PA-A6 Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
概要
概要
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

概要

ポート アダプタの概要

機能

LED

ケーブルおよびコネクタ

OC-3c マルチモード/シングルモードのケーブルおよびコネクタ

T3/E3 のケーブルおよびコネクタ

その他の情報

SONET の距離制限

SONET のフレーム構造

パワー バジェット

PA-A6 のパワー マージンの概算値

送信パワーが十分であるマルチモード パワー バジェットの例

分散制限のマルチモード パワー バジェットの例

シングルモード伝送

統計情報を使用したパワー バジェットの推定

減衰量およびパワー バジェットの関連資料

サポート対象プラットフォームのポート アダプタ スロットの位置

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号

Cisco 7201 ルータのスロット番号

Cisco 7301 ルータのスロット番号

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号

Cisco 7401 ASR ルータのスロット番号

VIP を搭載した Cisco 7500 シリーズ ルータのスロット番号

FlexWAN を搭載した Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット番号

インターフェイス アドレスの識別

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス

Cisco 7401 ASR ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP インターフェイス アドレス

Cisco 7600 シリーズ ルータの FlexWAN モジュール インターフェイス アドレス

ポート アダプタの概要

PA-A6 は、Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、Cisco 7304 ルータに搭載された Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、Cisco 7401 ASR ルータ、VIP4-50 および VIP4-80 を使用する Cisco 7500 シリーズ ルータ、および FlexWAN モジュールを使用する Cisco 7600 シリーズ ルータ対応の単一幅、単一ポートの ATM ポート アダプタ シリーズです。拡張 ATM 機能を備えた PA-A6 は、ブロードバンド アグリゲーション、WAN アグリゲーション、およびキャンパス/MAN アグリゲーションをサポートしています。

PA-A6 には、E3 および T3 インターフェイス モジュールのほか、OC-3/STM-1 標準規格ベースの物理インターフェイスをサポートする 3 種類のハードウェア バージョンがあります。

OC-3/STM-1:

マルチモード ― PA-A6-OC3MM(図1-1を参照)

SMI(シングルモード中距離) ― PA-A6-OC3SMI(図1-2を参照)

SML(シングルモード長距離) ― PA-A6-OC3SML(図1-3を参照)

E3 ― PA-A6-E3(図1-4を参照)

T3 ― PA-A6-T3(図1-5を参照)

図1-1 PA-A6-OC3MM の前面プレート

 

図1-2 PA-A6-OC3SMI の前面プレート

 

図1-3 PA-A6-OC3SML の前面プレート

 

図1-4 PA-A6-E3 の前面プレート

 

図1-5 PA-A6-T3 の前面プレート

 

PA-A6 は、Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、Cisco 7304 ルータに搭載された Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード、Cisco 7401 ASR ルータ、VIP4-50 および VIP4-80 を使用する Cisco 7500 シリーズ ルータ、および FlexWAN モジュールを使用する Cisco 7600 シリーズ ルータに取り付けることができます。スロットの位置または順序の制約はありません。PA-A6 は、任意の使用可能なポート アダプタ スロットに取り付けることができます。

機能

PA-A6 は、次の機能をサポートしています。

最大 8191 の同時使用可能な Virtual Circuit(VC;仮想回線)

最大 2000 の同時 Simultaneous Segmentation and Reassembly(SAR;分割および再組み立て)

データ トラフィック対応の ATM Adaptation Layer 5(AAL5;ATM アダプテーション レイヤ5)

全モードの完全な Available Bit Rate(ABR;使用可能ビット レート)サポート(Traffic Management 4.0)

2.3 kbps~155 Mbps の範囲で 2.3 kbps ずつ増分する VC レート単位のトラフィック シェーピング

100 MHz で動作する新しい ATMizer(ATMizerII+)

PA-A3(4 MB)から大幅に増設された SDRAM(32 MB)

PA-A3(512 KB/SAR)から大幅に増設された SSRAM(1 MB/SAR)

トラフィック シェーピングを適用した単方向トラフィック上での 64 バイト パケットのラインレート パフォーマンス

IP-to-ATM Class of Service(CoS;サービス クラス)

Non-real-time Variable Bit Rate(nrt-VBR;非リアルタイム可変ビットレート)、Unspecified Bit Rate(UBR;未指定ビットレート)、Constant Bit Rate(CBR;固定ビットレート)、ABR、Quality of Service(QoS;サービス品質)

Operation, Administration, and Maintenance Alarm Indication Signal(OAM AIS)セル

Cisco 7200 シリーズ ルータ、Cisco 7200 VXR ルータ、Cisco 7201 ルータ、Cisco 7301 ルータ、および Cisco 7401 ASR ルータ上での Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)

LAN Emulation(LANE;LAN エミュレーション)

PA-A6 は、次のプロトコルおよびサービスをサポートしています。

User-Network Interface(UNI)シグナリング

Integlated Local Management Interface(ILMI)

RFC1483

RFC1577

PA-A6 は、 表1-1 に示す環境仕様に準拠しています。

 

表1-1 PA-A6 の環境仕様

環境仕様
説明

動作温度

50 ~ 104 °F(10 ~ 40 °C)

湿度

0~90%、結露しないこと

LED

PA-A6-OC3MM/SMI/SML ポート アダプタには、4 つのステータス LED と 1 つの ENABLED LED があります(図1-6 を参照)。

図1-6 PA-A6 の LED --横方向

 

