Cisco Wide Area Application Services コンフィギュレーション ガイド (Software Version 4.0.7)
デバイス グループとデバイス位置の 使用
デバイス グループとデバイス位置の使用
発行日;2012/02/25 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

デバイス グループとデバイス位置の使用

デバイス グループ と基準グループについて

デバイス グループの操作

デバイス グループの作成

新しいデバイス グループの作成

デバイス グループ用の設定の構成

設定デバイス グループへのデバイスの割り当て

デバイス グループの削除

デバイス グループ割り当ての表示

デバイス グループ リストの表示

デバイス グループの重複の有効化と無効化

グループ設定の変更

グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制

デバイス グループ優先の選択

デバイス上のデバイス グループ設定の変更

複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について

基準グループの操作

デフォルトの基準グループの設定

基準グループ設定のカスタマイズ

基準グループ用のサービス設定の構成

サービス用の基準グループの切り替え

デバイス位置の操作

位置の作成

位置の削除

位置ツリーの表示

デバイス グループとデバイス位置の使用

この章では、WAAS ソフトウェアがサポートするデバイス グループの種類と、複数のデバイスをより簡単に同時に管理し、構成できるようにグループを作成する方法について説明します。また、デバイス位置を使用する方法についても説明します。


) この章では、ネットワークに存在する WAAS Central Manager と Wide Area Application Engine(WAE)を総称する用語として「WAAS デバイス」を使用します。「WAE」は、WAE アプライアンスおよび WAE ネットワーク モジュール(NME-WAE デバイス ファミリ)を示します。


この章の構成は、次のとおりです。

「デバイス グループ と基準グループについて」

「デバイス グループの操作」

「基準グループの操作」

「デバイス位置の操作」

デバイス グループ と基準グループについて

デバイス グループを作成するときは、そのデバイスのグループをネットワーク内の他のグループから区別する固有の特性を識別する必要があります。たとえば、大規模な WAAS 構成では、WAAS ネットワーク内の別のデバイス集合と異なる 1 組のデバイスを認証設定で構成する必要がある場合があります。この場合、それぞれが異なる認証設定を含む 2 つのデバイス グループを作成し、最も適切なグループにデバイスを割り当てます。

異なる時間帯に存在するデバイスがある場合は、あるグループ内のデバイスが別のグループ内のデバイスの時間帯設定と異なる設定を持つように、地域に基づいてデバイス グループを作成することもできます。

すべてのデバイスを同じ設定で構成できる小規模の WAAS 構成では、ただ 1 つの一般的なデバイス グループを作成するだけで済みます。この方法により、グループ用の設定を構成し、すべての WAAS デバイスにそれらの設定を適用することができます。

グループは、複数のデバイスを設定する時間を節減するだけでなく、設定が WAAS ネットワーク全体に一貫して適用されることを保証します。

WAAS Central Manager で WAE デバイスを登録すると、そのデバイスは、システムでの唯一のデフォルトのデバイス グループである AllDevicesGroup に自動的に参加します。追加のデバイス グループを作成する場合は、WAE デバイスを複数のグループ(デフォルトの All Devices グループと作成した新しいデバイス グループ)に属するようにするかどうかを決定する必要があります。作成したデバイス グループだけにデバイスが属する場合は、必ず、デフォルトの All Devices グループからデバイスを削除してください。

WAAS デバイスは、次の種類のデバイス グループにまとめることができます。

標準デバイス グループ ― 共通の品質と機能を共有するデバイスの集合。すでに説明したように認証設定に基づいてグループをセットアップすることが、デバイス グループの例です。デバイス グループには、2 つの種類があります。設定グループと WAFS コア クラスタです。デバイス グループについては、「新しいデバイス グループの作成」でさらに詳しく説明します。

基準グループ ― 複数のデバイスに一貫した WAAS サービスを設定するために使用する特殊な種類のデバイス グループ。基準グループには、3 つの種類があります。ファイル、アクセラレーション、およびプラットフォームです。

