Cisco Wide Area Application Engine 512/ 612 ハードウェア インストレーション ガイド
ハードウェア オプションの 取り付け
ハードウェア オプションの取り付け
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ハードウェア オプションの取り付け

カバーとベゼルの取り外し

アダプタの取り付け

DIMM の取り付け

ハード ディスク ドライブの取り扱い

SATA ハード ディスク ドライブの取り付け

SAS ハード ディスク ドライブの取り付け

取り付けの完了

ハードウェア オプションの取り付け

この章では、Wide Area Application Engine(WAE) にハードウェア オプションを取り付けるための基本的な手順を説明します。これらの手順は、経験者を対象にしています。

この章の構成は、次のとおりです。

「カバーとベゼルの取り外し」

「アダプタの取り付け」

「DIMM の取り付け」

「ハード ディスク ドライブの取り扱い」

「取り付けの完了」

カバーとベゼルの取り外し


警告 シャーシを取り扱う場合や電源装置の近くで作業する場合は、事前に、電源コードを AC ユニットから外してください。


カバーを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 2 装置および接続されているすべての装置の電源を切ります。電源コードとすべての外部コードを抜きます。

ステップ 3 カバー リリース ボタンを押します(図 4-1 を参照)。

図 4-1 カバーの取り外し

 

 

1

カバー リリース ボタン

ステップ 4 親指でカバー リリース ボタンを押しながら、もう一方の手で反対側のシャーシ前面の端を少し持ち上げ、親指を使ってカバーを後ろに 1.27 cm(0.5 インチ)ほどスライドさせてから、持ち上げて装置から外します。


注意 適切に冷却と通気が行われるように、カバーを交換してから、装置の電源を入れてください。カバーを取り外したまま装置を長時間(30 分以上)稼働させると、装置のコンポーネントが損傷する場合があります。


 

アダプタの取り付け

ここでは、システム ボード、ライザー カード、アダプタ、および Peripheral
Component Interconnect-Extended(PCI-X)スロットの設定仕様に関する一般的な情報について説明します。次の手順で、フルハイト 3/4 レングス PCI-X アダプタ カードを取り付けます。


) MPEG デコーダ アダプタは、ACNS ソフトウェアでのみサポートされています。インライン ネットワーク アダプタは、WAAS 4.0.7 以降のソフトウェアでのみサポートされています。


アダプタを取り付ける前に、次の情報を確認してください。

アダプタ スロットは、ライザー カード アセンブル上にあります。アダプタ スロットを利用するには、最初にライザー カード アセンブリを取り外す必要があります(図 4-2 を参照)。

装置には、2 個の PCI-X アダプタ スロットがあります。

PCI-X スロット 1 は、1 つのフルハイト 3/4 レングス アダプタ用です。

PCI-X スロット 2 は、1 つの低背型ハーフレングス アダプタ用ですが、この装置では使用しません。

PCI-X スロット 1 に、サポートされているアダプタを取り付ける必要があります(このスロットは、装置背面に「Slot 1」と明示されています)。

アダプタにはマニュアルが付属されています。ここで説明する取り付け手順に加えて、アダプタのマニュアルに記載されている手順に従ってください。


注意 静電気の影響を受けやすい装置を取り扱う際には、静電気による損傷を避けるために、予防措置を講じてください。これらの装置の取り扱いの詳細については、「ESD に対する保護」を参照してください。


) ここに示す図は、実際のハードウェアと異なる場合があります。


アダプタを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全に関する注意事項」の安全性についての情報を再確認してください。

ステップ 2 装置と周辺装置の電源を切ります。

ステップ 3 電源コードを抜きます。その後、装置からすべての外部ケーブルを抜きます。

ステップ 4 装置のカバーを取り外します。

ステップ 5 ライザー カード後部の端をつかみ、持ち上げて、ライザー カード アセンブリを外します(図 4-2 を参照)。

図 4-2 ライザー カード アセンブリの取り外し

 

 

1

ライザー カード アセンブリ

2

ライザー カード後部の端

ステップ 6 静電気を防止する平面上にライザー カード アセンブリを置きます。

ステップ 7 スロット 1 の拡張スロット カバーを取り外します(図 4-3 を参照)。


) PCI 拡張スロット カバーは、すべての空のスロットに取り付ける必要があります。カバーを取り付けることで、装置の電子放射特性が維持され、装置のコンポーネントが適切に冷却されます。


図 4-3 ライザー カード アセンブリへのアダプタの取り付け

 

 

1

拡張スロット ブラケット

2

アダプタ

3

アダプタ サポート ブラケット

4

PCI-X 拡張スロット 1

5

ライザー カード アセンブリ

6

PCI-X 拡張スロット 2(非サポート)

7

ライザー カード コネクタ

ステップ 8 アダプタが入っている静電気防止用パッケージを、装置の塗装されていない金属面に接触させてから、このパッケージからアダプタを取り出します。アダプタのコンポーネントや金めっきされたエッジ コネクタには触れないでください。