PA-A6-E3およびPA-A6-T3 ポート アダプタには、3 つのステータス LED(RF CELLS、RX CARRIER、RX ALARM)があります。図1-4および図1-5を参照してください。

システムの初期設定が終了すると、ENABLED LED が点灯し、ポート アダプタが動作可能になったことを示します。

PA-A6 を動作可能にするには、次の条件が満たされている必要があります。

ポート アダプタが正しく接続され、電力が供給されている。

ポート アダプタに有効なシステム ソフトウェア イメージが正常にダウンロードされている。

システムがポート アダプタを認識している。

上記のいずれかの条件が満たされていない場合、または他の理由で正しく初期設定できなかった場合には、ENABLED LED は点灯しません。

表1-2 に、LED のカラーと意味を示します。

 

表1-2 PA-A6 の LED

LED のラベル
カラー
ステート
意味

ENABLED

グリーン

点灯

PA-A6 は動作可能です

RX CELLS

グリーン

点灯

PA-A6 が ATM セルを受信しました。

RX CARRIER

グリーン

点灯

PA-A6 がレシーバ ケーブル上にキャリアを検出しました。光ファイバ インターフェイスの場合、光を検出し、有効なイメージを検出したことを意味します。

RX ALARM

レッド

点灯

PA-A6 がアラームを検出しました

TX CELLS

グリーン

点灯

PA-A6 が ATM セルを送信しました。

ケーブルおよびコネクタ

PA-A6 インターフェイスは全二重です。適切な ATM インターフェイス ケーブルを使用して、PA-A6 を外部 ATM ネットワークに接続する必要があります。

表1-3 に、PA-A6 インターフェイスのタイプ、コネクタ、およびケーブルを示します。

 

表1-3 PA-A6 インターフェイスのケーブル仕様

インターフェイス
レート
コネクタ タイプ
ケーブル タイプ
ITU-T G.957 規格
Bellcore GR-253 規格
波長
最大距離

T3

44.736 Mbps

BNC

同軸

--

--

--

450 フィート(137.2 m)

E3

34.368 Mbps

BNC

同軸

--

--

--

1250 フィート(381 m)

OC-3c/STM-1 マルチモード

155.52 Mbps

SC

62.5/125 ミクロン マルチモード

オフィス内 STM-1 I-1

短距離 OC-3c

1310 nm

1.2 マイル
(2 km)

OC-3c/STM-1 シングルモード中距離

155.52 Mbps

SC

9 ミクロン シングルモード

短距離 STM-1 S-1.1

中距離 OC-3c

1310 nm

9.3 マイル(15 km)

OC-3c/STM-1 シングルモード長距離

155.52 Mbps

SC

9 ミクロン シングルモード

長距離 STM-1 L-1.1

長距離 OC-3c

1310 nm

24.8 マイル(40 km)


) PA-A6 は、ATM エンドポイント デバイスとみなされます。


OC-3c マルチモード/シングルモードのケーブルおよびコネクタ

PA-A6 の OC-3c ポートは、DTE デバイスとみなされます。

SONET/SDH マルチモードおよび SONET/SDH シングルモード接続では、1 つのデュプレックス SC コネクタ(図1-7を参照)または 2 つのシンプレックス SC コネクタ(図1-8を参照)を使用します。これらのケーブルは別途必要です。


) 光ファイバ伝送の SONET 仕様、パワー バジェットの概要、およびマルチモード/シングルモード伝送のパワー マージンの算出方法については、「その他の情報」を参照してください。


図1-7 デュプレックス SC コネクタ

 

図1-8 シンプレックス SC コネクタ

 

PA-A6 を ATM スイッチまたは ATM 回線に接続するには、適切な光ファイバ ケーブルを使用する必要があります。シングルモード ケーブルおよびマルチモード ケーブルを、 表1-4 に示す仕様に従って配線してください。

 

表1-4 光ファイバ ケーブルの仕様

規格
最大パス長
ケーブル

ISO/IEC 9314-3

全ケーブルとも、エンドツーエンドの接続で 1.2 マイル(2 km)

62.5 ミクロン コアで光損失 0~9 dB、または 50 ミクロン コアで光損失 7 dB

IEC 793-2

SML は 24.8 マイル(40 km)、
SMI は 9.3 マイル(15 km)

9 ミクロン コア

ANSI/TIA/EIA-492CAAA

SML は 24.8 マイル(40 km)、
SMI は 9.3 マイル(15 km)

9 ミクロン コア


) 単一の光ファイバ リンクに、62.5 ミクロンと 50 ミクロンのケーブルを混在させることはできません。


T3/E3 のケーブルおよびコネクタ

PA-A6-T3 Port Adapter および PA-A6-E3 Port Adapter では、75 ohm 同軸インターフェイス ケーブルを使用して、ルータを ATM T3 または E3 ネットワークに接続します。この同軸ケーブル(図1-9)は、EIA/TIA-612 および EIA/TIA-613 仕様に適合しています。

図1-9 PA-A6-T3 および PA-A6-E3 のケーブル

 

各 PA-A6-T3 または PA-A6-E3 は、コネクタが 2 つ(受信用と送信用)ある 1 つの ATM T3 ポートまたは ATM E3 ポートを備えています。シスコの 75 ohm 同軸ケーブルには、T3 または E3 ポート レセプタクルに接続する 2 つの BNC コネクタが付いています。

シスコ提供のフェライト ビーズ付きの T3/E3 75 ohm 同軸ケーブル(図1-9を参照)の長さは、10 フィート(3.04 m)です。一般的なステーション間の最大距離は、T3 伝送で 450 フィート(137.2 m)、E3 伝送で 1250 フィート(381 m)です。


