PA-T3/E3-EC Port Adapter インストレーション コンフィギュレーション ガイド
ポート アダプタの取り外しおよび取り 付け
ポート アダプタの取り外しおよび取り付け
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

ポート アダプタの取り扱い

活性挿抜

警告および注意

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7200 VXR ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7201 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

Cisco 7301 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

ケーブルおよびコネクタ

ケーブル接続

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

この章では、サポート対象プラットフォームから Cisco PA-T3/E3-EC Port Adapter を取り外す手順、および新規または交換用ポート アダプタを取り付ける手順について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「ポート アダプタの取り扱い」

「活性挿抜」

「警告および注意」

「ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「ケーブルおよびコネクタ」


) ポート アダプタ スロットを使用しない場合には、ルータまたはスイッチを EMI(電磁波干渉)防止基準に適合させ、ポート アダプタ全体に適切なエア フローを確保するために、空きスロットに必ずポート アダプタ ブランク パネルを取り付けてください。新しいポート アダプタを未使用のスロットに搭載する場合は、まず、ポート アダプタ ブランク パネルを取り外す必要があります。



注意 ルータの電源を落とした場合、電源の再投入は最低 30 秒待ってから行ってください。

ポート アダプタの取り扱い

金属製フレームに取り付けられているポート アダプタの基板は、ESD(静電気放電)によって損傷することがあります。


注意 ポート アダプタを取り扱う際は、必ずフレームの端およびハンドルだけを持ってください。ポート アダプタのコンポーネントまたはコネクタ ピンには絶対に手を触れないでください(図3-1 を参照)。

図3-1 ポート アダプタの取り扱い

 

 

1

プリント基板

2

金属製フレーム

活性挿抜

Cisco 7200 VXR および Cisco 7301 プラットフォームはポート アダプタの活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR)をサポートしています。したがって、Cisco 7200 VXR ルータおよび Cisco 7301 ルータから PA-T3/E3-EC を取り外す場合や、取り付ける場合に、ルータの電源を切断する必要はありません。


) ルータまたはスイッチからモジュールを切り離すと、活性挿抜機能により、モジュール内のすべてのアクティブ インターフェイスが管理上のシャットダウン状態になります。


トラフィックがアクティブになっているポート アダプタを取り外す場合は、まずシステムをシャットダウンしてください。トラフィックがポートを流れている最中にモジュールを取り外すと、システムに混乱を引き起こす可能性があります。モジュールを取り付けると、直ちにポートは使用可能な状態に戻ります。


) PA-T3/E3-EC を取り外して 3 分待機してから、PA-T3/E3-EC の再取り付けまたは再挿入を行ってください。



) ポート アダプタ ジャケット カードでは、活性挿抜はサポートされていません。ポート アダプタでは活性挿抜がサポートされています。ポート アダプタ ジャケット カードの取り付けまたは取り外しを行うには、シャーシの電源を切っておく必要があります。


活性挿抜機能により、ルータの動作中でもモジュールの取り付けおよび取り外しが可能です。取り外し作業中は当該モジュールにトラフィックを流すことはできませんが、ソフトウェアに通知したり、システムの電源を落としたりする必要はありません。活性挿抜機能はネットワーク上のエンド ユーザに影響を与えることがなく、すべてのルーティング情報を保持し、セッションを維持します。

ここでは、活性挿抜機能に関する基礎的な事項のみを説明します。特定のサポート対象プラットフォームにおけるモジュールの取り付けおよび取り外し手順については、「ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」を参照してください。

各モジュールには、ルータに接続するためのバス コネクタが 1 つあります。このコネクタには 3 種類の長さの階段状のピンがあり、モジュールと接触すると、システムに順次固有の信号を送ります。システムは受信した信号とその順番を評価して、モジュールが取り外し中なのか、取り付け中なのかを判定します。これらの信号から、システムは新しいインターフェイスを再初期化するか、切断されたインターフェイスをシャットダウンするかを決定します。

たとえば、モジュールを取り付ける場合は、一番長いピンが最初にモジュールと接触し、一番短いピンが最後になります。システムはそれらの信号と受信した順番を認識します。

モジュールの取り外しまたは取り付けを行う際、ピンは信号を送ってシステムに変更を知らせます。ルータは次の一連の処理を実行します。

1. システムを迅速にスキャンし、コンフィギュレーションの変更を確認します。

2. 新たに取り付けられたポート アダプタを初期化するか、または空になったインターフェイスを管理上のシャットダウンにします。

3. モジュール上の設定済みだったインターフェイスを、すべて以前の状態に戻します。新たに取り付けられたインターフェイスは、起動時には存在しても設定されていないものとして、すべて管理上のシャットダウン状態に置かれます。同じタイプのモジュールを再びスロットに取り付けた場合、モジュールのポートは、元のモジュールに搭載されていたポートの数まで設定され、オンラインになります。