ステップ 9 アダプタのコンポーネント側を上にして、静電気を防止する平面上に置きます。


注意 装置にアダプタを取り付けるときは、装置の電源を入れる前にアダプタが PCI 拡張スロットに確実に挿入されていることを確認してください。確実に挿入されていないと、システム ボードやアダプタが損傷する場合があります。

ステップ 10 アダプタを取り付けるには、アダプタの上端を慎重に持ち、ライザー カード アセンブリの拡張スロットに合わせ、アダプタをしっかりと拡張スロットに押し込みます。

ステップ 11 ライザー カードを取り付けます。ライザー カードがシステム ボードのライザー カード コネクタに完全に装着されていることを確認します。

ステップ 12 その他にも取り付けるハードウェア オプションがある場合は、ここで取り付けます。そうでない場合は、「取り付けの完了」へ進んでください。


 

DIMM の取り付け

システム ソフトウェアをより高速に稼働させるための簡単な方法は、装置にメモリを増設することです。装置のメモリを増設するには、DIMM を追加します。

メモリを増設するときは、次の情報に注意してください。

「アプライアンスの仕様」に示す WAE モデルのメモリ仕様を確認してください。

システム構成に応じ、使用可能なメモリの量は減少します。システム リソース用に、一定量のメモリを確保しておく必要があります。BIOS は、増設メモリと内蔵されていたメモリの合計量を表示します。

必ず、シスコから購入した DIMM(MEM-WAE-1GB=)を使用してください。

メモリ モジュールは、図 4-4 に示すシステム ボードの DIMM コネクタに取り付けられます。DIMM が 1 つ内蔵されている装置では、そのモジュールは DIMM コネクタ 1 に取り付けられています。次のモジュールは DIMM コネクタ 3 に取り付けます。3 番めと 4 番めの DIMM は、ペアとして DIMM コネクタ 2 と 4 に取り付ける必要があります。

DIMM の取り付け時または取り外し時には、WAE アプライアンスが自動的に新しい DIMM 構成を検知するため、BIOS に保存する必要はありません。

図 4-4 は、DIMM を取り付けるためのシステム ボード コネクタの位置を示しています。

図 4-4 システム ボード DIMM コネクタ

 

 

1

DIMM 1

2

DIMM 2

3

DIMM 3

4

DIMM 4


注意 静電気の影響を受けやすい装置を取り扱う際には、静電気による損傷を避けるために、予防措置を講じてください。

DIMM を取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全に関する注意事項」の安全性についての情報を再確認してください。

ステップ 2 本装置と周辺装置の電源を切ります。電源コードを抜き、その後、すべての外部ケーブルを抜きます。カバーを取り外します(詳細については、カバーとベゼルの取り外しを参照)。

ステップ 3 DIMM の入っている静電気防止用パッケージを、装置の塗装されていない金属表面に接触させ、その後、パッケージから DIMM を取り出します。

ステップ 4 DIMM を取り付けます。

a. DIMM コネクタの両端にある固定クリップを開きます。ピンがコネクタに正確に合うように、DIMM の向きを調整します(図 4-5 を参照)。

図 4-5 DIMM の取り付け

 

 

1

DIMM 1

2

DIMM 3


注意 固定クリップが破損したり、DIMM コネクタが損傷したりしないように、クリップはていねいに開閉してください。

b. DIMM コネクタの両端で、DIMM の端面をスロットに合わせ、DIMM をコネクタに挿入します。DIMM の両端に同時に力がかかるようにして、DIMM がコネクタにまっすぐ入るようにしっかりと押し込みます。DIMM がコネクタに固定されたら、固定クリップがロック位置にはまっていることを確認します。

c. DIMM と固定クリップの間に隙間がある場合、DIMM は正しく取り付けられていません。この場合は、固定クリップを開いて DIMM を取り外し、もう一度挿入し直します。

ステップ 5 その他にも取り付けるオプションがある場合は、ここで取り付けます。そうでない場合は、「取り付けの完了」へ進んでください。


 

ハード ディスク ドライブの取り扱い

ここでは、Wide Area Application Engine(WAE)にハード ディスク ドライブを取り付ける方法について説明します。WAE-512 には、シンプルスワップ Serial Advanced Technology Attachment(SATA)II ハード ディスク ドライブが必要です。WAE-612 には、Serial Attached SCSI(SAS)ハード ディスク ドライブまたはホットスワップ SATA ハード ディスク ドライブを装着できます。