) EMI(電磁波干渉)および放出電流制御に関する欧州基準(EN55022/CISPR22 Class B の放射妨害レベル)に確実に適合させるには、TX ケーブルと RX ケーブルを全長にわたって結合させ、各ケーブルの TX/RX コネクタ付近にフェライト ビーズを取り付ける必要があります。


PA-A6-T3 および PA-A6-E3 は、ATM スイッチング ファブリックに双方向伝送用のインターフェイスを提供し、最大 45 Mbps(T3)および 34 Mbps(E3)の速度でデータを受信します。

その他の情報

ここでは、光ファイバ伝送の SONET 仕様、パワー バジェットの定義、およびマルチモード/シングルモード伝送のパワー マージンの算出方法について説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。

「SONET の距離制限」

「SONET のフレーム構造」

「パワー バジェット」

「PA-A6 のパワー マージンの概算値」

「送信パワーが十分であるマルチモード パワー バジェットの例」

「分散制限のマルチモード パワー バジェットの例」

「シングルモード伝送」

「統計情報を使用したパワー バジェットの推定」

「減衰量およびパワー バジェットの関連資料」

SONET の距離制限

光ファイバ伝送の SONET 仕様には、シングルモードおよびマルチモードの 2 種類の光ファイバが定義されています。モードは、特定の角度でファイバ内に入射する光線の束と考えることができます。シングルモード ファイバではファイバ内で伝播される光モードは 1 つだけですが、マルチモード ファイバではファイバ内で複数の光モードが伝播されます。ファイバ内を通過する複数の光モードは、入射角に応じて伝播距離が異なるので、宛先に到達する時点がそれぞれ異なります(モード分散と呼ばれる現象です)。シングルモード ファイバは、マルチモード ファイバに比べてより広い帯域幅に対応し、より長いケーブル距離を使用できます。

表1-5 に、SONET で定義されているシングルモードおよびマルチモード伝送の一般的な最大距離を示します。接続する 2 つのステーション間の距離が最大距離を越えた場合、著しい信号損失が発生する原因となり、伝送の信頼性が失われます。

 

表1-5 SONET の光ファイバ最大伝送距離

トランシーバ タイプ
ステーション間の最大距離 1

SML(シングルモード長距離)

最大 24.8 マイル(40 km)

SMI(シングルモード中距離)

最大 9.3 マイル(15 km)

MM(マルチモード)

最大 1.2 マイル(2 km)

1.表1-5は、一般的な値です。正確な距離を判別するには、以降で説明するようにパワー バジェットを算出してください。

SONET のフレーム構造

SONET は、階層型アーキテクチャを使用するレイヤ 1 プロトコルです。次の図に、SONET の 3 つのレイヤであるセクション、ライン、およびパスを示します。セクション オーバーヘッド(SOH)とライン オーバーヘッド(LOH)によりトランスポート オーバーヘッド(TOH)が構成され、パス オーバーヘッド(POH)と実ペイロードにより Synchronous Payload Envelope(SPE;同期ペイロード エンベロープ)が構成されます(図1-10 を参照)。

図1-10 SONET フレームの 3 つの SONET レイヤ

 

各レイヤより、SONET フレームにいくらかのオーバーヘッド バイトが追加されます。

表1-6 に、SONET フレームのオーバーヘッド バイトを示します。

 

表1-6 SONET フレームのオーバーヘッド バイト

パス オーバーヘッド

A1 フレーム同期

A2 フレーム同期

A3 フレーム同期

J1 トレース

オーバーヘッド

B1 BIP-8

E1 オーダーワイヤ

E1 ユーザ

B3 BIP-8

D1 データコム

D2 データコム

D3 データコム

C2 信号ラベル

H1 ポインタ

H2 ポインタ

H3 ポインタ

G1 パス ステータス

B2 BIP-8

K1

K2

F2 ユーザ チャネル

ライン

D4 データコム

D5 データコム

D5 データコム

H4 インジケータ

オーバーヘッド

D7 データコム

D8 データコム

D9 データコム

Z3 グロウス

D10 データコム

D11 データコム

D12 データコム

Z4 グロウス

S1/Z1 同期ステータス/グロウス

M0 または M1/Z2 REI-L グロウス

E2 オーダーワイヤ

Z5 タンデム接続

パワー バジェット

光データ リンクを効率的に設計するには、パワー バジェットを計算します。パワー バジェットは、光リンクの減衰量を考慮した上で、レシーバが基準範囲内で動作するために必要な最小限のパワーを確保するための光の量です。光データ リンクを適正に動作させるには、レシーバに到達した変調光を十分なパワーによって正しく復調できる必要があります。

マルチモード伝送でもシングルモード伝送でも、パッシブ メディア コンポーネント(ケーブル、ケーブル スプライス、およびコネクタ)によって同様に減衰が発生します。

マルチモード伝送の場合には、次の変数によってレシーバに送信される信号(光)のパワーが減少します。

波長分散(光波長の速度の違いによる信号の時間的な分散)

モード分散(ファイバ内の伝播モードの違いによる信号の時間的な分散)。

光ファイバの減衰量は、他のメディアと比べると、かなり低くなります。マルチモード伝送では、波長分散とモード分散の両方を合わせた分散ペナルティの分だけ、システムで使用可能なパワーが減少します。データ リンク上のパワー損失は、コンポーネント、分散、およびモードの各損失の合計です。