デフォルトで、WAAS Central Manager に登録したすべてのデバイスが、3 つの基準グループすべてに割り当てられます。

基準グループを使用すると、異なるデバイス グループに存在するデバイス全体に一貫したサービス設定を適用できます。

たとえば、異なるデバイス グループに存在する WAAS デバイスがあり、すべてのデバイスが 同じアプリケーションポリシーを共有するようにしたい場合、ポリシーの変更をアクセラレーション基準グループに対して行う必要があります。新しいポリシーを作成したり、既存のポリシーを変更すると、それらの変更は、アクセラレーション基準グループに属する各デバイスに配信されます。特定のデバイス グループのポリシーを変更する場合、他のグループに属するデバイスには影響しません。

デバイス グループの操作

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「デバイス グループの作成」

「デバイス グループの削除」

「デバイス グループ割り当ての表示」

「デバイス グループ リストの表示」

「デバイス グループの重複の有効化と無効化」

「グループ設定の変更」

「複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について」

デバイス グループの作成

表3-1 で、新しいデバイス グループを作成するプロセスについて説明します。

 

表3-1 デバイス グループを作成するためのチェックリスト

作業
追加情報と手順

1. 新しいデバイス グループを作成する。

グループ名および新しくアクティブにしたすべてのデバイスをこのグループに割り当てるかどうかなど、新しいグループに関する一般的な情報を定義します。

詳細については、「新しいデバイス グループの作成」 を参照してください。

2. 新しいデバイス グループの設定を構成します。

このデバイス グループに固有の設定を指定します。このグループに属するすべてのデバイスが、自動的にこれらの設定を継承します。

詳細については、「デバイス グループ用の設定の構成」 を参照してください。

3. デバイス グループにデバイスを割り当てます。

デバイスがグループ設定を継承できるように、グループにデバイスを割り当てます。

詳細については、「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」 を参照してください。

新しいデバイス グループの作成

デバイス グループを作成する前に、必ず、グループに入れたい固有のプロパティを理解してください。たとえば、異なる認証設定や異なる時間帯設定を持つ 2 つのデバイス グループをセットアップできます。

デバイス グループを作成するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。

[Device Groups] ウィンドウが表示されます(図3-1 を参照)。

図3-1 [Device Groups] ウィンドウ

 

このウィンドウから、次の作業を実行できます。

変更したいデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

次の手順の説明に従って、新しいデバイス グループを作成します。

ステップ 2 タスクバーの [Create New Device Group] アイコンをクリックします。

[Creating New Device Group] ウィンドウが表示されます(図3-2 を参照)。

図3-2 [Creating New Device Group] ウィンドウ

 

ステップ 3 [Name] フィールドに、デバイス グループの名前を入力します。

名前は、システムで他のデバイス グループからこのデバイス グループを区別できる固有の名前でなければなりません。名前にはスペースや特殊文字を入れることができません。

ステップ 4 [Type] ドロップダウン リストから、次のいずれかのオプションつを選択します。

Configuration Group ― 標準の種類のデバイス グループ。

WAFS Core Cluster ― 広域ファイル サービス(WAFS)を設定するときだけ作成する必要がある特殊な種類のデバイス グループ。詳細については、「コア クラスタの設定」 を参照してください。

ステップ 5 新しくアクティブにしたすべてのデバイスのデフォルトのデバイス グループとしてこのデバイス グループを設定するには、 [Automatically assign all newly activated devices to this group] チェック ボックスを選択します。

ステップ 6 [Baseline] チェック ボックスは、選択しないでください。基準グループを作成したい場合は、「基準グループ設定のカスタマイズ」を参照してください。

ステップ 7 (オプション)[Comments] フィールドに、グループに関するコメントを入力します。入力したコメントは、図3-1 に示す [Device Group] ウィンドウに表示されます。

ステップ 8 [Submit] をクリックします。

ページが、追加オプションで更新されます。


[Pages configured for this device group] 矢印は、WAAS Central Manager GUI でこのデバイス グループ用に設定された設定ウィンドウを表示します。これは新しいデバイス グループであるため、このリストにはページが表示されません。


