Cisco Wide Area Application Services コンフィギュレーション ガイド ソフトウェア バージョン 5.1.1
デバイス グループとデバイス位置の使用
デバイス グループとデバイス位置の使用
発行日;2013/04/17 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

デバイス グループとデバイス位置の使用

デバイス グループについて

デバイス グループの使用

デバイス グループの作成

新しいデバイス グループの作成

デバイス グループの設定の構成

設定デバイス グループへのデバイスの割り当て

デバイス グループの削除

デバイス グループ割り当ての表示

デバイス グループ リストの表示

デバイス グループ オーバーラップの有効化と無効化

グループ設定の変更

グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制

デバイス グループ優先の選択

デバイス上のデバイス グループ設定の変更

複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について

デバイス グループ間でのデバイスの移動

デバイス位置の操作

位置の作成

位置の削除

位置ツリーの表示

デバイス グループとデバイス位置の使用

この章では、Wide Area Application Service(WAAS)ソフトウェアがサポートするデバイス グループの種類と、複数のデバイスをより簡単に同時に管理し、構成できるようにグループを作成する方法について説明します。また、デバイス位置を使用する方法についても説明します。


) この章では、ネットワークに存在する WAAS Central Manager と Wide Area Application Engine(WAE)を総称する用語として「WAAS デバイス」を使用します。WAE という用語は WAE および WAVE アプライアンス、WAE ネットワーク モジュール(NME-WAE ファミリのデバイス)、および WAAS を実行する SM-SRE モジュールを指します。


この章の内容は、次のとおりです。

「デバイス グループについて」

「デバイス グループの使用」

「デバイス位置の操作」

デバイス グループについて

デバイス グループを作成するときは、そのデバイスのグループをネットワーク内の他のグループから区別する固有の特性を識別する必要があります。たとえば、大規模な WAAS 構成では、WAAS ネットワーク内の別のデバイス集合と異なる 1 組のデバイスを認証設定で構成する必要がある場合があります。この場合、それぞれが異なる認証設定を含む 2 つのデバイス グループを作成し、最も適切なグループにデバイスを割り当てます。

異なる時間帯に存在するデバイスがある場合は、あるグループ内のデバイスが別のグループ内のデバイスの時間帯設定と異なる設定を持つように、地域に基づいてデバイス グループを作成することもできます。

すべてのデバイスを同じ設定で構成できる小規模の WAAS 構成では、ただ 1 つの一般的なデバイス グループを作成するだけで済みます。この設定により、グループ用の設定を構成し、すべての WAAS デバイスにそれらの設定を適用することができます。

グループは、複数のデバイスを設定する時間を節減するだけでなく、設定が WAAS ネットワーク全体に一貫して適用されることを保証します。

WAAS デバイス グループと WAAS Express デバイス グループの 2 種類のデバイス グループがあります。これらのグループについては、「新しいデバイス グループの作成」に詳しい説明があります。

WAAS Central Manager で WAAS デバイスを登録すると、そのデバイスは、WAAS デバイスに対するシステムのデフォルト デバイス グループである AllWAASGroup に自動的に参加します。追加のデバイス グループを作成する場合は、デバイスを複数のグループ(デフォルトの AllWAASGroup と作成した新しいデバイス グループ)に属するようにするかどうかを決定する必要があります。作成するデバイス グループにデバイスを所属させる場合は、デフォルトの AllWAASGroup からデバイスを削除します。Central Manager で登録されている場合、WAAS Express デバイスは自動的にデフォルトの AllWAASExpressGroup デバイス グループに追加されます。

WAAS デバイスと WAAS Express デバイスは、同じデバイス グループ内に混在させることはできません。グループの作成時にデバイス グループ タイプを選択し、後で変更することはできません。WAAS Express タイプのデバイス グループを作成するときに既存の WAAS または WAAS Express グループからポリシーをコピーできますが、作成後にポリシーをコピーすることはできません。

