Cisco Wide Area Application Engine 7341/7371 ハードウェア インストレーション ガイド Software Release 4.0.13.23
WAE-7341 および WAE-7371 のハードウェア オプションの 取り付け
WAE-7341 および WAE-7371 のハードウェア オプションの取り付け
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

WAE-7341 および WAE-7371 のハードウェア オプションの取り付け

カバーの取り外し

アダプタの取り扱い

アダプタの取り付け

取り付けの完了

ハードディスク ドライブの交換

電源モジュールの交換

WAE-7341 および WAE-7371 のハードウェア オプションの取り付け

この章では、Wide Area Application Engine(WAE)にハードウェア オプションを取り付けるための基本的な手順を説明します。ここで説明する手順は、Cisco WAE ハードウェアのセットアップ経験のある技術者を対象としています。

この章の構成は、次のとおりです。

「カバーの取り外し」

「アダプタの取り扱い」

「取り付けの完了」

「ハードディスク ドライブの交換」

「電源モジュールの交換」

カバーの取り外し


警告 オン/オフ スイッチのあるシステムの場合は、作業する前に、電源をオフにし電源コードを外してください。


装置上部のカバーを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 2 装置および接続されているすべての装置の電源を切り、すべての外部ケーブルと電源コードを抜きます。

ステップ 3 左右両側のラッチを押し下げ、両側のスライド レールがロックされるまで、装置をラック エンクロージャから引き出します。


) 装置がロックされる位置まで引き出されていると、装置背面のケーブルを容易に取り扱えます。


ステップ 4 カバーリリース ラッチを引き起こします(図4-1 の 1)。カバーを持ち上げて装置から取り外し、離れた場所に置きます。

図4-1 カバーの取り外し

 


注意 適切に冷却と通気が行われるように、カバーを交換してから、装置の電源を入れてください。カバーを取り外したまま装置を長時間(30 分以上)稼働させると、装置のコンポーネントが損傷する場合があります。


 

アダプタの取り扱い

WAE-7341 および WAE-7371 には、システム ボードおよび PCI ライザー カード上に最大 4 つの PCI アダプタを装着するためのコネクタがあります。

アダプタを取り付ける前に、次の情報を確認してください。

アダプタに付属のマニュアルを参照し、この章で説明する手順に加え、マニュアルに記載されている手順にも従ってください。アダプタのスイッチやジャンパの設定を変更する必要がある場合は、アダプタに付属の説明書の手順に従ってください。

ライザー カードの PCI-X スロット 1 および 2 は、Cisco WAE インライン ネットワーク アダプタなどの標準的なフルレングス アダプタをサポートしています。

システム ボードの PCI Express スロット 3 および 4 は低背型アダプタをサポートしていますが、どの WAE アダプタでも使用されません。

PCI-X スロット 1 およびスロット 2 は 64 ビット スロットで、3.3 V およびユニバーサル PCI アダプタのみをサポートしています。

PCI バスの設定は、次のとおりです。

ホット プラグ非対応ロープロファイル PCI Express x8(x4 レーン)、スロット 4

ホット プラグ非対応ロープロファイル PCI Express x8(x4 レーン)、スロット 3

ホットプラグ非対応 64 ビット PCI-X スロット 2(133 MHz)

ホットプラグ非対応 64 ビット PCI-X スロット 1(133 MHz)

システムは、PCI スロット 1 ~ 4 をスキャンして、システム リソースを割り当てます。デフォルトのブート順序を変更していなければ、システムは次の順序でシステム装置を起動(ブート)します。

統合イーサネット コントローラ

統合 Serial Attached SCSI(SAS)コントローラ

PCI スロット 1、2、3、および 4

Cisco WAE インライン ネットワーク アダプタの機能とケーブル接続要件の詳細については、「WAE インライン ネットワーク アダプタ」を参照してください。

アダプタの取り付け

ライザー カード アセンブリに PCI-X アダプタを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 2 装置と周辺装置の電源を切り、電源コードと外部ケーブルをすべて抜きます。