ステップ 9 (オプション)次の手順を完了して、このデバイス グループ用の [Contents] ペインをカスタマイズします。

a. [Select pages to hide from table of contents for this device group] 矢印をクリックします。

b. WAAS Central Manager GUI に、ウィンドウのリストが表示されます。

c. このデバイス グループ用に隠したいウィンドウを選択します。ウィンドウの横にあるフォルダ アイコンをクリックすると、そのチャイルド ウィンドウを表示できます。

d. [Submit] をクリックします。

この機能を使用して、特定のデバイス グループ用に不要な設定ウィンドウを隠します。

ステップ 10 デバイス グループ用の設定の構成の項の説明に従って、このデバイス グループ用の設定を構成します。


 

デバイス グループ用の設定の構成

デバイス グループを作成したあとで、このグループ固有の設定を構成する必要があります。

すべての WAAS デバイスを含む一般的なデバイス グループがある場合は、すべてのデバイスに一貫する設定だけを構成してください。単一のデバイスに適用する設定は、デバイス グループでなく、そのデバイスだけで構成する必要があります。


) デバイス グループには、ファイル設定とアクセラレーション設定を構成しないことを推奨します。その代わりに、この目的には、ファイル基準グループとアクセラレーション基準グループを使用してください。詳細については、「基準グループの操作」 を参照してください。


デバイス グループ用の設定を構成するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。

[Device Groups] ウィンドウが表示されます

ステップ 2 設定したいデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 どの設定ウィンドウがすでに基準グループ用に構成されているかを確認するには、 [Pages configured for this device group] 矢印ボタンをクリックします。

そのデバイス グループ用に設定されたページのリストが表示されます。これが新しいデバイス グループである場合、またはこのデバイス グループ用にページが設定されていない場合、リストには何も表示されません。

ステップ 4 [Contents] ペインを使用して、このデバイス グループ用に変更したい各設定ウィンドウへ移動します。

このデバイス グループ用にウィンドウが設定されていない場合は、図3-3 に示すように、ウィンドウの一番上に「There are currently no settings for this group」メッセージが表示されます。

図3-3 デバイス グループ用に設定されていないウィンドウの例

 

ステップ 5 設定ウィンドウで必要な変更を行い、完了したら [Submit] をクリックします。

特定の設定を構成すると、[Modifying Device Group] ウィンドウの [Pages configured for this device group] の下に、設定ウィンドウが表示されます。

ステップ 6 「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」 の説明に従って、この新しいグループにデバイスを割り当てます。


 

設定デバイス グループへのデバイスの割り当て

設定デバイス グループを作成したら、グループにデバイスを割り当てる必要があります。WAAS Central Manager GUI は、設定グループにデバイスを割り当てる 2 つの方法を提供します。最初にデバイスを選択してからグループにデバイスを割り当てる、または最初にデバイス グループを選択してからグループにデバイスを割り当てることができます。

この項の手順では、デバイスをグループに割り当てる方法について説明します。デバイスにグループを割り当てるには、 [Devices] > [Devices] を選択し、グループに割り当てたいデバイスの横にある [Edit] アイコンをクリックして、[Contents] ペインから [Assign Groups] を選択します。次に、下記の手順 4 と手順 5 に説明されている同じ方法を使用して、デバイスにグループを割り当てることができます。

WAAS Central Manager は、デバイス グループに割り当てることができません。WAAS Central Manager は、他のデバイスとは別に設定する必要があります。


) デフォルトで、すべてのデバイスは、アクティブになったとき、自動的に AllDevicesGroup に参加します。デバイスが 2 つの異なるデバイス グループに属することを望まない場合は、
AllDevicesGroup からデバイスの割り当てを解除し、別のデバイス グループにデバイスを割り当てる必要があります。


デバイス グループにデバイスを割り当てるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。

ステップ 2 デバイスを割り当てたいデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Contents] ペインで、 [Assign Devices] を選択します。

さまざまな位置に割り当てられた WAE デバイスを表示する [WAE Assignments] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 次のいずれかを実行して、デバイス グループにデバイスを割り当てます。