表1-7 に、一般的な光ファイバ ケーブルの減衰および分散の係数を示します。

 

表1-7 一般的な光ファイバ リンクの減衰および分散の制限値

制限
シングルモード
マルチモード

減衰

0.5 dB/km

1.0 dB/km

分散

制限なし

500 MHz/km 2

2.帯域幅と距離の積が、500 MHz/km 未満でなければなりません。

PA-A6 のパワー マージンの概算値

マルチモード伝送の光源に使用される LED は、複数の光伝播経路を生成しますが、それぞれ経路の長さおよび光ファイバを通過する速度が異なるために、信号分散(スミヤ)が発生します。Higher-Order mode Loss(HOL)は、LED からファイバ内に入射する光がファイバ クラッディングに放射されることによって発生します。マルチモード伝送のパワー マージン(PM)のワーストケース推定値は、最小送信パワー(PT)、最大リンク損失(LL)、および最小レシーバ感度(PR)を前提に算出します。ワーストケースの分析では、エラーの限界値が提供されます。実際のシステムでは、常にワーストケースの値で動作するとは限りません。

パワー バジェット(PB)は、送信可能なパワーの最大量です。パワー バジェットの値は、次の式によって算出します。

PB = PT - PR

PB = -20 dBm - (-30 dBm)

PB = 10 dBm

パワー マージンの値は、パワー バジェットからリンク損失を差し引いて算出します。

PM = PB - LL

パワー マージンが正数であれば、基本的にリンクは動作します。

表1-8 に、リンク損失の要因と、これらの要因によるリンク損失の推定値を示します。

 

表1-8 リンク損失の要因および値

リンク損失の要因
リンク損失の推定値

HOL

0.5 dB

CRM(クロック リカバリ モジュール)

1 dB

モード分散と波長分散

使用するファイバおよび波長により異なる

コネクタ

0.5 dB

スプライス

0.5 dB

ファイバ減衰

1 dB/km

パワー バジェットからデータ リンク損失を差し引いた値は、正数でなければなりません。結果が負数である回線では、パワー不足によりレシーバが正常に動作しないことがあります。

SONET 仕様では、信号が 表1-9 に示すワーストケース パラメータを満たしている必要があります。

 

表1-9 PA-A6 Port Adapter の SONET 信号要件

SML(シングルモード長距離)
SMI(シングルモード中距離)
マルチモード

PT

-5 dBm

-15 dBm

-20 dBm

PR

-34 dBm

-31 dBm

-30 dBm

PB

29 dBm

16 dBm

10 dB

送信パワーが十分であるマルチモード パワー バジェットの例

ここでは、次の変数に基づくマルチモード パワー バジェットの計算例を示します。

マルチモード リンクの長さ = 3 km

4 つのコネクタ

3 つのスプライス

HOL

Clock Recovery Module(CRM;クロック リカバリ モジュール)

パワー バジェットの推定値は、次のとおりです。

PB = 10 dB - 3 km (1.0 dB/km) - 4 (0.5 dB) - 3 (0.5 dB) - 0.5 dB (HOL) - 1 dB (CRM)

PB = 10 dB - 3 dB - 2 dB - 1.5 dB - 0.5 dB - 1 dB

PB = 2 dB

2 dB は正数なので、このリンクには十分な送信パワーがあることを示しています。

分散制限のマルチモード パワー バジェットの例

ここでは、前述の例と同じパラメータを使用しますが、マルチモード リンクの距離が 4 kmであると仮定します。

PB = 10 dB - 4 km (1.0 dB/km) - 4 (0.5 dB) - 3 (0.5 dB) - 0.5 dB (HOL) - 1 dB (CRM)

PB = 10 dB - 4 dB - 2 dB - 1.5 dB - 0.5 dB - 1 dB

PB = 1 dB

1 dB の値は、このリンクに十分な送信パワーがあることを示しています。ただし、リンクの分散制限(4 km × 155.52 MHz > 500 MHz/km)を考慮すると、このリンクはマルチモード ファイバでは動作しません。この場合は、シングルモード ファイバの使用が適しています。

シングルモード伝送

シングルモードの信号ソースは、インジェクション レーザー ダイオードです。シングルモード伝送は、ファイバ内の伝送経路が 1 つで、スミヤが発生しないので、長距離に適しています。また、レーザー光は基本的に単色なので、波長分散も少なくなります。

SMI のレシーバは、SMI トランスミッタによる過負荷が生じないので、ファイバのケーブル長または損失に制限がありません。SML の場合、最大受信パワーは -10 dBm、最大送信パワーは 0 dBm です。そのため、短距離のファイバを使用した場合には、SML レシーバが過負荷になることがあります。レシーバが過負荷になった場合、レシーバが損傷することはありませんが、伝送の信頼性が失われます。短距離のファイバ リンクに接続した SML レシーバの過負荷を防ぐには、SML トランスミッタとレシーバ間のリンク上に最小限 10 dB の減衰器を取り付けます。

統計情報を使用したパワー バジェットの推定

統計モデルを使用すると、ワーストケースの方法よりも、さらに正確なパワー バジェットを算出できます。統計を使用してリンク損失を計算するには、各データ リンク コンポーネントの偏差を正確に把握している必要があります。統計的なパワー バジェットの分析は、このマニュアルの範囲ではありません。詳細は、UNI Forum 仕様、ITU-T 規格、および使用する機器の仕様書を参照してください。