ステップ 3 カバーを取り外します(カバーの取り外しを参照)。

ステップ 4 PCI-X ライザー カード アセンブリを取り外します(図4-2 を参照)。2 個のライザー カード アセンブリ リリース タブを PCI-X スロットの方へ押します。アセンブリの背面と側面の縁をつかんで持ち上げ、WAE から取り外します。ライザー カード アセンブリは帯電防止処置をして、平らな面に置きます。

図4-2 PCI-X ライザー カード アセンブリの取り外し

 

ステップ 5 アダプタをどの拡張スロットに取り付けるかを決めます。Cisco WAE インライン ネットワーク アダプタ カードは、ライザー カードのスロット 1 またはスロット 2 に取り付けることができます。

ステップ 6 PCI-X ライザー カード アセンブリの拡張スロットから拡張スロット カバーをスライドさせます。

ステップ 7 図4-3に示すように、アダプタを取り付けます。図4-3では、ライザー カード アセンブリの上下が逆になっています。

図4-3 ライザー カード アセンブリへのアダプタの取り付け

 

ステップ 8 必要なケーブルをアダプタに接続します。


注意 ケーブル配線時に、コネクタや各ファンの周囲の通気口をふさがないようにしてください。

ケーブルは、PCI-X ライザー カード アセンブリの下にあるコンポーネント上には配線しないようにします。

ケーブルが装置のコンポーネントで挟まれないようにしてください。

ステップ 9 リリース タブの支柱、WAE 背面のガイド、およびシステム ボードのライザー カード コネクタにライザー カード アセンブリの位置を慎重に合わせます。アセンブリを押し下げます(図4-4 を参照)。ライザー カード アセンブリが、システム ボードのライザー カード コネクタに完全に装着されたことを確認します。

図4-4 PCI-X ライザー カード アセンブリの取り付け

 

ステップ 10 アダプタに必要な設定作業を行います。

ステップ 11 カバーを取り付け直します。

取り付けを完了させるための手順については、「取り付けの完了」を参照してください。


 

取り付けの完了

取り付けを完了させるための手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カバーリリース ラッチを開の位置(上)に動かし、上部カバーを取り付けます。上部カバーの底に付いているタブを WAE シャーシ内の対応するスロットにそれぞれ挿入します。図4-5に示すように、カバーリリース ラッチを倒して、カバーを所定の位置にロックします。

図4-5 カバーの取り付け

 

ステップ 2 装置をラックに設置します。

ラックへの設置および取り外しを完了させるための手順については、「Wide Area Application Engine の設置」を参照してください。


注意 装置は必ず、穴あきドアの付いたラック キャビネットに設置してください。


注意 ラック キャビネットに設置した装置の上下に開口部を残したままにしないでください。装置のコンポーネントの損傷を防ぎ、適切な空気の循環を確保するために、必ず、ブランク フィラー パネルを取り付けて開口部を覆ってください。詳細については、ラック キャビネットに付属のマニュアルを参照してください。

ステップ 3 ケーブルと電源コードを接続します。ケーブルと電源コードを接続する手順については、「ケーブルの接続」を参照してください。


 

ハードディスク ドライブの交換

WAE は、3.5 インチ ドライブ用 Ultra-Slim ハードディスク ドライブ トレイに取り付けられた 6 個の 1 インチ(26 mm)スリム 3.5 インチ ハードディスク ドライブをサポートします。

RAID 5 ディスクアレイでは、一度に 1 個のディスク ドライブを交換できます。複数のハードディスクで障害が発生した場合は、RAID 5 論理ドライブが自動的に Offline ステートになります。


) 装置内で使用されるハードディスク ドライブは、すべて同一にする必要があります。



) 各ベイに割り当てられた SCSI ID は、ベゼルに印字されています。



注意 システムが適切に冷却されるように維持するため、各ベイにハードディスク ドライブまたはフィラー パネルを取り付けていない状態で装置を 10 分間以上稼働させないでください。

ベイのハードディスク ドライブを交換する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 「安全上の警告」および「安全に関する注意事項」の情報を再確認してください。