タスクバーの をクリックして、使用できるすべてのデバイスをグループに割り当てます。

グループに割り当てたい各デバイスの横にある をクリックします。選択すると、アイコンは に変化する。

ステップ 5 [Submit] をクリックします。

割り当てたデバイスの横に、緑色のチェック マークが表示されます。

ステップ 6 グループからデバイスを削除するには、デバイス グループから削除したいデバイスの名前の横にある [Unassign] アイコン(緑色のチェック マーク)をクリックします。あるいは、タスクバーの [Remove all WAEs] アイコンをクリックして、選択したデバイス グループからすべてデバイスを削除することもできます。 [Submit] をクリックします。


 

デバイス グループの削除

デバイス グループを削除するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。[Device Groups] ウィンドウが表示されます(図3-1 を参照)。

ステップ 2 削除したいデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーで、 [Delete Device Group] アイコンをクリックします。デバイス グループを削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 4 操作を確認するには、 [OK] をクリックします。


 

デバイス グループ割り当ての表示

WAAS Central Manager GUI を使用すると、デバイスが属するグループと特定のグループに属するデバイスを表示できます。この項では、この両方の手順について説明します。

デバイスが属するグループを表示するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Devices] を選択します。

ステップ 2 グループ割り当てを表示したいデバイスの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Device Home] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Device Home] ウィンドウの [Assignments] セクションで、デバイスが割り当てられているグループを表示するリンクをクリックします。

WAAS ネットワーク内のすべてのデバイス グループを表示する [Device Group Assignments] ページが表示されます。緑色のチェック マークが付いているデバイス グループは、このデバイスに割り当てられています。

あるいは、[Contents] ペインの [Assign Groups] オプションを選択して、[Device Group Assignments] ウィンドウへ直接進むことができます。


 

特定のグループに割り当てられたデバイスを表示するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。

ステップ 2 それに属するデバイスを表示したいグループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Contents] ペインから、 [Assign Devices] を選択します。

WAAS ネットワーク上のすべてのデバイスを表示する WAE Assignments ウィンドウが表示されます。緑色のチェック マークが付いているデバイスは、このグループに割り当てられています。


 

デバイス グループ リストの表示

[Device Groups] ウィンドウは、WAAS ネットワークで作成されたすべてのデバイス グループを表示します。このリストを表示するには、WAAS Central Manager GUI で [Devices] > [Device Groups] を選択します。

図3-4 に、[Device Groups] ウィンドウの例を示します。

図3-4 [Device Groups] ウィンドウ

 

このウィンドウは、各デバイス グループに関する次の情報を表示します。

デバイス グループの種類(設定グループまたは WAFS コア クラスタ)

デバイス グループの作成時に入力された任意のコメント

このウィンドウから、次の作業を実行できます。

新しいデバイス グループを作成する。詳細については、「新しいデバイス グループの作成」 を参照してください。

編集したいグループの横にある [Edit] アイコンをクリックして、デバイス グループの設定を変更する。

デバイス グループの重複の有効化と無効化

デフォルトで、(基準グループを含む)複数のデバイス グループにデバイスを割り当てることができます。デバイスがただ 1 つのデバイス グループに属して複数のグループから設定を継承しないように、この機能性を無効にすることができます。

デバイス グループの重複を有効または無効にするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [System] > [Configuration] を選択します。

[Config Properties] ウィンドウが表示されます

ステップ 2 プロパティ名 DeviceGroup.overlap の横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Config Property, DeviceGroup.overlap] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Value] ドロップダウン リストから、 true または false を選択します(デフォルトは true です)。

デバイス グループの重複を無効にする( false に設定する)と、既存の重複デバイス グループは保持され、重複が有効になったまま処理されます。ただし、新しく追加されたデバイスは重複を許可されず、新しいデバイスは既存の重複グループに追加できません。

ステップ 4 [Submit] をクリックします。


 

グループ設定の変更

WAAS Central Manager GUI は、デバイスの現在のグループ設定を変更するために、次の方法を提供しています。

「グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制」

「デバイス グループ優先の選択」

「デバイス上のデバイス グループ設定の変更」

グループ内のすべてのデバイスへのデバイス グループ設定の強制

グループ内のすべてのデバイスにデバイス グループ設定を強制するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Device Groups] を選択します。

[Device Groups] リスト ウィンドウが表示されます

ステップ 2 グループ内のすべてのデバイスに設定を強制したいデバイス グループの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーの [Force Group Settings] アイコンをクリックします。

WAAS Central Manager GUI は、次のメッセージを返します。

The action will apply all settings configured for this device group to all the WAEs assigned to it. Do you wish to continue?
 