) 取り付け作業を始める前に、インストレーションに必要な工具および部品について、「インストレーションの準備」を参照してください。


警告および注意

ポート アダプタの取り付けまたは取り外しを行うときは、次の警告および注意に従ってください。


) ポート アダプタのロック レバーまたは他の固定機構をロック位置に移動できない場合、ポート アダプタがミッドプレーンに完全に装着されていません。ポート アダプタをスロットから半分ほど引き出し、装着し直してから、ポート アダプタのロック レバーまたは他の機構をロック位置に合わせます。



注意 フレームをポート アダプタ スロットの上端と下端の間で引っ掛けないように、また、ポート アダプタ背面のエッジ コネクタがポート アダプタ スロット奥のコネクタに確実にかみ合うようにするため、次の手順の拡大図を参照して、フレームを正しい位置に取り付けてください。


注意 次の作業の間は、カードの ESD 破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。プラットフォームによっては、リスト ストラップを取り付ける ESD コネクタが付いています。

ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

ここでは、ポート アダプタの取り外し手順および取り付け手順を、図によって詳しく説明します。図の内容は、次のとおりです。

「Cisco 7200 VXR ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7201 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」

「Cisco 7301 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け」


警告 システムの稼働中は、バックプレーンには危険な電圧またはエネルギーが存在します。作業の際は十分注意してください。



) PA-T3/E3-EC を取り外して 3 分待機してから、PA-T3/E3-EC の再取り付けまたは再挿入を行ってください。


Cisco 7200 VXR ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

図3-2 Cisco 7200 VXR ルータへのポート アダプタの取り付け

 

Cisco 7201 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

 

Cisco 7301 ルータ ― ポート アダプタの取り外しおよび取り付け

図3-3 Cisco 7301 ルータへのポート アダプタの取り付け

 

ケーブルおよびコネクタ

PA-T3/E3-EC のインターフェイス コネクタは同軸 BNC タイプで、送信(TX)と受信(RX)用にコネクタが 1 つずつあります。BNC コネクタは、PA-T3/E3-EC のアナログ物理インターフェイスである PA-T3/E3-EC Line Interface Unit(LIU; ライン インターフェイス ユニット)にトランスフォーマによって結合されます。

PA-T3/E3-EC の BNC コネクタのピン割り当ておよび信号特性は、次のとおりです。

送信(TX) ― 送信信号は中心接点に存在し、TX BNC コネクタに接続された 75 Ωの 734A 同軸ケーブルの外側シールドがアースされます。

受信(RX) ― 受信信号は中心接点に存在し、RX BNC コネクタに接続された 75 Ωの 734A 同軸ケーブルの外側シールドがアースされます。


注意 長いケーブルが必要な場合、問題が起きないようにするために、734A 仕様に適合しているか、それ以上の品質の 75 Ω 同軸ケーブルを使用する必要があります。

図3-4 に、PA-T3/E3-EC での使用を推奨する一般的な 75 Ωの 734A 同軸ケーブルのペアを示します。PA-T3/E3-EC 接続(RX および TX)ごとに 1 本ずつ 75 Ω同軸ケーブルを使用します。


) PA-T3/E3-EC 用のケーブルは、別途必要です。


図3-4 75 Ωの 734A 同軸ケーブルのペア

 

 

1

TX

4

DS3 装置へ

2

RX

5

TX(出力)

3

PA-T3/E3-EC へ

6

RX(入力)

ケーブル接続

ここでは、PA-T3/E3-EC Port Adapter と外部 DS3 装置を 75 Ωの 734A 同軸ケーブルで接続する手順について説明します。PA-T3/E3-EC Port Adapter のインストレーション作業を続けるには、ポート アダプタ ケーブルを接続する必要があります。ここで説明する手順は、サポート対象の全プラットフォームに当てはまります。PA-T3/E3-EC で使用する同軸ケーブルは 1 本だけです。PA-2T3/E3-EC では、同軸ケーブルを 1 本または 2 本使用できます。

次の手順で、75 Ω同軸ケーブルを PA-T3/E3-EC Port Adapter に接続します。


ステップ 1 PA-T3/E3-EC の BNC ポートに 75 Ω同軸ケーブルを直接接続します。ケーブルの一端を TX というラベルのポートに、2 本めのケーブルの一端を RX というラベルのポートに接続します(図3-5 を参照)。

図3-5 75 Ωの 734A 同軸ケーブルと PA-2T3/E3-EC Port Adapter の接続

 

 

1

外部 T3 装置の RX ポートへ

3

BNC ケーブル

2

外部 T3 装置の TX ポートへ

ステップ 2 次の手順で、2 本の 75 Ω同軸ケーブルのネットワーク側を外部 T3 装置に接続します。

PA-T3/E3-EC の TX ポートから伸びている同軸ケーブルを外部 T3 装置の RX ポートに接続します。

PA-T3/E3-EC の RX ポートから伸びている同軸ケーブルを外部 T3 装置の TX ポートに接続します。

ステップ 3 ルータのケーブル管理ブラケットにケーブルを通します。


 

これで、75 Ω同軸ケーブルを PA-T3/E3-EC Port Adapter に接続する作業は終了です。