減衰量およびパワー バジェットの関連資料

減衰量およびパワー バジェットの算出に関する情報は、次の資料に記載されています。

T1E1.2/92-020R2 ANSI, the Draft American National Standard for Telecommunications 『Broadband ISDN Customer Installation Interfaces: Physical Layer Specification』

Power Margin Analysis, AT&T Technical Note 』 TN89-004LWP、May 1989

サポート対象プラットフォームのポート アダプタ スロットの位置

ここでは、サポート対象プラットフォームのポート アダプタ スロットの位置について説明します。また、各プラットフォームのスロットの配置を図で示します。

「Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号」

「Cisco 7201 ルータのスロット番号」

「Cisco 7301 ルータのスロット番号」

「Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号」

「Cisco 7401 ASR ルータのスロット番号」

「VIP を搭載した Cisco 7500 シリーズ ルータのスロット番号」

「FlexWAN を搭載した Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット番号」

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのスロット番号

Cisco 7202 ルータには、ポート アダプタ スロットが 2 つあります。スロット番号は、左側がスロット 1、右側がスロット 2 です。ポート アダプタは、どちらのスロット(スロット 1 またはスロット 2)にも取り付けることができます。Cisco 7202 ルータの図はありません。

Cisco 7204 ルータおよび Cisco 7204 VXR ルータには、ポート アダプタ用スロットが 4 つ、I/O コントローラ用スロットが 1 つあります。スロット番号は、左下から右上へ順番にスロット 1 からスロット 4 です。ポート アダプタは、どのスロット(スロット 1 ~ 4)にも取り付けることができます。スロット 0 は、常に I/O コントローラ専用です。図1-11 に、Cisco 7204 VXR ルータのスロット番号を示します。Cisco 7204 ルータの図はありません。

図1-11 Cisco 7204 VXR ルータ のポート アダプタ スロット

 

Cisco 7206 ルータおよび Cisco 7206 VXR ルータには、ポート アダプタ用スロットが 6 つ、I/O コントローラ用スロットが 1 つあります。スロット番号は、左下から右上へ順番にスロット 1 からスロット 6 です。ポート アダプタは、6 つのスロットのうち、任意のスロット(スロット 1 ~ 6)に取り付けることができます。スロット 0 は、常に I/O コントローラ専用です。図1-12 に、Cisco 7206 VXR ルータのスロット番号を示します。Cisco 7206 ルータの図はありません。

図1-12 Cisco 7206 VXR ルータ のポート アダプタ スロット

 

1

ポート アダプタ スロット 5(ブランク)

5

ポート アダプタ スロット 0(ファスト イーサネット ポート)

2

ポート アダプタ スロット 6

6

ポート アダプタ スロット 1

3

ポート アダプタ スロット 4

7

ポート アダプタ スロット 3

4

ポート アダプタ スロット 2

Cisco 7201 ルータのスロット番号

図1-13に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7201 ルータの前面図を示します。Cisco 7201 ルータのポート アダプタ スロットは 1 つだけです(スロット 1)。

図1-13 Cisco 7201 ルータのポート アダプタ スロット

 

 

Cisco 7301 ルータのスロット番号

図1-14に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7301 ルータの前面図を示します。Cisco 7301 ルータのポート アダプタ スロットは 1 つだけです(スロット 1)。

図1-14 Cisco 7301 ルータのポート アダプタ スロット

 

1

ポート アダプタ スロット 1

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのスロット番号

図1-15 に、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット番号を示します。Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードは、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 2 ~ 5 に取り付けます。ポート アダプタ スロット番号は、モジュール スロット番号と同じです。スロット 0 とスロット 1 は、NPE モジュールまたは NSE モジュール専用となります。

図1-15 Cisco 7304 ルータのモジュール スロット

 

 

1

PCI キャリア カード ― スロット 4

4

PCI キャリア カード ― スロット 2

2

PCI キャリア カード ― スロット 5

5

PCI キャリア カード ― スロット 3

3

NPE または NSE モジュール ― スロット 0

6

NPE または NSE モジュール ― スロット 1

 

Cisco 7401 ASR ルータのスロット番号

図1-16に、ポート アダプタを搭載した Cisco 7401 ASR ルータの前面図を示します。Cisco 7401 ASR ルータのポート アダプタ スロットは 1 つだけです(スロット 1)。

図1-16 Cisco 7401 ASR ルータのポート アダプタ スロット

 

1

ポート アダプタ スロット 1

VIP を搭載した Cisco 7500 シリーズ ルータのスロット番号

PA-A6は、Cisco 7500 シリーズ ルータで使用されている VIP4-50 および VIP4-80 多用途インターフェイス プロセッサでサポートしています。Cisco 7505 ルータでは、VIP マザーボードは VIP スロットに水平に取り付けられています。Cisco 7507 ルータおよび Cisco 7513 ルータでは、VIP マザーボードは VIP スロットに垂直に取り付けられています。ポート アダプタは、VIP のどちらのベイ(ポート アダプタ スロット 0 または 1)にも取り付けることができます。ベイの番号は、VIP の左から右に順番に付けられています。図1-17 に、VIP のスロット番号を示します。

図1-17 VIP スロットの位置

 

1

VIP ポート アダプタ スロット 0

2

VIP ポート アダプタ スロット 1

Cisco 7505 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 4 つ、Route Switch Processor(RSP;ルート スイッチ プロセッサ)用スロットが 1 つあります。スロットは、下から上へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 3)にも取り付けることができます。1 つのスロットは、常に RSP 専用です。図1-18 に、Cisco 7505 ルータのスロット番号を示します。