ステップ 4 デバイス グループ内のすべてのデバイスにグループ設定を強制するには、 [Yes] をクリックします。

ステップ 5 [Submit] をクリックします。


 

デバイス グループ優先の選択

設定が矛盾する複数のデバイス グループに属する場合、デバイスは、最後に変更されたデバイス グループから自動的に設定を継承します。デバイスが複数のデバイス グループに属するときにどのように設定を継承するかの詳細な説明については、「複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について」を参照してください。

設定が矛盾する場合は、デバイスの設定をページ単位で編集し、どのデバイス グループの設定を優先させるかを選択することができます。

デバイス グループ優先を選択するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Devices] を選択します。

ステップ 2 デバイス グループ設定したいデバイスの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Device Home] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Contents] ペインから、矛盾する設定を含む設定ウィンドウへ進みます。

図3-5 に示すように、ウィンドウの一番上にあるタスクバーに、ドロップダウン リストが表示されます。このドロップダウン リストを使用すると、この設定ウィンドウが設定を継承するデバイス グループを選択できます。現在選択されているデバイス グループが、優先されるデバイス グループです。

図3-5 設定ウィンドウ用のデバイス グループ優先の指定

 

ステップ 4 ドロップダウン リストから、この設定ページが設定を継承するデバイス グループを選択し、 [Submit] をクリックします。

設定ウィンドウは、選択したデバイス グループに関連する設定を反映するように変化します。


 

デバイス上のデバイス グループ設定の変更

WAAS Central Manager GUI を使用すると、デバイス グループ設定を変更し、そのデバイスに固有の新しい設定を指定できます。

デバイス上のデバイス グループ設定を変更するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Devices] を選択します。

ステップ 2 グループ設定を変更したいデバイスの横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Device Home] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 [Contents] ペインから、変更したいデバイス グループ設定を含む設定ウィンドウへ進みます。

ステップ 4 タスクバーの [Override Group Settings] アイコンをクリックします。

設定ウィンドウの設定が有効になります。


[Override Group Settings] アイコンは、関連するデバイス グループで変更された設定ウィンドウだけに表示されます。


ステップ 5 設定ウィンドウで必要な変更を行い、 [Submit] をクリックします。

このデバイスは、属するデバイス グループと異なる設定値で設定されます。


[Force Settings on all Devices in Group]アイコンが、上書きされた設定ウィンドウのデバイス グループに表示されます。このアイコンをクリックしてデバイス グループ設定をデバイス グループのすべてのデバイスに適用できます。


ステップ 6 この設定ウィンドウにデバイス グループ設定を再適用するには、タスクバーのドロップダウン リストからデバイスグループを選択し、 [Submit] をクリックします。


 

複数のデバイス グループにデバイスを割り当てる影響について

デバイスが複数のデバイス グループに属し、グループが正確に同じ設定になっていない場合、設定が矛盾する可能性があります。この場合、デバイスは、最後に変更されたデバイス グループから設定を継承します。ただし、どのように変更が実装されたかによっては、デバイスが複数のデバイス グループからの設定を保持できる場合があります。

次のシナリオで、デバイスが複数のデバイス グループからの設定を保持する方法について説明します。

処理 1: デバイス A をデバイス グループ 1 (DG1)に割り当てる。

結果: デバイス A は、DG1 のすべての設定を自動的に継承します。

処理 2: デバイス A をデバイス グループ 2 (DG2)に割り当てる。これで、デバイス A は、2 つのデバイス グループ(DG1 と DG2)に属することになります。

