Cisco Wide Area Application Engine 7341/7371/674 ハードウェア インストレーション ガイド
Wide Area Application Engine を設置するための準備
Wide Area Application Engine を設置するための準備
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Wide Area Application Engine を設置するための準備

安全上の警告

安全に関する注意事項

一般的な注意事項

システムの信頼性に関する考慮事項

動作中の WAE 内部での作業

ESD に対する保護

Wide Area Application Engine を設置するための準備

この章には、Wide Area Application Engine(WAE)を扱う前に理解しておく必要がある安全に関する重要な情報が記載されています。設置担当者自身の安全を確保するとともに、アプライアンスを損傷の危険性から保護するために、次のガイドラインに従ってください。

この章の構成は、次のとおりです。

「安全上の警告」

「安全に関する注意事項」


) 設置作業を開始する前に、アプライアンスに付属の『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Content Networking Product Series』および『Site Preparation and Safety Guide』をお読みください。


安全上の警告

WAE を設置する前に、次の安全上の警告に留意してください。


警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 オン/オフ スイッチのあるシステムの場合は、作業する前に、電源をオフにし電源コードを外してください。



警告 この装置には、複数の電源装置が接続されている場合があります。装置の電源を完全に遮断するには、すべての接続を取り外す必要があります。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用してサービス担当者のみが立ち入ることができ、その場所の管理責任者によって管理されている場所を意味します。



警告 感電を避けるため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が含まれ、WAN ポートには TNV 回路が含まれています。一部の LAN ポートと WAN ポートはどちらも RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルを接続するときには十分に注意してください。



警告 この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。このため、屋内配線には必ず、米国では 120 VAC、15 A、その他の国では 240 VAC、10 A 以下のヒューズまたは回路ブレーカーを使用してください。



警告 この装置は、アース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 装置を取り付ける、または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 安全カバーは製品の重要な一部です。必ず安全カバーを取り付けた状態で製品を操作してください。安全カバーを所定の位置に取り付けずに製品を操作すると、安全認可の適用対象外となり、火災や感電事故の原因になります。



警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。



警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 装置を取り付ける場合、国および各地域における電気関連の規制を遵守する必要があります。



警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。


 

安全に関する注意事項

人身事故、感電、火災、および装置への損傷を防ぐため、次の注意事項に留意してください。

一般的な注意事項

WAE を使用したり、WAE で作業したりするときには、次の一般的な注意事項に留意してください。

サービス マークに注意し、その指示に従ってください。お使いのシステムのマニュアルに記載されている場合を除き、いかなるシスコ製品にも保守作業は行わないでください。三角の稲妻マークが付いているカバーを開けたり取り外したりすると、感電する恐れがあります。これらのコンパートメント内のコンポーネントの保守は、訓練を受け、資格を持つサービス技術者だけが行うことができます。

次の状況のいずれかが発生した場合は、製品の電源コードを電源コンセントから抜き、部品を交換するか、カスタマー サービス担当者に連絡してください。

電源ケーブル、またはプラグが損傷している。

製品の上に物が落下した。

製品に水が入った。

製品が落下した、あるいは損傷した。

操作手順に従っても、製品が正しく動作しない。

システム コンポーネントをラジエータや熱源の近くに置かないでください。また、通気口をふさがないでください。

システム コンポーネントの上に食べ物や液体をこぼさないでください。また、製品を濡れている状態で決して動作させないでください。

システム コンポーネントの開口部に物を押し込まないでください。開口部に物を押し込むと、内部コンポーネントがショートして火災、または感電を引き起こす恐れがあります。

製品と一緒に使用できるのは、シスコの認定を受けた機器だけです。

カバーを取り外したり、内部コンポーネントに触れるときは、事前に、製品の温度を十分下げてください。

適切な外部電源を使用してください。製品には、電源の定格ラベルで指定されているタイプの電源からのみ電力を供給してください。必要な電源のタイプがわからない場合は、サービス担当者または近くの電力会社に問い合わせてください。

認定された電源ケーブルだけを使用してください。WAE 用の電源コード、またはお使いのシステム用の AC 電源オプション用の電源コードがない場合は、設置する国で使用が認定されている電源コードを購入してください。電源ケーブルは、必ず、製品の定格、および製品の電源定格ラベルに記載されている電圧と電流の定格に適合するものを使用してください。ケーブルの定格電圧と電流は、製品に記載されている定格よりも大きくなければなりません。

感電を防ぐため、システム コンポーネントおよび周辺装置の電源ケーブルは、正しくアースされた電源コンセントに差し込んでください。正しいアースを確保するために、これらのケーブルには三つ又プラグが付いています。アダプタ プラグを使用したり、アース用端子をケーブルから取り外したりしないでください。

電源ストリップのアンペア容量を確認してください。電源ストリップに接続されているすべての製品の定格電流の合計(アンペア)が、その電源ストリップの定格電流の上限値の 80% を超えないようにしてください。

