Cisco File Engine 511 ハードウェア インストレーション ガイド
Cisco File Engine FE-511 アプライア ンスの設置方法
Cisco File Engine FE-511 アプライアンスの設置方法
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco File Engine FE-511 アプライアンスの設置方法

必要な工具および部品

FE-511の設置

2 支柱ラックへのシャーシの設置

4 支柱ラックへのシャーシの設置

卓上へのシャーシの設置

ケーブルの接続

電源の接続とシステムのブート

LED のチェック

File Engine の削除または交換

Cisco File Engine FE-511 アプライアンスの設置方法

この章では、FE-511 を装置ラックに設置する方法について説明します。 また、卓上や作業台の上に FE-511 を設置するための一般的な手順についても説明します。 この章には、次の項があります。

「必要な工具および部品」

「FE-511の設置」

「ケーブルの接続」

「電源の接続とシステムのブート」

「LED のチェック」

「File Engine の削除または交換」

設置作業を開始する前に、シャーシに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Content Networking Product Series 』をお読みください。


警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。


必要な工具および部品

スライド レール式ラックマウント キットおよびケーブル管理アセンブリは、輸送用容器のアクセサリ ボックスに収納されています。 ラックマウント キットを使用すると、48.26 cm(19 インチ)幅の 4 支柱装置ラックに FE-511 を設置できます。

輸送用容器には、2 支柱ラックに FE-511 を設置するためのアングル ブラケットも入っています。

File Engine をラックに設置するには、次の部品と工具が必要です。

マイナス ドライバ

プラス ドライバ

ラックマウント キット× 1

マニュアル

FE-511の設置

FE-511 を目的とする場所に置きます。 装置は、必要に応じて、ラックに取り付けることもできれば、上部が固い平面で安定した台の上に置くこともできます。 装置を装置ラックに設置する予定ではない場合は、「卓上へのシャーシの設置」 に進んでください。

ラックには、垂直方向に 4.44 cm(1.75 インチ) 間隔でマークが付いています。 この間隔をラック ユニット(RU)と呼びます。 1 RU の装置とは、高さ 4.44 cm(1.75 インチ)であることを意味します。


警告 この装置をラックに搭載するときや、ラック内の装置の保守を行うときは、人身事故を防ぐため、システムを常に安定に維持するように細心の注意を払う必要があります。 安全を確保するために、次のガイドラインに従って作業してください。


 

2 支柱ラックへのシャーシの設置

File Engine を、シャーシの側面に付いているブラケットを使って、2 本のラックの支柱に取り付けます。 このブラケットは 48.26 cm(19 インチ)幅の装置ラック用で、ブラケットごとに 4 個ずつラック用ネジが必要です(図3-1 を参照)。

図3-1 ラックマウント ブラケット

 

File Engine を 2 支柱ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 シャーシの片面にブラケットを取り付けます。このとき、ブラケットの前面フランジがシャーシ側面のハッシュ マークに合うように位置を調整します(図3-2 を参照)。

図3-2 ラックへのシャーシの設置

 

ステップ 2 同じ方法で、2 番目のブラケットをシャーシのもう一方の側面に取り付けます。

ステップ 3 ブラケットをシャーシに固定したら、次にそのブラケットを 2 本の支柱に固定するか、ストリップをラックに取り付けて、シャーシをラックに取り付けます。 シャーシのラックへの設置は必ず 2 人で行ってください。1 人がシャーシを持ち上げ、もう 1 人がそれをラックに固定します。

シャーシの前面に空気取り入れ口、シャーシの背面に排気口があるため、縦方向にほとんど隙間を開けずに複数の File Engine をスタックできます。


 

4 支柱ラックへのシャーシの設置

図3-3 は、4 支柱ラックに File Engine を設置するために必要な部品を示しています。 部品が欠けていたり、損傷したりしている場合は、購入元にお問い合わせください。

図3-3 ラックマウント キット

 

 

1

スライド レール アセンブリ(2)

5

クリップ ナット(10)

2

ロック ワッシャ付き M3.5 ネジ(3)

6

ケージ ナット(10)

3

M4 ネジ(6)

7

ケージ ナット挿入工具(1)

4

M6 ネジ(10)

 

 