結果: デバイス A は DG2 からすべての設定を継承しますが、DG1 にも属しています。

処理 3: DG1 の標準時間帯をアメリカのニューヨークに変更する。

結果: デバイス A の時間帯がアメリカのニューヨークに変化しますが、デバイスは DG2 からの他のすべての設定を維持します。

このシナリオでは、デバイス A の設定は、DG1 と DG2 の組み合わせです。デバイスがどのデバイス グループ設定を継承するかを指定したい場合は、「グループ設定の変更」に説明されている変更機能を使用できます。

基準グループの操作

基準グループは、複数のデバイスに一貫した WAAS サービスを設定するために使用する特殊な種類のデバイス グループです。WAAS Central Manager GUI は、次の 3 種類の基準グループを提供しています。

ファイル ― 複数のデバイスに一貫したファイル サービスを設定します。

アクセラレーション ― 複数のデバイスに一貫したアプリケーション ポリシーを設定します。

プラットフォーム ― 複数のデバイスに一貫したプラットフォーム設定を設定します。プラットフォーム設定は、[Contents] ペインの [General Settings] メニューにあります。

たとえば、すべてのデバイスに同一のアプリケーション ポリシー集合を入れたい場合は、カスタム ポリシーと変更されたポリシーを含むアクセラレーション基準グループを作成することを推奨します。すべてのデバイスをこのグループに割り当てると、デバイスは自動的にグループからアプリケーション ポリシーを継承します。ポリシーを変更する必要があるときは、アクセラレーション基準グループに対して変更を行うと、変更がすべてのデバイスに伝達されます。

デバイスは、複数の基準グループに属することができます。ただし、特定のサービスには、ある時点でただ 1 つの基準グループしか関連付けることができません。

基準グループは、デバイス グループと同じように設定し、同じように動作します。最初に基準グループを作成し、次にそのグループ用のサービス設定を構成または変更し、最後にデバイスをグループに割り当てます。

基準グループを操作しているときは、次の作業を実行できます。

「デフォルトの基準グループの設定」

「サービス用の基準グループの切り替え」

デフォルトの基準グループの設定

表3-2 に、WAAS システムに付属しているデフォルトの基準グループを構成するプロセスについて説明します。

 

表3-2 デフォルトの基準グループを設定するためのチェックリスト

作業
追加情報と手順

1. 基準グループ設定をカスタマイズする。

新しくアクティブになったデバイスが自動的にグループに参加するかという基準グループの基本的なプロパティを変更します。

詳細については、「基準グループ設定のカスタマイズ」 を参照してください。

2. 基準グループ用のサービス設定を構成する。

基準グループに固有のサービス設定を構成します。このグループに属するすべてのデバイスが、自動的にこれらの設定を継承します。

詳細については、「基準グループ用のサービス設定の構成」 を参照してください。

3. 基準グループにデバイスを割り当てる。

デバイスがグループ設定を継承できるように、グループにデバイスを割り当てます。

詳細については、「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」 を参照してください。

基準グループ設定のカスタマイズ

基準グループを設定するには、最初に次のことを決定する基本設定をカスタマイズします。

新しくアクティブになったすべてのデバイスが、自動的に基準グループに参加するかどうか

この基準グループ用に隠したい設定ウィンドウ

基準グループ用の設定をカスタマイズするには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、カスタマイズしたい基準グループを選択します。

3 つの基準グループは、GUI の次のセクションにあります。

[Services] > [File] > [Baseline Settings]

[Services] > [Acceleration] > [Baseline Settings]

[Services] > [Platform] > [Baseline Settings]

選択したサービス用の [Selecting the (File, Acceleration, or Platform) Baseline Group] ウィンドウが表示されます。


) この基準グループにデバイス グループが割り当てられていない場合は、[Selecting the File Baseline Group] ウィンドウが表示されます。このウィンドウからこの基準グループに割り当てたいデバイス グループを選択し、このセクションの残りの手順へ進みます。


