Cisco インターフェイス カード ハードウェア インストレーション ガイド
LANインターフェイス カードのネット ワーク接続
LANインターフェイス カードのネットワーク接続
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

LANインターフェイス カードのネットワーク接続

WIC-4ESWカード

WIC-4ESWインターフェイス カードのポート番号

WIC-4ESWインターフェイス カードのプロセッサ要件

WIC-4ESWインターフェイス カードでサポートされる規格

WIC-4ESWインターフェイス カードのプラットフォームの制限事項

WIC-1ENETインターフェイス カード

WIC-1ENETの要件

WIC-1ENETのメモリ要件

WIC-1ENETのソフトウェア要件

WIC-1ENETインターフェイス カードのポート番号

WIC-1ENETインターフェイス カードのルータ プロセッサ要件

WIC-1ENETでサポートされる規格

WIC-1ENETの全二重および半二重

LANインターフェイス カードのネットワーク接続

この章では、Cisco LANインターフェイス カードをネットワークに接続する手順について説明します。具体的な内容は次のとおりです。

「WIC-4ESWカード」

「WIC-1ENETインターフェイス カード」

WIC-4ESWカード

ここでは、4ポート10/100BASE-TXイーサネット スイッチ インターフェイス カード(WIC-4ESW)をネットワークに接続する方法について説明します。

WIC-4ESWインターフェイス カードは、レイヤ3ルーティング機能を備えた、レイヤ2イーサネット スイッチです(レイヤ3ルーティングはホストに転送され、スイッチで実際に実行されることはありません)。ポートは、速度(10 Mbpsまたは100 Mbps)および接続先の装置のデュプレックス モード(全二重または半二重)を自動感知するため、同じ速度および同じデュプレックス モードで稼働します。


show vtp statusコマンドにより、ルータがサポートするVLAN(仮想LAN)の最大数が表示されます。ルータがサポートするVLAN数の方が多いですが、WIC-4ESWインターフェイス カードでは最大16のVLANをサポートします。


WIC-4ESWインターフェイス カードで使用する、新しいコマンドまたは変更されたコマンドはありません。スイッチで使用されるすべてのコマンドは、Cisco IOSコマンド リファレンスに記載されています。

図9-1に、WIC-4ESWインターフェイス カードを示します。

図9-1 WIC-4ESWインターフェイス カード

 

Cisco IOSソフトウェアがスイッチを認識し、接続がアクティブになると、LNK(物理レイヤ リンク)LEDが点灯します。ACT(アクティビティ)LEDは、スロット上でデータの送受信が行われていることを示します。

カードの機能の詳細については、『 4-Port Ethernet Switch Configuration Notes for the Cisco 1700 Series Routers 』を参照してください。

WIC-4ESWインターフェイス カードのポート番号

ポート番号は、ルータに搭載されたモジュールおよびインターフェイス カード上のインターフェイスを識別します。モジュールおよびインターフェイス カードは、インターフェイス タイプ、スロット番号、スラッシュ(/)、およびポート番号によって識別されます。たとえば、F0/0とは、インターフェイス カードの最初のファスト イーサネット ポートで、ルータのスロット0に搭載されていることを示します。

WIC-4ESWの最初のポートは、常に[1]として認識されます。Cisco 1721ルータでは、カードがいずれのスロットに搭載されていても、ポートはFastEthernet 1~FastEthernet 4と表されます。

Cisco 1751ルータおよびCisco 1760ルータでは、WIC-4ESW上のファスト イーサネット インターフェイスは、カードが搭載されているスロットに応じて、F< slot >/1~F< slot >/4として表されます(このマニュアルでは、ポートはF1~F4として表されます)。

WIC-4ESWインターフェイス カードのプロセッサ要件

Cisco WIC-4ESWカードを使用するには、MPC 860マイクロプロセッサ(リビジョンB5以上)が必要です。

WIC-4ESWインターフェイス カードでサポートされる規格

WIC-4ESWインターフェイス カードでは、IEEE 802.3のイーサネット規格および最大328フィート(100 m)の100BASE-Tカテゴリ3、4、および5 UTPケーブル長がサポートされます。

また、次の規格がサポートされます。

802.1d

802.1p

802.1Q

WIC-4ESWインターフェイス カードのプラットフォームの制限事項

WIC-4ESWインターフェイス カードでは、次の機能がサポートされません。

VLANトランキング プロトコル(サーバ/クライアント モードおよびトランスペアレント モードv2)

Spanning-Tree Protocol(STP;スパニングツリー プロトコル)バックボーン ファスト

STP PortFast Bridge Protocol Data Unit(BPDU;ブリッジ プロトコル データ ユニット)ガード

STPアップリンク ファスト

STPルート ガード

STP Unidirectional Link Detection(UDLD;単一方向リンク検出)

ポート セキュリティ

保護ポート

802.1xポートベース認証

ストーム制御

Switched Port Analyzer(SPAN;スイッチド ポート アナライザ)

