Cisco インターフェイス カード ハードウェア インストレーション ガイド
ISDN WICのネットワーク接続
ISDN WICのネットワーク接続
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ISDN WICのネットワーク接続

1ポートISDN BRIカード

1ポートBRI S/T WANカード(WIC36-1B-S/T、WIC-1B-S/T、およびWIC-1B-S/T-V3)

NT1内蔵の1ポートBRI WANカード(WIC36-1B-U、WIC-1B-U、およびWIC-1B-U-V2)

ISDN BRIカードのジャンパ設定

ISDN BRIカードのWAN接続

ISDN BRI S/TカードのWAN接続

ISDN BRI Uインターフェイス カードのWAN接続

BRI WICのLED

1ポートISDN BRI S/T専用線カード

ISDN BRI S/T専用線カードのネットワーク接続

ISDN BRI S/T専用線WICのLED

ISDN WICのネットワーク接続

この章では、Cisco ISDN WAN Interface Card(WIC;WANインターフェイス カード)をネットワークに接続する手順について説明します。

「1ポートISDN BRIカード」

「1ポートISDN BRI S/T専用線カード」

1ポートISDN BRIカード

ここでは、次のCisco ISDN BRI(基本インターフェイス)WICについて説明します。

1ポートBRI S/T WANカード(WIC36-1B-S/T、WIC-1B-S/T、およびWIC-1B-S/T-V3)

NT1内蔵の1ポートBRI WANカード(WIC36-1B-U、WIC-1B-U、およびWIC-1B-U-V2)

BRI WICのWIC36モデルとWICモデルは、LEDの位置とラベル、および前面プレートの切り欠きの数と位置によって区別できます。

1ポートBRI S/T WANカード(WIC36-1B-S/T、WIC-1B-S/T、およびWIC-1B-S/T-V3)

1ポートのISDN BRI WIC(WIC36-1B-S/T、WIC-1B-S/T、およびWIC-1B-S/T-V3)は、外付けNT1(ネットワーク終端1)装置を介してISDN WANに接続します(図4-1図4-2図4-3を参照)。このインターフェイスは、 S/Tインターフェイス とも呼ばれます。


注意 電磁適合性および安全性のためのTelcordia GR-1089 NEBS規格に準拠するため、1ポートISDN-BRIカード(WIC-1B-S/T-V3)は、建物内または屋内の配線またはケーブルにのみ接続するようにしてください。

図4-1 WIC36-1B-S/T WIC

 

図4-2 WIC-1B-S/T WIC

 

図4-3 WIC-1B-S/T-V3 WIC

 

NT1内蔵の1ポートBRI WANカード(WIC36-1B-U、WIC-1B-U、およびWIC-1B-U-V2)

1ポートのISDN-BRI WIC36-1B-U、WIC-1B-U、およびWIC-1B-U-V2 WICには、統合型NT1デバイスが内蔵されています(図4-4図4-5図4-6を参照)。このインターフェイスは、 Uインターフェイス とも呼ばれます。

図4-4 1ポートISDN BRI WIC36-1B-U WIC

 

図4-5 1ポートISDN BRI WIC-1B-U WIC

 

図4-6 1ポートISDN BRI WIC-1B-U-V2 WIC

 

ISDN BRIカードのジャンパ設定

WIC-1B-S/Tインターフェイス カードおよびWIC-1B-Uインターフェイス カードには終端ジャンパがありません。WIC36-1B-S/T、WIC36-1B-U、CPAWIC36-1B-S/T、およびCPAWIC36-1B-Uインターフェイス カードには、終端ジャンパが2つあります。ラベルはJ1およびJ2です。WIC36-1B-S/T、WIC36-1B-U、CPAWIC36-1B-S/T、CPAWIC36-1B-Uなどのカードを取り付ける前に、終端ジャンパが使用要件に合わせて適切に設定されていることを確認してください。

ジャンパは出荷時点でBの位置に設定されています。ポイントツーポイント接続の場合、またはパッシブ バス接続ラインの最終装置として使用する場合は、ジャンパをこの位置にしたままでBRI WICを使用してください。パッシブ バス接続で、ラインの最終装置としてではなくBRI WICを使用する場合は、終端ジャンパをAの位置に設定してください。図4-7にジャンパを示します。

図4-7 旧式のISDN BRI WICのジャンパ位置

 

ISDN BRIカードのWAN接続

旧式のWIC36-1B-S/T、WIC36-1B-U、CPAWIC36-1B-S/T、CPAWIC36-1B-UなどのWICは、2スロット モジュールのW1スロットのみに取り付けが可能で、BRIインターフェイスを1つだけ提供します。新しいWIC-1B-S/TまたはWIC-1B-UといったWICは、2スロット モジュールのどちらのスロットにも取り付けが可能です。

BRIネットワーク モジュールの詳細については、『 Cisco Network Modules Hardware Installation Guide 』を参照してください。


