Cisco WAFS 3.0 コマンド リファレンス
P コマンド
P コマンド
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

P コマンド

ping

port-channel

primary-interface

print-services

pwd

P コマンド

この章では、文字 P で始まる Cisco WAFS 3.0 ソフトウェア コマンドについて詳しく説明します。 各コマンドの説明は、構文、デフォルト値、コマンド モード、使用上の注意事項、および使用例で構成されます。

CLI コマンド モードの説明については、 第 1 章、「WAFS コマンドライン インターフェイスの使用方法」 を参照してください。

この章で説明するコマンドは、次のとおりです。

ping

port-channel

primary-interface

print-services

pwd

ping

ネットワーク上の基本ネットワーク接続を診断する目的でエコー パケットを送信するには、 ping EXEC コマンドを使用します。

ping { hostname | ip-address }

 
構文の説明

hostname

ping を実行するシステムのホスト名。

ip-address

ping を実行するシステムの IP アドレス。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
使用上の注意事項

引数 hostname を指定してこのコマンドを使用するには、WAE に DNS 機能が設定されていることを確認してください。 応答のないホストを強制的にタイムアウトする場合、またはループ サイクルを解除する場合は、 Ctrl-C を押します。

WAE# ping 172.19.131.189
PING 172.19.131.189 (172.19.131.189) from 10.1.1.21 : 56(84) bytes of
data.
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=0 ttl=249 time=613 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=1 ttl=249 time=485 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=2 ttl=249 time=494 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=3 ttl=249 time=510 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=4 ttl=249 time=493 usec
 
--- 172.19.131.189 ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/mdev = 0.485/0.519/0.613/0.047 ms
WAE#

 
関連コマンド

port-channel

ポート チャネル ロードバランシング オプションを設定するには、 port-channelグローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。 ポート チャネルのロードバランシングをデフォルトの方法に設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。

port-channel load-balance { dst-ip | dst-mac | round-robin }

no port-channel load-balance

 
構文の説明

load-balance

ロードバランシングの方法を設定します。

dst-ip

宛先 IP アドレスによるロードバランシング方法。

dst-mac

宛先media access control(MAC)アドレスによるロードバランシング方法。

round-robin

ラウンドロビン順次巡回リソース割り当てによるロードバランシング方法。

 
デフォルト

ラウンドロビンがデフォルトのロードバランシング方法です。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
使用上の注意事項

port-channel load-balance コマンドは、3 つのロードバランシング アルゴリズムのうちの 1 つを設定し、イーサネット フレーム送信時のインターフェイス選択に柔軟性を提供します。 round-robin オプションにより、チャネル グループ内で同じネットワーク インターフェイスを均等にバランス良く使用できます。 このコマンドはグローバルに有効となるので、チャネル グループを 2 つ設定している場合は、同一のロードバランシング オプションを使用する必要があります。

WAE(config)# port-channel load-balance dst-ip
 
WAE(config)# no port-channel load-balance
 

primary-interface

WAFS ネットワークのプライマリ インターフェイスを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで primary-interface コマンドを使用します。 このコマンドの no形式を使用すると、設定したプライマリ インターフェイスを削除できます。

primary-interface { GigabitEthernet 1-2 / port | PortChannel 1-2 | Standby group_num }

no primary-interface { GigabitEthernet 1-2 / port | PortChannel 1-2 | Standby group_num }

 
構文の説明

GigabitEthernet

WAFS ネットワークのプライマリ インターフェイスとして、ギガビット イーサネット インターフェイスを選択します。

1-2 /

ギガビット イーサネットのスロット番号 1 または 2。

port

ギガビット イーサネット インターフェイスのポート番号。

PortChannel

WAFS ネットワークのプライマリ インターフェイスとして、ポート チャネルを選択します。

1-2

ポート チャネル番号 1 または 2。

Standby

WAFS ネットワークのプライマリ インターフェイスとして、スタンバイ グループを選択します。

group_num

スタンバイ グループ番号(1~4)。

 
デフォルト

デフォルトのプライマリ インターフェイスは、ギガビット イーサネット 1/0 インターフェイスです。 これが設定されていない場合は、リンク ビートが検出された最初の動作可能なインターフェイスが、デフォルトのプライマリ インターフェイスになります。 ID 番号の小さいインターフェイスが、最初にポーリングされます(たとえば、ギガビット イーサネット 1/0 が 2/0 より先に確認されます)。 ギガビット イーサネット インターフェイスは、ポート チャネル インターフェイスより先にポーリングされます。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
使用上の注意事項

primary-interface グローバル コンフィギュレーション コマンドによって、管理者は WAFS ネットワークのプライマリ インターフェイスを指定できます。