Internet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピング

802.1pプライオリティの上書き

MAC(メディア アクセス制御)アドレス テーブル コマンド

EtherChannel

不明ユニキャスト/マルチキャスト フラッディングに基づくポート単位でのイネーブル化またはディセーブル化

マルチキャスト グループ

IPマルチキャストのサポート

Cisco Group Management Protocol(CGMP)クライアント、CGMP高速脱退

ダイナミック アクセス ポート

ダイナミック トランク プロトコル

ダイナミックVLAN

音声VLAN

General Attribute Registration Protocol(GARP)、GARP Multicast Registration Protocol(GMRP)、およびGARP VLAN Registration Protocol(GVRP)

Cisco ISL(スイッチ間リンク)タギング(チップはISLをサポートしません)

レイヤ3オンボード スイッチング

VLANのモニタ

マルチVLANポート ネットワーク ポート

共有STPインスタンス

VLANベースのSPAN

VLAN Query Protocol(VQP)

VTPプルーニング プロトコル

Webベース管理インターフェイス

Remote Monitoring(RMON)

WIC-1ENETインターフェイス カード

ここでは、10BASE-TイーサネットをサポートするCisco 1ポート イーサネット インターフェイス カード(WIC-1ENET)の接続方法について説明します。具体的な内容は、次のとおりです。

WIC-1ENETの要件

WIC-1ENETの全二重および半二重

1ポート イーサネット インターフェイス カードは、ケーブル モデム、xDSLモデムなど、あらゆるタイプの外部ブロードバンド モデムでCisco IOSソフトウェアの機能を使用できる、追加のイーサネット インターフェイスを提供します。

図9-2に、WIC-1ENETインターフェイス カードを示します。

図9-2 WIC-1ENETインターフェイス カード

 

Cisco IOSソフトウェアがWIC-1ENETカードを認識し、接続がアクティブになると、LNK(物理レイヤ リンク)LEDが点灯します。ポートが全二重モードで動作している場合は、FDX LEDが点灯し、半二重モードで動作している場合は消灯します。さらに、ルータ前面のACTIVITY LEDがスロットでのデータの送受信を示します。

WIC-1ENETの要件

ここでは、WIC-1ENETカードの要件およびサポート対象の規格について説明します。

WIC-1ENETのメモリ要件

WIC-1ENETカードをサポートするCisco IOSイメージを実行するには、ルータに最小限の容量のフラッシュ メモリおよびDRAMが必要です。イメージごとのメモリ要件の詳細については、『 Release Notes for the Cisco 1700 Series Routers for Cisco IOS Release 12.2(4)T 』を参照してください。

WIC-1ENETのソフトウェア要件

スロット0以外のWICスロットにWIC-1ENETカードを搭載する場合、または複数のカードを搭載する場合は、Cisco IOS Release 12.2(2)XJ以上が必要です。

Cisco IOS Release 12.2(4)TでもWIC-1ENETカードを使用できますが、スロット0にカードを取り付ける必要があります。また、ルータには1つのWIC-1ENETカードしか取り付けることができません。

WIC-1ENETインターフェイス カードのポート番号

ポート番号は、ルータに搭載されたモジュールおよびインターフェイス カード上のインターフェイスを識別します。ポート番号は、インターフェイス タイプごとに右から左に向かって、0から順番に番号が付けられています。モジュールおよびインターフェイス カードは、インターフェイス タイプ、スロット番号、スラッシュ(/)、およびポート番号によって識別されます。たとえば、E0/0とは、インターフェイス カードの最初のイーサネット ポートで、ルータのスロット0に搭載されていることを示します。

Cisco 1720ルータのイーサネット インターフェイスでは、E0になります。WIC-1ENETのインターフェイスは、E1として示されます。

Cisco 1750ルータでは、ルータのイーサネット インターフェイスはE0/0です。WIC-1ENETのインターフェイスは、E< slot >/1として示されます。

WIC-1ENETインターフェイス カードのルータ プロセッサ要件

WIC-1ENETカードを使用する場合は、Cisco 1700シリーズ ルータにMPC 860マイクロプロセッサ(リビジョンB5以上)を搭載する必要があります。

プロセッサのバージョン情報は起動時に表示されます。Cisco IOS CLIの Router# プロンプトに show version コマンドを入力することによって、プロセッサのリビジョン情報を確認することもできます。

WIC-1ENETでサポートされる規格

IEEE 802.3のイーサネット規格および最大328フィート(100 m)の10BASE-Tカテゴリ3、4、および5 UTPケーブル長がサポートされます。

WIC-1ENETの全二重および半二重

WIC-1ENETは、デフォルトで半二重モードに設定されていて、ポートに接続される他の装置のモードを自動検出しません。カードを全二重動作に設定する場合は、ポートの接続先装置も全二重モードに設定する必要があります。

イーサネット インターフェイスを全二重動作にするには、 full-duplex コマンドを使用します。
no full-duplex コマンドを入力すると、インターフェイスを半二重モードに戻せます。

half-duplex コマンドを使用すると、イーサネット インターフェイスを半二重動作(イーサネット インターフェイスのデフォルト ステート)にもできます。

インターフェイスの状態を確認するには、次のように show interface コマンドを入力します。

1750#show interface Ethernet 0
 
Ethernet0 is up, line protocol is up
Hardware is PQUICC Ethernet, address is 0001.64ff.ef6a (bia 0001.64ff.ef6a)
MTU 1500 bytes, BW 10000 Kbit, DLY 1000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Half-duplex, 10BaseT
....