ステップ 2 WAE の WAAS CLI で、EXEC モードから disk disk-name diskxx replace コマンドを入力します。

ステップ 3 EXEC モードで show disks details コマンドを入力し、ディスク ドライブ diskxx が Defunct ステートであることを確認します。この時点での RAID 論理ドライブは Critical ステートです。

ステップ 4 ドライブのハンドルを開の位置(ドライブに対して直角)に動かします(図4-6を参照)。

図4-6 ハードディスク ドライブの交換

 

ステップ 5 ホットスワップ ドライブ アセンブリをベイから引き出します。

ステップ 6 1 分間待ってから、新しいドライブを同じスロットに取り付けます。交換用ドライブ アセンブリをベイのガイド レールに合わせ、ベイの奥までスライドさせてください。ドライブがベイに正しく装着されたことを確認します。

ステップ 7 ドライブのハンドルを閉じます。

ステップ 8 ハードディスク ドライブ ステータス LED をチェックして、ハードディスク ドライブが正常に動作していることを確認します。ドライブのオレンジのハードディスク ドライブ ステータス LED が点灯し続けている場合は、ドライブに障害があるため、交換する必要があります。グリーンのハードディスク ドライブ アクティビティ LED が点滅している場合は、ドライブにアクセス中であることを表します。

ステップ 9 1 分間待ったあと、EXEC モードで show disks details コマンドを使用して、交換したディスク ドライブが Rebuilding ステートであることを確認します。


) ServeRAID コントローラは、論理 RAID ドライブを構成するドライブの取り外しと再挿入を検出すると、自動的に再構築処理を開始します。


ステップ 10 再構築処理が完了するまで待ちます。EXEC モードで show disk details コマンドを使用すると、再構築処理が完了したかどうかをチェックできます。再構築処理の完了後は、物理ドライブのステートが Online になり、RAID 論理ドライブのステートが Okay となります。


 

300 GB の SAS ドライブでは、再構築の完了までに 5 時間を要する場合があります。

複数のディスクで障害が発生し、RAID 5 論理ステータスが Offline である場合は、RAID 5 アレイを再度作成する必要があります。ディスクの取り外しと交換の詳細については、『 Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide 』の 14 章「Maintaining Your WAAS System」 を参照してください。

電源モジュールの交換

WAE は、2 個のホットスワップ電源モジュールをサポートしています。


) 装置に 2 個の電源モジュールが搭載されている場合に、そのいずれかを取り外すと、装置には冗長電源モジュールがなくなります。装置の電力負荷が 835 W を超えると、装置が起動しなかったり、正常に機能しなくなったりする場合があります。



警告 次のラベルの付いた電源モジュールおよび部品のカバーは、絶対に取り外さないでください。

このラベルの付いたコンポーネント内の電圧、電流、およびエネルギー レベルは、人体に害を及ぼします。これらのコンポーネントの内部には、取り扱い可能な部品はありません。これらの部品のいずれかに問題があると思われる場合は、サービス担当技術者に連絡してください。


電源モジュールを交換する手順は次のとおりです。

1. 取り外す AC 電源モジュールから電源コードを取り外します。

2. 電源モジュールのハンドルをつかみます。

3. オレンジのリリース ラッチを押し下げたままにします。

4. 図4-7に示すように、ベイから電源モジュールを途中まで引き出します。

図4-7 電源モジュールの交換

 

5. リリース ラッチをはなします。電源モジュールの底面を支えながら、ベイから完全に引き出します。

6. 固定ラッチが装着されるまで、交換用 AC 電源モジュールをベイの中にスライドさせます。

7. 新しい AC 電源モジュール用の電源コードを、電源モジュールの電源コード コネクタに接続します。

8. 装置をラックに出し入れする際に、誤って電源コードを引き抜かないように、電源コードを電源モジュールのハンドルおよびデバイス背面のすべてのケーブル クランプを通して配線します。

9. 電源コードは、正しくアースされたコンセントに接続してください。

10. 電源モジュールの DC 電源 LED および AC 電源 LED が点灯し、電源モジュールが正常に稼動していることを確認します。