ステップ 2 基準グループの名前を変更するには、提供されるフィールドに新しい名前を入力します。

名前は、システムで他の基準グループからこの基準グループを区別できる固有の名前でなければなりません。名前にはスペースや特殊文字を入れることができません。

ステップ 3 Automatically assign all newly activated devices to this group チェック ボックスを選択して、新しくアクティブにしたすべてのデバイス用のデフォルトのデバイス グループとして、この基準グループを設定します。すべてのデバイスがこの基準グループの設定を継承するようにしたい場合だけ、このチェックボックスを選択してください。

ステップ 4 [Comments] フィールドに、この基準グループを説明するコメントを入力します。

入力したコメントは、図3-1 に示す [Device Group] ウィンドウに表示されます。

ステップ 5 [Pages configured for this device group] 矢印をクリックして、WAAS Central Manager GUI でこの基準グループ用に設定されたウィンドウのリストを表示します。

ステップ 6 次の手順を完了して、この基準グループ用の [Contents] ペインをカスタマイズします。

a. [Select pages to hide from table of contents for this device group] 矢印をクリックします。

WAAS Central Manager GUI に、ウィンドウのリストが表示されます。

b. この基準グループ用に隠したいウィンドウの横にあるチェックボックスを選択します。この機能を使用して、特定の基準グループ用に不要な設定ウィンドウを隠します。

ステップ 7 [Submit] をクリックします。

この基準グループ用に隠すように選択したウィンドウが、[Contents] ペインから消えます。

ステップ 8 次の項の説明に従って、この基準グループ用の設定を構成します。


 

基準グループ用のサービス設定の構成

各基準グループは、他の基準グループと共有しない固有のサービス設定を反映するように構成する必要があります。たとえば、ファイル基準グループを使用してデバイス上のファイル サービスを構成し、アクセラレーション基準グループを使用してアプリケーション ポリシーを構成する場合、この 2 つの基準グループを異なるサービス設定で構成する必要があります。この場合、Edge Server サービスを有効にしてファイル基準グループを構成し、カスタムまたは変更されたアプリケーション ポリシーでアクセラレーション基準グループを構成することができます。

基準グループ用のサービス設定を構成するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、設定したい基準グループを選択します。

3 つの基準グループは、GUI の次のセクションにあります。

[Services] > [File] > [Baseline Settings]

[Services] > [Acceleration] > [Baseline Settings]

[Services] > [Platform] > [Baseline Settings]

選択したサービス用の [Modifying Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Pages configured for this device group] 矢印ボタンをクリックして、すでに基準グループ用に設定されている設定ウィンドウを表示します。

この基準グループ用に設定されたページのリストが表示されます。これが新しい基準グループである場合、またはこの基準グループ用にページが設定されていない場合、リストには何も表示されません。

ステップ 3 [Contents] ペインを使用して、この基準グループ用に変更したい各設定ウィンドウへ移動します。

設定中の基準グループによっては、次の設定ウィンドウを変更したい場合があります。

File Services ― ファイル基準グループ用のサービス設定を構成します。

Acceleration ― アクセラレーション基準グループ用のサービス設定を構成します。

General Settings ― プラットフォーム基準グループ用のサービス設定を構成します。

この基準グループ用にウィンドウが設定されていない場合は、図3-3 に示すように、ウィンドウの一番上に「There are currently no settings for this group」メッセージが表示されます。

ステップ 4 [File]、[Acceleration]、または [General Settings] 設定ウィンドウで必要な変更を行ったら、 [Submit] をクリックします。

変更を適用すると、[Modifying Device Group] ウィンドウの [Pages configured for this device group] の下に、変更した設定ウィンドウが表示されます。

ステップ 5 「設定デバイス グループへのデバイスの割り当て」 の説明に従って、この新しいグループにデバイスを割り当てます。


 

サービス用の基準グループの切り替え

WAAS Central Manager GUI を使用すると、基準グループに関連するデバイス グループを切り替えることができます。基準グループを切り替えるときは、基準グループの代わりになる通常のデバイス グループを選択する必要があります。切り替え中に、選択したデバイス グループは基準グループに変換され、削除した基準グループは通常のデバイス グループに変換されます。

サービスから基準グループを削除し、その代わりに別の基準グループを関連付けるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Services] > [File] または [Acceleration] または [Platform] > [Baseline Settings] を選択します。

選択したサービス用の [Modify Device Group] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 タスクバーの [Switch Baseline Group] アイコンをクリックします。WAAS Central Manager GUI は、次のメッセージを返します。

This action will remove this device group as the Baseline Group for this service. You can then select another device group or create a new one to the Baseline Group for this service. Do you wish to Continue?
 