プライマリ インターフェイスは、WAFS ネットワークを無効にせずに変更できます。 プライマリ インターフェイスを変更するには、コマンド文字列を再入力して別のインターフェイスを指定します。


restore factory-default preserve basic-configコマンドを使用すると、プライマリ インターフェイスの設定は保存されません。 restore factory-default preserve basic-configコマンドを使用した後で WAFS ネットワークを再度有効にするには、工場出荷時のデフォルトを回復後、プライマリ インターフェイスを再設定するようにしてください。


プライマリ インターフェイスをスタンバイ グループに設定しても、スタンバイ機能は有効になりません。 関連するスタンバイ インターフェイスは、 interface standby グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して設定する必要があります。

次の例は、ギガビット イーサネット スロット 1 ポート 0 を WAE のプライマリ インターフェイスとして設定する方法を示します。

WAE(config)# primary-interface GigabitEthernet 1/0
 

次の例は、ギガビット イーサネット スロット 2 ポート 0 を WAE のプライマリ インターフェイスとして設定する方法を示します。

WAE(config)# primary-interface GigabitEthernet 2/0
 

 
関連コマンド

interface

print-services

設定アクセスが許可された管理者に対して、プリント サービスを有効にし、グループ名を指定するには、 print-services グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。 WAE でのプリント サービスを無効にするか、管理グループをクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。

print-services { enable | admin-group admin-group-name }

no print-services { enable | admin-group admin-group-name }

 
構文の説明

enable

WAE でのプリント サービスを有効にします。

admin-group

プリント サービス設定権限のある管理者グループを設定します。

admin-group-name

管理グループの名前(最大 127 文字)。 スペースは使用できません。

 
デフォルト

デフォルトでは、プリント サービスは無効に設定されており、管理グループは定義されていません( admin-group-name がヌル)。

 
コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

 
使用上の注意事項

WAFS プリント サービスは、通常、ブランチ オフィスにある WAE では有効です。 WAE は、複数のプリンタへのアクセスのための複数のクライアントからのプリント サーバおよびサービス要求として機能します。 WAFS プリント サービス機能は、管理者が次のプリント関連タスクを実行できるようにします。

プリンタ リストからのプリンタの追加、変更、削除

プリンタのグループの追加、変更、削除(プリンタ クラスタ)

プリント ジョブの表示と制御

個々のプリンタのステータスのモニタ

診断およびトラブルシューティングの実行

プリント サーバからのクライアント プリンタ ドライバのインストール

FTP を使用したログ ファイルのダウンロード

印刷割り当ての実施(スプーリングに対して合計 1 GB)

CLI からプリント サービスの開始と終了、プリント サービス管理グループの設定、およびプリント スプーラのデバッグができます。 WAFS プリント サービスは、Windows プリント サービスの代替手段です。

プリント サービスの開始と終了

print-services enable コマンドを実行すると、システムにより Windows 認証が有効かどうかが確認されます。 WAFS WAE でのプリント サービスを有効にするためには、Windows 認証が有効になっている必要があります。

Windows 認証が有効になっていない場合は、次のエラー メッセージが表示され、プリント サービス関連のプロセスが開始されません。

WAE(config)# print-services enable
Windows Authentication must be enabled before enabling Print Services.
 