警告 BRIケーブルにはネットワークの危険電圧がかかっています。BRIケーブルを取り外す場合は、感電防止のためにルータ側から先に外してください。ネットワークの危険電圧は、電源がオフになっていても、BRIポート(RJ-48コネクタ)付近のシステム カードにもかかっています。



警告 ISDN接続は、ユーザが触れることのできない電圧源とされています。Public Telephone Operator(PTO;公衆電気通信事業者)提供の装置または接続部品を開けたり改造したりしてはなりません。(取り外しできない、1回限りの接続プラグ以外の)ハードワイヤ接続は、PTOのスタッフまたは適切な訓練を受けたエンジニアが行う必要があります。


RJ-48C/RJ-48C BRIケーブル(別売)を使用して、ISDN BRI WICをISDNに直接接続します。ピン割り当てについては、オンライン ドキュメントの『 Cisco Modular Access Router Cable Specifications 』を参照してください。

ISDN BRI S/TカードのWAN接続

ISDN BRI S/Tインターフェイス カードをWAN接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータの電源がオフになっていることを確認します。


注意 電磁適合性および安全性のためのTelcordia GR-1089 NEBS規格に準拠するため、1ポートISDN-BRIカード(WIC-1B-S/T-V3)は、建物内または屋内の配線またはケーブルにのみ接続するようにしてください。

ステップ 2 RJ-48C/RJ-48Cストレート ケーブルの片側をS/Tインターフェイスに接続します。

ステップ 3 ケーブルのもう一方の側をNT1デバイスに接続します(図4-8を参照)。

図4-8 BRI S/T WICの接続

 

ステップ 4 NT1デバイスに付属のマニュアルに従って、NT1デバイスをISDNの壁面ジャックに接続します。

ステップ 5 ルータの電源をオンにします。


 

ISDN BRI Uインターフェイス カードのWAN接続

ISDN BRI U WICをISDNネットワークに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータの電源がオフのままになっていることを確認します。

ステップ 2 RJ-48C/RJ-48Cストレート ケーブルの片側をカードのUインターフェイスに接続します。

ステップ 3 ケーブルのもう一方の側をISDNの壁面ジャックに直接接続します(図4-9を参照)。

図4-9 BRI U WICの接続

 

ステップ 4 ルータの電源をオンにします。


 

BRI WICのLED

ここでは、ISDN BRIカードのLEDについて説明します。 表4-2 にLEDの意味を示します。

図4-10 WIC-1B-S/T WICのLED

 

図4-11 WIC-1B-S/T-V3 WICのLED

 

図4-12 WIC36-1B-S/T WICのLED

 

図4-13 WIC-1B-U WICのLED

 

図4-14 WIC-1B-U-V2 WICのLED

 

図4-15 WIC36-1B-U WICのLED

 

 

表4-1 ISDN BRI WICのLED

LED
意味

B1

第1 Bチャネル上の接続がアクティブです。

B2

第2 Bチャネル上の接続がアクティブです。

OK

ISDNポートがセントラル オフィス スイッチ(Dチャネル)との接続を確立しました。

他のカードを取り付ける場合は、このマニュアルの該当する項に進んでください。すべての取り付け作業を終えたら、ルータのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照して、インターフェイスを設定してください。

1ポートISDN BRI S/T専用線カード

ISDN BRI S/T専用線カードは、64 kbpsで動作する1つのBチャネルを専用線モードで提供します(図4-16を参照)。

図4-16 ISDN BRI S/T専用線WIC

 

ISDN BRI S/T専用線カードのネットワーク接続

この接続では、RJ-48C/RJ-48CケーブルおよびNT1デバイスをユーザ側で用意する必要があります。

WAN接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ルータの電源がオフになっていることを確認します。

ステップ 2 RJ-48Cケーブルの片側をカードのISDN BRI専用線ポートに接続します。

ステップ 3 ケーブルのもう一方の側をNT1デバイスに接続します(図4-17を参照)。

ステップ 4 NT1デバイスに付属のマニュアルに従って、NT1デバイスをISDNの壁面ジャックに接続します。

図4-17 ISDN BRI S/T専用線カードのNT1接続

 

ステップ 5 電源スイッチをON( | )の位置にして、ルータの電源をオンにします。

ステップ 6 OK LEDが点灯し、カードのISDNポートがセントラル オフィスのスイッチと同期したことを確認します。


 

ISDN BRI S/T専用線WICのLED

ISDN BRI S/T専用線カードには、LEDが3つあります。表4-2に各LEDの意味を示します。

 

表4-2 ISDN BRI S/T専用線カードのLED

LED
意味

B1

B1チャネル上でISDN接続が行われている場合に点滅します。

B21

B2チャネル上のISDN接続です(未使用)。

OK

ISDNポートがセントラル オフィスのスイッチと同期した場合に点灯します。

1.64 kbpsでは常に消灯しています。64 kbpsを使用できるのはB1上に限られます。