) 左右のスライド レールは同一です。


FE-511 を 4 支柱ラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ラック内の 1 RU の場所を選びます。 作業は、ラックの右前面から始めます(File Engine の正面から見た場合)。選んだ 1 RU の場所の上下にクリップ ナットまたはケージ ナットを取り付けます(図3-4 を参照)。その後、ラック背面の対応する位置にクリップ ナットまたはケージ ナットを取り付けます。 ラックの左前面とラック背面の対応する位置についても、この手順を繰り返します。

図3-4 クリップ ナットまたはケージ ナットの取り付け

 

 

1

ケージ ナット

2

クリップ ナット

ステップ 2 スライド レール アセンブリの側面にあるリリース ラッチを押して、内側スライド レールをスライド レール アセンブリから取り外します(図3-5 を参照)。

図3-5 内側スライド レールの取り外し

 

 

1

スライド レール アセンブリ

3

内側スライド レール

2

リリース ラッチ

 

 

ステップ 3 File Engine の側面に矢印で示されている位置合わせマーカー(図3-6 の 1)に合わせて内側スライド レールを置きます。 2 個の M4 ネジを使用して、内側スライド レールを File Engine に固定します。

この手順を繰り返し、その他の内側スライド レールも File Engine に取り付けます。

図3-6 内側スライド レールの File Engine への取り付け

 

 

1

タブ

ステップ 4 スライド レール アセンブリの背面のタブ(図3-7 の 1)を、背面フランジの 2 つのクリップ ナットまたはケージ ナットの間の中央にある穴に通します。

図3-7 スライド レールのラックへの取り付け

 

 

1

タブ

3

背面フランジ

2

調整ネジ

 

 

ステップ 5 スライド レール アセンブリをラックの前面フランジに合わせ、2 個の M6 ネジを差し込んで締め、スライド レールを前面フランジに固定します(図3-7 を参照)。

ステップ 4 および ステップ 5 を繰り返し、その他のスライド レール アセンブリも取り付けます。


) スライド レールの長さを調整する必要がある場合は、スライド レールの背面にある調整ネジ(図3-7 の 2)を緩め、スライド レールの長さを調整してから、調整ネジを締め直します。


ステップ 6 内側スライド レールをスライド レール アセンブリの位置に合わせ、所定の位置に固定されるまで差し込みます。

ステップ 7 File Engine が所定の位置に固定されるまで、ラックに滑り込ませます。

ステップ 8 File Engine の前面の両側にある非脱落型ネジ(図3-8 の 1)を締め、File Engine をラックに固定します。

図3-8 内側スライド レールの挿入

 

 

1

非脱落型ネジ

ステップ 9 電源コードとイーサネット ケーブルを File Engine に接続します。

File Engine には、ケーブル保持ブラケットやケーブル ストレイン レリーフ ブラケットは付属していないため、外部ケーブルを配線する前に、まずはこの外部ケーブルを束ねておく必要があります。


) 束ねるときは、File Engine をラックの内側や外側へスライドできるように、十分なゆとりを残しておきます。



 

File Engine をラックから取り外すには、この手順を逆の順序で実行してください。 設置手順に関するこれらの説明は、将来的な使用に備えて、File Engine のマニュアルと一緒に保存しておいてください。

卓上へのシャーシの設置

File Engine を作業台の上や卓上に設置する場合は、表面がきれいで安全な場所であることを確認してください。その際、次の点を考慮してください。

シャーシは、床面から離して設置する必要があります(床面にたまったほこりが、冷却ファンによってシャーシ内部に吸い込まれてしまいます。 File Engine 内部にほこりがたまると、過熱状態やコンポーネントの障害を引き起こすことがあります)。

ネットワーク ケーブルや装置の作業を容易にするため、シャーシの前後には、48.26 cm(19 インチ)ほどの空間を設ける必要があります。

File Engine は適切に通気する必要があります(通気が不十分な閉鎖型キャビネットには設置できません)。

File Engine を作業台の上または卓上に設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 卓上または作業台の上、およびその周辺からごみやほこりを取り除きます。 また、File Engine と新たな設置場所との間に、作業者が行き来する上で障害となるものがないことも確認してください。

ステップ 2 シャーシの底にゴム製脚を取り付けます。 ゴム製脚の裏側には、接着剤が付いています。 接着剤の保護テープをはがし、きれいにしたシャーシの底面に脚を貼り付けます。 四隅に 1 つずつ脚を付けます。