ステップ 3 サービスからデバイス グループを削除するには、 [OK] をクリックします。

WAAS Central Manager GUI は、選択したサービス用の [Selecting the Baseline Group] ウィンドウを表示します。

ステップ 4 次のように、 [Select a Device Group to be the Baseline Group] ドロップダウン リストからデバイス グループを選択するか、 [Create New Device Group] オプションを選択します。

そのサービス用の基準グループとしてデバイス グループを選択すると、そのデバイス グループ用の [Modify Device Group] ウィンドウへ移動します。

[Create New Device Group] オプションを選択すると、[Create New Device Group] ウィンドウへ移動します。


 

デバイス位置の操作

WAAS Central Manager を使用すると、WAAS デバイスに関連付けることができる位置を作成できます。最初にデバイスをアクティブにするとき、デバイスを位置に割り当てます。デバイスを位置に割り当てる主な目的は、WAAS デバイスをそれが存在する場所で識別できるようにすることです。デバイスはそれが属する位置から設定を継承しないため、位置はデバイス グループとは異なります。

Cisco Wide Area Application Services Quick Configuration Guide 』の説明に従って、最初にデバイスをアクティブにするとき、デバイスを位置に割り当てます。

次の作業を実行すると、位置を操作できます。

「位置の作成」

「位置の削除」

「位置ツリーの表示」

位置の作成

新しい位置を作成する、または既存の位置を変更するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Locations] を選択します。

[Locations] ウィンドウが表示されます( 図3-6 を参照)。

図3-6 [Locations] ウィンドウ

 

ステップ 2 タスクバーで、 [Create New Location] アイコンをクリックします。

[Creating New Location] ウィンドウが表示されます(図3-7 を参照)。

図3-7 [Creating New Location] ウィンドウ

 

ステップ 3 [Name] フィールドに、位置の名前を入力します。

ステップ 4 [Parent Location] ドロップダウン リストから、親の位置(または [None] )を選択します。

親のない位置は、レベル 1 位置です。レベル 1 の親を持つ位置は、レベル 2 位置になり、以下同様です。親の位置(または [None] )を選択し、 [Submit] をクリックして設定を保存すると、位置のレベルが表示されます。

ステップ 5 (オプション) [Comments] フィールドに、位置に関するコメントを入力します。

ステップ 6 [Submit] をクリックします。

ステップ 7 位置を変更するには、[Locations] ウィンドウへ進み、変更したい位置の名前の横にある [Edit] アイコンをクリックします。

ステップ 8 この位置にデバイスを割り当てるには、「デバイス プロパティの変更」を参照してください。


 

位置の削除

必要に応じて、アクティブにした WAAS デバイスのルート位置以外の位置を削除できます。


) 位置にデバイスが割り当てられている場合は、デバイスを別の位置に割り当ててから元の位置を削除することができます。


位置を削除するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 WAAS Central Manager GUI から、 [Devices] > [Locations] を選択します。[Locations] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 削除したい位置の横にある [Edit] アイコンをクリックします。

[Modifying Location] ウィンドウが表示されます。

ステップ 3 タスクバーで、 [Trash] アイコンをクリックします。位置を削除するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。

ステップ 4 操作を確認するには、 [OK] をクリックします。位置が削除されます。


 

位置ツリーの表示

位置ツリーは、各位置に親を割り当てたときに設定したネットワーク トポロジを表します。WAAS Central Manager GUI は、WAAS ネットワークに設定されている位置の関係をグラフィック表現で表示します。

位置ツリーを表示するには、 [Devices] > [Locations] を選択します。タスクバーで、 [Location Trees] ボタンをクリックします。図3-8 に示すように、位置ツリーが表示されます。

図3-8 位置ツリーの例