Cisco Wide Area Application Services モニタリング ガイド ソフトウェア バージョン 5.0.1
SNMP を使用した WAAS のモニタリング
SNMP を使用した WAAS のモニタリング
発行日;2012/09/26 | 英語版ドキュメント(2012/07/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

SNMP を使用した WAAS のモニタリング

サポートされる MIB に関する情報

サポートされる MIB のダウンロード

SNMP トラップの使用

SNMP トラップの有効化

SNMP のトリガーリストの表示

新しいトラップの定義

一般的な SNMP MIB OID に関する情報

cceAlarmCriticalRaised OID

coldStart OID

cceAlarmCriticalCleared OID

cceFailedDiskName OID

ciscoContentEngineDiskFailed OID

SNMP を使用した WAAS のモニタリング

この章では、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用して WAAS デバイスをモニタする方法について説明します。SNMP は、SNMP エージェントからの WAAS デバイスの外部モニタリングを可能にする、相互運用可能な標準ベースのプロトコルです。

SNMP の使用と設定に関する詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の「 Configuring SNMP Monitoring 」の章を参照してください。

この章の内容は、次のとおりです。

「サポートされる MIB に関する情報」

「サポートされる MIB のダウンロード」

「SNMP トラップの使用」

「一般的な SNMP MIB OID に関する情報」

サポートされる MIB に関する情報

ここでは、WAAS によってサポートされる Cisco に固有の MIB について説明します( 表 3-1 を参照)。

 

表 3-1 WAAS によってサポートされる MIB

MIB
説明

CISCO-APPNAV-MIB

WAAS ノード、WAAS ノード グループ、AppNav コントローラ、AppNav コントローラ グループなどの AppNav オブジェクトに関する情報を提供します。

CISCO-CONTENT-ENGINE-MIB

シスコの Cisco WAAS デバイス用の MIB モジュール。この MIB の次のオブジェクトがサポートされます。

cceAlarmCriticalCount

cceAlarmMajorCount

cceAlarmMinorCount

cceAlarmHistTableSize

CISCO-ENTITY-ASSET-MIB

ENTITY-MIB(RFC 2037)entPhysicalTable の資産情報項目をモニタします。この MIB は、MIBentPhysicalTable に表示される関連するエンティティの注文可能製品番号、シリアル番号、ハードウェア リビジョン、製造番号およびリビジョン、ファームウェア ID およびリビジョン(存在する場合)およびソフトウェア ID およびリビジョン(存在する場合)を表示します。

CISCO-SMI

Cisco Enterprise Structure of Management Information 用の MIB モジュール。この MIB で照会するものはありません。Cisco MIB の構造を記述します。

CISCO-WAN-OPTIMIZATION-MIB

この MIB は次のものを提供します。

アプリケーションの最適化ステータスと統計情報

TFO 統計情報

アプリケーション、ポリシー マップ、クラス マップの統計情報

ENTITY-MIB

単一の SNMP エージェントがサポートする複数の論理エンティティを表すための MIB モジュール。

entConfigChange 通知がサポートされています。この MIB は、RFC 2737 で文章化されています。

EVENT-MIB

ネットワーク管理のためにイベント トリガーとアクションを定義します。MIB は RFC 2981 として公開されます。

HOST-RESOURCES-MIB

この MIB は、ホスト システムを管理します。「ホスト」という用語は、インターネットに接続している他の同様なコンピュータと通信する任意のコンピュータを示します。HOST-RESOURCES-MIB は、主要な機能が通信サービスであるデバイス(ターミナル サーバ、ルータ、ブリッジ、モニタリング機器)に必ずしも適用されるとは限りません。この MIB は、すべてのインターネット ホスト(たとえば、UNIX のバリエーションを実行するパーソナル コンピュータやシステム)に共通する属性を提供します。

IF-MIB

64 ビットのインターフェイス カウンタを含み、インターフェイス関連の統計情報のクエリをサポートします。これらのカウンタにはデバイスのインターフェイスで送受信されたオクテット、ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト パケットが含まれます。ifCounterDiscontinuityTime を除き、ifXEntry のすべてのオブジェクトがサポートされています。この MIB は、RFC 2233 で文章化されています。

MIB-II

RFC 1213 に記載されており、TCP/IP ベースのインターネットでネットワーク管理プロトコルとともに使用するためのインターネット標準の MIB。この MIB は、ダウンロード サイトの v1 ディレクトリの RFC1213-MIB ファイルにあります(他の MIB は v2 ディレクトリにあります)。

SNMP-COMMUNITY-MIB

RFC 2576 に記載されています。

SNMP-FRAMEWORK-MIB

RFC 2571 に記載されています。

SNMP-NOTIFICATION-MIB

RFC 3413 に記載されています。

SNMP-TARGET-MIB

RFC 3413 に記載されています。

SNMP-USM-MIB

RFC 2574 に記載されています。

SNMPv2-MIB

RFC 1907 に記載されています。この MIB では次の通知がサポートされます。

coldStart

linkUp

linkDown

authenticationFailure

SNMP-VACM-MIB

RFC 2575 に記載されています。

サポートされる MIB のダウンロード

サポートされる MIB ファイルはすべて、次の Cisco FTP の場所からダウンロードできます。

ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/v2

ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/v1

それぞれの MIB で定義される MIB オブジェクトは MIB ファイルで説明されており、明確です。

SNMP トラップの使用

ここでは、次の内容について、WAAS デバイスでの SNMP トラップの使用についての情報を示します。

「SNMP トラップの有効化」

「SNMP のトリガーリストの表示」

「新しいトラップの定義」

SNMP トラップの有効化

SNMP トラップの送信に WAAS デバイスまたはデバイス グループが必要な場合、次の手順を実行してこの機能をイネーブル化できます。


ステップ 1 [WAAS Central Manager] メニューから [Devices] > [ device-name ](または [Device Groups] > [ device-group-name ])を選択します。