デバイス グループの使用

ここでは、次の内容について説明します。

「デバイス グループの作成」

「デバイス グループの削除」

「デバイス グループ割り当ての表示」

「デバイス グループ リストの表示」

「デバイス グループ オーバーラップの有効化と無効化」

「グループ設定の変更」

「複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について」

「デバイス グループ間でのデバイスの移動」

デバイス グループの作成

ここでは、次の内容について説明します。

「新しいデバイス グループの作成」

「デバイス グループの設定の構成」

「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」

表 3-1 で、新しいデバイス グループを作成するプロセスについて説明します。

 

表 3-1 デバイス グループを作成するためのチェックリスト

作業
追加情報と手順
  1. 新しいデバイス グループを作成する。

グループ名、グループのタイプ、新しくアクティブになったすべてのデバイスをこのグループに割り当てるかどうかなど、新しいグループの一般的な情報を定義します。

詳細については、「新しいデバイス グループの作成」を参照してください。

新しいデバイス グループの設定を構成する。

このデバイス グループに固有の設定を指定します。このグループに属するすべてのデバイスが、自動的にこれらの設定を継承します。

詳細については、「デバイス グループの設定の構成」を参照してください。

デバイス グループにデバイスを割り当てる。

デバイスがグループ設定を継承できるように、グループにデバイスを割り当てます。

詳細については、「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」を参照してください。

新しいデバイス グループの作成

デバイス グループを作成する前に、必ず、グループに入れる固有のプロパティを理解してください。たとえば、異なる認証設定や異なる時間帯設定を持つ 2 つのデバイス グループをセットアップできます。

デバイス グループを作成するには、次のステップを実行します。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [All Device Groups] を選択します。[Device Groups] ウィンドウが表示されます。

このウィンドウから、次の作業を実行できます。

変更するデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

次の手順の説明に従って、新しいデバイス グループを作成します。

ステップ 2 タスクバーの [Create New Device Group] アイコンをクリックします。[Creating New Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Name] フィールドに、デバイス グループの名前を入力します。

名前は、システムで他のデバイス グループからこのデバイス グループを区別できる固有の名前でなければなりません。名前には、英字、数字、ピリオド、ハイフン、アンダースコア、およびスペース以外の文字は使用できません。

ステップ 4 [Configuration Group Type] に WAAS または WAAS Express を選択します。これによって、グループに含めることができるデバイスのタイプが設定されます。WAAS Express グループに含めることができるのは WAAS Express デバイスだけです。WAAS グループには、WAAS Express デバイスを除くすべてのタイプのデバイスを含めることができます。

ステップ 5 [Automatically assign all newly activated devices to this group] チェックボックスを選択して、新しくアクティブにしたすべてのデバイス用のデフォルトのデバイス グループとして、このデバイス グループを設定します。

ステップ 6 WAAS Express グループ タイプを選択する場合、デバイス グループのドロップ ダウン リスト(WAAS Express グループの作成時だけに表示される)から [Copy Policies] のグループを選択して、別の既存のグループからポリシーをコピーできます。WAAS グループからポリシーをコピーした場合は、基本の最適化ポリシーだけがコピーされ、アプリケーション アクセラレーション ポリシーはコピーされません。

ステップ 7 (任意)[Comments] フィールドにグループについてのコメントを入力します。入力したコメントは [Device Group] ウィンドウに表示されます。

ステップ 8 [Submit] をクリックします。

ページが、追加オプションで更新されます。


) [Pages configured for this device group] 矢印は、WAAS Central Manager GUI でこのデバイス グループ用に設定された設定ウィンドウを表示します。これは新しいデバイス グループであるため、このリストにはページが表示されません。


ステップ 9 (任意)次の手順を完了して、このデバイス グループのメニュー オプションをカスタマイズします。この機能を使用して、そのデバイス グループでは不要な設定ウィンドウの表示を消します。

a. [Select pages to hide from table of contents for this device group] 矢印をクリックします。

WAAS Central Manager GUI に、ウィンドウのリストが表示されます。

b. このデバイス グループでは非表示にするウィンドウを選択します。ウィンドウの横にあるフォルダ アイコンをクリックすると、そのチャイルド ウィンドウを表示できます。

c. [Submit] をクリックします。

ステップ 10 デバイス グループの設定の構成の項の説明に従って、このデバイス グループ用の設定を構成します。


 