図1-18 Cisco 7505 ルータの VIP スロット

 

1

RSP

4

VIP インターフェイス ― スロット 1

2

VIP インターフェイス ― スロット 3

5

VIP インターフェイス ― スロット 0

3

VIP インターフェイス ― スロット 2

Cisco 7507 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 5 つ、RSP 用スロットが 2 つあります。スロットは、左から右へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0、1、4、5、または 6)にも取り付けることができます。スロット 2 および 3 は、常に RSP 専用です。図1-19 に、Cisco 7507 ルータのスロット番号を示します。

図1-19 Cisco 7507 ルータの VIP スロット

 

1

VIP インターフェイス ― スロット 0

5

VIP インターフェイス ― スロット 4

2

VIP インターフェイス ― スロット 1

6

VIP インターフェイス ― スロット 5

3

RSP ― スロット 2

7

VIP インターフェイス ― スロット 6

4

RSP ― スロット 3

Cisco 7513 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 11 個、RSP 用スロットが 2 つあります。スロットは、左から右へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの VIP インターフェイス スロット(スロット 0 ~ 5 またはスロット 9 ~ 12)にも取り付けることができます。スロット 6 および 7 は、常に RSP 専用です。図1-20 に、Cisco 7513 ルータのスロット番号を示します。

図1-20 Cisco 7513 ルータの VIP スロット

 

1

VIP インターフェイス ― スロット 0

8

RSP ― スロット 7

2

VIP インターフェイス ― スロット 1

9

VIP インターフェイス ― スロット 8

3

VIP インターフェイス ― スロット 2

10

VIP インターフェイス ― スロット 9

4

VIP インターフェイス ― スロット 3

11

VIP インターフェイス ― スロット 10

5

VIP インターフェイス ― スロット 4

12

VIP インターフェイス ― スロット 11

6

VIP インターフェイス ― スロット 5

13

VIP インターフェイス ― スロット 12

7

RSP ― スロット 6

FlexWAN を搭載した Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット番号

PA-A6 は、Cisco 7603 ルータ、Cisco 7606 ルータ、Cisco 7609 ルータ、および Cisco 7613 ルータで使用されている FlexWAN または拡張 FlexWAN モジュールでサポートしています。FlexWAN モジュールは、Cisco 7600 シリーズ ルータのスロット 1(スーパーバイザ エンジン専用)を除くどのスロットにも取り付けることができます。ポート アダプタは、FlexWAN モジュールのポート アダプタ ベイ 0 または 1 に取り付けることができます。

Cisco 7603 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 2 つあります。スロットは、上から下へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どちらの FlexWAN モジュール スロット(スロット 2 または 3)にも取り付けることができます。スロット 1 は、常にスーパーバイザ エンジン専用です。図1-21 に、Cisco 7603 ルータのスロット番号を示します。

図1-21 Cisco 7603 ルータの FlexWAN および拡張 FlexWAN スロット

 

1

スーパーバイザ エンジン ― スロット 1

3

FlexWAN モジュール ― スロット 3

2

FlexWAN モジュール ― スロット 2

Cisco 7606 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 5 つあります。スロットは、上から下へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの FlexWAN モジュール スロット(スロット 2 ~ 6)にも取り付けることができます。スロット 1 は、常にスーパーバイザ エンジン専用です。図1-22 に、Cisco 7606 ルータのスロット番号を示します。

図1-22 Cisco 7606 ルータの FlexWAN および拡張 FlexWAN スロット

 

1

スーパーバイザ エンジン ― スロット 1

4

FlexWAN モジュール ― スロット 4

2

FlexWAN モジュール ― スロット 2

5

FlexWAN モジュール ― スロット 5

3

FlexWAN モジュール ― スロット 3

6

FlexWAN モジュール ― スロット 6


) Cisco 7606 ルータの FlexWAN モジュールに使用されているスロットのいくつかは、ほかのスーパーバイザ エンジン、RSP、または OSM にも使用できます。詳細については、『Cisco 7600 Series Router Installation Guide』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps368/products_installation_guide_book09186a008080269a.html


Cisco 7609 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 8 つあります。スロットは、右から左へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの FlexWAN モジュール スロット(スロット 2 ~ 9)にも取り付けることができます。スロット 1 は、常にスーパーバイザ エンジン専用です。図1-23 に、Cisco 7609 ルータのスロット番号を示します。

図1-23 Cisco 7609 ルータの FlexWAN および拡張 FlexWAN スロット

 

1

FlexWAN モジュール ― スロット 9

6

FlexWAN モジュール ― スロット 4

2

FlexWAN モジュール ― スロット 8

7

FlexWAN モジュール ― スロット 3

3

FlexWAN モジュール ― スロット 7

8

FlexWAN モジュール ― スロット 2

4

FlexWAN モジュール ― スロット 6

9

スーパーバイザ エンジン ― スロット 1

5

FlexWAN モジュール ― スロット 5


) Cisco 7609 ルータの FlexWAN モジュールに使用されているスロットのいくつかは、ほかのスーパーバイザ エンジン、RSP、または OSM にも使用できます。詳細については、『Cisco 7600 Series Router Installation Guide』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps368/products_installation_guide_book09186a008080269a.html


