームを正しい位置に合わせてください。

Catalyst RSM/VIP2 -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

FlexWAN モジュール -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り外し

 

Cisco uBR7200 シリーズ ルータ -- ポート アダプタの取り付け

 

Cisco 7201 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco 7301 ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードには、シングル幅ポート アダプタを 1 つ搭載できます。ここでは、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのポート アダプタの取り外しおよび取り付けの手順を詳しく説明します。


注意 次の手順を行うときは、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードの ESD を防ぐために、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。プラットフォームによっては、リスト ストラップを取り付ける ESD コネクタが付いています。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。


Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのポート アダプタを取り外す、または取り付けるときは、図3-2 を参照しながら次の手順を実行してください。


ステップ 1 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードがルータに搭載されている場合は、まず Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードを取り外してからポート アダプタを取り外します。

ステップ 2 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードからポート アダプタを取り外すには、ポート アダプタのロックをロック位置(横)(図3-2 の A を参照)からロック解除位置(縦)(図3-2 の B を参照)にします。

ステップ 3 ポート アダプタのハンドルを持ち、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードからポート アダプタを引き出します(Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードを取り外すときは、先にポート アダプタからケーブルを抜いておきます)。

ステップ 4 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにポート アダプタを取り付けるには、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのガイド レールの位置を確認して、ポート アダプタを固定します。ガイド レールはポート アダプタ スロット上部の左右にあり、1 インチほどスロットの内側に入っています(図3-2 の C を参照)。

ステップ 5 ポート アダプタがポート アダプタインターフェイス コネクタに接触するまで、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにポート アダプタを静かに押し込みます。完全に装着されると、ポート アダプタの前面パネルと Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードがぴったりと揃い、同一平面になります。

ステップ 6 ポート アダプタが完全に装着されたら、ポート アダプタ ロックをロック位置(横)にします(図3-2 の A を参照)。


 

図3-2 に、Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードからポート アダプタを取り外す、または取り付ける手順を示します。

図3-2 Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco 7401ASR ルータ -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

VIP -- ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

PA-MC-T3 ケーブルの接続

PA-MC-T3 のインストレーションを完了するには、次の段階の作業として、ポート アダプタ ケーブルを接続する必要があります。ここで説明する手順は、サポート対象の全プラットフォームに当てはまります。

接続には、必ず 75 Ω RG-59 同軸ケーブルを使用してください。ケーブルは PA-MC-T3 には付属していないので、別途ご用意ください。特定のケーブルの要件およびオプションについては、「ケーブル、コネクタ、ピン割り当て」を参照してください。


) 接続に使用する 75 Ω 同軸ケーブルには、フェライト スリーブを取り付ける必要があります。フェライト スリーブは、75 Ω 同軸ケーブル上のできるだけポート アダプタに近い位置に取り付けてください(図1-3 を参照)。

送信用と受信用の 2 本のケーブルは、EMI を防ぐために全体を 1 本にまとめておくことを強く推奨します。標準的な熱加工シュリンク チューブまたはケーブル タイを使用してください。

また、75 Ω 同軸ケーブル ペア(シスコ製品番号:CAB-ATM-DS3/E3)を使用することもできます。


T3 リンクでは、受信側と送信側を個別に外部 T3 機器に接続する必要があります。

次の手順で、PA-MC-T3 に 75 Ω 同軸ケーブルを接続します。


ステップ 1 PA-MC-T3 の BNC ポートに 75 Ω 同軸ケーブルを直接接続します。1 本めのケーブルの一端をラベル TX の付いたポートに接続し、2 本めのケーブルの一端をラベル RX の付いたポートに接続します(図3-3 を参照)。

図3-3 PA-MC-T3 への 75 Ω RG-59 同軸ケーブルの接続

 


注意 システムに問題が発生するのを防ぎ、ケーブルを正常に接続するために、ステップ 2 の手順に従って、PA-MC-T3 上の RX ポートと TX ポートにケーブルを接続してください。

ステップ 2 次の手順で、2 本の 75 Ω 同軸ケーブルのネットワーク側を、外部 T3 機器に接続します。

PA-MC-T3 の TX ポートに接続した同軸ケーブルを、外部 T3 機器の RX ポートに接続します。

PA-MC-T3 の RX ポートに接続した同軸ケーブルを、外部 T3 機器の TX ポートに接続します。


 

これで、PA-MC-T3 に 75 Ω 同軸ケーブルを接続する手順は終了です。 第 4 章「PA-MC-T3 の設定」 に進み、PA-MC-T3 上のインターフェイスの設定を行ってください。