デバイス グループの設定の構成

デバイス グループの作成後、このグループに固有にする設定を構成する必要があります。

特定のタイプのすべての WAAS デバイスを含む一般的なデバイス グループがある場合は、そのタイプのすべてのデバイスに一貫する設定だけを構成してください。単一のデバイスに適用する設定は、デバイス グループでなく、そのデバイスだけで構成する必要があります。

デバイス グループ用の設定を構成するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [ device-group-name ] を選択します。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Pages configured for this device group] 矢印ボタンをクリックして、すでにグループ用に設定されている設定ウィンドウを表示します。

そのデバイス グループ用に設定されたページのリストが表示されます。これが新しいデバイス グループである場合、またはこのデバイス グループ用にページが設定されていない場合、リストには何も表示されません。

ステップ 3 次の手順を完了して、このデバイス グループのメニュー オプションをカスタマイズします。

a. [Select pages to hide from table of contents of this device group] 矢印をクリックします。

WAAS Central Manager GUI に、ウィンドウのリストが表示されます。

b. このデバイス グループでは非表示にするウィンドウの横にあるチェックボックスを選択します。この機能を使用して、特定のデバイス グループ用に不要な設定ウィンドウを非表示にします。

ステップ 4 このデバイス グループ用に変更を加える各設定オプションを選択するには、メニュー バーを使用します。

このデバイス グループ用に設定オプションが設定されていない場合は、ウィンドウの一番上に「There are currently no settings for this group」メッセージが表示されます。

ステップ 5 設定オプションのウィンドウで必要な変更を行い、完了したら [Submit] をクリックします。

特定の設定を構成すると、[Modifying Device Group] ウィンドウの [Pages configured for this device group] の下に、変更した設定ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」 の説明に従って、この新しいグループにデバイスを割り当てます。


 

設定デバイス グループへのデバイスの割り当て

設定デバイス グループを作成したら、グループにデバイスを割り当てる必要があります。WAAS Central Manager GUI は、設定グループにデバイスを割り当てる 2 つの方法を提供します。最初にデバイスを選択してからグループにデバイスを割り当てる、または最初にデバイス グループを選択してからグループにデバイスを割り当てることができます。

この項の手順では、デバイスをグループに割り当てる方法について説明します。デバイスにグループを割り当てるには、[Devices] > [ device-name ] を選択し、[ device-name ] メニューから [Assign Device Groups] を選択します。次のステップ 4 と 5 の説明と同じ方法を使用して、デバイスにグループを割り当てることができます。

WAAS Central Manager は、デバイス グループに割り当てることができません。WAAS Central Manager は、他のデバイスとは別に設定する必要があります。

WAAS Express デバイスを WAAS グループに割り当てることはできません。WAAS デバイスを WAAS Express グループに割り当てることもできません。デバイスをグループに割り当てると、デバイス リストに無効がデバイスは表示されなくなります。


) デフォルトで、すべてのデバイスはアクティブになったとき、自動的に AllWAASGroup または AllWAASExpressGroup に参加します。デバイスが 2 つのデバイス グループに参加しないようにする場合は、デバイスをカスタム デバイス グループに割り当てる前に、All...Group からデバイスを割り当て解除する必要があります。


複数のバージョンの WAAS ソフトウェアをインストールしているデバイスをデバイス グループに割り当てる場合は注意が必要です。デバイス グループ用に設定されている一部の機能がグループ内のすべてのデバイスではサポートされていない場合や、デバイスが参加するグループが、そのデバイスでサポートされないポリシーで設定されている場合があります。このような場合は、すべてのデバイスを同じソフトウェア バージョンにアップグレードするか、互換性のないバージョンのデバイスに対して異なるデバイス グループを作成することを推奨します。

デバイス グループにデバイスを割り当てるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [ device-group-name ] を選択します。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [ device-group-name ] > [Assign Devices] を選択します。

さまざまな位置に割り当てられたデバイスを表示する [WAE/WAAS Express Assignments] ウィンドウが表示されます。WAAS グループを編集する場合は、WAAS デバイスだけが表示されます。WAAS Express グループを編集する場合は、WAAS Express デバイスだけが表示されます。