Cisco 7613 ルータには、ポート アダプタ用スロットが 12 個あります。スロットは、上から下へ番号が付けられています。ポート アダプタは、どの FlexWAN モジュール スロット(スロット 2 ~ 13)にも取り付けることができます。スロット 1 は、常にスーパーバイザ エンジン専用です。図1-24 に、Cisco 7613 ルータのスロット番号を示します。

図1-24 Cisco 7613 ルータの FlexWAN および拡張 FlexWAN スロット

 

1

スーパーバイザ エンジン ― スロット 1

8

FlexWAN モジュール ― スロット 8

2

FlexWAN モジュール ― スロット 2

9

FlexWAN モジュール ― スロット 9

3

FlexWAN モジュール ― スロット 3

10

FlexWAN モジュール ― スロット 10

4

FlexWAN モジュール ― スロット 4

11

FlexWAN モジュール ― スロット 11

5

FlexWAN モジュール ― スロット 5

12

FlexWAN モジュール ― スロット 12

6

FlexWAN モジュール ― スロット 6

13

FlexWAN モジュール ― スロット 13

7

FlexWAN モジュール ― スロット 7


) Cisco 7613 ルータの FlexWAN モジュールに使用されているスロットのいくつかは、ほかのスーパーバイザ エンジン、RSP、または OSM にも使用できます。詳細については、『Cisco 7600 Series Router Installation Guide』を参照してください。このマニュアルは、次の URL から入手できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps368/products_installation_guide_book09186a008080269a.html


インターフェイス アドレスの識別

ここでは、サポート対象プラットフォーム上の PA-A6 のインターフェイス アドレスの識別について説明します。インターフェイス アドレスは、ルータまたはスイッチ上の各インターフェイスの物理位置を示します。

ルータに搭載した PA-A6 のインターフェイスは、他のポート アダプタの取り付けまたは取り外しに関係なく、同じアドレスを保持します。ただし、ポート アダプタを別のスロットに移した場合には、インターフェイス アドレスの最初の数値が新しいポート アダプタ スロット番号に変わります。

VIP または FlexWAN モジュールに搭載した PA-A6 のインターフェイスは、ほかのインターフェイス プロセッサまたはモジュールの取り付けまたは取り外しに関係なく、同じアドレスを保持します。ただし、VIP または FlexWAN モジュールを別のスロットに移した場合には、インターフェイス プロセッサまたはモジュールのスロット番号が新しいインターフェイス プロセッサまたはモジュールのスロット番号に変わります。


) インターフェイスのポート番号は、左から右に、0 から順番に付けられます。


ここでは、サポート対象プラットフォームのインターフェイス アドレス形式を示します。

「Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのインターフェイス アドレス」

「Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス」

「Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス」

「Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス」

「Cisco 7401 ASR ルータのインターフェイス アドレス」

「Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP インターフェイス アドレス」

「Cisco 7600 シリーズ ルータの FlexWAN モジュール インターフェイス アドレス」

表1-10 に、サポート対象プラットフォームのインターフェイス アドレス形式を示します。

 

表1-10 インターフェイス アドレスの識別

プラットフォーム
インターフェイス アドレス形式
番号
構文

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータ(7202、7204、7204 VXR、7206、7206 VXR)

ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号

ポート アダプタ スロット ― 1 3 ~ 6(ルータのスロットの数による)

インターフェイス ポート ― 0

1/0

Cisco 7201 ルータ

ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号

ポート アダプタ スロット ― 常に 1

インターフェイス ポート ― 0

1/0

Cisco 7301 ルータ

ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号

ポート アダプタ スロット ― 常に 1

インターフェイス ポート ― 0

1/0

Cisco 7304 ルータに搭載されているCisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カード

モジュール スロット番号/インターフェイス ポート番号

モジュール スロット ― 2 ~ 5

インターフェイス ポート ― 0

3/0

Cisco7401 ASR ルータ

ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号

ポート アダプタ スロット ― 常に 1

インターフェイス ポート ― 0

1/0

VIP4-50、VIP4-80 を使用する Cisco 7500 シリーズ ルータ(7505、7507、7513)

インターフェイス プロセッサ スロット番号/ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号

インターフェイス プロセッサ スロット ― 0 ~ 12(ルータのスロットの数による)

ポート アダプタ スロット ― 0 または 1

インターフェイス ポート ― 0

3/1/0

FlexWAN または拡張 FlexWAN を使用する Cisco 7600 シリーズ ルータ(7603、7606、7609、7613)

モジュール スロット番号/ポート アダプタ ベイ番号/インターフェイス ポート番号

モジュール スロット ― 2 4 ~ 13(ルータのスロットの数による)

ポート アダプタ ベイ ― 0 または 1

インターフェイス ポート ― 0

3/0/0

3.ポート アダプタ スロット 0 は、I/O コントローラ のファスト イーサネット ポート専用です(ある場合)。

4.スロット 1 は、スーパーバイザ エンジン専用です。冗長スーパーバイザ エンジンを使用する場合は、スロット 2 に挿入する必要があります。使用しない場合、スロット 2 はほかのモジュールに使用できます。

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7200 シリーズ ルータおよび Cisco 7200 VXR ルータのポート アダプタ スロット番号は、左下から右上に向かって、スロット 1 ~ 2(Cisco 7202)、スロット 1 ~ 4(Cisco 7204 および Cisco 7204 VXR)、スロット 1 ~ 6(Cisco 7206 および Cisco 7206 VXR)です。ポート アダプタは、1 ~ 6(ルータのスロットの数による)の任意の使用可能なポート アダプタ スロットに取り付けることができます(スロット 0 は I/O コントローラ専用です)。図1-12 を参照してください。