ステップ 3 シャーシを卓上または作業台の上に載せます。

ステップ 4 その他の装置からの排気がシャーシに吸い込まれないことを確認します。 また、シャーシの前面と背面に適切な空間があることを確認します。


 

ケーブルの接続


) SCSI ケーブルは、Cisco Storage Array アクセサリ キットに同梱されています。 Cisco Storage Array を発注しなかった場合には、SCSI ケーブルは入っていません。


ネットワーク、コンソール、および SCSI ケーブルを File Engine に接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ネットワークに接続する場合は、カテゴリ 5 UTP ケーブルを File Engine の背面パネルのイーサネット 1 またはイーサネット 2 レセプタクルに差し込みます(図3-9 を参照)。

ステップ 2 ネットワーク ケーブルのもう一方の端をネットワーク内のハブまたはスイッチに接続します。

ステップ 3 コンソールに接続する場合は、シリアル ケーブルを File Engine の背面パネルのシリアル ポート に差し込みます。

ステップ 4 コンソール ケーブルのもう一方の端を、コンソールまたはコミュニケーション サーバに接続します。

図3-9 FE-511 背面パネルのポートとレセプタクル

 

 

1

AC 電源レセプタクル

5

イーサネット 2 レセプタクル

2

マウス コネクタ

6

USB ポート(非サポート)

3

キーボード コネクタ

7

ビデオ コネクタ

4

イーサネット 1 レセプタクル

8

シリアル コネクタ


) Cisco WAFS ソフトウェアは、File Engine と一緒に、キーボードまたはマウス(PS/2 または USB)を使用することはサポートしていません。 ただし、キーボードとマウスは、POST および設定またはセットアップ ユーティリティ用に、BIOS によってサポートされています。



 

電源の接続とシステムのブート

電源を File Engine に接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全上の警告」 の情報を再確認してください。

ステップ 2 AC 電源コードを File Engine の背面にある電源コード レセプタクルに差し込みます(図3-9 を参照)。

ステップ 3 電源コードのもう一方の端を設置場所の電源に接続します。

ステップ 4 外部接続されたすべての装置の電源を投入します。

ステップ 5 File Engine の前面にある電源制御ボタンを押します。

システムはブートを開始します。 一旦、オペレーティング システムがブートすれば、基本的なソフトウェア設定を開始することができます(『Cisco WAFS 3.0 Configuration Guide』または『Cisco WAFS 3.0 User Guide』を参照)。


) File Engine に電源が投入されている間、File Engine の前面の電源 LED はグリーンになります。



 


) 偶発的に手動で電源を切ってしまうことがないように、電源制御ボタンの上に円形のディスクを取り付けることができます。 このディスクは、電源制御ボタン シールドと呼ばれ、File Engine に付属しています。


LED のチェック

File Engine が起動し稼働している間は、前面パネルの LED に留意してください(システムが正常に動作しているか確認するには、 「LED インジケータ」 を参照してください)。

File Engine の削除または交換


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムの場合は、作業する前に、電源をオフにし電源コードを外してください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。


File Engine をネットワークから削除するには、まず、その電源を切り、電源コードとネットワーク ケーブルを抜いてから、シャーシをラックから取り外します。

File Engine は、常時、ネットワーク上のルータと通信しています。したがって、ルータは、File Engine が応答しなくなったことを認識すると、File Engine への要求の送信を停止します。 この動作は透過的で、ユーザがそれに気付くことはありません。 その他の File Engine がそのルータに接続されている場合、ルータはその他の File Engine に対しては引き続き要求を送信します。

File Engine を削除すると、その File Engine にキャッシュされていたページは、それ以降、ルータやその他の File Engine からは使用できなくなります。 そのため、発信 Web トラフィックが増加したように見えます。これは、削除した File Engine が、削除されていなければ処理するはずだったトラフィックです。 ただし、しばらくすると、ルータとその他の File Engine に、Web トラフィックの負荷が再分散されます。

ネットワークから最後の File Engine を削除する場合は、ルータの File Engine サポートをディセーブルにすることもできます。 ただし、これは特に必要ありません。File Engine が接続されていないときに File Engine サポートがイネーブルになっていても、ルータのパフォーマンスには影響しないからです。

File Engine を交換するには、まず、交換する File Engine をネットワークから削除します。 その後、新しい File Engine をインストールし、削除した File Engine に使用されていたものと同じコンフィギュレーション パラメータ(IP アドレスなど)を使用して、新しい File Engine を設定します。