割り当てウィンドウでは、リスト内の項目のビューをフィルタできます。フィルタにより、設定した基準に一致するリスト内の項目を見つけることができます。

ステップ 3 次のいずれかを実行して、デバイスをデバイス グループに割り当てます。

タスクバーの をクリックして、使用できるすべてのデバイスをグループに割り当てます。

グループに割り当てる各デバイスの横にある をクリックします。選択すると、アイコンは に変化します。

ステップ 4 [Submit] をクリックします。

割り当てたデバイスの横に、緑色のチェック マークが表示されます。

ステップ 5 デバイス グループから削除するデバイスの名前の横にある [Unassign] アイコン(緑色のチェック マーク)をクリックします。あるいは、タスクバーの [Remove all] アイコンをクリックして、選択したデバイス グループからすべてデバイスを削除することもできます。[Submit] をクリックします。


 

デバイス グループの削除

デバイス グループを削除するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [ device-group-name ] を選択します。[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーで、[Delete Device Group] アイコンをクリックします。デバイス グループを削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 3 操作を確認するには、[OK] をクリックします。


 

デバイス グループ割り当ての表示

WAAS Central Manager GUI を使用すると、デバイスが属するグループと特定のグループに属するデバイスを表示できます。この項では、この両方の手順について説明します。

デバイスが属するグループを表示するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Devices] > [ device-name ] を選択します。

[Device Dashboard] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Device Dashboard] ウィンドウの [Assignments] フィールドで、デバイスが割り当てられているグループを表示するリンクをクリックします。

WAAS ネットワーク内のデバイス タイプ(WAAS または WAAS Express)が一致するすべてのデバイス グループを表示する [Device Group Assignments] ページが表示されます。緑色のチェック マークが付いているデバイスは、このグループに割り当てられています。

メニュー バーの [Assign Device Groups] オプションを選択しても、[Device Group Assignments] ウィンドウに移動できます。


 

特定のグループに割り当てられたデバイスを表示するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [ device-group-name ] を選択します。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [ device-group-name ] > [Assign Devices] を選択します。

WAAS ネットワーク上のすべての WAAS または WAAS Express デバイスを表示する [WAE/WAAS Express Assignments] ウィンドウが表示されます。緑色のチェック マークが付いているデバイスは、このグループに割り当てられています。


 

デバイス グループ リストの表示

[Device Groups] ウィンドウは、WAAS ネットワークで作成されたすべてのデバイス グループを表示します。このリストを表示するには、WAAS Central Manager メニュー バーの [Device Groups] > [All Device Groups] を選択します。

このウィンドウは、各デバイス グループに関する次の情報を表示します。

デバイス グループのタイプ(WAAS Configuration Group または WAAS Express Configuration Group)。

デバイス グループの作成時に入力された任意のコメント

このウィンドウから、次の作業を実行できます。

新しいデバイス グループを作成する。詳細については、「新しいデバイス グループの作成」を参照してください。

編集するグループの横にある [Edit] アイコンをクリックして、デバイス グループの設定を変更する。

デバイス グループ オーバーラップの有効化と無効化

デフォルトで、複数のデバイス グループにデバイスを割り当てることができます。デバイスがただ 1 つのデバイス グループに属して複数のグループから設定を継承しないように、この機能性を無効にすることができます。

デバイス グループの重複を有効または無効にするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Configure] > [Global] > [System Properties] を選択します。

[Config Properties] ウィンドウが表示されます

ステップ 2 プロパティ名 DeviceGroup.overlap の横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Config Property, DeviceGroup.overlap] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Value] ドロップダウン リストから、[true] または [false] を選択します (デフォルトは [true] です)。

デバイス グループの重複を無効にすると(false に設定)、既存の重複しているデバイス グループが保持され、引き続き重複が有効であるかのうように処理されますが、新しく追加したグループを重複させることはできません。また、新しいデバイスを既存の重複しているグループに追加することはできません。

ステップ 4 [Submit] をクリックします。


 

グループ設定の変更

WAAS Central Manager GUI は、デバイスの現在のグループ設定を変更するために、次の方法を提供しています。

「グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制」

「デバイス グループ優先の選択」

「デバイス上のデバイス グループ設定の変更」

グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制

グループ内のすべてのデバイスにデバイス グループ設定を強制するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Device Groups] > [ device-group-name ] を選択します。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーの [Force Group Settings] アイコンをクリックします。

WAAS Central Manager GUI に、次のメッセージが表示されます。

The action will apply all settings configured for this device group to all the WAEs/WAAS Express assigned to it. Do you wish to continue?
 