インターフェイス アドレスは ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 2 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。たとえば、Cisco 7200 シリーズ ルータのスロット 1 にシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは、1/0 です。シングルポートの PA-A6 をスロット 4 に搭載した場合には、インターフェイス アドレスは 4/0 になります。

Cisco 7201 ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7201 ルータでは、ポート アダプタを取り付けできるスロットは、スロット 1 の 1 つだけです。図1-13 を参照してください。

インターフェイス アドレスは ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 2 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。たとえば、Cisco 7201 ルータにシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 1/0 です。

Cisco 7301 ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7301 ルータでは、ポート アダプタを取り付けできるスロットは、スロット 1 の 1 つだけです。図1-14 を参照してください。

インターフェイス アドレスは ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 2 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。たとえば、Cisco 7301 ルータにシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 1/0 です。

Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードのインターフェイス アドレス

Cisco 7304 ルータでは、ポート アダプタを、Cisco 7304 ルータのモジュール スロット 2 ~ 5 に搭載するCisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードに取り付けます。ポート アダプタ スロット番号は、モジュール スロット番号と同じです。図1-15 を参照してください。

インターフェイス アドレスは モジュール スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 2 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。たとえば、Cisco 7304 ルータ モジュール スロット 3 の Cisco 7304 PCI ポート アダプタ キャリア カードにシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 3/0 です。

Cisco 7401 ASR ルータのインターフェイス アドレス

Cisco 7401 ASR ルータでは、ポート アダプタを取り付けできるスロットは、スロット 1 の 1 つだけです。図1-16 を参照してください。

インターフェイス アドレスは ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 2 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。たとえば、Cisco 7401 ASR ルータにシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 1/0 です。

Cisco 7500 シリーズ ルータの VIP インターフェイス アドレス

Cisco 7500 シリーズ ルータでは、ポート アダプタを、インターフェイス プロセッサのスロット 0 ~ 12(ルータのスロットの数による)に搭載する多用途インターフェイス プロセッサ(VIP)に取り付けます。ポート アダプタは、VIP のどちらのベイ(ポート アダプタ スロット 0 または 1)にも取り付けることができます。図1-17図1-18図1-19、および図1-20 を参照してください。

VIP のインターフェイス アドレスは インターフェイス プロセッサ スロット番号/ポート アダプタ スロット番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 3 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。

最初の番号は、VIP が搭載されているスロットを識別します(スロット 0 ~ 12、ルータのスロットの数による)。

2 つめの番号は、ポート アダプタが取り付けられている VIP のベイ(ポート アダプタ スロット)を識別します(0 または 1)。ベイの番号は、VIP の左から右に順番が付けられています。

3 つめの番号は、ポート アダプタの物理ポート番号(インターフェイス ポート番号)を識別します。ポートは、左から右へ、常に 0 から番号が付けられます。追加ポートの数は、ポート アダプタのポートの数によります。PA-A6 はシングルポートのポート アダプタなので、ポートは常に 0 です。

たとえば、インターフェイス プロセッサ スロット 3、ポート アダプタ スロット 1 の VIP にシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、インターフェイス アドレスは 3/1/0 です。


) 7 スロットの Cisco 7507 および 13 スロットの Cisco 7513 シャーシでのプロセッサ スロットが縦方向で、5 スロットの Cisco 7505 でのプロセッサ スロットは横方向ですが、すべての Cisco 7500 シリーズ ルータでは、スロットとポートの番号付けに同じ方法を使用します。


Cisco 7600 シリーズ ルータの FlexWAN モジュール インターフェイス アドレス

Cisco 7600 シリーズ ルータでは、ポート アダプタを、モジュール スロット 2 ~ 13(ルータのスロットの数による)に搭載する FlexWAN または拡張 FlexWAN モジュールに取り付けます。ポート アダプタは、FlexWAN または拡張 FlexWAN モジュールのどちらのベイ(ポート アダプタ ベイ 0 または 1)にも取り付けることができます。図1-21図1-22図1-23、および図1-24 を参照してください。

インターフェイス アドレスは モジュール スロット番号/ポート アダプタ ベイ番号/インターフェイス ポート番号 という形式の 3 つの部分から構成される番号です。 表1-10 を参照してください。

最初の番号は、FlexWAN モジュールが搭載されているシャーシのモジュール スロットを識別します(スロット 2 ~ 3、6、9、または 13、シャーシのスロットの数による)。これらのモジュール スロットは、一般的に上から下へ、1 から番号が付けられています。Cisco 7609 は例外であり、スロットは、右から左へ、1 から番号が付けられています。

2 つめの番号は、ポート アダプタが搭載されている FlexWAN モジュールのベイを識別します(0 または 1)。ベイは、FlexWAN モジュールの左から右へ番号が付けられています。

3 つめの番号は、ポート アダプタの物理ポート番号を識別します。PA-A6 はシングルポートのポート アダプタなので、ポートは常に 0 です。

たとえば、モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0 に挿入された FlexWAN モジュールにシングルポートの PA-A6 を搭載した場合、ポート アダプタのインターフェイス アドレスは、3/0/0(モジュール スロット 3、ポート アダプタ ベイ 0、および ポート 0)です。FlexWAN モジュールのポート アダプタ ベイ 1 に同じポート アダプタが搭載されている場合には、インターフェイス アドレスは 3/1/0 になります。