Cisco Multiprocessor WAN Application Module ユーザ ガイド
MWAMの取り付け
MWAMの取り付け
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

MWAMの取り付け

安全上の警告

MWAMの取り付け準備

必要な工具

前面パネル

STATUS LED

SHUTDOWNボタン

MWAMの取り付け

取り付けの確認

MWAMの取り付け

安全上の警告

誤って行うと危険が生じる可能性のある操作については、安全上の警告が記載されています。各警告文に、警告を表す記号が記されています。


警告危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。



警告 システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Site Preparation and Safety Guide』を参照してください。このマニュアルには、システムを扱う前に理解しておく必要がある安全に関する重要な情報が記載されています。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置へのEMI(電磁波干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。


MWAMの取り付け準備

MWAMを取り付ける前に、次のものが使用可能な状態になっていることを確認してください。

Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシ

Telnetまたはコンソール接続を通じて設定作業を実行できる管理ステーション

必要な工具

必要な工具

ここでは、MWAMを取り付けるために必要な工具について説明します。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



) MWAMを取り付ける前に、Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシを設置し、Supervisor Engine 2を少なくとも1つ搭載する必要があります。スイッチシャーシの設置については、『Catalyst 6000 Family Installation Guide』を参照してください。


Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシにMWAMを取り付けるには、次の工具が必要です。

マイナス ドライバ

プラス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップまたはその他のアース器具

静電気防止用マットまたは静電気防止材

前面パネル

MWAMの前面パネル(図 2-1を参照)には、STATUS LEDとSHUTDOWNボタンがあります。

図 2-1 MWAMの前面パネル

 

STATUS LED

STATUS LEDは、モジュールの動作状態を表します。 表 2-1 にLEDの動作を示します。

 

表 2-1 STATUS LEDの説明

色/状態
説明

グリーン

すべての診断テストにパスしました。モジュールは動作可能です。

レッド

個別ポート テスト以外の診断テストに失敗しました。

オレンジ

次の3つの状態のいずれかを表します。

モジュールは起動およびセルフテスト診断シーケンスを実行中です。

モジュールは動作不能です。

モジュールはシャットダウン状態です。

消灯

モジュールの電源がオフになっています。

SHUTDOWNボタン


注意 MWAMが完全にシャットダウンし、STATUS LEDがオレンジになるか消灯するまで、シャーシからこのモジュールを取り外さないでください。完全にシャットダウンしないうちにシャーシからモジュールを取り外すと、モジュールが故障する場合があります。

MWAMのシャットダウン

MWAMをシャットダウンする手順は、次のとおりです。

1. show module コマンドを入力し、MWAMのステータスが OK であることを確認します。

2. イネーブル モードで hw-module module mod shutdown コマンドを使用して、モジュールをシャットダウンします。

3. show moduleコマンドを入力し、MWAMのステータスが ShutDown であり、LEDがオレンジになっていることを確認します。

4. MWAMの取り外し 」の手順に従って、MWAMを取り外します。

MWAMが shutdown コマンドに応答しなかった場合は、 no response というメッセージがコンソールに表示されます。 show module コマンドを入力すると、MWAMのステータスが Other になるはずです。この場合、小さくて先のとがったもの(クリップなど)で前面パネルのSHUTDOWNボタンを押すことによって、モジュールをシャットダウンします(図 2-1を参照)。

シャットダウン手順の完了には、数分かかることがあります。モジュールの電源がオフになると、STATUS LEDが消灯します。

MWAMの取り付け

ここでは、Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシにMWAMを取り付ける手順について説明します。


) モジュールは、(冗長Supervisor Engine 2モジュールを搭載している場合)Supervisor Engine 2を含めてすべて、ホットスワップが可能です。システムの電源をオフにしなくても、また、他のソフトウェアまたはインターフェイスをシャットダウンしなくても、モジュールの追加、交換、取り外しを行うことができます。モジュールのホットスワップの詳細については、『Catalyst 6000 Family Module Installation Guide』を参照してください。



注意 静電破壊を防ぐため、モジュールを取り扱う際には必ずフレームの縁を持つようにしてください。


警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を凝視したり、光機器を使用して直視したりしないでください。



警告 システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Site Preparation and Safety Guide』を参照してください。このマニュアルには、システムを扱う前に理解しておく必要がある安全に関する重要な情報が記載されています。


Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシにMWAMを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 モジュールを搭載するスロットを決めます。

ステップ 2 モジュールのポートに直接接続するインターフェイス機器が収まるだけのスペースがあるかどうかを確認します。モジュールはなるべく、フィラー プレートだけが取り付けられている空スロットの間のスロットに取り付けてください。