ステップ 3 デバイス グループ内のすべてのデバイスにグループ設定を強制するには、[OK] をクリックします。

ステップ 4 [Submit] をクリックします。


 

デバイス グループ優先の選択

設定が矛盾する複数のデバイス グループに属する場合、デバイスは、最後に変更されたデバイス グループから自動的に設定を継承します。デバイスが複数のデバイス グループに属するときにどのように設定を継承するかの詳細な説明については、「複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について」を参照してください。

設定が矛盾する場合は、デバイスの設定をページ単位で編集し、優先させるデバイス グループの設定を選択できます。

デバイス グループ優先を選択するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Devices] > [ device-name ] を選択します。

[Device Dashboard] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 メニュー バーから、矛盾する設定を含む設定オプションを選択します。

ウィンドウの一番上にあるタスクバーに、ドロップダウン リストが表示されます。このドロップダウン リストを使用すると、この設定ウィンドウが設定を継承するデバイス グループを選択できます。現在選択されているデバイス グループが、優先されるデバイス グループです。

ステップ 3 ドロップダウン リストから、この設定ページが設定を継承するデバイス グループを選択し、[Submit] をクリックします。

設定ウィンドウは、選択したデバイス グループに関連する設定を反映するように変化します。


 

デバイス上のデバイス グループ設定の変更

WAAS Central Manager GUI を使用すると、デバイス グループ設定を変更し、そのデバイスに固有の新しい設定を指定できます。

デバイス上のデバイス グループ設定を変更するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Devices] > [ device-name ] を選択します。

[Device Dashboard] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 メニュー バーから、変更するデバイス グループ設定を含む設定オプションを選択します。

ステップ 3 タスクバーの [Override Group Settings] アイコンをクリックします。

設定ウィンドウの設定が有効になります。


) [Override Group Settings] アイコンは、関連するデバイス グループで変更された設定ウィンドウだけに表示されます。


ステップ 4 設定ウィンドウで必要な変更を行い、[Submit] をクリックします。

これで、デバイスは、自身が属するデバイス グループとは異なる値で設定されます。


) [Force Settings on all Devices in Group] アイコンが、上書きされた設定ウィンドウのデバイス グループに表示されます。このアイコンをクリックしてデバイス グループ設定をデバイス グループのすべてのデバイスに適用できます。


ステップ 5 この設定ウィンドウにデバイス グループ設定を再適用するには、タスクバーのドロップダウン リストからデバイス グループを選択し、[Submit] をクリックします。


 

複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について

デバイスが複数のデバイス グループに属し、グループが正確に同じ設定になっていない場合、設定が矛盾する可能性があります。この場合、デバイスは、最後に変更されたデバイス グループから設定を継承します。ただし、どのように変更が実装されたかによっては、デバイスが複数のデバイス グループからの設定を保持できる場合があります。

次のシナリオで、デバイスが複数のデバイス グループからの設定を保持する方法について説明します。

処理 1:デバイス A をデバイス グループ 1(DG1)に割り当てる。

結果:デバイス A は、DG1 のすべての設定を自動的に継承します。

処理 2:デバイス A をデバイス グループ 2(DG2)に割り当てる。これで、デバイス A は、2 つのデバイス グループ(DG1 と DG2)に属することになります。

結果:デバイス A は DG2 からすべての設定を継承しますが、DG1 にも属しています。

処理 3:DG1 の標準時間帯をアメリカのニューヨークに変更する。

結果:デバイス A の時間帯がアメリカのニューヨークに変化しますが、デバイスは DG2 からの他のすべての設定を維持します。

このシナリオでは、デバイス A の設定は、DG1 と DG2 の組み合わせです。デバイスがどのデバイス グループ設定を継承するかを指定する場合は、「グループ設定の変更」に説明されている変更機能を使用できます。