ハード ディスク ドライブを取り付ける際には、次の点に留意してください。

ここで説明する取り付け手順に加えて、ハード ディスク ドライブのマニュアルに記載されている手順に従ってください。

SAS ハード ディスク ドライブを取り付ける場合は、作業前に、ドライブに付属のマニュアルを参照してください。


) ハード ディスク ドライブ コネクタの損傷を避けるため、ハード ディスク ドライブの取り付けまたは取り外し時には必ず、カバーを付け完全に閉じてください。


WAE 内で使用するハード ディスク ドライブはすべて、転送レートなどのスループットが同一である必要があります。転送レートが異なるハード ディスク ドライブを混在させると、すべてのハード ディスク ドライブが、スループットの低い方の転送レートで稼働してしまいます。

装置にハード ディスク ドライブを 1 台だけ装備する場合は、左側のドライブ ベイに取り付けてください。


注意 システムが適切に冷却されるように維持するため、各ベイにハード ディスク ドライブまたはフィラー パネルを取り付けていない状態で装置を 10 分間以上稼働させないでください。

SATA ハード ディスク ドライブの取り付け


) WAE-512 は、シンプルスワップ SATA ハード ディスク ドライブをサポートしています。シンプルスワップ ハード ディスクは、ホットスワップ可能ではありません。シンプルスワップ ハード ディスク ドライブの取り付けおよび取り外しの前には、サーバのすべての電源を切ってください。



) WAE-612 ハードウェアは、ホットスワップ可能な SATA ハード ディスク ドライブをサポートしています。ただし、現時点では、WAE-612 の Cisco ソフトウェア アプリケーションはホットスワップをサポートしていません。新しいハード ディスク ドライブに交換、またはそれを取り付けるときは、WAE-612 の電源を切ることを推奨します。


SATA ハード ディスク ドライブをベイに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 損傷の兆候がないか新しいドライブを調べます。

ステップ 2 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 3 シャーシ カバーが適切に取り付けられ、完全に閉じていることを確認します。

ステップ 4 装置と周辺装置の電源を切り、電源コードとすべての外部ケーブルを抜きます。

ステップ 5 ドライブ ベイにフィラー パネルが付いている場合は、取り外します。

ステップ 6 ハード ディスク ドライブを取り付けるには、ドライブ トレイのループをお互いの方向に引き寄せ、ドライブがバックプレーンに接続されるまで、ベイ方向にドライブをスライドさせます。

ステップ 7 ベイにフィラー パネルを挿入し、ドライブを覆います(図 4-6 を参照)。

ステップ 8 その他にも取り付けるオプションがある場合は、ここで取り付けます。そうでない場合は、「取り付けの完了」へ進んでください。

図 4-6 SATA ハード ディスクの取り付け-- WAE-512 の場合

 

 

1

フィラー パネル

2

SATA ハード ディスク ドライブ

3

SATA ハード ディスク ドライブ バックプレーン


 

SAS ハード ディスク ドライブの取り付け


) WAE-612 ハードウェアは、ホットスワップ可能な SATA ハード ディスク ドライブをサポートしています。ただし、現時点では、WAE-612 の Cisco ソフトウェア アプリケーションはホットスワップをサポートしていません。新しいハード ディスク ドライブに交換、またはそれを取り付けるときは、WAE-612 の電源を切ることを推奨します。


SAS ハード ディスク ドライブを WAE-612 に取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 損傷の兆候がないか新しいドライブを調べます。

ステップ 2 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 3 シャーシ カバーが適切に取り付けられ、完全に閉じていることを確認します。

ステップ 4 ドライブ トレイのハンドルを開きます。

ステップ 5 ドライブが止まるまで、ドライブ アセンブリをゆっくりとベイ方向に押し込みます(図 4-7 を参照)。

図 4-7 WAE-612 への SAS ハード ディスクの取り付け

 

 

1

ドライブ ハンドル(開位置)

2

SAS ドライブおよびトレイ アセンブリ

ステップ 6 ドライブ トレイのハンドルを閉じます。

ステップ 7 アプライアンスをリロードします。

ステップ 8 ハード ディスク ドライブのステータス LED をチェックして、ハード ディスク ドライブが正常に動作していることを確認します。ドライブのハード ディスク ドライブ ステータス LED がオレンジで点灯している場合は、そのドライブで障害が発生しているため、交換する必要があります。ハード ディスク ドライブのアクティビティ LED がグリーンで点滅している場合は、そのドライブにアクセス中であることを示しています。


 

取り付けの完了


注意 適切に冷却と通気が行われるように維持するため、装置の電源を入れる前に、カバーを取り付けます。カバーを取り外したまま装置を長時間(30 分以上)稼働させると、装置のコンポーネントが損傷する場合があります。

取り付けを完了する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カバーを適切な位置に合わせ、前方にスライドさせて取り付けます(図 4-8 を参照)。

図 4-8 カバーの取り付け

 


注意 確実に、カバーが装置の前面にある突起と正しくかみ合うようにカバーをスライドさせてください。

ステップ 2 装置をラックに設置します手順については、「Cisco Wide Area Application Engine の設置」を参照してください。

ステップ 3 すべての外部ケーブルと電源コードを装置に接続し、電源コードを正しくアースされた電源コンセントに差し込みます。