Windows 認証が有効になっている場合は、次の一連のイベントが発生します。

ノード マネージャが CUPS プロセス(cupsd)を開始し、 printcap ファイルにアップデートされたタイムスタンプがないか毎秒確認する。

CUPS は 30 秒以内に起動する必要があります。そうしないとプリント サービスが有効にならず、「CUPS fails to start」メッセージがノード マネージャによってログに記録されます。

ノード マネージャが Samba(smbd)プロセスを開始する。

Samba を開始できなかった場合は、「Samba fails to start」メッセージがノード マネージャによってログに記録されます。 CUPS は終了されません。

成功メッセージがノード マネージャによってログに記録される。

DataServer 値(cfg/print-services/enable)が 1 に設定される。

プリント サービスの終了は、 no print-services enable コマンドを使用して行います。 このコマンドを実行すると、次の一連のイベントが引き起こされます。

ノード マネージャが Samba(smbd)プロセスを終了する。

ノード マネージャが CUPS(cupsd)プロセスを終了する。

対応する DataServer 値が 0 に設定される。

no authentication print-services windows-domain enable コマンドもプリント サービスを無効にします。

プリント サービス管理グループの設定

print-services admin-group コマンドを使用して、特定の Edge FE の WAFS プリント サービスを制御する管理者のセットを定義できます。 このコマンドを実行すると、次のイベントが発生します。

指定された管理グループで smb.conf ファイルがアップデートされる。

アップデートが失敗し、プリント サービス管理グループを元の値に戻せる場合は、エラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group」が表示されます。 アップデートが失敗して、プリント サービス管理グループを元の値に戻せない場合は、2 つのエラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group.」および「Failed to revert back the print-services admin group changes.」が表示されます。

指定された管理グループで cupsd.conf ファイルがアップデートされる。

アップデートが失敗して古い設定に戻った場合、 smb.conf ファイルへの変更は元に戻され、エラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group」が表示されます。 アップデートが失敗して、古い設定に戻せない場合は、2 つのエラー メッセージ「Failed to configure
print-services admin group.」および「Failed to revert back the print-services admin group changes.」が表示されます。

DataServer 値(/cfg/print-services/administrators)が指定された管理グループでアップデートされる。

DataServer 値の設定が失敗した場合、 smb.conf cupsd.conf の両方の設定が元に戻り、エラー メッセージが表示されます。

プリント サービス管理グループは、 no print-services admin-group コマンドを使用して削除できます。 このコマンドを実行すると、次のイベントが発生します。

smb.conf 設定がクリアされる。

クリアが失敗して古い設定に戻った場合、エラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group」が表示されます。 クリアが失敗して、古い設定に戻せない場合は、2 つのエラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group.」および「Failed to revert back the
print-services admin group changes.」が表示されます。

cupsd.conf ファイルが管理グループ設定をクリアするよう変更される。

クリアが失敗して古い設定に戻り、smb.conf の変更が元に戻った場合、エラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group」が表示されます。 クリアが失敗して、古い設定に戻せない場合は、2 つのエラー メッセージ「Failed to configure print-services admin group.」および「Failed to revert back the print-services admin group changes.」が表示されます。

対応する DataServer 値がクリアされる。

DataServer 値のクリアが失敗した場合、 smb.conf cupsd.conf の両方の設定が元に戻り、エラー メッセージが表示されます。

この変更を有効にするには、手動で Samba および CUPS プロセスを再開する必要があります。

次の例は、WAE でのプリント サービスを有効にします。

WAE(config)# print-services enable
 

次の例では、 printAdmins という名前のプリント サービス管理グループを追加します。

WAE(config)# print-services admin-group printAdmins
The new print-services administrator group is configured successfully. Please restart print services for the change to take effect.
WAE(config)# no print-services enable
WAE(config)# print-services enable
 

次の例では管理グループを削除します。

WAE(config)# no print-services admin-group printAdmins
The print-services administrator group is removed successfully. Please restart print services for the change to take effect.
WAE(config)# no print-services enable
WAE(config)# print-services enable
 

 
関連コマンド

show print-services process

authentication print-services

debug print-spooler

show running-config

pwd

現在の作業ディレクトリを表示させるには、 pwd EXEC コマンドを使用します。

pwd

 
構文の説明

このコマンfmドには引数やキーワードがありません。

 
デフォルト

デフォルトの動作や値はありません。

 
コマンド モード

EXEC

 
使用上の注意事項

このコマンドを使用して、WAE の現在の作業ディレクトリを表示させます。

WAE# pwd
/local1

 
関連コマンド

cd

dir

lls

ls