ステップ 3 シャーシに搭載されているすべてのモジュールの非脱落型ネジが締められていることを確認します。

この確認が必要なのは、非脱落ネジによってすべてのモジュールのEMIガスケットがしっかり圧迫されていないと、新しいモジュールや交換用のモジュールを取り付ける空スロットのスペースが狭くなるためです。


) 非脱落型ネジが緩んでいると、搭載されているモジュールのEMIガスケットによって隣接するモジュールが空スロットの方に押され、空スロットのスペースが狭くなり、モジュールの再取り付けが難しくなります。


ステップ 4 モジュール フィラー プレートから2つのネジを取り外し、フィラー プレートを外します。モジュールを取り外す場合は、「MWAMの取り外し」を参照してください。

ステップ 5 新しいモジュールまたは交換用のモジュールの両側のイジェクト レバーを完全に開きます(図 2-2を参照)。

図 2-2 水平型スロット シャーシへのモジュールの取り付け

 

ステップ 6 シャーシ スロットの向き(水平型または垂直型)に応じて、次のいずれかの手順を行います。

水平型スロット

a. モジュールをスロットの位置に合わせます(図 2-2を参照)。モジュール フレームの両方の側面をスロットの両側にあるスロット ガイドに合わせてください。

b. モジュールを慎重にスロットに差し込み、モジュール上端のEMIガスケットが真上のスロット内のモジュールに触れたら、両側のイジェクト レバーをモジュールの前面プレートに対して約45度の角度になるまで内側に倒します(図 2-3を参照)。

図 2-3 水平型スロット シャーシのEMIガスケットの調整

 

c. 両手の親指と人差し指で2つのイジェクト レバーを押し下げて、モジュールのEMIガスケットと真上のモジュールの間にわずかな隙間(0.040インチ[1 mm])を作ります(図 2-3を参照)。


注意 イジェクト レバーに力をかけすぎないように注意してください。曲がったり壊れたりするおそれがあります。

d. 左右のイジェクト レバーを押し下げたまま、同時に内側に閉じます。これによって、モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されます。イジェクト レバーを完全に閉じると、モジュールの前面プレートとイジェクト レバーが平らにそろいます(図 2-4を参照)。

図 2-4 水平型スロット シャーシのイジェクト レバーの閉じ方

 


) バックプレーンのコネクタにモジュールが完全に装着されていないと、エラー メッセージが表示されることがあります。


e. モジュールの2つの非脱落型ネジを締めます。


) 非脱落型ネジを締める前に、イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認してください。


垂直型スロット

a. モジュールをスロットの位置に合わせます(図 2-5を参照)。モジュール フレームの両方の側面をスロット上下のスロット ガイドに合わせてください。

図 2-5 垂直型スロット シャーシへのモジュールの取り付け

 

b. モジュールを慎重にスロットに差し込み、モジュールの右端のEMIガスケットが隣接するスロット内のモジュールに触れたら、両側のイジェクト レバーをモジュールの前面プレートに対して約45度の角度になるまで内側に倒します(図 2-6を参照)。

c. 両手の親指と人差し指で2つのイジェクト レバーを持ち、左の方向に少し押して、モジュールのEMIガスケットと隣接するモジュールの間にわずかな隙間(約0.040インチ[1 mm])を作ります(図 2-6を参照)。

図 2-6 垂直型スロット シャーシのEMIガスケットの調整

 


注意 イジェクト レバーに力をかけすぎないように注意してください。曲がったり壊れたりするおそれがあります。

d. イジェクト レバーを押しながら、同時に内側に閉じます。これによって、モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されます。イジェクト レバーを完全に閉じると、モジュールの前面プレートとイジェクト レバーが平らにそろいます(図 2-7を参照)。

図 2-7 垂直型スロット シャーシのイジェクト レバーの閉じ方

 

e. モジュールの2つの非脱落型ネジを締めます。


) 非脱落型ネジを締める前に、イジェクト レバーが完全に閉じていることを確認してください。



 

MWAMの取り付け作業はこれで完了です。

取り付けの確認

Catalyst 6500/Cisco 7600シャーシにMWAMを取り付けると、モジュールが通常は自動的にブート シーケンスを実行します。ブート シーケンスが正常に終了すると、グリーンのSTATUS LEDが点灯状態になります。STATUS LEDがグリーンにならない場合、または他の色になった場合は、表 2-1を参照して、モジュールの状態を判断してください。


注意 ブート シーケンスの完了後、コンソールに次のようなメッセージが表示された場合は、取り付けたMWAMにアプリケーション イメージがありません。「APおよびMPイメージのアップグレード」を参照し、モジュールをオンラインにしてください。
*May 5 18:03:35.839:SP:oir_disable_notice:slot6:lcp failed to go online