デバイス グループ間でのデバイスの移動

異なる最適化ポリシーを持つ 2 つのデバイス グループ間で WAAS デバイスを移動するには、デバイスを異なるデバイス グループに再割り当てしてから、デバイス グループ設定をデバイスに強制する必要があります。

デバイス グループ間でデバイスを移動するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 WAAS Central Manager のメニューから、[Devices Groups] > [ old-device-group-name ] を選択します。

ステップ 2 [ DeviceGroup ] > [Assign Devices] を選択します。

ステップ 3 再割り当てするデバイスの横の緑色のチェック アイコンをクリックします。アイコンが、左向きの赤色の矢印に変わります。

ステップ 4 [Submit] をクリックします。

ステップ 5 WAAS Central Manager のメニューから、[Devices Groups] > [ new-device-group-name ] を選択します。

ステップ 6 再割り当てするデバイスの横の青色の X アイコンをクリックします。アイコンが、右向きの緑色の矢印に変わります。

ステップ 7 [Submit] をクリックします。

ステップ 8 [Configure] > [Acceleration] > [Optimization Policies] を選択します。

ステップ 9 [Force Settings on all Devices in Group] のタスクバー アイコンをクリックします。


 

デバイス位置の操作

WAAS Central Manager を使用すると、WAAS デバイスに関連付けることができる位置を作成できます。最初にデバイスをアクティブにするとき、デバイスを位置に割り当てます。デバイスを位置に割り当てる主な目的は、WAAS デバイスをそれが存在する場所で識別できるようにすることです。デバイスはそれが属する位置から設定を継承しないため、位置はデバイス グループとは異なります。

特定の場所のすべてのデバイスからのデータを集計したレポートを表示できます。詳細については、「位置レベル レポート」を参照してください。

「デバイス プロパティの変更」の説明に従って、最初にデバイスをアクティブにするとき、デバイスを位置に割り当てます。

次の作業を実行すると、位置を操作できます。

「位置の作成」

「位置の削除」

「位置ツリーの表示」

位置の作成

新しい位置を作成する、または既存の位置を変更するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Locations] > [All Locations] を選択します。[Locations] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーで、[Create New Location] アイコンをクリックします。

[Creating New Location] ウィンドウが表示されます

ステップ 3 [Name] フィールドに、位置の名前を入力します。

名前には、文字、数字、ピリオド、ハイフン、アンダースコア、およびスペースを使用できます。

ステップ 4 [Parent Location] ドロップダウン リストから、親の位置(または [None])を選択します。

親のない位置は、レベル 1 位置です。レベル 1 の親を持つ位置は、レベル 2 位置になり、以下同様です。親の位置(または [None])を選択し、[Submit] をクリックして設定を保存すると、位置のレベルが表示されます。

ステップ 5 (任意)[Comments] フィールドに、位置に関するコメントを入力します。

ステップ 6 [Submit] をクリックします。

ステップ 7 位置を変更するには、[Locations] ウィンドウへ進み、変更する位置の名前の横にある [Edit] アイコンをクリックします。

ステップ 8 この位置にデバイスを割り当てます。詳細については、「デバイス プロパティの変更」を参照してください。


 

位置の削除

必要に応じて、アクティブにした WAAS デバイスのルート位置以外の位置を削除できます。


) 位置にデバイスが割り当てられている場合は、デバイスを別の位置に割り当ててから元の位置を削除することができます。


位置を削除するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager メニューから、[Locations] > [ location-name ] を選択します。

[Modifying Location] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーで、[Delete Location] アイコンをクリックします。位置を削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 3 削除することを決定するには、[OK] をクリックします。位置が削除されます。


 

位置ツリーの表示

位置ツリーは、各位置に親を割り当てたときに設定したネットワーク トポロジを表します。WAAS Central Manager GUI は、WAAS ネットワークに設定されている位置の関係をグラフィック表現で表示します。

位置ツリーを表示するには、[Locations] > [All Locations] を選択します。タスクバーで、[Location Trees] ボタンをクリックします。