ステップ 2 [Configure] > [Monitoring] > [SNMP] > [General Settings] を選択します。[SNMP General Settings] ウィンドウが表示されます (図 3-1 を参照)。設定ウィンドウにデバイスまたはグループでイネーブル化されているトラップが表示されます。

ステップ 3 必要に応じて、トラップの設定を変更します。詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の「Configuring SNMP Monitoring」の章を参照してください。

図 3-1 [SNMP General Settings] ウィンドウ

 

SNMP のトリガーリストの表示

デバイスまたはグループに対して定義された SNMP トラップ トリガーのリストを表示するには次の手順を実行します。


ステップ 1 [WAAS Central Manager] メニューから [Devices] > [ device-name ](または [Device Groups] > [ device-group-name ])を選択します。

ステップ 2 [Configure] > [Monitoring] > [SNMP] > [Trigger] を選択します。[SNMP Trigger List] ウィンドウが表示されます。(図 3-2 を参照)。

図 3-2 SNMP のトリガー リスト

 

SNMP のトリガーに関する詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の「Configuring SNMP Monitoring」の章を参照してください。

新しいトラップの定義

WAAS デバイスまたはデバイス グループに新しい SNMP トラップを追加するには次の手順を実行します。


ステップ 1 [WAAS Central Manager] メニューから [Devices] > [ device-name ](または [Device Groups] > [ device-group-name ])を選択します。

ステップ 2 [Configure] > [Monitoring] > [SNMP] > [Trigger] を選択します。[SNMP Trigger List] ウィンドウが表示されます。(図 3-2 を参照)。

ステップ 3 トリガー リスト ウィンドウで [Create] をクリックします。[SNMP Trigger] ウィンドウが表示されます。(図 3-3 を参照)。

図 3-3 SNMP トラップの定義

 

ステップ 4 トリガー設定を定義します。

ステップ 5 [Submit] をクリックします。


 

一般的な SNMP MIB OID に関する情報

ここでは、以下に登場する一般的な SNMP トラップのオブジェクト ID の一部を説明します。

「cceAlarmCriticalRaised OID」

「coldStart OID」

「cceAlarmCriticalCleared OID」

「cceFailedDiskName OID」

「ciscoContentEngineDiskFailed OID」

cceAlarmCriticalRaised OID

cceAlarmCriticalRaisedOID トラップは [Critical] アラームを発生させたモジュールを示します。

 

オブジェクト

cceAlarmCriticalRaised

OID

1.3.6.1.4.1.9.9.178.2.0.7

ステータス

最新

MIB

CISCO-CONTENT-ENGINE-MIB :サポート イメージの表示

トラップ コンポーネント

cceAlarmHistId

cceAlarmHistModuleId

cceAlarmHistCategory

cceAlarmHistInfo

cceAlarmHistTimeStamp

coldStart OID

coldStart トラップは、通知発信元アプリケーションをサポートする SNMP エンティティが自動的に再初期化され、このエンティティの設定は変更された可能性があることを示します。

 

オブジェクト

coldStart

OID

1.3.6.1.6.3.1.1.5.1

ステータス

最新

MIB

SNMPv2-MIB:サポート イメージの表示

cceAlarmCriticalCleared OID

cceAlarmCriticalRaisedOID トラップは [Critical] アラームを解除したモジュールを示します。

 

オブジェクト

cceAlarmCriticalCleared

OID

1.3.6.1.4.1.9.9.178.2.0.8

ステータス

最新

MIB

CISCO-CONTENT-ENGINE-MIB :サポート イメージの表示

トラップ コンポーネント

cceAlarmHistId

cceAlarmHistModuleId

cceAlarmHistCategory

cceAlarmHistInfo

cceAlarmHistTimeStamp

cceFailedDiskName OID

cceFailedDiskNameOID トラップは、ディスク障害イベントが発生したことを示し、該当するディスクの名前を含みます。

 

オブジェクト

cceFailedDiskName

OID

1.3.6.1.4.1.9.9.178.1.5.1

タイプ

OCTET STRING

権限

accessible-for-notify

ステータス

最新

MIB

CISCO-CONTENT-ENGINE-MIB :サポート イメージの表示

ciscoContentEngineDiskFailed OID

ciscoContentEngineDiskFailed トラップは、Content Engine データのドライブが失敗したことを示します。このオブジェクトによって、ciscoContentEngineDataDiskFailed が置き換えられます。エラーに関する追加情報は Syslog に記録されます。

 

オブジェクト

ciscoContentEngineDiskFailed

OID

1.3.6.1.4.1.9.9.178.2.0.6

ステータス

最新

MIB

CISCO-CONTENT-ENGINE-MIB :サポート イメージの表示

トラップ コンポーネント

cceFailedDiskName