家庭用電気製品、または家庭用電気製品用に販売されている電圧変換機やキットと、製品を一緒に使用しないでください。

一時的に急激に起こる電力の上昇または低下からシステム コンポーネントを保護するには、サージ抑制装置、電力コンディショナ、または Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)を使用してください。

ケーブルと電源コードは注意深く配線してください。人が踏んだり、つまずいたりしないように、ケーブルと電源コードの経路を考えて配線し、コンセントに差し込んでください。システム コンポーネントのケーブルまたは電源コードの上には何も置かないでください。

電源ケーブルまたはプラグを改造しないでください。設置場所に変更を加える場合には、資格を持った電気技術者または電力会社に相談してください。国または地方自治体の配線規則に必ず従ってください。

システムの信頼性に関する考慮事項

適切な冷却と、システムの信頼性を確保するために、次の注意事項を守ってください。

各ドライブ ベイには、ドライブか、またはフィラー パネルのどちらかを取り付けます。

各電源ベイには、電源または電源フィラー パネルを取り付けます。

ラック構成の場合は、冷却システムが適切に機能するように、アプライアンスの周囲に適切な空間を確保します。詳細については、ラックに付属のマニュアルを参照してください。

通常の動作時には、アプライアンス カバーを所定の位置に取り付けます。

通常の動作時には、マイクロプロセッサに被せたエアー バッフル カバーは閉じておきます。

エアー バッフルは、ファンと電源の間に取り付けます。

取り外したホットスワップ ドライブは、取り外してから 2 分間以内に交換します。

オプションのアダプタ用のケーブルは、アダプタに付属の説明書に従って配線します。

障害の発生したファンは、48 時間以内に交換します。

エアー バッフル カバーを開く前に、アプライアンスの電源を切り、電源コードを抜きます。

エアー バッフル カバーの下にあるコンポーネントを取り付け、または取り外す場合を除き、エアー バッフル アセンブリは、常に、アプライアンスに取り付けておきます。

エアー バッフル アセンブリがアプライアンスに取り付けられている場合は、エアー バッフル カバーを常に閉じておきます。

マイクロプロセッサ ソケット 2 には、必ず、マイクロプロセッサ バッフルまたはマイクロプロセッサを取り付けます。

動作中の WAE 内部での作業

WAE は、少しの間(30 分以内)であれば、カバーを取り外した状態でも安全に動作するように設計されています。たとえば、トラブルシューティングの際に Light Path 診断 LED を監視する場合など、電源が入っている状態でカバーを取り外さなければならない場合があります。電源が入っているアプライアンスの内部で作業を行う場合、次のガイドラインに従ってください。:

腕にゆとりのある服の着用は避けます。アプライアンス内部で作業を行うときは、事前に長袖シャツのボタンを留めます。カフス ボタンは外してください。

ネクタイやスカーフは、アプライアンス内部に垂れ下がらないようにします。

ブレスレット、ネックレス、指輪、ゆるい腕時計などの装身具は、外してください。

前屈みになったときに、アプライアンス内に落ちる可能性のあるもの(たとえば、ペンや鉛筆)は、シャツの胸ポケットからあらかじめ出しておきます。

紙クリップ、ヘアピン、ネジなど、金属製のものをアプライアンス内に落下させないでください。

カバーを外した際は、アプライアンス内部に危険な可動部品が露出しているかどうかに注意してください。

ESD に対する保護

静電気は、アプライアンス内部の精密なコンポーネントに損傷を与えることがあります。静電気による損傷を防ぐには、お使いのシステムの電子コンポーネントに触れる前に、必ず自分の体から静電気を放電してください。シャーシ上の塗装されていない金属面に触れることで、静電気を放電できます。

また、次の手順に従って、Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)による損傷を防止できます。

輸送用カートンを開梱し、静電気の影響を受けやすいコンポーネントを取り出すときは、システムにそのコンポーネントを取り付ける準備ができるまで、静電気防止用パッケージの中からコンポーネントを取り出さないでください。静電気防止用パッケージを開く直前に、必ず、自分の体から静電気を放出してください。

静電気の影響を受けやすいコンポーネントを輸送するときは、まず静電気防止容器に入れるか、静電気防止用パッケージを施してください。

静電気の影響を受けやすいコンポーネントはすべて、帯電の心配のない場所で取り扱ってください。可能であれば、静電気防止用フロア パッドまたは作業台パッドを使用してください。

装置は、端部またはフレームを持つようにして、慎重に取り扱ってください。

はんだ接合部、ピン、および露出したプリント回路に触れないでください。

他の人が触れて装置を損傷させてしまうような場所には、装置を放置しないでください。

寒冷期には暖房により室内の湿度が下がり、静電気の量が多くなるため、装置の取り扱いには、さらに注意する必要があります。